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2009年09月01日

コロッケ、メンチカツ、昨日の残り

 コロッケとメンチカツは旧軽銀座の目の前で揚げてくれる店でゲット。絵面が淋しいので乗馬クラブ近辺の美しい風景写真を添えてみました。
いよいよ新学期スタートとあって、私もきのう夏休みの宿題を提出し、今日は連載小説の新たな構想を練るといった一日だったが、新学期といえば、新政権発足で教育は一体どうなるのだろう?と心配する向きもあるのだろうか。民主党の支持基盤のひとつに日教組がある点について、自民党はさかんに警鐘を鳴らしていたようだった。日教組といえば、去年だったか、会場となるプリンスホテルの拒否にあって大会の開催すら危ぶまれていたほどで、自民党の中でも右寄り派閥の清和会政権が続いた近年は相当に追い詰められていたような印象がある。この日教組なるものが、日本の戦後教育をむちゃくちゃにしたと断じるのが自民党のいわゆる文教族で、本当にそうなのかどうか、私自身は京都というわりあい日教組の強い土地で育ちながら、小中高一貫してフランスに本部を置いたカトリック修道会の経営するミッションスクールで学んだために、あまりよくわからないのであった(なにせ学内行事では「君が代」と「ラ・マルセイエーズ」両方を流したような学校でしたから(^_^ゞ一方で、日教組でもなんでもない身近な大学の先生方からは、日本の教育をむちゃくちゃにしたのはどうやら文部省だというような話の例をいろいろ聞かされたりもするので、たぶん両方そろってむちゃくちゃにしたんだろうなあというような気が漠然としている。で、とにかく森、小泉、福田、安倍の四代にわたる清和会政権が続いた間に、教育現場が相当に変わったのかどうか、この点も子どもがいないので、確かなところは全くわからないのだけれど、安倍晋三氏が選挙戦でさかんに教育を後戻りさせてはいけないというような発言をしていたところを見ると、やはり何らかの変化はあったものと思われる。で、民主政権下で日教組の復権と、自民文教族の発言力低下によって、学校教育が今後どう変わるのか、現場は予断を許さない状況なのかもしれない。それにしても自民党の文教族は森喜朗にしろ、中山成彬にしろ、町村信孝にしろ、安倍晋三もふくめ、あまり頭脳明晰には見えなかったり、とても感じが悪かったりして、子どもの教育に口出しできるような柄じゃない人たちなのは何故なんだろう。


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はじめまして
 松井さんのご本のファンです。なるほど・・と楽しませて
いただいています。私は香里園にある聖母女学院の出身です。晩ご飯シリーズを拝見して松井さんは藤森聖母に通っておられたと知りました。とってもうれしくて誇らしいです。言いたいことを言って、と書いておられますが、とって自分に厳しく締め切りを守っておられるのではないかなあ、と思います。
 お体大切にがんばってくださいね。

投稿者 倉橋恵美子 : 2009年09月01日 21:56

自民党の文教属の片達ホンマニ頭脳明晰には見えませんねえ、笑。
中山成彬さん確か一応東大?でしたっけ。奥様の功績で一応大臣になられましたが、記者会見聞いていても「何を根拠に日教組を壊すと日本の教育が良くなる」のか、あの方の説明を聞いても全くわかりません。安倍さんはいつも誰かに作って戴いた原稿を丸暗記して発言されているのが良くわかりましたしね。しかし。この国民にしてこの政治だと言われます。民社もただの風に乗っただけで終らないように、これから掲げたマニフェストとの戦いですね。
今日から「道絶えずば、また」に取り掛かります。

投稿者 お : 2009年09月01日 22:23

松井さんの作品は次の新作がでるまでは、「道絶えずば、また」を読まない決意で、枕元へ飾り、「非道行ずべからず」を読み直していましたが、とうとう我慢できず、「道絶えずば、また」に手を出してしまい、しかも、昨夜夜中の3時までかかって読了、涙をどどーと流し、今朝は寝坊しました。早く起きて大好きなソン・ガンホとチョン・ウソン(イ・ビョンホンはどうでもいいけど)出演の韓国映画を見にいく約束だったのに、破棄したので夫とかるく喧嘩しました。でも昨夜の気分は、韓国のいい男二人合わせても、宇源次には勝てませんでした!! 次作がでるのを首を長くして待っています。さて、こちらも政権交代のあおりが、早くも。始まったばかりの教員免許更新講習が、民主党の唱える6年コースとやら新制度のおかげで、はやばやと廃止になりそう。教師を育てる教育現場もこの数年本当に揺さぶられた感じです。

投稿者 名古屋の紫式部 : 2009年09月02日 00:45

子どもが二人以上いると家計はいつも火の車です。もう少し前に子育てを支援するような政策が実施されていてほしかったです。我が家も、やっとその時期が終わったところなので。

紫式部さんのコメントの韓国映画『GOOD・BAD・WEIRD』の公式サイトのバックミュージックに懐かしい曲が流れているけどなかなか思い出せなかった。やっとアニマルズ「Don't Let Me Be Misunderstood」だと。

小学生の頃、尾藤イサオの「悲しき願い」で聞いたものですが、ユーチューブの字幕を見てビックリ。私はずっと「誰のせいでもありゃしない。みんなおいらが悪いのさ」という歌詞だと思ってました。字幕には「みんなおいらが悪いのか」です。

「か」では歌の印象が丸っきり変わっちゃいます。

投稿者 虎ファン : 2009年09月02日 10:07



2009年09月02日

信州豚の黒酢炒め、銅鍋ごはんセット

旧軽ロータリーの「酢重正之商店」で食事。銅鍋で炊いたというご飯は確かに美味しいが、いくら夏場の軽井沢で絶好のロケーションに位置するからといって、味噌汁と漬け物がついただけのセットで¥880はちょっとボリ過ぎかも(写真にある豚の黒酢炒めは別料金です)。しかし今日はなにもガイドブックで紹介されてるような有名店をリサーチするつもりでは全然なくて、住まいの近所にある店で、「ガンボ」は休みだったし、蕎麦屋の「川上庵」と隣り合ったこの店は独りで入りやすい雰囲気だったのである。
ところで軽井沢での晩ご飯も今宵が最後で、今日は連載小説第10回目の出だしがなんとか滑り出せたことに少しホッとして、明日からは自宅に戻って続きを書くつもりだ。東京の気温もすでにかなり下がっているようだから、帰るのがイヤだというほどではないのだけれど、今年はすっかりこちらに馴染んでいて、なんだか離れがたいような気がしている。土産物を買うにしても、食料や日用品を揃えるにしても、お目当ての場所にはもうほとんど迷わずに行けるし、スーパーマツヤの歌なんかも覚えちゃったし(笑)、乗馬クラブでは先生方に大変お世話になって中間種の馬たちにも愛着が湧いたし、住まいはとても快適で、常に目の前に緑があって、水も空気もサイコー!という素晴らしい環境もさることながら、こちらにいると、ほとんどストレスを感じなくて済むのは、何かと雑用や情報から遮断されているせいもあるが、あまり多くのことができなくてもそれでスンナリ諦めがつくからではないか。たとえば、夜中にコンビニに行きたくても行けないことは健康に、また意外に精神衛生にもいいのである。三軒茶屋はとてもベンリな町で、色んな店があふれかえってるから物価は安くていいのだけれど、日常的にモノがあり過ぎて選択肢の多すぎる生活はそれだけで疲れてしまうようなところがないともいえない。で、これはある意味で現代社会が抱える一番大きな問題かとも思えるのだった。私が子どもの頃はまだモノや店や情報やその他さまざまことが今ほど多くはなかったから、生まれ落ちてすぐにこうした何もかもが過剰ぎみの社会に放り出された人間の精神はどのようなものかちょっと見当がつきにくいが、少なくとも過剰なものをホンキで有り難がる気持ちにはなれないだろうし、そうした精神の変容を見越した上でまた新たな社会のありようが模索されるべき時代だろうと思う。経済だけを考えて国や社会のあり方を決める時代は本当をいえば人類にとってもはや過去のものとなりつつあるのかもしれない。写真中段は近衛山荘側から見たこちらでの住まい。下段はお世話になったお馬さんたち




2009年09月04日

戻り鰹のニンニク和え、茄子と里芋の揚げ出し、冷や汁ほか

スラッシュの守部さんと三軒茶屋駅近くの「木村商店」で食事。
帰って来たら留守中に事務所で山と化した郵便物の整理やら、色んな連絡やらでどっと疲れてしまったので今夜は多くを書きません。軽井沢を発つ前に近所をほんの少し散歩したら、話題の人の広大な別荘の門を見つけたのでついケータイで撮っちゃいました。高相容疑者の別荘ではありません(笑)。2段目の写真右下隅にご注目。




2009年09月04日

アサリご飯、筑前煮、海老とオクラのおろし和え、ヤリイカのマリネ

アサリご飯は先日NHKの撮影の合間に深川飯を食べた店で買った乾物を使用。筑前煮以下は近所の総菜屋でゲット。
 今日は夕方から歯科医院と美容院に行ったが、帰京を早めた理由の一つに歯の治療があった。早春に仮治療したままその後多忙続きでずっと放置していたら、詰め物が取れて、頭痛がし始めたのでもう放っておくわけにはいかなくなったのである。八嶋智人に似た以前の担当医A先生はお父様のご病気で郷里に帰ってご実家の医院を継がれることになったらしく、いい先生だっただけにとても残念だけれど、こんどの先生も桂吉弥似のやさしい先生だったので、ひとまずホッとしたところ。
ショックだったのはここ10年以上馴れ親しんで、このブログにもよく登場を願った美容師のIさんが来月から銀座店に栄転なさることで、ご本人もガラッと場所柄が変わるだけにいささか不安げなご様子だったが、こちらとしてもずっと彼女にお任せだっただけに、別の美容師さんに引き継ぎをしてもらっても、なんだか心もとない気はするのだった。この年になると、若いころとちがって、こうした日常の人的変化がけっこう身に応えるのである。
大手の出版社ではよく人事異動があって担当編集者が変わるのも作家にとっては余り有り難くない話で、せっかくお互い気心も知れて、こちらの文体や文字遣い等々含めて色んなクセを呑み込んで戴けたのに、また一からやり直しかい!てな気持ちになりつつも、なんとか新たな編集者といい関係を結ぼうと毎回努力はするのだった。
で、政権がチェンジすることになった日本では、当然ながら各省庁の官僚のみならず、それに関連したあらゆる団体、法人、業界で今後玉突き的に人的異動が激しくなるにちがいなく、ショックを受ける人が多いだろうと想像される。変わることは情緒的にも色んな痛みを伴うものだろうし、だからこそ気持ちが保守的に流れる人もいるのだろうが、政治に関してはやはり随時チェンジは必要だなあとつくづく思うのは、このところTVの報道番組を見ていると、新閣僚になりそうな民主党の議員の質疑応答に緊張感がみなぎって見えることで、思えばこれまで長らく自民党政権では順番待ちで大臣になってる感じだったから、マスコミもマジに突っ込んで質問しようという雰囲気はなく、こちらもその答えを聞きたいという気持ちすら起きなかったのである。民主党が口でいうほど実際にやれるのかどうかは甚だ疑問ながら、少なくとも訊かれたことに口でちゃんと説明するという政治家として最低限の役割を果たしている点だけでも、これまでよりはマシだとみなくてはなるまい。総裁ですら大人げなく取り乱して記者団の質問にまともに応じられない党があのままずっと政権を取り続けた時はどうなったかと想像するとコワイものがあります。


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松井今朝子先生へ

ブログの内容と関係ないコメントでごめんなさい。
「吉原手引書」と「家、家にあらず」を拝読しました。
女性を主人公とした作品で、とっても感銘を受けました。
特に家、家にあらずでは江戸の時代でも女性の行き方が二通りあるということ、全くもって想像したことがなかったです。
ちょうど自身も年齢的に30代なかばにさしかかるところで、このままずっと仕事を続けるのか結婚をする(できるのか?)のかとても悩む時期で、深く深く心を打つ作品でした。
先生がNHKの番組に出演されていて、作品を知るきっかけとなったのですが、良い時期に良い作品にめぐりあえて嬉しかったです。
これからも色々な作品を読ませて頂きます。また新しい作品も楽しみにしております。
どうぞご自愛くださいね。

投稿者 BIKI : 2009年09月04日 23:35

軽井沢堪能されたようで、良かったですね。
それを糧に引き続き良い作品を(^。^)
お香典返しのパンフに乗馬2回コースがあり
面白いお返しだなと思いました。
私も同じ美容師さんに10年以上です。阿吽でしてくれますのでね。

投稿者 五島 : 2009年09月05日 18:33



2009年09月05日

茸のピッツア、茄子とソーセージのパスタ、チーズとベーコンのリゾット、子羊の炭火焼きほか

北軽井沢の乗馬クラブの真理先生とお嬢さんのさやかチャンと一緒に「イル・ピッツァ・イオーロ」で食事。
北京オリンピックに高齢の法華津選手が出場されたことで、少しは一般にも知られるようになったかと思える馬場馬術という競技だが、これの本格的な試合をナマで見たことはまだ一度もなくて、今回は真理先生が世田谷の馬事公苑で催された東京馬術大会に出場されたので初めて拝見したのだった。障害競技とは違って、乗馬を全然やらない人にはその技術が如何に凄いのかイマイチよくわからない競技ともいえそうだけれど、やはりナマで見ると、サラブレッドよりもはるかにカラダがでかい外国産馬のド迫力と、静謐のうちに高まる興奮や緊張感がひしひしと伝わってくるのである。真理先生はセントジョージという種目にエントリーなさって、ご自身では不本意な出来だったようだが、常歩の歩幅があんなに伸びるのか!とか、速歩のスピードが何故あんなに変わるの!とか、ピルエットというダンスのような歩様はどうやったらできるの?とか、こちらはただただ面白く見ていた。ただしちょっとした物音にも驚いて暴れたりする神経質な馬が多そうで、観客が皆シーンとしているのもこの競技ならではだろう。とにかく出場者がみな燕尾服にトップハットというスタイルだから、見ているほうもそれなりの品位を求められるような気がしてしまう。「松井さんも一度どうですか?」といわれ、う〜ん、恰好だけならしてみたいけど、とてもあんな風に馬を動かすことは後半生めいっぱい打ち込んでも出来そうにありません(^_^ゞ
午前中の試合を見たあと私はいったん帰宅して原稿の執筆とゲラの校正に当たり、夕方にまた三軒茶屋で落ち合って先生母子と晩ご飯を共にした。去年初めてお会いした方なのに、馬が取り持つご縁は不思議なもので、何かと話題は尽きず、これでまた明日は久々に元のクラブに行ってお馬仲間とお会いする予定です。




2009年09月06日

海苔巻き寿司、トマトのサラダ、30品目サラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
久々に元のクラブに行ったら、「松井さん、復活ですねえ」と指導員のK先生に声をかけられました(^_^)
サムシング・ブルーというハイセイコーのお孫さんにも久々に乗ったら、あまりにも乗りやすくなってるのに自分でもビックリで、これは北軽井沢で特訓した成果だと思われました。北軽ではほとんどマンツーマンか部班でも2,3人だし、速歩でもわりあいハイペースで走っていたので、こちらのクラブだと大人数で超スローペースになるのが正直ちょっと物足りないなあ思っていたのだけれど、今日の2鞍目の参加人数は幸い4名だったから、途中から1頭ずつで走ることになり、そしたらさすがにハイセイコーのお孫さんが超ハイペースの速歩で止まらなくなったが、それでいてこちらは全く恐怖心を感じなかったのも北軽特訓の成果だろう。駈歩はS先生がペースメーカーになって発進し、2頭かなりのハイペースで走りながら、先頭に立つS先生が後ろを振り向きながら「腰を小さく動かして!」の指示に従うと、ペースがしっかり抑えられて順調に4周ほどできたから大満足で、やはり少人数のレッスンは値打ちがあると思われたのでした。来週も今日みたいなレッスンになることが望まれます。
クラブハウスではこれまた久々にMさんやONコンビとお会いしたら、皆さん民主党政権に対する不安をいろいろと語られており、また揺り戻しがあるんじゃなかろうか?といいつつも、ヘンなスキャンダルで足の引っ張り合いなんてことだけはもう止めてほしいよね〜という意見で一致したのでした。帰りの電車では高校生のナッちゃんと一緒になって、北軽の先生たちに教わった乗馬に関するいろいろの蘊蓄をお聞かせし、
ナッちゃんからは受験する大学の話をいろいろ聞かせてもらったのでした。乗馬仲間とは性別や年齢差を越えて人的交流できるのが何よりです。




2009年09月07日

もんじゃ焼き、ネギ焼き、焼きそば、豆腐サラダ、鶏照り焼き

お茶の稽古の帰りにAPバンクの矢内さんとPメディアの三村さんと一緒に麹町の文字平で食事。
軽井沢ライフで朝6時から仕事するモードが身についたおかげで今日は連載小説の執筆と別の小説のゲラ校正をバッチリ完了してからお茶の稽古に滑り込めました(^_^)/食事しながら久しぶりにお会いしたおふたりの近況を伺うと、天王洲アイルから千葉の鎌ヶ谷に引っ越した三村さんは、地元の直売所にある野菜がどれも安くてめちゃめちゃ美味しいのに感激なさっているご様子で、矢内さんは息子さんのマー君と一緒に、なんと乗馬を始められたんだとか!きっかけはこの夏休みに何度か乗馬体験をしてみて「馬に乗ったら、そのあと子供がビックリするほど元気になるんですよ。それで都会生活ばかりを続けていると、やっぱり子供には何らかの形でストレスが溜まていくんだろうなあと気づいたんですよ」と仰言っていた。ご自身は体験乗馬で「ルイ君という賢い馬に乗せてもらったら、ルイ君にちょっと胸キュンになっちゃって」、息子さん一緒に始めることになされたらしい。矢内さんのハートを鷲づかみにした、なかなかの美形らしいそのルイ君という馬を、私もひと目見るなり乗るなりしてみたい気持ちになりました(笑)。で、こちらは初心者段階で揃えるべき乗馬用品やその他もろもろのことを訊かれるままにお答えして、これでまた周りに乗馬の話をできる人が増えたのは実に喜ばしく思われたのでした。




2009年09月08日

自家製コンビーフ、タジン鍋の蒸し野菜、野菜のラザニア、サンマとルッコラのサラダ

文春の内山さんと近所で食事。内山さんは「円朝の女」の再校ゲラをご持参になり、いよいよこの仕事も大詰めに近づいてきた。11月15日刊行の予定とのことで、連載開始の初入稿がたしか2007年の11月末だったから丸2年がかりとはいえ、この間は意外と早かった気もする一方、三遊亭円朝の半生を追うかたちで幕末から日清戦争までを描いた作品であるために、非常に長い時間を費やした感じがしないでもないのだった。
小説を書いていると、作中の時間の流れをこちらが自由に操れるし、また作品ごとに全く別の時間を生きることができるために、日常的な時間の流れを含めて何通りもの時間が自分の上を通過するような、とてもふしぎな感覚が生じるものだが、考えてみれば小説を熱中して読んでいても同様の感覚があって、つまり小説を書いたり読んだりすることの醍醐味は、人生の時間が、生命体としての物理的な時間をはるかに超えて何倍も増えるような錯覚が得られるお得感?といったところにあるのかもしれない。フィクション全般にそうだといっても、芝居や映画はやはり物理的時間に支配されている側面が強いし、マンガになると速く読めすぎて時間を増やせるような気があまりしないものである。というわけで時間を増やすお得感に関しては小説に勝るものはないような気がしている。




2009年09月09日

カキフライ弁当、ゴボウとキノコのサラダ

 整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。往き帰りの車中では例によって週刊誌の中吊り広告を物色。当然ながら選挙後の総括記事が多く、「週刊新潮」はシニカルな小ネタ中心で、相変わらずの創価学会ネタも見落とすくらいの超軽いジャブで済ませた模様。「週刊朝日」の見出しは民主党政権に対するちょっと甘すぎる展望を並べ立ているので、片や選挙直前まで批判的な見出しを並べていた「週刊文春」はどうなの?と気になりつつも見逃したのはザンネン(笑)
ところで今日やっと民主党、国民新党、社民党の三党合意が決まっていよいよ連立政権が発足するようだが、最後までひっかかったのはやはり日米安保の問題だった。それにしても今や日米地位協定を見直すと言い出すことさえタブーのような印象をもたれているのは、自民党政権の長期化でアメリカの小判鮫と化すことに日本人がマヒしちゃったせいなんだろうけれど、かつて安保闘争の渦中にいた世代の人たちはそれを一体どう思ってるんだろう?てな疑問が急に湧いてきたのは、「私の人生を変えた一冊の本」に関するインタビューを明日受けるため、庄司薫著「さよなら怪傑黒頭巾」を40年ぶりに読み返したからである。この本の読者層はたぶん私と同世代かちょっと上の世代に限られているだろうし、今は読もうと思っても図書館で探すのも困難だから是非お読みくださいとは言いかねるものの、改めて読んだら、ああ、日本はこの40年間に物凄く変わったんだ……ということが実感されます。で、日本人というのは面白くて、幕末に鎖国を止めるかどうかで揉めたときも、鎖国自体が徳川家光の時代から始まったにもかかわらず、神代の昔からずっと鎖国してたみたいな雰囲気が出来上がっていたように、今や日米安保に疑いを持つなんてありえな〜い的な雰囲気になっちゃってるのもフシギといえばいえるのでした。


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神代の昔からずっと「日米安保」してたみたいなこの頃ですが、あの頃は河原町通りはデモ隊で埋まり、今出川や荒神口は投石と放水で阿鼻叫喚の様相を呈しておりました。

それにしても、なぜ『黒頭巾』なのですか?『赤頭巾』でなく?さらに福田章二名の『喪失』の方が、著者近影も掲載小説もいいと思うのですが?????女性誌の写真小説になった「蝶をちぎった男の話」に、伊丹一三さんが叔父さま役で出ておられて、ステキでした!

『赤頭巾』の帯に、三島由紀夫さんが、「サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を思わせる」という推薦文を書いておられました。小説中に書いた中村紘子さんと結婚なさいましたよね〜。中村さんが、辻嘉一さんにえらいノロケておられました。

岡田裕介さんと森本レオ夫人の『赤頭巾』の映画も見たし、相良直美さんのレコードも持っています。この曲が今聞いてもいいんです♪


投稿者 waysea : 2009年09月10日 00:12

『赤頭巾ちゃん』の方は何回か読みましたが、『黒頭巾』は大学生のアホな頃に一度読んだだけですのですっかり内容を忘れてしまっています・・・。
是非今度実家に帰ったら読みなおしてみたいと思います。

投稿者 ruru : 2009年09月10日 09:15



2009年09月11日

ひつまぶし、鶏手羽の唐揚げ、生春巻き、キャベツのサラダ

銀座ブロッサムで春風亭小朝の独演会を文春の内山さんと一緒に聴いてから近くで食事。
「円朝の女」刊行のプレイベント?を兼ねて近々「オール読物」誌上で小朝さんと対談することになり、今回初めて独演会をお聴きしたのだが、演題は一席目からなんと「牡丹灯籠」の「御札はがし」という大ネタで、これを驚くほどコンパクト且つ超スピーディーに仕上げ、次に「扇の的」では現代風刺をたっぷり利かせて客席を大いに沸かせ、最後は上方落語の「七段目」で歌舞伎のパロディを存分に盛り込んで大車輪に演じきるという、なんとも大盤振る舞いの口演だった。それにしても「牡丹灯籠」と「七段目」は、まさか私が来たからなの?と疑いたくなるほど(笑)こちらにとってはドンピシャストライクゾーンの演題で、ことに「七段目」で歌右衛門の物まねまで披露してくれたのは嬉しい限り(^_^)今やテレビタレントとしてのイメージのほうが強かったという内山さんは「こんなに本格的に演じられるのにはただただビックリで、しかも三本も立て続けだし、集中力が全然途切れなくてスゴイですよね〜」と感嘆しきりだった。とにかく「扇の的」やマクラを聴くと頭の回転がめちゃめちゃ良くて速射砲的に言葉を繰りだす人だというのがわかるだけに、こうしたシャベリのプロの中でも最上級の存在ともいえる人を相手に、物書きの私が対談なんてホントにできるんだろうか……と非常に不安になって参りました(^^;)


コメント(1)

ヤッター!!!
わたしの大好きなおふたりの対談だ!!!ヽ(^o^)丿
『オール読み物』ですね!楽しみです!!!

実は、例の「騒動」がきっかけで、
昨年より小朝さんのブログを毎日拝見してるんですが、イイですよ〜〜。(^_^)v

どこがイイのかと申しますと、
単に「今日はこんなことありましたー」という日記だけじゃなくて、小朝氏が、今までどのように真剣に考え考え生きてきたかが、行間から良く分かるんです。テレビ画面や雑誌記事からは伺い知れなかった「滋味あふれる人柄」が、特にファンへのコメントの返事に励まされています。2007,8年の記事からお勧めですが、残念ながら現在ではコメント欄は閉じられています。

常に前向き、自分を甘やかさない努力家で天才肌の方なので、これじゃぁ小朝氏に対等に認めてもらおうとすると、奥様はたいへんだったろうなぁと、あの「騒動」も思えるのですが、反面手のひらの上で甘えて(ふりだけでも)いれば、いろんな意味で最高の旦那さまだろうとも思うのです。

スピリチャルなこともあり、特に京都がお好きなようで、京都グルメ情報も多いです。

投稿者 waysea : 2009年09月11日 08:26



2009年09月11日

炒めビーフン

 QPで見た料理。具は生姜汁と酒、醤油で下味し、片栗粉をつけた豚肉、赤ピーマン、ニラ、もやし。ビーフンを硬めに戻して加えるのがポイントで、酒、醤油、塩、胡椒、水を合わせた汁を吸わせて、水気がなくなるまで炒め煮にする。ごま油をたらして仕上げ。今日は久々にQPメニューを作ろうとして材料を買って家に戻ったら、スラッシュの事務所にビーフンが山のように届いたという連絡を受けてビックリ(@_@)「今朝子の晩ご飯」を読まれたビーフンPR事務局から段ボール箱3箱100食分くらいを頂戴したのだった。なんとも絶妙のタイミングで、スラッシュの守部さん共々おいしく頂きましたm(_ _)m
今日もっとビックリしたのは、仕事中にふとベランダを見たら、なんと500円玉くらいのチビ亀がよちよち歩いて見えたことで、ええっ、ウッソ〜!これって幻覚???と思いながら目をこするはめになった。春先と5月ゴールデンウイーク中の2回に分けてカメの千鳥♀が卵を8個ほど産んで、今年は俊寛♂が絶倫モードでめちゃめちゃ頑張ってきちんとインサートしてたので有精卵だろうとは思っていたのだけれど、カメ飼育に関する本やブログを見たら、初めての有精卵はまず孵化しないし、温度を一定に保つ孵卵器を用意しないと
無理な感じだったので、仕事が忙しい今年は孵化を見送るつもりで卵をプランターに埋めておいたのだった。その中の一つが孵ったのだとしても、高いプランターの位置からどうやってベランダに着地したのかがさっぱりわからないし、私にとってはまさにミステリーで、子ガメ「誕生」というより「発生」といったほうがふさわしい気がするのだった。子ガメは卵を割って出てくるまでにも何日かかかり、しばらくはおなかに黄身をぶらさげた状態が続くようななのだけれど、今日初めて見つけた子ガメはもうしっかり歩いていて、少しはエサも食べるくらいだから、孵化してすでに数日は経過しているはずで、この間どこにいたのかまったく気づかなかったのもフシギである。もっとも写真でわかる通り、めちゃめちゃ小さいのでうっかり見落としていたのだろう。ほかの卵は孵化してない様子で、現在は俊寛と千鳥のひと粒種といったところ。で、元気にちょこちょこしてる姿を見て、名前はさっそく「有王(ありおう)」に決めました。今後ぞろぞろと誕生するとしたら
もはや俊寛ストーリー系だけではまかないきれないので、トモモリ君とかノリツネ君とかそっち系に走ることになりそうです(笑)。写真中段は俊寛パパの頭の大きさと比べた有王クン。顔はパパ似で甲羅のカタチは千鳥ママ似です。


コメント(3)

おめでとうございます!!!なんて可愛い赤ちゃん亀でしょう。5円玉ぐらいですか。しばらく写真を眺めておりました。
私は孫が5歳ぐらいのころうっかり「カメもよく見ると可愛いね。」と言ったら「じゃあ、このカメおばあちゃまにあげるよ。」と言われてずっと私が世話をさせられております。その孫も今年成人式でした。万年はともかくあと何年生きるのかしら?と私の年齢と比べて少々心配なこの頃ですが。

投稿者 隅田の花火 : 2009年09月12日 11:37

俊寛さん、今年は避暑にも行かず、留守番だったようで、最近、出番がないな、と思っていた矢先の子亀、誕生。おめでとうございます!まだ何匹か、孵化するかもしれないし、赤ん坊の食事にも手がかかりそうですが、子育て、楽しそうですね。かわいさに見とれてしまって、執筆の手も鈍るのではないでしょうか(笑)。
録画しておいた「芸能花舞台」、見ました。私も今年、桜の頃に竹芝桟橋から吾妻橋まで川を上り、柳橋や深川も歩いたことがあるので、思い出しながら見ていたら、霊巌寺が映ったとたんに画面が終了!30分番組と勘違いしてて、トホホでした。でも、屋形船で聴く小唄の場面は、皆さんも水面も揺れて、なんとも風情がありました。明晩の再放送を忘れずに見なくては。

投稿者 ウサコの母 : 2009年09月12日 20:23

有王君?亀の赤ちゃんは見た事が無いですが(見てるのかも解りませんが)小さいですねえ。天王寺の亀の池にはきっとたくさん居るのでしょうが、こんなに小さくては覗いても見えない(^o^)

私も今日録画しておいた10日放送の「芸能花舞台」見ました。伝法院のお庭は小堀遠州作とか、素敵なお庭ですね。お庭を借景に踊られた「都風流」も川風に吹かれながらの小唄「川風」も粋でした。
荻江節の「深川八景」も久し振りに聞けました。江戸時代、都会は川により日々の暮らしが成り立ち、海を埋め立てる事で大きな町になり、地方からの人々も受け入れる大都会に形成されていったのですね。叉このような企画で松井さんの解説をお願いします。

今月の松竹巡業西回り、壱太郎さん、藤十郎丈を相手に梅川を可憐に演じておられます。可愛い、愛しい梅川です。

投稿者 お : 2009年09月12日 22:30



2009年09月12日

コースト・オブ・ユートピア(ユートピアの岸へ)

シアター・コクーンで今秋の演劇界最大の話題作を見て、幕間に翻訳家の松岡和子さん、演劇評論家の扇田昭彦氏とご一緒に食事。
正午開演で終演が夜の10時過ぎという、演じる側のみならず観る側も相当ハードな公演だが、見応えのあるドラマを求める演劇ファンには是非ともオススメしたい舞台である。なんといってもトム・ストッパードの戯曲が構成もセリフ素晴らしいの一語に尽きるし、それを力業でねじ伏せた蜷川演出と、集中力を遺憾なく発揮して緊密なセリフ劇を創りあげた俳優陣に心から拍手を送りたい。全体のストーリーはロシア革命において先駆的な役割を果たした富裕層出身のいわゆるインテリゲンチアの動向を描いた群像劇で、軸となるのは理想的な社会主義を早くに唱えて他国で亡命生活を送った思想家ゲルツェンと、名門貴族の出身で後にアナーキストに転じるバクーニンだ。第1部ではバクーニン一家の没落を中心にした「桜の園」を彷彿とさせるドラマが展開し、第2部はフランスの2月革命を背景に、思想上でも私生活でも理想を追い求めて挫折するゲルツェン一家が中心に描かれる。第3部は富裕層出身のインテリゲンチア全体がその先駆的役割を終えつつある時代の中で、彼らの存在の意味が改めて問い直されることになる。
第1部で印象に残る活躍をしたのはツルゲーネフやドストエフスキーを見いだした文芸批評家のベリーニンを演じた池内博之で、「桜の園」のエピホードフを想わせるスラプスティック風のドジな演技で笑わせながらも、ヨーロッパ文化に対する多大なコンプレックスを抱えるロシア文化人の屈折した心理と自負の念や、
唯一誇るべき「文学」に対する情熱を余すところなく表現した演技は殊勲賞モノである。またバクーニンの父親役を演じた瑳川哲朗が沈み行く夕陽を見守るラストシーンの表情も実にみごとだった。
第2部は劇全体のクライマックスともいえて、フランスの2月革命に夢破れ、私生活でも悲惨な不幸に見舞われた上で自らの思想信条をはっきりと自覚するゲルツェンのラストシーンが素晴らしく、これを演じた阿部寛もセリフをしっかり肚に入れて観客の心に響かせた。バクーニン役の勝村政信、ツルゲーネフ役の別所哲也、詩人オガリョ-フ役の石丸幹ほか男優陣はいずれも大健闘で配役も非常にいい。女優陣の中では相変わらず危なげないのは麻実れいと銀粉蝶で、純粋であるがゆえ不幸に陥るゲルツェンの妻を演じた水野美紀はニンとしては決して悪くないが、日本人にはなかなかモデルの見いだしにくい大変に難しい役であるために、夫婦諍いのやりとりがいささか単調に見えたのは致し方あるまい。芝居全体の流れが男のロマンに沿っているせいもあって、女優陣はちょっと割を喰った面も否めない気がする。


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1部終演後で30分押しで3部終演は23時過ぎかと思いきや…22時半前に終り安堵。衣装以外台詞カミカミで冗長な演出。10周年時のグリークの緊張感や期待感に比べ冗漫。扇田昭彦サンの新聞劇評に期待。

投稿者 dawn : 2009年09月13日 03:50



2009年09月13日

穴子巻き、稲荷寿司、キノコのサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
写真上段は今日も2鞍気持ちよく駈けてくれたハイセイコーのお孫さん。見るからに賢そうな顔をした牝馬です。中段は一昨日のブログで初公開して反響を呼んだ子ガメ有王クンのどアップ。クラブハウスでは、Mさんの口から皆さまに広がって色んな方からおめでとう!と言われました(笑)。ONコンビの0さんからは非常にタイミングよく水引を使って手作りされた亀モチーフの壁掛け(写真)をお祝いに頂戴しましたm(_ _)mバリキャリのOさんは本日でクラブを退会されることになり、コトブキ関連でいろいろとお聞きして、クラブにとても近い現在のお住まいから引っ越しするかもとのお話で、思わず「なら、代わりに私がそこに住んじゃおうかな」と言って笑われました。帰りのバスで高校生のナッちゃんに有王のケータイ写真を見せたらいきなり「欲しい〜!」と言われたので、この先ぞくぞく産まれても貰い手はありそうです。そのうちブログでも里親を募集することになるかもしれませんので、皆さまどうぞよろしくm(_ _)m今夜はこれから先日見損ねた「芸能花舞台」の再放送を見るつもりなので、ブログはここまでと致します。


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芸能花舞台、拝見しました。

私自身、日本橋の出で、花柳界に知人もいたので、この方面の勉強もしてみたいと思っていましたが、ついのびのびになっています。

もし、必読の参考文献などがありましたら、教えてくださいませんでしょうか。

小唄のなんともいえない粋で風流な雰囲気に魅了されました。私も習おうかしら、なんて思ってしまいました。

投稿者 マトー : 2009年09月14日 00:27

 邦楽舞踊関係で必読の本というのを挙げるのは案外難しいですね。実演や鑑賞の体験レベルによっても違うだろうと思うのは、どうしても実演家や趣味で習いたい人を対象にした個別の本がほとんどだからで、自分の一番興味のある分野から読んで少しずつ知識を広げるしかありません。全網羅的事典類もないわけではありませんが、どれを読んでも却って喰いたりない気分になります。

投稿者 今朝子 : 2009年09月14日 08:02

こんばんは
夏そして先日はありがとうございました。昨年よりももっとお話しをすることができ嬉しく思っています。
ハイセイコーのお孫さん、確かにいい顔していますね。顔で選ぶのは良くないという方もいますが、いい顔している馬は質がいい馬が多いですよ。何か光るものがあるというか…
頑張ってくださいね。

ブログを見て早速小鳥の森レストランを訪ねてくださった方があるそうです。ありがとうございました。

投稿者 真理 : 2009年09月14日 21:07

きゃ〜、ハイセイコーのお孫さま、超ハンサム顔じゃん!と思って驚いていたところ、さらにチビ亀まで発生とは!!!!!
なんというかわいらしさ。でも私はいりませんけど(笑)。おめでたいですねえ! でもお誕生日がわからないってのは残念。カメはハムスターと違って、親が子を食べちゃったりしないでしょうから、その点は安心だけど、小さすぎてどこかにはまっちゃったら見つからなくなるかも?なくさないようにお気をつけくださいませ。あ、『道絶えずば、また』 読み始めました!! 最初から一気に連続殺人という華やかな(笑)出だしに胸躍らせております。

投稿者 ありす : 2009年09月17日 16:40



2009年09月14日

鯖のコチュジャン味噌煮

 まだ軽井沢にいた時に見て作ろうと思いながら作らなかったQP料理。フライパンに味噌とコチュジャンと水を合わせ入れて煮立て、鯖と生姜の千切り、青梗菜を加えて煮込むだけ。冷蔵庫に残っていたニラも加えてみた。鯖は血合いをよく洗ったものの、湯通しはしなかったが生臭みが全然なく食べられました。野菜もしっかり摂れるし、超簡単なのででオススメ。
久々に買い物に出かけた三茶の西友がえらく様変わりし、食料品売り場が2フロアに増えて、その割に生鮮食料品の売り場面積は比較的縮小ぎみで、要は乾物類をドワ〜ッと怒濤の如く並べ立てたアメリカのスーパーみたいな感じになっちゃったのでビックリした。いわゆる近郊型のスーパーに模様替えしたのだろうけど、三茶みたいなベンリな街に果たしてこんなものが必要なのかどうか疑ってしまったのは、私がなかなか肝腎の食材を探せなくて、結局は近所のこれも日ごろは余り感心しないフーディアムでゲットしたからである。もともと私は日本みたいな狭くて人口密度が高い国に、アメリカ式の巨大スーパーがマッチするのかどうか疑問に感じていたほうなのだが、この間に人心もすっかりアメリカンになり、ザツな大量消費型社会に適応してきたのだとしても、やっぱり現時点でのこうしたチェンジは、なんだか時代に逆行してるような気がしてならなかった。1種類の品目に関して無数のメーカーのさして変わり映えのしない商品がズラ〜と並んでいるサマを見せられると、今や豊かな気持ちになるよりも、こうやって色んなものを作ってとにかく生きていかなくちゃならない現代人のありようを思って、つい暗い気持ちになってしまうのは私ばかりだろうか。闇雲に数だけ揃えられるよりも、たとえば1品目に関して1メーカーのみ、うちの店が自信を持ってオススメできる商品だけを置いてますというような感じのスーパーができないもんだろうか。オススメの基準は値段がリーズナブルでも、高いが品質は絶対保証でも、とてもマイナーだから敢えて紹介したいでも、ホントになんでもいいからその店なりの基準を設けて商品を選択して置いてほしいのである。で、これは何もスーパーに限らず、あらゆる分野にいえることで、生産者と消費者をつなぐ仲介的な役割を果たすあらゆる業種の人びとに今こそ望まれるのは、彼らがここずっと放棄してきた選択眼というものではなかろうか、と思われたのでした。


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今日の巨大スーパーのお話しは、日頃私ももやもやしていたことを、書いていただいて本当に同感ですっきりしました。私はなるべくスーパーに行かないで、すこし遠いけど電動自転車で山越えして八百屋さんに行きます。近くのスーパーにはおいてないような野菜も必ずあります。ズッキーニの花や紫のアスパラガスや、ナッツカボチャや「どうやって食べるの?」と困るような野菜を、お客さんに押しつけるのが好きな店のようです。そこは、身体にわるいからとインスタントラーメンなどは置いてありません。住宅街の中なので、お客さんのことを考えて、魚コーナーとお肉コーナーがほんのすこしあります。だから魚はその日の市場で安くて新鮮だったものを、数種類置いてあるだけです。でも、お店のお兄さんが、「生でいいよ!」といったら、どんなものでも大丈夫です。今まで何度も、変な顔をした名前もわからない初体験の魚も刺身で食べてしまいました。そこで買って作った「しめ鯖」は真っ赤でとても美味しいです。そういうお店を大事にしていかないといけないなあと思っています。

投稿者 名古屋の紫式部 : 2009年09月15日 01:23

私も同じような事を考えてた所です!近所の西友も高級スーパー風に改装されて、生鮮品が減った分、背の高い冷蔵棚がズラーッと並び、冷凍品やワイン類が充実、と宣伝してますが、買いにくくなって、行かなくなりました。
そこに先日、コンビニ跡地に産直の店がオープン。群馬産がメインで、朝採りレタスや土付き大根など野菜や果物が新鮮で安く、うれしくてドッサリ買ってしまい、今は買い過ぎないよう、心しています。加工品やお惣菜、手作りのお茶菓子風もあり、まさに生産者と消費者が直結した店で、大助かりです。珍しい物もあり、小ぶりのピーマンを手に取ったら「辛いけど、おいしいですよ。」と勧められて買ったのが、オソロしく辛くて、(あっ、今朝子さんのブログに出ていた!)と思い、ブログの写真を見たら、やはり同じで、切った後でも触った手がヒリヒリします。
ここも三茶に負けず劣らず安い地域で、萩尾望都さんも愛読の人気コミック「きのう、何食べた?」で筧先生御用達の激安スーパーもある激戦区ですが、産直店は多分初めてで、これからは季節の味覚が産地からじかに届くと思うと、とてもうれしいです。出来たばかりで、筧先生はまだご存知ないと思うので、教えてあげたい私です(笑い)。

投稿者 ウサコの母 : 2009年09月15日 16:58



2009年09月15日

麻婆茄子、アサリご飯

適当に作ったらとても美味しくできたけど、なにせ適当なのできっちりしたレシピは書けません(笑)が、やっぱり花椒は欠かせぬ香辛料かも。
明日からいよいよ新政権が発足とあって、今夜は各局のニュースで閣僚人事の一部が披露された。亀井静香氏が希望通りの郵政兼金融相のポストに就いたことで、小泉竹中路線の郵政民営化は抜本的に見直されることになるのだとして、具体的に身近な郵便局がどうなるのか、日ごろ切手を買って、手紙をポストに投函するくらいの接触しか持たない私には、民営化でどう変わったのかさえわからなかったくらいなので、余りコメントする資格がありそうもないのである。思えば身近なレベルに落として自分は国から一体どういう恩恵を受けてたり、逆に損害を被ってたりするのか、今まで全く考えてこなかったのは反省すべきなのだろうが、実のところ多くの人は、何か事件に遭遇して具体的な問題にぶち当たらない限り、考えるきっかけを持ちようがない気もする。私は今のところ国から直接的に全く報酬を貰ってないし、間接的にもほとんど貰ってないはずだから、新政権にはまず諸官庁の経費削減を徹底してもらいたいところで、仙石氏?の就任が有力視される行政刷新相なるポストの活躍に期待したいのだが、これまた身近なレベルで具体的にその効果があがってるのかどうかを知るのは難しい気もして、もしそれが唯一わかるとしたら新旧国立劇場の人事くらいかな〜という感じである。以前、小泉政権下で国立劇場が独立行政法人となった際に、歌舞伎審議会(とかだったが正式名称はもう忘れました)の委員なるものを引き受けるはめになって、2度ばかり出席したところで、その余りにも形骸化した会議に呆れてすぐに辞任を申し出たのだけれど、何に呆れたといって、その場にズラリと並んだ理事たちがほとんど居眠り状態だったり、オンブズマン的な会議のようでいて、理事長が開口一番、文化事業なので予算については触れないでください的な発言を堂々として、他の委員がその発言を全くおかしいと感じないような雰囲気だったことに、私としては、こりゃダメだ!と即刻見切りをつけざるを得なかったのである。で、当時そのことはHPでもハッキリ書いたのだった。
天下りの居眠り理事とか形骸化した会議とかが入場料に上乗せされたんじゃたまんないわけで、そもそも演劇の現場に携わった経験が全くないような理事とか理事長とかが必要あるのか?という根本的な問題は新国立劇場でも同様なのではなかろうか。というわけで少なくともそうした点が新政権でどう改善されるのか見守りたいものであります。




2009年09月16日

ラムしゃぶ

角川事務所の原重役、鳥原氏、文芸評論家の細谷氏、スラッシュの進藤さんと神田の「龍水楼」で食事。メンバーともどもすっかり定例化した食事会で、毎度この店の料理は美味しいし、細谷氏や原さんからお聞きする色んな話も面白くて病みつきになっている。今日は新政権が発足し、新閣僚のメンバーも明らかになった日だが、その手の話はほとんど出ずに、もっぱら小説やマンガの話に終始した。原重役とはむろん仕事の話もして、「並木拍子郎種取帳」シリーズ『三世相』の文庫版を来年出版する予定を確認の上で、今後の作品をどうするかという考えをお伝えした。私は時代小説を書くにあたっても、現代の世相をそれとなくメタフォリカルに忍ばせる癖があるだけに、新政権の担い手である鳩山首相が「歴史が変わるという、身震いするような感激」と語るプロパガンダほどに、今後の日本が国家的大転換遂げて世相もがらっと変わるとは思えないにしても、時代の流れをわざと滞らせていたここ十数年のような雰囲気がこれ以上続くとも思えないので、今しばらく世の中を静観して、新作の執筆に備えたい気がしている。


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幻のデザート三不粘の店ですね。ぜひ食べたいのですが、「ラムしゃぶコースのデザートで、4人以上の予約要」という高いハードルが越えられません(涙)。
ところで2006年5月以前のブログは、もう読めないのでしょうか。以前、初期ブログをぽつぽつ読んでいたのを思い出して、また遡ろうとしたら出来ませんでした。文庫化された為に封印されたのなら、とても残念で、「封印切」したいです。

投稿者 ウサコの母 : 2009年09月17日 23:00



2009年09月17日

ブリ照り、ズッキーニのおかか醤油炒め、茄子の味噌汁

前の晩にちょっと食べ過ぎたので、今日は地味めの晩ご飯であります。
昨日はついつい深夜2時まで新閣僚の記者会見を見てしまったが、いやしくも政治家なら官僚ペーパーやレクが無くても自前のコトバで記者会見くらいこなせて当たり前で、そうした最低限の能力も無い人間が大臣をしていたかつての政権与党のほうが問題であり、だからこそ二世三世議員があんなにはびこってしまったのだろうとまず思われた。今後の国会の質疑応答もしっかり官ぺ無しにやって戴きたいもので、そうでないと本当は議会制民主主義の意味なぞないといわなくてはならない。それにしても、頼りない人も少しはいたとはいえ、新閣僚の多くが意外なほどハッキリと今後の方針を明言したのはいい意味でのサプライズで、人事面のポピュリズム的なサプライズよりは信頼がおける。ことに藤井裕久財務相の発言は実にシャープで、こうしたシャープな発言が持続するよう期待したいものである。ただし私のような素人が考えても、新閣僚全員が発言通りのことを実行に移すのはあまりにも大変そうで、今まで余りにも政治の無作為がひどすぎたせいかもしれないけれど、逆に今度はあれにもこれにも色んな問題にいっぺんに手をつけようとしているようでちょっと無謀にも感じられた。大言壮語内閣とならないように、また以前のような見せかけだけにもならないように、今度こそ足もとをしっかり固めて地道な行政改革を推進して戴きたいものである。


コメント(1)

昨日から結婚式の前日のような、ローンを組んで買った家に引っ越す前日のような不安はありますが、4年間かけてやれる事を確実に実行に移せる内閣であって欲しいと思います。
一番新鮮に感じたのが、全閣僚が自分の言葉で御話しになった事、ホンマニ当たり前の事が出来ない閣僚を物心ついて以来ずっと見てきたので「自分で文章を作れる、確かな日本語を操れる人達」でどのように国の舵取りをやって頂けるか?という期待を少しは持ってもええんかいな?と思っています。

投稿者 お : 2009年09月17日 22:59



2009年09月18日

鶏肉とキノコの混ぜご飯、アスパラガスのソテー

混ぜご飯はQPで見た料理。超カンタンで久々にオススメ!の秋らしい一品だ。醤油とミリンを入れた鍋に鶏肉とキノコ類を大量に加えて水気が飛ぶまで煮詰めて、炊きあがったご飯に混ぜるだけ。火を通すとキノコから水分が出てくるので水を加える必要は全くナシ。混ぜてからしばらく蒸らすこと。
 このひと月のTVニュースを見てずっと疑問に感じていたのは、のりピーってそんなに凄いタレントだったの?ということで、これはスラッシュの進藤さんも失踪時から「国民的アイドルってのはちょっと言い過ぎじゃないの。松田聖子とかいうならまだわかるけど。アジアでは人気があったかもしれないけど日本じゃそれほどでもなかったでしょ」との意見だったし、私もヘンなのりピー語を話す子だとか、グッズが結構売れてるのは知ってても、ヒット曲とか出演ドラマとかは全然といっていいほど知らずに、今回の事件でようやくいろいろ知ったくらいだから、ひょっとしたら今度の事件は彼女のタレント価値を高めるために仕組まれたのではなかろうか?なんてヘンな邪推してしまうほどである。「日食を見に奄美大島へ行かれた時に、機内とかで一緒になりませんでした?」と案外マジな顔で私に訊いたのは文春の内山さんで(笑)、彼女はのりピーと同い年なのだとか。「でも、ファンは男の子中心で、私はゼンゼン気にもならなかった口です」との話を聞いて、なるほど、今ちょうどマスコミ現場のトップに立つ男性たちがもろのりピー世代だから、扱いがこんなに大きくなっちゃったのかも?という納得の仕方をした。報道の最初のころは選挙直前だったから、フジあたりが民主潰しを狙ってやってるの?てな気がしてたくらいで、とにかくだんだんどの局も右へならえで報道が過熱していく状態だったし、新内閣の発足と高相被告の出所をテレコで放送するのを見ると、今のマスコミを第一線で担ってる人たちのレベルに、中高年のオバサンとしてはいささか不安なものを感じずにはいられなかった。今やもうワイドショーと報道番組の区別がつかない感じになって各局が同じ事件を同じ調子で延々と垂れ流し続けるのは何もこの事件に限ったことでもなくて、もっと知っておくべきニュースは世界中にいくらもあるんじゃなかろうかと思うようになって久しい気がする。
ところできのう福光さんと電話して、八ツ場ダムの話をいろいろ伺ったのは、なんと彼女が以前に知り合い
に誘われて現地の視察をしていたからで、聞けば聞くほど非常にフクザツな問題で、現地の人は家族間でも推進派と反対派に別れていたりもするそうだから、この問題こそ一度きちんとした報道をしてほしいと思われたのでした。




2009年09月19日

茄子の肉巻きレンジ蒸し、昨日の残り

前にQPで見た即席料理。縞目に剝いた茄子を縦に4等分して豚肉を巻きタレをかけてチンするだけ。タレは下ろし生姜、酒、醤油、砂糖、塩少々、すりゴマ、ゴマ油を混ぜ合わせたもの。茄子に油をまぶしておくのがポイント。
お昼はFM東京の佐藤さんにお目にかかって、同社が所蔵する古典芸能関係のLPを大量に見せてもらった。歌舞伎、文楽、邦楽、落語、琉球舞踊等多種多様の貴重な音源ながら、今や整理処分の対象になっているそうで、その前に私が見た上で必要なものをお持ち下さいとのことだった。わあ〜ラッキー!と飛びつきたいところだが、考えてみればレコード会社からはもはや二度とリリースされることのない極めて貴重な音源だけに、個人的に隠匿するのは却って憚られ、どこか公共の施設に寄贈されることをお勧めし、私は過去の知り合いに当たって寄贈先を捜してみるというお約束したのだった。
佐藤さんは私が昔から講演をしている「花の会」によくご出席下さる高齢のご婦人のご子息で、城達也の「ジェットストリーム」(わぁ〜懐かしい〜)も手がけておられたFM東京の草分け的ディレクターだから、FM放送に関する面白いお話もいろいろとお伺いした。現代は昔のように音楽が「時代」を表すような感じではなくなったし、その原因は需要のされ方がパーソナルなものになりすぎたことであり、それが新たな音楽を生む力の衰退につながったというお話はなるほどと思われて、音楽以外のさまざまな文化にもあてはまりそうな気がした。以前は乗馬をなさっていたそうで、最後は馬関連のさまざまなお話をして大いに盛り上がりました(^_^)




2009年09月20日

上方寿司、ポテトサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。帰宅直後にTVを点けたらTBSで「官僚たちの夏」をやっていて、佐藤首相とニクソン大統領の沖縄返還をめぐる密約によって日本の繊維産業が切り捨てられた事実をモデルにしたストーリー展開でで、核持ち込みの密約が日本サイドでようやく暴かれようとしている今の時期には結構タイムリーだよな〜と思いながら食事する。
連休中はさすがに旅行する人が多いらしく、クラブは比較的空いていたが、常連さんは相変わらずバッチリ顔を揃えていて、話をしてるうちに、電車内では皆さんそれぞれに随伴(馬の体の動きに合わせて、自分の体をスイングさせること)の練習をしていることが判明した。「連結器に立ってると、揺れ方が駈歩そっくりなんですよ。で、急停止するときも馬が前に突っ込んだ感じと一緒だし」とか「へえ〜みんなやってんだ。
自分だけかと思って、恥ずかしくて今まで言えなかったんですよ」とか色々と打ち明け話があって、もちろん私もしてるし、翻訳家の松岡さんと前にお話ししたときも「ああ、松井さんもやってたんだ。よかった〜」と言われたことがあって、なにしろ電車の揺れに合わせて腰を前に振る動作をするわけだから、知らない人が見たら何やってんだろ?と思われること請け合いであります。なので電車内で怪しい腰つきの人を見たら、フーゾクとかVシネマ関係ではなく、乗馬が趣味の人だと思ってください(笑)。




2009年09月21日

鰻丼、茄子のマリネ、海草と水菜と大根のサラダ

ウナギとマリネ&サラダは近所でゲット。
食事後に「おくりびと」を見る。劇場公開を見逃し、DVDを借りるのもついに間に合わず、なんて早いTV放映なんだろう!と驚くばかり。近ごろは映画製作に当たって、TV局の出資を仰ぐ形が多いから仕方ないのだろうが、こうなると映画の話題作は封切り直後に見るのでないとTV放映を待ったほうがよさそうだし、特にこの映画はわが家の46インチ液晶画面で十分でした。世界中に通じる普遍的なテーマをとてもわかりやすく展開したウエルメイドな作品で、重いストーリーを軽みで見せたのが勝因なのだろう。劇中で銭湯の女主人が亡くなるシーンを見て、今はもう湯灌なんてどこも余りしないのだろうか?ということがちょっと気になってしまった。私は子供のころに国立病院で湯灌された人を見た記憶がはっきりあって、要は病院に湯灌場が設けられていたわけだが、今どきの病院にはその手の設備はないのだろうか?近ごろは身近な人を病院で亡くした経験がないためにその手のことが全然わかりません。
それにしてもこの作品を敬老の日に放送するのはタイムリーというのもちょっとビミョーな感じだが、女性の高齢者人口がついに4人にひとり以上になったというニュースの中で、高齢者に該当するのが65歳以上とされているのがちょっと意外で、私はなんとなくもう少し年上の人を指すのだろうと思っていたのであった。
この分だとあと十年で私は紛れもなく高齢者になってしまうわけで、その頃になれば二人にひとりは高齢者といった感じだろうし、ということは当然ながら高齢者でも働いていないと生きていけないわけで、それなら今からなるべく使い減りしないように働きたいものだと思います。


コメント(1)

最近の病院は湯灌する場所は多分無いと思います。母を9年まえに亡くしました。病院で入院中に亡くなりましたが、自宅まで、もしくは葬儀場までの寝台車の手配はしてくれますが、湯灌は病院ではしません。葬儀会場にはその施設があり、オプションでとても丁寧な湯灌もしてくれます。3年間に亡くなった姑も確か葬儀場で湯灌を家族全員でしました。
「おくりびと」は地方の葬儀社でしたが、都会では殆どが葬儀会場で葬儀を行いますので、あの映画の様子とは少し違います。

投稿者 お : 2009年09月22日 22:52



2009年09月22日

ハムレット、野菜サラダ

三茶駅前の「マメヒコ」で翻訳家の松岡和子さんとお会いして軽めの晩ご飯にした。この店はマメレットという蕎麦クレープをメインにした料理があり、ハムを載せたのがハムレットで、シェイクスピア劇の翻訳で知られる松岡さんを前にして、つい注文してしまいました(笑)。
松岡さんは来年上演が予定されている「ヘンリー六世」三部作の台本の打ち合わせを終えられたあと、シアタートラムでマツオスズキの新作をご覧になる前に私とお会いになったのだが、おしゃべりは芝居の話から教育、政治問題まで多岐に渡るも、やっぱりメインは目下ふたりが夢中の乗馬の話となり、ご夫婦で北海道の外乗をされたときの道産子の写真やアイルランドにある乗馬宿のガイドを見せて戴いたりして、こちらはこちらで浅間山麓の紅葉狩り外乗をお誘いしたのだった。
 私がいつも行くクラブで見ても、乗馬にハマる人はとことんハマる感じだが、松岡さんは週2回も御殿場のクラブに通ってらっしゃるという打ち込みようで、近ごろはお会いするたびに芝居の話よりも乗馬の話が多くなってしまい、お互い一体どうなっちゃったんだろ?と首をかしげる始末。軽井沢で目撃した松岡さんの乗りっぷりは豪快そのもので、さすがに外国産の自馬をお持ちの方は腰の使い方が違う!と感心してしまったのでした。アイルランドで一緒に外乗しようとお誘いを受け、「ええっ!でも私は英語がそんなにできるわけじゃありませんから……」と尻込みしたら「私もアイルランドのコトバは聞いてもほとんどわからないのよ」とのことで、訛りがかなり強いらしく、イングリッシュには無いコトバもあるのを初めて知った。乗馬から言語の話に速やかに移行できるのがさすがに松岡さんでした。




2009年09月24日

鱸の昆布締め、豚の角煮、モロッコインゲンのコーン和え、牛肉と青唐辛子の甘辛炒め、鶏肉のオーブン焼き、花ニラと干しエビの炒め物、オクラとモロヘイヤのねばねば丼ほか

岡野夫妻の新居で、米朝事務所の大島さん、スラッシュの守部さん、進藤さんらと会食。
今夏、天王洲アイルから千葉の鎌ヶ谷に移住された岡野夫妻の新居をお訪ねし、まずは近所を散策。住宅街からほんの少し歩くとあたり一面の畑となって、農家直販の取れたて野菜や梨を超安値でゲットした。日ハムの二軍「鎌ヶ谷ファイターズ」が本拠を置く球場もあって、そこにとてもマイナーリーグの試合とは思えないほど大勢のファンが詰めかけているのにビックリ!話を聞けば市役所まで一丸となってチームを応援しているのだそうで、いわば町おこしの一環でもあるのだろう。夜はすだく虫の音ばかりが響く静かな住宅街で、岡野ご夫君がネットから独自にダウンロードして編集された映像を見ながら、そのお手料理にも舌鼓を打つ。取れたての新鮮な野菜をふんだんに使った料理はどれを食べても美味しくて、ことに〆の丼は絶品、おつまみに出た葉唐辛子の醤油炒め(これだけが奥さまの手作りだそうで、あとは全部ご主人の創作料理)や、季節限定だというナマ落花生の塩茹でも実にGOOでした。映像は60年代のGSサウンドや70年代のフォーク&ロック、TV初期の人気番組やCMを集めたもので、皆でそれらを非常に懐かしく見ながら、「私たちも年取っちゃんたんだよね〜」というセリフがいみじくも進藤さんの口を突いて出ておりました(^ ^;)




2009年09月24日

ゴーヤと豚肉のおかか醤油炒め、茄子と油揚げの煮物

きのう岡野ご夫妻宅で千絵夫人のお父様が趣味で農地を借りて自家栽培なさった野菜をどっさり頂戴し、
早速きょう調理してみた。ゴーヤは嫌な苦みが全然なく、形状がふぞろいの茄子たちはびっくりするほど甘みがあって、どちらも非常に美味しく戴きましたm(_ _)m
食事しながらNHKBS3の「百年インタビュー」を見て、蜷川幸雄氏の1時間半にわたるロングインタビューをじっくり聞かせてもらった。芸大の美術科志望から演劇に気持ちが転じたきっかけは「ぶどうの会」で上演された『蛙昇天』(木下順二作・山本安英主演)を見た衝撃だったことや、若い俳優時代は口先ばっかりの気取り屋で「貴族俳優」とあだ名され、ところが実際に演技をすると余りにも下手くそなので(笑)却って先輩の木村功らに可愛がってもらったという話や、『王女メデア』のギリシャ上演が大絶賛を浴びて帰国した翌日に、主演の平幹二朗とプロデューサーとの3人が世界的な舞踊家ピナ・バウシュの公演で偶然バッタリ会って、やはり責任を負った者は自分たちのレベルを確認したくなるんだねえと語り合ったというエピソードなど初めて聞く話も多かったし、全体に自分がどこまで正直に且つ適切に自分の気持ちを語れるかにチャレンジしたようなインタビューである。本来とてもシャイな人だというのはお会いするとよくわかるが、ご本人自ら「僕の核は羞恥心なんだよね」と明言されて、その人が自らの「老い」を見つめながらも、いまだ尽きせぬ表現欲の執着を語るあたりはなかなか聞き応えがあった。




2009年09月25日

鶏肉と茄子と青唐辛子の辛味噌炒め

野菜は昨日と同様岡野邸で頂戴したもの。味噌、砂糖、酒、醤油、豆板醤、おろしニンニクで味付け。
このところのニュースは新政権の活動を矢継ぎ早に報道しているが、国際会議に出まくりでアンビシャスなスピーチを次々と披露する鳩山首相を筆頭に、各大臣が色んなことを打ち上げ花火式にドンドン始めてしまったから、マスコミもそれをいちいち検証したりケチつけたりする暇もないといった感じで、結果、今のところ思ったよりも快調な滑り出しに見えるのは、民主党のいわば戦略勝ちであるのかもしれない。これがすべて来年の参院選を意識したタダの打ち上げ花火に終わっても困るのだけれど、もし本当に諸処の難題が全部クリアできて民主党の理想的なクニ造りが実現されたら、今までの自民党はホント何やってたんだ!!!ってな感じで、二度と政権復帰なぞできないばかりか、自民党議院に投票する人さえいなくなりそうである。とにかく今は長いあいだ開けられなかったパンドラの箱を開けちゃった状態だから、尋常ひと筋縄では解決に向かはないのが必至だし、諸処で落としどころを探るべく凄まじい駆け引きが繰り広げられるのだろうけれど、それらを含めてオープンになったとき、初めて私たちは本当に政権交代の意義が認められるのだった。
それにしても指導者の資質によってこうも世界が変わるのかと思われたのは、国連の安保理で核廃絶の決議案が採択された件で、ブッシュの時代には考えられなかったことである。ただし好事魔多しのたとえではないが、こうも激しい揺り戻しが来ると、今回はいい目に出ているからいいようなものの、何かのきっかけで逆目に出たときが恐ろしい気もしてしまうのだけれど、これは人類が近代の宿痾をようやくメンタルにも克服して次なるステージに向かう最初の一歩と期待したいものであります。


コメント(3)

ホンマに次なるステージに向う最初の一歩であって欲しいです。
ただ、いまだにリーマンショックの経済状態から脱却できたとはいえないアメリカ(日本も同じですが)軍事産業界からの揺り戻しが恐いです。極端な言い方をすれば今までのアメリカの経済は石油と軍事産業で調整してきたような感じがしてます。そこをどう変えてゆくのか?変えられるのか?期待してオバマ政権を見て行きたいと思いますが。
民主政権、やはりやる事が早い!と思いました。JR福知山脱線事故の委員がJR西日本社長の求に応じて情報を違法公開したことについて前原大臣は直ぐに「何らかの罰則をできないか審議しています」今までの自民政権は「前例には罰則は無いので」と事務次官クラスが会見して終わり。いかに自民政権は動脈硬化おこしていたかだけは良くわかりました。

投稿者 お : 2009年09月25日 23:06

一票が生活を変えることができると実感したいです。

「政治と教育は切り離せない」と言って、
教育基本法ばかりでなく、日本国憲法をも無視するつもりの「政府高官」と「教育者集団」は、果たして「現場の教師と生徒」のことを知っているのか、生まれる前からのニナ川京都府政の元で公立育ちの私には疑問です。

それでいながら上記の人たちは、「憲法厳守」と言ってるのが不思議です。矛盾してるのが分からないのかしら?

投稿者 waysea : 2009年09月26日 07:46

国際金融資本の傀儡と言われるオバマさんの演説の真意が見えません。世界で唯一核を使った国として核廃絶を訴えるなら、まず反省と謝罪があってしかるべきではないでしょうか。戦時中とは言え、国際法に反する犯罪を犯した訳ですから、責任の追及と被害者への謝罪、補償を優先すべきです。それなしで核廃棄と言っても人の心には響きません。真剣度が見えないのです。

日本もアメリカも最悪の方向に向かっているとしか思えないのですが、民主党の正体が国民には未だよく分かっていないようです。根拠のないCO2 25%削減は国内では不可能なので、環境温暖化対策税とやらを8%分見込んでいるようです。中国から排出権を血税で買い、キックバックを期待している売国党に国民は怒るべきです。

投稿者 チャーリー : 2009年09月26日 12:32



2009年09月26日

サンマと古白鶏の刺身、野菜と茸の鍋味噌焼き、豆腐とわかめのサラダ、だし巻き卵、海老しんじょ他

旧友のモリと三茶駅前の「木村商店」で食事。
ダンナが外務官僚で現在ロスに住んでいるモリが急に帰国したのは別に政権交代とは全く関係がなかったようだが、周囲には民主党が政権を取ったら大変だぞ〜という雰囲気が選挙前からあったらしい。ところが現在の家は北東向きに建てられているためにNHKの衛星放送が受信できなくなって、ニュースソースは「サンプロ」その他報道番組のDVDを頼るしかなかったそうで、それらは放送日からわずか4、5日遅れで入手できるのだという。そんなわけで逆にいろいろ訊かれてしまったけれど、新政権が今後どんなふうになってゆくのかなんて、むろん私にわかるわけがないし、まだだれにも、ひょっとしたら民主党の人たちでさえよくわからないのではなかろうか。外務省にはこれまでたぶん自民党と共和党にパイプを持っていた人が多そうで、両民主党にパイプを持って今後の外交をスムースに展開できる人材がどれくらいあるのか
も全くわからないし、オリジナルなスピーチを一応は無難以上なした鳩山首相も具体的な諸問題を実際にどう解決できるかは未知数である。ともあれ異動があっても来春以降だろうし、14年も海外に出ていたモリ自身は最近だんだん帰国したくなってきたという。春にはまた一時帰国するそうで、そのときには政権交代で何がどう変わったのかこちらがいろいろ訊いてみたいものだと思われました。




2009年09月27日

海苔巻き、魚介と野菜のサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
 テンションがあがるとブレーキが壊れた自転車みたいになってしまうハイセイコーのお孫さんをコントロールするコツが先週ようやくつかめた感じだったが、今日はそれがバッチリチできて駈歩を余裕で持続させられて我ながら満足した。明日の誕生日でついに50代後半に突入する私がまだ進化できることを実感するからこそ乗馬は止められないのであります。
ところで馬装をしていたら「今朝子さ〜ん」と声をかけられ、見れば先々週コトブキ退会したはずのバリキャリOさんだから、もう遊びに来たの?それともクラブに何か忘れ物れ物でもしたの?と思ったら、「あれからうち帰ったら淋しくてドオッと落ち込んじゃって、結局退会は取り止めました!」とのこと。ああ、それはよかった、よかった(^_^)/あんなに打ち込んでたんだから、カレシに言われたくらいであっさり止められるわけがないと見てたのです(笑)。そういう私も彼女から、「松井さんのブログ、馬の話がどんどん増えてません?」とからかわれる始末だ。
彼女の会社ではやはり政権交代で大幅な事業見直しを迫られたようだけれど、「でも、頼りないと思ってた鳩山さんがなかなか頑張ってるし、CO2の25パーセント削減を率先して提唱したのもいいですよね」と、民主党の評価もがぜん見直しモードのようだった。「うちにはさすがに関係ないかと思ってたら、あったんですよ」と仰言ったのはコンピュータソフト制作者のMさんで、こちらは逆に政権交代直前の駆け込み受注があって大わらわなのだそうだ。ゼネコンばかりでなく各企業でさまざまな影響がすでに出ているようだし、今後余波がますます大きくなって混乱必至のなか、泣く人あり、笑う人あり、それぞれ悲喜こもごもの展開となるにしても、それでも政権交代しないよりは良かったように今のところ思っている人のほうが世の中には多いのではなかろうか。明日に予定された自民党の総裁選がちっちも盛り上がっていない感じなのが、その証拠かと思われます。




2009年09月28日

焼き松茸と鯛の昆布締め、土瓶蒸し、松茸と牛肉のすき焼き、松茸ご飯、野菜サラダ

 今宵は恒例の誕生日松茸パーティでおふたりの友人をお招きして松茸6本を食べ尽くしました。今回お招きした方々には子ガメの有王も可愛い〜!!!ご馳走となったようです。毎回お招きする方は替えておりますが、皆さんこんなに贅沢したことは誰にも言えないよね、言ったら袋だたきだよね、と仰言るので、氏名公開はいたしません。「今朝子の晩ご飯」を読んでから、ずっと呼ばれるのを待ってたと仰言る方もあるようで、まだ招かれてないのはおかしいぞ、とお思いの方は、どうぞ名乗り出てください。


コメント(1)

今朝子様、お誕生日おめでとうございます。有王ちゃんも見たいし、松茸もうらやましいですが、何よりも今朝子様の新刊を切望しています。どうか今年もお元気で、たくさんすばらしい作品を書いてください。それから「亀奉行」さんに有王ちゃんのような可愛いおこさんをつくってください!

投稿者 名古屋の紫式部 : 2009年09月29日 00:28



2009年09月29日

蕎麦、カレー、ホタテ貝のソテー、鶏シチューの壺焼き、九条ネギのぬた南禅寺豆腐ほか

今日は午後からスラッシュの事務所でNHK出版の方とNHKブックスの打ち合わせをしたあと来年1月の講演の主催者であるお茶の水図書館の方とお目にかかった。それから東京會舘に行ってローズルームで開催された観世銕之丞師の芸術院賞受賞パーティに出席。会場は能楽師の方ばかりでなく、歌舞伎役者やそのご夫人方も多く、なにせ銕之丞師の奥様は京舞の井上八千代師だから祇園町関係や舞踊関係もドワ〜といらっしゃっていて、会場の入り口から色んな方のご挨拶を受けるはめになった。で、久々に坂田藤十郎丈やエッちゃんこと吾妻徳弥さんともお話したりしていたのだが、「あの〜、松井さんでいらっしゃいますか?」と見知らぬ女性から声をかけられて、歌舞伎役者のご夫人?それとも舞踊家さん?と首をひねっていたら「私ノーザンファームの者なんですが」と言われてビックリ!!!北海道の超有名な競馬牧場のオーナー夫人で、「今朝子の晩ご飯」を読んで私の趣味が乗馬であることを知り、声をかけられたのだった。子供の頃からずっと馬に乗ってらっしゃったのが、腰を痛めて乗馬を止めたあと、何か習い事をしようと思ってお謡を始められたのだそうで、「ここで乗馬の話をしてもいいですか?」と仰言るので「どうぞ、どうぞ、大歓迎です」といって場違いな会場で延々と乗馬の話をし、「うちは空港から近いので、一度ぜひ乗りにきてください」と言われて「はい、ゼッタイ行きます!」と即答した私である(笑)。それにしても我ながら芸域が広いよなあ〜と思いながら、帰りはお茶の阪本先生星野先生のご姉妹と銀座の京おばんざい店「真理福」に行って歌舞伎座(株)の大沼さんのご馳走になり、歌舞伎の話をいろいろとして、なんだか凄まじい今日の一日を締めくくったのでした。


コメント(1)

ノーザンホースパークには、「馬見の丘」があるK's Gardenというステキなお庭や、おいしいレストランもあるので、機会があったらぜひいらしてください。
ご無沙汰しておりますシンゲルでした。

投稿者 シンゲル : 2009年10月05日 00:34



2009年09月30日

おこわ弁当、茄子とトマトのマリネ

整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。
食事をしながらNHK9時のニュースを見ていたら、例の「アニメの殿堂」見直しの件についての報道で、設立準備委員の何人かにコメントを求めていて、その1人に情報誌「ぴあ」の元編集長林和男氏が登場したので懐かしく感じたが、テロップが出なければわからなかったかもしれないくらい堅気のもっともらしいオジサンに見えるのがおかしかった。私が「ぴあ」嘱託の演劇ライターとして仕事をしていたときの編集長だから、考えてみれば四半世紀以上も前にお会いしていた方なのである。昨夜は歌舞伎座(株)の大沼さんとも久々にお会いしてお話するうちに、同僚として一緒にお仕事していた時代はなんと30年も前だということに気づいていささかショックを受けたものである。一生なんてホントあっという間だから、あまり自分の気持ちに無理がないようにして、せいぜい楽しく生きるのに越したことはないとしみじみ思われる誕生日週間であります。


コメント(1)

松井さん、ぴあの林(和男)です。最近の著書等でご活躍ぶりを拝見し、いつも大変嬉しく思っています。
「堅気」は昔からですが、いつのまにか「もっともらしいオジサン」になってしまっていましたか・・・。もうちょっと不良っぽい、どこかブッ飛んでいるオジサンに見えるよう、服装、態度、しゃべり方など探求してみたいと思います(笑)。
これからも、お互いフツーのオジサン、オバサンになりすぎぬよう、頑張りましょう!

投稿者 林 和男 : 2009年10月01日 22:21