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2025年06月01日

鮨、ヒレカツ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
降雨の冷え込みから一転、涼やかな晴天に恵まれた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週はおニューでラグジュアリーっぽい雰囲気の頭絡を着けたクリトンに騎乗しての初レッスンで、額皮のイミテーションダイヤが陽光でやけにキラッキラするため、敏感なサラブレッドと一緒の部班レッスンはゼッタイ無理だよね〜という感じでした(^0^;)そもそも以前は大小2本のハミを咥えさせて走らせていたクリトンだったが、もはや高齢で暴走するようなキケン性もないから最近は水勒ハミ一本で動かすようになっていたものの、当初は試しに会有馬の水勒を借用し、それが意外と長引いて先週ようやくMy頭絡をNetショップでゲットした次第。当初はそれもこんな優雅な牝馬に似合いそうな頭絡(写真)をチョイスしたわけではなくて、額皮に目立つ飾りのない地味めなものを注文したにもかかわらず、カード決済後に在庫がないと判明してこの代替用品を提示され、ショップ側が差額を持つとの申し出を幸いゲットしたところ、およそオジサン馬には気恥ずかしいようなキラッキラ製品が届いたのだけれど(^_^;A子先生曰く「この頭絡を着けるとクリトンの顔が若返りますよね〜」と意外に好評で、何よりも頭絡自体が軽くてクリトンの顔に負担をかけない感じだったし、手綱は以前に使っていた大勒のを、ハミも大勒に附属した小勒を流用したら、これがまた意外なほどクリトンにしっくり来たようで、レッスン中にハミを引っ張ってワガママするようなそぶりを一度も見せずに済んだのである。今日は久々にベテラン女性インストラクターのN先生のレッスンを受け、下乗りをしてもらったところ「クリトン常歩もしっかりして、安定してきましたよね〜」と賞められ、ワタシが径路を踏んでも「尋常速歩は競技会だと6,5以上取れそうですよ」とのことでした(*^^)v




2025年06月02日

中華前菜、、フカヒレ姿煮スープ、牛肉の四川唐辛子炒め、北京ダック、ホワイトアスパラガス蒸し、中華粥ほか

今日の午後は先日京都でお目にかかった宝生紗樹さんと池袋メトロポリタンHの「桂林」で遅めのランチしながら新作の取材でいろいろとお話を伺った次第。宝生さんは祇園町の「都をどり」をテーマに博士論文を書こうとされており、まずは祇園甲部歌舞練場に残された資料等をデータ化する作業にも取り組んでらっしゃるため、たとえば昭和ン十年代に存在した御茶屋や子方屋(置屋)の軒数、芸舞妓の人数といった基礎的な数値でさえ、これまで漠然とン00軒とか、ン00人とか書かれていて、それも書き手によってマチマチだったものに今後はちゃんとエビデンスが付くことになるというわけである。もちろん京舞井上流の稽古もなさっており、お家柄幼い頃はお能の仕舞もなさっていた方なので、能の影響を強く受けているといわれる井上流と能の躰の使い方の違いを最も強く感じる点はどこかという率直な質問をしたところ「重心ですね」と即答され、その違いを明瞭に且つ合理的に説明されたのにはすっかり感心して、祇園町と井上流はこの大変な時期に色んな意味で良い人材を得られたものだという気がしたのである。小説を書くに当たっては、むろん小説中に詳細なデータを盛り込むわけでは全然ないけれど、なるべくリアルな想像をするために色んなデータを頭にインプットしておくことが必要なので、今後も何かと宝生さんに伺うことになりそうだとこちらはお話しして、宝生さんからは能や文楽、邦舞等さまざまなジャンルの古典芸能の話や時代の先端を行く声優たちによる新感覚の音楽朗読劇の話を興味深く伺ったのでした。




2025年06月03日

さば缶とズッキーニのスパイス炒め

今日のQPで見た料理。ゴマ油でニンニクのみじん切りとクミンシードを炒め、玉ねぎスライスとズッキーニの乱切りを炒め合わせ、さば缶の身を割り炒めて酒醤油砂糖少々で調味し、粗挽き黒胡椒を振って仕上げた。クミンシードを入れるとさば缶の臭みが消えてカレーっぽい香りが出ます。次いでQPはさば缶の煮汁を味噌汁に勧めたので、わたしは味噌とご飯を加えておじやにしました(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930は今日でほぼ決まりと見られる韓国大統領候補イ・ジェミョン氏という人物を改めて紹介。日本ではこれまで市長時代の汚職とか側近が何人も亡くなっているといったダークな面で知られたこの人がなぜ最有力候補になっているのか正直はなはだ疑問だったのだけれど、その凄まじい立志伝的半生を聞けば、やはり支持する人も一方に沢山いて当然と思われた次第。何しろ辺鄙な田舎から都会に出て7人家族が半地下の1間で暮らす極貧生活を送りながら、彼は小卒の13歳で工員として働き始め、酷い虐待を受け続けた中で苦学して弁護士になったのを皮切りに政治活動に乗りだしたという過去は、「ヒルビリー・エレジー」を著したバンス米副大統領をも彷彿とさせるものがあった。なので革新政党の中にあってもいわゆるインテリ系のイデオロギー的な政治家ではなさそうで、むしろ民意の風向きに対する嗅覚が鋭敏なリアリストの実利型と見られるため、以前は反日を強く打ち出していたとはいっても、若い世代で日韓の友好関係が深まる現在、就任当初から反日をさほど強調するような出方は恐らくしないだろうとの割合楽観的な予想がなされていました(-.-;)y-゜゜




2025年06月04日

ズッキーニのおかか醤油炒め、冷麺

昨日買ったズッキーニが残っていたのと、急に蒸し暑くなったので、こんなメニューに(^^ゞ市販のキットで作った冷麺の具は市販の焼豚とキムチとサラダ春菊。
食後に見たBS-TBS報道1930は昨夜に引き続いて新・韓国大統領の特集を、主に外交面からアプローチ。日韓関係では「実利外交」を標榜するイ・ジェミョン氏が徴用工問題に関しても前政権の決議を覆す意向はないと発言したことで、当面ギクシャクした成りゆきは避けられそうなのが何よりだろう。もっとも、これまで日本と韓国の大統領とは、保守革新を問わず、最初はいい雰囲気に見えながらも、何か国内に問題が起きて大統領の人気が落ちたら途端に日本に攻撃的な態度を示された例が1度や2度ではないため、今回も先行きは不透明というべきかもしれない。また保守革新のみならず世代間やジェンダーギャップでも分断の激しい韓国社会をイ・ジェミョン氏は相互排除ではなく「統合」に向かわせる意向を述べられたようで、これも歓迎すべき発言ながら、たしかトランプ君も大統領受諾演説では米社会の分断を憂慮しつつ「わたしはすべての国民の大統領になる」と宣言していながら、今や分断をますます深刻にするどころか反対勢力には弾圧的だったりする事実が想い出されて、何ともいえない気分になっております(-.-;)y-゜゜




2025年06月05日

豚バラとジャガイモのキムチ炒め

昨日使ったキムチの残りでこの定番メニューに。 レシピは不要かと思うが、今回はキムチが少し甘めだったので醤油で調味しました(^^ゞ
けさのワールドニュースで気になったのは欧州の移民排斥傾向を如実に示したドイツZDFとフランス2の報道だ。政権が替わったドイツでは、新たな内相がドイツの移民政策が明確に変わったことを打ち出したい方針で、例えばインド、アルジェリア、モロッコ、チュニジアの4カ国は安全な国と認定するなどして受け容れ対象を狭めようとしているらしい。何しろAfD等の極右政党が台頭した一番の理由はメルケル政権下で移民を大幅に受け容れた反動ともいえそうだから、新政権は国内世論に阿る恰好で移民排斥に走りだしたのだろう。フランス2は今や国内に極右活動家の要注意人物が1400人ほどもいて、彼らはイスラム過激派に次ぐテロリスト及びその予備軍であり、人種差別がらみの事件が2024年だけで9000件以上も起きたと報じていた。欧州の場合は、気候変動で耕作地を無くし、飢餓状態に陥ったあげく内戦が追い打ちをかけて住処を喪ったアフリカの難民が続々とひっきりなしに押し寄せてくることの恐怖にも似た忌避感が生じているのは庶民感情として理解できなくもないとはいえ、一方でさまざまに恵まれた豊かな生活がSNS等で可視化されている現在においては、人びとがそれを求めて移動することも無理からざる行為と思えるし、というわけで朝から簡単には解けない難問を考えさせられておりました(-.-;)y-゜゜




2025年06月06日

茄子と豚肉の煮浸し

昨日美容院でぱらっと見たオレンジページの写真を参考に作ってみた(^^ゞ斜めに切れ目を入れて半分に割った茄子と斜め二等分にしたオクラを希釈した麺汁で煮て、豚しゃぶ肉を加えて火を通し、仕上げにおろし生姜を添えただけ。茄子は煮る前にゴマ油でさっと炒めました。
食後に見たBS-TBS報道1930は久々のトランプ君特集で、相互関税等いろんな政策に司法からストップがかかっている状態でも、今までのワンマン社長と同じ感覚で大統領の仕事してるつもりのトランプ君は司法の判断を無視して強行する可能性があるし、そうなったら民主主義国としての米国はもうお終いだ〜というパックンの嘆きも至ってシリアスだった。実際アメリカの評判は今や世界でガタ落ちで中国以下になっちゃってるようだから、ヒルビリーや福音派は別として、心ある米国民はお嘆きの方も多かろうと思う。昼間に旧友のモリとも旅立ち直前の電話して、イーロン・マスクとのケンカは「どっちもどっちだけど、わたしはまだイーロンの肩持つかな〜」とモリはいい「どっちも精神に問題抱えちゃってるみたいな人たちだから、ご勝手にどうぞ〜で正直いっさい関わりを持ちたくない感じなんだけど、それが超大国の権力持っちゃって世界中を振りまわすから困っちゃうんだよね〜まあ、要するに、トランプってのは現代社会のバグなんだわね〜」とワタシは応じたのでした(-.-;)y-゜゜




2025年06月07日

カルパッチョ五点盛り、バーニャカウダ、黒ミル貝のアヒージョ、ポテトフライ、茄子とベーコンのパスタ、海鮮パエリャ、クワトロフォルマッジョ他

乗馬クラブの元会員さんで、大阪転勤を機にクラブをお辞めになって、久々にこちらへいらしたMidoさんをお迎えして、同クラブのMamiさんと元会員のMoriさん、Kimuさんの計5人が池袋の「オーシャングリル」会食して歓談し、4時間近くをほぼ馬の話で費やしながらも、現代社会の問題点があれこれ飛びだす刺激的な一夜でしたが、今夜はもう遅いのでブログはこれでお終いにします。明日は馬とは別件で帰宅がまた遅くなる予定のためブログの更新は明後日になります<(_ _)>




2025年06月09日

第1回日本舞踊を探る〜「山姥」〜」

昨日は珍しく乗馬をせずに、青山の銕仙会能楽堂で集英社の伊藤さん、伊礼さんとタイトルの催しを観た帰りに新宿の銀座アスターで食事。
日本舞踊保存会なる団体?が主催する上記のイベントにわざわざ出向いたのは京舞井上流家元5世井上八千代師が地唄の「山姥」を舞われたからで、先日八千代師との対談に同席されたものの演舞をご覧になるのは初めて!という伊礼さんが「さすがに人間国宝ですね。わたしにも素晴らしい舞台だとハッキリわかりました」とホンキで感動されたのはお誘いした身として何よりだった。もっとも実際に舞われたのは後半部分の
伊勢音頭の件りからだったものの、〽山廻り…の件りで裏向きから振り返った瞬間の姿の大きさ、格調の高さはお見事としかいいようがなく、能がかりの面白さも井上流ならではだし、年齢を感じさせないキレの良さも先代写しというべきか。わたしもとにかく八千代師の舞台は久々の拝見だったけに芸の熟成ぶりに目を瞠る思いで、舞をもっと長く見続けたかっただけに、今回はイベントの一部で演舞時間がごくわずかだったのは残念だった。舞われなかった部分は地唄だけを聴かせるかたちで、菊寺智子師の演奏も詞のわかる非常に聴きやすい地唄だったし、能楽師のお二人も能の「山姥」を熱のこもった仕舞仕で披露されたにもかかわらず、全体として伝えたいもがイマイチよくわからないという点でいささか喰い足りないイベントに感じられたのは、2部構成の区分けが不明確だったのと、解説を兼ねた司会進行役の問題かと思われる。




2025年06月10日

真竹と油揚げの煮浸し、鮭の塩麹焼き

先週末に乗馬クラブでこの時期恒例の掘り立て真竹を頂戴したので、このメニューに(^^ゞ 真竹は孟宗竹より下処理がラクだし柔らかくてアクもないので毎年戴くのは有り難い限りです<(_ _)>
朝のワールドニュースでは、もはや内戦勃発寸前みたいな感じにすら見える米国トランプ2.0政権下の大変な状況やら、極悪ネタニヤフ政権下のイスラエルの非人道的行為を報じ続けているが、今日ちょっと気になったのはドイツが祝日を減らす方向に舵を切ろうとしているのを伝えたZDFニュースである。公休日を1日減らせば GDP アップの経済効果が詳細な数値付きで出た研究結果によって、首相もこの結果に乗ったコメントを寄せており、労組はもちろん反対しているけれど、実際問題ドイツ経済の低迷は労働力不足に拠るものというから、早くも祝日を減らす取り組みが現政権で俎上に載るようである。ドイツに限らず戦後のベビーブーマーの退職による労働力不足は先進国共通の問題で日本も同様なのに、日本では公務員の週休3日制が取り沙汰されているだけに、ドイツの舵取りが非常に興味深く思われたのだった。たしかに労働人口が減少すれば、1人あたりの労働時間を増やす方向に考えるほうが自然なはずだけど、事務的な作業や機械的な作業は今後どんどん人手から離れることを前提とすれば、週休3日にしてもおかしくないのかもしれない。とはいえ現実にはあらゆる分野のエッセンシャルな仕事が人手不足に陥っているだけに、まだ週休3日どころの騒ぎではないような気もするのだった。何せ日本の官僚になるような人たちは恐ろしく想像力が乏しいせいか、あるいは先読みしすぎるせいなのか、若年層がイノベーションを起こすためにも新たな知識の獲得に躍起となるべきだった時代に「ゆとり教育」を要求してみたり、ギリギリまでの減反政策を延々と続けた結果、深刻な米不足が実際に起きて、そこからようやく気づいて考え直すといったていたらくなのだから、いくら民間の経営が今や人手不足で窮地に陥っているといっても、当面まず休日を減らすというような発想には全く至らないはずであります(-.-;)y-゜゜




2025年06月11日

牛ニラ豆腐

昨日のQPで見た料理。ゴマ油で牛細切れ肉をしっかり炒めてから豆板醤を炒め合わせ、酒を回し振って大きめのサイの目切りにした木綿豆腐を加えて醤油で調味し、水を少し入れてしばらく煮込んでからザク切りしたニラを散らして、水溶きカタクリ粉でまとめて仕上げた。豆腐は切ってからザルに並べて30分ほど水切りしておくこと。超シンプルな調味でも意外とイケます∈^0^∋
いざ食卓についてTVを点けたら、あれっ(?_?)こんな時間にやってるんだ〜と思いながら、つい党首討論をすっかり見てしまったワタシ(^^ゞ イシバ君はとにかくちゃんと話そうという姿勢だけは見せている分、今までの自民党党首より少しはマシという見方もできなくはないけれど、今国会論議では先送り事項が目立って、与党内基盤の弱さから結局は何も決められない政府だという印象を与えたのも確かだろう。その点を野田シに突っ込まれたら、米価は確実に下げている!とコイズミjr劇場をアピールするが、そもそも米価の急高騰は自民党農政の積年の失政によるものでしかなく、それの超遅ればせ尻拭いをしているに過ぎないコイズミjrをここに来てエラく持ちあげている日本のマスコミも相変わらず浅はかとしか言いようがないのであった(-。-;)ここに来てワタシが驚いたのは、自民党が税収の上ぶれ分をまたぞろ現金給付で還元する案を持ちだしているらしいことで、それは明らかに参院選挙目当てのバラマキだから、党首討論ではその点を玉木ハンがイシバ君にしつこく問い質したところ、政府としてそんなことは全く念頭にない!とイシバ君は開き直ったように断言したから、もしそれでも現金給付がなされたら、またしてもウソになるわけで、この人は真摯に話す姿勢を見せるわりに毎度とんだウソつきになっちゃうのは果たして党内基盤が弱すぎるせいなんだろうか(?_?)それにしてもコイズミJr劇場にしろ現金給付にしろ、そんなその場しのぎの目くらましにひっかかって投票するようなレベルの人を自民党は岩盤支持層にしているのは間違いなく、そうしたいわば日本版ヒルビリーみたいな有権者がこの国を長らく沈滞させている元凶であることは今さら指摘する必要もないのでしょう(-.-;)y-゜゜




2025年06月12日

ガパオライスと鶏カリーのセット

初台の新国立劇場で「ザ・ヒューマンズ」を観る前に文春の内山さんと近所のエスニック料理店で食事。帰宅が遅くなったので芝居の話は明日書きます(^^ゞ




2025年06月13日

ザ・ヒューマンズ

昨夜、新国立劇場で観た「ザ・ヒューマンズ」はニューヨークを舞台にした家庭劇で、感謝祭に集った家族が実はさまざまな問題を抱えているのを前半は隠しながら、ややドタバタ風に進行するため、ニール・サイモンやウッディ・アレン調のコメディ?かと思いきや、後半は米国の現在を強く反映したシリアスさの窺えるドラマになる。車イスで認知症も発症している高齢の祖母、不倫で失職して妻との仲もギクシャクする元教師の父、失業と同時に恋人の女性も喪うレズの長女、仕事もよくわからないボーイフレンドとNYチャイナタウンのボロアパートで楽天的に生活を営む次女といったメンバーは、なるほど現代の米国小市民社会ってこんな感じなんだろうな〜という互いにリアルな会話を披露する一方で、時おり階上の住人が立てる異常な騒音が劇全体に不穏な空気を醸しだす。その騒音は9.11を経験したアメリカ人がヒヤッとさせられる物音でもあり、且つ階上の住人がチャイナタウンでは当然のことながら中国人であるという設定は、穿った見方をすれば現代アメリカ社会が抱える不安感の根源を象徴しているかのようでもあった。そして最後は独り取り残されて神に祈りを捧げるしかないアイリッシュ系カトリック教徒の父の姿もまた、アメリカの現代を象徴するかのように見えて、トランプ2.0政権を成立させてしまった国の凋落は既にこの作品が生まれた10年以上前から胚胎していたのを窺わせるのだった。日本での上演は多様な米社会のリアルにはどうしても届かない憾みがあるとはいえ、この時期に上演してもらったのは実にタイムリーだと個人的には思われました。




2025年06月14日

牛タン炙り焼き+豚の味噌漬け&牛タンシチューのセット

近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。医療従事者のOさんとは久しぶりにお会いして医療現場の大変さを何かと伺うも、ゲーマーでもあるOさんには「ねえ、NINTENDOのスイッチ2はもう買った?」訊いたところ「早くから予約申し込みしてたんだけど、ゼンゼン当たらないわ〜」とのこと。わたしが何故そんなことを訊いたのかといえば、ロンドンのショップでスイッチ2の発売に殺到して長蛇の列をなす群衆の映像とNINTENDOゲーム機を愛用するユーザー何人ものインタビューを先日BBCニュースで見て、海外でもそれほどの人気アイテムなんだ〜と、いささか驚かされたせいである。Oさんにいわせると大宮の大規模な家電量販店でも初日はたった4台しか入荷していなかったそうで、NINTENDOが当面の品不足を見越して生産調整しているのだとすればそれも巧妙な商法だろうし、またOさんがハマッてる「動物の森」シリーズは何作品もあるのに全作を同じゲーム機で操作できないと聞いて、ますます商売上手な会社だとすっかり感心しつつ、わたしが子供の時分はまだ花札やトランプを作ってる会社で、学校に通う京阪電車の線路沿いに小汚い工場があったのをよく憶えていて、それが今やいかにもハイテクの超モダンな社屋に変わっているのにえらく驚かされたという話をお聞かせしたのでした(^^ゞ