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2014年04月01日

広島風お好み焼き他

明日から天気が悪くなるというので、けさ急きょお誘いメールを出して、集まれる人だけ集まって大宮公園でお花見をしたあと、屋台の匂いが鼻についたせいか、帰り道でふらふらとお好み焼きの店に飛び込んでしまいました(^^ゞ




2014年04月02日

回鍋肉

QPで見た通りに作ってみたら、結構イイ感じに仕上がった。豚肉の切り落としを塩胡椒酒で下味して炒め、ニンニクと生姜の薄切り玉ネギを炒め合わせて豆板醤、甜麺醤を加え、キャベツを入れて手早く炒め合わせピーマンを足し、塩胡椒酒醤油で調味して仕上げに胡麻油で香り付け。春キャベツはくたくたになるまで炒めなくてもいいとのこと。
チリ地震による津波は子供の頃の記憶にハッキリとあって、当時は情報が乏しく日本でも甚大な被害が出たせいか、津波の被害は遠くで起きた地震ほど大きくなるという誤った印象を持たされたことが想い出された。今回は東日本大震災のあとだけに三陸沿岸の被害が無いよう祈るばかりだ。
それにしても大地震が起きると、人間も所詮は地球上の小さな動物でしかないことを思い知らされるわけだけれど、そういえば動物の異変報道が相次ぐなか、ダイオウイカや深海魚がやたらと捕獲されている日本海で、今度はイルカの大移動が目撃されたのもやっぱり何かの前触れなんだろうか?この列島はプレートの境目が重なる太平洋側のほうが断然ヤバそうなのに、日本海でも何か異変が起きているのだとしたら、ホントに日本沈没なのか(>_<)と心配しても始まらないので、とにかく仕事も遊びも今できることを目一杯やっとこうという気持ちになります(^0^;)


コメント(1)

「日本沈没」小松左京さんが書かれた時は「いつか起こるかも?」とは思いましたが、本を読んで数年経てば忘れてました。しかし阪神淡路大震災以降、段々現実みが増して来ましたね。
安倍さんは「子供産め」「女性も働け」と行ってれば今後も日本は繁栄を取り戻す!という妄想を抱いて居られようですが、女性はそんな妄想に付き合う気は無いと思います。益々晩婚化し、お一人様が増えてます。天災は防ぎようも無くやってきます。地震多発国であると分かりながら原発推進を進めよう各電力会社、現政府は画策してますし。

投稿者 お : 2014年04月03日 23:25



2014年04月03日

マニラ瑞穂記

久々に新国立劇場に出向き、これまた久々に「演劇を観た!」感が得られた作品というべきかもしれない。千葉哲也と山西惇と稲川美代子を除く全員が同劇場の研修所出身という非常に地味な配役ながら、一応観ておきたかったのは秋元松代の作品だったからで、期待に違わぬ骨太の戯曲が栗山民也の演出で手堅くまとめられたという印象だ。秋元作品の中では比較的わかりやすい部類の芝居で、舞台はマニラの日本領事館、時代は明治30年代、フィリピンの独立戦争を背景にストーリーが展開する。当時フィリピンは米国や日本の協力を得つつスペインの植民地から脱して独立政権が誕生したのも束の間、結局はスペインから2000万ドルで買い取ったアメリカが再び植民地化し、その間に独立を求める数十万人のフィリピン人が虐殺された。アジア諸国でいち早く近代化を成し遂げた日本はフィリピンから支援を期待されつつも、アメリカとの関係悪化を恐れた日本政府が支援に踏み切れなかった一方で、民間の志士が義勇軍として独立戦争に参加したという歴史的な背景がある。とにかく集団的自衛権が取りざたされる今の日本で、こうしたアジア諸国との歴史的な関係が一般にどこまで浸透しているのか非常に気になるところだし、そういう歴史的な背景を全く知らずにこの問題の是非を云々するほど無責任な話はないように思われるのだが、今どきのマスコミ人は全く知らなかったりするケースも多々ありそうなのが困ったもんである。
ともあれ、この戯曲ではフィリピンの独立を支援する日本の志士をパトロナイズしたのが秋岡伝次郎という女衒(実在の村岡伊平次がモデル)だったという設定で、彼の抱える娼婦たちや彼女たちと関係する男たちの
運命を描きながら、国が国を金で買って植民地化することと、人間が人間を金で買って娼婦にすることの理不尽さが重ね合わされ、男たちの争いに絶えず巻き込まれる女たちにはそもそも男たちがこだわる国境や国籍なぞ意味がないという皮肉な視点を設けたところがいかにも秋元作品らしい点だろう。秋元はむろん戦後の風景や六〇年安保を踏まえて書き上げた作品なのだろうけれど、今日に観ると近代以降の日本がずっと同じ問題を抱えているのがわかって何ともいえない気分になる。娼婦たちはいずれも研修所出身の若い女優たちが、それぞれ個性的なキャラクターをしっかり立てて好演している。千葉哲也の演じる秋岡伝次郎も山西惇の日本領事もそれぞれにユニークなキャラクターとして描かれているので、ふつうの芝居としても飽きさせない。


コメント(2)

アメリカとの関係悪化を恐れた日本政府が支援に踏み切れなかった一方で、民間の志士が義勇軍として独立戦争に参加したという歴史的な背景がある。

フリッピンの独立に関してこのような事実があった事は全く知りませんでした。多分安倍さんも知らないでしょう、苦笑。我々の勉強不足も世界から見れば笑止千万でしょうが、最近はマスコミの物知らずに時々「アホかいな」と思いますが、政治家はもっと酷い。
認めてはならない事ですが、政府が表立ってやらない、しない事を侠客や女衒が行って来た事実は昔からあるようですね。

投稿者 お : 2014年04月04日 11:14

そのようなお芝居がかかっていたとは知りませんでした・・・早速観にいかなきゃですね。

 
 宮崎滔天の『三十三年の夢』に「布引丸事件」として、フィリピン独立革命軍と日本人(大陸浪人、一部の軍関係者、一部の政界人)の協力関係の話が出てきます。後日談のドタバタも結構おもしろいですよ。フィリピン独立革命は孫文の中国革命につながっていきます。そして日本としては、とどのつまりが日中戦争になだれ込む訳ですから、このフィリピン独立革命運動への対応は、日本政府として一つの分岐点になったように思います。

 また、アメリカがフィリピン独立運動に協力したというのは、おそらくそうではなく、米西戦争の一環としてフィリピン駐留のスペイン軍を撃退するためにアギナルドを利用したというだけで、スペイン軍が敗退した後もアギナルドたち独立革命軍はマニラに入城ることすら許されませんでした。パリ条約でスペインからアメリカが2000ドルでフィリピンを譲り受けたのは、米西戦争の戦後処理として帝国主義国家間の取引がされただけで、フィリピン独立革命軍からの使者は会議に出ることすら許されませんでした。アメリカは自らが植民地であった国であり、独立して自由と平等を尊ぶ国であると国民も議会も自負していたのですが、結局ここでアジアへ植民地を獲得する足がかりを作りました。アメリカの対アジア政策にもここに一つの分岐点があったと言えます。

なんて・・・ついこの前授業のレポートで書いたばかりです。笑

tsubu(おばさんですが、女子大学生)


投稿者 tsubu : 2014年04月06日 00:38



2014年04月04日

油淋鶏セット

整体に行く前に大宮ルミネで食事。
出かける直前にTVを点けたら、埼玉と東京全域に竜巻注意報が出ていて(@_@;)一体どうなることやらと思われたわりに何事もなかったのは幸いだったのか、はたまた大げさな報道だったのかもわからずじまいでした。本当は先週の予定だったのが、京都の妹が来ていたので、寺門先生にお願いして今週に延ばしてもらっていたから六十歳還暦オフ会の話をしたら、「大体もう年齢って関係ないですよね。今は見てもわかんないですからねえ」と先生が仰言るので、「それでも最近やっぱり疲れやすくなったような気がするんですよ」と言えば「そりゃあ良かった。終わらないお祭りみたいな状態がずっと続いたら困っちゃいますからねえ」と応じられて、確かに!と肯いたものである。
ところで何事も終わるのは絶対に必要かつ意外と難しいことで、小説も締めくくりが一番苦労する。ただ終わらないと次の作品が書き出せないから作家も必死である。そう、必死にならないと何事も終わらせることはできないし、終わらせることができさえすれば、また新たな再生の道が開けるのである。
今の日本はあきらかに近代を終わらせることに失敗した状態だ。そもそも自分で終わらせることが下手くそな国なのだろうか。あるいは各人の必死さが足りないのかもしれない。結局はまたもや他力本願(というのかどうか?)で何か不可抗力な出来事がドカンと起きて終わるしかないのだろうか(-.-;)y-゜゜




2014年04月05日

海老トマトスパゲティ、茹でアスパラガス

QPで見た時はふつうのトマトスパに海老を加え仕上げに生クリームを入れたが、生クリームをうっかり買い忘れたのでバターを入れてコクを出した。旬のこの時期、アスパラガスは毎日でも食べたいです∈^0^∋
今週の木曜日は午後から小学館の新しい女性誌の取材を受け、ライターの方が以前ソニーの電子ブックでインタビューされた女性だったので、「そういえばソニーは電子ブックから撤退したんだよね」と私が振ったところから「実は製造業が全般にあんまり良くないみたいなんですよね」というような話を聞かされた。「私の友達でニッサンに勤めてる人が言ってたんですけど、たとえば不具合とか出たらインドの企業だと徹夜でもなんでもして突貫で何とかしちゃうから、日本はそういうとこでやっぱり遅れを取るらしいんですよ」と言われたので、「日本でもそういう時代は確かにあったんだよね」と、今度は私のほううが話す番になった。「要するに高度経済成長の時代は、日本人の質そのものが今とはゼンゼン違ってたような気がするんだよね。別に昔のほうが良かったというわけじゃゼンゼンなくて、悪い言い方をすれば、今の人よりずっと野蛮だったんだけど、野蛮だからこそガムシャラで製造業が伸びたんだと思うわけよ。再びそんな時代に戻そうとするのはそもそも無理があるし、またその必要もないし、今こそ我慢強く新たな展開を模索する必要があったわけなのに、結局は我慢しきれずに目先の景気だけを考えて昔の夢よもう一度みたいな政権を選んじゃったわけだから、ツケは自分たちで払うしかないわけだよね」と言いながら、そうした政権を選んだ人は今また目先の消費税対策のことしか頭になかったりするのかもしれないと思ったりした。中国やインドが一段落しても東南アジア、南米、アフリカ諸国とバイタリティ溢れる製造者は次から次へと現れるので、理屈から考えたら工業製品は値下がりを止めようもなく、従って先進諸国は結局どこもデフレから根本的には脱却できないのではなかろうか。
 先週こちらに来た京都の妹は行きつけの美容院で、美容師さんがお客さんから聞いた話として「円はもう紙くず同然になってしまうさかい、円で貯金なんかしてたってゼンゼンあかんて言われはったらしいんねん。アベボンはそれくらいキケンな綱渡りみたいな政策をしてるんやてなあ。どないする?お姉ちゃん」と訴えたものである。大手銀行の方からも同様の理由で「皆さんドル建ての貯蓄に切り換えたりなさってますよね」と私はたしか先月聞かされたのだった。「日本にいても先行きが見えへんさかい、あたしら夫婦は老後はもうタイで暮らすつもりやねん。お姉ちゃんもタイで乗馬したら」とのことでした。


コメント(3)

今の日本で高度経済成長のときのような土建業とそれに群がる利権をすする方を優遇する予算をつけた時点で非常に危険と金融関係の方は判断されそうな気がしています。
 じめじめした日本の気風と、お人よしで偽善で議論の苦手な気質は嫌いな時もありますが、反面良いところな気もするのですが。
 阿部総理にも自民党にも国民(庶民)のことを考えた政治をして貰えると信じられず投票したことはほぼありませんが、不本意ではありますが、ツケは払うことになるのだろうなと毎日がスリルとため息に満ちています。
 ところで料理は単純な料理が一番腕が試されるような気がするのですが、アスパラガス大好きなのに「これは絶品」と思えるような茹で上げ方をしたことが2回あるかないかです。今朝子様はぐらぐらの湯に塩を入れて八分ぐらいで湯きりしますか?自分でも調べてどこに注意してどうすればよいのかいろいろ試してみます。(もしもお構いなければお教えください)。
 あと余計なことかもしれませんが、外国で余生を過ごすのは私は何か心の落ち着きがなくなりそうなので、どうせ引越しするなら日本語の通じる過疎の田舎を妹さんにお勧めしたいです。昔は全くありませんでしたが、親戚の近所は避暑地?になっています。土地それぞれでしょうが昔ほど鬱陶しい過干渉の習慣は減り善意の(又は好奇心)関心でかかわるだけの外国と大して変わりない状況だと思います。

投稿者 nao : 2014年04月06日 04:18

私もアスパラが大好きで、これからは毎日食卓を賑わすと思います。東北の震災前に友人が3年物のアスパラを送ってくれましたが、下半分をピ―ラーで皮を向くと生が美味しい。北海道から直送される白アスパラは絶対に生で頂きます(^◇^)

昭和30年代の日本は残業があるのが普通、特に製造業は週一の休みも返上でした。今はそんなに作っても国内では需要が無いですし、価格競争では後進国に負けるので輸出もできない。発想の転換が必要で輸出できるのは江戸時代に培った文化的産業だと思いますが、今の政治家は未だに「ゆけゆけ、ドンドン」政策ばかり。日本の未来は見えません。しかし日本に暮らせない事は無いと思っています。叔母が子供二人海外に嫁がせ、年に一度は長期滞在してましたが、「暮らしを移し住もうとは思わない」と言って今は夫婦で高齢者用マンションに住んでいます。もし海外移住されても今の住まいは残しておかれた方が良いと思います。移住失敗しておられる方も多いですから。

投稿者 お : 2014年04月06日 09:59

nao様
アスパラガス おいしですね!

農家の方にお聞きしたら、電子レンジで「チン!」で美味しく食べることができますよ! 
と以前言われておりました。
産地直送は、甘くて、ごまあえ、おひたし、サラダ、チャーハン、と何でもあうので、重宝いたします。

投稿者 カロ : 2014年04月07日 19:24



2014年04月06日

水餃子、海鮮サラダパスタ、鶏の塩麹揚げ

関東一円に竜巻、雷、雹の注意報が出てかなりの荒天が予報された今週末も乗馬した帰りに大宮エキュートでゲット。おまけに今日は鶴澤寛也さんから「はなやぐらの会」にご招待戴いていたにもかかわらず、大変申し訳なく思いつつ乗馬を優先したのは、来週馬場馬術の昇級試験があって、今日がその最後のレッスンだたからであることを正直に告白しておきます。ごめんなさい、寛也さんm(__)m別に試験を受けたからって何が変わるもんでもないのだけれど、いつも熱心に指導して下さるインストラクターの方から一つの区切りとしてもういい加減テストを受けたほうがいいようにずっといわれていていたし、今年は夏以降非常に多忙になることが予想され、また例の片側顔面痙攣でもし脳の手術をしたら当分乗れなくなるかもしれない恐れとかいろいろあって、とにかく一度は四月に受けてみることにしたのでした。というわけで、お受験する以上はあんまりぶざまな姿を見せるとインストラクターの方に却ってご迷惑をかけちゃうので、この間はこちらも努めてレッスンを受けるようにしていて、何しろお相手のスーパー氏が受験請負馬として超ひっぱりだこなため、今日のレッスンはどうしても変更できなかったのだ。それなのに荒天で中止なんてことにもなる可能性大だったからひやひやしたものの、ちょうどレッスン開始時間から空がどんどん晴れてきて、小雨さえ降らない快適な馬場で、しかも荒天予想でキャンセルが多くて、参加人数が少ないレッスンでみっちり乗れたのは超ラッキーでした。
ところで馬場を前に怪しい雲行きを見ながら先輩の男性会員さんと立ち話をしていて、今日のような極端に不安定な天候を含めた気象異常がどんどん進みそうだという話になり、「今後は世界中で食糧の奪い合いが始まって、いずれはそれによる戦争も避けられないでしょうねえ」とその方は淡々と仰言るのだった。すでに世界各地で近代農業が限界に来ている事例もいくつか挙げられて、たぶんご自身が農業をなさっているのだろう、事例に信憑性に富んでいるだけに、ひょっとしたら私たちの目の黒い間に世界の食糧危機が訪れるかもしれないという話も説得力があって恐ろしかった。加えて日本は地震その他の天災も避けるのは難しいし、おまけにこれまでのように自然に寄り添って災害を受け流してきた日本ではなく、自然をねじ伏せようとする西洋文明を積極的に取り入れた今日の日本では、却って災害を長引かせる結果(その最たる例が原発事故であり、瓦礫処理の問題も同様)になったりもしている。そんなわけで「こうしてクラブで馬に乗れる日も一体いつまで続くかわかったもんじゃありませんねえ」なぞとお互い何だか妙に悲観的な意見交換をしてしまったのでした。




2014年04月07日

海鮮ユッケ、卵のスフレ、サムギョプサル、スンドウブ、石焼きビビンパほか

文春の山口さん、川田さんと大宮クオンズで食事。「オール読物」で一年連載し、六月に単行本の新刊が予定されている『老いの入舞い〜麹町常楽庵月並の記〜』の初稿ゲラを受け取りにいらっしゃったお二人だが、仕事の話はほんの少しで長時間費やしたのは相変わらずの四方山話である。で、川田さんといえば、なんといっても八木沼純子さんと同級生だったところから、当然のごとくフィギュア話に花が咲きまくった末に、それにしても誰か真央ちゃんにステキな結婚相手を紹介すべきだとか何とか外野のオバサンの余計なお節介話でも妙に盛り上がったのでした(^^ゞ とにかく川田さんにはアイスショーでもいいから一度お誘い戴くようお願いした次第。ほかにも色んな話が出たのだけれど、この時期ならではの話題はやはり就職面接で、思想信条についての質問はタブーなところから、一般的な会社だと最近は購読している新聞や雑誌名を訊いてもいけないことになっているらしいのだけれど、「うちはさすがにそういうわけにはいかないんで訊いてもいいことになってるんですけど」てな話にもちょっと驚かされ、面接した相手のお答えにはもっと驚かされたりもして、そもそも日本の若い人たちは一体いつ頃かどんな風に変わってきたのかについて興味津々になりつつある。おふたりを含めて周囲の編集者の方とお話している分には別にそれほどの違和感を抱くこともなく、むしろ私世代の若い頃よりもソフィストケートされた方が多いようにお見受けするのだが、ひょっとしたら例外的な人たちなのかもしれないし、まだ地続きといえる世代の方なのかもしれない。あるいはいつの時代も社会はまっとうな人やとんでもない人で成り立っているのかもしれず、年を取った者はいつも年下の人間のとんでもない面ばかりが目についてしまうだけなのかもしれないなあとは思いつつ、大学卒業生の面接で、最近気になる社会問題は何?と訊かれて、大島優子のAKB卒業と答えた人の社会的な関心の薄さには愕然とせざるを得ないのであります(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

何時の時代も高齢者と若者の時代感覚誤差はあると思いますが、今の40台位から下の年齢は差が大きすぎるように思います。時事問題に関心薄く、新聞を読まない人が圧倒的に多い事は確かですが、非常に興味を持って熱心に調べる若い方も居ます。我々の若い頃より勉強してる!と思う人も結構おられます。時事問題も趣味の領域になってるのかな?と感じる時があります。
40歳過ぎの歌舞伎役者さんがAKBの話題に夢中、愛読書は「ワンピース」と言っましたよ(^◇^)中年の元野球選手が筑波大学や早稲田大学の聴講生になり勉強される。今までに抱いていた職業のイメージも変わってる事は確かなようです。

投稿者 お : 2014年04月08日 10:45



2014年04月08日

キャベツと干しエビの炒め物、汲みあげ湯葉

QPで見た料理。短冊切りにしたニンジン、薄切りの椎茸、キャベツを炒め合わせて戻して刻んだ干しエビと戻し汁を加え、塩酒砂糖少々で調味して斜め薄切りにしたキュウリをプラスして胡麻油で香り付けする。汲みあげ湯葉は市販品。
国民投票の投票権が十八歳に引き下げられる案で大方の政党が合意したというニュースを聞いて、つい昨日の就職面接の話が想い出され、イマドキは二歳くらいの年齢差よりも個人差のほうが大きいんだろうなと思う一方で、この分だと憲法改正が、なんだか消費税値上げみたいに、どうしても避けられない既定事実化しちゃう恐れも感じずにはいられなかった。で、とにかく今の若い人たちが右傾化しているという見方も果たしてホントに当たっているのかどうか定かでないわけだけれど、昨日の文春のおふたりからは「たとえば就職面接で最近どんな本を読んだか訊かれたら『永遠の0』と答えといたら無難みたいな、なんだか空気読むみたいな感じでそうなってる子も多いんじゃないでしょうか」と聞かされて、その手の人は確信犯よりも結果的にもっと大きな災いをもたらすことが歴史的に見て大いに想像されるところなのであった。それにしてもKYという流行語が生まれた前後から、周りの空気を読んで同調するということが非常に重要視されてきた背景には一体何があるんだろうか?現実社会にコミットすることの少ない職業の人間には今一つぴんと来ないままなのだけれど、この国では自他の摩擦を避けるがために却ってそうした抑圧構造が生じやすいのもまた歴史的に証明されるところなのであります。


コメント(1)

ざっくり括って平成生まれの人たちのコミュニケーション能力は相当に高いと感じます。ただそれは相互理解よりも「どうしたらコミュニティーの中で孤立しないか」への対応という面に強いのが特徴的です。直接的影響は、ケータイ端末の浸透でしょうか。

高齢化、経済問題、激甚災害etc.から日本が保守化することはなかなか避けられないでしょうが、やがて彼ら平成生まれが社会の中核を担う時にどういう選択をするのかは分りません。ただ少なくとも「軍歌の足音が聞こえる」のような警句では彼らの心に届くものは少ないでしょう。

もちろん保守化が全て悪いわけでなく、右にも左にもダメな主張とそうでない主張とがあると思います。が、どちらも次の世代に繋ぎうる言葉を見つけ出せないでいる現状に茫洋としてしまいます...長々と失礼いたしました。

投稿者 nemo : 2014年04月09日 00:59



2014年04月09日

豚肉と新じゃがとワカメの炒め物

この時期ならではのでオリジナルオススメ料理。まずスライスしたジャガイモをじっくり炒め、塩酒胡椒で下味した豚の細切れ肉を炒め合わせ、さらに戻した塩蔵ワカメを入れてさっと炒め合わせて酒と醤油を鍋肌に回しかけるだけ。シンプルな味付けだけど、ワカメの風味で美味しく食べられます∈^0^∋
今日はもう日本中がこの話題で持ちきりなんじゃないかと思えるSTAP細胞と小保方リーダーである。記者会見ではいささか面痩せて見えたり、涙ぐむシーンもあったとはいえ、内容の吟味は出来ないまでも話し方は意外にしっかりしていて、かなりの心身症を窺わせた理研サイドの発表とは異なる印象を受けたのだった。それにしてもこの騒動は関係者が全員理系の人たちのせいか、それぞれの人格や行動要領がさっぱり読めないのは困ったもんである。理研サイドの会見だと、若い未熟な女性の妄想行動に一時は組織全体が引きずられていたが、今はようやく憑きものが落ちました、みたいな感じを受けちゃうのだけれど、そういうふうに解釈されることを意図してあんなふうな会見をしてるのだろうか?その点がどうも理系の人たちの精神構造の解せない点なのであった。そもそも理系文系を問わず、象牙の塔にこもった学者さんの多くに人格者を求めるのが難しいのは今に始まった話でもないし、そんなことを望んでるわけでもないのであるが、今回の件では別に小保方さんの肩を持つ気はないけれど、もう少し一般人に理解できる常識的な対応を、オトナなんだから、理研サイドには取ってほしいと思わざるを得ない。つまりこの問題は小保方さんが実験自体を捏造していたことで生じたとするなら、せめて彼女の下で実験をしていた人たちが何を見せられていて、それが捏造だと気づいた経緯を知りたいし、もし論文の不備だけであんなにヒステリックな対応をするんだったら、どういう経緯でネイチャー誌にまで持ち込まれたのかもオープンにしてほしいところなのであります(-.-;)y-゜゜


コメント(3)

 我々生化学関連及びその周辺の研究者(わたしは農学の研究者です)は、新しい論文の写真が、昔の博士論文の写真と同一だった時点で、意図的な改竄であると確信を持ってしまったのです。
 雑多な写真を取り違えることはあっても、研究でメシを喰っている人間が、論文に使用した写真、何百枚もある内の自分であえて選択した数枚を取り違えることはあり得ません。また、取り違えないように、絶対に間違えない名称を振って保管するように強く教育されるものです。

 あの写真が博士論文の物と同じだとわかった段階で、論文を取り下げるべきだと判断した若山さんの行動が、標準的な研究者の行動です。
 また、彼が手元に残っていた細胞を第三者に分析してもらったところ、全く関係のない系統のマウスであった時点で、悪意を持った詐欺事件であるという確信も得ました。

 あとは、とっとと幕引きをするだけだという判断ですね。理研の行動がそれです。
 誰が考えても同じ答えになるはずだと、我々は考えます。この事実が理解できない人間は、我々の業界のメンバーではないのです。

 過去に起こった数々の研究不正も、たいていが、ただ一名の手によるものです。
 我々には、共著者を疑う習慣はありません。
 疑っていたら、現代のような分業体制で一報の論文を作成していく生化学分野の研究はできないのです。
 完全な信頼の中で、各人が独立して自分の責任部分を一人一人で作っていくのが、現代の研究です。

 論文不正はこの信頼への最大の裏切りです。
 これに腹を立てない人間がいたら、本気で仕事をしているとは言えないでしょう。

投稿者 みたか : 2014年04月09日 23:21

みたか様へ

理系の方のご投稿大変に感謝致します。どう解釈したらいいのか、本当にわからなかったので。
若山さんのマウスが違ったという報道は私も致命的だと思いましたが、詐欺事件と確信されるということは、要するに小保方氏は、細胞生物学を愚弄していると言われてからもずっと自分の妄想を捨てずにそれを追い続けて周囲を巻き込んで行ったという風に解釈していいのでしょうか?天下の理研も、世界のネイチャーまでも巻き込んで。
それってある意味で凄い話ですよね。なんだか唐十郎や野田秀樹の芝居に出てくる病んだヒロインみたいな。
単なる研究不正が今回ここまで世間を騒がす大事件になったのは、多分にキャラクターによるものだったと思われますが、理系研究者の共著者を疑う習慣はないというお話を今回のことで図らずも伺えたのが、私としては興味深かったです(それを知らないからこそ、一般人の多くは今回の件が非常に不可解なのだという気もします)。もっとも、こんな無責任なことが言えるのは化学と全く無関係な人間だからで、理系の方々は国際的な信用問題にも関わるからお怒りは当然だと思いますが。

投稿者 今朝子 : 2014年04月10日 05:47

松井今朝子先生
 お返事、ありがとうございます。
 もし小保方さんが幻の細胞を信じきっているのならば、それはそれで美しい物語なのですが。現実には、今回の会見でも言葉を選ぶ際にはまず嘘がばれないようにということを第一に考えて発言なさっているところ(今後の研究があるから方法は公開できない、など)から、ご自分でもSTAP細胞の存在を信じていないのだろうということがわかります。にもかかわらず記者会見まで行ってしまうあたり、特異な性格としか表現のしようがないわけです。
 現実にこういった人格は一定人数存在するわけですが、出会ってしまう可能性はきわめて低く、共同研究者たちもどう解釈して良いのか苦悩しているものと思われます。
 理化学研究所には膨大な税金が研究予算としてつぎ込まれている以上、説明責任というものがあると、確かにわたしも思います。
 しかし、これがいったいどういうことなのかを、一番誰かに説明して欲しいと切実に願っているのは、当の理化学研究所の人々なのではないかと、おおいに同情するところです。

投稿者 みたか : 2014年04月10日 17:52



2014年04月10日

おこわ弁当、30品目サラダ

大宮エキュートでゲット。
今日の夕方は久々に代々木に行って例の金の棒の治療を受けたのだが、正式にはごしんじょう療法といって、けっこう色んな方がかかってらっしゃって、これはもうご自身が書籍上でもオープンになさっているから書いていいと思われる映画界の両巨匠、黒澤映画などの名シナリオで知られた橋本忍氏と、「男はつらいよ」シリーズでお馴染みの山田洋次監督が、今日はふたり揃って待合室においでなった。ご両氏ともすでに面識はあるものの、話し込んでらしたので今日は遠慮して別の部屋に行こうとしながら耳に入って来たのはやっぱり小保方さんの話のようで、本当に昨日今日は日本国中で彼女のことを話してない人はいないんじゃないか、と思いつつ小田急線に乗ったら「週刊文春」の中吊り広告が目に飛び込んできて、この一件で小保方さんよりもっとダメージをこうむったのは理研だろうという気がしたものである。で、帰宅して食事中にTVを点けたら「クローズアップ現代」お前もか!という感じで、この番組ではもっぱら理系の研究者に取材をして、実験研究の不正を起こさない対策についての提言などが語られていたが、今度のことで理系研究者全体が窮屈な状態を余儀なくされて研究そのものが萎縮するのはまずいと思う一方で、今回の件が一体どういう経緯でこんなことになったのか、つまり理研サイドが結果的にとんでもない!と認定した研究者がどういう過程で責任ある立場に就いたのかくらいは第三者機関にでも明らかにしてもらいたいもんだと思ってしまうのでした。


コメント(4)

全く野次馬的に各テレビのコメンテーターの話を聞いていて(お昼からTVはあまり見ないので偏ってるかも?)もし、小保方さんが30過ぎの地味な男性研究者ならコメントが変わってるんじゃないかな?と思いました(^◇^)
女性で上手く涙の演出も出来る事で「彼女だけが悪いんじゃない」とか「もっと周りの人間が教えてやらなくちゃ」「彼女だけに責任を取らせていて可愛そう」と云うコメントが多いですが、確かに理研も魑魅魍魎的な感じはしますが、研究ノートは全て提出しない、写真のコピペはする。これってユニットリーダーを任せられている研究者ならしてはいけない事として理解して当然で周りが注意するなんて可笑しいと思いませんか?何はともあれ、こんな所にも多少の税金はつぎ込まれるのですから冷静に真相を追及して本当にSTAP細胞は200回も作れたのか?徹底的に調べて論文が正しいのか否かの結論を速く出して欲しいです。藁にもすがる思いで難病を抱えている方は待っているのですから。

投稿者 お : 2014年04月10日 22:22

小保方さん騒動で不思議なのは、そんなに疑問点がいくつもあるなら、何故理研側はネイチャー投稿を再考しなかったのか?何故マスコミに大々的に宣伝したのか?
あれだけ持ち上げ、今度は容赦なく叩くマスコミが一番信用できませんね。

投稿者 tucci : 2014年04月11日 12:48

 些細なミスとか未熟さを反省しているとか、言い訳が本当に反省しているのかしらと?思います。論文として成り立たない致命的なミスだと認識していない点が、一番問題だと思うし取り下げなくても掲載側が偽造論文として処理する可能性もありそうだなと思って注目しています。

投稿者 nao : 2014年04月11日 21:59

追伸。
 研究論文を提出する前は、出す前に不備なく点検する、事実以外を出したら不正になることが常識だと思っていました。平成の世では、嘘でもたばかれたら問題が無いのでしょうかね?。
 会見の様子は全く興味が湧かなかったので見ていませんが、マスコミも数字が取れると演出したり、全く客観的でない報道をするのは問題ではないのかな?という気がします。
 また、真摯に反省していたら、会見で泣いたり涙を見せて同情を惹くのは禁忌となるのにな?と安っぽいドラマ仕立てにうんざりしています。

投稿者 nao : 2014年04月12日 01:40



2014年04月11日

ホタルイカ、牛肉と車麩の煮物

煮物は前に紹介したのでレシピ省略。
食事しながら見たNHK特報首都圏では、アベボンが成長戦略の一環?にしている女性管理職の活用問題を取りあげて、まずはどう増やすかという話だったが、女性管理職の割合が先進国途上国を併せて世界最低レベルだったり、女性政治家が異常に少ないのは、何だかやっぱりそれなりの理由がありそうである。結局のところ、実は日本の♀は利口すぎて、仕事する大変さは♂をおだてて肩代わりさせたほうが得策だと考えてた人が多数派だったということなんだろうか。それにしても今になって急に子どもを産めよ増やせよだの、仕事もバリバリやれだのと言われてる若い世代の♀は本当に気の毒だけれど、そうして貰わないとホントに国が立ちゆかないんだろうなあと思うのは、昔みたいに♂なら一応全員がなんとかふつうには働けるみたいな感じではどうもなくなっているらしくて、同世代でもデキる子とデキない子との落差が凄すぎるというような話を、先週乗馬クラブでお会いした何人かの方から、就職の面接官になった経験に照らし合わせてお聞かせ戴いたのであった。デキる子は優良企業の内定を何社ももらってるし、いくら中小のうちでも全然ムリみたいな子もいて、高度経済成長時代みたいに日本人が一丸となって!みたいなことはもう夢のまた夢のような状況であるらしいのだった。というわけで日本も雇均法施行直後のような建前ばかりではなく、デキる♀にはしっかり働いてもらおうじゃないかムードがホントに醸成されてきてはいるんだろうが、イマドキ管理職になること自体が昔に比べてあまりにもオイシイ点がなさすぎでただ大変なだけという現実も一方にはあるようだし、果たして日本の賢い♀たちは今後どのような選択をしてくれるんでしょうか?


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賢い女性ということで私には全然縁のないお話ですが、周りを見回すと賢い女性の子供はだいたい賢いということがわかります。優秀な女性には子供を生んでもらうべきです。
そのために、女性は若いうちにまず子供を生んで育ててから35~40歳くらいで就職して働く仕組みにしてもいいんじゃないかと思います。寿命が長くなって70歳くらいまでは働かないといけない世の中になりますし40歳からでも30年以上働けます。

ところで、昨日の日経ビジネスオンラインで小田嶋隆さんが小保方さんについて
『「ああ、この人は女子力でここまでやってきた人だったんだな」
というのが、偽らざる感慨だったわけだ。』
と書いていらっしゃって「それだ!」と思いました。
男の人がみんな小田嶋さんくらい賢かったらいいのになと思いました。

投稿者 ぷみ : 2014年04月12日 10:27

いつの間に「女性性を捨てて男なみに働かないといけない」状態になったのか~と思います。昭和には「働くお母さん」は企業にも自営業にもたくさんいたと思います。
知人に聞いたのですが、教職採用試験で成績上位者から採用すると女性が多数になってしまうので、男女半々にするために男性は成績を下げても採用するそうです。しかし、新年度に担任を発表すると「女の先生はハズレ」と保護者に言われる。若ければ産休育休、ベテランになっても介護などで休むリスクが高いからだそうです。
ここを平等にするためには、男性にも産休育休、介護休暇を義務付けて全成人が3~4人子育てして2人を介護するくらいの期間は生活を税金で保証する、程度の仕組みが必要だと思います。結婚や子育てをしない人でも、仕事をしない期間を強制されることで、政治やボランティア、生涯教育など現在「サラリーマンの老後」に偏っている事柄にも現役世代が参加できると思いますが、松井様はいかがお感じでしょうか。
もちろん、仕事をしていない期間、すでに1人か2人子育て中の人はきっちり保育所を利用できることが前提です。現在は、出産休暇など母親が勤務していない=保育に欠ける状態ではない ということで、子供が2歳であっても6歳であっても母が入院していても保育所を一時休ませられる(その期間、待機児童を受け入れるため)のが法的な解釈となっていますので。

投稿者 TAKA : 2014年04月12日 12:05



2014年04月12日

乗馬ライセンステスト

今日は乗馬ライセンス昇級テストの日とあって、昨晩はどうも落ち着かず、珍しく寝つきも悪かったくらいで、こんな気持ちになるのは何年ぶり、いや何十年ぶりかもしれないと思いながら、この歳でこんなふうになるのも気が若返って悪くありませんでした(^^ゞ
馬場馬術は広い長方形の馬場に馬を走らせて、その軌跡で図形を描く点では馬のフィギュアといえそうな競技であり、もちろんそれなりの技術が要るのだが、乗馬をしない人にはイマイチ何が面白いのか、何が難しいのかさっぱりわからないだろうと思う。
もともと私も自然の中で馬に気持ちよく乗りたいだけの人間なので、そうした馬術には全く関心がなかったのだけれど、年数を重ねるうちにレッスンが障害競技か馬場競技かに分化して、障害は大きなケガをする危険性がないともいえず、ケガした場合この歳だと治癒に時間がかかるからパスせざるを得ず、結果、馬場レッスンを集中して受けるはめになったものの、当初は自分でも呆れるほど箸にも棒にもかからない状態が長く続いて、インストラクターの方に多大なご迷惑をおかけしていた。ともあれ熱心なご指導の甲斐あって最近少しはマシになりつつある中で「もうそろそろテスト受けましょうよ」と言われたら、あまりにも手を焼かせただけに、この際一つのカタチをつけるべきかとも思われて、今日のお受験(筆記もありました)に臨むこととなり、テストでこれまたあんまりブザマな姿も見せられないので、先週は鶴澤寛也さんの会をネグってしまうほど、いつしか自身かなり入れ込んでいて、昨夜は布団に入ってから筆記試験問題を見たり、径路を回る際にどこでムチを入れるかといったイメージトレーニングを何度も繰り返したから寝つきが悪くなったのだった。
それにしても今日は晴れ女パワー炸裂といった感じの好天に恵まれたし、なんといってもお馴染みのお相手アラブ鹿毛紳士のスーパー氏が非常に賢い馬で、テストだという雰囲気をしっかり察知し、ふだん以上の快走をみせてくれたから一応ノンストップで回り切れてホッとしました(^_^)v 受かるかどうかはともかく私としてはできる限りの誠意を持ってこのテストに臨んだわけだし、スーパー氏も期待通り精いっぱい頑張って走ってくれたので悔いはありません。
ところで今日はインストラクターの方も顔見知りの会員さんも、会えば皆さん「頑張ってね!」と言われるので、何で知ってるんだろう?と思っていたら、受験する3人の名前が張り紙されていたのだった。で、私のほうも写真撮影や録画をお願いしたりして、テストが始まる直前には二階テラスにギャラリーの姿がずらりと見えたし、頭の中ではインストラクターの方に注意されたことをいろいろと反芻したりしていたのだが、いざ本番が始まると私が感じるのはスーパー氏の息づかいと骨や筋肉の動きのみで、彼に自分のすべてを預ける気持ちになったのは、やはり乗馬をする者ならではの心境だろうか。
大勢の人間を前にしながら、その瞬間、一番頼りにするのは人間以外の動物というのは、ある意味で非常にユニークな気持ちのありようだけれど、乗馬をする人は恐らく皆その手の心境になるのではないか。戦前の日本に乗馬でオリンピックの金メダルをもたらしたバロン西が "We won" とインタビューに答えた時の" Weが「 われわれ日本人 」ではなく自分と愛馬ウラヌスを指していたというのは有名な話だが、人類以外の動物と We関係が結べる素晴らしさにおいて、乗馬に代わるスポーツはなかなか見いだせないのであります。


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wiじゃなくてweです…合格をお祈りしています。

投稿者 Katie : 2014年04月12日 21:30

Katieさまへ
ご指摘ありがとうございました Wifiをウイフィと読んだマンガの話を想い出したせいか、我ながらとんでもない間違いなので慌てて直しましたf(^ー^;

投稿者 今朝子 : 2014年04月12日 21:42



2014年04月13日

ポークソテーオニオンソース

前にQPで見た料理。オニオンスープを作る要領で玉ネギとニンニクのみじん切りを飴色になるまで炒めてワインを振り、味醂と醤油で味付けしたソースをポークソテーにかける。豚肉はよく叩いてから塩胡椒して薄力粉を軽くまぶしてからソーテーすること。
今週は小保方さんの記者会見以外にも大切なニュースがいろいろあったと思うのだけれど、なるほど、こういう手を考えられた方もあったのか!という気がしたのは日本国憲法九条のノーベル平和賞ノミネート申請であった。アベボン政権のおかげで日本人全員が右傾化して好戦的になったように見られては堪らないので、こういうアピールも必要かもとは思いつつ、現行憲法をアメリカから押しつけられたとする人たちがいる一方で、その憲法を守るために海外のオーソリティーを借りるというのもまた、いかにもこの国らしい気がしたものである。そもそも戦後七十年間もそれでやってきた国の憲法を今さら他国から押しつけられたものだと考える人たちの神経自体がよくわからないのだが、何か底なしの当事者感覚の薄さというか欠落がこの国には昔からずっとあるような気がしていて、それが一方では海外のオーソリティーを闇雲に信頼することや、お上にもの申すことは結局できないみたいな感覚とも根っこのところでつながっているような気がしていて、そうしたことが皆この国の現法憲法のありように凝縮されているふうに私はずっと感じているのですが、この件はまた改めてゆっくり書く機会があるように思います。今日はちょっと疲れているのでこの辺で
(~0~)BYE


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マスコミのバランス感覚が可笑しくなってるのか?元々狂っているのか分かりませんが、旗を振られたらそっちにばっかり目を向ける
題材しか取り上げない。12代目団十郎さんが「世の中は振り子でないといけない、どちらかに傾き過ぎると元に戻る。普通はそうなるもんです」と仰ってましたが、その振り子をマスコミが壊してるような気がします。一部過激で好戦的な人達が居ますが、日本全体で見ればまだ一部だと思えますし、嫌韓、嫌中を取り上げているから、わざわざ書いてる週刊誌を買う人も少ない。広告を見てるだけで電車の中でも「又かいな」とそっぽ向いてる方多いですよ。
憲法も仰る通り70年間それでやってきて「アメリカから押しつけられた」なんて私が属した社会では今まで聞いた事無い。石原さんは早くから言ってましたけど。一部が騒いでいる事を大きく取り上げるのも週刊誌の販売方法なんでしょうけど「もっと政治を監視する記事で読者増やすような事せんかい!!」と思います。

投稿者 お : 2014年04月14日 11:33



2014年04月14日

春野菜の天ぷらコース

今日は志賀山葵師のお招きを受けてご子息とお弟子さん、漫画家の高見まこさんと山の上ホテルで会食。銀座の天ぷら「近藤」には何度も伺ったが、近藤氏の出身母体であったこちらの天ぷらを戴くのは意外にも今回が初めてで、旬の春野菜をはじめ名物の芋の筒揚げや揚げそら豆ご飯などをおいしく戴いた。
志賀山流は初代中村仲蔵を中興の祖とする日本舞踊の貴重な古流派で、十四代家元に師事して十五代目を支えられた葵師とは、拙著『仲蔵狂乱』を高見まこさんが漫画化されるに当たって、舞踊シーンを描く際の取材でお会いになったのをきっかけにご縁が出来たのだった。現在、米寿を越えられて、若干足腰は不自由になられたものの、いまだ矍鑠を絵に描いたようにお元気だし、頭脳明晰で若々しいお話が伺える(イケアが立川に進出したのもご存じだった!)のは前回お目にかかった時と同様ながら、その昔は武智先生ともお仕事をなさってらした方なので、今回は近著『師父の遺言』をお持ちしたのだが、なんと既にご購入になって「一日で読んじゃいましたよ」とのこと(!_+) この本に登場する人物や場所やその他もろもろのことであまりにも接点があり過ぎるのに驚かれたことで(「川上」にもいらっしゃっていて両親のことをよくご存じだった!)今回のお招きに与ったという次第。さらに驚かされたのはご子息が電通にお勤めの関係で、偶然にも青山劇場第一回近松座公演のチラシのコピーを手がけられており、ご自身でそのチラシをお持ちになったことである。お読みになった方はおわかりかと思うが、その公演の際に私は運命的な瞬間を経験したのであった。ともあれ毎度ながらに世界の人類は大体三百人くらいなのかも?と思えるような世間の狭さに驚かされつつ美食と共に歓談を楽しませて戴きました<(_ _)>志賀山御一行とお別れしたあとは高見さんとお茶してこれまた久々に歓談し、さまざまな話題に及んだが、漫画界における電子書籍のありようを伺えたのが面白く、また漫画のアシスタントも最近は以前のように先生の元に集って描くというふうではなく、個人宅のPC上で制作した背景とかを電子メールで送るというデジアシさんスタイルが定着しつつあるという話にも驚かされたのでした。




2014年04月15日

豚肉とキャベツのフライパン蒸し

QPで見た料理。キャベツと塩を揉み込んだ豚肉を交互に重ね合わせた上で蓋をして15分ほど蒸し焼きにする。黒酢、砂糖、醤油、ニンニクと生姜と玉ネギのすり下ろしを混ぜ合わせたタレをかけて食す。超簡単安上がり出来るスタミナ食だ。
私の親はいつまで入学式に来てたっけ?なんて考えてしまったのは、子供の高校入学式を優先して自分の高校のそれを欠席した先生のことが話題になったからであった。わが母校は小中高一貫のために、少なくとも高校は来てなかった気がするし、中学さえ怪しいものである。おまけに先生も独身女性が圧倒的多数派で、既婚者を含めても子供を持つ女性はほとんどいなかったように記憶していて、それはうちの学校が非常に特殊だったのか、戦後は独身女性が多かったのでそういうことがわりあいフツーだったのかどうかもわからないのだけれど、とにかく当時はかりに子供がいても、自分の勤務校を優先するのがフツーだったはずだから、今や別にどちらがいいとか悪いとかでなく、つくづく時代が変わったんだな〜と思わずにはいられなかった。つまりは公私の別において公用が私用よりも断然優先されるべきだというふうに、私世代まではしっかり刷り込まれていたことを改めて感じた次第で、プライベート優先がメジャーになるのは一体どれくらいの世代からなんだろう?という興味も湧いたし、学校という職場に限らず一般の会社でも同様の現象が起きているに違いないと思われたものである。で、どちらがいいとか悪いとか一概にいえないと思うのは、「公」が必ずしも善とは限らないからで、徹底的に「私」を優先すれば個人の殺し合いはあっても戦争は起きないかもしれないのであった。




2014年04月16日

刺身の盛り合わせ、燻製の盛り合わせ、茄子の煮浸し、生野菜ほか

ポプラ社の倉澤さんと大宮東口の「魚匠 基」で食事。倉澤さんは六月刊行予定の食にまつわるエッセイ集「今ごはん昔ご飯」のゲラと表紙見本をお持ちになったのだが、「『師父の遺言』凄かったですよねえ。泣いちゃいそうでしたよ」と仰言って、ひとしきりそれに関する話と、その後わたしが小説書きになった経緯についてお話しするはめになった。同著に関しては元マガハの中田さんや文春の山口さんや新潮の小林姐さんからもメールを頂戴しており、ひょっとしたら女性と男性とでは、また世代によっては受け取り方がかなり違うのかもしれないような気がするものの、概ね周囲の女性編集者にはちょっと不思議なくらいに好評なのは幸いでした。で、登場する実在人物の中で、倉澤さんにはやはり富岡多恵子さんや内山先生のインパクトが強かったようで、こないだ山口さんを驚かせた内山先生の話をいろいろした上で、内田百閒の孫に当たる方だと話したところ、「ええっ!私もむかし内田百閒の孫に当たる方とお仕事をご一緒したことがあります!」と言われて、それはどうやら従妹に当たる方のようなので、またしても世間は狭い!ということになるのかどうか来月ご本人とお目にかかった時に確認してみようと思ったのでした。




2014年04月17日

「八百善」取材

今日は朝9時半に家を出て鎌倉に向かい、明王院の「八百善」で食事をしながら十代目ご当主のお話をいろいろと伺った。新作を予定している小説は同店を文化文政期の一大文化サロンとした四代目を主人公にするつもりなのだが、「八百善」自体はその後も長く繁盛して戦前までは別格の老舗として東京の料理界に君臨した店だから四代目以外にも色んなエピソードが満載で、團十郎家と親戚関係にあった経緯や何かも面白く伺って、さまざまな資料や絵画を拝見しているうちに数時間が経ち、慌ただしく辞去して次なる目的地の江ノ島へ。四代目当主は江ノ島弁天詣を欠かさず百味講の世話役までしていた関係で、参道の入り口にある青銅の鳥居にもその名が明記されている。さらには最も親しかったとおぼしい江戸を代表する文化人、絵師の酒井抱一が描いた亀の天井絵のホンモノ(現在の天井絵はレプリカ)も神社側のご配慮で拝見させて戴くなど、一日の取材でかなりの収穫があったのは「 なごみ 」誌編集部磯田氏のおかげであろう。帰宅は午後8時過ぎとなり、丸半日費やした勘定で、大宮から鎌倉までの移動時間も
結構あったとはいえ、湘南新宿ライン一本で行けるのは有り難く、グリーン車を利用して車内でもしっかり仕事ができたのは何よりでした(*^^)v




2014年04月18日

とんかつ弁当

今日の夕方は美容院に行ったので料理の時間はカットして大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲットした。
「牛肉が安くなるみたいで、いいですねえ」と美容師さんに言われて、TPPがもう決着をみたのか!と思いきや「特に牛タンが安くなりますよねえ。ほとんどがオーストラリア産だっていうから」と続けられたので、ああEPAのことを言ってるわけね、と、ようやく話が呑み込めたのだけれど、TPPのほうは一体どうなるんだろうか?超高齢化した日本の農業がこのままでいいとは思わないが、攻めの農産物を生産する前に多くの農家が滅んじゃったらどうにもならないし、ことに畜産農家が減少して結果的に日本の肉が割高になったら嫌だな〜と、食物になるべく国粋主義者を通したい私としては思わざるを得ないのだった。それにしても経済のグローバル化は生産者を有利にも不利にもするとはいえ、生産物全体としての低廉化は避けられないんじゃなかろうか? 結果、長期的に見てデフレの進行も避けられないんじゃなかろうか?ただし、その中で農産物は気候変動による不作や人口の急増で高騰がないとはいえないし、そうした場合のリスクを考えると目先の値段が安くなればいいやというようなものでもなさそうだし、考えれば考えるほどなんだか悩ましい問題に思われるのでした。




2014年04月19日

春キャベツとアンチョビのパスタ、サーモンのマリネ

いずれもレシピは不要だろう。
昨日今日はやけに寒いので、さすがにストーブまでは点けないものの、床暖を入れて薄手のセーターを着ている。例年花冷えはあるが、桜が散っちゃってからこんなに寒くなるのはちょっと驚きで、もちろんもっともっと寒い時期を乗り越えてきたはずなのに、いったん暖かくなってカラダが弛んじゃったせいか身に応える寒さなので、皆様もあまり伊達の薄着をせずに、どうか暖かくしてお過ごし下さい。
驚きといえば、今週のニュースで驚かされたのはやはり韓国の船舶事故である。まさか救助活動がこんなに長引くとは思わなかったし、事故そのものの経緯もちょっと理解しがたいほどに異常な感じがする。まあ、事故というのはすべて何らかの異常が原因であるとはいっても、一体なぜこれほどの事態になるまでに何か手が打てなかったのか?とか、一体なぜそんなことをしたのか?というナゾがこれほど次々と湧く事故も珍しいように思うので、いまだ救助されない方のご家族や関係者の憤りは当然ながらさぞかし激しいものと推察される。とにかく奇跡的に助かる人が誰かいてほしいものだけれど……。


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大阪も寒おますわ。なんですやろ造幣局の通り抜けも終わる頃にこないに寒なるやなんて。

中国では国民がたくさん乗り合わせた飛行機が未だに行方不明。韓国では客船が沈没。初めは座礁したと言っていたように思うんですけど、今は若い航海士が船を急転回させたんが原因とか言ってますけど。近くにアメリカの潜水艦もいるわけやし、自分の所の潜水艦も使えると思うんですが、なんで目の前に船が沈没するのを、どないもできひんかったんか?それを見ている家族の気持ち考えたらいたたまりまへんわ。大統領が現地に行くからにはその手配を済ませた上で来て欲しいと家族は思てはるん違うやろか?

投稿者 お : 2014年04月19日 22:50

船の事故で水温も低いけど、すぐに救命胴衣を着けて船の外に出るようにしていれば助かる人がほとんどだったのではないかと思い家族の辛さは量りきれないほど大きくて言葉になりません。
 救助が難しい状況でも色々な方法で他の国の助けもできる限り取り入れて少しでも奇跡的に生存して助かって欲しいと思います。

投稿者 nao : 2014年04月20日 00:19

 技術的に不可能なのかもしれないけど、これ以上沈まないようにクレーン船で支えることはできないのでしょうか?。
 沈みきる前にできることはないのでしょうか?。できることを全てして欲しいです。
 不謹慎ですが小保方さんの騒動はこのまま何も無かったかのように何もわからないままなのでしょうか?。
 現在のニュースは、こんな心の痛むことがあると全て無くなったかのようにうやむやになりますね。

投稿者 nao : 2014年04月20日 23:05



2014年04月20日

おこわ弁当、春野菜のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
急にまた冷え込んだ今週末も90分の径路レッスンを2回チャレンジ。2回ともお相手は例のお馴染みアラブ鹿毛紳士スーパー氏だったのだが、ええっ、君は別人28号ならぬ別馬28号か!と言いたくなるほど先週のテストの時とは段違いの不調ぶり。最初のレッスンは駈歩すらちゃんと出ないので、インストラクターのMさんには「スーパーはもう先週でボクのお役目は済んだでしょ、という気分なんですかねえ」と呆れられる始末。2回目のレッスンは少しマシになって、途中で速歩に落ちながらも径路は一応なんとか回れたたものの、「先週はわたし見てて泣いちゃったくらいの出来だったのになあ」とHさんにも嘆かれて、いやはや、テストは結局スーパー氏のやる気だけで保ってたことが自他共に判明した次第ですf(^ー^; それにしても競技馬はたいがい雰囲気で本番がわかるらしいけれど、スーパー氏の落差がこんなにヒドイ理由の一つは気温の急激な低下もあったのかしら?と思えるほど、とにかくカラダが物凄く硬くなっていて、ほぐすのに相当の時間がかかり、その間にこっちが疲れて径路で最後まで脚の踏ん張りがきかなくなるという、つまりは老老介護乗馬の問題点が浮上するのだった。ともあれ馬がスムースに進んでくれないと、こちらの姿勢がどんどん悪くなってますます馬を走りにくくさせるという悪循環はいつまで経っても克服できないのが困ったものだが、それを含めて乗馬はやはり自分だけが頑張ればいいスポーツではなく、馬との共同作業だからこそ互いの体調や気分で好不調の波が結構ある、その意味でも非常に奥の深いスポーツなのでした(-.-;)y-゜゜




2014年04月21日

和牛ステーキ、牛しゃぶ、牛ヒレ寿司ほか

乗馬誌エクウスの増岡さんと大宮東口の「喰心」で食事。二年間にわたるエッセイ連載を終えての会食だったが、当然のことながら互いの話題は馬一色。ブログをお読みの増岡さんは真っ先に「こないだのテストの話を伺いたくて」と仰言るので、騎乗した鹿毛アラブ紳士のスーパー氏がホンバンでいかに頑張ってくれたかを熱心に語って、「平成元年生まれのお爺ちゃん馬なのにまだまだ元気なんですよ。もう一頭の愛馬ハイセイコーのお孫さんも、昭和生まれなのにインストラクターの方が元気すぎるって文句いうくらいなんですよね〜」と話したら「確かにおたくのクラブは相当に酷使されてるはずなのに、ほかの支部でもけっこう元気で長生きな馬がいますよねえ。他のクラブだったら考えられないような年齢でレッスンに出てたりしますもんね」とのことで、さすがに業界情報に詳しいのだった。で、うちは大阪に本部を置いて各地でフランチャイズチェーン化したクラブなのだけれど、増岡さんの話によれば全国網を張り巡らして競走馬を始めとする非常に多くの国内産馬を集めて三箇所くらいに放牧し、そこで厳選に厳選を重ねて入厩を決めているので、その厳選の過程で大変に丈夫な馬とか、乗馬に最適なサラブレッドとかを引き当てる可能性が高いのではないかというのである。「とにかく国内で初めて企業経営に成功した乗馬クラブで、この業界を変えたといってもいいんじゃないでしょうか。今や韓国の乗馬界でもおたくのクラブの経営ノウハウを取り入れようとしてるみたいですしね。それに競技会方面では総合馬術なんかおたくのクラブがないと成り立たないみたいですよ」と言われても、へ〜そうなんだ〜と私はただうなずくのみ。ほかにも乗馬業界の色んな話を教えてくださった増岡さんだが、エクウス誌の編集に携わる以前は馬にゼンゼン乗ったことがなかった!にもかかわらず、今や「乗馬しばらくしてないと乗りたくてムズムズしてくる感じ、一体あれは何なんでしょう」と呟かれる完全な馬キチでした(^◇^)


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もう一週間経つのに何故韓国政府の初動の甘さが出ないのだろう?。(日本ででてないだけ?)。
 何の事故でも24・48・72時間がタイムリミットでしょう?。それまでにできる限りの全てを注いでないことが腹が立つ。
これまでに外国に頼っても生存する人を助けるのがベストの方法でしょう。たとえこれが日本でも。
 悔しいし、政治家はこれを耳かき一杯も心得ていないのか?。
 日本の支援を断った韓国の政治家も、聞いたと同時に支援を申し出ない日本の総理にも今すぐ船から出られない人とその家族と同じ状況になって欲しいです。

投稿者 nao : 2014年04月22日 20:07



2014年04月22日

春野菜の天ぷら、豆乳豆腐鍋、若竹煮、牛肉のマリネほか

元米朝事務所の大島さんのご馳走に与って常連のメンバーと会食。この時期ならではの芳しいウドやタラの芽、フキノトウ、伏見トウガラシ、蛤や煮穴子の天ぷらを美味しく頂戴した。
ところで大島さんといえば、かつては扇千花の芸名でタカラヅカの舞台にも立っていた方だから、当然ながら百周年の記念式典にも出席されており、今日はそのお話をいろいろと楽しく伺った次第。「宇宙と中継してビジョンに若田光一さんが映し出されたのよ」と聞かされて「一体どういう関係?」と訊けば「お母さんがファンだったらしいんだけど、やっぱり宙組(そらぐみ)てのが出来たからだわよねえ。雪組月組花組だけじゃ頼まなかったんじゃないかなあ」とのお答えにはナルホド!他にも辻井伸行がゲストでピアノ演奏したり、佐渡裕の指揮による演奏があったりしたそうで、「同じオーケストラバンドなのに佐渡さんが指揮するとやっぱり音がゼンゼン変わるんだよね〜感心しちゃった」というような話を聞きながら「テレビでは大地真央と黒木瞳のデュエットを見たけど」と話したところ、それは一般客を入れたイベントのほうで、式典のほうはもっぱらタカラヅカのOBで客席が埋められたのだとか。もちろん関係者や評論家もいたけれど「そういえばナマズの殿下がご夫妻でいらしてたのよ。皆さん拍手でお迎えをと言われても、みんな拍手なんかしないでヒューヒューとか言っちゃって」「確かにナマズの殿下といえばタカラヅカと縁があるもんねえ。あれも一種の都市伝説だよね〜」てな具合に昔の超いい加減な噂話を想い出したりもしておかしかったのだけれど、一番ウケたのは配られたという記念品で、下段の写真を見ておわかりの通り、フィナーレで振る鈴のようなものを象ったタオルで、タカラヅカではあれを「シャンシャン」と呼ぶので、タオルシャンシャンということになるらしい。それにしても全OBが一堂に会したところは想像するだにコワイ感じがするのですが(^◇^;)


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大島様 100周年記念式典にご出席されてよかったですね。
今年はウン十年振りに 宝塚を観に行こうと思っております。
「ベルばら」世代としては、懐かしいおとめ時代を思いだします。

 

投稿者 カロ : 2014年04月23日 07:41

子供の時に「華麗なる千拍子」を見て、頭がぼーっとなるほど興奮してから途切れ途切れですが見続けて、私の宝塚歴はほぼ50年です。グループサウンズや実物の男の子に夢中な時期はやはり離れてしまいましたが、この年になると、若い女性のピチピチした動きに惹き付けられて見ております。
しかし最近のタカラジェンヌの顔の小ささ、手足の長さは尋常ではなく(特に男役)、と、言って、外人でもなく、歌やダンスにはマンネリの物足りなさをいつも感じつつ、なんとなくウットリして大階段を見上げる私です。

投稿者 礼華 : 2014年04月23日 10:56



2014年04月23日

アサリと紅ナバナのスパゲティ

紅ナバナは昨日Pメディアの三村さんから頂戴したもの。ふつうのナバナよりも柔らかくて甘みがあって美味しい!ただ火を通すと色落ちして、スパが醤油をたらしたみたいな色になってしまいましたが、調味料はまったく使っていません。ニンニクのみじん切りと鷹の爪を入れたオリーブ油でアサリを炒めワインを少々垂らしてナバナとミニトマトを加えて炒め合わせてからスパを入れただけです。
食事しながら見たNHKクローズアップ現代では子供たちの運動器不全、要するにしゃがめない子や手首の回らないような子が今や五割以上になりつつある問題を取りあげて、運動をする子としない子に二極化し、運動をする子のほうも早くから特定のスポーツに片寄るため、違ったパターンでやはり運動器不全になりやすいという調査結果を聞いて、そりゃ当然だよな〜と思われたものだ。ついこないだも、スマホをちゃんと操作してる年齢の子がバギーカーに乗ってるのを見て仰天したが、バギーカーからそのままマイカーの送り迎えに移行したら、足萎えになっちゃっても仕方なかろう。運動器不全の子供たちは早々と高齢者のようなロコモ症候群になりやすいのだそうで、日本全国介護を必要とする人しかいなくなっちゃう日もそう遠くないのかもしれないと思ったらぞっとする。要するに今や子供たちでさえ何げに遊んでたらそれなりに筋肉がついてくるといった環境にはなく、意識的にカラダを使おうとしないとカラダがちゃんと出来てこない状態に置かれているらしいのである。で、コワイのはこれってカラダの問題ばかりじゃなく、今や世の中ベンリになり過ぎて、アタマも意識して使おうとしなければ、どんどんアホ化しそうな気がすることである。昨日もみんなで今はホントにモノを憶えなくなったよね〜という話になり、PCやスマホで調べたら何だってわかるからまず最初から憶えようとしないし、わからないことがあるとすぐその場で調べて、すぐに忘れるの繰り返しで、頭や心に何も残らないような世の中になってしまったと嘆いていたのである。まあ、還暦を過ぎた年齢でならまだしも、若いうちからそんなふうだとしたら、しゃがめない子ができるのと同じパターンで異常なスカスカ頭の子になってしまいそうなのがコワイのである。カラダのゼンゼン使えない子がいる一方に十代アスリートが続々と出現しているのだから、このまま行くと人類の民主主義はいずれ滅んでギリシャの賢人政治みたいな世界に突入してしまうのかもしれない。その頃まではさすがに生きていないのが幸いですが(-.-;)y-゜゜


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機器の進化は人間の能力の退化をもたらすもの。それにしてもしゃがめないということは和式トイレが使えないということ?!いざという時困ると思います。

投稿者 tucci : 2014年04月24日 09:32

特定の空間に限定して、たくさんの大人で少数の子供を育てる、大奥の将軍世子みたいな状態に現代の子供の多くが置かれていると思います。
子供同士を野放しにしておくと、のびのび走り回る、飛ぶ、だけでなく、驚くほど狭い所にぎゅうぎゅうと入ったり、痛くないようにぶつかりあうために体をくねくねさせたりと、いわゆる「子供らしい」動きをたくさんします。
しゃがめない子供は、地面の草花やアリの行列をじーっと見ることなく小学生になったわけで、高画質のDVDでどれだけお勉強して世界中の動植物に詳しくなったとしても、将来情緒的に問題が出てくる子もいるのではと心配します。整形外科という、怪我のとき以外お世話にならない医師の意見は「健康」という視点で今まで大きく取り上げられることがなくここまで来たと思いますが、要介護者を増やさない対策として「ロコモ」に注目したおかげで、これからは子供にも対策が・・・?それが、「幼稚園や小学校で毎日ストレッチをする」授業や宿題になったりしないことを希望します。

投稿者 TAKA : 2014年04月24日 11:17



2014年04月24日

花の会&茶の湯

今日は午後から世田谷文学館で「花の会」の講座。例年秋にしているのだが、昨秋は前日に母が亡くなったために休講したため、今年は春にさせて戴いた次第。近刊の裏話ということで『壺中の回廊』のモデルを紹介したり、『師父の遺言』を書いた経緯などに触れたのだが、驚いたのは会員さんに蝶マニアの方がおいでになって、『師父の遺言』の装画を「裏表紙のはミドリシジミという珍しい蝶なんです。小さいのにこれだけ細かい模様がちゃんと入っているのが堪らないんですよね。で、帯に隠れそうでわかりにくいんですけど、これはベニモンアゲハなんですよね」と全部説明して下さったこと\(◎o◎)/! この装画は速水御舟の「炎舞」をイメージして新たに北村さゆり画伯に描いて戴いたんですよと言ったところ、今度は速水御舟ファンの方が以前御舟のお墓のそばにお住まいだったというお話をされて、毎回思うが「花の会」の会員は皆さんタダモノではないのであった(^_^;)
世田谷から麹町のお茶の稽古場までは、オバマ来日の警戒が厳重で嫌な目に遭うかと思いきや、意外なほど何てこともなくスンナリ着いたし、来ているお弟子さんも珍しく少なかったので久々に落ち着いて稽古をさせて戴いたあと、阪本先生からも『師父の遺言』の話が出て「今朝子ちゃん、あれは読みやすいし、私も気持ちがようわかるんやわ〜」と仰言って戴いたのは何よりで、そこから新生歌舞伎座の楽屋の話やら鴈治郎襲名に及んで何かと話は尽きず、今度またゆっくりお話ししましょうと言ってお別れした次第であります(^^ゞ


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昨日はたっぷりと御著書の裏話を聞かせて頂き、とても楽しく充実した時間でした。
速水御舟のお墓は北烏山寺町の妙高寺、千歳烏山駅から行くと最初のお寺、中央高速道の手前にあり、御舟は本堂裏の立派なお墓に眠っています。お寺の裏林の先のアパートに住んでいた時、鳥取出身の友人が「この林の先に砂丘があるみたいで、良い所ね」とほめてくれ、オナガが窓ガラスにぶつかって来たり、静かでよい所でした。この寺町には歌麿のお墓や鴨が飛来する大きな池もあり、秋には銀杏が採れ、四季それぞれに風情のある散策路です。

投稿者 ウサコの母 : 2014年04月25日 22:22



2014年04月25日

カレイの一夜干し、ルッコラと生ハムのサラダ。汲みあげ湯葉

カレイは北海道産。ルッコラは先日Pメディアの三村さんから頂戴したものを自家製フレンチドレッシングで和えた。湯葉は市販のもの。
私が子供の頃まではまだ関西に生きていた古語で「はだはだ」というのがあるが、漢字で書けば「肌肌」で、つまりは何となく肌合い違うというか、たとえば芝居の共演者などが表面的にはちゃんと芝居をしていても、楽屋ではきっと口もきかないんだろうな〜と想像させる感じを指す言葉なのだけれど、アベボンは例の如く自画自賛モードながら、今回のオバマとの会見はまさに「はだはだ」な印象を受けたのだった。向こうとしては国家防衛でオンブしてくるくせにTPPで自己防衛に走るのは厚かましいもいいところだと思ったのかどうか、まあTPPの厚かましさはどっこいどっこいにしても、戦後レジームの脱却を提唱し一時は河野談話はもとより東京裁判さえ見直したがってるみたいな雰囲気マンマンだった男が、尖閣で思いっきり安保を利用しようとしてくる感じが不愉快だったのかもしれないという気がするほどに、とにかく「はだはだ」な印象のまま、おざなりな共同声明を発表したが「前進への道筋を特定した」というのは具体的には豚肉の関税のことをいってるのだろうか?


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懐かしおますわ、「はだ、はだやな、あそこの兄弟」てな具合に使こうたましたわ(^◇^)今回の日米首脳会談、まさしくはだはだでしたなあ。

投稿者 お : 2014年04月25日 23:05

はだはだの意味合い興味深かったです。なんとなく実感できるけれどもたぶん私と姉の関係はそんな感じの主観で無く客観性のある言葉と思いました。

 最後の二行が妙に楽しく感じましたが、括弧の道筋云々ふくむは大体アメリカさんにはかないまへんわー。じゃぁいつもどおりこのあたりで。全て飲むといっているのだろうか?と私は思いました。

投稿者 nao : 2014年04月27日 01:27



2014年04月26日

歌舞伎座四月興行千秋楽

今月の歌舞伎座公演昼の部は坂東三津五郎の舞台復帰と坂田藤十郎一世一代の『曽根崎心中』が重なったのでこれは観なくちゃいけないな〜と思っていたら、扇千景夫人から元マネージャーの大島さんともどもきょうの楽日にご招待を受けたのだった。で、そうしたこともあって客席は大変賑々しく、ロビーでは久々に色んな方ともお目にかかれたが、なんといっても80を超えた扇さんの若々しさは驚異的で、政界を退かれた一時期よりずっとお元気に見受けられた。しかしながらもっと驚異的だったのは扇さんよりさらに年上の坂田藤十郎で、やっぱり役者は元気で長生きに勝るものはない!と改めて感じさせられた次第。こちらも一時期はちょっと肥り過ぎかもと思われたのだけれど、今日はほっそりとして往年の容姿をキープして見えたし、当たり前とはいえ、後ろ姿がちゃんと女に見えるからコワイ。最後まで実に丁寧にしっかり演じ切っていて、本当にコレで最後にするのかなあ?なんだかんだいって一世一代を色んな劇場でやるんじゃないのかなあ?な〜んて思ったのは江戸時代の嵐雛助という役者が一世一代興行を数年間やり続けた事例があるからだった。ともあれ敵役の九平次を橋之助が演じたことで芝居全体もぐっと厚みが増して面白く感じられ、久々に見応えのある『曾根崎心中』だったといえる。『靭猿』は三津五郎が想像以上に元気に踊りきって病の完全克服を感じさせたのが何より嬉しかったし、情味のふくらみが以前より増したふうにも感じられた。『鎌倉三代記』では、やはり歌右衛門仕込みの梅玉・魁春兄弟に丸本時代物の白塗りと赤姫という役柄のエッセンスが伝わっていることで安心して観ていられたし、梅玉は前髪が似合うだけの若さをキープし且つ歌舞伎座の舞台にふさわしい役者としての大きさを備えているのが何よりだった。


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藤十郎丈と扇さんご夫婦に去年の初春興業の初日に松竹座楽屋口でお会いしました。行儀知らずの娘が「お写真お願いします」と3ショット撮らせて頂いた時にはこっちが慌ててお辞儀ペコペコでしたし、脇に汗が流れましたが、お二人ともニコヤカニ楽屋に入って行かれました。勿論扇さんは素敵な黒地に雪輪?の訪問着。お二人共に背筋がシャンとして着物が身体に沿っておられました。
扇さんの凄い所は政治家で居られた時にも劇場では「藤十郎さんの嫁」でした。いつも「お父ちゃん」と藤十郎さんに話しかけて居られるのをお見受けしました。本当に賢い素敵な方だと尊敬しております。女が仕事を持ち働いても家に帰れば嫁と母を通す、大変な事です。しかしそれが出来なければ家庭の維持も難しい。女性の労働力を宛てにする政策に変わりつつ ありますが離婚が増えるような事では何もならない。女が賢くなるしかないですね。

投稿者 お : 2014年04月27日 10:14



2014年04月27日

アボカドと鶏肉のサラダ、上方寿司

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。昼間は暑いくらいだったが夕方の90分レッスンは幸い涼しい風にも恵まれて、お馴染みのお相手アラブ鹿毛紳士のスーパー氏も懸命に走ってくれたのが何よりでした。長い間お世話になったインストラクターHさんのレッスンは今月でひとまず終わるので、何かとお礼を申しあげたついでに「今後スーパーに代わる何かいい馬を推薦してもらえませんか」とお願いしたのは、まだまだ元気とはいっても、最近さすがにスーパー氏の衰えが肌で感じられるようになってきたからである。思えば先々週のテストの際は、彼の持てる最大限の力を振り絞って走ってくれたのだろうと思うと、本当に健気で涙が出るほどいいヤツだから、ハイセイコーのお孫さんと同様に、今後も機会を見つけてずっと乗り続けるつもりではいるのだけれど、今や騎乗中こちらはずっと脚を使い続けることになり、スーパー氏のカラダの動きが滑らかでない分バランスを崩しがちで、その硬くなってるカラダをしっかり乗りほぐしてやれるだけの技術は私にないので、結果90分レッスンを終える頃にはお互いヘトヘトになってしまうのだった。
それにしても、お孫さんにしろスーパー氏にしろ、この数年で明らかに老いてきたのを肌で感じるのは長年乗り続けてきたからにほかならない。もちろんこの間に私自身も確実に老いて来たのを日々あらゆる局面で思い知らされているが、馬は人の何倍ものスピードで年を取るので、わが身の老いを先取りするようなカタチで感じさせてくれるのだった。カラダを密着させるからこそ、生きとし生けるものの普遍的な運命を悟らせてくれる点においても、乗馬はやはり他の何にも代えがたいスポーツといえるかもしれません(;_;)


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私も数年来のパートナーだった馬が、フレグモーネをきっかけに競技に出られなくなりそうになり、馬は人間の4倍の
スピードで歳を取ると先生に言われたことを、最近、ひしひしと実感しています。
最期までパートナーでいたいと思う反面、競技にも出たいしで、悩ましいです。

投稿者 N : 2014年04月27日 22:39



2014年04月28日

豆腐カレー

3月6日に食べたのと同じだからレシピはカット。
今日思わず笑っちゃったニュースは羽生結弦と玉三郎が紫綬褒章を同時受賞したことで、私は羽生君が注目を浴びだした当初から、昔なら「氷上の玉三郎」と呼ばれただろうな〜と思っていて、玉三郎が真央ちゃんとCMで一緒なのも絵的に面白いよな〜なんて思っていたので、ここに来ておかしさ爆発だったのでした(^○^)
それにしても玉三郎は日本の賞なんか目じゃなくて片っ端から断り続けていたのかと思いきや、このタイミングでの受賞はいささか不思議な気がして、やっぱり今回は羽生君と一緒だからもらう気になったんだろうか(笑)とか、誰かが羽生君を選んだ時点でふと玉三郎を想い出したんだろうか?とか勝手にいろいろ妄想して面白がっていたのであります。
今日ちょっと驚いたニュースは某局が発表した今年の新入社員の調査結果で、長らく不況を体験した世代だから起業家志望者が激減しているのはともかくも、会社の出世が実績や実力を反映したものよりも年功序列を望む割合がぐんと高まっているというのは如何なものか。それって要するに自己評価低めの安定志向で問題は起こしにくいタイプなんだろうけれど、そういう社員の比率が高い会社やそういう若者の比率が高い国の先行きは実に不透明で暗いものがありましょう(-.-;)y-゜゜


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時代が1940年ごろにまで逆行してるような感じですね。あの頃からだんだん日本人は拘束される事に慣らされ、個々の未来も国家に委ねるみたいになって行ったらしいですから。安定志向とも言えますが、できるだけ自分で責任をとらない、考えないで、その日を無事に送れれば良い、と思ってるんでしょうか?

投稿者 お : 2014年04月28日 22:22

今朝子様もやっぱり羽生君をそういう風に見てらしたのですね。オリンピックで羽生君がアップになった時、夫が「化粧してるんだな」と言ったので、笑ってしまいました。

投稿者 礼華 : 2014年04月29日 10:11

日本人の安定志向、事なかれ主義、先例重視など、なが~い江戸時代からそんなにかわってないんじゃないかと思います。
国の勢いがなくなって、表面化しただけなんじゃないかと。

それにしても、歌舞伎界にも羽生選手のような、若手(とくに女形)がでてほしいです。

投稿者 やすみ : 2014年04月29日 10:48



2014年04月29日

わたしを離さないで

さいたま芸術劇場で蜷川演出の「わたしを離さないで」を観る前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
カズオ・イシグロの原作は私が21世紀になって読んだ小説のベスト1といいたいくらいの深い感銘を受けたし、英国での映画化がこれまた今想い出しても胸が痛くなるほどの印象深い作品だったが、舞台化は想像もつかなかっただけに今回は実に興味深く拝見した。そもそも舞台化の想像がつかなかったのは原作が一人称の静謐な文体で綴られているからで、そうした文体と近未来暗黒SF的なストーリーとのただならぬ違和感が斬新かつ魅力的な小説だったのだけれど、映画なら一人称をカメラワークに活かせても、舞台に活かすのはさすがに難しいのだろう、三人を主人公としたふつうの芝居仕立てにしており、これが原作や映画とはかなりテイストを異にしている。また背景を日本の土地に変えてリアリティを出そうとしたことで逆にSF的なストーリーが浮いてしまい、リアルさを却って削ぐような面も否めなかった。ともあれクローン人間の少年少女たちがきちんとした教育を受け、それぞれに才能を開花させ、恋愛をして三角関係にもなるような「心」をしっかり持ちながらも、自らの臓器をふつうの人間に次々と提供することで生涯を終えるしかないという残酷なストーリーは、人間存在そのものの不条理な運命を暗喩するものだが、今回の舞台化では特に現代の若者が自らを社会に「提供」させられ続けることでしか人生を歩めなくなってしまった現実を鋭く突いた一種の群衆劇に仕立てており、その点が原作とはテイストを異にしながらも舞台化の一番の成果といえそうだ。主役を演じる若手俳優三人もそれぞれナチュラルな熱演に好感が持てたのだけれど、中でも三浦涼介の健闘が光った。




2014年04月30日

アスパラガスの牛肉巻き、汲みあげ湯葉

QPで見たが、見なくても作りそうな料理でした(笑)。アスパラガスに薄切り牛肉を巻きつけてフライパンで焼き、酒味醂醤油砂糖を合わせたタレを注いで調味しただけ。
「お姉ちゃん、あたしら商売せんで良かったで。イマドキ人雇て商売するのはホンマ大変やで〜」と一時期京都の妹がよく言ってたのを今日改めて想い出したのは、30代のJTB社員が高校の遠足に際してバスの手配を忘れてしまい、それを糊塗するために高校生の自殺予告めいた偽手紙をこしらえて学校側に渡したという啞然とするようなニュースを聞いたからで、ひとりでもこんな社員を出してしまったイメージダウンを思うと、JTBもホンマ大変やな〜というしかない。それにしても30代にもなって、よくぞまあそんな想像力の全くない幼稚な手を考えついたものだし、今や叱責を逃れようとするこの種の糊塗族が各界で増えているという報道もあるのは空恐ろしいばかりである。「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」という論語の文句を知った時は何だか物凄く当たり前のことを言ってるような気がしたのだけれど、やっぱりもう一度それを子供の頃からちゃんと叩き込んでおかないといけないのかもしれない。とにかく世界中が経済効率に基づく合理性ばかりを追求する社会になったことで、基本的な倫理観の欠如したキケンな人間が増えているような気もするのは困ったものである。そういうキケンな人間に遭遇するのは山中で熊に襲われるより低い確率だとしても、もし遭遇したら命に関わることにだってなりかねないし、気をつけようにも事件が起きない限りはどこに潜んでいるかもわからないのだから恐ろしいのであります (-_-;)


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私はここ一週間ずっと韓国の客船の引き上げはまだか?まだか?と待っているのですがいまだに着手しないのは何故なのか疑問です。
 沈没して一週間を超えたらほぼ生還は無理だけど万が一を考えても10日を過ぎたら完璧に引き上げたほうがいいのでは?と思いずっと気になっているのですが、引き上げに着手したという記事が見当たりません。
 大統領をつるし上げるのは後でもできるけど引き上げは一日でも早くして欲しいと思い待ち続けています。

投稿者 nao : 2014年04月30日 22:21

謝れない人が増えてるんですな。私はある歌舞伎役者の後援会に入ってましたが、チケットの手配にしょうちゅうミスがあり当日までチケットが用意できなくても全く後援会側も、勿論本人も謝罪は一切無し。会報に「後援会はチケットをお世話する所ではありません」と本人のコメントが載り脱会しました。一応出演するチケットの募集は後援会側でしますし、期日も決めてくるのですが、その期日までに申し込んでもチケットが来なくて当日に劇場で手渡し、2枚申し込んでもバラバラの席だったり。日本古来の伝統芸能に携わる役者さんが40代ではそんな感じですから、JTBの社員の事も「さもありなん」と思いました。叱られる事が無いから謝る事も知らないんでしょうね。

投稿者 お : 2014年04月30日 22:48

就職したい会社ランキングナンバー1にいつも入っているJTB。
けれどもたくさん採るのでけったいなやつもおります。うちのけったいなイトコの進学校ダチもJTBでした。
だいたいが「あの子(の会社)どこそこやて~、へぇ~さすがそんな感じやね」としっくりきますが、例外もありますし。
おさんの<チケ間に合わないかもしれへん、どうしてくれるんじゃいイライラ事件>はお気の毒なことでしたね、お察しします。
観劇は日にちを調整しながらチケット買うもんでっさかい、さぞかしお疲れになったことでしょう。
ココが公開の場でなければその勘違い一座がどこなんかめちゃ知りたいですね、残念(笑)
クレームなんてもんに入らない当ったり前なことを少~し言うと、今は何て言われるかご存知ですか。
いつもダメ出しするうるさいえらそ風ふかす客と烙印押されるんですわ。
昔は、店側はお客さまには逆らえないもんと決まってましたが、今は、カネ払ってるとてえらそうにするな、と可愛げのない態度極まりない。
国語力が落ちてるせいか、お客様に逆らわないというのを、客の奴隷になる事やと勘違いするし。
日本語通じません世の中です。

投稿者 毎晩晩酌 : 2014年05月01日 18:46