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2023年08月01日

麻婆茄子

昨日使った茄子の残りがあったのでこのメニューに(^^ゞ 色んな作り方をするが、今回は少なめの油で茄子を素揚げしておき、生姜とニンニクのみじん切りを炒めた油で豚ひき肉を炒め、豆板醤を熱し加えて酒を回しかけ、甜麺醤オイスターソース醤油少々で調味し、茄子を戻し入れて水溶きカタクリでまとめてみた。
けさ見たワールドニュースではフランスでついに紙のレシートが廃止になるという話が興味深く、同国でレシートに要する紙は年間15万トン、樹木にして2500万本に相当するのだとか (!_+) つまりは概ね環境保全の観点から廃止するようで、今後紙のレシートは請求すればもらえるけど、請求しない場合はスマホや P Cといったサーバーで支払金額の表示を見ることになるらしい。レシートに関しては必要で取っておくケースも勿論あるとはいえ、大概ゴミになっちゃうわけなので、黙ってても貰えることが常態化している今日のままでいいのかどうかちょっと考えさせられてしまったニュースでした(-.-;)y-゜゜




2023年08月02日

トマトとアスパラガスのサラダ、チョリソー入りソース焼きそば

サラダは自家製フレンチドレシングで食す。チョリソーは翻訳家の松岡和子さんから戴いた冨永精肉店製。どっさり戴いた美味しいソーセージを今夜で全部食べ尽くしてしまいました∈^0^∋焼きそばの具はほかにキャベツと椎茸と万能ネギで、塩胡椒で軽く下味し、いつもと違ってウスターソースをメインに甘めの濃厚ソースを少なめに入れて、仕上げに醤油をちらっと垂らして調味。
昨夜はブログを書き終えた後にTVニュースで関東地方のゲリラ雷雨映像を見てビックリ(@_@;)というのもワタシが住んでる地域は遠雷が少し聞こえたのみで、結局ゼンゼン降らずに済んだからだ。さすがに地元の人たちがこのあたりを「神域」と呼ぶだけのことはあるな〜と思ったのは、昨日今日が地域のお祭りで昨夜は氷川神社祭りの山車がいっぱい出てたし、今夜は旧中山道で神輿渡御(写真)が行われたからである。ご多分に洩れず4年ぶりの開催とあって人出がハンパない状態ながら、おかしかったのはちょうどこの時期にワタシはたまたま出版2社からゲラを送ってもらうことになっていたのだけれど、両社の編集さんから「そちらはお祭りみたいで、交通規制がかかるため宅配便が遅延する可能性もあるらしいです」と電話やメールでいわれたことで、別にフツーに到着したものの、そういうイベント情報がしっかり回ることを今回ワタシは初めて知ったのでした(^^ゞ




2023年08月03日

梅なめたけうどん

今日のQPは梅なめたけ蕎麦だったが、ワタシは家にあった冷や麦を使用(^^ゞ短く切ったエノキ茸と梅肉と酢、味醂、醤油、水を混ぜて電子レンジで火を通し梅なめたけを作る。これと大根おろし、挽き割り納豆、大葉の千切り、花がつおを冷や麦にトッピングして食す。猛暑にもってこいの料理。
けさのワールドニュースではフランス2が昨日8月2日を地球オーバーシュートデーだったと報じて、それって一体ナニ(?_?)という感じだったのだけれど、要するに地球が1年間に供給するさまざまな資源、食糧とか燃料とかありとあらゆる天然資源を今年は早くも昨日で使い切っちゃったらしいのである。で、ここから先は来年度分を前倒しで使い始めることになるのだそうで、こうしたオーバーシュートは年々早まっていて、最も遅い国ジャマイカだと何とか12月まで持ちこたえるが、フランスとか日本とかの先進国は5月で既に使い切っちゃってるのだとか。この感じだと人類には地球が一つでは到底足りず1.7個以上必要になるわけだし、このままずっと次の年の分を使い込みしてたら当然ながら地球が保たないので、何とか抑制する方向に進むべきなのだろうけど、ワタシが大学生になったばかりの頃はまだ12月までオーバーシュートしなかったみたいだから、この半世紀の間でいかに人類が増えて地球を喰い物にして汚しているのかがよくわかります(-.-;)y-゜゜


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尾上右近「研の会」を見ましたが、「夏祭浪花鑑」「京鹿子娘道成寺」を2日間4公演、「夏祭」は団七・お辰二役という驚きの熱演でした。鴈治郎の三婦に若手花形役者が加わり、義平次の己之助はどう見ても本人とは分からない程の汚れぶりで見応えがあり、客席も粋筋など和服姿が目立ち、人気実力を備えた御曹司の自主公演でした。
今のPCは、5年前に今朝子さんが新機種を自力で立ち上げたのに習い、私も奮起して独力でセットアップしたのですが、ほぼ寿命らしく大ショックです。前回は引越しとデータ移行に数日かかりエネルギーを消耗し尽くしたので、(次はタブレットでいいか)と思ったのですが、やはりPCは使い勝手がよく、猛暑と相まって頭が痛いです。

投稿者 ウサコの母 : 2023年08月03日 21:15



2023年08月04日

豚しゃぶ、トマト、青ジソのサラダ

先日のQPはバジルを使ったが、近所のマルエツでバジルが売り切れだった!!ので大葉に代えました(^_^;)
縦薄切りした玉ネギと八つ割りしたトマトと青じそと、煮立てないようにして柔らかく茹でた豚しゃぶ肉を
ワインビネガー砂糖醤油塩胡椒オリーブ油を混ぜ合わせたドレシングで和えるだけ。
食事しながらたまたま見てしまった岸田首相の記者会見は相変わらずの煮え切らない調子で、結局どうしたいのかがちっとも伝わってこない迷スピーチだから、本人コレで内閣支持率が回復すると思ってるのかしら (?_?) と首をかしげる始末。とにかくこんなに伝わらない話し方をする人も政治家として珍しいんじゃなかろうか?という気がいつもするのだけれど、特に今回は健康保険証の廃止というかマイナカード移行を急ぎ過ぎだと本人も思って延期しようとしたら、厚労省の役人に抵抗されて結局延期できずに資格確認書とかいうムダの産物でお茶を濁そうとする優柔不断ぶりが見え見えだから、余計に曖昧な発言と受け取らざるを得ないのだった。ともあれマイナ保険証については馬トモのお医者さんに話を聞いたら、マイナカードを読み取り機で確認する際に、医療者側は患者さんのカードを絶対に触っちゃいけないことになっているため、操作ミスがあったり、暗証番号が違ったりしたら結局お帰り戴くことになったりもして、結局今は使っていないのだとか。読み取り機だけ買わされて大損ですよ!とのことでした(-.-;)y-゜゜




2023年08月05日

ビーフカレー、アスパラとトマトのサラダ

カレーは戴き物の帝国ホテル製カンヅメ、サラダは玉ネギスライスとホールコーンをプラスして自家製ドレッシングで食す。
食事しながら観たのは女子サッカーワールドカップ決勝トーナメント日本VSノルウェー戦のLIVE放送。こないだ BBC は英国が優勝しちゃったのかしら (?_? )と勘違いしそうなほどこの大会をトップニュースで大きく報じたから、日本が今回あんまり盛り上がってないように感じてるのはワタシだけなんだろうか?予選トーナメントでは全試合快勝且つ大勝してるのにナゼなんだろう?とフシギな気がしつつ今日は LIVE でしっかりと観て、前半から押し気味の試合運びと危なげないパス回し、フィジカル面でもスピードでもちっとも負けず、ここぞという時の得点力の高さに驚かされてホントに強いチームだよな〜と感心しきり。ドリブルのスピードやシュートの鋭さを見ると女子チーム全体が物凄く進化してる印象で、大昔のイライラさせられた日本男子サッカーよりもはるかに見応えがあってスカッとする試合ぶりだった。中でもこのゲームでは長谷川の小回りが利いたテクニックと宮澤のアグレッシブなプレーが際立っていて、この調子だと優勝も夢じゃないよね!と感じさせてくれたので今後も注目したいと思います(*^^)v


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本当ですね、素晴らしい活躍をしているのに、私もニュースでしか観ていませんでした。うねりのようなブームになるには何が必要なのでしょう。これからの試合はきっちり観戦するぞ!
それにしてもユヅの入籍は文字通り青天の霹靂。情報管理の徹底ぶりに驚愕しました。報道も本当に何も知らなかったのだとしたら管理のお手本にできるケースです。紀平選手も全然知らなかったというツイートをしていたくらいなので、まず身内にも洩らさなかったのですね。さすがユヅ、全てが一流。それと、おめでとうございます(^^)/

投稿者 マロン : 2023年08月06日 07:55



2023年08月06日

中華総菜セット、オクラと山芋のサラダ

乗馬の帰りに大宮ルミネ地下の総菜売り場でゲット。
蒸し暑いけど涼しい風に恵まれて意外と快適だった今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週末のクリトンは厩舎から引きだした段階ではアレッ(¨;)と心配されるほど先週よりも痩せて見えたので「やっぱり夏やせでしょうかねえ?」「そうですねえ。ミノワ先生はまずしっかり肉をつけないとダメと仰言ったけど肥らせるのは難しいですよね〜ただでさえ夏やせする時期だから」というようなやりとりがA子先生とあって心配されたのだけれど、いざ騎乗したら先週よりも歩様はしっかりしている感じだし、ときどき元気な頃と変わらないような歩様を示すこともあるけれど、疲れてくるとやはり左後肢を庇うような動きを見せるので、レッスン後半は常歩の横木通過で後肢をしっかり上げるようなトレーニングをしつこいくらいしたのだった。で、レッスン後にしばらく放牧してから手入れしようとしたら、またアレッ(?_?)と思うくらいに馬体が肥ったように見えたのでA子先生にその旨を話したら「たしかに、さっきよりふっくらして見えますねえ。血行が良くなったせいなのかしら(?_?)」と首を傾げられた。こっちの単なる目の錯覚ということもありそうだけど、馬はたとえば腹帯を締めようとすると馬体を大きく膨らませて人が締めすぎないようにさせることもあるから、筋肉の使い方で見場がうんと違ってくることもありそうである。そんなわけで来週の日曜日に控えたミノワ先生の再往診までに何とかもっと馬体をふっくらしっかりさせるべく、2鞍目の単独騎乗でも筋トレに最もいいといわれるバイタルウォークを30分ほどした次第。常歩をしっかりとさせるには自分の脚を馬脚と一体化させて動かす必要があり、小柄短足なワタシがクリトンの馬脚を四肢ともしっかり動くようにさせるのは結構ハードで騎乗中は額の汗が目に染みるし下馬したら全身からどおっと汗が噴きだすものの気分はとてもスッキリでした(*^^)vところで今週面白かったのはクラブのオーナーが「羽生結弦は結婚したんですよね〜」と言われたことで、今までオーナーとフィギュアの話は一度もしなかったものの、ファンだったのかしら?と思いながら「これで女性ファンは減っちゃうんですかね〜」と話したら「それはどうかわかりませんけど、あの方はふつうの浮世とは全く違った別世界の人であってほしいような気がしてたもんですから」と聞いて、なるほど!昔はスターと呼ばれる人全員がそういうイメージを持たれてたわけだけど、今どきはイケメン男優でもそういう雰囲気はまるでなさそうだから、羽生結弦は最後の古典的大スターといえるのかもしれないと思われました。


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忍者も内臓を肋骨の中に持ち上げて狭い所を通り抜ける訓練をしたと聞いたことがあります。生き物の身体は意思で形を変えられるのでしょうか。不思議がいっぱいです。
クリトンくん、この暑さは辛いでしょうね。頑張れ!

投稿者 マロン : 2023年08月07日 09:26



2023年08月07日

牛丼

今夜はすき焼き風の味が食べたくなったのでこのメニューに(^^ゞ牛肉と長ネギ、椎茸、ピーマン、シラタキを炒め合わせて酒砂糖醤油で調味し、仕上げに目玉焼きをトッピングしてご飯に載せた。シラタキを加える前に牛肉は引き揚げました。
昨日は原爆の日に当たってこれまた相変わらず煮え切らない岸田首相のスピーチを聞かされて、核拡散防止条約がロシアの恫喝で事実上破綻している今日に、米国に気兼ねして核兵器禁止条約の批准に踏み切れない日本の立場を核兵器を持つ国との「橋渡し」になると弁明した言い回しが、この国のあらゆる外交政策を象徴しているふうに感じられたものである。よく似た例ではクーデターによって民主政治が崩壊させられたミャンマーに対しても、現軍事政権とのパイプを持ち続けて善導するのが日本の立場だと弁明しつつ、欧米諸国ほどに経済的な締め付けを強化してはいないはずだ。こうした発言というか日本の態度を見せられるにつけても、ああ、実生活でこの種の言い訳をする男がいたらホントぶん殴ってやりたいほど腹立つだろうな〜戦後ニッポンの方針を決めてる官僚って何ら信念のない(所詮は米国の属国の役人だから信念の持ちようもないのだろうけど)お受験エリートに過ぎないんだよね〜とワタシはいつも思うのでした(-.-;)y-゜゜


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連日の酷暑だけでもげんなりしているのに、この有様に世も末だー。と嘆きたくなります。唯一の被爆国であることを国是の拠り所とすべきです。あの犠牲に報いることにならなくてどうする?子どもでも解るはずですがねー?いつも楽しく読ませていただいています。

投稿者 ミセスせつこ : 2023年08月08日 10:38



2023年08月08日

ナスの泥亀煮と鯛の塩焼きわさび酢添え

今日のQPで見た料理。茄子は縦二等分して皮に亀の甲羅のような切れ目を入れて(笑)皮目からゴマ油で炒めてから出汁、砂糖、淡口醤油で調味してしばらく煮込み、さらに味噌を加えて仕上げにすりゴマをたっぷりかける。粗熱を取ってからおろし生姜を添えて食す。わさび酢は出汁に酢と淡口醤油とわさびを混ぜたもの。
けさのワールドニュースでちょっと気になったのはシンガポールCNAが報じた中国の大水害による食糧問題で、台風がこれまではずっと中国大陸を襲い続けていたから恐らくはその余波だろうが、日本では想像もつかない広大な農地が水没している映像はショッキングで、今年に限らず気象異常は中国の農地に多大な影響を与えているので、そのうち世界に対する食糧の売り手市場から買い手市場に回られる可能性がないともいえず、ただでさえウクライナ戦争で世界的な食糧危機が叫ばれている今、大変に憂慮される事態だというような報道だった。気象異常で最も懸念されるのはこの食糧問題で、身近でも西日本の農地の水害は深刻だと思うが、日本のTVニュースは個別の被害情報に終始して、気候変動の影響による日本全体の農地の問題や食糧事情を総括し検証するといった報道が滅多にないのを他国のTVニュースで思い知らされるのだけれど、いつの間にか食糧が物凄く値上がりしても、その時点では原因が追究もされずにただ物凄い値上がりデス!としか報道しないような気もして、こうした目先のことにしか反応できないTV報道は、SNSで事足りる今日に必要あるのかしら?と思っちゃいます(-.-;)y-゜゜




2023年08月09日

皿うどん

市販のキットで作った。具は豚肉、むきエビ、キャベツ、椎茸、もやし。
食事しながら見たBS-TBS報道1930はきょう「長崎原爆の日」にふさわしい核抑止論の特集。ウクライナ戦争において核兵器の所有が脅しに使われるに及んで抑止論のパラドックスが完全に露呈したわけだけれど、それでも核兵器が既にこの世に存在するという現実を前にすると、「国家」という枠組を消滅させない限り廃絶に向かわしめるのは至難のワザであるのが実感される。要は護身用ピストルを持っておいたほうが持たないよりは安全!といった如何にもアメリカ的な発想が国家単位でばらまかれたに等しい核抑止論なわけで、こうなると世界中の国が持ってたほうが究極の抑止になるという考え方があっても然るべきだろう。まずウクライナ戦争が終結した時点でウクライナが核保有を目指すことは当然ながら予想されるし、北朝鮮みたいにアメリカに目を付けられそうな独裁後進国たとえば軍事クーデターが頻発するアフリカ諸国は今後次々と核保有したがるだろうし、核廃絶どころか核拡散に歯止めがかからない未来のほうが想像しやすいのは確かである。それでも核兵器はやはり有無を言わさぬ絶対悪であるという実感を持った人のいる唯一の国として、日本は正面切って廃絶を唱えるべきだろうし、そもそ第2次大戦後も数多くの戦争や紛争を引き起こし今日も世界に絶えず火種をばらまいているアメリカをそこまでイイ気にさせちゃったのは、戦後おとなしく追従し過ぎた日本の責任として認識すべきだし、キャンセルカルチャーの頻発する今こそ、アメリカの原爆投下を激しく非難して謝罪に追い込むくらいの信念と覚悟を持った真性の右翼活動家が現れないもんかと思うばかりであります(-.-;)y-゜゜




2023年08月10日

中華定食

シネリーブル池袋で「シモーヌ/フランスに最も愛された政治家」を観た帰りに園芸ライターの光武さんと池袋ルミネ内で食事。
以前からシモーヌ・ヴェイユという人物に興味があったので光武さんをお誘いしてその一代記を観たのだが、久々に見応えがある映画だったし、フェミニズムや人権問題に関心がある方には是非ご覧になるようオススメしたいので、敢えてここで詳しくは書かないでおく。ユダヤ系フランス人女性としての差別を受けながら一貫して筋金入りの人権主義者として果敢に政治闘争をする彼女の原点となる体験をリアルに描きつつ、フランスの近現代史を辿れる仕組みにもなっていて、それが時系列的な伝記映画ではなく、敢えてフラッシュバックを多用した構成が現代に響く物語として成立させているともいえそうだ。とにかく今の日本では想像もつかないレベルの女性政治家のストーリーであります。




2023年08月11日

ナスと大葉の甘酢漬け、鰻の佃煮

茄子はゴマ油で皮目から炒めて玉ネギと鷹の爪と共に出汁、味醂、砂糖、醤油、酢を混ぜ合わせた漬けダレに入れて大葉を散らして冷やしておいた。鰻の佃煮は「祇園川上」出身の割烹料理店「二条 みなみ」の開店内祝の浜松産を美味しく頂戴しました∈^0^∋
女子サッカーワールドカップ準々決勝スウェーデンVS日本戦のLIVE放送を観ながら食べ始めたものの、途中で何度か箸を置く白熱した試合で、スウェーデン女子はやっぱりフィジカルが凄いな〜と感じさせられたのは、三島由紀夫の「サド侯爵夫人」を来日した全員スウェーデンの女優さんたちで観劇して以来のことかもしれない^_^;というわけで残念ながら日本代表は2×1で惜敗したものの、今後を応援したくなるいいチームだったのは間違いない。前半はよくぞセットプレーの1点とPKの1点を奪われただけで済んだと思えるほど押されっぱなしに見えたものの、日本のパス回しは一貫して巧かったし、後半に遠藤が加入してから俄然アグレッシブな展開に持ち込めたのだけれど、ゴール間際になるとスウェーデンのフィジカルが立ちはだかって容易にシュートを決めさせなかった。日本も負けずにセットプレーとPKを獲得しながら共に惜しくも決まらなかったのは残念すぎる(>_<)とはいえスウェーデンはさすがに長年の女王アメリカを降しただけの強豪チームだったし、それを相手に2×1で済ませた日本のディフェンスは大したものだったというべきか。とにかく全員が猛然と走り帰って守り切ってたという印象だ。攻撃のスピードも目を見張るものがあったし、このメンバーだと来年のパリ五輪も期待できそうで、今後も応援したいと思います(^^ゞ




2023年08月12日

牛タン定食

ご近所の馬トモOさんと大宮そごう内の牛タン専門店で食事。
医療従事者のOさんは最近コロナ患者の急増でてんてこ舞いということで今日は久々にお会いしたのだけれど、現在の内科以外にも色んな医療現場をご存じだから、各科が抱えた、あるいは各科で持ち上がった様々な医療問題を割合リアルに伺うことが出来るのだった。で、今日は高齢出産で起こりやすい問題や、高齢患者の実態などをお聞かせ戴いて、ああ、大変な時代になったもんだよな〜と思わざるを得ませんでした(-.-;)y-゜゜




2023年08月13日

おこわ弁当、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
台風が来るかと思いきや意外と平穏な晴天でしかも涼しい風に恵まれた今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。1鞍目のレッスンでは相変わらず左後肢をかばうような歩様を見せたものの、嫌がらずに運動したクリトンは今日念願のミノワ獣医師の再診察を受け、この間しっかり筋トレ騎乗をした甲斐あって、右腰の筋肉は「しっかりついてますね!」とミノワ先生に認めてもらえたのは幸いでした(*^^)v後は左腰と左後肢の肉がもう少しつけば歩様も元通りになるとのことで、今日は筋肉疲労を取るための筋膜リリース注射を沢山されて少しも嫌がらないどころか「あらら、チン垂れてきちゃいましたね〜」と言われちゃうほど気持ちよくなった様子で(^0^;)クリトンの臀部を注射しながら先生も「こんなに真後ろから注射できる馬はクリトンくらいですよ〜」とのこと。馬によっては注射を見るだけで暴れだしちゃう子もいるし、筋肉をほぐすつもりの注射で却ってガチガチになって強張っちゃう子もいるらしいから、その点クリトンに筋膜注射は実に効果的なのだろう。本当に馬も色々ながら、この間の猛暑で熱中症っぽくなった馬が当クラブで何頭か出た話をしたら、他のクラブでも結構そうなった馬が沢山いたそうで、何しろ北海道でも30度超えが続出してるし、欧州なんて40度超になっちゃった地域も多いから、最後は先生と地球上の馬たちに限らず動物みんながホント気の毒だよね〜という話になりました(-.-;)y-゜゜


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めでたく新しいPCに引っ越しできました!初めてビックカメラを覗いたら、機種も多くサポートが充実。低料金のサポート契約で初期設定や現在の環境も移行してくれ、写真や文書データも遠隔サポートで移せました。今まで数日かかった独力の引越し作業が短時間で終わり、肩の荷が下りました。前回購入時から自分は老化してもPCやネット環境は大きく進化して、PC生活が維持できて有難いです。

投稿者 ウサコの母 : 2023年08月13日 20:42

先週、大人気の競走馬が、放牧先で熱中症で死んでしまったというニュースに驚きました

アスクビクターモアのファンの人たちはもとより、関係者は本当にショックだろうなぁ

お父さんがディープインパクトということで、その名前は、私でも聞いたことあるビックネームです

馬が、本来寒いところの動物で、暑さに弱いということも知りました

投稿者 せろり : 2023年08月14日 09:38

動物は言葉を喋れないので人間が観察してあげないといけませんね。クリトンくん、お医者さんアレルギーでなくてよかった。今年は例年にも増して暑さが厳しいので、余計注意深く見ていてあげる必要がありますね。犬も朝は夜明けと同時くらい、日没後は数時間経たないと道路が熱くて散歩に出られません。

投稿者 マロン : 2023年08月14日 22:59



2023年08月14日

ゴーヤーチャンプルー

週末に乗馬クラブで有機無農薬のゴーヤーを頂戴したのでこのメニューに。オーソドックスな作り方だけど一応Myレシピを(^^ゞしっかり水切りした木綿豆腐を色紙形に切ってゴマ油で両面色づくまで炒めて取りだしておく。豚バラ肉を炒め、脂を少し捨ててから鷹の爪と半月切りにしたゴーヤーを炒め合わせて軽く塩胡椒し、豆腐を戻し入れて酒を回しかけ、花がつおを振りかけ、醤油を回し入れ、仕上げに溶き卵を加えるつもりが、冷蔵庫に切れてたのでカットしました(^^ゞ
今日の大宮はザーッと降ったり止んだりで、降っても窓に水滴がつかない程度だったが、明日は台風でもうちょっとは降るだろうし、ここ1ト月ほとんど雨が降らなかったのだからコレでちょうどいい塩梅になるのかも?と思ったりもする。とにかくわが家の近所は常に比較的雨量が少なく低気圧の影響を余り受けない地域なので、こんなふうに呑気に構えてられるのだけれど、豪雨災害に見舞われる地域が年々増えて被害が深刻化しているのも知るだけに、明日の台風が直撃するであろう関西方面の様子は心配されるところだ。それにしても 8月15 日といえば毎年スコンと晴れ渡った眩しい青空が広がるイメージだったので、台風直撃はとても意外な気がすると同時に、今日明日に限らず今やどの季節でも、日本に限らず世界中が異常気象に見舞われている現実があって、この時期の日本はたまたまお盆休みと重なるせいで各地の観光業が大変なダメージを受けるものと推察されるし、これまた世界中で気象異常による観光地の深刻な被害が伝えられるだけに、観光業に依存する地域が世界中で異常に増えている一方で、観光業自体のリスクが非常に増大している現実を考えないわけにはいかないのでした(-.-;)y-゜゜




2023年08月15日

トウモロコシのちぎりつくね

昨日のQPで見た料理。鶏ひき肉に塩、おろし生姜、長ネギのみじん切り、カタクリ粉を混ぜ込んで粘りが出るまで練りあげて、そこに加熱したトウモロコシの粒を混ぜ入れ適当な大きさにちぎってフライパンで両面焼いて火を通したら、空いた場所に半分に切ったオクラを埋め込んで火を通して仕上げる。何もつけなくても意外と美味しく食べられます。
今日の大宮は結局降らずじまいで、京都の妹に電話で訊いてみたら「別に。雨は降ってるけど」というような反応が。「そやけど明日の大文字が大変や思うわ〜今日の神事は取り止めになったみたいやし。観光客も大変やけど、この時期を宛にしたはった商売もホンマ気の毒や思うわ」とのこと。とにかくノロノロと日本を縦断した台風7号の被害総体は明日にならないとわからないのだろうが、猛烈に降って被害が出た地域とそうでもなかった地域が極端に別れるのは昨今の気象災害の常態ながら、この台風はお盆を直撃したこともあって TV 各局が早くからずうっと取りあげていたのが印象的だ。
結果、今日は「終戦の日」の取りあげ方がいささか薄まったような印象もあるのは残念で、何しろ自分は戦場で戦かった経験が皆無のくせしてえらそうに「戦う覚悟」なんてことを言いだしたボケ老政治家も今や図々しくのさばっている日本だけに、第2次大戦から今日に至るまでの日本と近隣諸国との関係性をこの際に皆でしっかりと検証して今後の指針を考える時間がほしいものであります(-.-;)y-゜゜




2023年08月16日

豚しゃぶとナスのぴり辛ダレ

昨日のQPを参考にしたゼンゼン違う料理(^^ゞ さっと茹でた豚しゃぶ肉とゴマ油で炒めた茄子、茹でたアスパラガス、レンジグリルした椎茸に酢、醤油、砂糖、おろし生姜、ラー油、ゴマ油、山椒を混ぜ合わせたタレをかけて食す。タレだけQPのパクリ。
米国内は分断が顕著だし、欧州はウクライナと気象異常で暗雲が垂れ込めて、中国は経済の失速が明らかとなる中で、けさのワールドニュースでは独立記念日を迎えた印度モディ首相の独り気を吐くスピーチを報じたシンガポールCNAとインドNDTVのニュースが印象に残った。モディ首相は在任期間が早くも 10年近くに及ぶそうで、この間の飛躍的な経済成長を背景に来年の総選挙で次期政権も担う構えを示し、5年後はGDP世界3位以内宣言まで飛び出して意気軒昂たるところを見せつけていたが、急成長に伴う様々な矛盾や歪みとボロ隠しによる問題が多発しているであろうことは想像がつくし、その点でかつての宗主国イギリスは彼をかなり批判的に見ているとはいえ、一方で世界各国はインドを中国に代わる世界経済の牽引役として宛にしている現状で、人権的にはヤバイ側面があるのも重々承知の上でインドの経済発展を願わずにはいられないといったところでしょうか(-.-;)y-゜゜




2023年08月17日

牛肉、ニラ、卵のトマト炒め

今日のQPで見た簡単な炒めもの。溶き卵をさっと炒めて取りだしておき、塩とカタクリ粉を揉み込んだ牛肉を炒め、角切りした完熟トマトを炒め合わせ、醤油オイスターソース水の合わせ調味料と短く切ったニラを加えて火を通し、仕上げに卵を戻すだけ。
昨夜は京都の大文字が無事に点火されたようだが、新幹線ストップで観光客は大変だったのではないかと思いつつ、それでも山で点火するなんて欧州じゃ考えられないよな〜という気がしたのは、けさのワールドニュースでもまたまたフランスとスペインの大規模な山火事が報じられたからである。とにかく温暖化による気象異常で観光に出かけるリスクも増大しているが、ワタシがちょっと気になっているのはエクアドルの政情不安で、なぜなら以前にガラパゴス旅行した際に立ち寄った首都キトで、つい最近大統領選挙を前にして最有力候補者が暗殺されるという事件が起きたからだ。けさのスペイン TV では現在最有力候補となった女性がインタビューされて、命を賭して国の治安の回復に努めるという宣言をしていたが、近年エクアドルには隣国コロンビアの麻薬組織がなだれ込んで急速に治安が悪化したらしく、今から16年前にはとても南米とは思えぬほど安全で穏和な土地柄が感じられ、何の不安もない快適な観光が満喫できただけに、その変わりように驚いてしまうのだけれど、思えば観光したいと思っていた海外の各地が政情不安や自然災害で二の足を踏むようになって久しいものがあり、ガラパゴスはホントにあの当時に行っておいて良かったな〜と今につくづく思える場所でした(-.-;)y-゜゜




2023年08月18日

豚肉とナスと油揚げのぴり辛煮

一昨日使った茄子の残りがあったのでこのメニューに(^^ゞよくやる簡単な料理なのでレシピ不要かと思うが念のために。縦二等分して皮に切れ目を入れた茄子をゴマ油で炒め、鷹の爪と砂糖と味醂と醤油で調味した出汁を注いでじっくり煮込み、油揚げと豚ロース肉を加えてさらに煮ただけ。
けさのワールドニュースでちょっとビックリしたのはフランス2が報じたこの国の苛烈な闇バイトの実態。麻薬組織が絡んでいるようだが、わずかな報酬で射殺を請け負う人間がどんどん低年齢化していて、最近は17、8歳の若者がザラなんだとか。 SNS でイキって犯行を宣言する若者の映像がバカっぽいのは世界共通の現象なのかもと思われました(-。-;)
気になったのはシンガポールCNAが報じた中国経済の深刻な状況で、不動産業界がかなりヤバイのは既に日本でもよく知られているが、これがシャドーバンキング即ち証券や信託の業界にも及び不払いの信託が続出するなどして一部で取りつけ騒ぎまで起きている映像が流された。こうなると世界中を巻き込んだ米国のサブプライムローン問題を想い出さざるを得ず、世界の金融業界も当時のことでこの種の問題に関しては免疫というか耐性もあるだろうけれど、中国経済が急失速したら各国が、ことに日本はやはりそれなりの影響をこうむらざるを得ないだろうから、台湾有事に増して心配される中国問題ではなかろうか?と思った次第(-.-;)y-゜゜





2023年08月19日

天ぷらと酢橘うどんのセット

乗馬の帰りに大宮そごう内の「歌行燈」で会友のハフ・アラブmix尾花栗毛ウラ嬢のオーナーOさんと食事。今日は午前中に仕事を終え午後から乗馬クラブに行って愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今日もまた騎乗する前に額から汗が滴り落ちるキケンな暑さだったが、会員さんは意外なほど沢山いらっしゃって、にもかかわらずインストラクターはA子先生お一人(!_+)だったので勢い部班レッスンが多くなり、珍しくクリトンとウラ嬢と温厚な芦毛中間種アーサー君の3部班レッスンに。クリトンもウラ嬢もこないだミノワ獣医師の治療を受けたばかりという本調子ではないからして、大丈夫かしら?と思いながらのレッスンだったのだが、がぜん治療効果が出てきたせいかウラ嬢もクリトンもヤル気マンマンの歩様にOさんもワタシもビックリさせられ通し (@_@;)いささか昂奮ぎみに走行する2頭を抑えるので必死のありさまに(^_^;) 中で芦毛のアーサー君が落ち着いた走行に終始してくれたおかげで何とか成立した部班レッスンでした(*^^)vとにかく当クラブでは今やどの馬も結構元気に走っている様子ですから暑熱順化は人間より馬たちのほうが上なのかもしれません(^0^;)明日は乗馬クラブから国立劇場に直行して帰宅が遅くなりそうなのでブログの更新は週明けになります<(_ _)>




2023年08月21日

中村京蔵 爽涼の会 フェードル

昨夜は乗馬帰りの観劇だったので、何しろ西洋を代表する古典劇だけに途中で寝ちゃったらどうしよう(^_^;といささか心配されたが、それは余計な取り越し苦労というもので、幕開きから息もつかせぬ緊迫したセリフの応酬に自ずと引き込まれる秀逸な舞台だった。同行してお隣の席だった翻訳家の松岡和子さんは「今回でようやくこの芝居の構造がハッキリ掴めました!」と仰言ったし、ラシーヌの代表作として戯曲には目を通しても舞台で観るの今回がなんと初めてだった!私もこの戯曲がなぜ西洋古典劇の最高峰と目されているのかをハッキリと認識できたのだから、この上演の意味は非常に大きかったし、それが中村京蔵という一歌舞伎役者の自主公演だったのもある種フシギな感懐を催させる出来事といえなくはないのだった。
「フェードル」が継母の義理の息子に対する恋愛を扱った話であることは周知の事実だし、浄瑠璃や歌舞伎の「摂州合邦辻」がよくそれと比較されたり、また三島由紀夫の翻案歌舞伎劇「芙蓉露大内実記」もあったりするので歌舞伎ファンにもおおよその内容は知れ渡っているとはいえ、京蔵がどれくらいの勝算をもってこの上演を企図したのかは不明だけれど、「NINAGAWAマクベス」の顰みに倣ってこの戯曲を歌舞伎スタイルで上演しようとしたのがある点で頗る効果的だったのは、上手に障子屋体のある御殿の一杯道具にして、御簾の上げ下げや襖障子の開閉のみでシーンが速やかに変えられて、且つ衣裳や所作等によって人間関係を明瞭にさせられたことだろう。松岡さんはそれで今回初めてこの戯曲が3組の主従関係によって成り立つ会話劇だと認識できたのだという。つまりアテネのテゼ王の妃フェードルは乳母のエノーヌに自らのイポリットに対する恋心を打ち明け、王子イポリットは傅役の家来テラメーヌに自らのアリシーに対する恋心を打ち明け、テゼ王の政敵の娘アリシーは自らの侍女イスメーヌにイポリットに対する恋心を打ち明けるといった塩梅で物語が進行するのである。劇全体にアテネ王国の御家騒動的な枠組みはあってもストーリーは概ね恋愛で占められて、他にも乳母が育てたフェードルをいかに愛し、王が追い出した息子をどれほど愛していたかというふうに、人間が人間を愛するという気持ちはどのようにして湧き起こり、どのように変化して、どのような悲しい結末を迎えるかに特化して語られるのだった。そこがいかにもフランス的というか、現代のフランス映画にまで一貫したAmourの国のドラマの原点を感じさせる戯曲であり、その点では同じ西洋の古典劇でもシェイクスピア劇とは全く質の異なる戯曲だからして、NINAGAWAマクベスを手本にしようとしたのは結果オーライの点が多々ありつつも、いささか安易な発想だったと指摘せざるをえない。愛が正面切って語られることの実は意外と少ない英国のシェイクスピア悲劇と大いに異なるのはその成立年代にもよるせいか、およそ1世紀ほど今日に近いラシーヌの戯曲は極めて近代的な香りがして、一個の人間の気持ちの揺れや変化が緊密にセリフに反映されているので一種の心理ドラマの様相も呈している。従ってBGMの多用はその緊密さを多少損なっていたことも指摘しておく。ただしそれを指摘したくなるほどに、一方では緊迫感溢れるセリフのやりとりで舞台を十分保たせていた達者な出演陣全員の功績と、それを巧く引きだした大河内直子の演出や岩切正一郎の翻訳を讃えなくてはならず、ことに特筆しておきたいのはイポリットの死を臨場感溢れるセリフで語り尽くしたテラメーヌの役の青山達三だろうか。
当公演の会主であり且つ主演した中村京蔵を讃えるのは勿論のことで、正直いって彼が純然たるセリフ劇をここまでナイーブに成立させられるとは思わなかった。歌舞伎のセリフ回しは概ねリアルな「世話」と大仰な「時代」とに分けて、一人のセリフをここは「時代」に張って言うとか「世話」に砕けて言うといったふうなバリエをつけるのが歌舞伎役者の常態なのだけれど、今回の京蔵はそのつなぎ目を感じさせないくらい滑らかにナチュラルにセリフを言ってフェードルの心理をナイーブに表現し、歌舞伎役者らしからぬ演技の巧さを見せつけたし、一方ではまた歌舞伎役者らしい年齢を感じさせない若さと美しさを見せつけたのが長年の観客としては実に有り難かったというべきだろう。




2023年08月22日

豚肉とジャガイモのキムチ炒め、キュウリとしらすの酢の物

週末に乗馬クラブでオーナーから有機無農薬のキュウリを、会友のOさんからメイクイーンをもらったのでこのメニューにして美味しく戴きました∈^0^∋レシピは不要かと。
けさのワールドニュースでは韓国KBSが報じた福島原発処理水の海洋放出についてのニュースを聴いて、以前よりも日本に対する論調が軟化したかに思われたが、それは韓国全体のムードなのか、それともユン大統領の容認方針を踏まえた上で和らげたものなのかは全く不明。また日米韓首脳会談による3国の新たな安全保障の枠組について、これは米英豪のオーカスや日米印豪のクワッドのような反中国的な枠組みでは決してないとユン大統領が力説しているのを伝えており、それは中国の猛烈な反発が韓国に与える経済的な影響を非常に懸念しているせいかと思われた。この間に行われている韓米の定期的軍事演習は昨日のKBSニュースが詳しく報じたが、今日それをシンガポールCNAが今までと次元が違う画期的な大演習と報じたのはともかく、ドイツZDFまでが取りあげていたのはいささか驚きだった。日米韓の枠組みについては先日シンガポールCNAが米国の思惑や中国の反発を含めて非常にストレートに報じたのが印象的で、アジアのニュースを最も客観的にわかりやすく報じてくれるのはこの局のような気がするのだけれど、シンガポール国内の出来事はほとんど報じないフシギなニュース番組でもあります(-.-;)y-゜゜


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「フェードル」、(多分)初めてのギリシャ悲劇でしたが思ったほど難解でなく、迫力があり引き込まれました。状況や背景などもセリフでしっかり伝わり、役者の力を感じました。貴重な舞台が見られて、クラウドファンディングに参加した甲斐がありました。一方、歌舞伎座「神門辰五郎」は初見で期待していたのに、真山青果は演じにくいのか、役者が役柄を掴んでいない様に感じられ眠ってました。京蔵丈のライフワークともいうべき作品と比べるのも失礼とは思いつつ、役者の心意気というか胆力の違いを見せつけられた2日間でした。

投稿者 ウサコの母 : 2023年08月22日 22:04



2023年08月23日

細切りナスと豚バラの塩炒め

今日のQP料理。ニンニクと生姜のみじん切りを炒めた油で豚バラ肉を炒め、斜め薄切りした長ネギとピーラーで皮を剥いて細切りした茄子がしんなりするまで炒め合わせて塩と粗挽き黒胡椒で調味し、仕上げにゴマ油を回しかけた。
今日はご覧になってた方がいつもより多いのではないか(?_?)と思われる夏の甲子園決勝戦で、ワタシは最後のほうだけ見て、意外な点差と、確か準決勝で完投したはずの小宅投手がまた投げてることに驚いた程度だけれど、古くからの友人である元ミセス副編の福光さんは現地でご覧になっていたようだから、107年ぶりの優勝がかかった試合とはいえ、慶応の人たちの結束力には舌を巻かざるを得ない。早実の試合に駆けつける早稲田OBもいるにはいるだろうけど、割合としては慶応に断然軍配が揚がりそうである。個人的には高校野球をプロ野球ほど熱心に観た記憶はなくて、時々ちらっと観る程度だったが、今回もちらっと観て、学校を問わず高校球児全体にイケメンが増えた気がしたものである。ことに慶応は長髪が話題になって都会っ子らしいスマートな印象を与えていた。自主性を重んじた監督の指導がスマートなプレーにもつながったようだし、107年ぶりの優勝は当分マスコミの恰好のエサとなりそうである。ワタシ的には高校の応援歌もやっぱり「若き血」なんだ〜メロディは早慶戦で憶えてるけど、歌詞はディスリソングの「バカき血」しか歌えないんだよね〜と思いながら聞いていて、それにしても「バカき血に燃ゆるもの〜狂気みてる彼奴ら〜」とか「低能〜低能〜三田の色魔〜低能〜」とかディスるって現代なら絶対アウトだよね〜それともまだ密かに歌われてたりするのかしら?とか考えてたのでした(^0^;)


コメント(1)

判官贔屓の私は慶応の嵐の応援の中懸命にプレーしていた育英の選手、とんでもない圧だったろうに頑張った!と思いました。だいぶ前になりますが、母校が21世紀枠で選抜に出場しました。80数年ぶりの甲子園、ということで、地元、日本各地のOBOGが甲子園に詰めかけ(含私)応援席が足りなくなるほどでした。応援も力が入りすぎ、応援団の子に「高校野球なので、あとひとりコールはやめましょう」とたしなめられたり。その試合は奇跡的に母校が勝ちましたが、常連校で21世紀枠相手の初戦など殆ど応援団も来ていなかった相手校の選手は、精神的に相当厳しかっただろうと思いました。まだ高校生ですから。育英の選手たち、よく戦った!きっとこれからの人生でも大きな糧になるはず!と陳腐な言葉ですが、本当にそう言いたい。

投稿者 マロン : 2023年08月24日 16:00



2023年08月24日

麻婆豆腐、茹でアスパラガス

今日のQPは肉味噌をかけた変わり種の冷ややっこだったので、ワタシはオーソドックスな麻婆豆腐に(^^ゞレシピは不要かと思うが、今日は先に豚ひき肉を炒めてから生姜とニンニクのみじん切りを炒め合わせ、オイスターソースより甜麺醤を多めに使って、仕上げに長ネギのみじん切りを入れて山椒をしっかり振ったら美味しく出来ました∈^0^∋
今日は夕方にNHKの古典芸能班CD渡辺氏がお越しになって「芸能きわみ堂」の取材をお受けした次第。「芸能きわみ堂」は「新にっぽんの芸能」の後継番組でさらにカジュアルに初心者向けにした番組だそうで、「三人吉三」を取りあげるに当たって、拙著「歌舞伎の中の日本」で用いた「幕末版『俺たちに明日はない」というフレーズを使いたいので念のために取材したいというお話だったから、もともとはNHKの「知る楽」という講座番組から始まった本だし、ちょうど文庫版が刊行されたばかりなので快くお引き受けしたのだった。とはいえそれは番組でフレーズを使う後付けとして取材しておきたいのだろうとワタシはすっかり思い込んでいて、ピンポンが鳴った時点でインターホンのモニターを見たらカメラマン風の男性が映っていたので、ええっ、これってひょっとしたら撮りもあるわけ(!_+)と狼狽えたのである。何しろこの暑さだからTシャツでお目にかかってもいくらいだよね〜と思いながらヨレヨレな半袖のかりゆしを着ているし、乗馬でめちゃ陽灼けしてるし、顔は汗でテカってるのに、放送日は10月というのだから全く困ったもんなのである(-。-;)「撮りがあるって知らなかったんですよ〜」と渡辺氏に言い訳したら、マネージメントをしてもらってる幻冬舎のヒメこと「木原さんにはロケ車を駐車できる場所ありますか?って伺ったくらいなんで、撮りは当然あるもの思ってらしたはずです」と言われ、ヒメ!それゼンゼン聞いてないよ〜!!といささか憤慨気味のワタシ(-_^:)ともあれ1分ほどのインサートだそうなので着替え直す時間もムダだし、「今回は皆さん半袖でしたし、10月もまだ暑いでしょうから」と渡辺氏にフォローされて何とか撮影に臨んだ次第。「三人吉三」の話だけでも説明が大変なのに、それを「俺たちに明日はない」と結びつけて、なおかつ厄払いのセリフとラップの共通点やら、三という数字の意味づけまで話してほしいとのオファーで、そんなの1分間じゃとてもムリ(@_@;)と思いながら適当に話さざるを得ず、後は巧く編集して下さることを祈るのみであります(^_^;)




2023年08月25日

豚しゃぶサラダ

暑い時によくやる手抜きメニュー(^^ゞ今日は豚しゃぶ肉と玉ネギスライス、レタス、トマト、カイワレを甘みのある博多ポン酢とゴマ油を混ぜ合わせたドレッシングで食す。
けさのワールドニュースでは昨日から始まった福島原発処理水の海洋放出をアジア各局が日本で想像される以上に大きく取りあげていて、中国や香港のTV局が激しく否定的に報じたのは想定内だったが、シンガポールCNAも意外なほど辛口の論調だったのが印象的だ。中でも韓国KBSはユン政権下のせいか、この問題に対して非常に慎重な姿勢で報じており、福島の漁業関係者のインタビューはもとより東電社長の会見も映像で見せ、放出後の処理水が黒潮と北太平洋海流に乗って米国沿岸に達し、その後また黒潮に乗って韓国沿岸に到達するのが4,5年先になるシミュレーション映像まで流した上で、その時は100万分の1ベクレルという極めて低い数値に下がって人体に何の影響もないことを強調していた。それは一方でこの問題が韓国内で与野党の政争の道具にされて放出反対の過激なデモが起きたり、魚の不買運動や塩の買い占めが起きている現状を何とか沈静化させたい狙いもあるのだろう。それでもこの問題は一過性でなく今後30年は継続するだけに決して予断は許されないと締めくくられたのはむべなるかなであった。中国外務省の汪副報道局長が「絶対に安全なものなら海洋放出する必要はないはずだ」というのもまたごもっともで、日本政府はそれでもこの程度までは安全なのだと極力説明して説得するパフォーマンスを国内外に見せるべきだっただろう。それをIAEAのお墨付きで事足れりとしてしまうノーテンキさが国内には通用しても、国外には通用しないことがアジア各局のニュースから窺えたものである。それにしても当事国のTVニュースがそもそもこの問題を国外に比べて余りにも積極的に報じていない印象を受けるのはワタシばかりだろうか?へたに大きく報じたら要らぬ風評被害を撒き散らすことになるのではないかという配慮もあるにはあるだろうけれど、クサイ物にはフタして何でも水に流してしまおう的なこの島国の国民性を反映して、わざと触れないようにしている気がしないでもないのである。昨日は大谷選手の靱帯損傷ニュースでワタシも大きなショックを受けたし、プリゴジン氏が乗った飛行機墜落にも目を引かれたが、それより原発事故を出した当事国としてもっともっと重要だったこのニュースに時間を割いた局は意外と少なかったように思えてならない。そもそも原発事故を起こした最大の責任者たる東電の勝俣、武黒、武藤らをこの際に引きずり出して再糾弾するようなことを韓国社会ならやりかねないだろうし、もうそんなことはすっかり忘れちゃってる人の多そうな日本社会がアジアでなかなか理解されないのは当然のようにも思われたけさのワールドニュースでした(-.-;)y-゜゜




2023年08月26日

ビーフカレー、トマトとオクラの和え物

カレーは市販のレトルト。和え物は湯剥きしたトマトと塩茹でしたオクラをポン酢とゴマ油で和えて煎り白ごま振っただけ。
食事しながら見たTBSの報道特集は当然のごとく原発処理水の放出に関連して、地元漁業者の声や IAEAのグロッシ事務局長のホンネ発言、スリーマイル島原発事故を担当した米国原子力規制委員会の委員の提言などを取材して、短いながらも日本のTV局としては極めて真っ当な特集を組んだという印象だった。地元漁業者のお一人が「賠償関係じゃないんですよ」と、いみじくも述べられたように、この問題に関しては日本政府も東電も最初から海洋放出ありきで他の解決法を模索しようともせずに、金を出せば文句ないでしょ!的な態度で一貫しているところは、まさに日本の役人的態度の見本とでもいうべきか(-_^:)スリーマイル島事故が市民との対話を通して相互理解を図りつつベストではなくてもベターな選択に漕ぎつけた話とか、この問題は一過性ではないからしてIAEAは最後まで責任を持つつもりだというグロッシ事務局長の発言とかを聞くと、政府にしろ東電にしろ長丁場の問題だと覚悟した責任者の顔がゼンゼン見えてこないところに地元や他国の不信感は強いのだろうし、逆にそれを許している日本の多くの人たちって何なんだろう(?_?)とワタシなんかはフシギでならない。とにかく今始まったばかりで後30年ではどうも終わりそうにないような現場の発言もあった上に、トリチウムが取り除けないばかりでなくALPSで完全処理されていない汚染水もまだ大量に残存している現状を東電や政府が国民全員にきちんと公表する機会をねぐっている点でも、これまでの原発問題と同様に日本政府及び電力会社の信用ならないこと夥しいのが非常によくわかる番組でした(-.-;)y-゜゜




2023年08月27日

おこわ弁当、焼売

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
気温と湿度はまだまだ高めだけど、意外と涼しい風にも恵まれて過ごしやすかった埼玉県の馬場で、今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。もっとも台風の影響か空模様は変転極まりなく、騎乗中に雷がゴロゴロいったり、ザーッと降ってきたりもしたのだけれど、クリトンに騎乗してたらワタシも動じないし、クリトンも黙々と動いてくれるし、騎乗後は丸洗いした後ペントサンの筋肉注射をワタシにされてもゼンゼン平気なクリトンを見て「松井さんが傍にいたら、クリトンは本当に安心してボク全部お任せ〜って感じで頼り切ってますよね」と会友のFさんに言われ「そんなに頼られても困るんですけどね〜」とワタシ (-。-;) というのもクリトンは獣医師のミノワ先生にも「犬みたいな馬ですね」と評されたほど特定の人にはスゴク懐くけど、ふだん余り付き合いのないクラブの人が放牧させようとしたら放馬しちゃうようなことがあったため、ワタシがいない時に放牧してもらうことは滅多になく、狭い馬房でじっとしている状態が長く続けば当然馬体がほぐれにくくなるわけで、最近は股関節を痛めているため余計にギクシャクして、レッスンでもスムースな動きがほとんど出来ないまま終わってしまうケースが多発。ことに先週はベテラン女性インストラクターのN先生と高齢の男性インストラクターK先生お二人揃って病休で、調馬索運動をしてもらえなかったのもあってか動きがガタガタだったので、調馬索運動が出来ない時はせめて放牧だけでもしてもらえるような馬にすべく、A子先生と一緒にレッスン前に放牧する実験を開始。馬はある程度運動をした後でないと、狭い馬房からいっきに広い馬場に出されたらコーフンして走り回ったりすることがあり、以前はA子先生やワタシでも運動前のクリトンを放牧しようとしてバーッと走られてしまったから、ふだん付き合いのないクラブの人が放牧してケガでもされたら困るので、クリトンがそうならないように再馴致したわけである。それにしても22歳にもなって人にこんな手を焼かせる馬も珍しいのではないかと思うし、馬は犬と違って馴れたらゼッタイ服従どころか、逆に図々しく自己主張してこっちをどおっと疲れさせてしまうのがホント困ったもんなのであります(-.-;)y-゜゜




2023年08月28日

ちぎりこんにゃく、鶏肉、ゴーヤーの味噌炒め

今日のQPで見た料理。こんにゃくはスプーンで一口大にちぎって茹でておく。角切りした鶏もも肉をゴマ油で炒め、こんにゃくを色づくまでしっかり炒め合わせて角切りにしたゴーヤーを加え、酒を回しかけて蒸し炒めにし、味噌とおろし生姜、味醂、醤油を混ぜた合わせ調味料を入れて仕上げに白胡麻を振った。
けさのワールドニュースで気になったのはBBCが報じた中国の気候変動で、水害は年々激しさを増し、浸水被害は10年程前の10倍にも達して、これまで水害を全く受けなかった地域にも起きて人びとが呆然と話している様子が映しだされた。今月に起きた水害でも米の名産地が大打撃を受けて収穫が4割減となる一方、これまで水害の多かった南部地域は逆に干ばつに見舞われているのだとか。雨の降る地域と降らない地域が極端に分かれるケースは日本も同様だから、これは地球温暖化に共通する現象といえそうだ。ともあれ中国は不動産バブルが弾けて大変だというニュースは日本でもよく報じられているが、ワタシが心配なのはこうした気候変動による農村部の疲弊と食糧難で、これが深刻化したら中国は収拾がつかなくなるため、ただでさえ強権化して国内にくすぶる憤懣を外圧に向かわせようとしている習近平体制がますますその傾向に拍車をかけそうな懸念を持たずにはいられません(-.-;)y-゜゜




2023年08月29日

山椒麻婆茄子

今日のQPを参考に作って見た。ゴマ油で豚ひき肉を炒め、角切りした玉ネギと茄子を柔らかくなるまでしっかり炒め合わせて、粗みじんにした実山椒を加えるところが、マルエツで売ってた瓶詰めのそれがメチャ高かったので(!_+)ワタシは代わりに豆板醤を入れ、酒を回しかけて蒸し炒めにし、味醂、醤油、塩で調味して水を加えてしばらく煮てから山椒をたっぷり振って、水溶きカタクリ粉でまとめた。ふつうの麻婆茄子よりもさっぱりした味に仕上がります。
けさのワールドニュースでもアジア各局が福島原発処理水の海洋放出に関してさまざまに報じていたが、いずれも日中関係の悪化を伝える中で、韓国KBSは日本国内における漁業者の反対運動を、ひょっとしたら日本のTV局以上に大きく取りあげていた印象がある。KBSはまた原発事故以降に韓国が日本の海産物を輸入止めしている問題で、日本がそれをWHOに提訴しながら敗訴した事実を伝え、これが世界的にはそうそう容易に解決され得ない問題であることを報じていた。ところでワタシがアジアのニュースでちょっと気になったのはシンガポールCNAが報じた中国の入国規制問題で、コロナ以降は特に難しくなったということなのだろうか、海外から入国する際のビザ申請に国によっては中国人の紹介状が必要だったり、旅費を支払う際にも中国のアプリが必要だったり、おまけに中国のHOTELの7割が外国人の宿泊不可だったり等々で、現在入国する外国人はわずか5パーセント程度なのだとか。いわば事実上の鎖国みたいな現状もまた現政府の方針なのだとすれば、中国は今後ますます孤立を深めるのではないかと心配されます(-.-;)y-゜゜




2023年08月30日

ソース焼きそば、ミネストローネスープ

久々にソース味が食べたくなってこのメニューに(^^ゞ今日の具は豚ロース肉、玉ネギ、キャベツ、アスパラガス、椎茸。スープは市販のレトルト。
食事しながら見たBS-TBS報道1930はジャニーズ事務所の性加害問題についてを特集。ジャニーズ事務所が依頼したはずの調査特別チームが記者会見で驚くほど率直に踏み込んだ発言をしたことにより、この問題は昨日からTV各局が大きく報じているが、それ以前に国連の人権問題専門家がこれまた驚くほどハッキリと告発し、被害者は数百人及ぶと発言したのも衝撃的で、とにかくこの問題を業界人で知らなかった人は皆無だろうし、薄々知ってたファンもいたはずだけど、こうして表沙汰になると大変な深刻さを改めて突きつけられた気がしたものである。長い年月に及んで性加害者だった故人は典型的なペドフィリアというべきで、ペドフィリアは日本で比較的扱われてこなかった特殊な性嗜好の問題だ。わたしがそれを初めて知ったのも「ワインズバーグ、オハイオ」という米国20世紀初頭の小説を英語の教科書で読んだ時だったような気がする。日本だと古来から僧侶のお稚児さんが当然の如く存在し、それになぞらえた習性が各界に広まっていたせいか、近代以降の文学で却って取りあげられなかったのかもしれない。欧米諸国だとLGBTは完全OKな今日でも、ペドフィリアは絶対に許されない性的嗜好であり、それに関与した神父の件で責任を感じたローマ教皇がつい先ごろ現地を訪ねて陳謝したのも記憶に新しいところである。欧米のそうした流れが日本に及んでBBCの特番が配信されたことで一気に表沙汰になったのだから、芸能プロにとってはまさに黒船来航の衝撃だったに違いない。また欧米の芸能界におけるMeToo運動が日本では性を取り換えてこの問題に集約されたような気がしないでもないのだった。
もう一つ日本でこの問題が長らく取りあげられなかったのは、少なくとも半世紀前までは芸能界を所詮ヤクザな世界と見る向きが強く、今でこそアーチストとして一般人よりノーブレスな存在と見る向きも多い芸能人も、昔は芸能人だからしょうがないよね的な憐愍の対象だった時代が長かったために、そのイメージで放置されていたものと思われる。芸能界が社会的地位を徐々に上げていったのは欧米でも20世紀以降だろうし、その結果、芸能界や芸能人は今やノーブレスオブリージュを問われる存在でもあるからして、日本が欧米に追随しているからには日本の芸能界もノーブレスオブリージュが強く問われる時代に突入していることを、ジャニーズ事務所のみならず多くの芸能関係者が銘記すべきなのでしょう(-.-;)y-゜゜




2023年08月31日

海老チリソース、ゴーヤの梅おかか和え

近所のマルエツでインド洋のむきエビがイチオシだったのでこのメニューに。今回の作り方は生姜とニンニクと長ネギのみじん切りをゴマ油で炒めて豆板醤を炒め合わせ、ケチャップと味醂と醤油少々を加えたソースに酒に浸してカタクリ粉を薄くまぶしたむきエビを投入して加熱した。仕上げに長ネギのみじん切りをトッピング。ゴーヤーは QP サイトのレシピ通りに作ってみた。薄切りにしたゴーヤーに塩してしばらく置いてからサッと茹で、梅肉、削りガツオ、醤油少々、オリーブ油で和えた。
食事しながら見たBS-TBS報道1930は福島原発処理水の海洋放出問題を遅ればせに取りあげて、先日の報道特集の内容をほぼ後追いする恰好だったが、それに関連して日本の原発政策の問題点を改めて取りあげたのが面白かった。たとえば民主党の野田政権下で原発ゼロを掲げた際に、それがたちまちトーンダウンしたのはどうやら米国が難色を示したためらしいのは想像通りで、一つは核サイクル設備で量産されるプルトニウムが核兵器に転用されることに対する警戒だったが、もう一つは日本の核技術を当時の米国は非常にアテにしていたらしく、なぜならスリーマイル島の原発事故以来アメリカの原子力産業が一気に衰退し、国内に技術者が乏しくなった結果、日本の技術を頼るしかない状況だったからなんだとか。ということは日本にも同様の懸念が持たれて然るべきだから、今後の原発廃炉に至るプロセスはなかなか予断を許さないものがあると改めて思われた次第(-.-;)y-゜゜