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2014年03月01日

えぼ鯛の干物、わさびの茎の三杯酢、アスパラガスの練り胡麻和え

えぼ鯛とわさびの茎の三杯酢は熱海と河津でゲットしたお土産。
食事中にザッピングしたら、懐かしのてるてるがメインキャスターをしている報道番組が映り、ホント時代も変わったよな〜てるてるが今やこんな問題を扱うんだ〜と思いながらも、つい見てしまったのは集団的自衛権に関する特集である。ゲストは小泉政権下の内閣法制局長官で、現政権が目指す集団的自衛権の行使は憲法九条を逸脱することや、もし行使するなら憲法改正の手続きをすべきだということが明言されたのみならず、事例に関する政府答弁はかなり詭弁も混じっていて、要するに政府は日本を直接攻撃しない国とも交戦することが可能な国にしたいという意図が明確されたのだった。これを推進する諮問機関である安保法制懇談会のメンバーには、以前からTVでよく見る極右的なコメントを専らとする元外務官僚らがいて、その連中の何だかとても嫌な感じのオーラはTVの画面からも伝わってくるのであるが、この感じって何かに似てるよな〜前にも何だかこういう人たちを見たような気がするけどな〜と考えながら、ハッと想い出されたのはブッシュ政権下で米国を牛耳っていたラムズフェルド国防長官やウォルフォウィッツやリチャード・パールといったネオコン四人組である。スケールの違いはともかくも、画面に映る顔から滲み出す何だかとてつもなく嫌な感じのオーラがよく似ているし、ブッシュもアベボンも父祖の七光りなくしてはとても一国のトップになれるような頭脳の持ち主じゃなさそうだという共通点もあるから、いっそ日本版ネオコン何人衆とか呼んであげたい気がしてくる。米国も結果的にネオコン組を放逐するまでにはイラク戦争で自他国に多数の犠牲者を出してしまったことを想い出すと、日本も結局は自分たちが取り返しのつかないことをするまで反省しないのかもしれないとすら思えるのが恐ろしい。それにしても米国のネオコンのバックには巨大な軍需産業がついてたのだろうけれど、日本の場合まだそうそう巨大な軍需産業はないはずかと思いきや、案外三菱重工あたりが軍需産業部門の拡張を狙ってたりするのかも?と思えるのは現政権が武器輸出の自由化
も推進しようとしているからであります。


コメント(2)

ラムズフエルト国防長官、今でも嫌あな感じで思い出しますわ。石破さんの顔と並んで((+_+))あれくらいの年になると考え方が顔に現れますね、今夜はホットワイン仰山頂かんと寝られへんわ、顔が浮かんで。

投稿者 お : 2014年03月01日 23:21

わさびの茎の三杯酢、何回かお裾分けでもらって大好物です♪

投稿者 ぱぐ : 2014年03月02日 21:35



2014年03月02日

焼サーモン弁当、鶏肉の塩麹揚げ、クラゲともやしのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
またしても生憎の天気だった今週末も3鞍騎乗。一鞍目はお馴染みハイセイコーのお孫さんで、たぶん天気のせいで専用馬の予約がキャンセルになったのだろう、私がこの日初めて乗せる相手だったらしく、最初からやる気満々で快走してくれたのは何より(*^^)v
次の90分レッスンのお相手は久々の小股黒鹿毛のヒメで、最初は落ち着いて走ってくれてたが、いつものインストラクターではなかったために、私のほうがどうも落ち着かなくて、ただでさえ動揺しやすいヒメにヘンなプレッシャーをかけたせいか、最後バタバタさせてしまい、お互い気分がイマイチでした(-。-;)
私はふだんおしゃべりで人の話を聞くのも好きなほうなのだけれど、自分が何かをしている最中に、例えば料理している時とかに人から話しかけられると途端に手元がくるっちゃうようなところがあって、騎乗中もあまり長く話しかけられたり丁寧すぎる注意やアドバイスを受けたりすると、却って集中力を欠いて巧く乗れなくなるので、あまり話をせずにココぞというポイントだけビシッと短いフレーズで注意をするインストラクターをなるべく選んで教わるようにしているのだった。人間と馬との関係でも、必ずしも優秀な馬が相性がいいとは限らないように、インストラクターとの関係でも、必ずしも親切で丁寧な人がいいとは限らないのが乗馬の面白さともいえる。無駄口が少なくて割合イケイケに走らせてくださる男性インストラクターの方が一人いらっしゃるので、その方のレッスンがあればよく参加するようにしているのだけれど、その方のレッスンを受けると、どういうわけか土砂降りになるとか、暴風が吹き荒れるとか、必ずといっていいほど荒天に見舞われるのが不思議で、ついこないだもレッスン中に恐ろしい突風に見舞われた時は、こんなのもやっぱり相性が悪いっていうのかしらね〜と笑っちゃうほどでした(^◇^;)




2014年03月03日

鯛と菜の花のちらし寿司、蛤のお吸い物、アスパラガスの練り胡麻和え

お寿司はQPで見た通りに作った。すし酢には生姜の千切りを加えて酢飯を作っておく。それに炒り卵、湯通しして塩水に漬け込んだ菜の花、昆布締めにした鯛 ( 先に薄切りして塩を振った鯛を、酒で拭いた昆布に載せて一時間以上寝かせておく)の順にトッピングするだけ。恥ずかしいくらい型通りの雛祭りメニューでしたf(^ー^;
ところで今日はヒメからのメールで先日締め切られたオフ会参加希望の投稿者名簿をもらって、想った以上に多くの方にご参加を戴けるのは大変ウレシイ反面またしても会場がぎゅうぎゅう詰めの感じになりそうなことや、あっという間に時が過ぎちゃうであろうことを予めお詫びしつつ、厚く御礼申しあげて皆様のお越しをお待ちしております<(_ _)>
それにしても前回は震災直後とあって、いろいろな不安があるなかでの開催となりましたが、あれから3年経って世の中は当時の真摯でひたむきな気分からすっかり遠のいた一方で、根本的な問題は何ら解決されないまま、今また別の不安材料が押し寄せつつあるといった感じかもしれません。私たちが集まって具体的に何がすぐにできるというわけでは全然ないにしろ、とにかくお互い顔を合わせることで、何か少しでもほっとできるような空間が生まれたらいいなあと思います。なのでどうぞお気楽に、何でもホンネでしゃべれるような会にするつもりでお越し下さいませ(^o^)/~~~


コメント(1)

待ち遠しいけどわくわくがとまりません。ぎゅうぎゅう詰めもしくはあふれてしまっても仕方ないです。それだけここを大好きな方が沢山いるということだから、嬉しくあるけれども遠すぎて今一何が進行しているのかわからん事があると少し悲しいです。(多分何があれどニコニコ気分で過ごすと思われますが)。
 散らし寿司は微妙に子どもの頃握りずしを好きだった己を思い出し食べて貰えるか自信が無く作りませんが、よくよく考えれば祖母の作る散らし寿司が好きでは無かったのかも知れず、自分好みの散らし寿司を作れないかなと思う今日です。
 貝の汁物は大好物で、うちも国産蛤に三つ葉(ゆでたものを添えて)でお吸い物を作りました。貝に比べて水が多くてケチケチ吸い物になりましたが、皆残さず食べてくれて感涙ものでした。
 
 

投稿者 nao : 2014年03月03日 23:06



2014年03月04日

あさり、豚肉、ジャガイモの蒸し煮

QPで見た料理。潰したニンニクを入れたオリーブ油でジャガイモを色づくまで炒め、玉ネギを入れてしんなりするまで炒め、さらに豚肉を加えて白ワイン、水1カップ、櫛切りにしたトマトを入れ、塩胡椒で調味して火が通るまで煮込んでからアサリを入れて火を通す。けっこう簡単にできるのでオススメ。
案の定オリンピックが済んだ途端にウクライナ情勢がバーニングした感じだが、これって46年前にソ連がチェコスロバキアに侵攻したみたいな感じになっちゃうんだろうか?と心配してたら、今日のTVでフランスの国連大使?が同様の懸念を洩らした映像が流れて、やっぱり思う事いっしょだよね〜という気がしたものだ。当時わたしは中学生で、あまり関係の無い極東の島国の少女が、この事件を割合よく憶えているのは、プラハの春の立役者だった ド ウプチェク第一書記がけっこう好い男だったせいかもしれないと思えるくらい、当時は冷戦構造の下で資本主義国の中でも自由を求める気分が濃厚だったため、彼の存在がとても格好良く感じられたのだろう。失脚後は確か地方の営林署みたいなところで工員にされたというニュースが流れた時も娘心を痛めたものである。
それにしても、共産主義国から資本主義国に変わったところで、ロシアのやることはちっとも変わらない!と今度の事件で感じているヨーロッパの人は多いだろうな〜と思うにつけて、人のフリ見て我がフリ直せじゃないけれど、日本だって近隣諸国からは、いくら変わったように見えても本質はちっとも変わってないんじゃないの?と警戒されてもフシギはないことは、ちゃんとわきまえておいたほうがいいような気もするのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

プラハの春、懐かしい(^◇^)
しかし、そんな悠長な事言ってられへん。安倍ボン、返してくれるあての無い北方4島の交渉の為?私はオバマはんが靖国参拝を失望したと仰ったので「ほんなら、こっちと仲良くするもん」と拗ねただけやと思いますが、わざわざオリンピック開催に飛んで言ってプーチンはんに会いはった。中立という立場を貫けますやろか?
どっちつかずを両方から非難されたらどないするんやろ?

投稿者 お : 2014年03月04日 22:51

オフ会、とても楽しみです。100人以上参加と思われ、ギチギチでしょうが、あそこなら中央で話せば奥でも聞こえると思います。
おせっかいとは思いつつ、会場には、地上からより、地下通路から向かうのがお勧めです。新宿3丁目駅の地下通路、伊勢丹と高島屋を結ぶ地下道を進むと出口<E6>で直結、段差なしで入店できます。「美人粥」HPには住所とビル名のみ、地下通路からのルートは出てません。たまたまお店の隣のカットショップのスタッフと話したら、「地上からは分かり難くて、困っている」との事でした。ビルが面する明治通りは交通量も多く、天気が悪くても地下なら楽ですし。地上ルートなら新宿駅南口の高島屋タイムズスクエアからが近いですが、分かり難いと思われ、余計なお世話かもしれませんが、お知らせ致します。

投稿者 ウサコの母 : 2014年03月05日 22:03



2014年03月05日

空ヲ刻ム者

Pメデフアの三村さんと新橋演舞場でスーパー歌舞伎Ⅱ「空ヲ刻ム者」の初日を見た帰りに近くの鉄板焼き「天」で食事。
三代目のスーパー歌舞伎を当初は割合マメに見ていて、「スサノオ」なんかはそれなりに感動した覚えもあるので、四代目が後を襲って今回初チャレンジの公演とあっては、ちょっと見逃せない感じがして初日早々に駆けつけた次第だ。で、タイトルからして何やら哲学的ともいえそうなコトバだけに、一体どんなものを見せてくれるんだろう?と興味津々だったのだが、想った以上に観念的なドラマであることには少々驚かされたというか、かなり意表を突かれた思いであった。仏師の才能に恵まれながらその仕事の意味について煩悶する若者と、地方の民衆の声を中央に届けようとして権力に近づく若者の友情を枠組みに、とにかく政治とは何か、宗教とは何か、人間の表現とは何か、さらには人間の生死とは何かといったいずれも壮大なテーマが、こうもストレートに観念的に語られるような芝居はかつて大劇場の商業演劇では存在し得なかったように思う。それでいてまるで役者にハメ書きしたように各主要人物の見せ場がちゃんとこしらえてあるし、場面的にも地味な序幕はやや説明的で退屈なのを我慢しなくてはならないものの、スペクタクル満載の大詰は、なるほど歌舞伎の伝統を踏まえた舞台だ!と納得の面白さである。何よりも「空ヲ刻ム」という観念的なコトバが主人公のセリフできちんと決着がつけられて、なおかつそれがみごとなスペクタクルに転じたところで、この舞台の成功は決まったといえる。その後の二人宙乗りや立ち回りはサービスであり、そうしたサービスで客席を大いに沸かすのもまた澤瀉屋ならではの舞台であろう。
ところで三代目のスーパー歌舞伎でも、ふつうの歌舞伎と一体どこが一番違うのかといえば、私は内容がマジメ過ぎる点だと思っていたのであるが、今回のスーパー歌舞伎Ⅱはそれにいっそう拍車がかかった感じで、四代目のホンキ度というか、この人はこれくらい観念的な芝居で初めて自分が全開できる気がするんだろうなあと感じさせたのだった。それにしても商業演劇の若き主人公に恋バナが全然ナシ!ということにもちょっと驚きで、四代目は「オンナ?僕の芝居に要ります?」てな感じなのだろうか。かくして昔の商業演劇の観客ならちょっと勘弁してよ〜と言いたくなるほど観念的なストーリーに終始するのだけれど、今の若い人なら却ってこれくらい観念的でマジな人生訓がストレートに出てくるような芝居のほうが心に響くのかもしれない。四代目は三代目とはまたちがった彼の世代の客層をみごとにつかまえているといった客席の雰囲気だったし、客層に合わせたゲストの起用も結果的に成功している。佐々木蔵之介は白塗りの違和感がまるでなく「色悪」風のニンで照れずに演じていたし、福士誠治も役柄で得をして浮かずに演じられたし、浅野和之も狂言まわしを達者に務めた。右近以下の澤瀉屋チームも初日にしっかりセリフが入って安心して見ていられるのは当然ながら、それぞれが観念的なセリフをも意外なほどの説得力を持って発していることに感心させられた。


コメント(4)

初日私も観劇しました。
説明的な台詞が多いところは好きではありませんでしたが、色々皮肉話が個人的には気に入りました。もっと荒唐無稽で辻褄が合わないところは歌舞伎の力業でなんとかする方が歌舞伎を観たという気分になるのですが、現代の作品はどうしても論理的に破綻せずうまくまとめてしまうものばかりですね。

投稿者 tucci : 2014年03月06日 13:03

四代目猿之助さんはトークを聞いてもかなり観念的、でもそれを気取らないで分かりやすく話す術を持っている。若くは無い歌舞伎ファンですが、今回のスーパー歌舞伎Ⅱは期待してます(^◇^)
佐々木蔵之助も彼が率いる劇団の舞台はスピーデーで激しい所も見せてくれますが、トークでは「京の作り酒屋」の若旦那そのまま、おっとりとしてますし、顔も色白ですっきりしてるので歌舞伎化粧は合うと思います。松竹座は4月、待ち遠しいですわ。

投稿者 お : 2014年03月06日 22:50

すんません
私には、ただの子供だましだった
本物の歌舞伎が見たい

四代目の望み通りの自己満足な自己顕示欲をみたしてた

松井先生は、恵まれた環境で、いつもうまいもんばっか食べてるから、本物の人間の苦渋とか、辛酸なめたことないから、こんなんで、感動できるんやない?


三代目猿之助が、懐かしい

本物の歌舞伎が見たい

投稿者 金田哲 : 2014年03月09日 02:51

私は、本物の歌舞伎が見たかった
四代目の望み通り自己顕示、自己満足な結果がっかり

三代目猿之助さん、勘三郎さん、団十郎さんの
本物の歌舞伎がみたい

子供だましの歌舞伎はいらないですね

投稿者 金田哲 : 2014年03月09日 03:10



2014年03月06日

豆腐カレー

QPで見た料理。玉ネギのみじん切りを色づくまで炒めて生姜とニンニクのみじん切り、豚ひき肉を加えて火を通し、カレー粉と小麦粉を入れてさらに炒め合わせ、水3カップを注いでしばらく煮込んでから塩、ケチャップ、醤油で調味し水気をきった絹ごし豆腐を入れて温め、仕上げに茹でたほうれん草をトッピング。短い時間でできるあっさりカレーだ。
食事しながらNHKクローズアップ現代でケネディ大使のインタビューを聞いて、確かずっと拒否されてて困っていたらしいのに、今回やっとOKになったのは、別に問題の会長や経営委員が替わったわけでもなさそうなので、ラッキーにもロシア情勢の不穏さが日米間に接近モードをもたらしたんだろうか?なんて穿った見方をせずにはいられなかった。
それにしても、得てして下品な顔や発言をしてる人には鈍感でずうずうしい精神の持ち主性が多いので、周りに何を言われようが本人は平気の平左で居座り続けるから、却って良識ある人たちのほうが根負けしちゃうのだけれど、その結果、下品でずうすうしい人ばかりが世の中でのさばるようになり、どんどんはびこってしまうのは、やはり良識ある人びとの怠慢であり罪ですらあるのだという自覚のもとに、まともな経営委員や理事の人たちにはこの際もっともっと頑張ってもらいたいものである。でないと取材その他の活動で外部との接触や交渉に当たる現場の人たちが肩身の狭い思いをしたり難航したりして気の毒ではなかろうか。私でさえ次の刊行物の版元がたまたまNHK出版なので、NHK本体の信用失墜問題も非常に気になるくらいだから、この間NHK本体と関係の深い仕事をしていた人たちは本当に不愉快だし不安だろうと思われるのだった。まあ、そうはいってもNHKとNHK出版とは別会社も同然だろうし別に関係ないっちゃないんだよな〜、なんて思っていたら、クローズアップ現代に先立つ7時のニュースで、NHK出版内の架空発注による編集長の横領という不祥事が流れてびっくりでした(@_@;)




2014年03月07日

桜エビと菜の花のスパゲティ

QPのレシピ本で見た春らしい一品。ニンニクのみじん切りと鷹の爪を入れたオリーブ油で蒸し桜エビを強火でさっと炒め、酒を振って、共に茹でたスパゲティと菜の花を加え塩胡椒醤油少々で味付け。菜の花は時間差をかなりつけて投入し茹ですぎないようにすること。全体に手早く作るのがポイント。
食事しながらNHKの特報首都圏を見たら3.11を前に原発事故による首都圏のさまざまな後遺症を取りあげて首都圏で出た放射性廃棄物ですら最終処分場の確保に困っている現実を訴えていた。とにかくこの処分問題がどうにかならないと何も先に進めないと思うのだけれど、原発の安全性を確保できれば再稼働はもちろん新設さえOKという人たちの考え方はさっぱり理解できないのであった。ゆえに国内だけでなく海外に原発を売るというセンスもむろん戴けないのであるが、これに関して維新の会が反対していたというのは
ちょっと意外で、イシハラジイサンの造反ニュースがなければ寡聞にして知らずに済ましていたに違いない。ジイサンに「出て行けっ!」と党を追い出しにかかった青年議員もいたところを見れば、ハシモト派の脱原発意識はまんざらウソでもないのだろう。片や核兵器を持ちたがってるジイサンは何が何でも原発を手放してなるものか!という気持ちなわけだし、とにかく別れるならさっさと別れないと、今やお互い無理心中の崖っぷちに立たされているも同然の党勢ではなかろうか。


コメント(3)

橋下さん達の原子力発電の稼働反対は3年前からあまり変わってないと思います。北陸の原発銀座は福島所ではないですし、もしメルトダウンして原発廃液が琵琶湖に流れれば近畿2府4県の生活水が全て使えなくなるのですから。
関西では石原氏の認知症を疑う声が大きくなってますが関東ではそんな声は聞かれないのでしょうか?
橋下さんも何故石原さんと組む気になったのか?一番合わないと思ってましたが、彼も関西のメデイアに担がれ、先日亡くなったたかじんさんに後押しされてなった政治家、ネームバリューには弱いようですね。

投稿者 お : 2014年03月07日 22:44

震災より前に、「菜の花を各家庭で育てて毎年種を増やしていき、いつか菜種油で火力発電しよう」という活動を見たことがあります。「菜種」をほんの20粒ほど預かってプランターなどに植え、間引き菜や蕾を食べていいそうです。最後に種を取って返したり知人に広めたり。菜の花の育て方、食べ方レシピと合わせて火力発電に必要な油の量が具体的にあげられていて、ちょっと面白い教材だと思いました。一市民としては電力使用量を減らすことが一番という結論です。
原子力発電所は、発電のためにという名目で税金その他を投入しやすい施設ですが、使用済み燃料を数十年保管して冷却水を流し続ける施設でもあるのですね。中間貯蔵施設に運べるほど安全になるまでは原発内で保管することが必須なので、今の原発が(使用済み燃料で)満杯になる前に新しい原発を作る必要があると聞きました。燃料の処理にいくらかかるのかを公開して、発電をしてもしなくてもその費用をどこが負担するのかを国民全体で議論することが必要だと思います。脱原発と同時に日本から発電所と「核」そのものをなくせるかのような議論をしている政治家は、実態を知らないか、逆に「安全」をエサに国民をだまそうとしているのでは?と感じてしまいます。

投稿者 TAKA : 2014年03月08日 08:59

スーパー歌舞伎は一昨年の「ヤマトタケル」が初めてで、スケールに圧倒されたもののピンと来なかったのですが、「空ヲ刻ム者」は期待しなかったのに面白く、宙乗りも間近に観れて楽しめました。現代劇をほとんど見ない私には、現代劇と歌舞伎の中間の様に思え、観念的なものが苦手なのですが、それぞれの人物像がはっきり描かれていたので、理解し易かったです。 「ヤマトタケル」で違和感を感じた電気音楽も、今回は控えめで下座音楽とバランスが良かったし、シンプルな舞台装置や新作衣装なども好感が持て、特に色彩やデザインが洗練されて着てみたいと思わせる衣装もありました。歌舞伎外の俳優たちの出演で、若い男性グループも目につき、新しい客層を呼び込んだでしょうし、歌舞伎役者としてだけでなく、一から産み出した新作で、猿之助のプロデュースの腕は一層目が離せなくなりました。

投稿者 ウサコの母 : 2014年03月08日 22:16



2014年03月08日

サムギョプサル、海鮮チヂミ、スンドウブ、ゴボウの唐揚げほか

オペラ歌手のSさんと大宮のクオンズで食事。電車に乗ってなかなか空いた席が見つからずに前のほうに歩いて、やっと見つけた席に座って顔をあげたら、目の前にSさんが座っていてお互いビックリ。前にやはり電車の中でバリキャリのOさんに声をかけられた時もビックリしたが、道でバッタリとか、同じ車両に乗り合わせる確立を計算したら一体どれくらいなんだろう?と思いつつ、袖振り合うも他生の縁という以上のご縁を感じたために、大宮でのお食事をお誘いした次第。仕事のことや恋バナ失敗バージョンやさまざまな話の中でやっぱり盛り上がるのは乗馬にまつわるお話で、お互いホントどうかしてるよね〜もう感覚がどっかマヒしちゃってるよね〜翻訳家の松岡さんの入れあげ方なんてもっとスゴイんだよね〜なんて言いながら、久々に大笑いしながらの歓談に時を費やした次第。




2014年03月09日

上方寿司、鶏肉とキノコのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。ようやく春めいた今週末はもちろんクラブで90分レッスンを含めて4鞍騎乗。お相手は超お馴染みハイセイコーのお孫さんとアラブ鹿毛紳士のスーパー氏というお婆さんお爺さんコンビで、共に高齢にしてはよく駈けてくれました。もっとも1鞍目のスーパー氏は久々に跳ねまくったから途中でインストラクターの方に乗り替わってもらい、二鞍目は最初から下乗りをたっぷりして戴いたせいで事なきを得ました。何しろお爺さんなので、寒くてカラダがこわばっている時は悪気でなく跳ね回り激しい時はちょっとしたロデオ状態になるので、冬場はよく下乗りをしてもらったのだけれど、最近はめったに跳ねないから油断していたら大跳ねされたのは、どうも新しい鞍の革が硬くて馴染みにくいせいではなかろうか。新品の靴だと靴擦れができるように、馬だって硬い革はあまり愉快でないだろうと思う。こちらも新しい鞍は今までと形状が違うので、座り心地がまだしっくり来ないから、それも馬には負担になっているのだろう。ところで鞍には障害競技すなわちジャンプ用のものと、オリンピック最高齢で話題になった法華津さんが披露されたような馬場馬術競技用のものがあって、今回私が馬場馬術用の鞍に買い換えたのは、いずれ購入することになるのなら、やっぱ消費税値上げ前だわね〜という気持ちになったからで、如何せん馬具は相当に高額だから、この時期同様の気持ちになられた方が少なくないような気もする。帰りのバスでご一緒した方は「私は騎乗チケットを買いだめするわ」と仰言ていたし、この際消費税アップ前にいっそウマ買っちゃおう!という人だっていらっしゃるのかもしれない。
ところで今週末は久々にMさんのほうから「ああ、松井さん」と声をかけられ「『銀の匙』って知ってますか?」と訊かれたので、映画の話かと思いきや、原作のコミックを読むようオススメされて「買うなら絶対コボがいいですよ。なんたって三割から四割も安くなるんだから。でも、そんなに値引きしてやってけるのかなあ」という話をされたのだった。
『銀の匙』は農業高校を舞台にして主人公が馬術部に入るという話だから乗馬クラブで話題に上るのもおかしくない。片やコボは今よくTVCMをしてる楽天の電子書籍で、たまたま旧友モリの令嬢が始動メンバーに入れられて大変な思いをした話を聞かされて、その時に三木谷社長は結構コボにホンキで社運をかけるような意気込みだというふうに聞いたような気もする。実際ソニーが手放したリーダーを吸収したような話もあったけれど、この電子書籍市場の不安定さというものは、電子媒体そのものが安定しないのと軌を一にして永遠に解消しないような気もするのがユーザーとしては困ったもんである。かくして今後の人類の文化は決して成熟しないことになっちゃうんだろうか(-.-;)y-゜゜


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電子書籍は、売るのを辞める、と宣言したあとは手に入らなくなるのが困るところですよね。紙の本は出版社が左前になっても実物は手元に残るので。
わたしはスマホもタブレットも使っていないので使い勝手がよくわかりませんが、紙と電子書籍で使い分けしそうな感じですか?

投稿者 ぱぐ : 2014年03月10日 13:34



2014年03月10日

スパゲティマルゲリータ

お茶の稽古に行く前に大宮の駅ナカで食事。
去年は母のこともあって欠席続きになり、今日はなんと七ヶ月ぶりのお稽古。おまけに御濃茶とあって、頂戴するだけでもたっぷり二時間かかり、私はこの間に太ったせいもあるのか珍しく足が痺れてしまい、阪本先生から「お点前のほうはどうえ?」と訊かれて即座にご遠慮しますと申しあげた次第。お隣の方もご遠慮なさったところで「そやねん、昼間のお稽古でも、みんな飲むだけで疲れてしもた言うて帰らはんねん」との先生の仰言りようがおかしくて思わず笑ってしまった。床の間のお軸は即中齋の立派な一行物ながら「梅花似照星」と書いてあるので、梅花???と思って眺めていたら「今回えらい失敗してなあ。これ桃のお軸のつもりで京都から持ってきたんやけど、よう見たら梅やってん」と仰言るのがまたまたおかしいのである。久々に伺っても和気藹々とした雰囲気は相変わらずで、すっかり気持ちがほぐれて帰宅できるのも、先生の鷹揚なお人柄の賜物だろうと思う。それにしても、お茶碗のお湯の量を見る際にわざわざメガネを外して覗き込まれるから、湯気で曇ったのかと思いきや、「このメガネなんやよう見えへんねん。遠いとこも近いとこもゼンゼン見えへんねん。外したほうがよう見えるねん」と仰言るので、それはもう度が合ってないんだから「メガネを替えたほうがいいんじゃないでしょうか」とハッキリ申しあげざるを得ず、とにかく何もかもが面白すぎる阪本先生のお稽古でした(^◇^)


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懐かしいです。お茶の稽古、もう随分お手前をしてません。若い頃、自分がお手前をする頃には足が痺れて、必死の形相でお水屋まで下がる時に「けつまずきなはんなや」と先生が仰られ顔が赤らみましたが今は立てないかも(^◇^)。
お茶事の手伝いで御料理を教えて頂いたり、言葉使い、気配りもそれとなく習えました。不肖の弟子で何も身についてませんが毎週一度の温かい刻が流れていました。

投稿者 お : 2014年03月10日 22:16



2014年03月11日

トンカツ

大宮駅前の「新宿さぼてん」でゲット。
今日の夕方はNHK出版の加納さんがWEB連載していた『師父の遺言』の見本をお持ちになり、編集局の大塚部長までご同行になったのは、先日ブログにも書いた同社の不祥事をご釈明になるためだったようだが、私個人に直接迷惑がかかるといったもんでもなさそうなので「本屋さんで扱いが悪くなるとか、そういう心配ってあるんですか?」と率直にお尋ねしたら、本屋さんはいずれも寛容な見方をなさっているらしいのでひと安心。出版社や興行会社は一種の人気商売でもあるから、個人の不祥事といえど放っておくわけにもいかないのだろう、部長自らこうして各方面に挨拶回りをなさるのも大変なことであります。
ところで肝腎の拙著は来週末頃には店頭に並ぶはずなので、是非とも消費税がアップする前に皆様どうぞよろしくお願い申しあげますm(__)m 近々右欄の新刊紹介で書影をアップする予定ですが、黒を基調としたインパクトのある装幀です。
それにしても見本の出来上がったのが3.11であるのは何だか感無量だと加納さんは仰言っていて、それは時代の変わり目というか、この国の何かがハッキリ変わったのを意識せずにはいられない日だから、という意味だったのだろう。『師父の遺言』はあくまで自伝的エッセイではあるのだけれど、私が書くとやはり私らしく一種の「時代」エッセイにもなっているので、余計にそんなふうに思われたのかもしれない。「時代」とは当たり前だが何もチャンバラとかでは全然なくて(笑)、自分たちが生きている現代もまた一つの「時代」だというふうに、世のありさまをパースペクティブに認識する方法であり、そこではもちろん自分と自分の周囲も点景として俯瞰的に眺められなくてはならないのだった。
3.11以降、日本人は多かれ少なかれ、意識するしないにかかわらず、そうした俯瞰的な見方を持たずにはいられなくなったのではないかという気が私はしていて、それこそが日本古来の無常観というものだろうと思うのだけれど、一方で昔に比べ日常があまりにも便利で快適になったことが自ずと人間の我執を募らせて、旧来の日本人が理想としたセンスを喪わせているのも事実だった。たった三年で3.11直後の節電なんてものが今やはるか遠い昔の出来事のように思えるのはきっとそのせいである。


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あれから3年という月日が過ぎ、少しづつあの頃のつらい記憶が薄れつつあるような気がしていましたが、やはり3月11日という日はとてつもない日であったことを今日改めて感じました。道を歩いていても、仕事をしていてもあの日のことをもう一度なぞっているような今日一日。そしてこのブログを見る事が本当に楽しみだった日々を今思い出しています。

投稿者 天下井 : 2014年03月12日 00:02

『師父の遺言』楽しみです。実は昔、松竹の関連会社にほんの数年ですが勤務しており、webで読んだとき上司だった方が松井さんと同期と知り驚きました。勝手に「ご縁」を感じてしまいました(^_^)
先日仕事で宮城県の被災地を回りました。復興という言葉が遠く感じられるほど、現状は厳しいものでした。「3年を経て、ことしが復興元年だと思っています」という地元の方の言葉が印象深かったです。私は松井さんのこのブログでまさにいろんな事象をパースペクティブに、俯瞰して認識することを学んでいます。いつもありがとうございます。オフ会でお会いするのが楽しみですが、まだメールいただいていません。外れ?とかじゃないか?と心配しております(^_^)

投稿者 ちえこ : 2014年03月12日 09:08

3/10が東京大空襲、3/11が大震災と二日続けて意味深い日ですね。どちらも風化しないで、当事者が生きているうちにしっかりと検証し、後世に教訓として伝えて欲しいですものです。

投稿者 tucci : 2014年03月12日 12:49

『師父の遺言』、楽しみにしています。
アンネの日記を破損した犯人が捕まったということですが、今の中学生はアウシュビッツのことや東京の大空襲のことを知らないということを目の当たりにする機会があって、自分と関係のない国や時代のことだと知る機会すらないのかなと危惧しています。

投稿者 ぱぐ : 2014年03月14日 19:43



2014年03月12日

中華総菜、穴子弁当、焼きそば、焼きめしほか

元米朝事務所の大島さんが気胸の手術を無事終えられて、病院へお見舞いに行くつもりだったが、手術が金曜日の夕方でなんと月曜の朝には退院という超スピーディな展開だったために、今宵はみんなでご自宅に押しかけることになり、さすがにまだ料理は出来ないと仰言るので、お互い勝手に自分たちの食べたいものを持ち込んでの会食と相成った。思ったよりも血色が良くて声も元気な大島さんだが、まだ傷口が相当痛いらしく、みんなのおしゃべりで「ちょっと笑わせないでよ〜」とタイムが入ることしばしば。「でも痛み止めにしろ何にしろ、医療の進歩は凄いよね〜親父が手術した頃とはまるでゼンゼン違ってるもんね〜それと凄いのは情報だよね〜今テレビで『医龍』とか『救命病棟』とか見てるじゃない、だから医者が何を言っても、どんなことをするんだか、大体わかっちゃう自分が怖くなっちゃうわよ〜」とのこと。さらに「松井さんも一度絶対入院するべきだよ。同じ病室にいる人たちの声を聞いてたら、ここは書くネタの宝庫だと思っちゃった〜」と短い入院期間でもさまざまな人間模様を観察していた大島さんである。その彼女がさっぱり解せないと言いだして、意外にみんなでまだ盛り上がったのはSTAP細胞のほうではなく佐村河内事件のほうで、ウラに仕掛け人がいるにしても、トータルとしてそんなに大儲けでもなさそうなところがイマイチ腑に落ちないという点で意見が一致したようでした。




2014年03月13日

荒野のリア

今夜は翻訳家の松岡和子さんのお誘いを受けて吉祥寺シアターでシェイクスピア原作・川村毅構成・演出の「荒野のリア」を観劇。吉祥寺駅に着いたら土砂降りで暴風が吹き荒れて、まるで「リア王」の嵐のシーンのようだと思いながら入場し、開幕するとまさにその嵐のシーンから始まった。タイトル通り、この長編戯曲をほぼ荒野の場面に集約し、前後のストーリーを含めて二時間弱に凝縮したかたちで、そのせいか戯曲のエッセンスが却ってよく伝わる気もした。非常にドメスティックな悲劇だからこそ時代を超えた普遍性があるのもさることながら、人間存在の危うさや儚さや孤独といったものをこれほどストレートにに訴えるセリフが多い戯曲とは正直これまで気づかなかった。というのも原作通りに上演すると、このシーンになるまでが延々とあるから、すでにかなり疲れてしまって、つい聞き洩らしちゃったんだろうか?と思えるほどに、今回は「意味と無意味が入り交じる。狂気の中に理性がある」リアの独白が非常に面白く聞けたのだった。川村演出は、松岡訳のセリフ自体は少しも崩さずに場面をコラージュすることで、たとえばリアが長女に面と向かって罵るセリフを内省的な独白に変えるなどして、彼のセリフにさらなる強い普遍性を持たせることに成功している。リアに扮した麿赤兒がまた、決して口跡がよくもなければ声の抑揚にも乏しい人であるにもかかわらず、いずれのコトバももきちんと腹に入れて説得力のあるセリフに聞かせるのはさすがである。
むろん舞踏家であるからして身体的な表現にはこの人ならではのものがあったし、近年では面白さの点で出色のリアといえるのかもしれない。他の若手役者もセリフの点では遜色なく「最も年老いた方が最も苦しみに耐えられた」この芝居を「若い我々はこれほど多くを見ることもなく、これほど長く生きられもしない」という実に皮肉なセリフできっちり締めくくって、この戯曲の現代性を大いにアピールした。




2014年03月14日

新玉ネギと牛肉の粒マスタード炒め

QPのレシピ本で見た、この時期ならではの簡単な炒め物。牛肉は酒と醤油で下味し、カタクリ粉をまぶしてサッと炒めていったん取りだしておく。新玉ネギは櫛切りにしてバラしてから透き通るまで炒めたら、絹さやを入れ、牛肉を戻して、酒醤油粒マスタードを混ぜた合わせ調味料を加えるだけ。
今日は理研に走った激震もさることながら、深夜に起きた強震が西日本の人びとをドキッとさせたであろう。何しろ村井東大名誉教授はGPSの観測データから三月中に南海トラフ地震の起きる可能性があると予測されているのだから。もっとも関東も大変キケンな感じのようで、一昨日元米朝事務所の大島さんをお見舞いした際も未明に起きた地震が話題になり、どう考えてもここ数年で必ず起こりそうな気がするにもかかわらず「一体何を考えてオリンピックなんか召んじゃったんだろう?」と、その場にいた皆さんが口を揃えたので、「震災が起きた時の用心に、土木建設の人たちを今から集めておくためかもよ。その人たちを東京に取られて、東北の復興が遅れてるという話なんだから」と私がバカなことを言ったら「その人たちがみんな東京に集まったはいいけど、もし震災で事故にでも遭ったらどうするのよ。もう誰にも頼めなくなるじゃない」という大島さんの突っ込みは、確かに!であった。
それにしても、どこかで地震が起きるたびに、その土地に必ずといっていいほどある原発の様子が報道されるので、毎度改めて今の日本がいかにスリリングな状況にあるかを考えずにはいられなくなる。原発にも旧式と新式があって、それぞれ安全度は異なるのだろうけれど、もしあと一箇所でも福島と同様の状態になったらもうすべてがお終いなので、今や日本全国どこに地震が起きても他人事ではないのであった。地震だけは何も施す術がない列島の宿痾ともいえて、いつ倒れるとも知れない国へのオリンピック招致は、一種の緩和ケアのように思われているのではないことを、祈りたいものである。


コメント(1)

西日本の強震はどきっとしましたが、津波を伴う強い地震がいつどこに起こるかは全く予想できないので、とりあえず自分の飲み水やトイレ非常食などの備蓄をもう少し整えなければと焦ります。
今回は多分予兆の感じの規模だなっと思っています。
STAP細胞については厳しそうな感じだけど本当に実験で出来たのならもう一度やり直せば良い事ですよね。簡単に非難する気にはなりませんが論文を書くなら参考文献としてきっちり記載する最低限必要なことを書いていないのがなかなか信用できない気持ちです(研究者として論文を出すなら何故それを心得ていないのか全くわかりません。ばれなくてもコピペをした時点で研究者では無いような気がするのは私の勘違いでしょうか?)。
 東北の復興はオリンピックがあろうが無かろうが、おざなりにずっとされていると思います。政治家も官僚も真摯に復興を計画しているのだろうか?と頭をいつも捻っています(無いわけでは無さそうですが、ほとんど情報が摑めません)。

投稿者 nao : 2014年03月15日 01:12



2014年03月15日

牛肉と車麩の煮物

QPのレシピ本で見た超カンタンな煮物。出汁で牛肉を煮て酒味醂砂糖醤油で調味し、もどした車麩を入れて弱火でじっくり煮て、仕上げに絹さやを加えてからまたひと煮する。絹さやは筋を取ってさっと茹でておくこと。食材は昨日とほぼ同じです(^^ゞ
食事しながらNHK7時のニュースを見たら、行方不明のマレーシア航空機に関して、ええっ!というような情報が開示されて、ますます謎が深まるばかりである。謎といえば、今週はなんだか謎めいたニュースが多くて、昨夜電話で話した京都の妹は「今の人は一体何を考えて、どういうつもりでやってはるのかさっぱりわからんことばっかりやで〜」と嘆いており、そう言われた途端に色んなニュースの顔がいっぱい浮かんだのだけれど、「ほら、人殺した変な男もいたやんか」と言われたら、これまた沢山い過ぎて誰のどんな事件だったか一瞬でぴんと来るわけにもいかないのだから、ホントにどうかしてるぞニッポン!であります(-.-;)y-゜゜
ところで「お姉ちゃんもちょうど本を出してもろてるとこやさかい、あんまり悪口も書けんで困ってるんとちゃうか」と言われたのはどうやらNHK出版のことらしく、右のニュース欄をご覧戴くとわかる通り新刊『師父の遺言』の版元のいわば親会社とはいえ「ようあんなサイテーな男を会長にさせとくわ。さすがにアベボンのお友だち人事やで〜」と妹が憤慨しているのもむべなるかなで、とにかくテレビ局のトップのはずなのに、テレビ中継や録画で自分がどんなふうに映って見えるか全く気にしないわけなのか、それともその効果をしっかり計算に入れた上で国会審議の質問を毎度バカにしきったようにほくそ笑んで見せているのか、これも実に謎多き行動で、居座り続けていられるのもまた謎なのであった。アベボンは河野談話を見直す発言を撤回した段階で、河野談話に抵触する発言をしたこの人物の更迭も視座に入れるべきなのではなかろうか。


コメント(1)

小泉さんが規制緩和で儲かればなんでもあり!にした頃から日本は可笑しくなり始めましたが、「美しい国、ニッポン」と安倍ちゃんが言いだし、早々に引っ込んでくれてやれやれ、と思ったのもつかの間、再度の登板してからは、日本も日本人も狂った方向にドンドン進んでます。「どこが美しい日本やねん、国民の受信料で運営してる放送局に国際的に通用しない国粋主義者を送りこんで日本人が国際的に信用を失墜するような事になってるのを何とかせんかい!!」と言いたいけど、マザコンの安倍ちゃんではど無いもできませんわな。自民党もホンマ人材不足、野党はもっと人材不足。

投稿者 お : 2014年03月15日 22:38



2014年03月16日

あすぱらがすとオレンジのサラダ、稲荷寿司

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
春ホンバンの今週末は穏やかな青空の下で四鞍騎乗。お相手はいずれもお馴染みアラブ鹿毛紳士のスーパー氏とハイセイコーのお孫さんと小股黒鹿毛のヒメ。スーパー氏とはインストラクターのHさんにマンツーマンレッスンをお願いし、スーパー氏は優等生らしく径路をしっかり回ってくれたものの、私の乗り方には課題がイッパイで、もう一度マンツーマンレッスンを申し込もうとしたのだけれど、Hさんのほうは予約イッパイで断念せざるを得ませんでした(v_v)
牝馬最高齢のお孫さんは相変わらずとてもお元気で、途中から駈歩をホンキモードにギアチェンジしかけた段階で今田耕司似のインストラクターSさんからストップがかかり、「ほんとイケイケ婆さんだよな〜うちのクラブは高齢馬がみんな元気すぎて困っちゃうんですよ。日本の団塊世代みたいなもんですかね〜」と言われたので思わず噴きだしそうになったワタシ(^○^)
片や同じ黒鹿毛の牝馬でも、お孫さんよりずっと気弱で真面目なヒメはそんなに長生きできないんじゃないかと心配されるくらいだが、今日も最初から何だか頑張りすぎだよな〜と思っていたら、案の定テンションが上がりすぎて駈歩の段階からプレッシャーを感じだしたのがありありわかる感じになった。ラチの外でいったん休憩している最中にも原因不明に動揺しだしてバタバタの前に駈けだすからこっちは慌てて下馬し、大勢のインストラクター方の手を煩わせるはめになった。やっぱり春の夕暮れは牝馬に要注意ということらしい。
ところで春はいずこの会社でもあるように、数多くの支部を抱えたわがクラブでもインストラクターの異動があるのだが、今年はチーフクラスの人気2トップが異動とあって、会員さんたちは寄ると触るとその話題で持ちきりでした。
話題といえば、今週は宇津井健さんの訃報でも乗馬をなさっていたことが話題にされていたが、私はたしか三年前に見たNHKのBSプレミアムで、めちゃめちゃ馬好きの人だということや、かなりの乗り手であるのを知ったのだった。その時とても驚いたのは80歳という年齢で、ああ、人間この年までこんなに若々しくいられて乗馬ができたらいいよな〜と羨ましくも思えたのだけれど、あれから三年で亡くなったのは、むろん惜しまれる向きも多いとはいえ、ご自身にとっては正直とても幸せな人生の終わり方のような気がしてならなかったのである。合掌。




2014年03月17日

海鮮チヂミ

市販のキットで作る。具材はニラ、玉ネギ、アサリのむき身、蒸し海老。QPは根三つ葉と帆立貝とイカを入れた豪華版でした。食べながら見たのは昨夜録画したNHKスペシャル「メルトダウン file 4 」。ベントの段階で思わぬ大量の放射能が洩れた事実を実験で検証し、原発の安全がいかに得にくいものかを改めて訴える内容だったが、誰が会長になろうと、NHKはまだまだ頑張ってこうした番組を作り続けてほしいものである。食事のしたくをしながら見た7時のニュースでちょっと驚いたのは、今やベビーシッターもネットで探す時代になっているという事実だった。子供がいない高齢者としては、事情も知らずに批判するつもりは毛頭ないし、自身も血縁や地縁はどちらかといえば鬱陶しいほうなのだけれど、それでもここまでそうした従来の縁をあてにしないで、これまで無縁な見ず知らずのネットユーザーを頼りにするという感覚は正直まるでわからないし、人間関係が何やら根本的に変わってきているという現実を再確認せざるを得なかったのである。


コメント(3)

夕方のニュースを見てビックリしましたわ。ネットだけで連絡取り合った、会った事も無い人間に自分の子供を預ける親もいるんだなあと。
しかも子供を引き取りに来た人間も会った事のない人間に頼まれて、多分バイトなんでしょうけど他人の子供二人を引き取りに来る、又親がその人間に自分の子供を託す。思わずため息が出ました。親を責めるつもりはないですが、人間関係を築けない人が多くなったんでしょうね。確かに人間関係が根本的に変わってきてると思わざるをえないですね。

投稿者 お : 2014年03月17日 23:08

松井さま、「お」さま。ネットで、住所もフルネームも知らない人に、さらには引き取りの見知らぬ男性に、ということで驚かれたとは思いますが、日本の保育環境はもう20年以上変わっていないと思います。当時はタウンページで探して預けました。資格講座を受けるとき、冠婚葬祭に出るときなど。電話で予約し実際に見た施設と、預けた保育者の態度はまちまちでしたが、経験があるプロの保育者は子育て初心者には心強いものでした。
同じ転勤族のお母さんの中には、第2子を流産しかけても上の子を預ける所もなく入院を断って妊娠中絶した人も、子供の通院に下の子を寝かしつけて出かけたら子供が入院することになり乳児が半日置き去りになった人もいます。
近年は自治体で保育ママ等の制度も作られてはいますが、登録制や予約制で、2人目を出産するときなどには間に合いません。
近所で知り合いになる人というと、公園か病院か保健センターで会った、同じ子育て中の人ばかりです。小学生~複数の子を育てていて、もう一人預かっても大丈夫、という環境のお母さんは「子供が同じ年」の友人を求めません。または、環境が整えられる人ほど正社員で仕事をしています。
子育て当時、アメリカでは高校生がアルバイトでベビーシッターをするという話を聞き、うらやましいような心配なような思いでした。その頃から今も変わらず感じるのは、日本は少子化を歓迎している、ということです。政治家や経済界は出来上がった人間は欲しいが、手間がかかる子供は社会から隔絶した家庭内(閉鎖的な地域社会・学校を含む)に閉じ込めて、行政に何も求めるなという気配がありありです。「イクメン」にも同じ気配を感じます。
近い将来、介護サービスが同じ状況にならないことを祈るばかりです。

投稿者 TAKA : 2014年03月18日 10:13

TAKAさん、お言葉の趣旨よくわかります。確かに政府は少子化対策と云う言葉を使いますが、育ち切った、それも身も心も健全な子供が欲しいだけで、幼児や心身に障害のある子供は全て親が責任を持て!というのが本心ですね。そしてそれは、もうすでに介護の世界でも始まっていますよ。友人、知人の中には親や本人が寝たきり状態で入院しても3カ月ごとに転院を強制され、挙句は「もう預かって貰える病院はありません、家で介護してください」と宣告され、家庭で二人の寝たきりの病人を介護されてる家もあります。戦前「産めよ増やせよ」との国の方針で産児制限は罪になりました。その頃も健全な戦える男性、軍需工場で働ける子供を軍閥政府は欲しかっただけです。根本は何も変わってないんですよね。

投稿者 お : 2014年03月18日 10:45



2014年03月18日

鶏つくねの照り焼き、ホタルイカの柚煮

QPで見た料理。鶏ひき肉に酒醤油を少々入れてシッカリ練りあげ、卵、長ネギのみじん切り、エノキダケの粗みじん切り、白煎り胡麻、カタクリ粉を入れてさらに練り混ぜて一時間ほど冷蔵庫で寝かせてから整形して小麦粉をまぶし、フライパンで両面を焼いて、出た脂を拭いてから味醂醤油で味付け。付け野菜は好みで出盛りのアスパラガス。旬のホタルイカの柚煮は兵庫産の市販品。
今日もベビーシッター事件の報道が続いているが、今や日本の保育環境が大変なことになっているのは、恥ずかしながら昨日戴いたご投稿でようやく知ったくらいなのだけれど、政府もホンキで少子化を解消したいなら、税制を変える前にまだまだやらなくちゃいけないこどが山ほどありそうである。で、ニュースを見てたら旧友のモリから電話があって、前に電話をくれようとした時にたまたま私が留守だったりしたので旧聞に属するのだけれど、その時どうしても話したかったのは日韓問題だったようで「河野談話を見直さないということで、今はちょっとよくなったからもういいんだけど、一時はホントにこれはマズイよなあと思って心配してたのよ」とのこと。ダンナが外交官で彼女も米国滞在が長かっただけに、韓国のロビー活動がいかにパワフルかを実感していて、「とにかく移民の人数が日本とはゼンゼン比較にならないから、そりゃどうしようもないのよ。向こうはアメリカでこれからますます活発になって日本人は太刀打ちできないわよ。日本はホント内向きだしね」と話すので「留学生も少ないでしょう」と言ったら「それでも早稲田だけはけっこう来てたわよ。国際教養学部とかいうのに力を入れてるみたいだし、全学部併せたら結構な人数がいたんじゃないかなあ」とのことで、そりゃ結構な話だとOBには思われたのでした。


コメント(3)

私はもっと恥ずかしいことに、アメリカの人口が3億人を超えているということを、つい最近、知りました。もう、何年も前に3億を越えてたんですね、ビックリです。

私は日本の人口が1億2千くらいで、アメリカはザックリ2倍くらいの人口とずっと思ってました。

毎年毎年どんだけ移民を抱え込んでるんだっていうことで、そういう大人数をまとめていかなきゃならないのは大変だなぁ、とただただ思います。

投稿者 せろり : 2014年03月19日 18:05

移民を受け入れる度量があるって、やはり成熟してますよね。日本は少子化で老人の数は増えてますが、青年、幼児は減り続けて、全体的にも人口は減り続けてますが、取りあえず、自分で育てれる子供を産んで人口を増やす事しか政治家は考えないですから。
国民も簡単に移民を受け入れる度量がある人は少ないと思いますし、政府は特に受け容れたがらない。
安倍さんはこれからは女性も働ける環境作りを!と言ってますが、保育体制も介護の在り方も結局家庭が責任を持って欲しいのが本音だし、対策も取れてない。女はどないしたらええねん!!私も正社員で子育て、介護をやりましたが、結局は早期退職せざるを得なかったです。考えると、戦後レジームの脱却なんてカッコつけながら諸外国の事情も、現在の国際バランスも分かって無くても、日本の総理大臣は務まるのですから日本の政治家は「気楽なものだときたもんだ」ですわ。

投稿者 お : 2014年03月19日 19:33

おさん全くその通りだと思います。
 阿部政権になってから庶民を締め付けていることに気づかず己の格好つけだけに固執している阿部政権どこまで行くのだろ?と半ば呆れて文句を言えませんが、目を覚ますことはあるのでしょうか?(ため息)。

投稿者 nao : 2014年03月19日 21:41



2014年03月19日

ポークチャップ

QPのレシピ本を参考に作った。豚ロース肉はよく叩いて筋を切ってから塩胡椒して小麦粉を薄くまぶしてフライパンで八分程度火を通し、ケチャップ、醤油、砂糖、酒、水を混ぜ合わせたソースを注いで煮からめる。付け野菜はキャベツと玉ネギ、白ワイン、カレー粉少々、塩、オリーブ油と水を加えて蒸し煮したもの。
今日はまずオフ会の件でお知らせしたいことがあります。ご案内のメールを差しあげましたが、こちらが添付した会場の地図などのデータが重すぎたせいか、届かずに戻って来た方が3名いらっしゃるようです。もしまだご案内メールをキャッチなさっていない方がいらっしゃいましたら、右欄のGメールアドレス宛てにご連絡を戴くようお願い申し上げますm(__)m
それにしても他国の事情はよく知らないし、つくづくわからないもんだと思わざるを得ないクリミア問題だが、それとはゼンゼン関係なく、最近見た未公開映画『アクト・オブ・キリング』で驚かされたのは日本にはもっと馴染み深い国インドネシアの事情である。1960年代にデヴィ夫人のダンナだったスカルノ大統領が失脚してスハルト政権になったのは子供心にでも知ってはいたのだけれど、その移行期になんと百万人以上、一説には二百五十万人!!もの共産党員及びそのシンパと疑われた人びとがウヨクによって虐殺されたというのは、このドキュメンタリー映画で初めて知った衝撃的な事実である。当時の殺戮者は健在で、青年団を組織して今もウヨク活動に邁進する人もいるのだが、この映画はただ彼らにインタビューするのではなく、彼らに自分たちが当時実際にした殺戮行為を映画として再現させるという画期的な方法で彼らの心の闇に迫ってゆくのだ。自分たちがしたのは当時正義と見られた行為だし、世界の歴史で自分たちのしたことだけが責められるいわれは全くないし、今さら過去をほじくり返しても仕方がないという彼らのひとりの主張を聞いていると、改めて昨今の右傾化する日本の現状を顧みずにはいられなかった。ウヨク青年団の集会も映し出されるのだが、そこに使われる音楽が妙に日本の軍歌調だったのは、ひょっとして旧日本陸軍がインドネシア独立の際の国軍に強い影響を与えていた名残なのかも?という気もしたし、いわば日本のヤクザのように闇社会を牛耳る彼らには、日本の商社マンあたりがあまり目立たないかたちで今でも何かと世話になっているのかも?という気がする発言もありました。




2014年03月20日

牛肉と大根とアスパラガスのオイスター炒め

夕方に行った美容院で「オレンジページ」の中に見つけたインスタント料理。薄切りにした大根を胡麻油で炒め水を加えて蒸し、酒と塩で下味した牛肉にカタクリ粉をまぶして加え、さらにアスパラガスを入れてオイスターソース、醤油、粗挽き黒胡椒で味付け。
美容院だと、パーマやカラリングは今月中に済ませようとする人はいても、さすがにカットの駈け込み需要はないでしょう、なんて話から「シンガポールあたりじゃ今時シャンプーカットだけで10万する店があるみたいなんですよ。安い店でやるよりカットが長もちするっていうんですけどね」てな話を美容師さんから聞かされて、「いくら長もちするったって、一年はもたないでしょうに。まあ、シンガポールは富裕層の巣で金の使い途に困ってる人がイッパイいるからなんだろうね。日本でもマンションを毎年買い換える人がいるみたいだし」と言ったら「そうなんですよ。六本木に住んでた人が、オリンピック会場の見えるマンションに引っ越しちゃったという話を、ボク実際お客さんから聞きましたもんね」とのこと。いやはや、ホントに使い途に困るくらい稼いでる方も実際いらっしゃるのは、やっぱり世界中でお金がジャブジャブしてるからなんだろうし、景気がいい話のようでも、決して健全な経済状態を反映した現象とはいいかねる感じだ。とはいえ金融に頼らずモノを作ってるだけではもはや世界の経済は回らなくなっちゃってるわけだし、それもこれも機械化やIT化が進みすぎて人間の介在する余地がどんどんなくなってきているからで、とにかく沢山の人間で沢山の均質のモノを作って売ることが経済の基本となり得た近代社会の終焉は確かなのであった。で、近代以前も貧富の格差は凄まじく、富裕層の使い途がともすれば健全さを欠いたエピソードに彩られていたのは洋の東西を問わずなのだけれど、現代もそんな感じの状態になりつつある感じなのかもしれない。もっとも歴史上では、そうした富裕層の中から、後にその時代を代表するものになった文化をパトロナイズする人が常に現れているわけだけれど、現代を代表する文化になるのは一体どんなものなんだか、残念ながら同時代の人間にはさっぱりわからないのでした(-.-;)y-゜゜




2014年03月21日

田楽麩、かぶら豆腐、春野菜の天ぷら、湯葉丼ほか

恵比寿の豆腐専門店で米朝事務所の大島さんと食事。気胸の手術後ようやく抜糸ができた大島さんだが、痛み止めはまだ相当に呑まなくてはならず、甲状腺の数値も思ったほど下がらないため、今年百周年を迎えるタカラヅカの記念式典にOBとして参加することは断念せざるを得ず「一生に一度どころじゃないくらい凄い話だから、やっぱり見たかったわよね〜」と残念そうな口ぶりはごもっともである。で、今週の日曜日に行うわが母親の納骨にも立ち合ってくださるはずだったのだけれど、もちろんそれもご無理とあって、今日はいろいろと思い出話に花を咲かせた次第。刊行したばかりの『師父の遺言』にも彼女自身と亡き御父上が登場するのだけれど、「まず仏壇に飾って、私はまだ目を通してないんだよね〜で、どんなことが書かれてるか想像してるわけよ」てな話から近松座時代の思い出話にも花が咲き、お互い熊谷じゃないけど十六年どころか二十六年はひと昔、ああ、夢だ、夢だ、の心境でした(-_-)




2014年03月22日

天蕎麦セット

大宮駅前の蕎麦屋で食事。明日は母親の納骨のため朝から京都に行くので今夜の料理はカットした。
オフ会の件でヒメと打ち合わせをしなくてはならないから月曜日には戻ってくる予定で、結局京都にはたった一泊しかしないのに、元ぴあの坪池さんのオファーで木ノ下歌舞伎の主宰者木ノ下裕一氏と面談の予定されていて、この間なんだか私がえらいバタバタした感じになっちゃうのは、納骨される人のそれがうつっちゃったせいかもしれない。亡き母は生前少しもじっとしていられないたちの人で、これは前に書いたかもしれないが、大島さんが京都に遊びに来られたその日に、いきなり金沢へ遊びに連れて行って啞然とさせたこともあるくらいなのであった。
木ノ下歌舞伎は去年フェスティバル東京の招致公演も行った知る人ぞ知る演劇集団で、去年の公演はちょうど母が死んだ時期と重なって観られなかったのだが、以前から坪池さんに一度会ってみてほしいと頼まれて
いて、今回どうしてもこの際にというオファーが入っての初対面となる。
とにかく私が京都に帰る際は常に何か仕事がからんでしまうか、東京の友人と一緒だったりして、地元の友人や親戚とのんびり過ごすようなことには昔からほとんどならないのだった。その理由は京都が日本でも有数の観光地であり、実家が客商売だったということに尽きるかもしれない。つまり実家といえどゆっくり羽を伸ばしてくつろげるような雰囲気には決してならなかったし、親子といえど一緒に居るとお互い気疲ればかりする関係で、こうした感じはふつうの家庭の方にはなかなか理解しにくい点だろうと思う。そんなわけで、東京生まれの方も東京が故郷っていう感じはあんまりなさそうな気がするが、私も京都に行くのは「帰郷」という一般的なイメージとはちょっと違うなあといつも思い、兎追いしとか小鮒釣りしとかできた故郷をお持ちの方を少し羨ましく感じたりしてました。もっともイマドキそんな故郷なんてどこにもねえよ!という声も聞こえてきそうですが。
ともあれ明日は京都で、明後日も帰宅は遅くなりそうなのでブログの更新は二日連続お休みさせて戴きます<(_ _)>             


コメント(1)

納骨されますと、寂しくおなりですね。体調崩されませんように。
京都へ行くときは誰かと一緒に・・・というのは、確かに、観光地でありお仕事関係の方も行かれることが多い街かと思われます。私は地方出身者ですが、実家が自営業ですので同じく、学生時代から帰省すると「家事担当が増えた」と期待されていました。出産のための里帰りを打診したときも「あなたの世話をする人はいない」と断られました。子連れで帰省しても、自分のことは自分で。昔、同居していたヨメであればさらに厳しい状況だったと予想されて、現代で別居でよかったと母や義母に同情と感謝をする機会でもあります。
田舎ですので、春の田んぼはレンゲ畑でしたが、現在はレンゲは植えないそうです。農薬などが減っていれば、おたまじゃくしはいるかしら・・・と思います。

投稿者 TAKA : 2014年03月25日 00:46



2014年03月25日

京都行

23日は京都東山の泉涌寺の別院雲龍院で亡母の納骨を無事に済ますことができた。ご住職自ら本堂と墓所の双方でお経をあげて戴き、ご参列戴いた母の長年のお友だちや母方の親戚みなさんが口々に「ほんまにええとこやねえ」と仰言ってくださったのは何よりで、私たち姉妹もここを墓所に決めて本当に良かったと改めて思った次第。秋は紅葉の名所として最近よくTVでも紹介されているが、春の今は写真でご覧戴ける通り梅と河津桜の競艶でした。ところで今回の納骨に当たっていろいろとお世話を戴いている仏事関連サービス会社のOさんから、「ブログをお読みになった方で、お母様には大変お世話になったからというて、この前おひとりお参りにいらっしゃいまして、まだ納骨はしてらっしゃらないからと申しあげてお帰りを戴いたんですけど、どなたかお心当たりありませんか?」と訊かれてビックリ。そんなわけで、どなたかは存じませんが、せっかくお参り戴きましたのに徒足になりましたことを申し訳なく思いつつ、ようやく納骨を済ませましたことをここにご報告申しあげます<(_ _)>納骨を済ませたあとは近くのハイアットリージェンシーHでお茶するつもりでタクシーを下りた途端に「川上さんですねえ」とホテルマンから声をかけられ、夜は夜で妹の一家と祇園の川上で精進落としをしていたら、カウンターに座ってらっしゃったお客様が帰りがけに「去年はお母様がお亡くなりになったそうで」と声をかけられ、京都はやっぱり世間が狭い!ことを常に痛感させられる町でありました。
翌24日は松原通麩屋町の町屋で木ノ下歌舞伎の主宰者木ノ下裕一氏と面談。初対面とはいえお互い関西弁でわりあいリラックスして話せたというのもあるが、木ノ下氏が古典芸能に興味を持ったきっかけは桂米朝さんの落語だったり、木ノ下歌舞伎を興したきっかけは武智鉄二師の本を読んだことで、博士論文のテーマも武智手鉄二論だったりと、私より30歳以上お若い方なのに、私にとって余りにも身近な人たちをリスペクトされているということにもふしぎなご縁を感じて話が盛り上がったのだった。私の小説もほとんどお読み戴いているそうで、「どれも好きなんですけど、一冊だけ、読みだしてすぐにこれは読めないと思って閉じちゃって、あれは一生読まないだろうと思ってるんです」と仰言ったので、一体何が気に入らなかったんだろう?と思って訊いたら「それは『道絶えずば、また』なんですよね。ボク沢之丞が大好きだったのに、あれは冒頭が沢之丞の葬儀になっちゃてるんで、そりゃないだろう!と思って」とのこと。そういわれて私もその昔エラリー・クインのドルリー・レーン・シリーズの主人公にめちゃめちゃ惚れて、『最後の事件』で彼が死んだあと何ヶ月も本が読めなくなったのを想い出したのでした。読んでらっしゃらない方にはネタバレごめんなさい(^^ゞ


コメント(2)

サイン会やったー!。
 師父の遺言どこで買おう?と。大書店でない書店をチェックしていると新刊本の扱いが昔よりどんどん少なくなってきているような?と思っていたところでした。手に入れられたら嬉しいな。でも無理しすぎになりそうなら販売だけでも満足です。
 今、蓮華畑はほんの少し残っているところもあります(憶測ですが)。でも昔のように一面の蓮華はほぼ絶滅しているように思います。あれば知りたいです。蛇足ですがうちのほうでは、昔広い蓮華畑に感動して寝っころがったらじんわり濡れてしまいました。田んぼだから畑でも干草でも無いから仕方ないのですが次にもし機会があったらぬれにくい準備をした上で寝転がりたいなと夢想します。

投稿者 nao : 2014年03月26日 00:18

お母様のお墓を雲龍院になさったのですね、ホンマニええ所にされました。いつも紅葉の頃に東福寺は止めて今熊野さんから泉涌寺さんに行きます。皆さん紅葉と言えば東福寺にドット押し寄せられますので、雅でゆったりした泉涌寺さんが落ち着きます。こんな事書いたら今年の秋は泉涌寺さん一杯になるかしら?
人それぞれですねえ、私は好奇心の塊やからか「道絶えずばまた」は子供たちがどうなるか?ワクワクして一日でよんでしまいました、役者に対する愛情の違いなんやろか。
「師父の遺言」そろそろ買わなくて(^◇^)

投稿者 お : 2014年03月26日 09:49



2014年03月26日

具だくさんビーフン

QPを参考に作った。酒塩胡椒で下味してカタクリ粉をからめた豚肉、玉ネギ、ニンジン、キャベツ、椎茸、ピーマン、もやしを順々に炒め合わせて鶏ガラスープを注ぎ、塩砂糖ナンプラーで味付けしてビーフンを加えるだけ。QPはこれに炒り卵をプラス。
日米韓の首脳会談が行われるのとほぼ同時に北朝鮮がまたしてもミサイルを発射したのは結果的に日米韓の結束を強めることになっちゃうわけだけど、果たして真意はそこにあったのかどうか、甚だ不可解としかいいようがない。不可解といえば近頃は本当に不可解な事件がやたらにあって、自分とは何の関係もないはずなのに、このまま謎で終わったらムチャクチャ気持ちが悪いやないか!と感じる向きは多かろうと思う。とにかく誰が、どんな意図で、何をやったのかもわからない!謎のトライアングルという点ではマレーシア機もSTAP細胞も同様である。そこまで謎だらけでないにしろ、近頃は軽犯罪的な事件にも一体どういうつもりでそんなことをしたのかさっぱりわからない人が増えているような気もするのだった。例えばかなりの旧聞に属するが、みのもんたの長男がしたとされた事件は、本人が一生を棒に振るようなことをするほど経済的に追いつめられていたとはとても見えなかっただけに、当時も今も不可解な点では少しも変わらないのである。今日ふとそのことを想い出したのは、49歳にもなるNHKの副部長が同僚の財布から窃盗を繰り返していたという事件を知ったからで、繰り返している以上、魔が差したとはいいにくいし、誰が聞いてもいつかは絶対バレそうな犯罪なわけだし、本当にイマドキは一体どんな教育を受けた人がテレビマンになるんだか、さっぱりわからないことだらけなのでした(-.-;)y-゜゜




2014年03月27日

えぼ鯛の干物、汲みあげ湯葉、アスパラガスの練り胡麻和え

フィギュア世界選手権女子SPを見ながら食事。浅田真央が珍しく第5グループの一番滑走でいきなり登場し、場内は異様なほどの静寂に包まれて緊張がいや増すなかで、TVの前の私もこれが真央ちゃんの見納めかもしれないと思えば箸が取れずに見入ってしまった。観衆の心配?をよそに当人は終始落ち着いて伸びやかに安定したスケーティングを披露し、ほぼパーフェクトの出来映えで有終の美と呼ぶにふさわしい名演技に会場はしばし騒然。素人目にも以前と比べて本当に滑らかなスケーティングになったように見えるし、これならトリプルアクセルにこだわらなくても世界で十分通用したようにも思われて、これが見納めになるのはやはり残念としかいいようがない。それにしても会場がご近所なのだからナマで見たかったものの、当然ながら固定ファンだけでも満杯状態でチケットが取れるはずもないと諦めていたのだけれど、考えてみれば文春の川田さんは八木沼さんと同級生だったいう話を聞いたのだから、ちょっと訊いてみればよかったのかもしれない。浅田はともかく引退をはっきり表明した鈴木明子やラクダ似のコストナーも有終の美を飾った一方で、天才少女リプニツカヤも順当な位置につけて存在感を見せつけた今回の世界選手権は女子フィギュア界が大きく代替わりする節目の大会ともいえるだけに、せめてTVでしっかり見ておきたいと思いつつも、フリープログラムのほうはオフ会の日ともろに重なるため録画するのを忘れないようにしたいものである。
ところで右欄の告知ですでにご存じかと思いますが、オフ会では新刊『師父の遺言』のサイン販売会をさせて戴くことになりました。今回は消費税ヌキの販売となるそうです<(_ _)>


コメント(3)

いよいよ明日がオフ会ですね。
今回は家の事情で残念ながら参加が叶いません。
ご盛会をお祈り申し上げます。

投稿者 yosi : 2014年03月28日 06:02

権兵衛でございます。
オフ会が近年になく大盛り上がりになりますようにお祈り申し上げます。
きょう、小生の元に「師父の遺言」が書店から届きます。

オフ会を地方にも広げてくださるといいですね。
仙台、名古屋、大阪、福岡あたりでの開催を切に希望しております。小生は、名古屋近郊の水のみ百姓です。
地方にもファンが生息しております。
先生!!将来お考えになって下さい。

     農民の末裔 権兵衛

投稿者 権兵衛 : 2014年03月28日 08:16

yusi様、権兵衛様、いつか大阪か京都で開催されます事を待っているものでございますが、松井先生の忙しさを毎日読んでいますと「無理な願いやな」と思う次第です。
明日のオフ会が和やかに楽しく開催されます事を願っております。

投稿者 お : 2014年03月28日 12:14



2014年03月28日

焼き鳥各種、さつま揚げ、大根サラダ、稲庭うどん他

京都の妹と大宮東口の「比内や」で食事。オフ会の手伝いで久々に大宮に来た妹は、わが家の周辺にいつの間にか若者向けブティックが乱立した状態にいささか啞然とした面もちで「確かにお姉ちゃんは賑わし神やわ〜」とのこと。実際のところ三茶の賑わいのみならず、いわゆる渋カジブームが起きたのも、私が神南に事務所を構えた直後のことだったのである。ともあれ食後は夜桜を求めて大宮公園を散策。まだ五分咲きながら、早くも宴会の人たちがちらほら見えました。




2014年03月29日

還暦&400万アクセス突破記念オフ会

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皆様のご協力と熱いご支援でオフ会が無事に終えられたことをまずは心より感謝申しあげますm(__)m
会場を新宿3丁目の香港粥麺専門店「美人粥」に決めた第一の理由は幻冬舎の経営で、ある程度こちらの無理を聞いて戴くことが可能な店だということでした。なぜなら今回は内祝いとして祇園「川上」の鯛のお造りをお出ししたかったからで、当初は厨房で鯛をおろして刺身に作るまでの過程をすべてお見せしたかったのですが、さすがにそれは無理なことが判明し、京都で刺身にしたものを店主の加藤氏と料理長の南氏のおふたりで会場にお運び戴いた次第です。これはやはり私にしか出来ないサプライズとして参加者の皆様にお歓び戴けたようで、その話をした途端に私の第一声よりもはるかに大きな拍手と歓声が沸き起こったのが印象的でした(笑)。加藤氏には鯛をその場でおろす代わりに魚の〆方についての具体的なお話をいろいろとして戴いているのが中段の写真、下段の写真が会場に配られた鯛と鰆のお造りパックです。で、私にとってのサプライズは今回残念ながらご出席を戴けなかったハンドルネームyosiさんがお差し入れ下さった似顔絵と亀の絵入りのケーキでした(上段の写真)。元米朝事務所の大島さんからも麩饅頭百個の差し入れを頂戴し、ほかにも皆様から亀モノ馬モノ銘菓にお花といった数々のプレゼントを頂戴し、これまた感謝に堪えませんm(__)m 前回もそうだったのですが、皆様初対面でも意外に早く打ち解けて会場は勝手に盛り上がっている風だったので、こちらもわりあい安心して進行もできましたし、また思いのほか沢山の方に新刊本をご購入戴きましたことも大変有り難く存じております。散会のあとお手伝い戴いたメンバーと同店で会食して、これなら皆様にもある程度ご満足戴けたのではないかと存じました。とにかく年度末のお忙しいなか、北は青森から南は鹿児島まで、遠路はるばるとお越し戴いた皆様に改めて御礼申しあげますと同時に、今回残念ながらお越しになれなかった皆様にも日ごろ陰ながらいろいろとご支援を賜っておりますことに感謝して今日のブログの締めくくりとさせて戴きます。
本当にありがとうございました<(_ _)>



コメント(14)

美味しく楽しい機会を戴き感謝の気持ちでいっぱいで今も余韻でふんわり幸せな気分でいます。
 近くで今朝子様を見ることができテーブルで話すこともでき今朝子様やスタッフが忙しくて負担が大きかったのではないかと思う意外はこれ以上無く楽しく満喫いたしました。
 案の定行きはコメントの説明どおりに行き迷う時間がほぼ無く着けましたが帰りは少し他も見てみようと動くと2時間強迷いコメントを見ていなければ遅れた可能性があります。ご説明ありがとうございました。
 幻冬社の方の太っ腹にも本当に嬉しく感謝しています。
 これなかった方には自慢しすぎで嫌な感じでないことを祈りつつ、大変楽しい時間を本当にありがとうございました。
 新聞連載、早く読みたいです。

投稿者 nao : 2014年03月30日 01:20

すばらしい会に参加させていただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。
ご準備くださった方々、お店のスタッフの皆様に、
そして、何よりこうしたお目にかかる機会をつくって
くだった今朝子様に、ありがとうございます!!
と、心をこめて申し上げたいです。
今朝子様の作品に出会わなかったら、なかった極上の時間でした。
「壺中の回廊」に
「いつの時代も、人間が短い一生のうちにできるのは、
ただ他の人間に出会うことだけなのだ」という一節が帰り道、
心の中で蘇りました。
これからも、今朝子様の作品を拝読できる時間、今日の出会い、
大切にしていこうと思いました。
本当にありがとうございました。

投稿者 彩の女 : 2014年03月30日 09:39

今朝子様  改めまして、還暦、、いえいえ、、茜のブラウスが映えて大変にお美しくてお若かったです、、そして何より 『師父の遺言』 の上辞 おめでとうございました。

昨日はお祝いする方の参加者が逆に、ご馳走され、その間今朝子先生は立ちっぱなし、話っぱなしで、祝う席が本末転倒で恐縮でした。  しかし水口の選んだ二見の鯛 川上の料理によって極上の食感でした。 

人生最後の三食は? で先生の答え

1:塩漬けの鶴 2:熊 3:亀の卵 には多いに爆笑と感動を覚えました。

そんなこんな 忘れられない楽しいひと時を先生とご一緒できました事、感謝申し上げます。

1000回記念で再会できます事、楽しみに待っております! 

投稿者 八島秀二 : 2014年03月30日 10:14

昨日は本物の今朝子さまにお会いできて、ファンの方々とも交流でき、満足感一杯です。「師父の遺言」帰宅してすぐ読み始め、先程読了しました。WEB版に比べ、今朝子さまの武智師に対する思いがぐっと濃く感じられ、「百合若大臣守鏡」でへとへとになりながらも「生涯の師」とするあたりは本当に生々しく 前半で語られたかなり特殊なお育ちと、クールなご性格(?)にその後の経験を加えれば、小説家になられたのも必然だったと深く納得いたしました。

投稿者 礼華 : 2014年03月30日 11:42

松井さん、スタッフのみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました。
お顔を拝見できるだけで…ぐらいのつもりで参加したところ、あのお造りはもう嬉しすぎる驚きでした!
会の進行はスムーズで、派手なパフォーマンスでわっとくるのではなく、じんわりとしみわたる感じに、不思議と川上さんでの食後感を思い出していました。
これからますますのご活躍をお祈りしております。

投稿者 Y.O. : 2014年03月30日 11:51

昨日は初めてのオフ会に出席させていただきました。今朝子先生のお話を聞かせていただけばとまいりましたら、先生、スッフの方のおもてなしに感激でした。参加者の方々とのお話も楽しく、美味しく、幸せな時間を過ごさせていただきました。
今朝子先生の歌舞伎の将来に対するお話も興味深く、時代とともに変わるもの、守るものがあるのでしょうか。
これからの先生のご活躍を楽しみにしています。

投稿者 飯ヶ谷知江子 : 2014年03月30日 20:06

昨日は生まれて初めてオフ会に参加させていただきました。不安に思っていましたが、同じ席の方たちとも気軽にお話しできましたし、やはり先生のファンという同じ思いの方の集まりだったからでしょうか。先生と同じ還暦を迎えましたので現在の歌舞伎に対するお気持ち全くその通りと思いました。三軒茶屋にお住まいの時にブログにありました燻製のレストランにも何度か訪れました。埼玉にお住まいになられて埼玉県人としてとてもうれしく思っています。何も口にされていませんでしたがずっとお立ちになってお疲れではありませんでしたか?サインしていただいた御本楽しみに読ませていただきます。

投稿者 sachi : 2014年03月30日 20:22

昨日は還暦&400万アクセス突破オフ会に参加させて頂きありがとうございました。みなさまが書いていらっしゃるように、本当に心のこもった素敵な会でした。川上の鯛のお刺身の味、しっかり脳裏に焼きつけましたので、京都に行った折にはいつか寄らせて頂こうと思っております。オフ会なるものに参加するのは初めてでしたが同席の方々もとても良い方たちばかりで、初対面にもかかわらずリラックスしてお話する事ができました。帰りには妹様にもご挨拶する事ができて大変嬉しかったです。妹様の電話での辛口コメントにたいする隠れファンでございます。

投稿者 tsubu : 2014年03月30日 20:52

オフ会、素晴らしくて何とお礼を申し上げたら良いか、うまく表せませんが、本当に有難うございました。川上のお造りを味わえるなんて、こんな読者サービスは前代未聞でしょう。鯛の〆方は驚きでしたし、正にこれぞ、サプライズでした。今後のお仕事や質問コーナーも興味深く、合間にもお話しできましたし、じゃんけんにも勝ってケーキを頂く権利を獲得、子亀の辺りをご馳走になりました。yoshi様にもお礼申し上げます。今日も1日、あのひと時と読み終わった「師父の遺言」を思い返して、参加できなかった方々に申し訳ないものの、首都圏に住む幸せを痛感しました。

投稿者 ウサコの母 : 2014年03月30日 21:11

オフ会、とても楽しかったです。雪国から駆けつけたかいがあった、どころか、それ以上のものをいただいた気持ちです。ありがとうございました。川上さんのお造り、絶品でした。いつかお店に行ってみたいです。サインをいただく際に、かつての上司について松井さんと少しお話できてうれしかったです。新聞小説楽しみにしています。

投稿者 ちえこ : 2014年03月31日 09:09

先日は素晴らしい会を開催いただき、先生、スタッフの皆様に感謝申し上げます。オフ会なるものが初めてでドキドキでしたが、tsubu様ほか同卓の方々が親切にして下さり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。ナマ先生はとてもスリムで姿勢が美しく、お肌も綺麗でした!乗馬効果でしょうか。お伝えしたいことは沢山ありましたが端的な言葉が見つからず、まだ先生を存じ上げない頃に川上さんにお邪魔したことをお話しするに留めました。これを機に再訪したいと思っています。ブログはあまりご負担になりませんよう、でも永く続けて下さることを願っております。本当に有難うございました。

投稿者 K : 2014年03月31日 13:59

お礼が遅くなりました。
先日は、オフ会に参加させていだたきまして本当にうれしかったです。ありがとうございました。
ファンと親しくお話してくださる、あのような会を開いてくださる作家を、私は聞いたことがありません。
ましてや、明石の鯛は本当に今朝子様しかできないサプライズでした! 東京ではお目にかかれない鰆のお造りも、大変に美味でした。
お心遣いに心より感謝申し上げます。
末筆になりましたが、スタッフの皆様にも厚く御礼申し上げます。心から楽しいひとときをありがとうございました。
サインをいただいた新刊を知人にプレゼントしたところ、いま、夢中になって読んでいます!

投稿者 ヒロコ : 2014年04月01日 11:02

お礼が遅くなりました。
先日は、オフ会に参加させていだたきまして本当にうれしかったです。ありがとうございました。
ファンと親しくお話してくださる、あのような会を開いてくださる作家を、私は聞いたことがありません。
ましてや、明石の鯛は本当に今朝子様しかできないサプライズでした! 東京ではお目にかかれない鰆のお造りも、大変に美味でした。
お心遣いに心より感謝申し上げます。
末筆になりましたが、スタッフの皆様にも厚く御礼申し上げます。心から楽しいひとときをありがとうございました。
サインをいただいた新刊を知人にプレゼントしたところ、いま、夢中になって読んでいます!

投稿者 ヒロコ : 2014年04月01日 11:02

お礼がおそくなってしまい、申し訳ございません。
先生の還暦のお祝いをさせていただくつもりが、
あべこべに私たちがおもてなしされてしまいました。
本当にありがとうございました。
私達のテーブルでは先生には瀬戸内先生の様に90歳
まで書き続けて欲しい、というお願いで一致しました。

 先生のご健康がとても気がかりではありますが、
これからの長い、長い先生のご活躍をお祈り申し上げ
ます。
 ヒロコさま、京都のタケノコ狩り楽しんできて下さい
ね。お話、とても楽しかったです。

 先生、スタッフの方々、そして集まられた松井ファン
の皆様、素晴らしい会をどうもありがとうございました。

投稿者 福島 : 2014年04月02日 10:49



2014年03月30日

韓国総菜弁当

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
昨日と打って変わって荒天となった今日も夕方の90分レッスンに騎乗。強風が吹き荒れて雷雨になる恐れもささやかれるなかでキャンセルする人が相次いだが、お相手が信頼する鹿毛アラブ紳士のスーパー氏とあってずぶ濡れ覚悟で騎乗したところ、雨は一滴も降らず途中から風も止んで、部班の人数が少ないせいでみっちりと準備運動が出来た上に、今日あまり乗られていなかったスーパー氏が元気だったこともあって、久々に径路をきっちりきれいに回れるかと思いきや、ラスト近くになって脚の合図が強すぎたのか、それとも何かに驚いたのか、スーパー氏が珍しく暴走気味にコースアウトして一瞬ひやっとするも、馴れた相手なのでこちらもそう慌てずになんとか収められたのは何よりでした(*^^)v
ところで今日は馬場レッスンの名コーチだった今田耕司似のインストラクターのS氏と、イケイケの駈歩レッスンでよくお世話になった「王子」とあだ名されるインストラクターT氏が四月異動とあって最終模範演技を披露され、ファンの会員さんが馬場に詰めかけて写メや録画のしまくりでした。S氏の馬場レッスンは常に予約満杯のためキャンセル待ちもできずに見送ることが多かったのは今にして残念至極。またT氏はリクガメを飼ってらっしゃって「何種ですか?」と訊くと「ヘルマン」ですとお答えになり「私はホルスフィールドなんですよね」な〜んてマニアな会話もできたのにお別れするのはやはり残念でならない。お二人ともいつかまたどこかでお世話になることを念じつつお見送りした次第です(;O;)


コメント(4)

今朝子さま 読者のみなさま
昨日のオフ会、大成功おめでとうございました。
今回は、残念、無念ながら参加できませんでしたが、大盛況でうれしく思います。ちょっと嫉妬…

今朝子さまの健康を祈りつつと歌舞伎やシニカル時評を楽しみにしています。
私も(亀さま)のお力、拝借してがんばります。

投稿者 komugi : 2014年03月30日 23:35

ちょっと嫉妬。私も参加できないと当然そう思います。
 言っていいのか悪いのか迷いますが、昨日は質問コーナーでQPの言いなりだと判明しましたと、幻冬舎のヒメが司会を切り盛りしていた時(私は)大笑の気持ちでした。
 とても機転の利く頭の良い女性がヒメです。要望をいちかばちかでどんどん書いたほうが良いと思います。もちろん要望が全部とおるわけではないと思いますが、今朝子様は誠実に相手の意見を聞く耳のある方だと思います。
 参加できそうな曜日を希望するとか、小さなことでも希望を出すほうが感じが良いです。
 参加できなかった方があまりコメントされていないのでどう思うのかわかりません。
 でも百聞は一見に如かずで、参加すると多分後悔しません。
 次はそんなに早く開催されないかもしれませんが、五百万突破や、還暦祝い返しやらいつ機会があるのかわかりません。
 次はまったり今朝子様が忙しすぎず、わいわい囲む会になるかもしれません。(順番に訪れて一人2-5分とか)。
 
 でも考えるとやっぱり今朝子様が大変ですね。今回は私が結婚式で感じた皆と話したいけどあまりに人が多すぎてそれは無理だし自分も覚えきれないと同じくらいの規模でも客が訪れる形など工夫して負担が軽くなれば・・・。

 それでもつぎも早く開催して欲しいけれど、次は幻冬舎の新刊本か、文庫本発売と一緒が良いのではと小心者は思います。

投稿者 nao : 2014年03月31日 01:41

nao様、還暦祝い返しの集まりですか、爆笑。そんな機会が関西であれば何を差し置いても行きますが、あまりにも早い開催になりますから、多分無理ですね。嫉妬は無いですね。ここに書き込みをさせて頂くようになって、勝手に松井様を身近に感じてます、厚かましいですが(^◇^)又「川上」でお食事をさせて頂きます。

投稿者 お : 2014年03月31日 13:27

お様ありがとうございます。
  還暦祝い返しは古すぎてあんまりかな?と思っていたので好意的に捉えていただいて有難いです。
 川上での食事が日常範囲でいらっしゃるのが「羨ましい」。一回でもいいから行って味わってみたいと思います。
 サプライズで少し味わえましたが、多分京都で食べたら、この十倍ぐらい美味しかったような気がして憧れています。

投稿者 nao : 2014年03月31日 22:45



2014年03月31日

えぼ鯛の干物、水菜と油揚げの炊き合わせ、コンニャクのネギまぶし

コンニャク料理はネットで見たもの。ネギのみじん切りに塩、酒、胡麻油を加えてしんなりさせておき、それをコンニャクにからめるだけ。コンニャクは細かい切れ目を入れてサイの目切りにした上でフライパンでから煎りしておく。
明日の消費税値上げを目前に、食料品の買いだめがモノスゴイような報道をTV各局で見たために、晩ご飯の買い物も大変なんじゃないかと心配しながら近所のクインズ伊勢丹に行ったら、別にそれほど買い込んでる人もいなかったし、品不足になってるわけでもなかったのは何より。私もこの際に高額商品は買ったりもしたが、日用雑貨や食料品は、私がなら三月までは定価で売って四月に入ってから安売りするだろうと思ったし、実際マツキヨでは四月初旬の10%OFFのクーポンを配ってたくらいだから、とても買いだめする気にはならなかったのだけれど、やっぱりつられて買いだめしちゃう人がホントに多かったんだろうか?
食事しながら久々に見たNHKのクローズアップ現代ではウクライナ情勢を取りあげて、背景にあるロシア、ウクライナ双方のナショナリズムの高まりが問題として指摘された。グローバリズムの反動として必然的に世界の至る所でナショナリズムが強まっているようだが、いずこにせよ極端なナショナリストやそれを助長する政治家はは市民社会の、ひいては人類の敵だという認識を私たちは今や強く持つべきなのかもしれない。
食後に続けて思わず見てしまったのは「笑っていいとも!グランドフィナーレ」で、最近はほとんど見ていなかった同番組だが、考えてみれば私が二十代の時からほぼ毎日続いていたのだから、それだけでもホントに凄いことである。タモリという人は寺山修司の物まねとか状況劇場ゴッコとか四カ国語麻雀とか超マニアックな芸を披露していた頃には、まさか芸能界で今日のような存在になるなんて誰も思ってなかったんじゃなかろうか。この人こそはテレビというメディアなくしては存在し続けられなかったという意味で、テレビの申し子でもあるだろうし、逆にこの人の存在を解明することで、テレビのメディアとしての本質が明らかにされるとして、そのうちテレビとは一体どんなものだったかという研究や説明にも欠かせない人物となるのではなかろうか。