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2025年06月01日
鮨、ヒレカツ
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
降雨の冷え込みから一転、涼やかな晴天に恵まれた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週はおニューでラグジュアリーっぽい雰囲気の頭絡を着けたクリトンに騎乗しての初レッスンで、額皮のイミテーションダイヤが陽光でやけにキラッキラするため、敏感なサラブレッドと一緒の部班レッスンはゼッタイ無理だよね〜という感じでした(^0^;)そもそも以前は大小2本のハミを咥えさせて走らせていたクリトンだったが、もはや高齢で暴走するようなキケン性もないから最近は水勒ハミ一本で動かすようになっていたものの、当初は試しに会有馬の水勒を借用し、それが意外と長引いて先週ようやくMy頭絡をNetショップでゲットした次第。当初はそれもこんな優雅な牝馬に似合いそうな頭絡(写真)をチョイスしたわけではなくて、額皮に目立つ飾りのない地味めなものを注文したにもかかわらず、カード決済後に在庫がないと判明してこの代替用品を提示され、ショップ側が差額を持つとの申し出を幸いゲットしたところ、およそオジサン馬には気恥ずかしいようなキラッキラ製品が届いたのだけれど(^_^;A子先生曰く「この頭絡を着けるとクリトンの顔が若返りますよね〜」と意外に好評で、何よりも頭絡自体が軽くてクリトンの顔に負担をかけない感じだったし、手綱は以前に使っていた大勒のを、ハミも大勒に附属した小勒を流用したら、これがまた意外なほどクリトンにしっくり来たようで、レッスン中にハミを引っ張ってワガママするようなそぶりを一度も見せずに済んだのである。今日は久々にベテラン女性インストラクターのN先生のレッスンを受け、下乗りをしてもらったところ「クリトン常歩もしっかりして、安定してきましたよね〜」と賞められ、ワタシが径路を踏んでも「尋常速歩は競技会だと6,5以上取れそうですよ」とのことでした(*^^)v
2025年06月02日
中華前菜、、フカヒレ姿煮スープ、牛肉の四川唐辛子炒め、北京ダック、ホワイトアスパラガス蒸し、中華粥ほか
今日の午後は先日京都でお目にかかった宝生紗樹さんと池袋メトロポリタンHの「桂林」で遅めのランチしながら新作の取材でいろいろとお話を伺った次第。宝生さんは祇園町の「都をどり」をテーマに博士論文を書こうとされており、まずは祇園甲部歌舞練場に残された資料等をデータ化する作業にも取り組んでらっしゃるため、たとえば昭和ン十年代に存在した御茶屋や子方屋(置屋)の軒数、芸舞妓の人数といった基礎的な数値でさえ、これまで漠然とン00軒とか、ン00人とか書かれていて、それも書き手によってマチマチだったものに今後はちゃんとエビデンスが付くことになるというわけである。もちろん京舞井上流の稽古もなさっており、お家柄幼い頃はお能の仕舞もなさっていた方なので、能の影響を強く受けているといわれる井上流と能の躰の使い方の違いを最も強く感じる点はどこかという率直な質問をしたところ「重心ですね」と即答され、その違いを明瞭に且つ合理的に説明されたのにはすっかり感心して、祇園町と井上流はこの大変な時期に色んな意味で良い人材を得られたものだという気がしたのである。小説を書くに当たっては、むろん小説中に詳細なデータを盛り込むわけでは全然ないけれど、なるべくリアルな想像をするために色んなデータを頭にインプットしておくことが必要なので、今後も何かと宝生さんに伺うことになりそうだとこちらはお話しして、宝生さんからは能や文楽、邦舞等さまざまなジャンルの古典芸能の話や時代の先端を行く声優たちによる新感覚の音楽朗読劇の話を興味深く伺ったのでした。
2025年06月03日
さば缶とズッキーニのスパイス炒め
今日のQPで見た料理。ゴマ油でニンニクのみじん切りとクミンシードを炒め、玉ねぎスライスとズッキーニの乱切りを炒め合わせ、さば缶の身を割り炒めて酒醤油砂糖少々で調味し、粗挽き黒胡椒を振って仕上げた。クミンシードを入れるとさば缶の臭みが消えてカレーっぽい香りが出ます。次いでQPはさば缶の煮汁を味噌汁に勧めたので、わたしは味噌とご飯を加えておじやにしました(^^ゞ
食後に見たBS-TBS報道1930は今日でほぼ決まりと見られる韓国大統領候補イ・ジェミョン氏という人物を改めて紹介。日本ではこれまで市長時代の汚職とか側近が何人も亡くなっているといったダークな面で知られたこの人がなぜ最有力候補になっているのか正直はなはだ疑問だったのだけれど、その凄まじい立志伝的半生を聞けば、やはり支持する人も一方に沢山いて当然と思われた次第。何しろ辺鄙な田舎から都会に出て7人家族が半地下の1間で暮らす極貧生活を送りながら、彼は小卒の13歳で工員として働き始め、酷い虐待を受け続けた中で苦学して弁護士になったのを皮切りに政治活動に乗りだしたという過去は、「ヒルビリー・エレジー」を著したバンス米副大統領をも彷彿とさせるものがあった。なので革新政党の中にあってもいわゆるインテリ系のイデオロギー的な政治家ではなさそうで、むしろ民意の風向きに対する嗅覚が鋭敏なリアリストの実利型と見られるため、以前は反日を強く打ち出していたとはいっても、若い世代で日韓の友好関係が深まる現在、就任当初から反日をさほど強調するような出方は恐らくしないだろうとの割合楽観的な予想がなされていました(-.-;)y-゜゜
2025年06月04日
ズッキーニのおかか醤油炒め、冷麺
昨日買ったズッキーニが残っていたのと、急に蒸し暑くなったので、こんなメニューに(^^ゞ市販のキットで作った冷麺の具は市販の焼豚とキムチとサラダ春菊。
食後に見たBS-TBS報道1930は昨夜に引き続いて新・韓国大統領の特集を、主に外交面からアプローチ。日韓関係では「実利外交」を標榜するイ・ジェミョン氏が徴用工問題に関しても前政権の決議を覆す意向はないと発言したことで、当面ギクシャクした成りゆきは避けられそうなのが何よりだろう。もっとも、これまで日本と韓国の大統領とは、保守革新を問わず、最初はいい雰囲気に見えながらも、何か国内に問題が起きて大統領の人気が落ちたら途端に日本に攻撃的な態度を示された例が1度や2度ではないため、今回も先行きは不透明というべきかもしれない。また保守革新のみならず世代間やジェンダーギャップでも分断の激しい韓国社会をイ・ジェミョン氏は相互排除ではなく「統合」に向かわせる意向を述べられたようで、これも歓迎すべき発言ながら、たしかトランプ君も大統領受諾演説では米社会の分断を憂慮しつつ「わたしはすべての国民の大統領になる」と宣言していながら、今や分断をますます深刻にするどころか反対勢力には弾圧的だったりする事実が想い出されて、何ともいえない気分になっております(-.-;)y-゜゜
2025年06月05日
豚バラとジャガイモのキムチ炒め
昨日使ったキムチの残りでこの定番メニューに。 レシピは不要かと思うが、今回はキムチが少し甘めだったので醤油で調味しました(^^ゞ
けさのワールドニュースで気になったのは欧州の移民排斥傾向を如実に示したドイツZDFとフランス2の報道だ。政権が替わったドイツでは、新たな内相がドイツの移民政策が明確に変わったことを打ち出したい方針で、例えばインド、アルジェリア、モロッコ、チュニジアの4カ国は安全な国と認定するなどして受け容れ対象を狭めようとしているらしい。何しろAfD等の極右政党が台頭した一番の理由はメルケル政権下で移民を大幅に受け容れた反動ともいえそうだから、新政権は国内世論に阿る恰好で移民排斥に走りだしたのだろう。フランス2は今や国内に極右活動家の要注意人物が1400人ほどもいて、彼らはイスラム過激派に次ぐテロリスト及びその予備軍であり、人種差別がらみの事件が2024年だけで9000件以上も起きたと報じていた。欧州の場合は、気候変動で耕作地を無くし、飢餓状態に陥ったあげく内戦が追い打ちをかけて住処を喪ったアフリカの難民が続々とひっきりなしに押し寄せてくることの恐怖にも似た忌避感が生じているのは庶民感情として理解できなくもないとはいえ、一方でさまざまに恵まれた豊かな生活がSNS等で可視化されている現在においては、人びとがそれを求めて移動することも無理からざる行為と思えるし、というわけで朝から簡単には解けない難問を考えさせられておりました(-.-;)y-゜゜
2025年06月06日
茄子と豚肉の煮浸し
昨日美容院でぱらっと見たオレンジページの写真を参考に作ってみた(^^ゞ斜めに切れ目を入れて半分に割った茄子と斜め二等分にしたオクラを希釈した麺汁で煮て、豚しゃぶ肉を加えて火を通し、仕上げにおろし生姜を添えただけ。茄子は煮る前にゴマ油でさっと炒めました。
食後に見たBS-TBS報道1930は久々のトランプ君特集で、相互関税等いろんな政策に司法からストップがかかっている状態でも、今までのワンマン社長と同じ感覚で大統領の仕事してるつもりのトランプ君は司法の判断を無視して強行する可能性があるし、そうなったら民主主義国としての米国はもうお終いだ〜というパックンの嘆きも至ってシリアスだった。実際アメリカの評判は今や世界でガタ落ちで中国以下になっちゃってるようだから、ヒルビリーや福音派は別として、心ある米国民はお嘆きの方も多かろうと思う。昼間に旧友のモリとも旅立ち直前の電話して、イーロン・マスクとのケンカは「どっちもどっちだけど、わたしはまだイーロンの肩持つかな〜」とモリはいい「どっちも精神に問題抱えちゃってるみたいな人たちだから、ご勝手にどうぞ〜で正直いっさい関わりを持ちたくない感じなんだけど、それが超大国の権力持っちゃって世界中を振りまわすから困っちゃうんだよね〜まあ、要するに、トランプってのは現代社会のバグなんだわね〜」とワタシは応じたのでした(-.-;)y-゜゜
2025年06月07日
カルパッチョ五点盛り、バーニャカウダ、黒ミル貝のアヒージョ、ポテトフライ、茄子とベーコンのパスタ、海鮮パエリャ、クワトロフォルマッジョ他
乗馬クラブの元会員さんで、大阪転勤を機にクラブをお辞めになって、久々にこちらへいらしたMidoさんをお迎えして、同クラブのMamiさんと元会員のMoriさん、Kimuさんの計5人が池袋の「オーシャングリル」会食して歓談し、4時間近くをほぼ馬の話で費やしながらも、現代社会の問題点があれこれ飛びだす刺激的な一夜でしたが、今夜はもう遅いのでブログはこれでお終いにします。明日は馬とは別件で帰宅がまた遅くなる予定のためブログの更新は明後日になります<(_ _)>
2025年06月09日
第1回日本舞踊を探る〜「山姥」〜」
昨日は珍しく乗馬をせずに、青山の銕仙会能楽堂で集英社の伊藤さん、伊礼さんとタイトルの催しを観た帰りに新宿の銀座アスターで食事。
日本舞踊保存会なる団体?が主催する上記のイベントにわざわざ出向いたのは京舞井上流家元5世井上八千代師が地唄の「山姥」を舞われたからで、先日八千代師との対談に同席されたものの演舞をご覧になるのは初めて!という伊礼さんが「さすがに人間国宝ですね。わたしにも素晴らしい舞台だとハッキリわかりました」とホンキで感動されたのはお誘いした身として何よりだった。もっとも実際に舞われたのは後半部分の
伊勢音頭の件りからだったものの、〽山廻り…の件りで裏向きから振り返った瞬間の姿の大きさ、格調の高さはお見事としかいいようがなく、能がかりの面白さも井上流ならではだし、年齢を感じさせないキレの良さも先代写しというべきか。わたしもとにかく八千代師の舞台は久々の拝見だったけに芸の熟成ぶりに目を瞠る思いで、舞をもっと長く見続けたかっただけに、今回はイベントの一部で演舞時間がごくわずかだったのは残念だった。舞われなかった部分は地唄だけを聴かせるかたちで、菊寺智子師の演奏も詞のわかる非常に聴きやすい地唄だったし、能楽師のお二人も能の「山姥」を熱のこもった仕舞仕で披露されたにもかかわらず、全体として伝えたいもがイマイチよくわからないという点でいささか喰い足りないイベントに感じられたのは、2部構成の区分けが不明確だったのと、解説を兼ねた司会進行役の問題かと思われる。
2025年06月10日
真竹と油揚げの煮浸し、鮭の塩麹焼き
先週末に乗馬クラブでこの時期恒例の掘り立て真竹を頂戴したので、このメニューに(^^ゞ 真竹は孟宗竹より下処理がラクだし柔らかくてアクもないので毎年戴くのは有り難い限りです<(_ _)>
朝のワールドニュースでは、もはや内戦勃発寸前みたいな感じにすら見える米国トランプ2.0政権下の大変な状況やら、極悪ネタニヤフ政権下のイスラエルの非人道的行為を報じ続けているが、今日ちょっと気になったのはドイツが祝日を減らす方向に舵を切ろうとしているのを伝えたZDFニュースである。公休日を1日減らせば GDP アップの経済効果が詳細な数値付きで出た研究結果によって、首相もこの結果に乗ったコメントを寄せており、労組はもちろん反対しているけれど、実際問題ドイツ経済の低迷は労働力不足に拠るものというから、早くも祝日を減らす取り組みが現政権で俎上に載るようである。ドイツに限らず戦後のベビーブーマーの退職による労働力不足は先進国共通の問題で日本も同様なのに、日本では公務員の週休3日制が取り沙汰されているだけに、ドイツの舵取りが非常に興味深く思われたのだった。たしかに労働人口が減少すれば、1人あたりの労働時間を増やす方向に考えるほうが自然なはずだけど、事務的な作業や機械的な作業は今後どんどん人手から離れることを前提とすれば、週休3日にしてもおかしくないのかもしれない。とはいえ現実にはあらゆる分野のエッセンシャルな仕事が人手不足に陥っているだけに、まだ週休3日どころの騒ぎではないような気もするのだった。何せ日本の官僚になるような人たちは恐ろしく想像力が乏しいせいか、あるいは先読みしすぎるせいなのか、若年層がイノベーションを起こすためにも新たな知識の獲得に躍起となるべきだった時代に「ゆとり教育」を要求してみたり、ギリギリまでの減反政策を延々と続けた結果、深刻な米不足が実際に起きて、そこからようやく気づいて考え直すといったていたらくなのだから、いくら民間の経営が今や人手不足で窮地に陥っているといっても、当面まず休日を減らすというような発想には全く至らないはずであります(-.-;)y-゜゜
2025年06月11日
牛ニラ豆腐
昨日のQPで見た料理。ゴマ油で牛細切れ肉をしっかり炒めてから豆板醤を炒め合わせ、酒を回し振って大きめのサイの目切りにした木綿豆腐を加えて醤油で調味し、水を少し入れてしばらく煮込んでからザク切りしたニラを散らして、水溶きカタクリ粉でまとめて仕上げた。豆腐は切ってからザルに並べて30分ほど水切りしておくこと。超シンプルな調味でも意外とイケます∈^0^∋
いざ食卓についてTVを点けたら、あれっ(?_?)こんな時間にやってるんだ〜と思いながら、つい党首討論をすっかり見てしまったワタシ(^^ゞ イシバ君はとにかくちゃんと話そうという姿勢だけは見せている分、今までの自民党党首より少しはマシという見方もできなくはないけれど、今国会論議では先送り事項が目立って、与党内基盤の弱さから結局は何も決められない政府だという印象を与えたのも確かだろう。その点を野田シに突っ込まれたら、米価は確実に下げている!とコイズミjr劇場をアピールするが、そもそも米価の急高騰は自民党農政の積年の失政によるものでしかなく、それの超遅ればせ尻拭いをしているに過ぎないコイズミjrをここに来てエラく持ちあげている日本のマスコミも相変わらず浅はかとしか言いようがないのであった(-。-;)ここに来てワタシが驚いたのは、自民党が税収の上ぶれ分をまたぞろ現金給付で還元する案を持ちだしているらしいことで、それは明らかに参院選挙目当てのバラマキだから、党首討論ではその点を玉木ハンがイシバ君にしつこく問い質したところ、政府としてそんなことは全く念頭にない!とイシバ君は開き直ったように断言したから、もしそれでも現金給付がなされたら、またしてもウソになるわけで、この人は真摯に話す姿勢を見せるわりに毎度とんだウソつきになっちゃうのは果たして党内基盤が弱すぎるせいなんだろうか(?_?)それにしてもコイズミJr劇場にしろ現金給付にしろ、そんなその場しのぎの目くらましにひっかかって投票するようなレベルの人を自民党は岩盤支持層にしているのは間違いなく、そうしたいわば日本版ヒルビリーみたいな有権者がこの国を長らく沈滞させている元凶であることは今さら指摘する必要もないのでしょう(-.-;)y-゜゜
2025年06月12日
ガパオライスと鶏カリーのセット
初台の新国立劇場で「ザ・ヒューマンズ」を観る前に文春の内山さんと近所のエスニック料理店で食事。帰宅が遅くなったので芝居の話は明日書きます(^^ゞ
2025年06月13日
ザ・ヒューマンズ
昨夜、新国立劇場で観た「ザ・ヒューマンズ」はニューヨークを舞台にした家庭劇で、感謝祭に集った家族が実はさまざまな問題を抱えているのを前半は隠しながら、ややドタバタ風に進行するため、ニール・サイモンやウッディ・アレン調のコメディ?かと思いきや、後半は米国の現在を強く反映したシリアスさの窺えるドラマになる。車イスで認知症も発症している高齢の祖母、不倫で失職して妻との仲もギクシャクする元教師の父、失業と同時に恋人の女性も喪うレズの長女、仕事もよくわからないボーイフレンドとNYチャイナタウンのボロアパートで楽天的に生活を営む次女といったメンバーは、なるほど現代の米国小市民社会ってこんな感じなんだろうな〜という互いにリアルな会話を披露する一方で、時おり階上の住人が立てる異常な騒音が劇全体に不穏な空気を醸しだす。その騒音は9.11を経験したアメリカ人がヒヤッとさせられる物音でもあり、且つ階上の住人がチャイナタウンでは当然のことながら中国人であるという設定は、穿った見方をすれば現代アメリカ社会が抱える不安感の根源を象徴しているかのようでもあった。そして最後は独り取り残されて神に祈りを捧げるしかないアイリッシュ系カトリック教徒の父の姿もまた、アメリカの現代を象徴するかのように見えて、トランプ2.0政権を成立させてしまった国の凋落は既にこの作品が生まれた10年以上前から胚胎していたのを窺わせるのだった。日本での上演は多様な米社会のリアルにはどうしても届かない憾みがあるとはいえ、この時期に上演してもらったのは実にタイムリーだと個人的には思われました。
2025年06月14日
牛タン炙り焼き+豚の味噌漬け&牛タンシチューのセット
近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。医療従事者のOさんとは久しぶりにお会いして医療現場の大変さを何かと伺うも、ゲーマーでもあるOさんには「ねえ、NINTENDOのスイッチ2はもう買った?」訊いたところ「早くから予約申し込みしてたんだけど、ゼンゼン当たらないわ〜」とのこと。わたしが何故そんなことを訊いたのかといえば、ロンドンのショップでスイッチ2の発売に殺到して長蛇の列をなす群衆の映像とNINTENDOゲーム機を愛用するユーザー何人ものインタビューを先日BBCニュースで見て、海外でもそれほどの人気アイテムなんだ〜と、いささか驚かされたせいである。Oさんにいわせると大宮の大規模な家電量販店でも初日はたった4台しか入荷していなかったそうで、NINTENDOが当面の品不足を見越して生産調整しているのだとすればそれも巧妙な商法だろうし、またOさんがハマッてる「動物の森」シリーズは何作品もあるのに全作を同じゲーム機で操作できないと聞いて、ますます商売上手な会社だとすっかり感心しつつ、わたしが子供の時分はまだ花札やトランプを作ってる会社で、学校に通う京阪電車の線路沿いに小汚い工場があったのをよく憶えていて、それが今やいかにもハイテクの超モダンな社屋に変わっているのにえらく驚かされたという話をお聞かせしたのでした(^^ゞ
2025年06月15日
中華風弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
梅雨の晴れ間っぽい蒸し暑さに見舞われた今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。馬場状態はイマイチでも好調をキープし続けるクリトンは、馬場の水溜まりに対応して四肢をふだんより高く持ちあげた歩様になるため、その反動たるやハンパでなく騎乗するこっちはヘトヘトに^_^; なので短い径路レッスンも途中で騎座や脚の合図が抜けてつい停止させてしまうはめになる一方で、クリトンが勝手に先回りして同じポイントでも停止じゃないタイミングで停止しちゃったりするため、径路レッスン毎回ずっと続けるのではなくイレギュラーにして、へたに憶えさせないようにしましょう!とA子先生から提案が。クリトンに限らず馬は非常に物覚えがいい動物で、径路を記憶して人間の指示がなくても勝手に動いてくれる馬が以前のクラブでも沢山いたが、馬術はあくまで人間の合図で動かすのがキホンだから、先回りさせないためにも今はレッスンがレギュラー化しない方向が望ましいかも?でした。ところで今日は巷で流行るChatGTPの擬人化画像をワタシもしてみむとてするなりというわけで、クリトンの写真を擬人化したら下の画像になって、これをクラブのオーナーやA子先生、ベテラン女性インストラクターのN先生にお見せしたところ、3人が3人とも一瞬ブッと噴きだして絶句されたのは、いずれも日頃のクリトンのイメージとの余りの違いに啞然とされたからでありましょう(^0^;)
2025年06月16日
ゴーヤーチャンプルー
急に暑くなったのでこのメニューに(^^ゞオーソドックスな調理法でよくやる料理だからレシピは不要かと。
食後に見たBS-TBS報道1930は明日にも始まるG7サミットの問題点を特集。意外にもトランプ君が出席することになった今回のサミットは、開催前から共同声明に至る合意形成も首脳宣言もナシ(!_+)といわれる中で、トランプ2.0米国を含めたら出席国をもはや「西側諸国」と一括りには呼べない感じなのが何とも言えません(-。-;)おまけにバンス副大統領のケンカ腰スピーチに顕著だったように、トランプ支持のMAGA派は国内の民主党リベラル派を憎むのと同様に欧州を毛嫌いしているらしいのはさもありなんで、まあ、米国のヒルビリーから見れば欧州は金も力もないくせにプライドだけは高い旧家のボンボン嬢ちゃんみたいな感じがするんだろうけど、それ以上にグローバル化によって国内の文化的な民度のレベルが開きすぎたせいもあるのだろう。そうした同国内民度の分断は何も米国に限らず今や世界中で起きていて、欧州の中でも極右の台頭が懸念されたりしているわけだけど、日本でも選択制夫婦別姓制度に異常なまでの反対姿勢を貫く自民党の政治家なんかは日本のヒルビリー支持を取りつけたい一心かと思われます(-.-;)y-゜゜
2025年06月17日
上海焼きそば
えらく蒸し暑いせいか、何となく食べたくなってこのメニューに(^^ゞ適当に作ったが、一応レシピっぽいものを。豚バラ肉を炒めて拍子木切りしたニンジンと縦薄切りにした玉ネギ、食べやすく切ったキャベツ、椎茸を炒め合わせ、蒸し海老を加えて酒オイスターソース醤油で調味し、ざく切りしたニラと中華蒸し麺を最後に炒め合わせて仕上げに黒胡椒を振った。中華麺は下味に醤油とゴマ油を少しからめてほぐしてから炒めた。
食後に見たBS-TBS報道1930は日本国債大丈夫か?問題を検証。この問題に関しては、ひと月近く前に長期国債の応札が低調だったことを受けてシンガポールCNAニュースが大きく取りあげていたにもかかわらず、日本の報道番組はほとんど触れていなかったのが実にフシギで、この番組でも今日やっとか〜(-。-;)という印象を受けたものである。とにかく日本の政界が鈍くさいのは今に始まった話じゃないけど、近年はマスコミの鈍くささが際立っていて、こんな大変な時期に米と長島ばっかりニュースで済ませていたのには呆れるしかないのだけれど、実際問題、日銀が国債の買い取り額減少幅を小さくしたのは今や国際的にも買い手がつきにくくなった国債を暴落させないためと思しいものの、それによって故アベの明らかな失政によるクロダ時代の負の遺産をも減らしにくくなっている現状は如何ともしがたいというべきか。金融業界はさすがにこの現状に対する危機意識があるようだが、政治家の中には相変わらず景気浮揚のため財政出動を!とほざいて、さらなる国債の発行を要求する一派もあるのは噴飯物で、ゲストコメンテーターで元日銀理事の早川氏がそうした連中を「一般国民はそんなことを望んでもいないのに、彼らはSNSの意見ばっかり見て言ってるんですよね」と述べられたのはさもありなん!でした(-.-;)y-゜゜
2025年06月18日
グリーンカレー、塩茹でアスパラガス
今日も暑いのでこんな手抜きメニューに(^^ゞカレーは市販のレトルトだが意外と美味しかった∈^0^∋
食後に見たBS~TBS報道1930は今年もう何回目になるかわからん相変わらずのトランプ問題を取りあげたが、今回はまずイスラエルVSイラン戦争にひょっとして米国が参戦するのか?という懸念もささやかれ、当初の自信満々な態度と裏腹に結局の所ネタニヤフにもプーチンにも今や全く言うことをきかせられないことが露呈し、無茶な関税交渉では悲惨なくらい中国に完敗して、米国大統領の権威を損なったのみならず米国自体の凋落を白日の下に晒した結果、第2次大戦後は米国中心に回っていた世界が今後ハッキリ多極化に向かうのを決定づけた人物として歴史に名を残すのかも?といった切り口でまとめられた番組のように思えた。そうした中で印象的だったのはゲストコメンテーターがいずれもトランプ氏は米国の財政赤字を始めとする積年の問題点を彼なりに理解して、それを何とかしようと必死なんだけど、やり方がムチャクチャなので余計に早く凋落させると見ていることだった。ともあれトランプ2.0政権が曲がりなりにもこれまで保っているのは唯一まともっぽいベッセント財務長官がいるからのようで、そのベッセント氏も遠からず政権を去ることになるだろうとゲストコメンテーターの知米有識者が予言したのは米国のお先真っ暗感をますます強めたのでした(-.-;)y-゜゜
2025年06月19日
刺身の盛り合わせ、毛ガニとズワイガニの甲羅盛り、里芋の山椒揚げ、新ジャガ餅の揚げだし、夏野菜と太刀魚の天ぷら、海鮮丼、和牛ステーキほか
今宵は米朝事務所の大島さんの古稀祝いと愛亀故俊寛の一周忌をかねて、音楽ライターの守部さん、園芸ライターの光武さん、幻冬舎のヒメを交えて近所の割烹料理店「和色」で会食を。ここは美味しくてリーズナブルな店として仲間内で調法しているが、今夜はいつも頼むコース料理ではなくアラカルトに挑戦し、いずれも舌鼓に値する品々の中でわたしが注目した初物はなんと「マンボウの腸」なる逸品だ(写真中段)。いわばホルモンの海バージョンともいえそうな食感の面白さが魅力で、臭みを全く感じないから非常に食べやすく、ゲテモノ喰わず嫌いの方々を尻目に一皿分をほぼ独りで片づけた次第(^^ゞそこから珍味の話で盛り上がって、大市のスッポンから鮒寿司、くさや、長崎の朝食で出た海鼠、北京ダックの脚を山盛りにした煮付け、知らずに食べてギョッとした蛙のソテー、意外とイケたワニ等々みんなの胃袋をひっくり返すような異食体験のオンパレードとなりました(^0^;)もちろんいつも通り芸能関係の話も沢山出た中で映画「国宝」の評判も。その「国宝」をわたしは明日の夜に日比谷で翻訳家の松岡和子さんと旧クラブの馬トモ人事部のSさんと一緒に観る予定にしており、帰宅がかなり遅くなりそうなのでブログの更新は明後日になります<(_ _)>
2025年06月21日
映画「国宝」
昨夜TOHOシネマズ日比谷で観た「国宝」は評判に違わぬ物凄い映画で、最近はホンモノの芝居を観ても滅多に昂奮も高揚もしなくなったわたしが深夜の帰宅後なかなか寝つけず一睡も出来ないで仕方なく未明にこのブログを書くはめになった。従って今後ご覧になる方のために詳述は避けるが、旧来の歌舞伎ファンがご覧になっても十分満足される作品だろうと思う。ストーリーそのものは、そんなこと絶対にあり得ない!的なツッコミどころ満載なのに、それが最後までさほど気にならずに観られたのは、ホンモノの歌舞伎役者の出演がほとんどないのに、歌舞伎の舞台の再現が意外なほど本格的に見えたからだろう。わたしが子供の頃に例えば市川崑の「雪之丞変化」とか歌舞伎の舞台を再現してもさほど違和感のない作品が少なくなかったのは、当時の時代劇スターの多くが歌舞伎出身の俳優だったからで、それが今回はおよそ歌舞伎とは無縁で来たに違いない俳優ばかりがメインキャストなわけだから、その再現の困難さは尋常でなかったはずだ。しかしながら「国宝」と謳ったタイトルに恥じない作品にするためには、無縁な彼らがホンモノの歌舞伎役者に劣らぬシーンを現出しなくてはならないのである。まず白塗り化粧をしておかしく見えないようにするだけでも大変な努力だったはずで、主演の吉沢亮と横浜流星も持ち前の美貌だけであれほど綺麗に見せられたわけではないだろうし、踊りのシーンが非常に多くてそれを見飽きさせないのも、李監督の撮り方によるところが大きいとはいえ二人の努力の賜物であろう。もちろん部分的に良く撮っているにせよ、踊りもセリフも現行の歌舞伎役者に遜色ないどころか美しい分良いように見えさえするのだ。二人ばかりでなく、この作品は全体的にキャスティングの勝利といった趣もあって、歌舞伎界のいずれも化け物ぞろいの中で繰り広げられる、今どきフシギなくらいにベタな芸道物をきちんと成立させている。また渡辺謙が演じた二人の師匠となる人物を含めて、随所に最近まで実在した歌舞伎役者のモチーフやオマージュが看て取れるのも歌舞伎ファンには堪えられず、これはもう既に色んな人が指摘しているから書くが、なかでも田中泯の歌右衛門ぶりは圧巻の面白さだった。最後にクレジットを見れば、ロケ地となった劇場やスタッフを含めて松竹の協力がなければ成り立たなかった作品なのに東宝配給なのはフシギな気もしたけれど、これは松竹だと決して撮れなかったであろう強く攻めた作品であり、且つなまじ歌舞伎役者をメインに起用しなかったのが非常に功を奏した作品でもあった。
コメント(3)
3回観ました。作品全体も見応えたっぷりですし、一時期は歌舞伎座に通っていた身からも、演目シーンは十分に納得・満足できるものでした。舞台裏の様子がたっぷり描かれていたのも興味深かったです。田中泯の歌右衛門ぶりは、楽屋シーンの初登場の瞬間から強く思いました。ご本人とお会いになっている松井さんのお墨付きならなるほどです!
投稿者 Y.O. : 2025年06月21日 07:51
先に観た知り合いから「3時間超なのにあっという間。お手洗い行っておくべし。」と言われ、観るつもりでいました。「教皇選挙」に行った時予告編で観て、大河の主役だらけですごいな、と思いましたが、これまで殆ど知らなかった横浜流星が「べらぼう」でなかなか好演しているので、顔だけじゃないんだ!と注目していたところ。早速行こう。
投稿者 マロン : 2025年06月23日 09:09
2回観ました。原作は読んでないですけど。
私も、3時間が短く感じるほど、よかったです。
『教皇選挙』を見た時も、思ったのですが、アカデミー賞に追加されるという、キャスティング賞、ほんとに重要ですよね
あの重要な役をしていたカルロス・ディエスが世界的なオーディションで選ばれた人で、50歳になって子育てが一段落したので何か趣味を持とうと演劇学校に入ってみたら、先生から本格的にやってみないかと勧められて、結果、選ばれて、すごいですね。
『国宝』でも、いろいろと配役が優れてるとか、面白いと思いました
池松壮亮目当てで見ていたテレビでやっていた映画『ぼくのお日さま』のエンドロールで、越山敬達くんの名前を見て、びっくりでした
はぁ~、『国宝』みたいなギッシリ濃密な作品も体験して、こういう余白がいっぱいな作品にも出ていたのねぇ
年若くして、いろいろやっているんですねぇ
すくすく育って、西島秀俊みたいになってほしいです。
投稿者 せろり : 2025年06月27日 10:03
2025年06月22日
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
梅雨明け前の猛暑に悩まされた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。
今週ビックリさせられたのは先週とは別馬みたいなクリトンの激ヤセで、夜間にチモシーの乾草を余分に与えるようになってから馬体がイイ感じにふっくらしてきたにもかかわらず、たった一週間でアバラが背中のほうまで浮いて見えるようになり「まだ6月で、こんなに痩(ガレ)ちゃったら、この夏を乗り切れるかどうか」とA子先生もひどく心配されて、たぶん急な猛暑のせいとはいえ、エサはちゃんと食べてるし、歩様も良く動きもしっかりしてるけど、途中でスタミナ切れしたような停止をしがちだから、これはやっぱり獣医師のミノワ先生に相談したほうがいい!ということで早速に問い合わせたところ、水だけたっぷり飲ませてもオシッコで流れて筋肉に水分が溜まらないため電解質系サプリを勧められ、また夏場だけでも栄養価の高い濃厚飼料を増やしてもらうようにしたほうがいいとのこと。そんなわけで、相変わらずのお騒がせ馬だったクリトンだが、今週末はお父様の赴任先フランスへ渡航して向こうで暮らすことになった小5の少女RIRINちゃんの想い出作りにもひと役買って意外なほどお利口に速歩走行し(写真)、わたしの単独騎乗でも久々にヒヤッとさせられるほど躍動感溢れる伸長速歩を披露してくれました(^0^;)
コメント(1)
こんばんは。
何だかほっそり見えるのは撮影アングルのせいかしらと思ったら、違ったのですね。
6月だというのにこの暑さで、馬たちの健康が心配になる今日この頃です。
投稿者 Shironeko : 2025年06月23日 22:52
2025年06月23日
豆苗の豚肉巻
先週のQPで見た実に簡単リースナブルな料理。塩を振った豚ロースの薄切り肉で豆苗をを一束巻いてフライパンに置き並べ、塩と酒を振って蒸し焼きに。潰した花椒(わたしは花椒パウダーで代用)とゴマ油、醤油、酢、砂糖少々を混ぜ合わせて熱したタレをかけて食す。豚ロールは巻き終わりを下にして火を通すこと。
けさは国内外のニュースがこぞって米国のイラン攻撃を大きく取りあげたが、昨日はこのニュースが乗馬クラブでも話題になって、ホルムズ海峡封鎖となれば日本も甚大な被害を受けることが懸念されていた。そもそもは極悪非道なネタニヤフが自らの政権維持をかけて米国とイランの核協議を阻止すべく、イランの先制攻撃に踏み切ってトランプを巻き込んだ恰好で、トランプのほうは中東訪問の際にもイスラエルを無視するほどネタニヤフから離反していたにもかかわらず、先制攻撃がそこそこ上手く行ったことで妙な色気を出してこの際に相乗りを決めたということなのだろう(-。-;)とはワールドニュースを見続けて来たワタシの思うところ。それにしても、自分ならウクライナでもガザでもすぐに戦争を止めてみせる!と息巻いていた金髪オヤジが、止めるどころか増やしてどうする!と嘆くアメリカの有権者も沢山あるに違いないけれど「結局彼はビシネスマンだし、製造業がダメになったアメリカの経済は軍事産業に大きく依存してるわけだから、こうなるのも仕方ないんでしょうねえ」と穿った見方をするクラブの会員さんもいらしたのである。思い返せば因縁つけて引き起こしたイラク戦争の時にしろ、日本に原爆を落とした時にしろ、いきなり脅しをかけるやり口で今度もイランが無条件降伏してくれたらいいようなもんの、報復に出て戦闘状態が泥沼化したらベトナム戦争の二の舞だし、第3次世界大戦突入のリスクも大いにありそうだから、ハルマゲドンを待ち望んでいる米国福音派の人たちにはまさに朗報といえるような事態なのかもしれませんが、世界中が巻き込まれて大迷惑を被るのは本当に願い下げであります(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
あの、ほんとにどうでもいいことなんですけど、この頃、トランプ氏と言う人が増えてませんか?
テレビで、政治や経済にコメントする人たちが、以前はトランプ大統領と言う人がもっと多かった気がします
なぁんて、
ああ、なんで、こんなつまんないことが気になるんだろう
投稿者 せろり : 2025年06月24日 23:09
2025年06月24日
丸ごとピーマンとカボチャのヨーグルトマヨソース
前にQPで見た料理。適宜に切ったカボチャとピーマン丸ごとフライパンに並べ入れて、酒と水と醤油砂糖少々を加えてじっくり蒸し煮にして、プレーンヨーグルトとマヨネーズ、塩、おろしニンニクを混ぜ合わせたソースをかけ、煎ったクミンシードを散らして仕上げた。
食後に見たBS-TBS報道1930は、すわ第3次大戦勃発かと心配されたイランVSイスラエルの紛争が意外なほどあっけなく停戦合意に漕ぎつけながら、早くも双方が合意を破ったとしてトランプ君もお怒りの問題について検証。別にイラン側の発言を全面的に信じるわけではないにしても、今回イスラエル側が言いがかりをつけて攻撃しているようにしか見えない面も確かにあって、イラン曰くイスラエルは常に「被害者を装う侵略者」との表現も宜なるかなと思えてしまう。それにしてもイスラエルが絶えず被害者意識を振りかざすのはもちろんホロコーストのトラウマが大きいのだろうけれど、ユダヤ人は自他共に認める非常に優秀な民族とされながらも第2次大戦後に至るまで国家を成立させられなかったほど民族間の百家争鳴ぶりが凄まじく、常に外敵の脅威を唱えていないと国がまとまらないからだというゲストコメンテーターの意見にはナルホド(◎-◎;)で、そういえば聖書にもサドカイ派やファリサイ派とかの論争がよく書かれていたな〜と想い出されたものである。もっとも優秀な民族のはずが国家を持たないが故に迫害され続けた過去の歴史は覆らないため、イスラエルは今後も中東でハリネズミ状態になるのだろうし、片やイランもそう易々とイスラム国体が替わることもないのだろうから、一触即発の危険性を孕みつつ、当面は前面衝突が何とか避けらそうなことに世界は多少安堵するしかないのかもしれません(-.-;)y-゜゜
2025年06月25日
梅肉ダレの豚こま長芋炒め
今日のQPで見た料理。梅肉と長ネギのみじん切り醤油酢砂糖少々を合わせて梅肉ダレを作っておく。豚細切れ肉と半月切りした長芋とニンニクの薄切りを焼きつけるようにしっかり炒め合わせ、ざく切りして敷いた三つ葉に載せて梅肉ダレをかけて食す。意外とカンタンに出来て、この梅肉ダレは何にでも使えそうなのでオススメ!
食後に見たBS~TBS報道1930は朝のワールドニュースでも大きく扱われていたトランプ君出席のNATO会合を取りあげたが、本人が大言壮語したり自画自賛するほど平和の使者にゼンゼン成り得ていない彼を、欧州諸国が意外なほどヨイショして迎えたのも、結局は核の傘ヌキではNATOが成り立たないから何とか米国の離反を喰い止めようとしているからのようで、そのため欧州各国の国防費がGDPの5%まで増額されることになった結果はむろん今後の日本にも影響を与えそうである(-。-;)もっとも欧州がそれを施行するのは2035年度からで、その前にトランプ君の任期が終了した時点での見直しも計算の内だというので、要は欧州から見れば成り上がりの単純バカみたいな金髪オヤジを怒らせないよう、やんわりとスルーしちゃってる感じで、まあそれ以外に手は無いといった恰好なのだろう。それにしても軍事産業大国の大統領が他国の防衛費増額を求めるのは結果的に自国の兵器を売りつけたい魂胆に見られても仕方がないし、ヌケヌケとそうした羞じらいのないセールスマンになれるのもまたあの金髪オヤジならではの得意ワザといえそうであります(-.-;)y-゜゜
ところで明日は講演の仕事で花巻に旅立ちますのでブログの更新はありませんが悪しからず<(_ _)>
2025年06月28日
花巻行2025/6/26〜27
一ツ橋文芸教育振興会から花巻市での講演依頼を受けた際には即決で承諾したものである。今は花巻といえば大谷翔平と菊池雄星を輩出した花巻東高校で有名だが、わたし世代だとやはり宮澤賢治を想い出す方が多いのではなかろうか。わたし自身は小学生の頃に宮澤賢治の作品を読み耽るも作意がなかなか呑み込めずに何十編も読み返した覚えがあり、そのせいか今でも妙によく憶えていて、何か事あるごとにそれらの作品が比喩的に浮かんだりするので、彼の故郷に行くチャンスを逃すわけにはいかなかったのだ。というわけで26日の午後に東北新幹線で大宮を発ち、夕景前には新花巻に到着。宿に向かうTAXIの車中で、同行された振興会の斎藤氏と集英社の伊藤さんを「ねえ、せっかく花巻に来たんだから、もしホテルと同じ方角なら花巻東高校の前を通ってもらわない?」と唆したワタシ(^^ゞかくして広大な敷地とBIGな体育館やグラウンドが目につく同校をTAXIでぐるっと回ってもらって、大谷と菊地のサインや手形の碑があるグラウンドの前で撮影する(写真上)など3人で大いにミーハーしてたのでした(^0^;)
この日の晩ご飯はホテル近くの「バダローネ」でイタ飯を。岩手の食材に徹底してこだわったこの店は一品一品に新鮮な素材を活かした清々しい美味が感じられて満腹した次第。ホテルは宮澤賢治の遠縁の方が経営者とあって、フロントロビー脇に賢治コーナーが設置され、わたしの泊まった部屋は「注文の多い料理店」をイメージして壁には色んな注文書きの木札が貼られ、ベッドの上にはコック帽を載せた山猫が今にもわたしを食べようとする恰好の絵を描いてあるなど遊び心が満載。翌朝も朝食後にまずは賢治の弟清六の子孫が経営する喫茶店「林風舎」で珈琲を飲み、市の中心部とおぼしき場所にある賢治の生家跡を訪ね、賢治が作った花壇を有する昭和モダンな豪邸橋本家でランチをしてから岩手県生涯学習センターで同県高校の国語の先生を前に「『見る』依存の時代」と題した80分の講演を。1995年以降の急速な社会の変容を自身のさまざまな体験を通して、また時にはパワーポイント画像の助けを借りるなどして披露した拙話にご静聴戴いたばかりか、そのあと真摯なご質問もいくつか受けるなどして、久々の講演が何とか無事に終わってホッと致しました(-.-;)y-゜゜
中段の写真はバダローネの前菜サーモンの山椒クリーム和えで、生山椒の美味しさに唸る逸品でした。下段の写真は林風舎入口で看板のミミズクは賢治が自画像としていたものだとか。下のほうの写真は賢治の生家跡と橋本家の花壇で、花壇の壇をなす瓦には一枚一枚賢治が凝らしたであろう意匠が見られました。最後は講演中の写真です(^^ゞ
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半年ぶりの書き込みですが、郷里のレポートをうれしく読みました。住んでいたのは新幹線開通前で、帰省はお墓参りだけになり、花巻東高設立も橋本家公開も私の上京後で、だいぶ様変わりし、出てきたレストランもホテルも初めて知りました。
賢治は、曽祖父の尋常小学校の教え子で、大叔父は農学校で教わり、と身近な存在ながら、教科書に載っていても難しくてコワい作品が多いという印象で今に至ります。どんな講演だったか興味津々ですが、教師の友人も既に引退しており、聴講した方がいないか郷里の知人に尋ねてみたいです。20:30
投稿者 ウサコの母 : 2025年06月29日 20:27
2025年06月29日
冷やし担々麺
乗馬の帰りに大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
もう梅雨明けしたに違いない猛暑と晴天に乾燥しきった埼玉県下の馬場で、今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。激ヤセがいささか心配されたクリトンだが、濃厚飼料を足してもらったせいか、今週は少しふっくらしたとは言わないまでも痩せ続けている感じはなくなったし、何よりメチャ元気でA子先生の下乗りでは競技会並の伸長駈歩を披露 (!_+) ワタシが騎乗しても反動の大きな速歩でどんどん加速して、こちらがちょっとでも手綱を引くと強い馬力で引っ張り返す悪癖が久々に蘇って一瞬タジタジとなったワタシ f(^ー^; A子先生に注意を受け、そうなったら鞍にしっかり腰を下ろしたままとにかく前進させて手綱を取り直すという方法で凌ぐことを教わり、2鞍目の単独騎乗でもクリトンのワガママを何とか封じて無事に下馬できたのは何よりでした(^^ゞ「この馬はマジメでちゃんと意欲的にレッスンしてくれるのはいいけど、ときどき我が強くなって困りますよね〜」と先生が仰言るように、径路でも自分が憶えた通りに勝手にやりたがる癖があって、ここまで来たら後はこうだよね〜と仮にそれが間違っている場合でもこちらが停められないほどのフルスピードで走りだすのはホントに困ったもんなのである(-。-;) 騎乗中のみならず、手入れ中でも色んなしぐさで自己主張し、それが通るまで人に他のことをやらせないようなところがあって、どうやらまあイッチョマエに人間とコミュニケーションを取ってるつもりなのがおかしいといえばおかしい (^0^;) ともあれ24歳馬なら我も強くなって当然だろうから、まだまだ気が若くて元気なのを可とするしかなさそうで、今週はベテラン女性インストラクターのN先生にも「この馬は毛がツヤツヤしてまだ若く見えますね〜」と賞められたクリトンでした(^◇^;)
コメント(1)
> そうなったら鞍にしっかり腰を下ろしたままとにかく前進させて手綱を取り直す …
勉強させていただきましたm(__)m
投稿者 Shironeko : 2025年06月30日 09:31
2025年06月30日
蒸し鶏の怪味ソース
今日のQPで見た料理。鶏もも肉に塩と酒を揉み込んで生姜の皮と長ネギの青い部分を添えて4、5分レンジ蒸しに。これを一口大の削ぎ切りにしてレタス等に載せ、白練り胡麻、醤油、砂糖、酢、おろし生姜とおろしニンニク、豆板醤、ラー油、粉山椒を混ぜ合わせた怪味ソースをかけて食す。鶏肉は厚みの火を使わずに済むから今日みたいな暑い日にぴったりの料理だし、怪味ソースは他の何にでも使えそうなのでオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930は、中国の戦略的輸出品としてトランプ君を凹ませたレアアースが南鳥島海域に大量に存在することが発見され、6000mの深海で重泥化しているそれを日本が果たして経済活用できるかどうかを検証。同番組を見ながら、こういう話ってたしか前にもあったよな〜と急に想い出されたのは日本周辺の海域に天然ガスを含有したメタンハイドレートなるものが大量に存在し、それが日本で自給可能なエネルギー資源として大いに注目された件である。結果、今日に至るも実用化された話は全く聞かないので一応ネット調べしてみたら、採掘技術の問題やコストの採算性等で頓挫したらしいと判明。いくら資源はあっても採掘に要する資金や人材人員不足は今後も否めないだろうから、レアアースの活用も非常に期待薄なのは、国の命運を賭した大規模事業に乗りだす覚悟を今この国の政治家にも官僚にも経済人にも見いだせないからであります(-.-;)y-゜゜