トップページ > 2014年05月の月別アーカイブ

2014年04月 |メイン| 2014年06月

2014年05月01日

野菜のオイスター炒め炒め玉子焼きのせ

QPで見た料理。ニンジン、玉ネギ、椎茸、キャベツ、ニラをみんなモヤシと合うような大きさにして炒め合わせ、オイスターソース、酒、醤油、胡椒、胡麻油、カタクリ粉を混ぜた合わせ調味料で味付けし、仕上げに卵焼きをのせるだけ。強火でシャキッと炒めるのがポイントだが、私はキャベツの量が多すぎて巧く行きませんでしたf(^ー^;
食事しながら見たNHKクローズアップ現代では昨日に引き続いて地方が置かれた深刻な状況を取りあげていた。昨日は平成の大合併で財政がさらに悪化した自治体が多いことを問題にし、紹介された事例では、合併後も凝りもせずにハコモノを作り続けた自治体がある一方で、そもそも机上の空論で合併させた地域が広範囲すぎて役所をそのまま温存するしかない自治体があったりして、地方中央ともども想像力の欠如した役人のアホさ加減にはすっかり呆れてしまい、自分の払った税金が地方交付税にまわるのも腹立たしくなるほどだった。今日はそうした地方に高齢者すらだんだん少なくなっており、若い女性は介護の仕事をするにも地方を離れて首都圏に集中せざるを得ない現状が紹介されて、このまま行けば少子高齢化による人口減少に過度な都市集中が重なった「極点社会」に陥る危機が問題にされた。こうした「極点社会」は今や日本のみならず世界中で起きている現象のようで、実際問題、人が減れば不便になり、不便になればますます人が減るという負の連鎖に歯止めをかけるのは大変難しいことであろう。ちょっと救いだったのは平成の大合併に反旗を翻して独立した自治を守り通した福島県の矢祭町で、ここは全国から寄贈された本で図書館を運営したりというユニークな行政が以前から注目されたが、小さい町でも保育施設だけは都市圏にも負けないくらい充実させて、子供を抱える若い女性を近隣からも吸収しているらしい。小さい組織でもしっかりしたリーダーと協力体制さえあれば、こんな時代でもなんとか生き延びて成長する可能性がいくらでもあるという証拠だろう。




2014年05月02日

蟹ウニ弁当

大宮高島屋にやって来た北海道展でまたまたゲットしたやみつきの逸品です。
今週はふだん通り、仕事関係の連絡も少ないから落ち着いて執筆できたが、ずっと気になってたのはインターネットエクスプローラが危険だと警告されたニュースで、私はMacだけど、Windows系の方は修正ソフトが出るまで一体どうしてらっしゃったのか伺ってみたいところであります。
今週ちょっと驚いたのは札幌の連続爆破事件の容疑者が女性だったことで、確かに脅迫状の偏執的な筆致は女性らしい気がするものの、爆破という犯行が女性とゼンゼン結びつかなかったのは、やはり私の中にも偏見があったことを認めないわけにはいかない感じである。当初はJR北海道の経営問題に関係するのかと思ったのもさまざまな闘争・紛争を目撃した世代の偏見だったのだろうか。
偏見といえば、今週はいまだに人種差別が表面化してしまうことにも驚かされたが、サベツは「知性のない人間が自らの無知を宣伝する行為」だとしたオバマ発言はまことにごもっともで、その手のことをアベボンも嫌中憎韓の人たちに言ってやってほしいものであります。


コメント(2)

Windouwsに関しては呆けてやり過ごしていました。驚異が三千見つかりましたとか出た時はなんかおかしい?と思いましたが、手立ては思いつかず私のパソコンから個人情報が漏れたとしても、たいした情報は入れていないので(ネットでお取りよせさえしてないですし)。一回だけアマゾンで随分昔にしたかな?とは思いますが、妙に怖かった以外はあまり実感できていません。
 偏見に関しては、この世に優劣がある限り無くならないものだと思っています。しかし自分が許せず隠せないその思いを声高に言ったところで何か良いことがあるのだろうか?と思います。まさに自分の知性の無さを宣言していることだと考えが及ばない方が、そういう行為をするのだろうなと今のところ思います。ただアベボンは根拠無く人を差別しても自身で気づかない殿様かボンボンの印象を受けています。

投稿者 nao : 2014年05月02日 22:54

インターネットの問題はネットを使う以上いくら更新プログラムがインストールされても新たにウイルスを作る人間が出てくるので仕方無いと思います。ネットバンクも使ってますが、残金を少なくして対応してます。大抵は直ぐに更新プログラムがインストールされます。マイクロソフトが頑張らないと仕方ない。

あの嫌中憎韓は知性云々では無くて、不満の捌け口を持たない人、自分で自分をあやせない人が外に向けて自分の気持ちを発散させてるんや思いますわ。韓流のドラマに嵌っていた居た人がネットで韓国攻撃の文章を読んで突然憎韓になるらしいですから。いかに自分の心を持て余している人が多い事か!と思います。
ただ困るのは繁華街で他国の悪口を声高に言いながら大勢でデモをする幼稚さを何とかせんと恥ずかしい。特に大阪は中国や韓国の旅行客にドンドン来てもらいたいと府知事も市長も言ってるのに、この現象何とかしてもらいたいですわ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

投稿者 お : 2014年05月02日 23:17



2014年05月03日

アスパラガスとソーセージのスパゲティ

QPで見た料理のレシピを簡略化して作ってみた。潰したニンニクと鷹の爪の輪切りを入れたオリーブ油にアンチョビで味付けしてソーセージとアスパラガスを炒めところに茹でスパを加えただけ。
今日は憲法記念日とはいえ、民放局でも早朝から憲法論議をまともに取りあげていたのは世論が活発になってきた証拠なのだろうか。昨日のNHKニュースでは去年よりも改憲支持者が減少し、護憲支持者の増えたアンケート結果が発表され、ここに来てさすがにヤバイと感じる向きが多くなってきたような気がしないでもないけれど、現憲法下でも集団的自衛権が容認されるならそれでいいじゃないかとする人も多そうである。
 要するに、いざという時には戦争も辞さない覚悟を国内外に示したほうが、特に中国や北朝鮮に「売られた喧嘩は買いますよ!」という態度に出たほうが、却って向こうがヘンなちょっかいを出さなくて下手な紛争は起きにくいとするのが積極的平和主義なるものを唱える改憲論者及び集団的自衛権容認派の主張なのであろう。だが、それならそれで、侵略をした過去の歴史をしっかり総括しろ!と向こうがいいたくなるのは実にごもっともで、ヒットラーとナチの責任を徹底的に追及したドイツに比べ、一億総懺悔でごまかしてきたのは日本人相手ならいかにも通じそうな手だけれど、世界の中ではあまり理解されない発想だろうと私でも思うのだった。A級戦犯が合祀された靖国神社に詣ることがなぜまずいのかを理解できない人びとのほうが多い国というのは、今後もすることなすことすべて責任の所在を不明確にしそうだし、そんな国とは到底まともなお付き合いをしかねると感じる人びとのほうが地球上の人類の中では断然メジャーだろうと思うのだ。
改憲派の長老は「侮られないために」という言葉をさかんに口にしていたが、侮られるのは軍備を持っても使わないことではない。そもそも元首が誰なのか、すなわち国家の責任を最後にしっかり取る人物の存在を常に不明確にしている、そういう意味において子供っぽいまでに無責任な国が、軍事行使することの傍迷惑さ加減について自覚していない点こそが最も侮られるところだと日本人は知るべきなのである。
 所詮改憲派の長老といったところで80歳そこそこのジイサンさんでは実際に戦場へ出た経験も全くないだろうし、戦前の旧き良き日本も知らず、貧しい軍国少年の刷り込みの延長で日本が「侮られない」ことを念じるのであろう。それがまたバブル以降に貧しくなったと感じられる日本(物質的にはバブル以前よりずっと豊かなのだけれど)に育つ若年層の右傾化と呼応し合うのかもしれない。
 悪いけど日本が歴史上最もいい時代に育ったと自覚する私には、金持ち喧嘩せずで、日本が侮られるとは全然思えないのである。物質的な豊かさを得た国が目指すべきは、まだまだ物質的な豊かさを追求する段階にある国と張り合って角突き合いをすることではないはずだという発想が、豊かな時代に育った私たちにはあるはずだと信じたい。いずれにしろ超スピードで少子高齢化社会に突入した国が求めることは、高度経済成長やバブルよもう一度!では決してないだろうし、現在克服すべきは戦後の日本のように国としての貧しさなのではなく、国内における相対的な貧困の問題であるのは言うを俟たない。
外敵を作りだすことで国内の矛盾から目をそらさせようとするどこかの国と、日本が似た道を辿るような恥ずかしい真似は絶対に避けなくてはならないのである。
 


 


コメント(6)

本当に全く私もそう思います。
 韓国と中国は日本を敵国とみなすより手をとるように主導したほうが得策な気がしています。個人的に私は韓国も中国も嫌いでは無く好きです。なぜかといえば、政治家に振り回されたであろうこの国が、日本が敗戦で庶民がつらかった時に、手を差し伸べる良識のある庶民がいたからです。
 今の報道を見ると日本叩きをすることが手っ取り早いアピールなのでしょうが、戦後の血なまぐさいひどい状態でも偏見ばかりの中戦災孤児を慈しみ育てる少数派の方がいました。
 つまるところ、大変失礼だとは思いますが、中国も韓国も、日本も指導者や政治家に思慮が無いのでは無いかと今のところ思っています。

投稿者 nao : 2014年05月04日 00:06

そのとおおおりです。

投稿者 koyoji : 2014年05月04日 05:54

全くその通りです。松井様、nao様に同感。
人間として何が一番軽蔑されるか?過ちを認めず謝れない人。
中途半端な元「国民学校」で学び、兵役も経験していない方が「今の日本は軍隊が無いから若者が駄目になる。軍隊で鍛えなおせ」と言います。友人のかなり年上の旦那は若い頃は組合活動に熱心で自分達の待遇改善にはリベラル派で通してましたが晩年は軍隊の必要性を言ってました。自分が軍隊経験無いのに馬鹿丸出しですわ。ででも多いんですよ、今の80歳から75歳のくらいの男性に、元気ですしね。

投稿者 お : 2014年05月04日 09:52

本当に同感です。論旨はもちろん、ことばの的確さが嬉しいです!

投稿者 丹下 一 : 2014年05月04日 12:35

「軍国少年の刷り込み」本当に怖いです。神国であると本気で思っているのでは・・・洗脳の影響が70年経って出てくるのか・・・と思うような、街頭インタビューでもそういう方の意見が多くニュースに取り上げられている気がします。
海外の邦人救助に自衛隊派遣を可能にするという案も出されていますが、例にあげられている昨年のアルジェリアの事件では、人質(を含む犯罪集団)を攻撃したのは国軍です。「邦人を救出する」ために、アルジェリア軍と戦うということができるのか。少し前には、北朝鮮には日本を狙ったミサイルがあるのが確実だから先に撃つのは正当だという発言もありました。
想像力が足りないということは本当に恐ろしいことです。

投稿者 TAKA : 2014年05月04日 12:41

北風と太陽の寓話がのように、貧困、差別、圧政をなくすようにすれば戦争もテロも起きないのでは。戦争によって生まれるのは破壊、憎しみ、悲しみ、そして武器の発達だけ。

投稿者 tucci : 2014年05月04日 22:34



2014年05月05日

刺身の盛り合わせ、鴨の治部煮、蝦夷鹿のサラダほか

今週末も新緑の映える馬場で90分レッスンを2回受けて帰りに大宮東口の「魚匠 基」でお馴染みのバリキャリOさんと食事。
馬のお相手は超お馴染みアラブ鹿毛紳士のスーパー氏と小股黒鹿毛ヒメ。四月に受けたテストで今週めでたく合格通知\(^O^)/をもらえたのもひとえにスーパー氏のおかげだが、彼も暖かくなって筋肉がほぐれやすくなってるせいなのか、今週は何だかやる気マンマンで、こちらが合図を出さないうちからダーッと駈歩を始める始末だった。相当な高齢馬だけに、とにかく今後もできるだけ元気に走ってくれることを祈るばかり。
 ヒメはいつも一所懸命に走ってくれるマジメな牝馬なのだけれど、超まったりした気分の時と、ワタシ頑張んなきゃ!と張り切り過ぎちゃう時のモード転換とその落差があまりにも急激でこちらをビックリさせてくれる。今日も径路の最終ラウンドで、いきなり爆走し始めて、小股だからついていけないスピードではなかったものの一瞬ひやっとさせられた話をOさんにしたら、「乗馬はやっぱ度胸がつきますよね〜」という話になり、「部下と接する時にも結構役に立つような気がするんですよ。注意する時はきっちり叱って、いい仕事をしたらそのつど必ず賞める。これって馬も人も一緒ですよね」と、さすがにバリキャリならではの発言でした(^^ゞ




2014年05月06日

中華粥、香港麺、点心各種

五日は夕方から内山美樹子早大名誉教授、元大谷図書館事務局長の須貝さん、現代人形劇センターの塚田理事長、松竹演劇開発企画部の前川さんら早稲田OGメンバーと新宿3丁目の「美人粥」で女子会。
須貝さんから定年退職の通知を戴いたのと、内山先生から拙著「師父の遺言」に対する便せん八枚に及ぶご感想のお手紙を頂戴したご縁が重なったので、須貝さんの退職祝いを兼ねた女子会を企画して、先日オフ会でお世話になった「美人粥」へ裏を返す形でまたまたお世話になってしまった。
このメンバーが揃うのは十数年ぶりで、皆さんそれぞれお忙しいから個々にはお目にかかれても一堂に会することはなかなかできないだけに、今回須貝さんの退職をダシに集まれたのはラッキーというべきか。前川さんは拙著にも登場する、かつて武智鉄二師の秘書を務めてらした方で、現在はなんと故河竹登志夫先のお嬢さんとお仕事を共になさっている関係で、まずは両先生の思い出話にいろいろと花が咲いた。
塚田さんはアジアの人形劇の招聘活動をよくなさっていた関係で、近年の日本の右傾化ときな臭い風潮について互いに憂い合う仲なのだが、内山先生から頂戴したお手紙にも「日本を取り戻す」だの「戦後レジームからの脱却」と称する総理大臣のポスターを街角で見る不快さについて語られていたために、今回は皆さんと一緒にその手の問題を話し合ってみたいと思ってはいたのだけれど「今の政権みたいなことやってたら昔ならデモだけじゃ済まなくて暴動が起きるというか、大学は絶対ロックアウトになってたよね。今の若い人は一体どうなちゃってるんだろう」と口火を切ったのは意外や須貝さんで、そこから私が内山先生に話を振って、一体いつ頃から学生の右傾化が始まったんでしょうか?とズバリ質問してみたのだった。するとこれまた意外に明解な答えが返ってきて、「たとえば江戸時代はとにかく戦争をしない平和な時代だったのは確かだというような話をすると、それは武士というものがいて日本を守っていたからだというような反応をする子がぽつぽつ現れてきましたよね。で、小論文の審査をしてて、あっ、こいつは右翼だ、と明らかに思えるようなことを書く子が出てきたのは、九〇年代の終わりのほうですかねえ」とのこと。要するに現在30代後半から40代前半の世代からぼつぼつということになるのだろうか。なぜそうなったのは「私もわかりませんよ」と先生も仰言っていて、要はグローバリゼーションの反動という漠然たる理由でしか語れない問題ながら、「私は実際に目の前で人が殺される現場を見てるわけじゃないけど、それでも一つだけいえるのは、戦争は食べたいときに食べたいものを食べられなくということだけは知ってるつもりですよ。あなたたちは本当にそうなっても平気でいられるのかと、若い人たちに訊いてみたいですね」と断固たる口調で仰言ったのが印象的でした。


コメント(1)

いつも思うのですが安倍ボンの口癖「戦後レジームの脱却」あの方たちの世代で戦後体制の日本で何か不自由なさった事あるんでしょうか?あの方の周りも大伯父さまは沖縄返還でノーベル平和賞を頂いたり(私はあれ以来ノーベル平和賞は順番に来るもんやなあ、信用できん、と思ったけど)
戦後レジームで一番不幸だったのは終戦時の若者と直ぐ後に生まれた世代やと思いますが。

投稿者 お : 2014年05月06日 09:07



2014年05月06日

回鍋肉

よく作るのでレシピはカット。
連休最後の今日はえらく寒いし、昨日の朝は強震に揺れて、気象庁の発表をよく目にする昨今、昔はこんなに注目される省庁じゃなかったよな〜なんて思ってしまうのだけれど、江戸時代の年譜や日記等を読んでいると、今日の気象異常もあながち地球温暖化のせいばかりではなさそうな気がするほどカゲキな天候の集中する時期というものがあって、そうした時期にはまた大地震や噴火が起きているので、近い将来また何からかの激甚災害の起きる可能性が否定できないのは何とも恐ろしい限りだ。それにしても、よくぞこんな場所に沢山の人間がずっと住み続けてきたもんだと感心するくらい、江戸は激震災害の巣窟という印象を数々の史料から受けざるを得ないのだが、昔は瓦礫の山だらけになってもそのまま土に戻る建材ばかりだったから建て直しもスムースに行き、結果、人の立ち直りもずっと早かったのだろう。この列島に人間が住み続けようとするにはやはり木造の二階建てがせいぜいで、それが焼けたり壊れたりしてそのつど十年に一度くらいは新築するという伊勢神宮方式みたいなものがベストなのかも、という気がするくらいである。
ところで昨日は渡辺淳一氏の訃報に接し、つい最近までよくTVの画面でお見受けしたが、いかにも体調の芳しくなさそうなお顔だったのを想い出す。この方と私が初めてお会いしたのは自分が小説を書くなんて思いも寄らなかった遠い昔、舞踊家の吾妻徳彌さんと祇園のクラブいた時のことである。その日はたまたま京都でJCの会合があったため、タクシーがなかなかつかまらず、クラブの客が全員深夜の三時過ぎまで逗留を余儀なくされていたのだった。当時の渡辺氏は「失楽園」が刊行されたばかりのいわば絶頂期に突入された頃で、大勢の編集者を引き連れてえらいご機嫌ながら、知り合いの徳彌さんを見つけると編集者から離れて私たちと同席され、お互い四方山話で延々と時間つぶしをするはめになった。N賞受賞の際にはむろんそんな一夜のことを憶えてらっしゃるはずもないと思って話さなかったが、選考委員代表として壇上でスピーチされた時よりも、祇園のクラブでお会いした時のほうがいかにも氏らしい姿として私には印象深いのである。謹んで御冥福をお祈り申しあげます。




2014年05月07日

ニンニクの芽と牛肉と椎茸のオイスター炒め

熊本産の太いニンニクの芽があったので適当なオリジナル中華風レシピで調理した。牛肉は酒醤油胡椒胡麻油で下味してカタクリ粉にまぶして炒める。それをいったん取りだしてニンニクの芽と椎茸を炒め、肉を戻して豆板醤を入れて香り立ってからオイスターソース酒醤油を混ぜた合わせ調味料で仕上げた。太いニンニクの芽は柔らかくて甘みがあってGOOでした。
今週末の母の日を前に京都の妹から久々に電話があって、ふしぎとお互い見ている報道番組や気になるニュースが同じなせいか、相変わらずホンマに日本は一体どないなるのやろ (__;) という、今やまんざら杞憂でもなくなってきた話を聞かされたものである。「JTBとかが採用しはる社員は結構ええ学校出てるええ子ちゃんが多いと思うねん。そういうええ子ちゃんに限って、悪い点取ったテストは隠しとこみたいな気持ちになるさかい、これからの世の中ますます大変なことが起きそうな気がするわ〜うちの子みたいなそこそこの子は別にエリートにならんでもそこそこの幸せやったらええ思てるさかい、無理もせえへんから本人は気楽でええのやろけど、そんな子ばっかりが増えたらそれも世の中がまわらへんようになるで〜ホンマ日本はもう立ちゆかんで〜」と嘆くことしきり。彼女がいうそこそこの甥っ子はこれまた相変わらずAKBの握手会みたいなものばっかり行ってるそうで、「イマドキの男の子は別にどうしても結婚したいほどそういう気にならへんというか、別にそんなにせんでも平気みたいやし〜周り見てても、ええお嬢さんが全然結婚したはらへんし〜、そら日本は子供ができんの当たり前やと思うで〜それでいて女には子ども産め、おまけにせっせと働け、その上自宅で介護せえて、ホンマにアベボンはムチャクチャ言うてよるで〜」と憤慨しておりました(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

妹さんの無茶苦茶言うてはまったくだと思います。
 しかしまわらへんようになるでーと言う子が増えているし、世の中は正規職員をどんどん減らし。まさに今要職についているのは悪い点取ったら隠しとこみたいな方ではないか?とひやりとしています。

投稿者 nao : 2014年05月07日 22:32

いつもながら、お妹様のお話は「よう、言うてくれはりました」と思います。あの方普通の専業主婦も仕事と家庭を両立させてる主婦も見た事無い、特殊な奥さましか知らないからでしょ。

確かに「まわらへんようになる子」は増えてますね。結婚しない30過ぎの御子息、お嬢さん、ご近所にも親戚にも一杯!!

投稿者 お : 2014年05月07日 23:22



2014年05月08日

豚しゃぶのサラダ

Q P で見た料理。生姜とニンニクのみじん切り、酢、砂糖、醤油、胡麻油を混ぜ合わせた中華風のタレで食すポピュラーなバージョンだが、豚しゃぶ肉は茹でる前にマヨネーズを塗り、酒、胡椒を振ってしばらく馴染ませるひと手間をかけると肉が柔らかくなるという Q P の提案に従った。確かに少し柔らかくなったような気はするけれど、マヨネーズの消費を高めるためのムリクリ感なきにしもあらずです(^_^;)
食事しながら見始めた女子サッカーワールドカップ予選壮行試合なでしこジャパンVSニュージーランドをつい最後まで見てしまった。欧州チーム陣の招集ができなかったらしく、メンバーのほとんどが知らない顔で、中にもGKが日本人離れしたデカイ選手なのはいささかビックリ(!_+)前半は川澄が何本もシュートするなど全体に押し気味の試合運びで危なげなく一点を先制。後半は最初から逆に押され気味ですぐに一点返され、その後もひやりとするシーンが何度かあったが、相変わらず宮間のCKが頼もしく、再び得点して逃げ切ったのは何よりでした。




2014年05月09日

参鶏湯、プルコギ、海鮮チヂミほか

今日は午後から文春の川田さんが近刊予定の『老いの入舞い』の再校ゲラ受け取りを兼ねて新刊紹介のインタビューでお越しになったのだが、そのあと雑談になり、思わず聞き入ってしまったのは彼女が文春に勤務しながら高校の教育実習をしたという話である。それまでも勤務の合間に学生のバスケを指導し、それが高じて体育教師の免状を取得すべく、20年勤務の正社員でありながら、有給を使って教育実習に当てたというのだから、世の中ホント色んな人がいるもんだよな〜(!_+)〜と思うしかありません。
夕方には翻訳家の松岡和子さんとクラブの馬友オペラ歌手のSさんがわが家にお越しになり、「ねえ、見せて、見せて」と言われて恥ずかしながら四月に受けた馬術テストのDVDをお目にかけるはめに(^^ゞ この三人が集まれば当然ながら大半は馬の話に終始したのだが、S さんから聞いて面白かったのは、若いうちから酷使された馬は早くダメになるかと思いきや、却ってそれに馴れて年を取ってからも相当な無理がきく丈夫な馬になるという話で、要するに「鉄は熱いうちに鍛えろ」の格言はあらゆる動物に共通するのかもしれない。人間もやっぱ「ゆとり」とか言ってる場合じゃなかったのかも。
松岡さんには朝ドラで話題になっている「村岡花子さんにはお会いになったことがありますか?」と伺ったところ即座に首を振られて「でも私が翻訳家になったのはハッキリ『赤毛のアン』のおかげだと言えます。友達と『赤毛のアン』ごっことかもしてたし、『赤毛のアン』を読んで世の中には翻訳という仕事があるんだと初めて思ったんですから』とのこと。私も子供の頃に読んでいたものの、松岡さんがそう言われたのを、へ〜そんなに昔からある本だったんだ〜と妙に感心して聞いていたのだけれど、考えてみれば私と松岡さんは十歳しか違わないわけなので、あって少しもおかしくないのである。これは誰しもそうなのかもしれないが、自分より年上の方はもっと年上の人と一緒くたにしてしまうようなところがあって、松岡さんは自分より村岡花子さんの世代に近いような妙な錯覚が起きていたらしい。何しろシェイクスピア戯曲をすでに30作もこなした大翻訳家のイメージがあったせいかもしれない。もっとも私たちと話している分にはただの馬シカさんなのですが(^。^)


コメント(1)

本のエエ所は親子で読みつぐ本が必ずあると言う事ですね。「赤毛のアン」私は大人になって読んだのですが、娘がその後読み継ぎました。未だに親子で面白かった本の情報交換してます。もちろん私が読んだ松井様の著作は娘も読んでます。夫婦間でも読んだ本の話題があると喧嘩をしても冷え切る所まで行きません(^◇^)

投稿者 お : 2014年05月10日 07:56



2014年05月10日

蟹イクラ弁当

またまた大宮高島屋の北海道展でゲット。
今週気になるニュースといえばやっぱり3Dプリンターで殺傷能力のある銃が製造されていた件だろうか。もっとも、私はこの機器の出現を知った時にそうした危険性が真っ先に浮かんだが、こんなにも早く一般に普及してしまったこと則ち安価に市販されていることには愕然とせざるを得なかった。なぜその危険性が真っ先に浮かんだかといえば、子供の頃はよく男の子と一緒に遊んでいたからで、当時は花火以外の火薬のおもちゃ?がわりあい手に入りやすかったのだろう、男の子と一緒に遊ぶと2B爆弾やら地雷やらかんしゃく玉やらゴムのパチンコやらとにかく武器っぽいものを次から次へと手にするはめになったのである。つまり武器を作ってそれを使いたくなるのは♂の本能ともいうべきものなのだろうと私は理解しているのだけれど、武器がチャチなものからどんどんと進化して殺傷能力もハンパではなくなってきている今日、それを♂の本能だから仕方が無いという風に片づけるわけにはいかないのだった。武器を使った戦いで♂の淘汰が起きるだけなら、人類という種の未来がなくなりはしないから、ハッキリ言っていいようなもんなのである。問題は、殺傷能力の高すぎる武器が存在する以上、戦いが♀を巻き添えにするばかりか、地球の生命環境を危うくすることなのだ。ゆえに人類は今や♂の闘争本能をコントロールしなくてはならない時代に突入している。それは3Dプリンターで武器を作る個人を取り締まるといったマイナーな話から、国家間の戦争を絶対に回避する方策を取るといったメジャーな話に至るまで共通したことのように思えてならない。それにしてもイノベーションの異常なまでの発達は、それを扱う人間の精神的な進化を待てないことや、今回の事件にかかわらず情報発信や何かを含めて個々人のアビリティーが斯くも増した現実を見れば、それらを完全にグリップできる存在が無くなってゆく危うさも想像できるだけに恐ろしいといわなくてはならない。世界中で一触即発の危機が今後ますます生じやすくなりそうであります(-。-;)


コメント(1)

私も3Dプリンターにぞっとしたのですが、あまり深く考えず、電車にはねられた老人の妻に賠償命令と小保方騒動に興味を惹かれていました。
 前にも言いましたが、電車の事故のほうは何故こんなことになるの?と胸糞が悪いです。毎日懸命に介護をしてきた妻に責任をきせ国の責任には全く触れず。こんな判決を出す裁判官は徘徊のある老人と一緒に暮らす体験を一週間ほどさせて、その間の仕事は全くの素人に代替しても問題ないのではないかと思います。(基本的に国や大企業に逆らわず優遇した判決を必ず出せといい置けば誰でも良心を捨てれば出せる判決ですから)。
 論文騒動のほうは理研の報告とあなたは納得するか?というネットのアンケートのコメントを見ていました。私には理解しがたいのですが、半数以上小保方さん擁護でばかじゃないか?と思いました。また、理研の方々を非難する意見もかなりありましたが、なぜかその上司のササキさんを非難する意見は全くありませんでした。
上から目線で失礼ですが私は理研の方は気の毒だと思います。最も責められるべきは論文執筆を指導した上司で、山中博士も非常に気の毒に思いました。
 小保方さんは論文発表をした時にその内容ははっきりわからないのに、どうでもいい服装やその他のことがマスコミで流されて、とても違和感がありました。マスコミは今も小保方さん擁護の視点で流しているのだなとアンケート結果を見て苦々しく責任は問われないだろうけれどもいい加減にその姿勢は改めたら?とこれも偉そうですが思いました。

投稿者 nao : 2014年05月11日 00:31



2014年05月11日

上方ちらし寿司、アボカドと鶏肉のサラダ

乗馬の帰りに大宮高島屋の地下でゲット。
クラブのマスコットポニーが爆睡してしまう陽気に恵まれた今週末も90分レッスンを2回含めて計5鞍も騎乗。陽射しは相当強かったものの、幸い涼しい風に恵まれたのでそう汗はかかずに済んだし、思ったほどグッタリはしていません。お相手はいずれもお馴染みの高齢馬で、アラブ鹿毛紳士のスーパー氏はこちらが脚を使い続けた甲斐あって径路をノンストップで回ってくれたから少々自信がついたのだけれど、片や小股黒鹿毛のウマヒメはこちらが強い脚の合図を控えたせいか、なんと駈歩がほとんど出せないありさまにガックリ(×_×)どうやら駈歩練習の寸前に物音に驚いて動揺したため、私がびびって強い合図を出せなくなったようで、以前より大分打ち解けてはきたものの、やっぱり私が彼女をもひとつ信用できていない証拠だろう。ウマヒメに負けず劣らず私もビビリなのでしたf(^ー^;最後のお相手は信用抜群の超お馴染みハイセイコーのお孫さんで、不得意な右手前の駈歩が逆足になるなどしたものの、左手前の駈歩は相変わらず好調をキープしていて、今はスーパー氏よりも速くダイナミックに駈けてくれる。このお婆ちゃん一体いつまで元気なんだろう?私のほうが先にくたばっちゃうかも……てな風に思わせるところがスゴイ\(◎o◎)/!脚はさすがに細く硬くなってはいるものの、背中がまだ柔らかいので「これくらいならまだ転売できるという話でしたよ」とTさんに聞かされてビックリ(@_@;)何せ昭和生まれの馬で、人間なら百歳を超えてるわけだから、まさかにしろ「もしクラブが売りにだすなら私が真っ先に手をあげなきゃね」てな冗談が言えるほどお元気なのは何よりでございます。


コメント(2)

お写真見てビックリ、お馬さんが昇天あそばしたかと(^◇^)ポニーは横になって眠るんですね、あどけない顔で気持ちよさそう(^-^)

投稿者 お : 2014年05月11日 22:26

この世の中から隔絶されたような毎週の馬の様子と今朝子様の文が大好きです。お様、昇天の表現には少しニヤっとしましたがちょっとぎょっとしました。
 しかし私はやっぱり小保方さんが一番の関心事で、「本当にあります。」と言うのなら、さっさと誘ってくれるところに行って、実験に取り掛かり、今度は日時温度条件撮影した写真ををきっちり記載したノートを添付すれば科学誌にまた採用されるのではないの?と思っています。理研と裁判しても全く意味無いからと思うのは私だけ?。 マスコミも世間も騙されている可能性が高いな、なんとなく小保方さんが言ったことに振り回されている気がするなと今日は思っています。

投稿者 nao : 2014年05月12日 01:20



2014年05月12日

鶏肉の香り蒸し

QPで見た超カンタン安上がりな料理。フライパンに水で洗っただけの切り干し大根と斜め薄切りにしたセロリ、エノキダケを敷いて上に塩胡椒を揉み込んでしばらく置いた鶏もも肉をのせ、酒をふりかけ水を入れてふたを閉め15分ほど蒸し煮して見た目よくセロリの葉を散らすだけ。鶏肉より切り干し大根を美味しく食べられるようにする料理なのかも。
ついにワールドカップのメンバーが発表され、開催地ブラジルの状態が心配されつつも、来月には日本人の大半がサッカーのことでアタマがいっぱいになるんだろうな〜でも、まあ、それでナショナリズムが発散できるんならまだいいほうなんじゃないの〜てな風に思わざるを得ないのだった。先週の南シナ海での事件を見ても、中国の海洋進出が激しさを増すなかで、中央政府のグリップが本当のところどこまできいているのかも不透明な情勢だけに、今後ますます一触即発の危機に見舞われる率が高まるだろうし、日本の現政府がやっきになって行使したがっている集団的自衛権なるものが発動されるのも米国間とではなくASEAN諸国間とのほうが先だったりしかねない状況にあることははっきり認識しておきたいものである。とにかく戦前からの流れで見れば、日本はASEANの兄貴分づらをして他国が売られたケンカを片っ端から買って出るような真似をしかねない雰囲気があるわけなので、本当にこの問題は慎重の上にも慎重を重ねた国民的討議が必要であるはずなのに、実際問題としては公明党にエール送るくらいのことしかできないように見えるのが恐ろしいというべきか。


コメント(1)

しかし、集団的自衛権が発動されて、他国の喧嘩に割って入り当事国に自衛隊を派遣するとして、どれだけの自衛隊員が行くのかしら?防衛大学卒業のエリートは実際には戦わないし、一般公募の自衛隊員はどちらかと言えば「国家公務員だし、次の条件の良い勤め先がみつかるまで自衛隊員でいようか」が多いらしいですし、又入隊しても一般の会社よりも退職数は多いと新聞に掲載されてました。集団的自衛権が拡大解釈され、いつ海外の紛争地に派遣されるかわからない!と云う事になれば余計に除隊するでしょうし、若者の数は減ってますしね。

投稿者 お : 2014年05月12日 23:33



2014年05月13日

鱈のムニエル生粒胡椒添え、豆ご飯

生粒胡椒は翻訳家の松岡和子さんから先日マイブームとして頂戴したもの。実山椒の黒胡椒バージョンで、実山椒よりもマイルドだからどんな食材の料理にも合いそう。ハマる感じがわかりました<(_ _)>鱈はシンプルに塩胡椒とオリーブ油でマリネしてフライパンで焼いただけ。
食事しながら見たNHKクローズアップ現代では、アベボン政権の経済活性化策の一つとして健康食品の効能表示を規制緩和することの是非を取りあげたが、日本が見習おうとしている米国では実際の効能が認められないとする消費者の訴訟が相次いでいるらしく、一つ一つの商品はそう高いものではないけれど、消費者が一千万人を超すとなれば「大規模に行われる小さな詐欺」という表現がぴったりの事態になってしまう危険性に警鐘を鳴らしていた。経済活性化のためなら何をやってもいいというものではなさそうである。それにしても「大規模に行われる小さな詐欺」という米国の表現を今日聞いて、なぜか真っ先に私のアタマに浮かんだのは、支給年齢をどんどん遅らせようとしている日本の公的年金なのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

あっはっはと笑いました。確かに年金問題は75歳の支給にするのは詐欺ですよね。しかもそれを真面目に検討しているお役人は詐欺と言われたら顔を真っ赤にして怒りそうです。(そこまでするのなら、年金を廃止して今までの分を全て分割払いで返して欲しいです。)全く詐欺よりひどいのに。
 今までに何度も規制緩和と言う言葉を聞いてきましたが、それが行われたほうが行う前より悪い結果になっていることをわかっての確信犯なのでしょうかね。
 健康食品にしてもダイエットにしても偏りすぎずバランスよく取るのが一番大事で目先の利益や効果に捉われると、ろくなことにならないのではないかと思います。
 山椒は実を塩煮にしたことがあります。固く仕上がったのでこれが柔らかいともっと美味しい気がする?と思い、この黒胡椒は柔らかそうだけどどうなんだろう?と興味を惹かれています。
 

投稿者 nao : 2014年05月14日 00:36

肝心なことは消費者教育をしっかりするということなのでは。世の中そんな旨い話なんてないのですから健康食品なんて気休め程度に思えばいいものです。
それにしても、美味しんぼ騒動は何だかなあ。あの漫画は昔から食文化や食の安全について問うてきた漫画です。風評被害だと騒ぎたてる前に、本に書いてあったから、テレビで言っていたからと無批判に何でも鵜呑みにしてしまう人の方が問題ではないでしょうか?
放射能の影響は原爆やチェルノブイリという先例を判断材料にしてはどうでしょうか。

投稿者 tucci : 2014年05月14日 06:04



2014年05月14日

塩鯖、茹で筍と茹でアスパラガスの味噌マヨ和え

昔からこの時期に決まって作る好きなモノの味噌マヨ和えです∈^0^∋塩鯖は沼津産。
かつて「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ ! 」をキャッチフレーズみたいにしてたテレビドラマがあったが、集団的自衛権に関する有識者懇談会に出席してる人たちの中でも、いざとなったら戦闘機や潜水艦に乗ってくれる人がひとりもいそうにないのは言うまでもあるまい。でもって政府の経済財政諮問会議の下に設けられた「選択する未来」委員会も50年後に人口1億人程度を維持するために1人の女性が一生に産む子ども数に相当する合計特殊出生率を2.07程度に引き上げるっていうのだけれど、具体的に実現する方策みたいなものを想定しているのかどうか、物凄く気になってしまったのは、ナイジェリアの少女誘拐事件に関わったちょっといっちゃってる感じの宗教的リーダーが「女は学ばずに早く結婚しろ」と叫んでる映像が流れたからである。一度減少し始めた人口を維持するには、移民を積極的に受け容れるという方策しかないと思われるのだが、それにまったく触れずに出生率の目標だけが掲げられたことにはちょっと呆れてしまい、有識者会議といったって、どうせ役人の書いた作文がどっさりと積まれた前で、その場凌ぎの意見を聴取されてるに過ぎない人が多いのだろうけれど、とにかく現政権は日銀の超金融緩和策による円安誘導と、原発を他国に売り込むことと、武器輸出を緩和すること以外に日本経済を根本から建て直す何かをやってくれてるんだろうか?果たして必ずやってくれてるはずだと信じて、国民の60パーセント近い人が支持してるんだろうか?日本人全体にふつふつと疑問が湧いてくる今日この頃である。
ところで五十年後も今の人口をキープしたいという答申で、ふと想い出したのは『みつばちの大地』というドキュメンタリー映画の試写DVDだった。東京では五月末日から岩波ホールで、地方でも続々と上映されるようなので、虫が群がってる映像なんて絶対ダメ〜という人でなければ是非ともオススメしたい作品だ。現在世界中で起きているミツバチの謎の大量死が、別に謎でもなんでもなくて、人間の文明が複合的にもたらした必然であることが説き明かされる中で、彼らの減少は農業全体を破滅に追い込むという危機が語られるばかりでなく、彼らのコロニーのストレスフルな状態は人間社会の現実ともダブって見えてくる点が非常に面白いのである。で、なぜミツバチがそれほどストレスフルな状態に追い込まれたのかといえば、ここ数十年ほどで人類が極度の経済的な豊かさを追求し、それを決して手放そうとしないことが原因であるのは明らかで、そうした人類の状態をまるで『鏡の国のアリス』に出てくる赤の女王の言葉「同じところに居ようと思ったら全速力で走りなさい」のようだと表現したのを、私は人口一億キープ答申で想い出したのだった。人類全員が同じところに居ようと思ったら、早晩ミツバチのみならず地球の生命体が全部が喪われることになるのは間違いなさそうであります(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

出生率を2.07%に引き上げるって、誰が引き上げるの?
有識者会議のメンバーに出産可能な女性が何人含まれてるんやろ?こんな事は産む当事者が関わらなかったら全く意味が無い。
安倍ボンにも子供居ない、出来なかったら実の親が育てる事の出来ない子供を数人養子にして育はったらよろしいねん。子供を産み、育み、一人前にする事が今の日本でどんだけ大変か分かるん違いますか。その上でその子を自衛隊に入隊させて、紛争まっただ中の国に派遣する。これほど安倍ボンが好きな「お国の為に」というフレーズと合う事おまへん。昔社会党の土井委員長の事を自民党の金庫番、金丸はんが「あの人は、お旦那が居ないから世間がわからん」と言ってましたが、その言葉すっくり安倍ボンに替えしますわ。

投稿者 お : 2014年05月15日 11:12



2014年05月15日

水菜と明太子のスパゲティーほか

今日は午後からホテル・オークラで新浪剛史ローソン会長と対談したあと、新宿で幻冬舎のヒメとさまざまな仕事の報告をし合ってから新国立劇場でシェイクスピア作・白井晃演出の「テンペスト」を観劇。出ずっぱりになるので、アベボンの記者会見はしっかり録画して出かけたものの、その件に関しては後日に致します。
新浪氏とは「文藝春秋」別冊?の特集ページに掲載予定で、茶道を通して日本文化を語るといった内容の対談をさせて戴いた。氏は裏千家の桜井宗幸師に入門され、忙中閑を見つけつつ結構ホンキで茶道に打ち込んでらっしゃる様子がわかったことや、経営者としての心境をわりあい率直に話されたことも面白かった。長身のスポーツマンタイプだが、わりあいナイーブな面も垣間見られるなかなかにチャーミングな男性で、もちろん初対面ながら、とても気さくな感じでお話ができたのは何よりである。
「テンペスト」はこれまでにさまざまな上演で、それなりに面白く見ていながら、イマイチ腑に落ちた気のしない芝居だったのだけれど、今回はこれが正解かどうかは別にして、なるほど、こういうふうに解釈したわけか〜とハッキリわかる芝居にはなっていたように思う。一口にいうと主役プロスペローの姿を通して「死」を目前に意識した人間の孤独を描くことに終始した芝居であり、プロスペローの視点による一人称的な展開を図った結果、他の部分は相当に削ぎ落とされてコンパクトになり過ぎている印象を受けるのだった。映画化ならともかくシェイクスピア劇の舞台化でここまで一人称的に展開するのは珍しいように思うし、私は初めて見た「テンペスト」で小池朝雄の演じたキャリバンのセリフが素晴らしく印象に残ったものだから、この芝居をプロスペローだけのものにしてしまうのは相当に惜しいような気もするのだが、プロスペローの姿に「死」を目前に意識した人間の不機嫌さと寛容さの双方を強く映し出すことで、この芝居の時代を超えた普遍性が現代人に最もわかりやすい形で提示されているようにも思えるのだった。一人称的な展開をより強く感じさせたのは、主演した古谷一行の映像系の人らしい内省的なエロキューションによるところもあったのだろう。舞台を奥深く使いながら膨大な数の段ボール箱を可動装置に積んでそれを重ねたり崩したりする場面展開や、音楽のタッチやダンスの挿入の仕方などで、舞台全体が「維新派」のそれのように見える一瞬もあった。




2014年05月16日

野菜の卵とじ甘酢あんかけ

昨日のQP料理。かに玉の安上がりバージョン。ニンジンの千切り、豚ひき肉、もやし、ニラの順に炒め合わせて塩胡椒醤油少々で味付けし、溶き卵をまわしかけフタをして弱火で火を通すだけ。出汁、砂糖、醤油、酢、カタクリ粉を合わせた甘酢あんをかけて食す。
今日の午後は講談社ライツ企画部の寺西部長と文庫担当の石田さんと大宮「サブリエ」で打ち合わせ。拙著の一部を映像化する許諾をめぐっての話し合いだったのだが、その話が早めに済んだ後、だしぬけに「松井さんは今でも富岡多恵子さんとお付き合いがあるんですか?」と訊かれてビックリ(!_+) 聞けば寺西さんは以前、純文学系の文芸誌『群像』の編集部で富岡さんの担当をなさっていたそうで、「あの頃は、ケサコが、ケサコが、ってよく話に出てきたんで(私のことを)憶えてたんですよ〜」と聞かされて、いったい人はどこで何を言われてるかわかったもんじゃないよな〜と思いながら、こちらも負けずに当時の富岡さんのことを何かと話のネタにしたのでした(^x^) 五年前にお会いした時は昔とさほど変わらない感じだったとはいえ、今や もう傘寿に近いお歳かと思うと過ぎ来し方が偲ばれて、月日の経つのがあまりにも早いことに黯然とさせられる。毎回書いてるようだけど、人生は誰しもホントあっという間なんですよね〜(v_v)
私のほうは 角川とドワンゴの経営統合のニュースを聞いたばかりとあって、「講談社はどうするの?」と訊いてみたのだが、紙離れが難しい社風は相変わらずのようだし、実際のところ電子媒体は課金が難しいことに加えて、端末の進化が激しすぎるのでそのつど対応しきれなくなっちゃう問題も抱えてたりするしで、出版界の大勢は当分まだ紙頼みという雰囲気のようでした。
ところで今日は単行本担当の堀さんも、産休中ながら、久々に話したいとのことでいらっしゃる予定だったのだけれど、「実はけさ生まれたという知らせが入ったんですよ」と石田さんに聞かされて、「ええっ、そんな状態で来るつもりだったの……」と私はまたまたビックリ\(◎o◎)/ やや早産ながら無事なご誕生だったそうで、今日の今日という本当にフレッシュなおめでたニュースを聞いて、とっても嬉しい気持ちになりました\(^O^)/


コメント(1)

初めてコメントさせていただきます。
今朝子様のお名前を最初に知ったのは『伝統芸術とは何なのか』を読んだ時なので、もう四半世紀前になります。私は午年早生まれの還暦ですから、貴女様とは同学年(早稲田の他学部に在籍していたので、どこかで擦れ違ったかもしれません)です。やや高価だったその本を迷わず買ったのは、富岡さんの著書は、私が高校二年の時に雑誌で一読惚れして以来、すべて購読しているためと、武智鉄二氏のことは市川雷蔵関連で興味があったからです。私は幼児期に三本立て映画で観ていた頃から、雷ちゃんの大ファンなのです。
確か富岡さんは、伯父上が京都南座の大道具の棟梁だった関係で、ご自身がファンだった壽海さんの楽屋でお茶をご馳走になったとか、莚蔵の女形を「玉三郎よりきれいに見えた」とか、亡くなる少し前の雷蔵を歯医者の待合で見かけたことがあるとか、書かれておられたように記憶します。
『師父の遺言』には『西鶴の感情』文庫解説文より詳しい内容が書
かれていて、とても興味深かったのですが、お二人の「距離感」のごときものが何となくわかったような気がしました。
『師父ー』は膨大な資料を駆使した「評伝」のスタイルを借りて見せながら、抑制の効いた筆致で描かれた、富岡さんいうところの「小説」にあたるような気がしました。とにかく面白かったです。
『群像』誌上か何かで、お二人の対談が読めたらいいのになあと淡い期待をしていたのですが、その予定はなさそうですね。
今朝子様は胆嚢に不安材料をお持ちとか。たかが胆石と侮るなかれ。私は五年前まで東京で病院勤めをしていたので、色々な例を見ています。ストレスと脂っこい食事が悪影響しますので、お身体にお気をつけて、執筆をお続けくださいませ。

投稿者 愛媛のヒロコ : 2014年05月20日 01:05



2014年05月17日

カレー

市販のレトルトで手抜き晩ご飯(^^ゞ
さて今週一番のニュースはやっぱり集団的自衛権の問題でしょう。これまでも安保で結ばれた米国とは基地の提供を含めて密接な軍事行動を取ってきたはずなのに、今さらなぜ集団的自衛権をわざわざ言いだすのか、そのホンネは見えないまま、アベボンの熱意ばかりを見て、あんなに熱心なんだから賛成してやろうじゃないかという人も結構いそうな「おめでたい国ニッポン」の歴史について、物凄く大ざっぱに、つまりは超俯瞰的に考えてみました。
 まず憲法九条は第二次大戦後の日本をいわばインポテンツにさせたものであり、それをなんとか正常な状態に復そうと考える人たちが現政権を支えているわけですが、戦後に多くの人がその異常な状態を甘受し、むしろ歓迎したのは、自分たちが始めた戦争を自分たちではなかなか終わらせられなかったという認識があったからにほかなりません。
 ところで、ちょっと話が飛びますが、自分たちが始めたことを、自分たちで終わらせられなかったという例で、私が真っ先に思い浮かべるのは江戸時代の鎖国。それは徳川政権が始めたにもかかわらず、一体だれが始めたのかも知らないような世襲のおバカな幕臣が増えている中で、開国することを自分たちで決められずに天皇家へボールを渡したのは、結果的に明治維新につながって日本の近代化をスムーズにさせたという点で良かったことのように思われてはいるけれど、この国の権力の無責任構造を象徴する出来事のような気がしてならないのです。
 翻って第二次大戦を終わらせられなかったのは天皇の統帥権のせいとしながらも、九回裏満塁でボールを渡された投手に敗戦の責任をすべて押しつけるのはあまりにも気の毒だというような国民的コンセンサスも当然あったのでしょう。それはまた一方でA級戦犯が身代わりに責任を取ったというふうな認識につながり、今となっては結果的に敗けたから責任を取らされるはめになったのだというふうなすり替え認識も起きている中で、どこの国と戦争をしたのかさえ知らない人たちが増えている現実は如何ともしがたいものがあります。
 それにしても何か大きな決断をしなくてはならない時に、為政者が他者のご託宣みたいなものをあてにする体質は、今回の集団的自衛権に関しても、まずオバマから歓迎の意向の言質を取ったことに現れているような気がします。昔なら天皇のご託宣を仰いでいたわけですが、重大な局面で為政者がどうしてそうした発想になるのかといえば、天災の異常多発地帯にあって人知人力ではどうしようもない出来事が常に起こりやすい国土のせいかもしれません。従って為政者の無責任体質に対してわりあい寛容な民族でもあるわけで、それはたとえばかりに東京オリンピック開催時に巨大地震が起きて世界中のアスリートを集めた選手村が壊滅するような事態になっても、歴代の都知事に責任なんて取らせようがないという感じに近いのだろうと思います。
 とにかく日本人のDNAには天災多発によって上から下まで「仕方がない」という感覚が浸み通っているのかもしれません。太平洋戦争を政府や軍中枢部でさえ追い込まれて「仕方なく」始めたように認識している一方で、民衆は駆り立てられて「仕方なく」戦場に行ったというふうな認識が多数派だったのでしょう。そこにあるのは常に被害者の視点です。そうした民族性を顧みる時、イシバ君がいうように、この国はもう十分に民主主義が成熟しているはずだから、暴走に歯止めがかけられないことなんてあり得ない、と断言できるのかどうか、私個人は甚だ心もとなく思っています。まして日本を「神の国」とか今でも平気でいう政治家のいる政党が最も支持者を集めている現実を顧みる時、この国は本当に大丈夫なんだろうか?と思わずにはいられないのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(4)

戦後、日本は憲法9条で戦争を放棄しているから無害ですよーと国内外にアピールして経済活動に邁進できたのかもしれません。戦力の行使なんて、敵をわざわざ作って余計負の連鎖にはまりこんでしまうだけだと思います。いざ行使となっても絶対最前線に立たなそうな人ばかりが推し進めていますね。安倍さんの暴走をなぜ誰も止めないのか不思議です。でも、あんな人を選挙で当選させ、暴走ができる環境を作った、国民に責任があります。1930年代40年代のドイツや日本が戦争にのめり込んでいったのは今の日本のこういう流れだったんだなと思います。

投稿者 tucci : 2014年05月17日 23:21

今日の集団的自衛権については確かにそのとおり、戦争に突き進む可能性のある改憲なんて(厳密に改憲で無く解釈を変える?結局中身は改憲と同じでないの?)真っ平御免。と思いますが、ただ一点だけ考えがまとまらないのは、アメリカに守って貰っている状況は異常だしこのためにアメリカに日本は家来か奴隷のように扱われるのを我慢しなければならないのは良いことでは無いのでは?とは思います。そして戦争は拒否したいけれども自力だけで日本は守れずアメリカにおんぶに抱っこは卑怯では?と言う迷いもあります。
 これに関して全くこれだと思う考えに行き当たっていないのですが、守って貰うだけじゃなくて積極的にアメリカに協力できるように改憲しようのアベボンは何か全て間違っているような気がして私は理解ができません。

投稿者 nao : 2014年05月17日 23:41

飛躍していると思われるの覚悟で先日から考えていた事を書きます。安倍さん、軍事増強による税の徴収をしやすくしてるんじゃないかな?と思うんですよ。軍備なんて底なしに税金を投入できます。お祖父さんの岸信介、フジ産経グループの創始者鹿内さんも軍需工場からのバックマージンで戦後思うように世渡りしました。あれの再来で安倍派閥を作り首相を辞めてからも思うように政治を操りたいんじゃなかな?安倍さんが自衛隊海外戦場地派遣を決め、軍備を使える範囲を決めて実行できるかな?と思うんですよ。石破さんならやるかも?ですが、いざ戦死者が出た時に自分で責任ある道筋つけれるような政治家いないですもん。お金かな?と思う所です。

投稿者 お : 2014年05月18日 10:56

大きな声で強く言う人達がうっとおしくて、つい黙ってしまいそうで怖いのです。選挙で意見表明をしたいのですが、今したらどんな結果がでるか、ゾッとする様な事になりそうで暗澹としてしまいます。

投稿者 koyoji : 2014年05月18日 17:29



2014年05月18日

刺身の盛り合わせ、カサゴの唐揚げ、鰤のあら煮ほか

今週末も新緑の映える馬場で90分レッスンを含めて3鞍騎乗。90分レッスンのお相手は相変わらず超お馴染みアラブ鹿毛紳士のスーパー氏で、適宜に鞭を使って、いつもより少し速めの快走をさせられたのに気をよくして、今週こそ小股黒鹿毛のヒメをちゃんと乗りこなそうと意気込んでいたにもかかわらず、なんと病気休養で乗れなかったのは実にザンネン。毛深い子で夏に弱いという話だから、このところ急に暑くなったのが応えているのだろうか。ただしエサは食べていて、私の手からニンジンもしっかり受け取ったし、そんなに重病というわけではなさそうなのが何より。ヒメに代わって乗った鹿毛牝馬レフィ嬢は肌に触れられるのが絶対ダメ〜な若い女の子で、初騎乗とあってなかなか勝手がつかめず、最後まで高速速歩で逃げられて駈歩が出せずじまい。いやはや馬の乗り方は一頭一頭それぞれ微妙に違ってはいるのだけれど、私はどうも人見知りならぬ馬見知りが激しくて、乗り慣れた馬だと強めの合図を出せるのに「初めての馬だからか脚が馬から離れちゃてるんですよ〜」とインストラクターHさんのご指摘通りで、レフィ嬢にもそのうちなんとか乗り慣れるようにしなくてはなるまいと反省しきりでした。
夕方には現代人形劇センター理事長の塚田さんをわが家にお迎えして近所の「魚匠 基」で食事。さまざまな話をする中で、近年は日本文化を海外に紹介する事業に対する補助金が増える一方で、海外からの招聘公演に対する補助金はがくんと減ってしまった現実を聞かされて、日本を世界にアピールすることも必要とはいえ、若い世代が異文化に触れ合うチャンスを減らすのもどうかというような話にもなり、また長年アジア人形劇を招聘してきた方だけに、きな臭いアジア情勢についても何かと話し合うことになった。




2014年05月19日

揚げ出し豆腐&鶏肉

QPで見た意外とカンタン安上がりな料理。豆腐は水気をしっかり抜き大きめに切って薄力粉をまぶしてこんがりと揚げる。鶏胸肉は削ぎ切りにして塩酒で下味し同じく薄力粉をまぶして揚げる。これに塩茹でしたスナップエンドウを添えて味醂醤油塩で味付けした出汁をかけるだけ。
昨夜は塚田さんと不穏なアジア情勢についての話がいろいろと出て、「こんな風になってくると、防衛問題もアベが勝手に言ってるだけという感じには受け取れなくなってきちゃうのが困ったもんですよね」と塚田さんが言い、「まるで中国と日本の政府がグルになってわざとキナ臭くしようとしてるみたいだもんね」と私も言ったりしてたのだけれど、一方で沈没事故に端を発した一連の韓国報道が異常に多いことなども含め昨今のTV報道の偏りも非常に気になってはいるのだった。前にも少し書いたが、拙著『円朝の女』を創作する際の資料として、日清戦争前夜当時の新聞を片っ端から読んだ際には、朝鮮の現状が案じられるという類の記事や、清国は平気で残酷なことをしているという類の記事がやたらと扇情的に書き立てられているのを目にしたため、なるほど巷ではこうして戦意が醸成されていったわけか〜と妙に納得し、以来、日本のマスコミ報道には常に冷めた目を向ける必要を感じているのだった。で、その話を塚田さんにしたところ「確かにマスコミ報道を見てると、世の中のムードを変える何らかの強い意志が陰で働いてるに違いないということは、民主党が一気に凋落した時も、小沢バッシングの時にも感じたんですけど、それって一体何なんでしょう?そこがよくわかんないんですよね」と塚田さん。「そうなんだよね〜意図的に報道が操作されてる感じはするんだけど、具体的に誰がどういう目的を持ってそんなことをさせてるのかがイマイチよくわかんないんだよね〜政界よりは財界のほうが力はありそうなんだけど、日本はまだ米国ほど目立つ形で軍需産業に依存してるという気もしないんだよね〜それともこっちが知らないだけだったりするのかなあ」と私も首をひねるばかりでした。


コメント(1)

今や世界中に紛争の火種がまき散らされている状況です。この状況で一番得をするのは、軍需産業の輩です。その大物はアメリカの背後で世界を操っているのではないかしら。アメリカは日本に圧力をかけ、日本の首相は喜んで言いなりになろうとしているようにみえます(自己陶酔?)。戦争ができる国になったとしたら、私たちの頭の上に爆弾が降ってくる可能性が高まります。もし原発に爆弾が落ちたとしたら、日本は終わりです(地球も!)。巨大地震と原発という時限爆弾を抱えていることを日本人は忘れてはいけないと思います。

投稿者 ys : 2014年05月20日 20:34



2014年05月20日

塩鯖、ネギ坊主のベーコン炒め

大宮のクインズ伊勢丹では埼玉県下の特約農家からときどき珍しい野菜を仕入れているが、今日は岩槻産の小さなネギ坊主が売られていて、これって食べられるものなの?と興味津々でゲットし、ベーコンと炒め合わせて塩と生粒黒胡椒で味付け。ネギの臭みがほとんどなく、意外なほどさ柔らかくて、坊主の部分は独特の食感でとても美味しく戴けた。天ぷらやグラタンにしてもよさそうである。
今夜こうした手抜きの料理になったのは、このところ例の顔面痙攣が強く出るので、昼間久々に金の棒を用いるごしんじょう療法に出かけたからなのだけれど、療法を受けるとかなり治まるのは確かだから、やはり先生が仰言るように、東洋医学でいう邪気を人体にもたらす現代最大の元凶は電磁波だとの説もあながち荒唐無稽と退けることはできない気がしてくるのだった。でもって先生は「先進国で日本だけですよね、電磁波を全然規制せず野放しにしてるのは」と憤ってられるので、そういえばその昔ケータイを使ってる人が自分の周りではまだKさんという某歌舞伎俳優のマネージャーしかいなかった頃、あんなにケータイ使ってたらKさんはそのうち脳腫瘍になっちゃうよね〜と周囲の人が言ってたのを想い出したものだ。ケータイがキケンだなんて日本ではもう誰も言わなくなったが、ちょっと調べたら確かに欧米ではキケンとはっきり認定しているわけではないにしろ、安全かどうかもわからないので、一応は使用に関して年齢制限を設けたり、使用を抑えるよう勧告しているケースが多いようである。
もちろん何もかも電磁波のせいにはできないが、とにかく昔には無かった、あるいは稀だった病気がどんどん増えていたり、昔には考えられないような精神の持ちが存在する現実を見ると、そこには現代のイノベーションが便利さや快適さと引き替えにもたらしたダークな一面を想定しないわけにはいかなくなるのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

ネギ坊主って食べれるのですね。最近は野菜も多種出てきます。塩味がする野菜、名前が思い出せないですが、生野菜サラダのアクセントになり美味しいです。ワサビの葉も関西では売って無かったですが最近は良く売られています。さっと湯に通して使うと美味しいです。電磁波、少し前まではIHコンロは電磁波が出るので癌になる、と書いた本も出版されてましたが、最近は見かけなくなりました。真偽のほどは分かりませんが、私は家の中で火を燃やすのは危険な年齢になりつつあるので、もう7年前から全てIHを使っています。今の所癌にはなって居ませんが、今後はわかりません。しかし便利だし、火事の心配も全く悪い無いわけではないですが、火を燃やすよりは安全ですし。安全と危険の兼ね合いの中で今を生きるしかないですね。もうPCも手放せませんし、携帯は尚更です。

投稿者 お : 2014年05月20日 22:28

葱坊主これは長ネギのものでしょうか?田舎では沢山の葱坊主がありましたが食べることはありませんでした。機会があったら食べてみたいなと思いました。
 電磁波に関しては今当たり前になっているので少し考えなければと思います。
 アニメ映画が嫌になるほど人気を博していると見ているのですが、ぽにょと千と千尋はまあまあでした。かぜたちぬは映像は美しかったけれども何が良いのか私には理解できませんでした。
 アナと雪の女王は何度も見ても良いほど好きになりました。ただし、子供向けなら60メートルはあるところから落ちたら確実に死ぬのに平気と子どもが誤解する可能性があると思いました。そのほかはミュージカル好きなので嵌っています。

投稿者 nao : 2014年05月21日 01:19



2014年05月21日

鮎の燻製、ブイヤベース風カッペリーニ、ポークカツレツ、尾長鯛のポアレほか

大宮のイタリアンフレンチ「レ・スリジェ」で新潮社の小林姐さん、田中範央氏と食事。
「松井さんってホント色んな経験した凄い人なんだ〜と改めて思いました」と開口イチバン範央クンは仰言るし、「いや〜正直ホント感動しました!」と姐さんにまで言われるとさすがに面映ゆい感じはしつつも、『師父の遺言』がちょっと意外なほどおふたりに受けたのは何よりで「黒の目次もかっこいいし、上製で溝のある角背は今や滅多にないからホントにしっかり造ってるな〜と感心しました」と範央クンは造本までべた褒めする始末。とはいえ新潮社のおふたりがわざわざ大宮に足を運びながらそれだけで済ませるはずがないのは当然で、「さあ、そろそろうちと仕事しましょうよ」と姐さんに斬り込まれ、「やっぱり京都の料理屋を舞台にした小説を書きましょうよ。お母さんをモデルにしてもいいし、いくらでもネタがあって書けそうじゃないですか」「そらまあそうなんだけど、ただ新聞連載も始まるし、ほら、顔面痙攣の不安も抱えてるから、あんまり無理はしたくないんだよね〜」と私。「そりゃ作家の方からお体の具合が悪いといわれたら出版社は引き下がらざるを得ないんです。ただね、そんな場合でも、確かにお仕事はなるべくお控えになったほうがいいかもしれませんねえ。でも、うちだけには書いて下さいね、って言うもんなんですよ」と相変わらずしぶとい姐さんの攻勢にタジタジでした(^_^;
別れ際に出たのは「そうそう今日しそびれたアベの話。ホント大問題なのに、みんななんで怒らないんですかねえ。彼の祖父さんあんかあの世から見てきっとこう思ってるんじゃないかなあ。孫よ、お前は楽でいいなあって。この問題に関する限り、別に好きじゃないけど公明党を応援したくなっちゃいますよ」とのことでした。




2014年05月22日

豚のしゃぶしゃぶ、フォアグラの西京漬け、海老しんじょ、鰹と旬野菜のサラダ、バーニャカウダ

オフ会では幻冬舎のヒメにプライベートなお世話をかけたので、前から慰労会をしたいと思っていて、今夜ようやく近所の隠れ家レストラン「大宮0760」で食事をご一緒した。この店は一昨日TBS夕方の報道番組Nスタでユニークさを売り物に繁盛している店として紹介された映像を見て、わが家のすぐそばだとわかったのでお連れしたのだけれど、とにかく知らなければゼッタイ中には入れないし、知っていても入り口のドアを開けるのは一瞬躊躇されるくらいの廃ビルっぽい外観で、ヒメも「ええっ!ホントにこんなとこ入っていいんですか?」と驚かれ、その後スタイリッシュな内装の空間にゆっくり落ち着いたところで、「なんだか三茶にありそうなオシャレな店ですよねえ」といわれ、人を初めてご案内する店としては、結構面白いかもと思われました。
ヒメとは新聞連載を予定している新作の構想について何かと話し合ったりもしたが、概ねはとりとめない雑談をする中で、最近のTVドラマはひと頃に比べると恋愛モノが非常に少なくなっていること、そうした傾向は文芸界にも顕著に現れ、近年はストレートな恋愛小説で大ヒットした作品がまったく生まれていないという話を聞かされたのが面白く、「若い人は別に恋愛に興味をなくしたわけじゃないとは思うんですけどね〜」とヒメ。「興味なくしてたら、日本人が今後ますます生まれにくくなるってことなんだろうか?」と私(@_@;)


コメント(1)

遅ればせながら「師父の遺言」読み始めました(^◇^)まだ松井さんの幼少時代からミッション系の学校にすすまれた所までですが、年齢的には私は8歳ほど上ですが、親の身勝手な躾とか、わけがわからない事で怒られたり体罰もしょっちゅうだった話とか、いつも他人、私の場合は自分にとって何にあたるか分からない人が一緒に住んでいたりとか、本当にわが身とそのままあてはまる所が多く、ほくそ笑みながらゆっくり読ませて頂こうと思います。
しかし親に体罰を受けた事で恨んだりしたことは無かった。どこの家もそんなものでしたですね。

確かに最近はサスペンスばかりで純粋な恋愛ものはTVドラマで見かけないです。若い人も恋愛にまともに取り組まない?醒めてるのか諦めてるのか?わからないですが。まさに「笛吹けど踊らず」子供を増やす事は政府の希望だけですね。

投稿者 お : 2014年05月23日 14:27



2014年05月23日

スープカリーセット

整体治療の前に新宿中村屋で食事。
今週やたらと体のメンテをしているのは来週ちょっとハードな講演旅行をするためだが、例の顔面痙攣を除けば体調はいいほうで、むしろ食欲がありすぎて体型にイタイ結果を招いておりますf(^ー^;
ところで昨日ヒメと話して、今週お互い一番ショックを受けたニュースはアスカの逮捕ではなく、東電福島原発で事故直後に9割の所員が所長命令に反して逃げていたらしいという件だった。
事故直後に、アメリカ在住の長かった旧友モリが日本の対応のまずさにあきれ返って「アメリカならこういうときは死んでもナントカする人がゼッタイ現れるんだよね。それが戦争をしてる国ってことなのよ。そういう国じゃないと原発なんか持っちゃいけないんだよね」と電話で話したことを今度の件でまた想い出したものである。そういう人が現れなくて済んでたことを日本はむしろ誇るべきだとした上で、原発を持つ覚悟が本当にあるのかどうかひとりひとり改めて問い直してみるべきだろう。関電は大飯原発再稼働差し止め訴訟の控訴をするにしても、逃げた東電社員を果たして自分たちはどう思うのか社内アンケートをしっかり取ってからでも遅くはなかろうと思う。


コメント(2)

明治時代に陸軍がドイツから招聘したメッケル大佐は日本人参謀の通癖として、「状況を安易に判断する」、「希望的観測で行動する」と言ったそうですが、原発再稼働の動きなどを見ると、政府や東電上層部はその頃と感覚が変わってないようですね。
では、所長命令に反して逃げた人たちは、無責任なのか、はたまた「希望的で安易な判断」をしなかった人たちなのか?
いずれにしても、日本は原発は持つべきでないという結論になりますよね。

投稿者 礼華 : 2014年05月24日 08:57

アスカの事はかなり以前から噂になってましたし、芸能人の大麻や麻薬の件は「またか」で正直、自業自得。精神的に弱い人間がポロの芸能界やプロスポーツに入るのは辞めた方が良いと思うだけです。

東電の件は呆れました。しかし、今さら逃げた人達を責められない。関西ではよく言われてました「発電所の現場で働いてる人は刺青をしたくらいの人間でないと務まらん」それだけ怖い仕事場だと分かっても其処しか働く所の無い人達が一番危ない所を引きうけているから原子力発電は動かせる!今までもその方達の犠牲的な働きで電気を使えていたのです。関西は直ぐ近くの北陸に原子力発電所が並んでますから身近に怖さを感じられた。東京の方達は今回の地震と津波で自分達が使っている電気が福島の原子力発電所で作られている事を初めて知った方が多かったようですね。どんな方が危険な所で働き電気を生産しているか?使っている者は知っておく必要がありますね。
若い方が安倍首相を支持して「日本が危険に侵される前に攻めるべき」と言ってますが、「じゃあ誰が責めるの?」「自衛隊がいるから」と簡単に答える、人任せならどんな危険な事も簡単に判断してしまう。その風潮が一番恐ろしいです。

投稿者 お : 2014年05月24日 13:56



2014年05月23日

中華三点セット、おこわ、生ハムのサラダ

大宮高島屋の地下でゲット。明日から講演旅行のため料理はカットした。
去年秋田県下の高校文芸部の大会で講演した際、同行された一ツ橋文芸教育振興会の田村次長の地元が出雲と伺って大遷宮の話で盛り上がり、出雲大社は是非とも参拝したい神社だと話したところ、今年さっそく出雲市の高校二校で講演するオファーを戴いた次第。
出雲大社にこだわりがあるのは別に今さら縁結びを願いたいからでは全然なくて(笑)、以前祇園八坂神社の氏子だった私が今また大宮氷川神社の氏子となり、偶然にも双方共にご神体が素戔嗚尊であるところから、それこそ何やら不思議なご縁を感じて、一度はスサノオの本家本元に詣りたいと思っていたわけなのである。
出雲大社はスサノオの子孫にして婿でもある大国主命が天孫降臨族に国譲りをした際に引き替えに建てさせたという曰く因縁があり、要はその後アマテラス系に支配された日本のいわば反体制的なシンボルがスサノオ系の神社だったのではないかという気が以前からしていたのだけれど、司馬遼太郎氏のエッセイ「生きている出雲王朝」(「歴史の中の日本」中公文庫所収)の驚愕すべき逸話を読んだことで、がぜん出雲という土地自体に対する関心が深まったのであった。
せっかく島根県まで行くんだから、この際欲張りにも、早くに世界文化遺産に指定された石見銀山の史跡も訪ねて見学したい気持ちになり、講演の翌日に同地へ向かうことにしたのだけれど、昨日乗馬クラブで会ったオペラ歌手のSさんがたまたま最近ツアーで訪れた話を聞かせてもらい「とにかく覚悟しといたほうがいいわよ〜遠くて、遠くて、モノスゴーク歩くからね」と脅されたのでした(^_^;)
ところで旅行中の気がかりは家に残す♀カメ千鳥のこと。リクガメは一週間やそこらはゼンゼン飲み食いしないでも平気な動物で、むしろ環境の変化に弱いため以前人に預けてもその間結局何も食べなかったらしいから、今回ベランダに少しエサを置いていけばカメ♂ 俊寛のほうはまず大丈夫なのだが、千鳥はちょうど産卵期に突入し、卵で内蔵が圧迫されることにより現在ほとんどエサを食べない状態でプランターの産室に入り、陣痛のたびにイキんで伸び上がってはひっくり返って自力で起きあがりまたイキむことを繰り返すという毎日なのだった。この状態が帰宅するまで続いていればいいのだけれど、もし産卵してしまったら、狭い産室で例の如く自ら卵を踏み潰す恐れが多分にある。今回はしっかりドッキングした姿が目撃されて、有精卵の可能性が高いので、なおさら心配されるのだ。とはいえ産室に閉じ込めておかないと、ひっくり返ったらなかなか起き上がれなくなる上に、DV俊寬が情け容赦なく襲いかかって犯そうとするのだから始末に悪い。どんな動物も若い♂の性衝動をコントロールするのは難しいものである。それにしても、カメは寒かったり暑すぎたりエサがなかったりすると自動的にスイッチが切れて冬眠や夏眠をしてしまう省エネ動物だし、天敵も少なくて暢気そうだし、形状も可愛らしいし(と思うのは私だけ?)、何より全く自分勝手に生きてる感じの動物なので、もし好きなモノに生まれ変われるとしたら私は絶対カメだよな〜という気がする一方で、断じて♀ガメだけには生まれたくないと思うのでした(-。-;)
ともあれ帰宅は29日の夜遅くになりますので、ブログは30日に再開を予定しております。現地の写真を乞ご期待<(_ _)>




2014年05月24日

豚シャブ肉とカブの梅煮

QPで見たカンタン料理。豚シャブ肉とカブの葉をさっと湯通ししておく。カブを出汁で柔らかくなるまで煮て醤油味醂塩少々、梅干しで味付けして肉と葉を戻すだけ。カブに梅肉のエキスをしみ込ませるオイシイ。
今週やはり無視するわけにはいかないのが P C 遠隔操作事件の容疑者片山被告の自供だが、本人が自らをサイコパスと言うほどにはキケンな匂いがしない人物で、むしろ他人にちゃんと構ってもらえないタイプの男性の哀愁を感じさせたのだが、私が思わず彼より注目してしまったのは佐藤弁護士の会見である。佐藤弁護士は「アナ雪」の女王がいかに悪魔性を抑えるべく自らと格闘しているかの話を被告にしたと実に熱っぽく語られて、今にも「ありの〜ままの〜」と歌いだしそうだったのにはちょっとビックリしたもので、恐らくご自身がご覧になってよほど感動なさったのだろうけれど、TVのニュース映像で流れた会見は、配給会社に頼まれたのかしら?と勘繰るほど「アナ雪」にこだわってらっしゃるようにお見受けしたのでした(!_+)
ところで「アナ雪」は公開前からずっとネットでありの〜ままの〜」映像を流し続けていて、パブリシティ戦略の勝利を感じさせるが、これで今年の紅白は松たか子の出場間違いなしだわね〜と考えたところで、お父さんの「見果てぬ夢」出場を想い出して、やっぱ似た者親子だよな〜という気がしたのでしたd(^-^)!




2014年05月25日

蒸し鶏のサラダ、上方ちらし寿司と冷やしうどんのセット

乗馬の帰りに大宮高島屋でゲット。
本格的な夏の到来を思わせる今週末も新緑の映える馬場で90分レッスン二回を含む計5鞍騎乗。昼間は油照りで風もなかったので相当に暑く感じられ、熱中症が懸念されて途中でキャンセルしようと思ったものの、夕方は涼風に恵まれたので調子こいて敢行した次第。90分レッスンのお相手超お馴染みアラブ鹿毛紳士のスーパー氏はよほど体調がよかったのか久々に弾むような駈歩で径路のラストランを文字通り快走してくれたにもかかわらず、駈歩から速歩に切り換えるポイントを私がフライング気味に合図したせいか、後ろ肢がもつれてつまづいたのはザンネンというかゴメンなさいでしたf(^ー^; もう一頭のお相手小股黒鹿毛のヒメとはこれが最後のレッスンとあって、なんとかちゃんと乗りこなして終わらせるべくヘンに興奮させないよう優しく乗った結果、準備段階では結構順調だったのに、肝腎の径路でなかなか駈歩が出ない格好にはガックリ(__;)もっともラストランの駈歩だけはよくコントロールできていたので、あの調子です!とインストラクターの方に慰められたのでした。最後の一頭は久々のハイセイコーのお孫さんで、乗り始めはハエを気にして集中力を欠いたものの、だんだん調子が出て左手前はもとより苦手な右手前の駈歩もしっかりしてくれたのは何よりで、相変わらずとても元気なお婆ちゃんでした(*^^)v
ところで先週クラブの馬トモM さんからお薦め戴いたのは映画化もされたマンガ「銀の匙」。そこでマンガ通の三村さんから単行本全11巻をまとめてお借りし、今週末はそれをイッキ一読み(^^)/北海道の農業高校を舞台にしたいわゆる青春ドラマだが、人間が他の動物を食べて生きるということが具体的にはどうして成り立っているのかを描きながらさまざまな示唆に富む面白い作品で、畜産業の現実もそれなりに知れて、TPP問題等何かと考えさせられました。


コメント(1)

銀の匙、映画を観て面白かったので私も原作一気読みしました。良い作品ですよね。息子(小六男子)も原作を面白く読み、今は原作者が農業について描いているエッセイ漫画も読んでいます。こちらもおすすめです。

投稿者 ちえこ : 2014年05月26日 12:00



2014年05月26日

中華総菜三点セット、おこわ、生ハムのサラダ

大宮高島屋地下でゲット。明日から講演旅行に出かけるので料理はしませんでした。
去年秋田県下の高校文芸部の大会で講演した際、同行された一ツ橋文芸教育振興会の田村次長の地元が出雲と伺って大遷宮の話で盛り上がり、出雲大社は是非とも参拝したい神社だと話したところ、今年さっそく出雲市の高校二校で講演するオファーを戴いた次第。
出雲大社にこだわりがあるのは別に今さら縁結びを願いたいからではなくて(笑)、以前祇園八坂神社の氏子だった私が今また大宮氷川神社の氏子となり、偶然にも双方共にご神体が素戔嗚尊であるところから、それこそ何やら不思議なご縁を感じて、一度はスサノオの本家本元に詣りたいと思っていたわけなのである。
出雲大社はスサノオの子孫にして婿でもある大国主命が天孫降臨族に国譲りをした際に引き替えに建てさせたという曰く因縁があり、要はその後アマテラス系に支配された日本のいわば反体制的なシンボルがスサノオ系の神社だったのではないかという気が前からしていたのだけれど、司馬遼太郎の「生きている出雲王朝」(「歴史の中の日本」中公文庫所収)という驚愕すべきエッセイを読んだことで、がぜん出雲という土地に対する関心も強まったのであった。
で、せっかく島根県に行くならこの際欲張って、早くに世界文化遺産に指定された石見銀山の史跡も訪ねて見学したい気持ちになり、講演の翌日に同地へ向かうことにしたのだけれど、昨日乗馬クラブで会ったオペラ歌手のSさんがたまたま最近ツアーで訪れた話を聞かせてもらい「とにかく覚悟しといたほうがいいわよ~遠くて、遠くて、モノスゴーク歩くからね」と脅されたのでした(^_^;)
ところで旅行中の気がかりは家に残す♀カメ千鳥のこと。リクガメは一週間やそこらはゼンゼン飲み食いしないでも平気な動物で、むしろ環境の変化に弱いため以前人に預けてもその間結局何も食べなかったらしいから、今回ベランダに少しエサを置いていけばカメ♂ 俊寛のほうはまず大丈夫なのだが、千鳥はちょうど産卵期に突入し、卵で内蔵が圧迫されることにより現在ほとんどエサを食べない状態でプランターの産室に入り、陣痛のたびに伸び上がってイキんではひっくり返って自力で起きあがりまたイキむことを繰り返すという毎日なのだ。この状態が帰宅するまで続いていればいいのだけれど、もし産卵してしまったら、狭い産室で例によって自ら卵を踏み潰してしまう恐れが多分にある。今回はしっかりドッキングした姿が目撃されて、有精卵の可能性が高いのでなおさら心配されるとはいえ、狭い場所に閉じ込めておかないと、ひっくり返った際になかなか起き上がれない上に、DVのキチク俊寬が情け容赦なく襲いかかって犯そうとするのだから始末に悪い。どんな動物も若い♂の性衝動をコントロールするのは難しいのである。それにしてもカメは寒かったり暑すぎたりエサがなかったりすると自動的にスイッチが切れて冬眠や夏眠をしてしまう省エネ動物だし、天敵も少なくて暢気そうだし、形状がとても可愛らしいし(と思うのは私だけ?)、何より全く自分勝手に生きてる感じの動物なので、もし好きなモノに生まれ変われるとしたら、私は断然カメだな~という気がしつつも、♀ガメにだけはゼッタイ生まれたくありません(-。-;)
ともあれ29日の夜遅くに帰宅するので、ブログの更新は30日に再開する予定です。現地の写真を乞ご期待(^O^)/


コメント(4)

私も馬の次にカメが好きです😊

投稿者 N : 2014年05月26日 22:35

松井さんが5月15日にご覧になった新国立劇場の『テンペスト』を私も5月19日に見ましたが、まったく良いとは思えませんでした。
理由は簡単で、役者がマイクを使っているからです。
ミュージカル以外の台詞劇でも、最近は少し大きい劇場だとマイクを使うようですが、これはプロ野球の「飛ぶボール」のようなもので、少しも面白くありません。
最初に見て「あれっ」と思ったのは、2010年の日生劇場での『カエサル』で、これは初舞台の役者が多いので、仕方ないかなと思いましたが。

今回、ラストのプロスペロー役の古谷一行の台詞にも少しも感動できませんでした。
結果的には、手抜きならざるを得ず、やはり究極のアナログ・メディアである芝居は、汗を流しての熱演こそが他のメディアに優る由縁だと私は思います。
こんなことを言う私は、鶴田浩二風に言えば「やはり古るーい人間でしょうかね」

投稿者 指田文夫 : 2014年05月27日 08:06

出雲大社はん、ご長男が高円宮家の女王様とご婚約、御めでたい時にお出でですね。私はそんなに日本中を旅行してるわけでは無いですが何故か出雲大社には縁があり3回も訪れてます。今年の1月にも参りました。辻井喬、(堤清二)氏の著作に稗田阿礼が日本書紀を叙述するにあたり最期は出雲に赴き、大和にだけ神が存在するのでは無い事を知る、と言った内容だったと思いますが、その本の影響で出雲神社には伊勢神宮よりも親近感があります。伊勢神宮のように権力を感じない大らかさがあるように私は思えます。

投稿者 お : 2014年05月27日 22:38

高円宮家の女王様と出雲大社千家国麿さんのご婚約を心からお祝い申し上げます。皇族と千家はご先祖が同じとか。これをもちまして、大和の国はひとつとなりました。

投稿者 皇記 : 2014年05月27日 23:46



2014年05月29日

出雲・石見行

27日は一ツ橋文芸振興会の田村さん、集英社の伊藤さんと共に羽田を発ち、午前中に出雲空港到着して、すぐにタクシーで出雲大社方面に向かった。車中ドライバーから何かと話を聞いて、出雲國造と呼ばれる大社の宮司の跡継ぎが四十歳にしてまだ独身だと知り「それだと縁結び効果がゼンゼンないみたいだから何とかしないとマズイんじゃないですか〜」なんて心配をしてたら、直後のランチ中に田村さんのご友人から高円宮典子さんとの婚約が整ったというメールが入り、あまりのタイミングにドライバーもビックリ\(◎o◎)/「これってまるで私たちがおふたりの縁結びに来たみたいだよね〜」という冗談も飛び交うなかで、大社の境内に入れば一転して自ずと厳粛な空気に包まれた。
実に有り難かったのは山陰中央新報社さんの手配によって正式参拝という形を取らせてもらい、めったに入れないらしい玉垣の内側で御本殿を間近に拝せたことである。総代の私は白丁を身に着け、御本殿の階段をあがって玉串を捧げながら、これまで数々の神社に参拝しながら、初めて訪れた神社で、なぜこれほどの深い御縁で結ばれたのかちょっと不思議な感じがしたくらいだ。折しも毎朝晩に行われるという御日供祭が始まって、荘重な出雲神楽の演奏が聞こえるなか、第八十四代の千家尊祐出雲國造(話題の国麿氏の父上)を筆頭に大勢の神官が御本殿に捧げ物をされるシーンを目撃できたことや、同社の建造物等について若い真面目な神官の方から直にいろいろとお話が伺えたのも何よりだった。
ところで出雲国造という存在は、そもそもアマテラス系の子孫であり、それがオオクニヌシを祀るという形は日本の建国初期に当たって一種の民族融和策と認識され、その國造家も千家と北島家の二家があることは司馬遼太郎のエッセイで知っていたのだけれど、今回は山陰中央新報社の山根総局長からさらにいろいろなお話が伺えたのも有り難かった。山根局長は「あくまで又聞きですが」と断られた上で、千家と北島の両家に別れたのは南北朝時代らしいと話されて、一族間の激しい闘争が治まって以降は両家が交互に宮司を務めることで折り合いがついていたにもかかわらず、明治政府の神道政策によって両家共に一度は神官を離れ、その後なぜか千家家のみが出雲大社の宮司に復帰し、代わりに北島家には早くに皇室から降嫁があったことで巧くバランスが取れていた感じだったのだとか。そんなわけで地元では北島家に対する配慮からか、今回の千家家と高円宮家との縁組みに対しては手放しになれない、なんだか微妙な空気もあるとのこと。要は北島家に対する判官びいきみたいな感情もあるんだろうなあと勝手に想像しつつタクシー移動する最中に「塩冶」という地名を見つけ、そうだ!ここは考えてみれば塩冶判官の領地でもあったんだ!と想い出して、島根県は京都に負けず劣らず日本の歴史が重層的に積み重なっている土地だと実感されたものである。下段の写真はアマテラス系の民族がやってきて国譲りを要求したとされる稲佐の浜。


コメント(1)

塩冶家、長男の仲人が塩冶家の現在の当主の方でした。退職後は地元に帰り農業をされています。物凄く古くからある家柄で何代目かお聞きしたのですが、忘れてしまいました(-_-)

投稿者 お : 2014年05月30日 22:52



2014年05月30日

出雲・石見行2

出雲の阿国のお墓はともかく(松竹が建てた?と思しきものを発見)、松江城の優雅な天守閣が望め、松平不昧公にちなんだ日本三大銘菓の一つが食べられて、小泉八雲の旧居が見学できたりもするのだから、島根県の子供たちは日本史を学ぶ上でこれまた京都に負けず劣らず恵まれているのを改めて感じつつ、28日は午前と午後に分けて出雲商業高校と出雲高校で約一時間ほどの講演を行った。
出雲商業は広島カープのエースだった大野の出身校だが、現在は女子生徒のほうが多く、美術デザイン関係の授業も充実しているようだけれど、驚いたのは玄関に飾られた私の似顔絵に亀がプラスされていたことで、ひょっとしてここに来る直前のブログを見られたんだろうか (@_@;) とドキドキしてしまった。次いで訪れた出雲高校では校長先生からいきなり「大宮で亀を飼っておられるんですね」と突っ込まれ、よりにもよってあんなアホなことを書いたブログが読まれた恥ずかしさに顔が赤らんでしまい、いや〜イマドキはヘタなことが書けないなあとつくづく思いながら、また書いている私でありますf(^ー^;
ともあれ聴講する生徒の数が千人近い出雲高校は体育館が会場となり、ちゃんと話を聞いてもらえるんだろうか?と危ぶまれたものの、講演終了時の質疑応答では最後列に座った生徒から鋭い質問があったり、ふだん人前ではめったに発言しないらしい生徒からも質問を受けたり、総代の生徒会長から「難しい話だったし、自分たちも本当にどうしたらいいのかわからない問題だけれど、少し立ち止まっていろいろと考えてみたいと思う」というような真摯な挨拶を貰って嬉しく感じた。同校には小説の同人誌を作っている生徒もいて、その同人誌も帰宅の車中で読ませてもらったが、それらが一応エンターテイメント小説風に書いてあることにも感心し、現代の高校生たちが想像される以上にオトナであるように思えたのは去年秋田で講演した時と同様、日本の将来はまだまだ捨てたものではない気が今回もしたのであった。




2014年05月30日

出雲・石見行3

出雲と松江だけでもまだまだ見るべきものを沢山残しつつ、講演終了後はすぐ有福温泉に向かって旅館「樋口」に投宿。ここは俗悪な雰囲気が全くない良い意味で鄙びた温泉地であり、団体客をいっさい取らない樋口は各個室に露天風呂を設けた実に贅沢なお宿である。おまけに日本海の新鮮な魚を使ったお造りや、石見牛のステーキなど山海の素材に恵まれた料理が実にオイシイ!ことに年間二百頭しか出荷されないという石見牛の旨さは格別で、これを食べるだけでもまた訪れる価値があるように思えたくらいだ。というわけで前日来、魚介と牛肉の双方をたっぷり食べ過ぎて体重計の目盛りに愕然とするなかで、 29 日は午前中からたっぷり五時間かけて石見銀山を見てまわった。
ここが世界遺産に認定されたのは、最盛期に世界の銀の三分の一も産出し、いわば世界の経済活動の原動力となっていた点もさることながら、鉱山でありながら今なお豊かな緑に恵まれている点、すなわち製錬のための火力需要で周辺の樹木を多く伐採したにもかかわらず、絶えず植林を行って環境の保全に努めていたことが高く評価されたのだという話をガイドさんから伺って、日本人らしい評価のされ方だったことを嬉しく感じた。最盛期には二十万人もの人たちが暮らしていたとされる町並みも今に保全されていて、釉薬に彩られた昔ながらの赤瓦を光らせている。昼食をはさんで六キロほど歩いたものの、涼しい風と鮮やかな新緑に恵まれて疲れはまったく感じなかった。ただ、ここに来るまでの時間が結構かかるのと交通手段が便利とはいいがたいため、私も今回の機会を得てようやく訪れることが叶ったわけなので、出雲講演のオファーを戴いた田村さんと石見銀山までご同行を願った伊藤さんには大いに感謝である。
ところで今回ちょっとおかしかったのは、どうやら出雲で仏教のどこかの宗派の大会があったらしく、往き帰りの飛行機でお坊さんの団体と一緒になったことである。出雲大社でも大勢のお坊さんの参拝姿が見受けられたのはともかくも、バードウオッチャーの伊藤さんが目ざとく見つけて「あっ!お坊さんもお守りを買うんだ〜」と叫ばれたのには思わず笑ってしまいました(^○^)
写真上段は明治に建造された銀の製錬所跡で草蒸して苔に覆われている。中段は間歩(まぶ)と呼ばれる坑道跡。大きな坑道は中にも入れる。写真だと暗くてわかりずらいために敢えてアップはしなかったが、中は天然クーラーがきいて非常に気持ちが良い。下段は銀山で出来た町、大森町のメインストリート。保全に気を遣って自販機まで木の覆いがされている。




2014年05月31日

タパス4種、小海老のアヒージョ、タラのコロッケ、パエリャほか

30日はポプラ社の倉澤さんが六月新刊のエッセイ『今ごはん、昔ごはん』の見本をご持参になって大宮西口のスペイン料理店「バル・デ・エスパーニャ・セロ」で会食。この本は「キューピー3分クッキング」のレシピ本で5年間にわたって連載した食べ物関連のショートエッセイをまとめたものなので、食べることに関心がある方や、関東と関西の違いが気になる方、昔の食べ物が懐かしい方々にオススメです。詳しい紹介や表紙写真も近々右のお知らせ覧にアップ致しますのでよろしくお願いします<(_ _)>
同年代の倉澤さんとは会えば社会的なニュースっぽいことを何かと話すのだが、今回「あれってホント勝手にやってろっ!て感じですよね〜」と彼女が笑いながら話したのはイシハラ組とハシモト組の決裂であった。もっと早くに別れておいたほうがハシモト組のダメージも少なかったのではないかと思えるのだけれど、お互いホントに「別れても好きな人〜」だったからだかどうなんだか、取り敢えずそうとでも言っとかないと、さらなるイメージダウンは避けられないという判断くらいはしてるんだろう。取り敢えず立ち枯れ組を放出して大阪陣営はホッとひと息だろうし、へたすると枯葉が舞い込みかねないメジャーな保守系政党はなるべく用心して払い避けようとするに違いない。いずれにしろ、これが本格的な野党再編の引き金になる、というほどのインパクトが私には全く感じられないのである。
それにしても政界再編といったところで、今いる国会議員の集散離合を見せらるだけで、その集散離合にも理念みたいなものはおよそ感じられないし、単に好き嫌いでひっついたり別れたりしてるとしか見えないのだから、一般人は別にどうでもいいや〜勝手にやってろ〜と思ってるのが大半だろう。
かつての理念闘争に取って代わる基軸となり得るものがあるとしたら、それはいわば世代間闘争だろうか。とにかく企業ではほぼ達成されつつある団塊世代の切り捨てが政界で起きないわけがなく、民主党の海江田降ろしはそうした見方が妥当なのかもしれない。世代によって危機意識の持ち方は相当に異なるのは確かであり、今後、民主党の松下政経塾塾系と維新の会系やみんなの党系が合体した新国家主義的政党が成立するのは時間の問題であろうと思う。自民民主共にリベラル系のグループにパワフルな若手党員の姿があまり浮かんでこないのは如何ともしがたいのだろうか。


コメント(3)

石原の爺さんと橋下徹が一緒になる方が可笑しい。「息子のように思っていた」自分の息子はタレントやってるの以外は親の寄生虫みたいなもんやから独り立ちしてる若者を見ると「ええがな、あんなん欲しい」と思っただけ。あんな親父では自立した息子は育たん。橋下のやんちゃ坊主は父親コンプレックスから「あんな力がある有名な親父ならええなあ」と思っただけ、そこには政治的な考えなんて全くおまへんわ。爺さんは自分の思う通りにならなんだら「あんなんと一緒にやりたない」やし「あんな頭脳が古ぼけた爺さんとはやっとれん」とやんちゃ坊主は思っただけと違いますか、アホらしい。

投稿者 お : 2014年05月31日 22:32

 QPのエッセイまとめたものを読みたいと思っていたので嬉しいです。鼻息荒くゲットするぞーと意気込んでいます。
 ハシモトクンは政治家になってぱっとしませんね。腹黒いのが褒め言葉の政治の世界は、よくわかりませんが、男に取り入らないと女の政治家が普通に活動できないのが一番諸悪の根源ではないのかしら?と言う気がします。女の総理大臣が出るようになれば、もう少しマシになるかもしれないと思う反面、今の自民党の女の政治家は箸にも棒にもかからんような特殊な人のような気がしますし、自民党の悪しき習慣を無くすためにいい加減にアベお坊ちゃまは退陣して欲しいなけれどもどう考えてもおかしいことをごり押ししている状況に心底見たくなくて逃避したくなります。
 お様のコメントにはけらけらとそんな感じーと思いました。
 島根のことはよくわからないけどいいところだな行きたいなと前から思っていますが、一番今回気になったのは高校で今朝子様はどのような内容で講演したのかしら?でした。なんだかとても面白そうだなと気になりました。

投稿者 nao : 2014年06月01日 00:14

nao様、私も女性の政治家が増えれば、もっと生活に密着した政治になるんでは?今は集団的自衛権の事を云々と言うてる場合か!福島は汚染したまま、発電所は未だに不可解な事ばかり、人口の減少、団塊の世代の老齢化に伴う福祉予算の問題、オリンピック所ではおまへんがな。
しかし、仰るように今の自民党の女性議員は男性議員よりも普通の日本国民としての生活が身についてない、政治は自分のステータスであり趣味みたいな感じです。あんなんがこれ以上増えたら余計おかしな方向に進んでしまう。ホンマニ困ったもんですわ。

投稿者 お : 2014年06月01日 09:10