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2025年01月04日
謹賀新年
あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
今年の三が日、まず元旦はわが家で音楽ライターの守部さんと祇園「川上」のおせちとわたしが作った白味噌のお雑煮を。二日は乗馬クラブに行って愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに初乗りを。三日は旧クラブの馬トモ人事部のSさんとB社のUさんとわが家で早くも新年会をして鉄板焼きを。
そもそもお二人は氷川神社に初詣をなさるつもりでお越しだったのに、昼下がりの境内は参拝客の列で埋め尽くされて、いつ動きだすとも知れぬ長蛇の列だったため、既に元旦の未明に参拝を済ませたわたしは「先に食事してから出直したほうがいいかもね〜三が日は夜遅くまで開門してるだろうし」と提案を。何せ参道沿いのわが家からは徒歩10分で辿り着く神社だけに何度出直してもいいくらいだから、お二人ともその勧めに従って先に鉄板焼きをしながらしばし歓談の時を過ごされたのだった。ところがお互いうっかり話し込んでしまい、ふと時計を見たら何と午後10時を過ぎていて、参道に出たら人っ子一人いない状態に啞然ヾ(℃゜)々そんなわけで初詣にいらっしゃりながら肝腎の目的を果たせなかったという、新年早々何とも罰当たりなお二人なのでした(^◇^;)
なお今夜は一応新年のご挨拶とし、通常のブログは明後日から開始いたします(^^ゞ
2025年01月06日
白菜のホタテ缶クリーム煮
新年初QP料理(^^ゞ生姜とネギのみじん切りを炒めて、ホタテ缶のほぐし身を炒め合わせ、ホタテ缶の煮汁と酒、塩、水を合わせた液を加えて、白菜の削ぎ切りにした芯とザク切りにした葉を入れてしばらく煮込んでから生クリームを注ぎ入れ、水溶きカタクリ粉でとろみをつけて仕上げにゴマ油を垂らす。カラダに優しい中華料理です。
これまた新年初のワールドニュースで一番気になったのは、韓国KBSを見ても全く埒が明かない感じのユン大統領問題ではなく、フランス2が報じたX(旧ツイッター)問題でした。トランプ次期米大統領の右腕として政治的影響力を行使せんとするイーロン・マスク氏は、米国内ばかりでなく欧州をターゲットにしたX投稿でエコーチェンバーを謀っているらしい。問題なのはその投稿がたとえば英国の極右活動家を支持してスターマー労働党政権を攻撃したり、ドイツの極右政党AFDを支持するといった極端な右寄り投稿であり、それはマスク氏が自らの企業利益を優先させるために労働基準法や環境規制の厳しい欧州に揺さぶりをかけるのが狙いなのだとか。いやはやSNSが政治を左右する現象は日本でもついこないだ見られただけに、とても他人事とはいえない問題で、マスク氏がオーナーになったことによって一方ではX離れが起きているともいわれているが、旧メディアに負けず劣らずSNSの闇も深いことを認識しておく必要があるように思われたニュースでした(-.-;)y-゜゜
2025年01月07日
天津丼
何となく卵料理が食べたくなってコレに(^^ゞお手軽に市販のカニ玉キットを使ってむきエビと長ネギと干し椎茸の具をプラスしただけ。干し椎茸はもちろん戻して薄切りに、小口切りにしたネギとむきエビは軽く炒めて火を通してから卵液に加えた。
けさのワールドニュースで注目されたのはドイツZDFで、隣国オーストリアにとうとう極右政権が誕生したニュースは、2月に総選挙を控えたドイツにとっても他国事ではない緊迫感のある報じ方だったが、それよりワタシが気になったのは労働意欲に関する調査結果の報告だ。全力で仕事をすると答えた人が世界平均では54パーセントなのに対しドイツは49パーセントと低めで、しかも高齢者ほど意欲があって、いわゆる団塊の世代だと64パーセントなのがZ世代では43パーセントに激減するのだとか。労働意欲を削ぐのはどこでもきまってお粗末な経営や社風の悪さ、職場のコミュニケーション不足、過重な仕事量によるストレスといったもので、それでもモチベーションが最も高い米国は57パーセントの数字を維持している。これが一体どこの機関による調査なのかは明らかにされなかったものの、ちなみに日本は全力で仕事すると答えた人がなんと19パーセントしかいない(!_+)というダントツの低さで紹介されたのがいささかショッキングでした(-.-;)y-゜゜
2025年01月08日
ビーフカレー、ニンジンスープ、ツナとコーンとカイワレのサラダ
カレーとスープは帝国ホテルの缶詰で、今夜はチョー手抜きな缶詰素材のオンパレードになりました(^^ゞ
けさのワールドニュースではトランプ君が意外とホンキでカナダを51番目の州にしたがっていたり、デンマークがグリーンランドの売却を拒んだら高い関税をかけてやると脅したり(@_@;)Facebookのザッカーバーグは既に脅してフェイクニュースの削除を止めさせたりしている等々の言いたい放題やりたい放題のニュースが気になったが、晩ご飯後に見たBS-TBS報道1930もこの問題を皮切りにして現在の世界に蔓延する自国ファースト風潮とポピュリズムの問題を検証。トランプ君の発言はどこまでホンキかはたまた単なるブラフなのかもようわからんところがいかにも商売人のディールと受け取るしかなさそうだが、グローバリズムの大反動として自国ファースト風潮が蔓延した世界の行く末は非常に危ういことを覚悟しなくてはならないのだろう。ただし自国ファースト意識はあらゆる国で急に芽生えたわけでもなくずっと潜在していたはずで、それがトランプ君の出現により一気に表面化したことは、グローバリゼーションに取り残された人びとの怨嗟を知る意味で却って良かったのかもしれないとするゲストコメンテーター高橋和夫氏の皮肉な見方も実にナルホドでした(-.-;)y-゜゜
2025年01月09日
大根と豚肉の黒酢炒め
去年のQPで見た料理。厚さ1㍉の半月切りにした大根を電子レンジで火を通しておく。豚バラ肉を両面こんがり炒めて滲み出た脂を拭き取ってから塩を振り、大根と斜め薄切りした長ネギを炒め合わせ、黒酢味醂醤油おろし生姜を合わせたタレで調味して、仕上げに大根の葉とゴマ油を加えて炒め合わせた。
今日はガス給湯機の交換で昼間3時間ほどの取りつけ工事をしてもらい「取り替えは壊れたからですか?」と何げに訊かれたので「まだ壊れてませんけど使用して今年で15年目になるし、点火に難航しているような音が頻繁に出始めたから、そろそろ限界かなあと思ったんですよ」と答えたら「ああ、それは良いご判断でしたねえ。この前に伺ったお宅は、急にお湯が出なくなってから3週間も経って、ようやく着工できたくらいだったんで」とのこと(゜;)半導体関連で給湯機の部品が不足しているというような話も以前に聞いたし、諸物価の高騰に伴い今後給湯機も値上がりする可能性が高いため早めに手を打ったのは間違いでもなかったようである。早速使ってみたらやっぱり異音はゼンゼンしないし、リモコンがかなり進化していて、使ったガスの使用料金までちゃんと明示されるから何だかドキドキしてしまう(^_^;)ともあれこの新しい給湯機にも限界時点は当然来るはずで、それをかりに15年後としたら、その時わたしは87歳でこの世にいるかどうかもわからない年齢なわけだし、そもそもその時代にガス給湯機なんてものが世の中にまだ存在するのかどうかもわからないことを考えるとさらにドキドキしてしまった(-。-;)ガス給湯機に限らず今後何かにつけて新たな製品を入手する際は同様の思いを致しそうで、それは年を取ったことの証とも一面ではいえるが、クルマにしろ家電にしろ、新たな製品があっという間に消滅して全く異なるタイプの物品に置き換えられてしまう可能性を考慮しないわけにはいかない時代に生きているのだという実感を今日わたしは新たにしたものであります(-.-;)y-゜゜
2025年01月10日
大根餅
昨日の丸ごと1本買った大根が残ってたのでテキトー作ってみたが案外おいしく食べられました∈^0^∋皮を剥いてすり下ろした大根に塩とうちにあった白玉粉とカタクリ粉と小麦粉を加えて練り混ぜ、切り刻んだ市販のチャーシューと戻した中華干しエビと薄い小口切りにした長ネギを加えてゴマ油で両面をこんがり焼いただけ。酢醤油をつけて食す。
けさ見たワールドニュースではイランの若い女性が聖職者のターバンをいきなりむしり取った映像に驚かされたが、夜たまたまNHKのニュースを見たら、法政大学の女子学生が授業中にいきなり男子学生8名の頭をハンマーで殴りつけたという報道にびっくりさせられた(!_+)何ら関連のないニュースなのに同様の衝撃が走ったのは、女性が比較的抑圧されてきた地域で思わぬ反撃に出た!という印象を受けたせいかもしれない。法政事件は事情が不明なため何もまだいえないけれど、窮鼠猫を噛む的な現象は昔から多々あったとはいえ、今は女性が暴力的にならない保証も全くないのを男性陣は改めて思い知らされた事件なのかもしれません(-.-;)y-゜゜
2025年01月11日
鰆の味噌漬け、厚揚げと水菜の煮浸し
お雑煮に使った石野の白味噌が残ってたのでこのメニューに(^^ゞ関東の人がいう西京漬けで、白味噌に馬場本店の最上白味醂と酒少々を加えて味噌床にし、昨夜から漬け込んだら味はバッチリだった(*^^)vものの、食感的には鰆を塩で締めるのがもうちょっと強めでよかったかも?と反省。もちろん写真でおわかりの通り、火を入れすぎて焦がしてしまったのは大失敗です(-。-;)厚揚げと水菜はカツオ出汁で煮て淡口醤油と味醂で調味。
食事しながら見たTBSの報道特集は震災後1年が経過した能登地方を取材。明らかな復旧の遅れを映像で見せられると索然とした気持ちで被災者の無念を慮るしかないが、1年経って断水がまだ続いている地域もあるという現状はさすがに尋常でなく、むろん地形や地層の問題があるとはいっても、復旧がここまで遅れた責任を取るべき人も当然いてしかるべきではなかろうか。また今年はちょうど阪神淡路震災から30年だと聞けば当時との比較もせざるを得ず、人口年齢構成の違いを如実に反映した復旧工事等の人員不足に思い至るのだけれど、それは何も能登地方に限ったことでもなくて、今後大都市圏が被災した際も同様の問題を抱える懸念がある中で、能登の問題は今や決して他人事ではないのを痛切に感じざるを得ないのでした(-.-;)y-゜゜
2025年01月12日
トンカツ弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。今季最強寒波襲来の今週末も愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。今週は「先週に比べてちょっと重めのクリトンかもしれませんね〜」とA子先生から言われた通り、別に歩様は悪くないものの、こちらが騎座でかなり押してやらないと前進気勢を喪うため結構へとへとに(-。-;)「たぶん寒くてカラダが硬くなってるのと、蹄が伸びて地面にひっかかるせいだと思いますから、早めに切りあげて来週に期待しましょう」とのことで、わたしが騎乗した感じでもさほどの心配は要らない感じでした(^^ゞ巳年生まれのクリトンは今年24歳の高齢馬だから寒さでカラダが硬くなるのも当然とはいえ、精神年齢は相変わらず低めなため、今週のワタシは引き馬してたら急に押し倒されるはめにも(^_^; 放牧していた馬場から連れ出す際にグルッとこちら向きになって大きなアタマをドンドン押しつけてくるから一瞬何するつもりかもわからぬまま地面に押し倒される恰好で、恐慌を来しつつ幸いクリトンの無口頭絡は手放さずにいたため、仰向けにひっくり返っても何とか頭は打たずに済んだワタシ(@_@;)問題は無口頭絡を掴んだ手と逆の腋におやつのニンジンとバナナを挟んでいたため、どうやらクリトンはそれに目がくらんで荒ワザに及んだらしく、24歳でも常に食欲全開だから全く油断も隙もあったもんじゃない馬なのでした(-.-;)y-゜゜クリトンにはもう一つ問題があって、人間には愛想が良いというか、全面的に頼り切ってる感じなのに、他の馬との交流は好まないため放牧をさせる相手が難しいのである。ことに相手が♂だと洗い場や繋ぎ場でも耳を伏せて威嚇するため、ハフ・アラブMixのウラ嬢やデカ鹿毛トロッターのリラ嬢らと女子会放牧にご一緒させてもらうことにしたら、何とか揉めずに収まってくれてホッとひと息。とはいえ女子たちには全く挨拶もせず、完無視で独り遠く離れてしまうパターンが繰り返されており、今週は気のいいリラ嬢が自分のほうから挨拶に来てくれたら、いきなり歯をむき出し唸り声をあげて追い払う始末に(-。-;)ああ、この馬養老牧場に行ったらどうするんだろう?人間でも高齢者施設でこういうおじさんって嫌がられそうなんだけど…と思い、オランダで一体どういう育てられ方をしてこんな馬になっちゃったのか知りたい気持ちで一杯です(-.-;)y-゜゜写真は♂同士でも仲良く放牧されている大柄なハバ君とチャン君です。
2025年01月13日
小松菜と豚こまの甘味噌炒め
前にQPで見た料理。細切れ豚肉と小松菜とパブリカを炒め合わせて味噌と水とおろしニンニク、砂糖、豆板醤を混ぜ合わせたタレで調味しただけ。豚肉をじっくり炒めてから調味料と野菜を共に加えてさっと炒め合わせること。
食後に見たBS-TBS報道1930は今年度の経済展望を特集。年始から企業の展望を語りもせずに「賃上げ」をアホの一つ覚えみたいに連呼するしか能が無いような財界人にも困ったもんだ(-。-;)と思っていたが、初任給だけ高くしてそれに見合うだけの昇給が今後に約束されないケースも多々ありそうな日本企業だけに、鴻海であれ何であれ他国の企業にでも買われて有能な経営陣に将来を約束されたほうが今や社員も有り難いのではなかろうか?と思ったりもする。とはいえUSスチール買収問題でも全米鉄鋼労組の反対がバイデンを動かしたとされるのだから、企業がグローバル化する一方でナショナリズムの感情的な障壁はまだまだしぶといのかもしれない。同番組ゲストコメンテーターのJ・クラフト氏がこの問題に関して、米国側はこれが労組にからんだ政治問題である旨のシグナルを早くからしきりに出して労組の懐柔策を日本側に求めていたにもかかわらず、日本側がそのサインを見逃したか無視したのは拙策だったと指摘されたのはもっともだと思われた。同氏はまた日本が世界独自の技術を誇るスタートアップ企業やベンチャー企業も沢山ありながら、そうした企業の育成になかなか成功しない点について、たった10億くらいの投資でも社内で稟議書を沢山の人に回さないと通らないような企業風土の問題を挙げられたが、要は本当の意味での投資家や投資マインドの持ち主が日本には非常に少なくて、所詮は優秀なサラリーマンに過ぎないような人物が経営陣に入ってしまうという悪しき慣習がはびこる限り、今後も日本経済が復活を遂げるのは大変難しそうに思われました(-.-;)y-゜゜
2025年01月14日
鴨鍋コース
今夜は集英社の伊藤さん、眞田さん、伊礼さんと神楽坂の蕎麦店「芳とも庵」で鴨鍋新年会を。ここは写真でもおわかりの通りふつうの合鴨ではなく新鮮な野鴨を提供する店で、意外なほど柔らかで滋味深い鴨肉と風味がそれぞれ違う3種類の手打ち蕎麦を満喫しつつ∈^0^∋文学ネタから芸能ネタ、政治ネタ等々あらゆる話題で歓談の時を過ごしました(^o^)
2025年01月15日
ビーフカレーライス、紅芯大根のサラダ
カレーは市販のレトルト。紅芯大根はサラダというより漬物にした感じ。塩して水気を切り、細かくした昆布と酢を加えてしばらく置いただけ。
食後に見たBS-TBS報道1930は今週末に政権が発足するトランプ君が事前に投げ散らかしたクセ球の内まずはグリーンランド購入案件の検証。そもそもデンマークからの独立気運が高まっていた地元では意外なほどトランプ君のクセ球を歓迎しており、なぜならグリーンランドの地政学的価値をトランプ君が声高に喧伝してくれたことで世界の注目を浴びて独立の可能性が高まったからだとか。で、トランプ君がグリーンランドの獲得に熱を上げてデンマークを恫喝までしたのは何故かといえば、中国の習近平政権が北極圏にも触手を伸ばして、全世界で地政学的な優位に立とうとしているのを阻止するためで、それをいきなりグリーランを買っちゃうぞ!という乱暴な表現をするのはトランプ流ならではなのだろう。トランプ2.0は周囲に以前のような止め役たしなめ役がいないため、言いたい放題やりたい放題になる危険性が高そうだが、さすがにアメリカ経済を悪化させるわけにいかないことは本人も重々承知だろうし、別に経済オンチでもなさそうだから、他国に高い関税を課すようなバカな真似はしないはずと信じたいけれど、それも彼のコアな支持者の就業率や経済力にもかかわってくる話だろうから、現時点では何ともいえない(-。-;)とにかく他国としては目先の得を感じさせるような話を彼に聞かせながら交渉に当たるほかないのだろうが、一方で大問題なのは、彼が取り戻したいと考えている米国の生産性が今や国内の人材で賄いきれる保証など何処にもない!ということであります(-.-;)y-゜゜
2025年01月16日
お通夜
旧友モリの御父君が大往生されて今宵はそのお通夜に訪れた次第。モリの御父君はNHKロボコンの生みの親として知られた日本ロボット工学の先駆者森政弘博士で、後年はロボット研究から一転して仏教の研究にも打ち込まれた方だけあって、慎ましやかな葬儀の仕方や寺院等も遺書で事細かに指定されていたそうで、多人数を収容できる寺院ではないため、まずはご家族とごく親しい関係者だけで葬儀を済ませてから訃報を公けにすることになったのだとか。わたしは三茶に住んでいた頃、ご近所だったモリのお宅にしょっちゅう伺ってご家族全員を存じ上げていたし、森博士はなんと拙著をご購読もして下さっていた恩義があるため、今夜はお別れを告げに伺ったのである。森博士はロボットが人間に近づけば近づくほど好感を持たれながら、ある時点から急に気持ち悪いという反応に変わる現象を「不気味の谷」とネーミングして提唱され、この概念は世界中で普遍的に共有されるようになって、森博士の名前は小説にも登場するくらいだが、近松門左衛門が遺した言説にこれと非常によく似た話があるため、森博士は近松の言説をご存じの上で「不気味の谷」現象を提唱されたのか、それとも天才同士の直感がたまたま一致したのか、生前のご本人に一度伺ってみたかったなあと、祭壇の遺影のにこやかな笑顔を見ながら思ったことでした。謹んで心より御冥福をお祈り申し上げます。
2025年01月17日
鍋焼きうどん
今日のQP料理で具は鶏もも肉、油揚げ、青ネギ、海老天、卵。土鍋にうどん玉を入れて淡口醤油と塩で調味した出汁を注ぎ入れ、鶏もも肉と油揚げを加えてしばらく煮込んでから青ネギと海老天を添えて卵を割り入れただけ。QPは海老天の作り方を熱心に伝えたが、うどんの具にするために海老を2本だけ揚げるのは面倒だし油も勿体ないから、手抜きして総菜売り場でゲットしました(^^ゞ
今日は阪神淡路大震災からちょうど30年ということで、当時のことを何かと想い出したものである。関西の親戚や友人はやはり東日本大震災よりも阪神大震災のほうが印象強く記憶されているようで、わたしの知る人たちはみな一様にその瞬間に全く地震とは思い当たらず、戦争が始まってミサイルが撃ち込まれたのかと思ったという反応も何人かの口から聞いた。当時中座の正月公演に携わっていた歌舞伎のスタッフが大阪で被災し、東京に戻ってきたらすぐにまた今度は地下鉄サリン事件に巻き込まれたという大変気の毒な話を聞いた憶えがあるので、オウム事件からもちょうど30年ということになるのだった。
その年はまたWindows95が発売された年でもあって、当時のわたしは近松座に関係する一方で、アスキー社から発売されたCD=ROM版「歌舞伎エンサイクロペディア」の監修を手がけており、それの制作プロジェクト開始時点ではまだPCの画面で映像が見られるのはApple社のMaCintoshに限られていたので、まずMacを松竹本社に運び込んでCD=ROMの映像を見せながら説明するところから始めなくてはならなかった。だが途中でWindowsもMacを真似したPCを発売するらしいとの情報が入って、急遽OSをMac版とWindows版のハイブリッド仕様にプログラミングすることになり、95年にめでたくそのハイブリッド版CD=ROMが完成し発売された時、まずわたしは自分が監修したCD=ROMを見たいために速攻でWindows95を購入し、当時まだオレンジ一個の画像が映しだされるのに30分以上もかかったインターネットまで始めたのは同世代だとかなり早かったほうではなかろうか。以来ネットはほとんど不自由なく使いこなせているのもWindows95を早く入手したからだろうし、思えば当時わたしはまだ41,2歳だったのでITにも即飛びつけたのだろうが、それから30年も経った今はやはり高齢による知力や好奇心の衰えを意識せずにはいられない。果たしてAIを重宝できるのかどうかは甚だ心許ない限りだから、人間にとって30年の歳月はすごく長いようでもあり、短いあっという間の時間にも感じられるのを今日は改めて考えさせられたのでした(-.-;)y-゜゜
コメント(1)
日本の年金基金がイスラエル企業に投資していることを批判して、12日、日曜日、東京でデモがあったという
投資先の会社がやってることとか、みなさん細かいところまで、詳しく見ているんだなぁ
さて
歌舞伎座、夜の部を見た時、私の隣りの席は、大阪から来た女性だった。
『大富豪同心』が終わった時、観客全体が、満足の拍手喝采だった。隣りの方は
「米吉さんが見たくて」と大きな拍手をしながら
「あぁ、来てよかった!すごく、楽しめた」と嬉しそうだった
「最初の我慢して見てよかった。踊りと大富豪、すっごくよかった」と言っていた
「明日、曽我、見て帰ります」
ああ、曽我の米吉さん、りりしく奇麗だったなぁ
こんな風に、遠くから見に来て、感動してくお客さんがいっぱいいるんだろうなぁ
そう考えると、歌舞伎の前途も、ちょっとは大丈夫と思えてきます
投稿者 せろり : 2025年01月22日 00:32
2025年01月18日
牡蠣とネギのバター醤油
一昨日のQPで見た料理。薄力粉をまぶした牡蠣をバターで炒めて取りだしておき、斜め薄切りにした長ネギと細切りにしたエリンギをバターで炒め、合わせて醤油を垂らしレモン汁を振りかけただけ。粉山椒の薬味で食す。
食事しながら見たTBSの報道特集はトランプ政権2.0誕生に伴う米社会の変質を検証。日和ったザッカーバーグを筆頭に新旧問わずメディアのオーナーがトランプにすり寄ったり萎縮したりして不都合な真実が報道されなくなってしまう米国社会って、彼らが唾棄するプーチンや習近平に支配されてる旧共産圏の国と一体ドコ違うねん!!とツッコミを入れたくなるというものだ(-。-;) でもって、旧メディアの報道を信じている人びとが全国民の三分の一にも満たなくなったらしい国で、偏見に満ち満ちた持論を得々と展開するトランプ支持者の声を聞いていると、ああ、アホは全世界共通で人類社会の未来を阻止する存在なんだよな〜と思わざるを得ませんでした(-.-;)y-゜゜
2025年01月19日
おこわ弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
底冷えのする今週末も埼玉県下の馬場で愛馬オランダの幼稚なおじさんクリトンに騎乗。先週は前進気勢がさっぱりなく「これは後肢の蹄が地面にひっかかって動きづらいんでしょうね。削蹄すればきっとよくなるから今日はガマンの一日ですね」とA子先生が仰言った通り、装蹄明けの今週は見違えるほどサクサク動いてくれてA子先生も「久々に、ああ、これがクリトンだ〜という動きをしましたね。ここまで回復すれば径路練習も復活できますよ」とのこと(*^^)vもっとも本格的に動きだしたクリトンは相変わらず馬体の反動がハンパないため、それにしっかりと4,5分も静反動で騎乗し続ける体力が今のワタシにあるかどうか問題にぶち当たるのでした(^_^;2鞍目の単独騎乗でも後肢の動きは活発でダダダーッと勢いよく駈けだしてくれるのに、馬場を半周もしないで勝手にストップするからアレ〜(?_?)一体どうしたんだろう?と思って下を見たら、なんと大勒手綱がバッテンに交差してて前進しづらいのも当然(!_+) だから、慌てて馬場周辺にいらした会員さんに声をかけて騎乗したまま手綱のネジレを直してもらったが、クリトンはすっかりおヘソを曲げたように馬場の出入り口で何度も立ち止まるため、今日はザンネンながら単独騎乗を早めに終了した次第f(^ー^;いやはや、手綱の取り方を間違えるというわれながらとんだ初歩的ミスにすっかり凹んでしまったものの、その後しばらく放牧してやったあと収牧する際には、無口も取らずにただ傍に付いて一緒に歩くだけで素直に洗い場まで従いてきてくれたのはやっぱり気のいいオジサン馬のクリトンならではでした(^0^;)ところで今週ショックだったのは、数年前にクリトンが跛行して回復の望み薄く、もう引退させて養老牧場にやるしかないかも?と思い詰めた際に、その養老候補先に選んで見学に行った軽井沢の某乗馬クラブが火事になって馬ほぼ全頭が焼死したというニュースでした。なぜそこを選んだのかといえば、旧クラブでわたしが大変お世話になって4級を取得させてくれたグレートガバナーという尾花芦毛のサラがそこで余生を送っていたからで、余生といってもまだ稼働して、見学に行った際にわたしも騎乗し元気な駈歩をしてくれたし、サラなのに30歳になった現在も珍しく現役で活躍している姿をインスタで見ていただけに、まさかそんな最期を迎えることになるとは想いも寄らず、今はただただ冥福を祈るのみ。乗馬をすると「無事これ名馬」という格言が何かにつけて身に沁みます(v_v)
2025年01月20日
豚ロースのソース煮
今日QPで見た料理。筋切りをし塩で下味して薄力粉を振ったトンカツ用の豚ロース肉をオリーブ油で焼き、滲み出た脂を少し拭き取ってから縦薄切りにした玉ネギを炒め合わせ、白ワインを注いでしばらく煮込み、中濃ソースとバター、醤油少々で調味。デミグラスソースっぽい味でおいしく食べられました∈^0^∋付け野菜はベビーリーフのみ。
食後に見たBS-TBS報道1930は就任式直前のトランプ政権2.0の予想を。就任式の寄付が歴代最高の310億円も集まったのはIT関連等の大富豪経営者がこぞって同政権にすり寄っているからだし、また政権の閣僚も超富裕層だらけだし、ということで、この政権が目指すのは規制緩和と民営化の推進によるMAGA即ちアメリカ経済再生の道と見られ、従って中国との冷戦構造もひょっとしたら解消に向かう方向で経済発展を目指すのかも?といった極めて楽観的な見方がゲストコメンテーターから示されたのも、まあ、ご祝儀相場といった側面もあるのかもしれないが、中国経済に強い影響を及ぼし習近平とも浅からぬ関係を持つといわれるイーロン・マスク氏が第2のキッシンジャーとなって中国との手打ちに尽力し、当面の台湾有事が避けられるものなら、日本にとってそれに越したことはないと思われました(-.-;)y-゜゜
2025年01月21日
鶏飯
今日のQPで見た料理。鶏手羽中を生姜の薄切りと一緒にじっくり煮込んでスープと身に分け、手羽中は骨を外して肉を食べやすく刻んでおく。これと薄切りで炒めて醤油味醂で味つけした椎茸と、小口切りした万能ネギと、錦糸玉子を具に添えた熱いご飯にスープをかけて食す。錦糸玉子は砂糖と塩少々と水溶きカタクリ粉を溶き卵に混ぜ入れて、網で漉してからフライパンに広げて加熱すれば切れずに巧く仕上がるし、面倒そうな割には意外とカンタン。奄美で食べたのとはゼンゼン違うが、それなりに美味しく食べられました∈^0^∋
今日は朝から晩まで世界中の報道番組がこのニュース一色かと思うような米大統領の就任式で、トランプ君のスピーチは予想通りというか、予定通りというか、日本では別段驚きもなしに聴けたものの、現地のマイノリティな人びとには恐怖の宣言と受け取られたに違いなく、市中インタビューで何が起きるかわからないから当分は外出を控えると話したカラードの女性の姿が印象的だった。パリ協定離脱の大統領令もあっさり署名されてしまい、大統領自ら掘れ!惚れ!掘れ!と化石燃料の採掘にハッパをかけてるようじゃ気候変動の加速化が案じられて、これは世界中の人びとが恐怖の宣言と受け取らざるを得なかったかもしれません(@_@;)
2025年01月22日
汲み湯葉のイクラのせ、里芋と牡蠣のすり流し白子豆腐、鯨肉のニラ醤油、平目と鮪ツブ貝等のお造り、フォアグラとあん肝のパテ、鱈の蕪蒸し、鰊の唐墨焼き等の八寸、ブリと大根の釜飯
元ミセス副編の福光さんと大宮東口の割烹「和色」で新年会。東京在住で職業柄かなりの食通でもあられる福光さんが、わざわざ大宮までお越しになって、この店を指名されたのは「これだけの料理は東京じゃ倍の金額じゃないと食べられませんからねえ」とのこと。たしかにこの店の料理はどれも結構いやみなく凝っていてオイシイが、中でも今日は里芋と牡蠣のすり流しのお椀が非常に滋味深く印象に残ったし、柔らかな鯨肉も珍しく、フォワグラとあん肝の食べ比べも面白く、お造りと八寸も食べ応えがあってこの値段\(◎o◎)/というリーズナブルな会食を楽しみながら、トランプ2.0大丈夫か(-。-;)問題も交えつつ歓談の時を過ごしたのでした(^^ゞ
2025年01月23日
レンコンとアンチョビのスパゲティ、コーンクリームスープ
レンコン好きなのでこのメニューは過去2回もやってるQP料理。レシピは2020/10/17のブログを参照のこと。その後腎結石を患ってほうれん草が食べられなくなったので、今回の緑は三つ葉を代用(^^ゞスープは帝国ホテル製の缶詰。
夕方旧友のモリから電話があって今宵は先日亡くなったお父様の話ではなく、 専らトランプ2.0問題について話すことに。まずはパリ協定離脱問題から気候変動→また起きたL.A.の山火事に話が及んで、L.A.にも住んでたモリは「あの辺の山火事はしょちゅうあるのよ。わたしもクルマ運転してて目撃したことあるもん」とのこと。ハリウッドのセレブ達もたくさん被害に遭ってるらしい話をしたら「ハリウッドって山の中で道が細くて凄くフクザツでなかなか行き着けない場所なのよね〜わたしが独りで行けた話をしたら周りに感心されたくらいよ〜」と聞いて、ああ、それじゃ消火活動も大変だったんだろうな〜と思った次第。
トランプ政権再誕でワタシが何にイチバン呆れたかといって「それは最初からトランプを利用しようと近づいたマスクは別として、ザッカーバーグを始めそうでもなかった世界的な大富豪たちがこぞってすり寄ったことよね〜やっぱり自分の事業を守るほうが大切だと判断したんだろうけどねえ。あれだけお金持っててもそうなんだ〜逆にお金に縛られちゃってるんだな〜って思っちゃった。ワタシなんか人間は色んなことから自由になるためにお金が欲しいんだと思ってるし、今の時代は書き物なんかにアタマ使うよりもフィンテックにアタマ使ったほうが効率いいのよね〜なんてときどき思ったりすることもあるんだけど(^^ゞあれだけお金持ってる人たちでも自分の信念を曲げなくちゃいけないほど不自由な思いをするんだったら、いくらお金があっても何のこっちゃだよね〜」と話したらモリも「そうなのよ!わたしも同じこと思った!!」と金に縁の無い2人らしい同調をしたあと晩ご飯を済ませていつも通りBS-TBS報道1930を見たら同番組でも大富豪トランプすり寄りの一件が話題になっていて、ゲストコメンテーターでロシア通の小泉悠氏が「ロシアでプーチン政権が誕生した時に彼の支持者として甘い汁を吸おうと近づいた富豪たちオリガルヒと非常によく似てる感じがしますよね。今後のアメリカはひょっとしたらロシアみたいになっちゃうのかどうか、注目してます」みたいな発言をされたのがいささか衝撃的でした(@_@;)