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2025年05月01日

鶏胸肉のトマト梅ソース

今日のQPで見た料理。細かく刻んだトマトと玉ネギ(QPは紫玉ネギ)の粗みじんと梅肉を合わせてソースを作り、食べやすく切って塩胡椒し薄力粉を振って炒めた鶏胸肉にかけるだけ。付け野菜はキュウリの細切り。鶏胸肉は繊維を断ちきるようにして削ぎ切りにすると、パサつかずふっくらした食感に仕上がる。リーズナブルな食材の意外な組み合わせが意外な美味しさにつながってカンタンに出来るので久々のオススメ料理∈^0^∋
けさのワールドニュースで興味深く感じられたのはオーストラリアABCの世論調査だ。トランプ2.0政権には米国一番の友好国だったはずのカナダが総選挙でNO!を突きつけた恰好だったが、オーストラリアの世論調査でも国民のなんと64パーセントが米国への信頼を失ったと回答(!_+)これまで米国との関係は近すぎたと判断して見直す人が現状維持派をはるかに上まわって47パーセントにも達し、関係をもっと強化すべきとした人はわずか18パーセントに留まった。片や中国とは関係強化派と警戒派が拮抗し、どちらとも言えない派と併せて世論がちょうど3分割された恰好だ。さて日本で同様の世論調査を、トランプ就任100日経った今したら果たしてどんな回答が得られるんだろうか(?_?)今週末にも各社のアンケート電話がかかってくような感じもします(-.-;)y-゜゜




2025年05月02日

豚肉と茄子と油揚げのうま煮

近所のマルエツで高知産の茄子がお買い得だったのでこのメニューに(^^ゞよくやる料理なのでレシピは不要かと。
最近は朝のワールドニュースばかりでなく午後4時からのもつい見てしまうのは、いささか米国内情勢が気になるせいだが、今日驚いたのはトランプ2.0政権がとうとうスミソニアン博物館の展示にまでアメリカ建国の歴史を自虐的に歪めている的なケチをつけて (!_+) 人文系の助成金をほとんど打ち切ったというPBS局の報道だった(-。-;)いやはやこうした歴史修正主義にまで走るとなれば、やはり同政権はアメリカに文化大革命をも起こそうとしている革命政府と見なさざるを得ないし、その経済ブレーンは日本でも紹介されたオレン・キャス氏だろうけど、今日PBSは文化系ブレーンとしてクリストファー・ルフォ氏をインタビュー紹介。強硬な保守派の活動家らしいこの人物がまたキャス氏と相通ずるものがあるタイプの40代とおぼしき若僧なのが面白く、トランプ本人と両人がどこまで気脈を通じているのかは不明ながら、一方に民主党の極左ともいうべき故老バーニー・サンダース氏を支持する若者たちがいるように、トランプ翁を押し立てる若い世代もあると解釈すべきなんだろう。要するにアメリカの現状は何らかのカタチで打破されるべきところに来ていると、経済的に割を喰った感のある若い世代は考えているようで、それはまた何もアメリカ社会の問題だけではないように思われます(-.-;)y-゜゜




2025年05月03日

ニラ焼きそば、胡麻豆腐

近所のマルエツで栃木産のニラがえらくイキイキして見えたのでこのメニューに(^^ゞ 適当に作ったレシピを一応ここに。豚ひき肉と豆板醤を炒め、ニラを炒め合わせて、別に両面をゴマ油で焼いてほぐした中華蒸し麺を加え混ぜて胡椒を一振りしただけ。胡麻豆腐は市販品。
食事しながら見たTBSの報道特集はトランプ関税が国内に与える影響についての現地取材を敢行。圧倒的なトランプ支持のオハイオ州なんかでは、これを米国の製造業を復活させる政策だと信じて大歓迎するものの、実際にそうなるかどうかは極めて不透明であり、長期の見通しだと仮にそうなる可能性があるとしても、それまでの間は消費者として経済的な大打撃をこうむる可能性のほうが高いにもかかわらず、国民の4割近くがいまだトランプ支持者であることのフシギさをキャスターが指摘。もう一つの特集では道頓堀のグリ下や歌舞伎町のトー横に集まっていた若者の現在を取材し、一見トランプ問題とはかけ離れた感じの特集だったのだけれど、双方共に根っこにある問題は一緒なんじゃないか?と思われたのは目下バンス米副大統領の自伝「ヒルビリー・エレジー」を読んでるせいかもしれない。そこに描かれたいわゆる親ガチャや地域ガチャ、時代ガチャといった不条理は、近代的な製造業によって先進国とされた諸国に今や共通するに違いなく、今後さらに加速的に産業構造や社会の枠組みが激変するであろうことを想えば、人類社会において決してなおざりには出来ない大問題であろうと思われます(-.-;)y-゜゜




2025年05月04日

鮨、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
予報よりずっと涼しい晴天に恵まれた今週末も、新緑の濃くなりまさる埼玉県下で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。先週は放牧した際にハシャギすぎて脚を少し痛めたっぽいのが心配されたが、今週は完治したらしく、馬場馬らしい闊達な歩様で快走してくれたのは何よりでした。もっともその反動の大きい馬体にまたがってバランスを崩さずに乗っているのがワタシには至難のワザで、クリトンが調子づいてスピードUPするとA子先生は 「今、いい感じですよ!」 と賞められるも、しっかり座り切れていないワタシは自身が放り出されるような感じでヒヤヒヤする始末。無事にレッスンを終えて下馬する際はエアーバック式のプロテクターのベルトを鞍に付け忘れていたことに気づいてゾッとしました(^^ゞ 昔は落馬したら相当の衝撃を受けたもので、ワタシはお尻が金属製のラチに激突して尾てい骨にひびが入ったり、頭から真っ逆さまに落ちて勒軟骨骨折したりしたものの、今はエアーバック式のプロテクターが瞬時に膨らんでしっかりガードしてくれるので、乗馬リスクはかなり軽減されています(*^^)v2鞍目の単独騎乗でもクリトンはいい歩様でしっかり動いてくれたので、下馬してすぐに馬装を解いて放牧してやったら馬場でゴロンとして薄目の状態でそのままじっと動かなくなり、要は久々に馬場でバクネを敢行(^0^;)いつぞやそれを放っておいたら熱射でフラフラになって起き上がれなくなったため、以来クリトンは自分でも用心して馬場でのバクネを止めていたのだけれど、今日は馬場が岩盤浴的によほど気持ちよかったのか20分ほども熟睡 (!_+) 高齢馬だけに、ひょっとしたらそのまま逝っちゃうんじゃないか的な心配もされつつ、それはそれでスゴく幸せな最期かも?というような話をクラブのオーナーとしてて「でも、仔馬ならともかく、大人の馬が馬場で寝ちゃうって珍しいケースですよね」と話したら「まず、今まで見たことありませんね〜」とのことで、改めてクリトンはやっぱ精神年齢が仔馬なみなんだ〜!という結論に達したのでありますσ(^◇^;)




2025年05月05日

ホースショー2025

今日は早朝に家を出て三軒茶屋で旧クラブの馬トモ人事部のSさんと待ち合わせを。そこから満員のバスで世田谷の馬事公苑に行ってホースショーを観覧。最初は馬場馬術自由演技グランプリを鑑賞し「やっぱり馬場馬術はこのクラスのレベルのを観て、やっと面白さがわかりますよね〜」とSさん。中でも驚かれたのは林伸伍選手が騎乗したフェルナンド号で「あの馬は中間種じゃなくて重種ですよね〜他の馬より一回りデカイですもん」なのでド迫力満点の走行だけど、大柄にありがちなどこかでボッと気抜けしちゃうところが災いしたのか前日の規定演技で減点が多かったらしく、今日の自由演技では相当な巻き返しを図って見応え十分だったのに、結果は優勝を逸した恰好に。優勝馬は佐渡一毅選手が騎乗したバローロJRAで聞けばなんと19歳の高齢馬(!_+)恐らくこれが最後の試合出場と見られながら、伸長速歩駈歩などでは年齢を感じさせない迫力ある走行を披露してまさしく有終の美を飾った次第。続けて同じインドアアリーナで催された警視庁騎馬隊によるレプリーズ(カドリールの拡大版)を観覧。その後はしばし苑内に集結したキッチンカーや馬グッズショップを覗いたりしてから最終競技150㎝クラスの障害馬術を観るべく早めにメインアリーナの観覧席へ。そこに翻訳家の松岡和子さんも現れ、3人一緒に息を詰めて馬たちのみごとな跳躍に見とれてホーッと感嘆の吐息を洩らし、ノーミスのゴールにワーッと沸き立ったりしておりました。会場を早めに後にしてバスで渋谷方面に向かい、三宿で下車して懐かしのイタリアン「ラ・ボエーム」でゴルゴンゾーラピッツアや桜エビと青ネギのパスタ、バーニャカウダ、各種ハムの盛り合わせ、ビーフステーキと盛り沢山に食べ、そこからまた三茶に戻ってカルディでお買い物した後、カフェ・マメヒコでお茶しながら頭の痛いトランプ2.0問題等を3人で熱く話し合ったりしたのでした(-.-;)y-゜゜




2025年05月06日

新玉ネギとツナの切り干し大根サラダ

今日のQPで見た料理。縦薄切りにした新玉ネギと硬めに戻した切り干し大根とツナをオリーブ油酢砂糖塩を合わせたドレッシングで和えて、仕上げに縦四つ切りにしたプチトマトを散らした。QPはドレッシングにパセリのみじん切りを入れたが、わたしはパセリの残りの使い途に困るのでブロッコリースプラウトに替えました(^^ゞ
食後に見た報道1930は今日メルツ氏を与党内造反のせいか首相に選出できない結果となり政治空白が長引くドイツの再軍備軍拡に関する検証を。そもそも第2次大戦で欧州各国の脅威となったドイツを抑えるのも一つの目的として創設されたNATOが今やドイツに対ロシアの軍備増強を求める時代となっており、「知の巨人」といわれるフランスの思想家ジャック・アタリ氏さえも「アメリカはもはや全然あてにならない」として、欧州独自の防衛力を高めるためにもドイツの軍事力に期待しているどころか、日本にも米国にいつまでも頼り過ぎてはキケンだと警鐘を鳴らすのだから、トランプ2.0政権による米国の信用失墜は甚だ大きいといわなくてはならない(-。-;)ドイツのAfD大躍進を始め欧州諸国に極右の台頭が目立つのも気になるところで、アタリ氏も欧州で戦争が早晩起きることを前提にした意見のように窺えたものである。それにしても日本の場合、ドイツ以上に戦争や軍備に関する忌避感や警戒心は強く、またAfDのように有力な極右国粋主義政党が既に存在しているわけではないにもかかわらず、かりに対ロシア・北朝鮮の防衛力強化による軍拡を唱えた際は、ドイツのそれに対するNATO諸国の反応のように、お隣の韓国を始め近隣のアジア諸国が歓迎乃至容認するとはとても思えないのですが…(-.-;)y-゜゜




2025年05月07日

武州鴨の焼き鍋、サーモンとアボカドのサラダ、鯵のエスカベッシュ、スパイシーフライドポテト他

旧クラブの馬友バリキャリのOさんと近所の隠れ家レストラン「大宮0760」で食事。Oさんとは十数年ぶりの再会でも「ちっとも変わりませんねえ」と互いに言い合えたのは正直な感想として同慶の至りでした (^o^) 男女雇用均等法の第1期生でIT企業最大手の営業職としてバリバリ働いていたOさんも、昨年めでたく定年退職を迎え「やっと社畜から解放されて悠々自適の日々なんですよ〜」とは仰言るものの、やはり何もせずにボーッとしてはいられない性分らしく、この間に愛玩動物飼養管理士1級の資格を取るなどして早くも小動物専用飼料販売のネットショップを開店されたのだとか(!_+)とにかく相変わらず前向きに新たな世界へのチャレンジングな精神を保ちつつも、親の介護の問題や自らの老後を考えざるを得ないという話を聞いて、ああ、Oさんもそんな年齢になられたんだな〜とはいえ、それでもその歳だとまだまだやれることは一杯あるよね〜と丁度10歳上のわたしはいささか羨ましくも思えたのでした(^^ゞ




2025年05月08日

前菜、野菜サラダ、魚介のトマトパスタ、アンチョビとチーズのピッツア

さいたま芸術劇場で吉田鋼太郎演出の「マクベス」を観る前に旧クラブの馬トモ人事部のSさんと大宮ルミネ内のラ・ヴォーリアマッタで食事し、帰りにお茶して帰宅が遅くなったので芝居の感想は明日書きますと言いたいところだけど、明日は歌舞伎座の昼の部を観てそのあと作家の河崎秋子さんと会食して帰宅がまたまたかなり遅くなりそうなので、さらに後日となりますが悪しからず<(_ _)>




2025年05月09日

水蛸のカルパッチョ、ムール貝の白ワイン蒸し、幅広パスタのズッキーニソース、イサキのムニエル、黒毛和牛のピッツアイオーラ風

歌舞伎座昼の部を集英社の伊藤さん、眞田さんと観た帰りに作家の河崎秋子さん、伊藤さん、伊礼さんと銀座の三笠会館で快食して、そのあとは新宿荒木町の文芸バー「風花」へ。河﨑さんもワタシも実は下戸なのにバーに行ったのは、「風花」のママさんが河﨑さんの著作を読まれてご本人に興味を持たれたため、伊藤さんが今夜ご案内されることになり、片やワタシは小説を書きだすはるか以前に元ミセス副編の福光さんに「風花」へ案内され、以来ママのお人柄に惹かれて下戸にもかかわらずよく出入りさせてもらってた店なので、河﨑さんにくっついて久々に訪れたところ、ママさんもよく憶えて下さっていて、河﨑さんを交えての幸せな歓談の時を過ごすことが出来ました\(^O^)/そんなわけで帰宅が遅くなったので、芝居の感想はまたまた後日にさせてもらいます<(_ _)>




2025年05月10日

さいたま芸術劇場公演「マクベス」5/8観劇

「マクベス」の吉田鋼太郎演出はさほど奇を衒わぬオーソドックスな仕立てでも観客を飽きさせない見応えのある舞台だった。それは同作品を「夫婦の物語」として一貫させ、マクベスとマクベス夫人に同等の比重を持たせた点にあるのだろうし、その夫人役をまた土屋太鳳が想像以上に好演した結果によるものかもしれない。ふだん小柄なはずの彼女が劇中で欧米の女優なみに大柄で風格のある佇まいを見せるのは、体幹がよほどしっかりとして躰の使い方も上手なせいだろう。とにかくマクベス夫人が大きな存在感を発揮するからこそ、魔女のみならず夫人にも操られていくマクベスの姿がはっきりと見えてくる。そして彼が夫人の死を知った瞬間、舞台の四方に張り巡らされた城壁の吊り物が一斉にバサッと音を立てて落ちる様子はあたかも夫人の魔法が解けたのを象徴し、マクベスも憑きものが落ちたように非凡な暴君から元の迷い多き武人に立ち戻って「明日、また明日、また明日と、時は小きざみな足どりで……」以下の有名な独白をする恰好だ。マクベス役の藤原竜也は幕開きからハイテンション過ぎてセリフが一本調子になりがちで、ドラマ展開のメリハリもつきにくく、中盤はまるで双極性と統合失調的な人物に映るのも現代的とはいい条、終盤が保たない印象を受けたのは舞台初日だったせいもあるに違いない。恐らく日を追うにつれて役がもっと手の内に入って来ることだろう。他で印象に残ったのは同僚バンクォー役の河内大和で、殺されるシーンの姿が演出と相俟って舞台に恐怖感を募らせた。おっ!と思わせたのはイングランドの将軍シーワード役の天宮良で、タップダンサーから俳優に転向して一時はトレンディな主役で沸かせたこの人も、今や重厚な脇役として舞台を引き締めていることに時の流れを感じさせられたものである。東儀秀樹による雅楽風のBGMは終始舞台にこの劇にふさわしい不穏な空気を漂わせてくれた。


コメント(1)

観劇前に今朝子先生の評を読めてラッキーでした。「魔女 吉田鋼太郎」に、???で頭の中がいっぱいになりましたが、考えてみれば魔女はマクベスにおいて大変重要な役割、かつ色付けの自由度が高いのかなと思い、どんな魔女になるのか期待を膨らませています。土屋太鳳のマクベス夫人も期待大です。かわいい清純な女の子のイメージが強い彼女が猛女をどう演じるのか。蜷川マクベスとかなり違った印象になるでしょうね。

投稿者 マロン : 2025年05月12日 09:44



2025年05月10日

歌舞伎座5月公演5/9所見

昨日は歌舞伎座で尾上菊五郎・菊之助襲名披露興行昼の部を観劇したが、昼の部は正直その昔ならあり得ないような舞踊と舞踊劇に偏った公演とはいえ、昨今はこうした変則的な上演の仕方にクレームをつけられる観客も少ないのだろう。歌舞伎界は今どきカスハラを免れた稀少な業界といえるのかもしれない(^_^;) しかし上演の仕方がどうであれ観客を納得させる公演だったのは確かで、やはりそれは切リの演目である3人の「娘道成寺」にそこそこ見応えがあったからといえそうだ。まず「道行」の件りで新菊五郎と新菊之助が花道のスッポンから登場したのにはやや意表を突かれたものの、すぐに菊之助の達者な舞いぶりに目を奪われてしまった。とにかく身のこなしといい、手振りの巧さといい、まだ11歳の踊りとはとても思えない。歌舞伎界にはときどき達者な子役が現れるものの、早くも菊之助を襲名するだけあってもはや子役の域を超えてる感じで、この少年の高祖父に当たる初代吉右衛門が浅草の子供芝居で大人顔負けの名演技を披露していたというレジェンドが改めて想い出されるほどだった。片や喜寿も射程内に入って来た玉三郎は、一時引退宣言をしながら、登場するとまだその美貌に目を奪われてしまうのだから恐ろしい\(◎o◎)/後半〽ただ頼め」の手踊りをここまで面白く見せられる役者は昔もそうはいなかったように思われる。前半の「鞠唄」や〽梅とさんさん」の件りはほぼ菊之助の持ち場で、〽恋の手習い」は菊之助が当然ながら独りで舞いきるかと思いきや、玉三郎が最後をさらうのが面白くもまた贅沢にも感じさせるのがこの振付の妙味だろう。「山尽くし」は親子で、「鈴太鼓」からは3人で急調子に踊り抜き、3人が鐘に上る幕切れはいわずもがなで絢爛豪華に映るのも興行価値アリとすべきだろう。ただ役者としては、幼い菊之助と高齢の玉三郎の狭間で一番踊れて当然と見なされる菊五郎がいささか割を喰う恰好だったかもしれない。その菊五郎は「勧進帳」で富樫を実に品良く演じたのに好感が持てた。それは主役弁慶の余りにも表情過多な演技に食傷気味だったせいもあろう。同行した集英社の眞田さんも「いや〜物凄い顔芸にビックリですよね〜」と呆れられたくらいで、本人は今どきの観客にわかりやすく演じようとしている一種の親切心なのかもしれないが、舞台ではそうした自意識が先立ってしまうと肝腎のドラマと乖離してしまう危険性をだれか注意してあげる人が周りにいないいものかと思う。まあ、今どきの日本人には「腹芸」なんて全く理解の範疇にないのが当然としても、弁慶にああも勝手な芝居をされると、富樫も受けようがないだろうな〜と菊五郎に同情を禁じ得なかった。序幕の「寿式三番叟」でも歌昇のサービス過多的な表情が相当気になってしまい、昔なら即座に「悪達者」と叱りつける関係者の故老がいただろうにと思われたもので、これまた松也や右近のふつうに踊っているのが神妙に感じられたのもおかしい。またこの幕では千歳より附千歳の米吉に目が行きやすかったのも正直なところだ。もう一幕は「三人吉三」の大川端で、時蔵のお嬢は本役ながら錦之助の和尚は役違いで気の毒だったというべきかもしれない。





2025年05月11日

ズッキーニの冷製パスタ仕立て、蕪のすり流し螢イカ真丈、鯨のお造り、ヤングコーンの天ぷら、刺身の盛り合わせ、豚の角煮揚げ、八寸、鯵と生姜の土鍋ご飯ほか

乗馬の帰りに翻訳家の松岡和子さんと大宮東口の「和色」で食事。
予報より涼しくて快適な乗馬日和だった今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。好調をキープし続けるクリトンだが、今週の1鞍目は途中で妙にワガママをしだしたのでムチで追ったところ、後肢の入った反動の物凄い速歩で蹄跡をバーッと駈け抜けたため、ワタシは尻が宙に浮く恰好で放り出されそうな気分になったのだけれど、しばらくすると急停止して馬場で珍しくジャーッとおしっこをする始末(^0^;)そこからもう一度立て直して径路を踏んでいたら、またしてもワガママが始まったので、今日は一体どうしたんでしょうね〜(?_?)とA子先生も心配なさってレッスンは早めに終了し、クリトンを洗い場に連れ帰った途端ジャーッとまたしても大量のおしっこを(◎-◎;)つまりは尿をよほど溜め込んでいて1回じゃ出し切れなかったらしく、ワガママの原因もそれのようで、まあ、人間でも尿意をガマンしてる時はじっとしてられなくてあたりをウロウロするのと一緒なのかもね〜と思われましたσ(^◇^;)
松岡和子さんは先月がお誕生日で83歳になられたから、一月遅れの今夜ご希望の和食店でお誕生日祝いの会食を催した次第。とにかく松岡さんの年齢を全く感じさせない身体の壮健さと精神の若々しさには及ばすながらあやかりたいばかりだが、ご本人曰く「それもみんな馬のおかげよね〜」とのこと。乗馬はたしかに体幹が整うスポーツのため2人とも内臓が極めて壮健だからか今夜も食欲全開で、美味しくもまたリーズナブルな日本料理の一品一品をペロリと平らげつつ、とっても楽しい歓談の時を過ごしたのでした\(^O^)/




2025年05月12日

オクラと鶏肉の青ジソ炒め

先週末のQP料理。ニンニクを入れた油で鶏もも肉をこんがり炒め、斜め二等分にしたオクラを炒め合わせて酒と塩で調味し、火を消してから大葉をちぎって加え、さっと混ぜて仕上げるだけで、超シンプルな調理のわりにはおいしく食べられました∈^0^∋オクラはガクの縁を切り塩ズリして和毛を取り除いておくこと。
食後に見たBS-TBS報道1930は、米国の GAFAM といった巨大テクノ企業のクラウドに依存することで、あたかも封建時代の領主に地代を払う農奴のように、ITプラットホームのピンハネ搾取から逃れられない現実を「テクノ封建制」と名づけた著作を紹介し、それに抗し得ない現代社会の問題を検証。ITプラットホームは自由市場に似た空間に見えつつも、実のところは各企業のアルゴリスムに誘導され支配されている現実はネットショッピングすればイッパツでわかるはずだし、言論もまた今や囲い込まれたネット空間で流通しているのは当然わかりそうなものなのに、ネットで似たような意見ばかりを見つけてそれが世の中の主流だと思い込んじゃう情報シロウトさんが選挙選における愚行に走った事例は日本でもつい最近あったばかりだが、そうした人たちは結局またきっとAIの言うなりに行動するに違いないのだった(-。-;)既に子供がAI依存に陥っていると話した友人もいるくらいだし、きのう翻訳家の松岡和子さんもAIにタレントの身の上相談をやらせたTV番組をたまたまご覧になって「それがビックリするくらいちゃんとした答えになってるのよ!」と仰言ったし、わたし自身はハラリ著「情報の人類史」でAIが既にどんな段階まで来ているかを読んだ結果、人類社会がAIに支配される日はそう遠くないように思われるのでした(-.-;)y-゜゜




2025年05月13日

豚こまのぴり辛マヨ炒め

今日のQPで見た料理。豚の細切れ肉に薄力粉を振ってこんがりと炒め、豆板醤おろしニンニクおろし生姜マヨネーズ砂糖少々醤油を混ぜ合わせたタレをからめて、適宜に切ったキャベツとニラを炒め合わせただけの超カンタンリーズナブルな炒めもの。強火でしゃっきり仕上げるのがポイント。
食後に見た報道1930は今や地方創成も外国人材や高齢者の労働力頼みとなったの人口減少時代の日本を検証。既に相当数の外国人労働者の移住で日本の産業は何とか成り立っているにもかかわらず、自民党保守派は「移民」というコトバを絶対に避けたいのだそうで、その話を聞いてワールドニュースで BBC が昨日今日と立て続けに大きく取りあげていたスターマー現政権の移民制限政策が想い出されたものである。英国はこれまで欧州の中でも移民に比較的寛容な国と思われていたからこそ貧弱なボートでもドーバー海峡を渡ろうとする人が絶えなかったとおぼしく、その結果がブレグジットに至るほど移民対策にアタマを抱え、歴代の政権がこの問題に苦慮してきたようで、本来保守政党ではないはずの現労働党政権も何とかこれを打開すべく厳しい入国規制を設けようとしているらしいのだった。労働党政権にしてみれば移民によって国内労働者の賃金まで低く抑えられてしまうのが問題なのだろうが、介護職人材はほとんど移民に頼っているという現状を聞いて、その仕事が果たして国内の人材だけでまかなえるのだろうか?と多少気になったものである。介護職に限らずいわゆるエッセンシャルワーカーを始めカラダを使って働く仕事の人手不足は何も日本に限った話ではなく先進諸国共通の問題だろうし、その大きな原因は若年層が父祖の世代と異なりオフィスワーカーに集中するようになったことだろう。かくして現場は外国人材や高齢人材にお任せといった風景を日常的に目撃する昨今、高齢人材にも世代的に限りがあるような気がしていて、若い頃にカラダを使わなかった人が果たして高齢になってから肉体労働が出来るようになるのだろうか?という疑問や、果たしてあと10年も経てば汎用性の高いロボットの大量生産に漕ぎつけてあらゆる現場に対応できるのだろうか?といった懸念がふつふつと湧く一方で、AIの活用は着々と進んでオフィスワーカーの大量リストラが目前に迫っている今、よほどの知的能力がある場合は別として、ワタシが若い子の親ならこれからはカラダを使うエッセンシャルな仕事を目指したほうがゼッタイ得策だと言っちゃいそうであります(-.-;)y-゜゜




2025年05月14日

鉄板焼き

旧友のモリとわが家で食事。クリスチャンのモリはたまたま6月にイタリア旅行する予定で、バチカン市国の修道院施設にも宿泊予約が取れて、新教皇の拝顔もできるらしいとのこと。新教皇はスポーツ万能でことに乗馬に長け、上手に乗りこなしている動画がSNSにUPされていたと聞かされました\(◎o◎)/




2025年05月15日

焼きそば、塩麹トマトスープ

昨夜の鉄板焼きの残り食材で、〆に用意したもののお腹いっぱいで食べられなかった焼きそばを(^^ゞスープは近ごろのマイブームで何度も作ってるからレシピは不要かと。
昨夜わが家に一泊した旧友のモリとは久々にゆっくり話をしたが、何かと興味深く聞けたのは宗教にまつわる話であった。そもそもキリスト教、イスラム教、ユダヤ教といった一神教は太陽しか見えないような砂漠の宗教であり、豊かな自然環境に恵まれた日本はキホン一神教とは無縁なはずの国だとワタシはずっと思い込んでいたのだが、同じアジアの島国でもインドネシアがイスラム教国であることはバリ島に独り旅行した際に知り合った現地の人からも強く感じたし、外交官夫人としてマレーシアに赴任随行したモリも「インドネシアは宗教色が非常に強い国で、小学校の頃に、あなたのウチは仏教か、イスラム教か、キリスト教か?ってハッキリ訊かれるらしいのよね」とのこと。キリスト教はフランシスコ・ザビエルが布教に来たおかげで世界中に広まった経緯に日本でも大概想像がつくわけだけど、インドネシアやマレーシアにイスラム教が広まった理由は何だったのか2人とも急に知りたくなってウィキに当たったモリは「どうも鄭和みたいよ」とのこと。「ええっ!鄭和って、あの中国明朝の時代に大航海した人よね?」「そう、鄭和の一家はムスリムだったみたいなのよ」「そうするとイスラム教は中国を通じて東南アジアに広まったことになるわけなんだ〜だったら日本にはなぜ一神教が根づかなかったのかふしぎな気もするよね〜インドネシアやマレーシアも砂漠と違って豊かな自然に恵まれてるわけだから」とワタシが言えば「いや、日本よりずっと厳しい自然だし、太陽も一年間ほぼずっと同じ時間に同じ場所で昇降するのよ〜それって日本とはゼンゼン違う感じなのよね〜」とマレーシアで暮らしたモリは言うのである。「なるほど、四季がないってそういう感じなんだ〜つまり永遠に同じことが繰り返される感じで『移ろい』ってものがそこにはないわけか。ああ、そう考えると日本文化はまさに永遠を求めるのではなく『移ろい』を受け容れることにあるといえそうだよね〜人の一生も春夏秋冬の移ろいに従って、老いも素直に受け容れるのが本来のメンテリティで、だから今どきのアンチエイジングなんてちゃんちゃらおかしいのかもね〜」などと実に壮大なテーマを2人とも超いい加減にたわいない調子で話し合っていたのでしたσ(^◇^;)




2025年05月16日

高野豆腐の中華炒め

昨日のQP料理。鶏ガラスープと塩を含ませて戻した高野豆腐を拍子木切りしてゴマ油で炒め、別に生姜とニンニクの薄切り、椎茸の薄切り、パプリカの細切りをゴマ油でしっかり炒めてからざく切りした小松菜を加えてさっと炒め合わせ、醤油と砂糖少々で調味し、炒めておいた高野豆腐を戻し混ぜ合わせて仕上げた。高野豆腐は水けを多少切ってからたっぷりめのゴマ油で表面をこんがりと炒めるのがポイントで、これが結構むずかしいけど、自宅でお手軽に出来る精進料理かも。
食後に見たBS-TBS報道1930は、ロシアとウクライナの停戦協議がちょうど始まったばかりのタイミングで一連のトランプ外交を検証。先日大手IT企業家たちを大勢引き連れてサウジに乗り込んだビジネス外交はカタール側の贈賄ともいえそうなボーイング機の提供を始め金の臭いがプンプンしても、ひとまず成功と見るべきなのだろうが、一方でこの間にイスラエルのネタニヤフ政権との関係は驚くほど冷え込んでいるのが改めて指摘された。ウクライナ停戦交渉は実のところトランプとプーチンの顔合わせで何とかケリがつくようにトランプ側は期待してるのだろうけど、果たしてプーチンがどこまでホンキで乗ってくるかは一向に見えないし、結局はその場凌ぎの派手なパフォーマンスで終わって何の解決にもならなかったキム君との板門店会談が想い出されるばかりであります(-.-;)y-゜゜




2025年05月17日

茄子と豚肉の炒め煮

鉄板焼き用に買った茄子が結構残っていたのでこのメニューに(^^ゞしょっちゅう作ってるのでレシピは不要かと。
食事中に見たTBSの報道特集は何かとタイムリーな学術会議問題を取りあげた。まず、つい先ごろ学術会議法案が意外なほどあっさりと議会を通って、それに反対するデモが起きている点がもちろん最もタイムリーなのだけれど、5年前に起きた学術会議任命拒否事件を巡る裁判で、東京地裁が国に情報開示を求める判決を昨日下したことも、これを機にきっちりと報道されてしかるべきだった。
ところで、まことに恐縮ながらワタシ的にもタイムリーに感じられたのは拙著『愚者の階梯』文庫版化の校正をちょうど昨日から始めていて、「小説すばる」誌に2021年2月号から連載したこの作品の書き出しは、まさに前年の学術会議任命拒否事件に触発されたのを改めて想い出していたからなのである。そして単行本刊行の際は、事件の当事者であった加藤陽子先生にご書評いただけたのも今に有り難い想い出だ。同作品では「天皇機関説」を唱えた憲法学者の泰斗、美濃部達吉博士があれよあれよという間に国賊扱いされていく様子を当時の新聞記事で追ったが、それは戦前の日本におけるいわば「反知性主義」を絵に画いたような騒動であり、米国トランプ政権の凄まじい反知性主義に呆れ返っている現代の日本ではもうあんなアホなことは起きまいと思うけれど、戦前の日本や今の米国の反知性主義の背景には深刻な経済格差が横たわっているのを考えると、今後の日本では決して他国事でないのを肝に銘じておくべきかもしれません(-.-;)y-゜゜




2025年05月18日

中華風弁当

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
天気予報より涼しくて快適な乗馬日和だった今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週1鞍目の前に手入れしてプロテクターを着けようとしたら、クリトンの後脚がえらい大根足状態なのに気づいてA子先生に訴えたところ「これはちょっと嫌な腫れ方ですね〜まさかフレグモーネじゃないでしょうね」と意外なほど深刻な表情をなさったのでちょっと心配したワタシ(-。-;)馬のフレグモーネというのは化膿性炎症のことで、大概は外傷から細菌が入って発症する病気で、A子先生は以前にウエストファーレンMIXのハバ君がフレグモーネになった時の脚の状態を想い出されたようだったが、クリトンの後脚に外傷は見当たらず、熱感もなく痛がってもいないから「単なる立ち腫れだと思うので、しっかり運動させてやってください」と下乗りをお願いしたワタシ。すると結構いい歩様で速歩も駈歩もしてたからワタシもいつも通りに騎乗したところ、降雨で馬場に水たまりが出来ていたせいか、いつもより脚を高々とあげる分、反動が非常に大きい歩様で快走して、逆にこっちは乗りきるのが大変でした(^^ゞで、レッスン後に脚をみたらすっかり腫れが引いていて、やっぱり立ち腫れと判明するも、ということは代謝が悪くて浮腫んでる証拠でもあるからして、また別の心配をするはめに(-_-;)オーナーにそれを話したら、週一でお願いしている引き馬を「ここんとこバタバタして、2週ほど出来なかったんで、これからまたちゃんとやりますね」と回答されて、ああ、それならば、と少しは安心したワタシ。何しろクリトンはもうオジイサンといってもいい年頃の高齢馬だけに、人間の高齢者と一緒でホントは毎日でも軽い運動をさせたほうがいいのだけれど、他の馬との放牧が難しいのと、クラブの人手が足りないために毎日の運動はなかなか出来ないので、厩舎の中でずっと立ってる状態がつい脚の浮腫みにつながることにもなるのだった。そんなわけで今週2鞍目の単独騎乗でもワタシなりに馬を結構動かしたつもりだったけど、騎乗後に必ずするボロ(糞)をしないのが厩舎に戻してからも気になって、お湯を飲ませたりお腹のマッサージをしたりして、無事にドッサリしてくれたのでホッとひと息。とにかく人間含めて動物は年を取ると新陳代謝の衰えが心配されるもので、幸いワタシはまだゼンゼン大丈夫だけど、いつ何時どうなるかわからない年齢になっている自覚はあるし、乗馬は体力や筋力のみならず瞬発力や機敏な反応を要するスポーツだけに、そちらの衰えも心配されるため、クリトンともども老老介護乗馬を何とか出来るだけ長続きさせるように頑張りたいものであります(*^^)v




2025年05月19日

豚バラと新玉の甘味噌炒め

今日のQPで見た料理。斜め細切りにしたピーマンを炒め、厚めの櫛切りにした新玉ネギをさっと炒め合わせて取りだしておく。酒醤油で軽く下味した豚バラ肉をしっかり炒めてから味噌酒砂糖の合わせ調味料を加え、先の野菜炒めを戻してざっと混ぜ合わせるだけ。新玉に甘味があるので砂糖は控えめに。先に野菜を強火で手早く炒めてシャキッと仕上げるのがポイント。旬の食材を活かしたお手軽な炒めものとしてオススメ!
食後に見たBS-TBS報道1930はトランプとプーチン電話会談直前のウクライナ停戦予想特集。プーチンに転がされっぱなしだったトランプもさすがにシビレを切らし、今夜はまず30日の停戦を要求して決裂も辞さない強い態度で臨むという見方もあれば、プーチンはプーチンで「あたなの任期中は停戦しておきましょう」なんてトランプに甘い誘惑をする可能性もあるとのこと。とにかくプーチンが生きてる限りというか、影武者も一杯いそうだから、旧ソ連邦復活の大ロシア幻想に取り憑かれているプーチン体制が続く限り、ウクライナを併合しようとする試みは残念ながら今後もずっと繰り返される恐れが多分にあるのかもしれない。ただ当初はあきらかにプーチン寄りだったトランプが、前ローマ教皇の弔問外交の際にゼレンスキーと修復会談しており、また今朝のワールドニュースでは現ローマ教皇就任式にも集ったゼレンスキーとバンス副大統領が仲直りの握手を交わす様子が映しだされていたし、つまりは今や米国は欧州と共にウクライナに加勢する気が全くないとはいえないような雰囲気だから、何とかそれをあてにして当面は停戦交渉が進捗するのを祈るのみであります(-.-;)y-゜゜




2025年05月20日

サバ缶の卵とじ

今日のQPで見た料理。サバ缶の煮汁と水をフライパンに入れ酒砂糖醤油で調味して煮立て、横薄切りにした玉ネギと、ほぐしたサバの身を入れて5分ほど煮込んでから溶き卵を回しかけて軽く火を通し、糸三つ葉を散らして仕上げに粉山椒を振った。さば缶の柳川みたいな料理で、Q P は揚げ玉(天カスかのこと)も入れてふわふわした食感に仕上げていたが、ワタシはうっかり買い忘れてカットしました(^^ゞ
けさのワールドニュースでは当然ながら世界各局がトランプ&プーチンの電話会談による即時停戦が不調に終わったのを報じて、トランプがもはやこの問題を投げだしそうな感じすら伝えたので、ああ、いっそ政権そのものを投げだしてくれないかしら…と思う人も少なくないような気がしたワタシ(^_^;) それにしてもトランプが結局プーチンに対しては脅しをかけるような強気な態度に余り出ないみたいなのは、やはり彼に何らかの弱みを握られているとか、プーチンがそれだけしたたかな話術を駆使するからとか想像されるが、ひょっとしたらいわばビジネスマン外交というやつで、欲得以外の強い信念に支えられているわけでもなく、絶えずブラフをかまして相手に通用すれば詐欺まがいのイケイケとなり、ああ、こりゃダメだと見たらさっさと撤退するといった類の繰り返しでしかない人物なのかもしれない。それでブラフは習近平にもさっぱり通用せず、ウクライナもガザも全く片づかないとなれば、自分が出て行ったら必ず戦争を終わらせられるという思い込みも所詮は誇大妄想に過ぎない、つまりは大言壮語のボケ老人だと世界中から見られても仕方がないのかもしれません(-.-;)y-゜゜




2025年05月21日

皿うどん

冷倉庫に色んな野菜がちょっとずつ残ってたのでまとめてこのメニューに(^^ゞ市販キットで作ったが一応具材は豚もも肉、むきエビ、新玉ネギ、キャベツ、ピーマン、椎茸、もやし。
「米は売るほどある」発言の江藤jr農水相が今日やっと辞任したが、農水相といえば、以前アベ第1次政権の際にバンソウコウだらけの顔でTVに映ってギョッとさせた赤城Jrがすぐにも想い出され、ひょっとして世襲バカのポストなのかしら(?_?)と思っていたら、後任がなんとコイズミJrだったのでゴッツ笑えた(^0^;)この方も何かと妄言が多い人なので大丈夫かしら(?_?)と思いつつ、まあ選挙地盤が都市部だから農村部を票田にしている議員よりはまだマシなのかも?という気がするが、それにしても日本の農業がここまで先の見えない状況に立ち至ったのは、やはり自民党の失政の最たるものだと改めて認識せざるを得ない。かつての農業や漁業は経験値が物を言っただけに長老型社会を形成しやすく、そうした農漁村的な長老型社会に乗っかって党勢を拡大維持し続けたのが自民党といってもいいのだけれど、近頃はよく朝のワールドニュースを見ていると、世界中の畜産を含めた農業や養殖を含めた漁業が前例のない気象異常で非常にリスキーな状態に陥っており、これまでの経験値なんてほとんど役に立たないのがよくわかる。それに代わって今や農業や漁業には様々なデータ収拾分析による予測に基づいたプログラミングが必要になっていて、そうした農漁業のハイテク化においては既にベトナムが日本のはるか先を行ってる様子をニュース映像で見て取れる。世界的食糧危機を目前にして、国民の食糧需給を維持するという国家一番の目的はもはや前例主義の官僚機構である農水省を全くあてに出来ないし、旧来の農村的長老社会に根ざした自民党はもはや亡国政党であるといっても過言ではないと思われます(-.-;)y-゜゜