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2009年04月01日

ふぐ刺し、鯛の桜蒸し、焼売、明石焼き、豚肉と牛肉の野菜蒸しほか

3月31日は大島さんのご父君、杵屋花叟師の祥月命日とあって、恒例となった花見の宴で大島宅に集合。今年はPメディアの三村さん、スラッシュの守部さんと進藤さんのほかに遊機械のマネージャー西村さんや、益上さんも参加して、いつものように酒池肉林の一夜を過ごした。大島さんが掲げた今年の料理テーマはヘルシーな蒸し三昧で、引き出物にもらった蒸し器セットを活用したかったのだとか。したがって手間いらずの料理が多かったとはいえ、やはり比較的手の込んだ、ふわふわ海老シューマイはとても美味でした。ふわふわに仕上げるコツは餡の肉に玉ネギと麩をすり下ろして混ぜ込むそうで、ご興味のある方はどうぞお試しください。




2009年04月01日

小松菜と油揚げの煮浸し、もずく酢、のり茶漬け

昨晩の食べ過ぎを解消する献立(笑)。
食事しながらNHKの「クローズアップ現代」を見て、今後日本の基幹産業となり得るリチウム電池やロボットの開発において技術的にはめざましいものがありつつも、結果は企業がリスクを背負いながらそれにどこまで投資できるかや、立法も含めての国家的総合戦略が如何に組めるかが大きなカギだというのがわかったが、貧すりゃ鈍すというコトバもある通り、日銀の短観が史上最悪となった今の日本では、政府も企業もとにかく目先の事に負われて、遠い将来を見すえた投資がなかなかできないのが実情だろう。けれど先行投資を諦めたら本当にお先真っ暗だから、余りあてにならない政府は放っておいても、各企業はなんとかガンバッテほしいものである。
ところで、どんな職業にも目先の仕事と先行投資はつきものだが、このところの私は
目先の仕事にずっと追われ続けており、勿論こんな時代で、この年齢だから仕事があるだけましとはいえ、この年齢だからこそ目先の仕事に追われるばかりでなく、長期的展望に立った新たな仕事の仕込みをしなくてはならないという気がしていて、まだ私はそういう意味での刺激を待望していると、新年度開始の日に申しあげておきます。




2009年04月02日

鶏の照り焼き

QPのレシピ通りに作ってみた。鶏もも肉は醤油で軽く下味して、小麦粉を薄くつけて皮目から表面をフライパンでこんがり焼いて、みりん醤油を水で割った汁をたっぷり注いで煮詰めることで肉に火を通す。このやり方だと肉が柔らかく仕上がるのでオススメ。付け野菜は塩ゆでにしたスナップエンドウ。
 G20金融サミットが開催されているロンドンで、反グローバリゼーション、反金融経済を掲げたデモがあって、死者が出るほど激しいものだったらしく、シティ地区に押し寄せた群衆の映像を、けさからニュースで何度も見ているが、ちょうど地下鉄バンク駅あたりの三叉路が映しだされていて、あの三角地帯に建つのは確か先物取引所だったような…てなことを想いだしたのは、私がかつてロンドンのガイドブックの編集制作を請け負ったからである。発行元がなにせ昭文社だっただけに、現地の航空地図をわざわざこちらに取り寄せてイラスト地図を作るといった非常に手間のかかった仕事で、グーグルアースが出現するなぞとは想像もできなかった時代の話である。それにしてもロンドン市民が「革命!」を叫んで銀行の打ち壊しまでした映像にはちょっとオドロキで、たぶん市民ばかりでなく金融サミットに合わせてヨーローッパ各地の人が集結したものと思われるが、ひょっとしたらイギリス人は金融業に対して結構シビアな見方をする側面があるのかも?てな気もしたのは「メリーポピンズ」の映画と、「ベニスの商人」の影響によるのでしょうか(笑)。




2009年04月04日

刺身の盛り合わせ、石焼きステーキ、カサゴの唐揚げ、キスと春野菜の天ぷら、玉子のだし巻き、焼き大根ほか

整体の帰りに幻冬舎のヒメと代々木で会食。
来週の月曜日は京都で講演をする予定で、今日はその主宰者のお一人である聖護院八ツ橋の鈴鹿社長がわざわざご挨拶にお越しになって、スラッシュの事務所でお目にかかった。八ツ橋のご依頼で、講演会場はなんと祇園の一力茶屋というのだから、何だかむちゃむちゃ京都っぽいお仕事であります(^^);
実家の両親は鈴鹿社長と親しくお付き合いを願っているようだが、私自身は完全な初対面で、それでも割合フレンドリーにお話ができたのは、見るからに優しそうな社長のお人柄のせいだろう。鈴鹿氏の本姓は中臣氏で、中臣(藤原)鎌足の弟の子孫に当たり、桓武天皇と共に京都に移り住んだ一族の末裔で、本来は吉田神社の社家であり、八ツ橋の製造販売を始められたのは時代がずっと下ってからだという。そのお話を聞いて、京都ではやっぱりホントはそこまで時代を遡って話ができるようでないと、老舗とか旧家と呼んじゃいけないんだよな〜と改めて感じつつ、中臣氏といえばなにせ大化の改新の立役者だからズゴイ!大久保利通レベルの子孫という誰かさんとはわけが違う(笑)。考えてみれば今どきの政治家なんて二世三世といったところで、所詮は成り上がりの血を引く分際に過ぎないから、ああも下品な人びとが多いのだろうか?てなことまで思ってしまいました。
鈴鹿社長と入れ違いに現れたのは幻冬舎のヒメで、『吉原手引草』の文庫見本をご持参になり、そのあと一緒に寺門先生の元へ整体に行き、食事もご一緒して四方山話に明け暮れた。同社で9億円が横領された事件の真相もいろいろ聞けたし、新作のインスパイヤーなどもあって、なかなか有意義な会食でした。
なお文庫版『吉原手引草』は4月7日発売の予定です。m(_ _)m


コメント(1)

「今朝子の晩ごはん 忙中馬あり篇」ゲットしました!!
まだ、このブログを知らない頃のものが拝読できて
幸せです!! 表紙も、とってもかわいいですね。
このカメちゃんに竜宮城のような今朝子さまワールドに
連れていってもらいたいです。
もったいないですが、今夜一気読みします!!!
なんとゼイタクな4月なのでしょうか!!!!

投稿者 彩の女 : 2009年04月04日 20:47



2009年04月04日

キャベツと厚揚げのおかか煮、黒胡麻豆腐、煮豆、もずく酢

キャベツと厚揚げの煮物は前にQPで見た超カンタンなお総菜。共に少量の水で煮てみりんと醤油で味付けし、キャベツがしんなりしたところでおかかを入れて醤油で香り付けするだけ。敢えて出汁を使わずに春キャベツの甘みを堪能する一品。
大山鳴動鼠一匹も出ずといった感じで、今日予定されていた北朝鮮の衛星テポドン発射は見送られ、明日以降に持ち越しとなったが、昼ご飯を食べながらTVを見ていたら突如番組が中止されて、ついに発射されたというニュース速報が飛び込んだと思ったら、そのあとすぐにまたそれが誤認だったとの速報で唖然(@_@);として、おちょくられてるんだろうか?と思ってしまったのは私ばかりだろうか。
そもそもテポドンに関しては、十数年前に向こうが勝手に発射したのを、こちらは本当に全く気づかなかったのか、あるいは気づかないふりをしてたのか真相はわかりませんが、当時はあとで週刊誌の記事か何かで知っただけで、まさに「知らぬが仏」だったのである。ところが今回は向こうが人工衛星の打ち上げだと公表し、実際にそうであるらしいにも関わらず、失敗の場合を恐れてこちらは迎撃ミサイルまで用意して、しかもそれを密かに用意するならともかく、実に大げさに配備する映像をしきり流して、いたずらに不安をかきたてる報道はあきらかに尋常ではない気がする。防衛省のデモンストレーションにマスコミが踊らされているというよりも、大本営発令に唯々諾々と従ってるふうにしか見えないだけに、誤認の一件は、これでまたもっと精度も高いが値段も高いレーダーを買わされちゃう伏線?とも思われて、日本が今後ますます米国の軍需産業の喰いものになっていきそうな不安まで感じてしまった。それにしてもこんどの誤認報道に限らず、現政府は自分たちが何かやるたびにとんでもないヘマをして、国民を余計に不安にさせている現実をちゃんと自覚して戴きたいものであります。


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上空を飛んだそうですね、5日のお昼前、しかし今日は放送が中止する事も無くラジオは放送されていました。関西だから?

夜のニュースである学者はんが政府の今回の危機管理は完全であったとえらい褒めてはりました。どない考えたらよろしいのですやろか?昨日の誤報と今日の静けさ。神戸淡路大震災の時の第一報も静かなものでした。福知山線の脱線事故も第一報は「怪我人が出た様子」としごくアッサリと報道されました。マスコミと政府の危機管理に関西人は常におちょくられてるような気がしてます。

投稿者 お : 2009年04月05日 22:43

お久しぶりです!本当にまったくどうなっているの?この国の国民やってるのが不安になってきました!北もわからない国ですが日本もわからない国になったみたいです!

投稿者 ねこ : 2009年04月05日 23:13



2009年04月05日

上方寿司、シーフードサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
馬場周辺の桜が満開の今日は絶好の乗馬日和なのに、花見に行っちゃった人が多かったのか、意外にクラブは空いていて快適なレッスンが楽しめた。1鞍目は前に専用馬にしていた気の好いデカ牡馬で、全身ジンマシンが出て気の毒だったのだけれど、これまた意外にサクサク走ってくれたし、2鞍目は例のお局牝馬だから、講演を明日に控えて、共に安心できる馬に乗れたのは何よりだった。
長らく病休状態だったバリキャリのOさんが7ヶ月ぶりに復帰なさっておめでとう(^^)/
を言ったと思ったら、先週落馬したNさんは骨にひびが入って1月ほど休会なさるらしい。それでもメゲずに休会中も馬を見にクラブにはいらっしゃるそうで、かくいう私もすでに3度落馬して、1度は腓骨にひびが入り、1度は肋軟骨骨折の疑いアリと診断されても乗馬を止める気はゼンゼンしなかった。ただ、やはりデカイ生き物を相手にするわけだから常に危険と隣り合わせの覚悟は必要である。今日のクラブハウスで話題になったのは、案のじょう「またしても世界に恥をさらしちゃった」かっこうの北朝鮮ミサイル発射の誤報と併せて、先日JRAの海老名調教師が馬に後ろ足で胸を蹴られて死亡された事件で、プロ中のプロでさえ時にそうした悲劇に見舞われることもあるのだった。「あの調教師もきっと死ぬ寸前に、お前が悪いんじゃない、俺が悪かったんだって馬に言ってやりたいと思ったんじゃないのかあ」とやさしいことを仰言ったのはMさんで、「蹴った馬はどうされちゃうのか、それも心配になっちゃった」と仰言るNさんの気持ちは私にもよくわかる。馬はカラダがデカイから、ちっとも悪気がない動作でも大変な事態を招くので、絶えず人間のほうが注意を怠らないようにするしかないのである。かくして乗馬をする人間同士は、競争心よりも連帯感のほうが生じやすいせいか、常に和気藹々としているクラブハウスは、今やこの暗く殺伐とした世相にあって、まさにオアシスと化しているようだ。
 というわけで、ブログ本「今朝子の晩ご飯」第3弾は「忙中馬あり篇」と題して、今日発売されましたm(_ _)m
明日は京都に出張して一力茶屋で講演し、そのあと実家の経営問題を話し合ってから帰京しますので、戻りが明後日の夕方以降になり、ブログは1日お休みします。なお急ぎのご用件は事務所のほうか、ケータイにご連絡ください。




2009年04月07日

京都行

春爛漫の京都で4/6はまず妹と一緒に久々に「都踊り」を拝見。今年はNHK朝ドラ「だんだん」の影響か、月曜にもかかわらず立ち見が出るほどの大盛況だが、祇園育ちの姉妹は相変わらず舞妓さんの品定めに余念がなく、「あの人可愛らしいわ〜ぜッタイ売れはるわ〜」と妹がかつて言った舞妓さんはすべて名妓になったので、今回敢えて名前は出さないけれど、姉妹イチオシの舞妓さんの将来を注目したいものである(笑)。
肝腎の仕事である一力茶屋での講演はその「都踊り」をご覧になったNPO夫人セミナーのメンバーに向けて、祇園の話をするというもので、これまた敢えて名前は伏せるが、有名企業の社長夫人が多数参加なさっていた。で、こちらは曲亭馬琴の関西紀行「羇旅漫録」や明治初期の英字新聞「ザ・ファー・イースト」等に散見される祇園の記述を引用しながら真面目に話を進め、総勢4,50名のご婦人方が実に熱心に耳を傾けてくださる様子はまさにカルチャーセンターのノリなのだけれど、場所が何せ紅殻壁に囲まれた畳敷きという空間だけにちょっと異様な雰囲気で、私がこれまでこなした数々の講演の中でもユニーク度においてはダントツだろうと思われた。講演終了後の会食には「川上」の料理が出て、十数人の芸子さんや舞妓さんがお酌をして、笛入りの地方で舞いを三番も披露されるという非常に贅沢な催しであり、相伴に与った私は実家の料理を初めてお茶屋さんで食したのであった。一力は昔ながらに「配膳さん」と呼ばれる高齢の男性が給仕や下足の世話をなさり、世話をされるお客様のほうが女性の集団という構図は今どきで非常に面白いので、玄関の様子をカメラに収めたかったが、それを躊躇しているうちに、舞妓さんや芸子さんに見送られて表に出ると、カメラを構えた観光客の大群がいて、逆に私がハイヤーに乗り込むところをバシャバシャ撮られるはめになった(^^);ハイヤーで向かった先は加茂川沿いにある某有名企業の社長宅で、そこのお庭からライトアップされた加茂堤の夜桜を見物するという、これまた贅沢な一夜の締めくくりだった。
今回の京都行にはもう一つ重要なミッションがあり、それは懸案となっていた「川上」の経営問題にケリをつけることで、今日7日のお昼に父と話し合った結果、本年の9月1日をもって社長を加藤氏に譲って、父松井新七は8月いっぱいで完全に現役を退くことで決着した。9月交代は「川上」の会計年度によるものであり、経営を加藤氏に譲る話は3年前に決したにもかかわらず、私のN賞を受賞する騒ぎがあったために、この間具体的な事項を詰める余裕がないまま月日が経過していたのだけれど、
3月末に新潮社の仕事で帰郷した折に加藤氏と妹の3人でようやく具体的な話ができて、今日は妹と父との3人で話をしたのであった。念のために付け加えておくと「川上」の経営に私たち姉妹は現在と同様に今後もいっさい関与せず、むろん謂われなき報酬を受け取ることも断じてありません。なぜわざわざこんな余計なことを付け加えるかというと、現代の日本社会は非常に安易な血族世襲が当たり前のように横行しているために、あらぬ疑いをかけられては困るからである。
今後は父母の薫陶を受けた加藤氏を始め南氏や野上氏らが中心となって「川上」の味と精神を受け継いで、コンパクトで良心的な経営を目指されることだけが、父母の血を受けたた私たち姉妹の望むところだと申し上げておこう。
かくして現役最長老の料理人と某TVで紹介された松井新七が包丁を握るのもあと5ヶ月弱だということを、潔く散る古都の桜の写真と共に、このブログで発表しておきます。


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加茂川堤の桜、綺麗ですなあ。昨日、今日が関西の桜も見時です。大阪城近辺の桜を舟の中から堪能しました。「死にじたく致せ致せと咲く桜」人間、この潔さが無ければあきません。職人の腕は一代限り、と祖父も良く申しておりました、たとえ息子でもその腕は継げないもの。しかし誰しも守ってきた暖簾に未練はあるものです、よく潔い決心をされたと思います。


投稿者 お : 2009年04月07日 22:56

その6日の晩に川上さんにお邪魔しておりました。一力に40人の仕出しがあるとかで、てんやわんやでしたが、ご講演されていらしたのですね。川上さんには20年ほどお世話になっていますので、ご主人が引退されるのは寂しい限りです。

投稿者 TK : 2009年04月08日 12:52



2009年04月08日

ワカメうどんとつくね丼のセット

近所の麺類店「杉の子」で米朝事務所の大島さんと食事。今日はこれまでの色んな疲れや心労がいっきに出てきた感じで、仕事をしていても眠くなってしまうし、料理を作る気にもなれなくて、近所の大島さんを誘って晩ご飯を簡単に済ませてしまいました。まあ、たまにはこういうこともあるということで、ご容赦のほどm(_ _)m




2009年04月09日

龍口酒家

角川事務所の原重役とスラッシュの進藤さんと会食。ここは幡ヶ谷駅ビルの地下にあって、見かけは町場の食堂っぽい小さな中華料理店だが、知る人ぞ知る名店で、予約をしないと入れないらしく、今日も店内は満員だった。料理は完全お任せシステムで、こちらがストップをかけるまで次々と出てくる。季節の野菜を活かしたカラダにやさしい料理が多く、味付けも福臨門的なやさしい上品な薄味だからいくらでも食べられる。私が気に入ったのは衣笠茸とフカヒレの煮込み、つる菜と干し貝柱の炒め物、揚げ海老と空豆の炒め物、ほかにも鯛のチリソース、アスパラガスと鮑の炒め物、玉子とノレソレの炒め物、黄ニラ炒め、麻婆豆腐、スッポンのスープ等々数えてみたらなんと10皿以上!も平らげていて、ストップをかけた後に〆で出てくる油翡翠麺がこれまたやみつきになりそうな味わいでした(^^)/
それにしても中華料理店でお任せスタイルは珍しいし、ましてこちらがストップをかけるまで料理が出続けるというシステムを体験したのは初めてだったが、これって作る方にとっても、食べる方にとっても効率が良いような気がする。すでに何度か来店している原さんは「打ち止めにする時に、どうしても次に出てくる料理は何だろう?って気になるんですよ。いつも次回はもっと食べてやるぞと思うんですけど、今回はたぶんこれまでで一番たくさん食べたかも」と仰言って、他のお客さんと比べても、私たちは相当な食べっぷりで、女性3人にしては限界域に達した感じだけれど、次はもっと大人数で、一体何皿くらい食べ続けられるのか挑戦したい意欲満々の私であります(笑)。




2009年04月10日

豚のクワ焼き

QPで前に見たやり方で作ってみた。豚ロース肉を酒と醤油で15分ほど漬け込んでから両面に火を通し、砂糖を加えて漬け汁と一緒に煮詰めてタレにする。
NHKスペシャル「象徴天皇・素顔の記録」を見ながら食す。
 けさは報道番組で成婚50周年を迎えた天皇ご夫妻記者会見の録画をたまたま見て妙に感じ入り、夜もTVを点けたらたまたま上記の番組を見てしまうことになった。 私はもともと皇室番組を好んで見るようなタイプでは断じてなく、むしろどちらかといえば天皇制度自体についても、それがもたらす悪弊を無視できない人間なのだけれど、それでもご夫妻の会見は実に感銘深いものであったといわざるを得ない。初めて「象徴」としての天皇になられた方がご自身で「象徴」の意味をご自分なりにいろいろと考えたことを肉声で語られた点はことに印象的だったし、皇后への感謝を述べながら感極まって声を詰まらせたご様子は感動的でもあった。思えば戦後の民主主義を「象徴」するご夫妻でもあって、一個の人間として見たときに、旧弊を打ち破る努力はいかばかりだったかと想像するに、単にお人柄がいいという以上の、賢明な人格者であることを改めて認識させられた格好だ。こういう方々を「象徴」としていることは、世界の恥さらしのような政治家を多く輩出してしまった国民にとっては、ある種の救いと受け取る人びとも多そうで、それこそがこの国に根深く横たわる大きな問題でもあるのだが、とにかく現天皇は、韓国ご訪問の際にも自らの血統に朝鮮半島系が混じっている点を明言されたのが印象的で、ご自身かなり思いきったことをはっきりと述べられるから、妙な右傾化の旗印に担ぎだされる心配もなさそうである。
とにかく明治維新の際には、薩長に担ぎだされて近代国家の樹立にさんざん利用された天皇だが、「天皇陛下」の呼称が定着するのは明治10年以降のことであり、明治初期には戸籍にもちゃんと載せられていたのが、いつのまにか現人神にされてしまったという過去の歴史を顧みても、日本人は常にこの「天皇」という存在の問題を避けては通れない気が最近とみにしていて、そんなわけでついNHKスペシャルまで見てしまったのでした。


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天皇という存在は明治時代がむしろ異常で、今上陛下も語られておられますように、長いスパンで日本の歴史をたどれば、象徴としての存在のほうが長い。ただ何時御立場が利用されるかわからない存在だけに悩ましいのが天皇制度だと思いますが、今上陛下と皇后の賢明さを今の皇太子御夫婦がどこまで継承される事ができるのかが、とても心もとなく思えます。それを考えますと「天皇」という存在の位置付けを又もや国民は考えざるをえないのようになるのではないか?と思ったりします。

投稿者 お : 2009年04月11日 22:45

これが聞きたかった!
50年前の4月10日の新聞を朝日新聞社サービスセンターで200円で購入しました。天声人語に面白い事が書いてありました。
「周囲の側近者達があまり古いしきたりを持ち込まぬよう、せっかくの皇室の新風を旧習で窮屈に縛らぬよう一本くぎを打っておく」と。
くぎは一本では足りませんでしたね。

「吉原手引草」単行本を持つ力の無い方に早速プレゼントしました(^。^)

投稿者 五島 : 2009年04月12日 10:15



2009年04月11日

アサリとシメジの和風スパゲティ、サーモンサラダ、オニオンスープ

 今週は月曜火曜と出張のため、予定していた分の執筆が遅れ、それをなんとか片づけようとしたら遅くなってしまい、晩ご飯は作らずに、近所のパスタ屋で簡単に済ませた。
ところでなんとか片づいたといえば、わが家のカメ♀も今日めでたく出産して、ほっとひと息である。今年は2月のバレンタインデーが異様に暖かくて冬眠から早々と覚めてしまい、その後は寒さが戻っても冬眠はできないらしく、私が朝ストーブを点火すると、カメらがどこからともなく這い寄り、勝手に温まっては♂が発情しまくるし、♀は産気づくしで、とんでもなくウルサイ状態だったのである。 
いくら産気づいても、気温があがらないと産卵にまでは至れないらしく、こちらは3月半ばから今日まで、カメ♀が陣痛に苦しむ姿をずっと見せられていた。前にもこのブログに書いたが、カメにも本当に陣痛があるようで、ときどきカッと口を大きく開いて腹甲を壁にぶち当てるようにするのがとても辛そうだし、おまけにどういうわけか、私をえらく頼りにして、枕元に来て顔を引っ掻いたり、足にまとわりつくのが実にふしぎなのである。カメ♂は全く頼りにできないどころか、♀が産気づいても発情は相変わらずで、苦しんでいる♀に近づいて手足を噛んだり、背後からのしかかろうとするのがとてもシンジラレナ〜イといった感じで、私はこの間二匹を引き離すので大わらわだった。前にこの話を文春の山口さんと内山さんにして「ねえ、だから人間の♂は堕ちたりとはいえ、動物界では相当マシなほうなのよ〜」とヘンな男性弁護をしたのであった(笑)。幻冬舎のヒメにも話して「ねえ、考えられる?♀が産気づいてるのに、♂は襲いかかるのよ。人間じゃ考えられないでしょ」といったら、「そんなもん、キチクですよ、キチク!!!」と絶叫なさったのであるが、相手は確かに亀畜(きちく)だから、仕方ないのであります(笑)。ちなみに写真は土に埋めた卵で、今回はまだ孵化させる予定はありません。




2009年04月12日

上方寿司、魚介と海草のサラダ

乗馬の帰りに例によって東横のれん街でゲット。食事しながら「レッドクリフ」をちらっと見たが、途中に入るCMがうるさいから、ひとまず録画して明日見ることにした。この映画は封切り直後に見損ねたので、三茶シネマあたりで上映されるのを待っていたら、なんと早くもTV放映とはオドロキだ。それにしても、こういうモノを見る時は、地デジに買い換える際に46V型の液晶大画面にしたのが正解でした(^^)/
馬場周辺の八重桜と梨の花が満開の今日から新たな専用馬とのレッスン開始で、1鞍目は実にスムースに乗れたが、2鞍目は馬のテンションがあがって、前を行く馬がわりと鈍いのに、猛然と突っ込んで、噛みつくのを心配するあまり、却ってこちらがバランス状態を崩したから、余計に前へ突っかけるような駈け方をさせてしまって反省する。みんなからハッちゃんと呼ばれている素直で軽い馬だから、こちらの合図には敏感なのだけれど、軽い馬だと入れ込みすぎを制御するのもそれなりに難しかったりして、ああ、乗馬は実に奥が深いのでした。
ところでハッちゃんも例のお局さまと同じく割合ガタイの大きい牝馬で、前の馬を噛みにいくくらいだから気も強そうなのであるが、乗馬クラブの牡馬はほぼ全頭去勢された騸馬だからか、♀のほうにけっこう気のきついのが多いような感じもする。オリンピックを見てもわかる通り乗馬は性差のないスポーツだけれど、馬自体には多少とも性差があるようで、ただし性差が個体差を上回るのかどうかは疑問である。一昨年のダービーや去年の秋の天皇賞を制したスーパー牝馬のウォッカも現実にいるし、去年はウォッカのほかにも重賞で勝った牝馬がそこそこいたし、重賞で前に一度お会いした安部譲二さんのお話だと、どう考えても自然界に生きる中では牝馬が牡馬に走り負けるなんてことは決してあり得ないとのことだった。つまり猛獣に襲われたりした場合、逃げ足は牝馬のほうが速くなければおかしいというのである。すると競馬もまたジェンダー(文化的性差)の支配下にあるというわけなのだろうか。果たしてジェンダーに支配されない人類の♂と♀が本当はどんな感じなのかは、今となってはもうわかりようがないが、カメの♂と♀に関しては、うちにいるのを見る限りにおいて、♀はけなげで忍耐強く、片や♂は色ボケのアホです(笑)


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「仲蔵狂乱」を読んでからずっと松井さんのファンでほとんど全部のお作品を読んでいます。「今朝子の晩ごはん」が出版されて初めてこのブログのことを知りました。ポプラ文庫の方は3冊まとめてゲット!とても面白く夢中で読んでおります。
「歌舞伎評論家のW氏」は私の後輩の保さんのことだろうとか結構笑ってしまいます。それにしてもいったいいつあんなすばらしい作品を書いていらっしゃるかと思うくらいの忙しさ、後期高齢者は」少々息が切れますが・・・今夜のテレビも楽しみです。

投稿者 西山州見子 : 2009年04月13日 17:52



2009年04月13日

鶏肉とジャガイモの甘辛煮

QPで見た肉じゃがの鶏肉バージョン。塩胡椒して片栗粉をつけた鶏もも肉を炒めて脂を出し、その脂で玉ねぎとジャガイモを炒め、水を入れて砂糖、みりん、醤油で味付けして煮込むだけ。
 昨日録画した「レッドクリフ」を見ながら食事。ワタシ的には騎乗の合戦シーンが多かったのと、陣形の説明にカメが使われてフィーチャーされてたのが非常に嬉しかった(笑)。とにかく中国映画の人海戦術には脱帽するしかないが、それにしても、前に塚田さんのオススメで見た「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ監督がこんなメジャーな娯楽大作を撮ったのはちょっと驚きだ(これは大まちがい!ジョン・ウー監督でした。ああ、チョウ・ユンファだ!自分でもなんだかおかしいなあと思いながら書いていましたが、ご投稿があったので、恥ずかしながら前文は訂正しないままでおきます)。「ブエノスアイレス」はもろにホモセクシュアルを扱った比較的マイナーな映画で、私の好きなアドモドバル(これはうっかりミスで、ご投稿のアルモドバルが正しい。たびたびスイマセンm(_ _)m)監督はどんなにメジャー作品を謳われても、えっ、これのどこがメジャーなの?といいたくなるようなヘンなところを残しているのに、ウォン監督のこの作品はマイナーな要素が微塵もない。とはいえ主役の周瑜を演じるトニー・レオンと孫権役のチャン・チェンがからむとどうしても「ブエノスアイレス」を想いだしてしまうし、おまけに曹操の役が「さらば、わが愛〜覇王別姫」で女形のレスリー・チャンに愛されたチャン・フォンイーという配役はやはり気になってしまう。考えてみれば「三国志」自体ホモソーシャルな物語なのだから、それで撮りたかったのかも…などと妙に納得させられるところもありました(笑)。「三国志」は一時CGゲームにハマったおかげで、人物の名前がすみずみまで頭にインプットされて、いまだに聞いただけでパッと名前の漢字が浮かぶのはわれながらおかしかった。


コメント(8)

「レッドクリフ」の監督はジョン・ウー。

投稿者 青壁 : 2009年04月14日 01:24

いつも楽しく拝読しております。

が、「レッドクリフ」監督は、ジョン・ウーです。
香港ノワール「男たちの旅路」の監督で、ハリウッドに行ってからは「ファイス・オフ」などを撮っています。

ちょっと気になったので、投稿いたしました。

投稿者 RJ : 2009年04月14日 02:30

さっきのコメント、私も間違えました。ジョン・ウーの映画は「男たちの挽歌」ではありませんか! 山田太一になってしまったなんて、つくづく私も50代……失礼しました。

投稿者 RJ : 2009年04月14日 06:08

さっきのコメント、私も間違えました。ジョン・ウーの映画は「男たちの挽歌」ではありませんか! 山田太一が出てくるとは、つくづく私も50代……また、「フェイス・オフ」も正しくは「フェイス/オフ」なんですって。以上、失礼しました。

投稿者 RJ : 2009年04月14日 06:11

さきほどのコメント、私も間違えました。ジョン・ウーの映画は「男たちの挽歌」でしたよね。山田太一が出てきたとは、つくづく私も50代(笑)。また「フェイス・オフ」も正しくは「フェイス/オフ」なんだそうです。以上、失礼いたしました。何度もコメント送信してしまったので、こちらも失礼でした。

投稿者 RJ : 2009年04月14日 06:14

「アタメ」を撮ったスペイン人のヘンな監督なら、アルモドバルALMODOVARですね。アレッ?と自信がなくなったので、検索したら、「アドモドバル」でもたくさん出てました(笑)。

投稿者 ウサコの母 : 2009年04月14日 10:28

皆さまご指摘ありがとうございましたm(_)m
大変お恥ずかしいことでございます(^^;)

投稿者 今朝子 : 2009年04月14日 11:40

先々週から月曜夜が楽しみですが、第3回も、とても面白かったです。今月、歌舞伎座で見たばかりの「伽羅先代萩」も、まさに「せまじきものは宮仕え」で、母親が眼前で我が子を殺されるという、より一層、直截な場面を目にすると、今は女性の観客が大多数ですし、我が身に置き換えてしまいますね。
今回は、数日前のブログで久しぶりに登場したばかりの、<ならず者>俊寛サマも、良いタイミングで見れましたが、もっとアップで撮って欲しかったです。ほんとにバタバタしてましたね。

投稿者 ウサコの母 : 2009年04月14日 22:48



2009年04月14日

鶏照り焼き、とんぺい焼き、ネギ焼きほか

お茶の稽古の帰りに麹町の「文字平」でPメディアの三村さんと食事。
「すごいよ〜『吉原』、アレどうしたのか訊こうと思ってたんだ?」といわれて、私は最初なんのことだかわからなかったのだけれど、三村さんの話によると『吉原手引草』の文庫が品川のイオンの中にある本屋さんで大量に平積みされているそうなのである。「あんな勢いで平積みしてある文庫を見たのワタシ初めてよ!ホント凄いよ〜」と何度もいわれて、そういえば昨日、幻冬舎ヒメから電話があって、早くも増刷のお知らせを戴いたので、その話をしたら「文庫本は広告より何より、やっぱ平積み力なのよ」と三村さんは仰言るのであった。「平積み力」とは彼女の造語で、文庫本を買うときの一つの目安になるのだという。すなわち知らない本の場合、平積みのスペースがどれだけ広いかを見て、広いと買ってみようという気になるのだそうで、「そんな風にして買ってる人がけっこう多いと思うよ」とのこと。私自身は自分が小説を書くようになってから、本屋さんで本を買うことが滅多になくなってしまい、理由は家でずっと仕事をしてるために、本が欲しいときはついネットでゲットするからで、したがって本は必ず本屋さんで買うという三村さんの話を妙に感心して聞いてしまった。なにしろ三村さんは別に出版関係者ではないけれど、出版社によって私の本の扱いがどうなってるのか本屋さんで常にチェックしてくださっているし、他の時代小説もたくさん読んでらっしゃるので、私が今後の各出版社とのお付き合いを考える上でもいろいろと参考になるご意見を聞かせてもらった。
今年は7月初旬に集英社から『道絶えずば、また』の単行本が、11月に文藝春秋社から『円朝の女』の単行本が出る予定で、現在はまだ新潮社と幻冬舎で2本の連載を抱え、次に講談社の書き下ろしが1本予定が入っているが、その後はまた新たな気持ちで小説の仕事に取り組みたいと考えているので、敢えてどこともお約束はせずにいまだ白紙状態にしている。これまではご注文を受けた順番通りに仕事をお受けしていたのだけれど、今後はこちらが書きたいものと、発表の場が巧く合致したところで、お仕事にさせてもらうような形が望ましいと思っていて、そういう意味でもこの時期にいろいろなご意見を頂戴するのは有り難いのであった。




2009年04月15日

牛肉と新玉ねぎの味噌炒め

QPで見た簡単な炒め物。塩胡椒、酒で下味して片栗粉を振った牛肉を炒めて八分通り火が通ったところでいったん取り出し、新玉ねぎと絹さや(私は好きなスナップえんどうにした)をさっと炒め、肉を戻して味醂で溶いた味噌で味付けする。新玉ねぎは火を通しすぎないのがポイントで、さっと炒めやすいように、切ったあとバラしておくといい。
今日わが家にもやっと例の定額給付金の申請書が来たが、通帳かキャッシュカードのコピーが必要だというのはちょっとフシギで、何か理由が想定されているのだろうけれど、コピー取るのが面倒だし、偽造に利用されないだろうか?なんてヘンな心配までしてしまうのは、社保庁の一件や何かで役人のやることがちっとも信頼できなくなったからだ。それにしても、こうしたバラマキで内閣支持率が少し回復したようだとする報道のほうが私にはもっとフシギである。ホントなのだろうか?
まさかとは思うが、金持ちボンのアソー君がポケットマネーをばらまいてくれてると誤解してる人がいるんじゃないでしょうねえ。もっとコワイのは、本人も半ばその気でばらまいてたりするんじゃないかと思えるくらいノーテンキなところだろう。そもそもは私たちが政府に与えてやった金なのだから、江戸時代の農民じゃあるまいし、それを有り難がって受け取ること自体が民主主義の無理解を物語るのだけれど、始まった頃にその手の映像を美談風に垂れ流したマスコミ報道の罪は実に重いといわなくてはならない。
総額15兆円の補正予算にしても、目玉に謳ったいくつかの予算計上で私自身がほとんど恩恵に浴さないから文句をつけるわけではないが、正直いってあまりにも目先に囚われたバラマキに呆れてしまった。晩ご飯を食べながら今日の「クローズアップ現代」を見てたら、地熱発電にしろ太陽光発電にしろ、日本が自然エネルギー開発で先鞭をつけながら大きく出遅れたのも、結局は国が長い目で見た戦略を組んで予算を立てないからだと指摘されており、今は各方面でイノベーションが飛躍的な進展を見せている時代だけに、もっと先行きを考えて15兆円もの金を使ったら、もう少し日本の明るい未来も見えてきそうな気がするように思うのは、むろん私ばかりではないでしょう。


コメント(2)

何を託したらいいか分からない、お粗末な政治ですね。
それにしても、千葉県知事誰が入れたの〜〜^_^;
九州から見たくもない顔、毎日見ています・・。

投稿者 五島 : 2009年04月16日 20:02

新玉ねぎおいしいですよね。早速作ってみます。
定額給付金の件まったく同感です。通帳のコピーは添付するのがこわい・・・私たちの税金をお上からのようにありがたがるのは絶対おかしいですよね!

投稿者 隅田の花火 : 2009年04月17日 19:56



2009年04月16日

春キャベツとアンチョビのパスタ、ジャガイモのきんぴら

共に簡単な料理なのでレシピは不要だろう。
漢字能力検定協会の大久保理事長が袋だたきに遭ってついに辞任するという騒ぎになったが、そもそもこの漢検なるものが私は何だかさっぱりわからなかったし、漢検1級、2級を取れば、英検みたいに就職に有利とか何か具体的なメリットがあるんだろうか?なんて考えていたのだけれど、大久保理事長の話を聞いて、ああ、要はこの人は漢字の「家元」だったんだ!というのがわかって妙に納得してしまった。
 漢検ばかりでなく今やナントカ検定が大流行りなのも、少子化で行き詰まった受験産業従事者が新たな活路を見いだし、お受験に明け暮れてテスターホリックに陥った日本人が喰い物にされてるんだろうと思い込んでいたのだが、ひょっとしたらこれも免状好きな国民性に深く根ざしているのかもしれないという気がしたのでした。


コメント(3)

>キャベツのパスタ

 私もこの季節、よく作ります。アンチョビの代わりに酒盗を使っても美味しいですよぉ(^^)

投稿者 越 : 2009年04月17日 00:57

実は、私先日、漢字検定試験受けに行きました。
子どもが漢字が苦手で、なんとか勉強させたいと、一緒に漢字検定受けたんですよね。
やってみたら、普段パソコンに頼り切っていて、手で書く漢字、かなり忘れていました。久しぶりで試験勉強しました。
そういう意味では、勉強になりました。
私は3級取りましたが、合格免状が結構豪華で、子どもは喜んでました。ここから漢字に興味を持ってくれたら、と思います。
2級以上は、かなり難しくて、次回試験受けようか、考え中です。

あ、3級以上取ると、受験や就職に有効な所もあるようです。

投稿者 渡辺やよい : 2009年04月17日 05:22

料理ばかりでなく時事問題についても生き生きした鋭いコメントをされており感服しております。NHKの番組での着物姿が素敵で、ますますファンになりました。ただし、今週の週刊新潮のお写真(めがねも)は今ひとつでした。

投稿者 十次郎 : 2009年04月17日 11:22



2009年04月17日

ポークストロガノフ

 前にQPで見た料理。豚ロース肉を棒状に切って塩胡椒し、薄力粉をつけて炒め、いったん取りだしておく。ニンニクと玉ねぎの薄切りをバターで炒め、粉を振ってさらにしっかりと炒めてからスープを注ぎ、皮を剝いて刻んだトマト、市販の中濃ソースを加えてじっくりと煮込み、肉をもどして出来上がり。シンプルな素材だが、意外と本格的な味に仕上がります。
ずいぶん前から話題になりながら、例のグーグルブック訴訟和解の問題に関して出版社からこちらに通知が来たのは意外と遅くて、私には先月半ばに講談社から来たのが一番早かったが、それを読んでもチンプンカンプンだったので、たまたまそのころ京都へ一緒に旅行した新潮社のクスノセ氏に「一体どういうことなの?」と、率直に伺ってみたのだけれど、クスノセ氏もイマイチよくわかんないみたいだったので、「日本人の作家でも村上春樹さんなんかだと大変な問題なのかもしれないけど、私なんかにはそんなに関係ないんだよね」という結論にお互い達して安心したのである。
その後、新潮社からも通知があって、これは講談社のよりは少しわかりやすい書き方だったものの、いかに集団訴訟とはいえ、アメリカの結審がなぜ日本にまで及ぶのかという根本的な疑問は解消されないままで、それこそがまさしくグローバル社会の産物だとは理解しても、腑に落ちないという表現がこんなにピッタリくる問題はちょっとなかろうと思われた。さらに集英社からも日本文藝家協会からも通知があって、和解に同意するか、拒否するか、和解してどうするかという質問がこちらに浴びせられても、グーグルのデータベース利用というのが一体どんなものなのか具体的な内容がさっぱり示されないので、返答にも困り、でもクスノセ氏と話した感じでは、どうせ私なんかには関係ないから、ま、イッカ〜てな感じで放っておいたら、きょう幻冬舎のヒメからの電話で「グーグルが『吉原手引草』をデジタル化したそうなんですが、どうされますか?」と訊かれて「ええっ!ナニそれ、例の問題?」と大いに狼狽えてしまった私である。「デジタル化したものを公開するっていうけど、それってまさか全文を公開するのかしら?」と私。「さあ、それは何とも……私も全然わからなくて」とヒメ。「全文公開されたら困るよね?」「ええ、それはとても困ります〜」てなお互い頼りないやりとりの末、グーグルブックなるものに初めてアクセスしたら、『吉原手引草』の紹介があったものの、まだ本文は公開されていなかったから、一応事前通告があった上で許可をとる形なのだろうということがようやくわかった。こういう問題は自分の身に降りかからないと真剣には考えないものである。それにしても『吉原手引草』はすでに韓国とフランスで出版が決まっているのだから、グーグルの件は私に関係ないや〜と思い込んでいたのが呑気すぎたのだけれど、勝手にデジタル化してたのはオドロキで、いやはやネット社会恐るべし!というしかありません。



コメント(1)

グーグル・マップは知ってましたが、グーグル・ブックまであるのですか?マップはたしか物議をかもしていたと思うのですが、ブックとなれば著作権はどうなるのでしょう?

投稿者 お : 2009年04月18日 23:04



2009年04月18日

アサリとプチトマトとアスパラガスの炊き込みご飯、冷や奴

前にQPで見た料理。簡単ヘルシーなので久々にオススメ。ニンニクのみじん切りとアサリをオリーブ油で炒めて白ワイン蒸しにし、アサリは取りだして、蒸し汁と水を併せてふつうの水加減でご飯を炊くだけ。プチトマトはへたを取ってそのまま、アスパラは適当に切って、お米の上に載せて一緒に炊き込む。炊く前に塩とカレー粉少々で味付けし、レモン汁をかけて食す。TVでフィギュアスケート国別対抗戦を見ながら食事をして、浅田真央の会心の演技に見入ってしまいました。
ところで昨日はグーグルが勝手にデジタル化してたのにビックリさせられたが、今日はまた知らないあいだに私の文章が今年度の大学入試問題にされていた(@_@)という通知が舞い込んできた。日本著作権教育研究会からの通知で、著作物の代行業務を行う団体らしく、私自身が代行を頼んだ覚えは全くないから、恐らく日本文藝家協会の委託で代行されているものと思われる。試験問題という性格上、事後通知になるのはやむを得ないのかもしれない。使いましたよ、というお断りだけで使用料とかは何もなく、こっちは、へ〜こういうもんなんだ〜って感じ。去年日経新聞で連載した「プロムナード」のエッセイ1本が全文使われていて、お使いになったのはなにしろ明治初期からあるいわゆる名門校で、私のエッセイがやや反体制の匂いがする文章だけに、その学校の一般的なイメージからして、いささか意外な感じを受けた。で、こういう経験をしたら誰でも必ずやるんじゃないかと思うが、同封されていた試験問題を一応解いてみたのだけれど、これがけっこう難しいのである(笑)。特に全体の要旨に最も合致するものを次の中から1つ選べという設問では相当に迷ってしまい、解答がついてないから答え合わせができず、自分では当たってるのかどうかわかりません(^^);


コメント(4)

一昨日のコメントが出ていないということは、いけないことを書いちゃったのですね。
ごめんなさい。

投稿者 虎ファン : 2009年04月20日 21:32

すいません、そのコメント、わたしは読んでません。もしかしたらこちらに届かなかったのか、あるいは管理者に削除されちゃうようなカゲキなコメントだったのかどうか、ちょっと気になります。

投稿者 今朝子 : 2009年04月20日 21:56

ええと、正確に同じことは書けるかわからないのですが、

「解答が付いて無い」というのがいいですね。いずれ赤本(と今でも言うのかしら、過去問題集)が出たら、模範解答と照らし合わせた結果をコメントしてほしいということと、

グーグルデータベースに関して内田樹のブログ「内田樹の研究室」の3月23日のアドレスを貼り付けたので、それがよくなかったのかもしれません。

このところ、私のパソコンが具合悪くてネットへのつながりがあやふやなので、そのせいもあるかも。

投稿者 虎ファン : 2009年04月21日 01:13

管理者から寄せられたメールでは、やはり他のブログのアドレスを貼り付けると自動的に削除されるシステムなのだそうです。内田樹氏のご著書は愛読しておりますし、編集者の矢内さんからも内田氏のブログを紹介されておりましたのでアクセスしてみます。

投稿者 今朝子 : 2009年04月22日 00:39



2009年04月19日

いなり寿司、ヤリイカのサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
 馬場周辺の青葉がぐっと目にしみるようになった今日も先週と同じお利口なデカ牝馬ハッちゃんで2鞍騎乗。今週は前に突っかけるようなこともなく、快走できて満足でした(^^)/要はこちらが慌てなければいいだけの話だが、どうやら先週は最初に手綱を短かめに持ったために、馬を焦らせてしまったようだ。今日は途中で巧く手綱が弛められたので、駈歩をゆっくりしてくれるようになった。馬は馬銜(はみ=クツワ)の刺激によってストップも発進も方向転換もするので、それを操る手綱捌きがやはりとても重要なのである。で、帰りの電車で一緒になった高校生のKさんに、途中で手綱を弛めた話をしたら「そう、それでいいんですよ。でも馬によって手綱を持つときの長さが微妙に違うから、初めて乗った馬だと、いいくらいの長さをつかむまでが大変なんですよねえ」どいわれた。Kさんは小学生の時に、すでに障害を跳んでたくらいの乗馬歴なので、こちらも色々と教えてもらえるのである。親子以上の年齢差で、たまにしか会わない者同士が、小一時間もずっと喋り続けていられるのは乗馬というスポーツならではのような気もする。とにかくクラブ来ている子たちは若くてもみんな結構しっかりしてるし、インストラクターの方々も、皆さん私の子供くらいの年齢ながら、実に堂々とした指導ぶりであるのは、乗馬によって肉体のみならず精神もそれなりに鍛えられているからだろう。何せあれだけガタイの大きな動物を意のままにするにはよほど気を強く持たないといけない。それでいて人間関係などでいわゆる気がきついというタイプの人は意外と少なそうで、皆さん非常に穏やかな感じがする。つまり気がきつい的にテンションがあがっちゃうようなタイプの人だと馬が緊張するから乗馬には向いていないのかもしれない。そんなわけでクラブではとても心穏やかにいられるので、私にとっては毎週欠かせないリセット空間になっております。


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松井さんも現在ハッちゃんなんですね。実は私も今月いっぱいハッちゃんなんです。駈歩インストラクターのKさんがいたくお気に入りの子のようで、ぜひぜひと進められたもので…。(どちらかというと牡馬好き)洗い場ではひどくご機嫌斜めの時もあるのですが馬場では確かに賢さを感じます。でもコントロールが難しくて…快走にはほど遠い感じです…。

投稿者 くま(ち) : 2009年04月20日 12:41



2009年04月20日

もやし入り麻婆春雨

QPで見た料理。ふつうの麻婆春雨にもやしを加えただけ。最近は根切りのもやしが市販されてるので簡単に作れる。ニンニクと生姜のみじん切りを入れた油で豚挽肉を炒め、豆板醤ともやし春雨を足してさらにさっと炒めてから水、酒、塩、醤油、隠し味の砂糖、胡椒で味付けし、片栗粉でとろみをつけ、最後にみじん切りしたネギとごま油を加えて香りよく仕上げる。
明日のお昼に戻す予定の『道絶えずば、また』の初校赤入れが残っていて、これからまだ仕事をしなくてはなりません。なので今晩はここまでということにm(_ _)m


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昨日の「知る楽」は、俊寛&千鳥さんのドアップで始まり、一瞬ギョッとしましたが、ブログに登場する度、想像していた亀カップルが間近で見れて、うれしかったです。質感もリアルで、ウロコ状の皮膚は少々……でしたが、ヒョイと持ち上げられた表情からは愛情が伝わって来ました。
毎回、期待以上に、見慣れた歌舞伎の演目を新しい見地で提示して頂き、特に「地層の断面図」的なものが今の歌舞伎、という指摘は、瑣末的な事にとらわれがちな私には非常に役立ちました。他にも随所にハッとする個所があり、赤線を引きながら読むのは学生時代以来で、まさに「知るを楽しむ」です。
初回放映日のブログで触れていた、このテキストの単行本化、ぜひとも実現して頂きたいです。と言うよりも、文藝春秋社にお願いする事なのでしょうが。
この仕事の受諾から、テキスト作成、収録までのご苦労を拝見してましたが、昨日で半分終ってしまい、名残惜しい気がして来ました。来年か再来年でも良いので、ぜひ続編を作って頂きたいものです。これもNHKに要望すべきなのでしょうが。

投稿者 ウサコの母 : 2009年04月21日 23:43

声の吹き替えを名優梅雀さんにやっていただいた幸せなカメですが、視聴者の方はちょっと引いたんじゃないかと心配でした。

>このテキストの単行本化、ぜひとも実現して頂きたいで>>す。と言うよりも、文藝春秋社にお願いする事なのでしょ>うが。
>この仕事の受諾から、テキスト作成、収録までのご苦労を>拝見してましたが、昨日で半分終ってしまい、名残惜しい>気がして来ました。来年か再来年でも良いので、ぜひ続編>を作って頂きたいものです。これもNHKに要望すべきなので>しょうが。

どうぞ先方に要望してください(笑)。

投稿者 今朝子 : 2009年04月22日 09:24



2009年04月21日

カツオと生野菜のサラダ

QPで見た料理。新玉ねぎとセロリはなるべく薄くスライスし、大葉、サニーレタスと一緒に冷水でぱりっとさせ、しっかり水切りして使うのがポイント。鰹はスライスしたあと醤油で少し〆ておく。おろしニンニク、レモン汁、オリーブ油、醤油、塩、粗挽き黒胡椒を合わせたドレッシングで食す。簡単にできてオイシイです。
昼間は集英社の八代さんがおいでになり、『道絶えずば、また』の初校ゲラを無事に戻すことができ、データが消えるなどして一時はどうなるかと思われたこの仕事もようやく一段落しました\(^_^)/
本作は「花伝書」シリーズ第3弾完結編で、第1作『非道、行ずべからず』の5年後、第2作『家、家にあらず』の39年後に、またしても起きた殺人事件を描いております。何分ミステリーですから、ここで詳しくは申しあげられませんが、事件そのものは本作のみで十分おわかり戴けるようになっています。ただ前作と併せてお読み戴ければ、だぶって登場するキャラクターに親しみが湧き、3部作通した複雑な人間関係の中で、こちらが密かに忍ばせた一つのテーマも明解になろうかと存じます。オープニングに登場するのは『非道』と同様、歌舞伎の十一代目中村勘三郎で、『家、家にあらず』の若きヒロイン瑞江はちょうど今の私と同じ年齢で登場します。
前2作と同じみるきぃ・いそべさんの美しい装幀による単行本が書店に並ぶのは7月3日の予定です。


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おめでとうございます!
知る楽も楽しませていただいております。

投稿者 ruru : 2009年04月22日 08:03

文庫本ではおいしく熟読させていただいておりますが、
ブログ、初めてのぞかせていただきました。
内容は言うまでもなく、毎日おいしいお話がぎゅう詰めですが
文字のQ数、うれしいです、感激です〜〜〜〜♪

投稿者 横川紀子 : 2009年04月22日 15:22



2009年04月22日

回鍋肉

近所のスーパーで東京X豚のロース肉が30%引きで売られてたので、春キャベツと合わせてみたくなった。我流の簡単レシピは生姜とニンニクの薄切りを入れた油で、まず肉を炒めて取りだしておき、キャベツ、ピーマン、長ネギを加え、軽く塩胡椒して甜麺醤、酒、砂糖、醤油で味付け。冷蔵庫に豆鼓があれば少し入れたかったが、今日はカット。
NHKの「クローズアップ現代」で「オバマ政権の100日」を見ながら食事。
オバマ政権発足直後にロス在住の旧友モリと会ったとき、彼女の知り合いの有名なジャーナリストが「アメリカ人にとって今一番恐ろしいのは、いずれ必ず来るであろうオバマに失望させられる時だ」といった話を教えてくれたが、今日の番組を見る限りでは矢継ぎ早にドラスティックな政策を実行に移し、まだなんとか持ち堪えているようである。ただし巨額の財政出動に関しては当然ながら共和党寄りの人びとから猛烈な反発もあるので、支出の内訳を1ドル単位でネット上に公開して理解を求めているという対応策にはちょっとビックリした。それを見ると、日本は財政出動に対するアレルギーが全くない!に等しいのがわかる。アメリカみたいに、ツケを子孫に回すのは絶対反対!とデモする人もいないようなので、アソー君はばらまき放題だけど、アメリカよりずっと少子化の国がこんなことでホントに大丈夫なんだろうか?なんて考えるのもいい加減イヤになってしまうくらい、今日の報道では衆議院選挙の実施期日に関して自民党はどうやら公明党のいいなりだというニュースが政治の前面に出てきてしまった。見るからに頼りないけど正直そうなイイ人っぽい雰囲気を妙に漂わせている河村官房長官が「公明党の意向は無視できない」といったので、公明党にはまるでワルモンみたいなイメージが付着してしまったような気がするのだけれど、これって案外自民党の戦略だったりするんだろうか。


コメント(3)

はじめまして。先生の作品である吉原手引草を読み、ホームページにお邪魔しました。とってもおいしそうなお料理が毎日のっており、私も作ってみたくなります。吉原手引草は、読み終わってからも何度も読み返しました。読み返すごとに葛城花魁の残り香を追うような、霞のように手で触れられるようで捕らえられない真実に少しでも近付きたい気持ちになります。もう少し若い時に私がこの本に出会っていたなら、きっと嘘の中にある真実も登場する人物の影さえもわからなかったと思います。すばらしい作品に今出会えてよかったと思います。

投稿者 伊都美 : 2009年04月23日 12:33

今日の話題でなくて申し訳ないのですが、「知る楽」もう4週が過ぎ、諸外国では歌舞伎ほど動物を劇の中に登場させる芝居は少ないと言う事を知りました。歌舞伎では狐に姿だけでなく、恩、義理、情けを解る、心を持ったものとして登場させる所に面白さもあり、涙を誘う芝居になっていますね。
猫は子供の頃映画でよく見ましたが、五十三次を歌舞伎で見ていないので舞台で化け猫芝居を見た事が無く、今年坂東竹三郎丈は松竹座で喜寿の祝いに興行をされますが演しものに「有馬猫」があるようで、とても楽しみにしています。
「知る楽」のテキストは一日で読んでしまったので、後を放送で追っかけてますが、もう2回しか無いのは寂しいです。いつか、松井さんにもっと御芝居の事を語って頂きたいと思います。

投稿者 お : 2009年04月23日 23:03

>もう2回しか無いのは寂しいです。

放送はあと4回分あります。

投稿者 今朝子 : 2009年04月23日 23:47



2009年04月23日

慶州鍋、、鰯の刺身、ごま鯖、山芋の鉄板焼きイシモチの唐揚げ、トマトの天ぷらほか

新潮社の小林姐さん、田中範央氏、スラッシュの進藤さんと一緒に中目黒の「いずみ田」で食事。ここは博多を本拠とし、中国、韓国、日本の味噌を合わせたピリカラの慶州鍋が名物で、姐さんが前から狙っていた店だという。鍋も美味しかったが、海苔巻きにして食べる鰯の刺身やごま和えにした生鯖、すり下ろした山芋の鉄板焼きもGOOでした(^^)/
草彅剛逮捕という今日のショッキングなニュースのほかにも話題はいろいろあって、まず姐さんのほうから「知る楽」のテキストを新潮社から新書で出しませんか?という
ご提案がなされたところから、肖像権や著作権等に話が及び、例のグーグルブック訴訟に代表される今日のネット社会における諸問題が話し合われた。私のような前近代の文化に親しんできた者の目から見れば、たとえば大昔から口伝のような形で伝わってきたいろいろなことが出版物によって公開されたということが一大革命であったように、今はそれと匹敵するくらいの一大革命が進行しつつあるといった印象であり、根本的にはすべての情報が全人類に共有されるという流れそのものは変わらないだろうし、肖像権も著作権も所詮は近代の産物としてやがては消滅せざるを得ないという気がしているのだけれど、現在はその過渡期であるからして、やはり出版社の立場としてはそれをしっかり守らなくてはならないはずである。聞いて面白かった話は範央氏が遭遇されたケースで、ネット上のラジオ放送で他人の小説を勝手にドラマ化して放送し、それが非常に人気が出て放置できなくなり、責任者を呼びだして注意しなけらばならなくなったのだとか。「そのドラマがとてもよく出来てて、同じ原作をTVがドラマしたのよりもずっとオモシロイんですよ〜。だから人気が出ちゃったんでしょうけど、実際に会ってみたら、それを作ったのは若いOLさんで、本人は全く悪気がなくて、営利目的でもないし、ただ自分の楽しみで作っててネットに流しただけだったんで、こっちが会社に呼びだしたら怯えて泣いちゃってて、なんだか気の毒になっちゃいました〜」とのこと。「ええっ!ドラマ化してそんなに面白いなら、その人に才能があるわけじゃない」と私。「そうなんですよ。だからもしプロになる気なら、そういう著作権とかはきっちり守らなきゃいけないって注意したんですけど、本人は別にそういう気は全然ないみたいで、ただ趣味でやってたみたいなんですよね〜」と範央氏。「それは勿体ない。今はそういう人をプロに育てて売りだしたほうがきっと当たるわよ」と進藤さん。インディーズレベルではこうしてプロとアマのボーダレス化がどんどん進行しつつある現在、出版業界、放送業界いずこも大変なようであります。




2009年04月24日

穴子巻き、焼き野菜のサラダ、蒸し鶏のサラダ

整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。
 まずはお知らせから。「知る楽」の「極付歌舞伎謎解」はまだあと4回分の放送を残していますが、好評につき、早くもGW中のアンコール放送が決定しました(^^)/
5/2(土)の15:45〜16:57に第1回、第3回、第5回の3本をまとめて放送するそうですので、お見逃しになった方はどうぞご覧ください。
整体の寺門先生は草彅クンのことについて、「彼は骨盤が締まってるタイプだから、この時期を乗り切るのは結構きついんだよね」と仰言ったそうで、私も骨盤が締まってるタイプなので、その話にはなるほどと肯けたのだった。整体的にいうと春先は骨盤が弛む時期だが、締まってるタイプは弛みにくいので辛いのである。彼が舞台俳優として驚嘆するほど集中力のある演技が発揮できるのも、骨盤の締まってるタイプだからと考えたら納得がいくのである。
集中力と感受性の強さの点で、私は彼を天才的な俳優だと高く評価しているし、酔っぱらって裸になって騒いだ程度なら別に保護するくらいでよかったのに、逮捕するまでに至った警察はちょっと野暮だったよね〜と言いたい思いがある。それにしても私が若い頃はまだ、芸能人は多少のバカをやっても、まあ、しょうがないか〜と大目に見られる存在だったが、今や一般人以上のモラルを要求されるような雰囲気だからそのこともちょっと気の毒に思う。確かにCM降板等々による経済的な損失は只ならぬものがあるようだから仕方がないとはいえ、つまりは経済の仕組みに取り込まれることによって芸能人は社会的地位が向上し、引き換えにこれまでの自由を喪ったという象徴的な事件だったような気もするのでした。


コメント(4)

私の勘違いだったようですね。あと四回すごく楽しみです。再放送も決まったようで好評なんですね。非常に解りやすく歌舞伎の背景を語って頂けるので面白いです。
一回めの歌舞伎十八番についてのお話、江戸の街を作り上げる為に地方から男衆は江戸に集まり、その人達が喜ぶ芝居が出来上がったという御話しを聞いて、成田屋さんのお家芸には掛け声が入るのが多いのも頷けました。歌舞伎を見たことが無い方にも是非見て頂きたいですね。世界遺産に認められても演劇は客が多勢入ってこそ価値あるもの。松井さんの解説できっと観客が増えると思います。
草薙君の記者会見、あれほど責められ、誤らなければいけないのでしょうか?確かにCMに彼を使われている企業には経済的損失をかけたかもわかりませんが、それは個人と企業の契約の問題で解決すれば良いことだと思います。マスコミも変です。彼は自分のお金で飲んで騒いで肉体を露出、それも深夜ですからワイセツになるほど通行人は居たとは思えない。元中川外務大臣は外務大臣を辞職しただけですが、マスコミも政府もそれ以上責めなかった。中川氏の方がもっと責めを負うべきだし、あの方をまだ国会議員にしておくほうが間違っている。マスコミも居直られればそれ以上責任論をニュースにしない。

投稿者 お : 2009年04月25日 23:15

草なぎ君に対する考え、私も同感です。悪いことをした、でも警察対応やその後の騒動には怖いものがあります。演技者として評価してくださるのも嬉しかった・・・。今まで小文でしか松井さんの作品に触れていないので、これを機にじっくり読んでみたいと思います。

投稿者 torori : 2009年04月26日 16:01

草なぎ君に対して同感です。

また、鳩山大臣は中川元大臣に対しても、あのくらい強く批判してほしかったですね。

第1報に接して、テレビ朝日の朝の番組で鳥越さんが「深夜3時で周りに誰もいなくて公然わいせつ罪がなんで成立するんだ」「こんなのは注意するだけでいいじゃないか」と言ってたのですが、次の日の放送には出ていなくて、何か局の意向と合わなかったのか、と思いました。

寺門先生の言葉はちょっと驚きました。
最近は骨盤が閉まってることが快適にすごせる体に重要、というようなとらえ方をしてたのですが、オールシーズン快適という体は難しいものなのですね。

投稿者 虎ファン : 2009年04月26日 22:20

初めて投稿させていただきます。
草なぎクンの件は、勿論、良くないことだったのですが、私も警察の対応に疑問を持ちました。
寺門先生の骨盤話、興味深くて妙に納得してしまいました。
テレビも拝見させていただくつもりです。

投稿者 優月 : 2009年04月30日 03:06



2009年04月26日

筍の木の芽和え、鰹と生野菜のサラダ、筍とアスパラの味噌マヨ和え、筍と山菜の天ぷら、若竹煮、筍ご飯、土佐煮ほか

今夜は春恒例の筍パーティで友人おふたりをお招きして6時から午前3時まで食べ続け(^^)/今年の筍はちょっと大きめで竹っぽい感じながら、朝掘りを空輸したものなので柔らかくて美味しく戴けました。盛り上がって8時間も話したもんで、当然色んな話題がでましたが、〆はやはり今日のトップニュース、豚インフルエンザの恐怖であります(-.-);




2009年04月26日

中華点心セット、昨日の残り

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
昨日と打って変わってきれいな青空が広がり、新緑の鮮やかな馬場で今日もデカ牝馬ハッちゃんに2鞍騎乗。コントロールも上々で、このままずっと専用馬にしたいところだけれど、人気者ハッちゃんはすでに先約済みでした。ところで、バリキャリのOさんやオペラ歌手のSさんにいわせると、ハッちゃんは以前とても重〜い馬で、動かすのが大変だったそうで「ええっ!いつからそんなイイ子になったの〜」と少々ビックリなさってる様子だ。最近乗った人はみんなイイ子のハッちゃんしか知らないので、どうやら「人変わり」ならぬ馬変わりしちゃったみたいである。Sさんにいわせると、馬も年を取るとカラダが硬くなっちゃうので、そうならないように却ってメチャメチャ頑張ってカラダを動かすようになるのがいるらしい。ハッちゃんがそれに該当するのかどうかはわからないけど、人間でも年を取ってからやたらと運動するようになる人がいるのと(私がまさしくそうですが(^^;)同じ理屈なのだろうか。ともあれ、昨日はずいぶん遅くなって、寝たのは今朝の4時過ぎだったにもかかわらず、通常通りしっかり乗馬をこなしたのだから、私も年齢のわりには元気なほうだろう。というより、体力がついたのは乗馬のおかげかもしれません。




2009年04月28日

餃子、小籠包、中華腸詰め、豆苗炒め、豚耳の葱炒めほか

 信濃町の文学座アトリエでイヨネスコ作「犀」を見た帰りに中村まり子さんたちと食事。このところ演劇界も旧作回帰の傾向が強まるなか、そろそろ不条理劇が蘇ってもいいんじゃないかという感じで、近年の海外ではS・マクバーニー演出の「椅子」が話題になっていたから、日本でもイヨネスコを作品を取りあげてほしい気がしていたら、文学座で「犀」を上演し、しかも友人の女優中村まり子さんが翻訳を手がけているので駆けつけたのだが、これが予想以上に面白かったのである。
イヨネスコの不条理劇の中でも「犀」は比較的ウエルメイドな作品で、きちんとしたストーリー立てがある。街に突如動物のサイが出現し、それを目撃したアルコール依存症の青年の周囲で人がなぜか次々とサイになる病にかかってしまい、ついに街中の人がサイ化するパニックのなかで青年と恋人だけが人間として生き残ったが、その恋人も圧倒的多数がサイになってしまった状況を見て、次第に人間を否定する気持ちに傾くのを避けられず、最後は青年だけがたった独りの人間として、荒れ狂うサイを相手と闘わねばならなくなる。イヨネスコにとってサイはナチズムのメタファーだったのだろうが、シュールな設定だからほかにさまざまなメタファーを読み取ることも可能だ。今なら豚インフルエンザの流行を想像してしまったりする。異常なくらいマスコミに流されやすくなっている近年の日本で見ると妙にリアリティが感じられるし、主演の大場泰正、友人役の城全能成、恋人役の松岡依都美といった若手の俳優陣がとてもボーダレスでナチュラルな演技を披露しているし、かつてイヨネスコ劇をずっと上演していた女優の翻訳が非常にこなれているせいもあって、旧来の翻訳劇にありがちな違和感が全くない。小難しい不条理劇というより、近未来SFナンセンス劇として見られるからか、若い観客にもバカ受けして、2時間15分の芝居があっという間に終わった。新劇の老舗劇団が久々に楽しめる芝居を見せてくれたという印象だ。




2009年04月28日

海老団子と高野豆腐の煮物

QPで見た料理。ミンチ状にした海老と鶏挽肉を混ぜ合わせて酒と醤油で下味し、マヨネーズと片栗粉を加えて団子にする。卵の代わりにマヨを使うのがいかにもQPらしい提案で(笑)、手に水をつけて丸めれば表面がつるっとした団子になる。みりんを多めに使って甘めにしたダシ汁で煮ていったん取り出し、そのダシで高野豆腐をじっくりは煮込んでから絹さやを入れ、団子をもどせば出来上がり。
昨日WHOが豚インフルエンザの警戒態勢をフェイズ4に引き揚げたことで、今日は朝からそのニュースで持ちきりだが、TV各局はあまり過剰反応しないようにと視聴者に注意しながら、過剰反応しとるのはアンタらやないか!と言いたくなるような報道ぶりで、世界各地の感染者数や死亡者数を挙げてさんざん脅しておきながら、結局のところ毎年冬場に流行るA香港型やソ連型とかとは症状の重さや感染力といったものが一体どの程度ちがうのかという肝腎のことをさっぱりわからないとするのは困ったもんである。本当はもう大した症状でも感染力でもないとわかっているにもかかわらず、まさか政府が国民をびびらしておくためにわざと隠してるというようなことはあるまいねえ?なんてヘンな疑いまで持ってしまうのは、北朝鮮のテポドン発射時におけるマスコミ報道の加熱ぶりが、まるで自衛隊のプロパガンダに協力したような感じに見えたからである。それにしても、今度のことで豚肉を買わないなんて人がホントにいるんだろうか?いるとしたら、まるで江戸時代の迷信深い人みたいだし、科学や情報がいくら発達しても、人間の知的レベルがさほどに変わらないのなら、いっそ人は何も知らないまま、今年はなんかひどい風邪をひいちゃったね〜てな具合にやり過ごしたほうが幸せというものではないでしょうか。ともあれ情報化社会の今日におけるパンデミックは中世暗黒時代の黒死病と変わらないようなパニックに陥って
はならないはずであります。


コメント(1)

何が不安って最近のマスコミの過剰反応くらい不安なものはおまへん。タレントが深酔いして裸になれば朝から晩までその話題ばかりワイドショーは言うに及ばずニュース番組まで各局同じような画像ばかり流し続ける。親の虐待で子供が亡くなれば近親者から近所にまでインタビューして流し続ける。今は豚インフルエンザの報道ばかり。政治も経済も不安定な時期なんだから、その問題も報道するべきだと思いますけどねえ。

投稿者 お : 2009年04月28日 22:47



2009年04月29日

鶏肉とアスパラガス炒め

前にQPで見た簡単な炒め物。鶏胸肉は棒状に切って酒、醤油で下味し、片栗粉をまぶして炒めてからいったん取りだしておく。アスパラガスは塩を振って蒸し炒め。次に生姜の薄切りと椎茸(QPはキクラゲ)を加えて炒め合せ、酒、醤油、砂糖、胡椒でシンプルに味付け。
世間は大型連休モードで、またとない好天に恵まれているというのに、今日も朝早くから夕方までバッチリ仕事をしていた私であります(-.-);連休中にも色んな〆切りが重なっているせいもあるのですが、この手の仕事は自分で思いきって休みを作らないと休めるもんではないし、世間が休みの時はどこに行っても込んでるわけだから、結局わが家で仕事をしてたほうがいいという判断になります。ただ例年5/3〜5は馬事公苑でJRA主催のホース・ショーがあるので、これだけは見に行くつもり。青々とした芝生に覆われた元東京オリンピックのアリーナで、大障害レースのほかにもジンガロばりの曲馬や可愛いポニーレース等があって、無料で楽しめるのに意外と空いてる穴場スポットです。行くと必ず誰かクラブの人と会ってしまうのも、ご愛敬というべきでしょうか(^.^)


コメント(1)

本日新潮社の八尾様より掲載紙いただきました。私まで掲載されてびっくりです。取材日は真冬並の寒さの中本当にお疲れ様でした。

投稿者 レイコ : 2009年04月30日 21:08



2009年04月30日

コーンチャウダー、ガーリックトースト

QPで見た料理。ベーコン、玉ねぎ、セロリ、人参をそれぞれ小さく切って炒め、スープで15分ほど煮込んでから缶詰のクリームコーンを入れて、さらに牛乳を加えて塩、胡椒で調味し、仕上げに皮と種を除いて小さく刻んだトマトをプラスする。牛乳はレンジで温めてから入れるのがポイント。
 WHOの警戒態勢がパンデミック直前のフェーズ5に引き上げられて、成田空港の簡易検査でついに陽性反応の人が現れた今日、TV各局は当然ながら豚インフルエンザの報道に終始しているが、たまたま朝の報道番組を見ていたら、呼吸器系ウイルスの専門家が出演し、その方が実にさりげなく話されたひと言に私はエエッ!と驚いてしまい、キャスターの小倉さんも「ええっ!今先生なんて仰言いました?」と訊き直して視聴者の注意を促したくらいだから、やはりその事実は今まであまり知られていなかったのだろう。ウイルスは新型が発生すると旧来の型は自然に消滅に向かうので、豚インフルが流行りだすとこれまでのA香港型やソ連型は必然的になくなるのだという専門家の話に私はビックリしたのであるが、皆さんご存じでしたか?何故そんな大事な話を今まで知らなかったのかフシギなくらいで、それが事実なら、先日舛添厚労相が旧来型のワクチンを打ち切ってでも豚インフル用の製造を急がせるとした発言は、何も自分が非常な決断をしたみたいに力んですることもなかったわけだし、むしろその時に事実を冷静に説明しておいてくれればよかったのにと思われたのだった。厚労相自身もその事実を知らなかったのか、あるいはまた例によってスタンドプレイ的な発言をしたかったのかは不明だけれど、とにかくインフルエンザウイルスに関する科学的な説明を一度ニュースでもきっちり聞かせてほしいものである。
ともあれ専門家の話を信じるとすれば、スペイン風邪のウイルスも蹴散らしたのがA香港型やソ連型だったわけで、それを乗り切った人類にとっては比較的弱毒といわれる豚インフルもさほど恐れるには及ばないはずだし、北半球は幸いウイルスが弱い高温多湿の季節に向かうので、これからすぐに大流行とはなりそうもないだろう。ただしすでに発病者が出ているニュージーランドは戦々恐々といった感じかもしれないし、北半球も今秋以降は再流行が懸念され、海外渡航が不自由になったり、各種イベントや興行に支障が出る恐れもある。
で、選挙は一体どうなるんだろう?今年の1月にエンタメ評論家の麻生香太郎さんとお話したとき、総理のアソー君の話が出て、ちょうど支持率超サイテーで、回復の見込みゼロの時だったから「なぜ辞めないんでしょう?本人これから支持率があがるとでも思ってるんでしょうか」という質問をしたら「そりゃ何があるかわからないじゃないですか。ブッシュだって9.11があったわけだし、これから9月までの間にどこがで戦争とか大地震が起きるかもしれない。そういうハプニングで政権が維持できるかもしれないから、ゼッタイ粘るが勝ちだと思ってるんですよ」と仰言ったのであるが、なんだかその予想が当たってしまいそうでコワイ(-.-);


コメント(1)

旧型の自然消滅は今日の朝日にも載っていましたね。知りませんでした。
横浜の高校生は気の毒ですが、なんとも早、足元に火がついていたとは・・。横浜でのイベント目白押しでしょうに^_^;

解散のびのびで知名度上げて、頭に乗り出して失言して・・。

投稿者 五島 : 2009年05月01日 13:34