トップページ > 2015年09月の月別アーカイブ

2015年08月 |メイン| 2015年10月

2015年09月01日

鯛と鯵と鮪のお造り、鱸の幽庵焼き、鱧の揚げ物ほか

今日は夕方から新宿文化センターで小松原庸子舞踊団公演の舞台稽古を見て、そのあと新宿東口の割烹中嶋で文春の武田氏、山口さん、川田さんと会食。写真はええっ!と驚きの珍品、イチジクの風呂吹きで、温めたイチジクに甘味噌をかけたものだが、コレが意外とオイシイのでした。
文春は激震ともいうべき大人事異動があって、担当者が全員交替してしまった作家さんもあるらしい中で、私も「オール読物」担当の石井氏が週刊文春に異動されたものの、代わりに単行本担当だった川田さんが「オール」に、文庫担当だった山口さんが単行本担当にと玉突きチェンジだったのはラッキーというべきか。ただし来年またまた大幅な人事異動が行われるある恐れもあるので、文庫担当者はもう少し出版時期が近づいてから紹介するとのことでした(^_^;
今日は武田氏が私のブログを読んで山口組と維新の党ダブリ説をなるほどと思われたという話から政治家ヒドイ話に傾いて、「そういえば買春というのは男性同士には適用されないそうなんですよね」と川田さんが仰言るから何のことかと思ったら、例の「基本的人権の尊重が日本精神を破壊した」発言の武藤自民党議員がその手の件でネタにされたという話で、初耳だった私は「ああ、いかにもそれ系の顔してるよね〜」。そしたら今度は山口さんが「顔ですよ、顔。ああいう顔で選んでしまうと、やっぱ選挙民のセンスが問われますよね〜」とのこと。「でも、ホント今もうまともな人で政治家になろうなんて人自体がなかなかいないわけですよね」と武田氏。「そうなのよ。だから選挙区によっては投票する気になれない場合もあるのは仕方ないのかもね。それに政治の劣化は何も日本ばかりじゃないみたいよ。アメリカの大統領選もヘタしたらトランプ氏が共和党候補になって、おまけにヒラリーがメール問題で失墜したら、彼が大統領になるかもしれないわけだから」と私。「ああ、あの顔。あの顔で大統領になったら、もう世界はお終いですよね〜」と、しつこく顔にこだわる山口さんでした(笑)。


コメント(3)

顔にこだわるのは思い違いもたまにありますが、ああやっぱり!と思うことも多いです(特にアベボン)。自民が与党に戻ると自民党らしい動きをマスコミで教えて貰えますが、数の論理?は戦前からつづいているのではないでしょうか?庶民を置き去りに上に立ったものだけのやりたい放題にもう数年もむかついていることになっています。
 文春は好きだけどたまに、へっ?と思う記事(週刊)があるのでもう少し外れすぎる記事が無くなるとありがたいです。しかし見切り発車でなくては週刊では面白い記事にならないのかな?。と月刊より厳しい気もしますし(よくわからん)。(今年に入って、はっきり間違っていたのは真央ちゃんが復帰しないと言う記事でした。その時期他は復帰すると言う記事が多かったです)。へっと思ったのはこれだけでしたが。言いにくいのですが、発売曜日が同じなので新潮も注目しているのですが魅力が今のところ・・・です。
 イチヂクの風呂炊きの味を試してみたいです。多分ゆでたイチジクに白味噌とあわせ味噌を調合し出汁は足すのか?微妙ですが、母は大好きな生イチジクを私は好きではありません。ゆでるか湯通しで味が変わるのかな?と思いますが、只でないと田舎ものの私は試したいと思いつつ試さないような気がします。

投稿者 nao : 2015年09月02日 02:02

今晩はあたりさわりの無い話なので、少しだけお付き合いください。
イチジクのなんちゃらはお品書きでは風呂吹き、とな。
松井センセがお召し上がりになったのは蒸しをかけてあったんでしょうが、よくある手法は焼きナスを作るように直火で強めに焙るのです。
これは私が名残の季節にお目にかかった時に、料理屋の若ダンに聞いたから確かでっせ。
私いっぺんだけ作った事ありますが、やりすぎたのか皮をむくとボロボロになっちゃいました。
ま、いつもの話に落ち着いちゃいますが、プロの仕事は凄ワザでござんすよ。

投稿者 毎晩晩酌 : 2015年09月02日 20:57

 晩酌子様ありがとうございます。蒸すか焙るかでこりゃ料理レベルの高度な人でなけりゃ美味しく作れないなと納得しました。もしもするとしたら田舎で只で手に入るイチジクですると思いますので、参考のため聞きたいのですがこれに使うのは熟したものか熟す一歩手前のものか気持ち青いもののうちの真ん中ではないかと思うのですが間違っていますか?。
 でも只で手に入るのは来年っぽいので鬼がおなかを抱えて笑っているかもしれません。

投稿者 nao : 2015年09月03日 21:18



2015年09月02日

刺身の盛り合わせ、牛ヒレの串焼き、松茸ご飯ほか

新宿文化センターで小松原庸子舞踊団の舞台稽古を見た帰りに主宰者の小松原庸子さん、マネージャーの高松さん、演出の柳川さんと会食。今日は舞台での通し稽古とはいえ、本番はひと月半も先とあってこれからまだまだ練り上げる段階ながら、音楽も照明も装置も衣裳も一応出来上がっているところがスゴイ!おまけに今日は庸子さんのお歳を初めてちゃんと伺って「昭和6年ですよ」との答えにぶっ飛んでしまった(@_@;) それって坂田藤十郎と同い年で、確かに藤十郎さんも若いんだけど、いや〜フラメンコを現役で踊られてとてもチャーミングだし、しかもワープロで台本を書き、日本語とスペイン語を駆使してダンサーに指図し、裏方さんとしっかり打ち合わせをしてらっしゃる姿を拝見し、来週にはまたスペインに発って現地で稽古をなさるという話をお聞きすると、私もここに来てまたまた大変な方の舞台をお手伝いする機会に恵まれたものだとしか申せません(^_^;)で、お手伝いするといっても、今日は舞台を拝見しながら気になる点をいろいろと申し上げてアドバイスする程度のことに過ぎず、それでも久々に舞台に関わると脳のふだん使っていない部分が活性化するのか、あるいは庸子さんのパワーがこちらに及んだものか、出かける前よりずっと元気になって戻って来ました(*^^)v




2015年09月03日

揚げ茄子の中華風、麻婆豆腐、肉団子の甘酢だれ他

とにかく今週はバタバタで、週末〆切りの入稿を早めにして明日はいよいよ京都の講演!なので今晩のご飯は大宮ルミネでゲットしました。
講演といえば今月26日に浅草で行う池波正太郎記念文庫主宰「江戸料理の精華『 八百善』」と題する講演も、おかげさまで定員300名をはるかに上まわる450名様のご応募をもって昨日〆切りとなったそうです。定員を超えて抽籤となったため、折角ご応募を戴きながら失礼するケースもあるかと存じますが、その点は何とぞご容赦のほどを<(_ _)> 明日の京都の講演は定員に達した段階で〆切りとなったので、ご応募を戴いた方は主宰者側からの連絡がなくても入場可能となるはずです。関西のブログ読者でご応募戴いた方には現地でお目にかかるのを楽しみにしております。というわけで、これから旅の準備もしなくてはならないため、ブログも早めに切りあげますが、それにしても食事しながら「クローズアップ現代」を見て驚いたのは、例のオリンピックエンブレムのロゴに関して審査委員会の会長も当初のロゴが修正された過程をゼンゼン知らなかった!ということでした。
5日遅い帰宅になりますので、ブログの再開は6日となります≦(._.)≧




2015年09月06日

京都行2015/9月篇

やっぱり私は晴れオンナ(*^^)v的にピンポイントで晴れた今週金土曜日の京都で、まずは駅から東洞院六角下ルのウイングス京都に直行し、京都創造者大賞2015の記念講演を1時間にわたって行った。 授賞式のレセプションに付随した平場での講演かと思いきや、写真でも少しわかる通り、壇上で且つ客席に照明がない状態だったため、私には前の4、5列目あたりまでが辛うじて見える程度で、折角お越し戴いた方々のお姿がほとんどわからなかったのは残念至極(v_v) それでも随所に笑い声が起きるなど好意的な反応をもって温かくご静聴戴けたのは何よりで、ブログ読者の方でご聴講戴いた方々にはこの場を借りて御礼申しあげます<(_ _)>講演終了後は楽屋をお訪ね戴いた何人かの方々にご挨拶をし、中に妹の友人のお母様がいらっしゃって、肝腎の妹には会えていない旨を聞かされたので非常に心配になり、何しろここ2週間ほど何の連絡もなかったために、ひょっとしてダンナの病状が悪化したんだろうか?それとも父が倒れたのか?それならそれで何らかの連絡があるはずだが…とは思いつつも慌てて叔母に電話をしたら、叔母のほうから妹のダンナやら甥っ子やらに連絡が行って大騒ぎになった。で、結局は妹もしっかり聴講していたのだけれど、講演終了後は受賞者のレセプションに私が付き合うものと思っていて、且つ私が客席を見て自分の存在に気づいているものと信じてさっさと引き揚げたのだとか。お互い連絡がついた時はワアワアいいながらも心底ホッとしておりました。妹曰く、前のほうの席は関係者や受賞者に占められて自分も前にはいけなかったとのことなので、同様のご不自由をおかけした皆様にもこの場を借りてお詫びします<(_ _)>
ともあれ、この講演は大変に私的な想い出を開陳する中で祇園町という何かとタブー満載のエリアについて触れたため、神経の使い方が尋常ではなかったらしい、夜は目が冴えて寝られず、2、3時間くらいしか眠らない状態で翌朝は父と妹と甥っ子の四人で亡母の墓参りをし、その後は講演に同行された幻冬舎のヒメと祇園の川上でランチ。ちょうど信州の松茸が初入荷した日とあって土瓶蒸しの初物が戴けたのはラッキーでした∈^0^∋ランチの後は祇園に引っ越してきた甘味処月ヶ瀬でみつ豆を食べて、すぐに新幹線に乗り込んで関東へ。車中はヒメと仕事の件や何かでいろいろ話をしながらなんとか寝ないようにして、帰宅後に早寝したおかげで日曜日の今日はちゃんと乗馬に行けました\(^O^)/


コメント(2)

初めて松井先生のお話を生で聴くことができ、とても楽しかったです。わたしは生まれ育ちも京都ではなくもっと田舎ですが、お話はなんだか懐かしい思いがいたしました。
祇園ならではの思い出話をもっともっとお聞きしたい、できれば御本でも、と思いましたが・・・タブー満載なんですね。
また機会があれば、関西で先生のお話を聞かせていただきたいと思います。ありがとうございました。

投稿者 大阪の読者 : 2015年09月06日 22:25

4日の講演本当にありがとうございました。私は一人で参加しましたので2列目の真ん中の良い席に座り、松井さんのお話を聞け非常に有意義、又楽しい時間を過ごさせて頂きました。
祇園は特別でしょうが、花街は全てにおいて街中以外では口外しないものと言う暗黙の了解みたいなものがありますので、お話になるのも大変やったと思います。

祇園湯のお話、日本一の花街、祇園の名妓を通すのは命がけや、と思いましたわ。容姿も芸も揃って尚、近所の風呂屋が火事なっても「先ず身だしなみ」の覚悟がいるんですね。舞子ちゃんのお衣装、高い事は想像つきますけど、まさか半襟が50万円(@_@;)とは思いませんでした、自前で舞子になるのは凄い事ですねえ。

おもてなしの心とは「わけ隔てしない心」この心を東京オリンピックでは発揮してもらいたい。関係者は祇園の「お母さん」や「○○さんお姉さん」に教えてもらわれたらよろしいですね。
本当にお疲れ様でした。案内には「館内は省エネの為薄着で」と書いてましたが、着物でも涼しいくらいでした、(^◇^)

投稿者 お : 2015年09月06日 22:41



2015年09月07日

牛肉と茄子とトマトのオイスター炒め

QPで見た料理。ニンニクのすり下ろし塩酒胡麻油カタクリ粉を揉み込んだ牛肉を炒め、蒸し炒めした茄子と生トマトを炒め合わせてオイスターソースと醤油少々胡椒で調味。トマトは皮がめくれるくらいまで熱したほうがいいが、火を通しすぎると全体に水っぽくなるので要注意。
観光客にさえ白い目を向けてしまう人が少なくない日本ではまだ本当に他人事のような報道ながら、年明けから難民報道一色だった欧州では、一枚の写真が情勢をがらっと変えたのだからやはり画像映像の訴求力というのは凄まじいものである。難民の受け容れに極めてガードの堅かった英国でさえ、保守党のキャメロン首相が民意の突き上げを喰らってかなりの受け容れを認めざるを得なくなった形だ。英国の保守党にしろ米国の共和党にしろ日本の自民党にしろ、要は保守系といわれる政党は既得権益をなるべく保守したい人びとの支持によって成り立つせいか、ともすれば排他的な傾向になりがちな点も共通している。もはやそうした保守性が地球規模的な限界点に来ているのは人間ちょっとでも理性を使えばわかるはずなのだけれど、人間そう理性だけでは生きられないもので、異民族との共存共栄はごく日常的な情緒的なレベルでこそ躓きやすいものだろうと思われるのだった。ともあれ亡くなって写真に撮られた少年アイラン・クルディ君はアンネ・フランクのように語り継がれるのかもしれないが、アンネ・フランクの悲劇を生んだドイツがナチスの過去に対する痛烈な反省に基づいて難民の受け容れに最も積極的であるのは大いに認めるべきなのであろう。ただし、この国は余りにもEU優等生的な振る舞いが目につくため、そうしたことのストレスが積もりに積もってとうとうキレてしまうような日が来ることも一方で恐れずにはいられない。現在はEUで桁違いの移民難民を受け容れながら経済的に最も成功しているようだから、よほど素晴らしい融合政策が東ドイツとの合併によって培われたものとおぼしいけれど、この国とて理性的な人びとだけではないはずだから、今後の国内情勢は多分に波乱含みであろう。ギリシャ危機も含めメルケル首相の舵取りで、もし経済的な暗礁に乗りあげることにでもなったら一気に国内世論が排他主義に傾くことも決してないとはいえないところが恐ろしいのである。


コメント(1)

ニュースでドイツを目指す大勢の難民を見ますと、昔ナチスから逃れようとしたユダヤ人難民はこんな風だったのかと思いました。

投稿者 tucci : 2015年09月08日 20:51



2015年09月08日

豚肉、アスパラガス、こんにゃくのぴり辛炒め

野菜高騰の折、島原産のアスパラガスがリーズナブルだったのでまたしてもこのメニューに(^^ゞ今回はエリンギをプラス。レシピは以前のものをご参照ください(下のほうでサイト検索できます)。今日近所のマルエツで何より驚いたのは早くも暖房がONしてあったこと(!_+)確かにこちらもおでんのパックを買おうかとしたほどの肌寒い1日で、とてもまだ9月上旬だなんて思えません(^_^;)
昨日に引き続き欧州の難民問題に関して今日はフランス2のTVニュースを見たら、ドイツがフランスに比べて難民の受け容れに積極的な理由を出生率の差に求めていて、フランスは欧州でも子だくさんな出生率2人超に対し、ドイツは1.4人なので、欧州一の経済力を今後も維持し続けるためには移民の労働力が欠かせない点を指摘していた。で、この1.4人というのは日本と全く同じなんだけど、移民を極力排除しようとしているこの国が今後も現況の経済力をなるべく維持するには一体どんな方策を採るべきなのか、それについて誰かマジメに考えて来た役人とか政治家って本当にいるんだろうか?てなことが猛烈に気になった。ここまで減少すると産めよ増やせよもう手遅れ!てな感じだから、移民を大幅に受け容れて経済力維持を目指すのか、経済を縮小してもなるべく純血?を守りながら文化的な先進国を目指すのか、グランドデザインを全く見せようとせずに目先の景気対策やら何やらでたぶらかそうとしても、賢明な国民はちっとも気持ちがついて行かないので個人消費が伸び悩んでいるのではなかろうか。それにしても、この国のエグゼたちはたかだか10年単位のグランドデザインさえ画けないもんだから、震災の復興やら既成インフラの老朽化対策やらオリンピック会場建設やらが全部重なっちゃって建築費が超高騰するという余りにもお粗末な結果に国民誰もがただただ啞然とするほかありません(-.-;)y-゜゜



コメント(1)

政治家も役人もあまり期待できそうにありませんが、必死でやれば何とかできることも多々ありそうなのに・・と期待は捨て切れません。
 どうしても言いたくなるのは、震災の復興です。放射能汚染されたところに誰が戻りたいと思うのか(愛着があって戻りたいと思う人が沢山いるとは思います)?。そして其処を放射能汚染された物置き場にしたいのか?戻って、買い物をすることや以前と全く違う生活に戻ることになんの配慮もせずただ安全だから戻れという方針しか示さないのは人を馬鹿にするのはいいかげんにして欲しい。
戻れるとしたところの一番放射線量の高いところに国会議事堂と議員宿舎を作って東京にある土地は売ってその費用に充てたら少しはまともに復興を考え議論できるのかな?。
 簡単に復興と言ったって出来るわけが無いだろうが。人が集まらない限り村も町も市も成り立たないのに。
 そしてマスコミでほとんど見ていませんが、復興しているところはそこそこ復興しているのではないかと思います(つまり途上のところは除きますが復興が進んでいないところは人も物も全て足りないのでは?そこに人が住めるのか?政府も東電も改めて謝罪はしないのか?など知らん振りな姿勢に腹が立ちます)。情報操作されているのでなければ、これからもっと復興しますよ支援を!という記事を見かけないのは、首都圏の人が皆ほとんど忘れ去っているからなのか?と疑問です。頑張らなくても良いけど少しでも以前の生活に戻れてきたと言う記事があればああ良かったと思うのに・・?。

投稿者 nao : 2015年09月09日 03:29



2015年09月09日

油淋鶏

QPを見て、なるほど、こんな風にするのかと思いながら指示通りに作ってみたら美味しく出来ました∈^0^∋。鶏もも肉は下処理をしてから生姜汁と醤油に浸け込んでおき、卵と薄力粉を加えてコロモにし、表面にカタクリ粉をしっかりまぶして皮目から3分ほど揚げ、ひっくり返して同じくらい揚げる。裏返した表面に熱い揚げ油を何度も注ぎかけてパリッと仕上げるのがポイント。揚げたら少し置いて食べやすく切ること。掛け酢は生姜のみじん切り、長ネギの粗みじん、鷹の爪の輪切り、醤油砂糖黒酢を混ぜ合わせたもの。
今日は重陽の節句だというのに関東はとんだ雨台風に襲われて土砂災害に見舞われた地域もあるようだし、今後も予断を許さないようなので皆さんお気をつけ下さい。わが家のベランダでは昼間カメらが雨に打たれながらも子作りに励んでいたし、夕方には虹がくっきり見えたにもかかわらず、また降り出していて、それほど強くはなくとも今夜中降り続くのかもしれません。
食事しながら見た相変わらずのNHKクローズアップ現代では、ブラックバイトに立ち向かうべく高校生が労組を結成したり、安保法案に反対するシールズの活動などの例を取って、最近の10代20代の若者がちょっと前までと比べて積極的に社会参加する傾向に変わって来ていることを特集したが、人間は必ずしも世代論だけでは語れないものの、昔からやはり世代によってそれなり傾向があるのも確かだろうと思う。私がそのことを初めてはっきりと意識したのは、実は自分やその周辺世代の話ではなく、武智鉄二師と木下順二先生との会話で「僕たちより少し下の世代からダメになりましたねえ。論理的に物事を考えられる人がほとんどなくなりましたからねえ」というふうな話を聞いてしまった時なのである。両先生とも大正初期の方で、下の世代とは大正後半から昭和初期にかけての世代を指すものとおぼしいが、大正リベラリズムの残滓を知るお二人は次第に軍国主義教育に染まって行った下の世代に多大なる違和感を覚えられたのではないかと推測された。極端にいうと戦後の教育を受けた60代が「基本的人権の尊重が日本人の精神を破壊した」と発言する30代を人間としてとても相手に出来ないと感じるようなものだったかもしれない。ともあれイマドキの高校生が意外にしっかりしていることは、ここ二、三年全国の高校生を対象にした講演を立て続けに行い、その反応や感想文を目にしたおかげで実感されて、日本もまんざら捨てたもんじゃないという気がしていたのだけれど、そうした若者へのアンケートでは、自分の将来に対する不安よりも日本の将来に対する不安を持っている人のほうが断然多くて、なんと77パーセントにも達しているらしいのはとても気の毒でした(-.-;)y-゜゜




2015年09月10日

八百善再訪

帰宅後すぐにTVを点けて鬼怒川決壊の映像に愕然としたが、今度の台風は北関東の被害が大きかったようで、南関東の鎌倉は土砂災害の警戒すらなかったような話をタクシーの運転手さんから聞かされた。とにかく一口に関東といっても広い!のは、こんな日でも鎌倉駅で降り立つ観光客は大勢いて、八百善さんは何組ものお客様で賑わっていたのである。
地方紙に連載している『料理通異聞』の単行本化に当たっては、取材に大変なご協力戴いた八百善の当代ご当主に出版を手がける幻冬舎のヒメともどもご挨拶に伺う予定を今日にしていて、台風がひどければ当然延期するつもりだったのだけれど、そんなわけで鎌倉も私の住む大宮もふつうに雨が降っている程度だったので、お昼は予定通りご挨拶かたがた八百善での会食と相成った。台風だと時化で魚の入荷も心配されたが、なんのなんの三浦海岸には時化の時こそ高値のつく魚を捕りに出かける「命知らずの漁師がいて、今日捕ってきたイナダです」と出された向附のイナダの酢味噌掛けが実になんとも美味しかったこと!「江戸っ子はイナダが鯉に味が似てるってんで好んだそうですよ」とのお話も面白く頂戴した。蛤水蟾の椀盛や、秋刀魚の有馬煮、ぎんぽと海老の揚げ真薯、蒸し名残茄子の海老あんかけ、茶碗蒸し、栗ご飯、きんとんと花豆のデザート、どれもシンプルにして素材の旨みを活かした料理が想った以上に美味しく戴けたのは何よりで、鎌倉でのオープン三年目にしていよいよスイッチが入った感じなのかもしれない。器や調度類で目の贅沢が出来るのもここならではで、今日も酒井抱一や大田蜀山人や松花堂昭乗の書画がさりげなく飾られていた。従って単行本の装幀に関しては材料が豊富に過ぎて編集を担当するヒメも嬉しい悲鳴状態だし、出版に際しては八百善さんのご協力を戴いて何らかのイベントを企画してもいいような話をしていて、その場で八百善の料理を振る舞うのは無理としても、お土産に持ち帰れるような品を作って戴くという手はありそうだけど、「でも、イベントに来た方にはちゃんと本を買ってもらわなきゃダメだよね」「そりゃお土産だけ持って帰るのはナシですよ〜」とのことでした。


コメント(3)

新刊「料理通異聞」にちなんだ「八百善」の企画、ぜひ実現させて頂きたいです。6月の講演会以来、鎌倉の八百善に行ってみたいと思っていますが、1人では少し敷居が高い気がして…。こうしたイベントなら、またお話が聞けてお料理も試食できそうで、だいぶ先になるかもしれませんが、ぜひともお願い致します。

投稿者 ウサコの母 : 2015年09月11日 21:13

はじめまして。
愛知県に住んでいますが家電を買った時にクッション材として使われた大分の新聞をみて料理通異聞を知りました。
本を全く読まない人間でしたが、まずなぜかいずみさんの絵に惹きつけられ、文を読んでみたらすごく面白く、小説ってこんなに面白いんだと思いました。文章オンチな私が小説を読みたいと思ったことが自分でもびっくりしています。

続きを読みたい!と探しましたが、本にはなってないんですね( ; ; )
「料理通異聞」はいつかは本になる予定はあるのでしょうか。
ぜひ本の検討をお願いします!!

投稿者 りょう : 2015年09月12日 10:47

りょうさまへ
「料理通異聞」は単行本として来春刊行されますのでよろしくお願いします!

投稿者 今朝子 : 2015年09月13日 06:40



2015年09月11日

秋鮭の茸あんかけ

QPで見た秋らしい一皿。鮭は生姜汁鮭醤油に漬け込んでしばらく置き。カタクリ粉をまぶしてフライパンで焼く。酒醤油味醂で味付けした出汁で椎茸やエノキ茸とピーマンの細切りを煮て仕上げに生姜汁を絞って
水溶きカタクリ粉でまとめたあんをかける。
鬼怒川を決壊させたばかりか東北地方にまで大きな被害をもたらした今度の台風の「線状降水帯」なるものは気象異常の最たる現象として不気味な感じすら抱かせる。宮城の映像を見た京都の妹は津波の惨状を想いだして、五輪どころではないよ!というメールをよこしたが、日本全国でこうも次々と天災が猛威を振るうと、まだ実際の被害には遭ってない人間でも、いつなんどき自分の番が来るかわからないから、国費の無駄遣いはゼッタイ避けてほしい!と願って当然なのだ。昨日会った幻冬舎のヒメは、東京都が作ったと思しき非常に分厚くて詳細な防災パンフレットがポストに入っていて、それが気味悪くてしょうがないらしく、「やっぱりもうよっぽど切迫してるんでしょうか?」と訊かれて「さあ、村井東大名誉教授がとうとう南関東の危険度を初めて最大限に引き揚げたとかいう話だから、都もそれを気にしてるのかも」と答えた私自身も相当気にしているのは確かだろう。ちょうど『料理通異聞』を書く際に当時の史料に目を通して、日本は天災が起きやすいモードになると何もかも一斉に集中して起きるのが実感されただけに、今はやはりそうしたモードに突入している時期と思わざるを得ないわけで、そうした時期はまた為政者がどんな手を打っても裏目裏目に出るような気がしております(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

現政権の政策が裏目に出るのは、現与党議員にとって自業自得。
しかし、それにより国民が迷惑被る。それを何とも出来ない野党にも「しっかりせんかい!!」と言いたい

投稿者 お : 2015年09月11日 22:04

私の思い込みかもしれませんが、線状降水帯というものは多分昔からあったものと思われます。台風被害に遭いやすい九州四国・大阪あたりの方はその名前で聞いたことは無いかもしれませんが同じ集中豪雨に遭った可能性があります。昔はこのあたりが台風銀座だったので、多分今は温暖化の現象で台風銀座の緯度が上がっている状況なのではないかと思います。
 昔弱体化した台風しか通過していなかったので多分北関東近辺は大雨による河川整備が全く出来ていないことも大きいのではないかと思います。ですので至急台風による500mm以上の雨が降っても洪水の起こることの無い河川整備を見据え、土砂崩れが起きやすい場所を早急にピックアップして其処に住んでいる人は移転できるように対策を考えたほうが良いように思います(又は確実に被害に遭わない対策をたてられるように)。
 天災に最適な対策をきちんと政府や公務員がうつかは疑問ですが・・。
 たしか10年くらい前愛知県あたりで洪水がありました。一旦洪水が起きるとどこが弱いのか分かるので対策を立てて欲しいです。しかし、そこを補強すると他でまた洪水になる弱いところが出てくる可能性が高いのでその河が台風の大量降雨に耐えられる河川整備を行うのは一筋縄ではいかないと思いますが・・。
 しかし。台風被害はまだ対策をたて易いですが、津波や原発事故は全く対策を考え付きません。いつまで原発を安全と言うのかずっとみていきたいと思います。
 話は変わりますが、昨日の内容はひょっとしてオフ会?とわくわくしてしまったのですが、あまりに厚かましいのも?と思います。とりあえず何かな?と楽しみにしています(告知も嬉しかったし行きたかったのですが予定が組めませんでした)。

投稿者 nao : 2015年09月11日 23:01



2015年09月12日

タイカレーほか

今日の晩ご飯は賞味期限が近づいた備蓄カンヅメ類の処理と相成った。昨夜のブログで南関東地震要警戒の話を書いたら、たちまち今朝方の震度4にはびっくり(@_@;) もっとも大宮のわが家ではドンと突き上げるような感じが余りなく、最初かすかに揺れ出して、どんどん強くなるのかな〜と思った途端に終わったので、震源地は遠いような気がしてたのに、東京湾だったとは意外でした。村井教授が南関東の要警戒レベルを最大に引き上げたという情報やら、箱根を始め関東圏で立て続けの天変地異があったりするからさすがに気味悪がってる人も多いのではなかろうか。これだけ天変地異が続くと昔なら改元したり政権が替わったりするところだけれど、イマドキはそんなこともできず、地球のご機嫌をどうしたら取れるのか誰か教えてほしいものである。
それにしても気になったのは京都の橋二箇所で耐震補強した溶接部品に不具合があったというニュースで、この件以外でもイマドキだといい加減な耐震補強工事なんてのがありそうだし、近頃はとにかく工事にしろ何にしろ日本人がすることなら大丈夫、安心してお任せできる感が正直ゼンゼンなくなってしまったんですよね〜(v_v)個人も企業もお金儲けたもん勝ち!という物差しでしか計れなくなった時代に生きる日本人を、かつてのような職人気質旺盛の日本人ほどに信頼は出来ないのが当然でありましょう(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

 うちの方は数秒でこれは強いと思わせる揺れがあったので短めに終わってほっとしましたが、震源地はどれほど強かったのだろう?とTVで確認すると直下型?っぽくて、たら-り冷や汗が出ています。
 富士山噴火や直下型地震も近づいているかもしれない?と心を引き締めて対応したいと思います(心がけの問題で人様に不安感を抱かせたいわけではありません)。

投稿者 nao : 2015年09月12日 23:58

以前今朝子様がご紹介くださった、吉村昭の「関東大震災」を読みました。なんだか今の状況とそっくりですね。ちょうど東京オリンピックの頃に大震災が来てもおかしくない気がします。今回の浸水被害に際しても感じましたが、災害時の自衛隊の有り難さ、心から感謝です。震度5強だった調布。友人が図書館に勤務していますが、沢山の本が棚から落ちたそうです。いつ災害に巻き込まれるかわからない時代に生きている私たちです。何事もなく過ぎる日々を感謝しながら過ごさなくてはもったいない、と改めて思った次第です。

投稿者 ys : 2015年09月13日 21:15



2015年09月13日

鯵の南蛮漬け、イカと南瓜の煮物、揚げ出し茄子

乗馬の帰りに大宮ルミネでゲット。
台風があろうが地震があろうが、とにかく今週末も例の如く乗馬!関東直下型の地震が警戒中だからこそ乗馬がいいのは、もし起こるんだったら敏感な馬のほうが先に気づいてバタバタするに違いないからである。もっとも週の半ばは台風の影響で馬の洗い場が水没状態だったらしく、にもかかわらずそんな中でも騎乗していた会員さんがいた!という話にはさすがにビックリでした(!_+)
今週の私はとうとう今のクラブを9月一杯で退会する旨、まずお世話になったインストラクターのHさんに話してからフロントの I さんに退会届を提出した次第。実は先月わが愛馬ハイセイコーのお孫さんがクラブを去った際に退会する腹は決まっていたものの、すでに9月の予約を入れていたので、9月一杯はお世話になったインストラクターのHさんやMさんのレッスンをしっかり受けた上で最後にこれまでのお礼をいうのが筋だと思って、クラブ側には今日まで退会する旨を告げていなかったのである。何しろ十年以上もお世話になったクラブだけに、昔から親しいオペラ歌手のSさんやペンギンのOさん人事部のSさんにはすでにちゃんと話をしていたのだけれど、近年親しくなった会員さんも沢山いらして、その方々にはクラブ側に退会届を提出してからちゃんと話すつもりにしていたため、この間は皆様に大変心苦しい思いをしながら過ごしておりました\(__ )
で、インストラクターのHさんには、退会理由はお孫さんのことだけですか?と訊かれ、フロントの I さんからはお孫さん以外の馬は愛することができませんか?と突っ込まれたが、もちろん近年のアイドル系愛馬ヤブサメ君、ようやく乗り慣れて来たイケメンのリュウ君いずれも本当に可愛くて別れづらい気持ちも大いにあるのだけれど、やはり私の中でハイセイコーのお孫さんは特別の存在だったのだとしかいいようがない。もう随分と前から翻訳家の松岡和子さんや元ミセス副編の福光さんらクラブ外の上級者の馬トモには、大人数の部班レッスンではやはり習えることに限りがあるから移籍するように勧められ、またエクウス誌の増岡さんを通じて他のクラブを紹介されたりもしていたのだけれど、お孫さんを看取るような気持ちでいたら、そのお孫さんがえらく長生きで意外なほど元気だったために、ついずるずると居続けるはめになったので、自分の体力から考えたらクラブを移籍するのはもう五年早かったほうがよかったような気もするけど、もう今となっては仕方がない。これって何かに似てるよな〜と思われたのは、この人は余りにも凄い芸の持ち主なのできっと早死にするから今のウチに見ておいたほうがといわれて見始めた歌右衛門が意外にも長寿だったため、ついずるずると歌舞伎に関わり続けて前半生を費やしてしまったのと同じパターンみたいで、両者ともに不毛の愛でしたf(^ー^; ただ I さんによればお孫さんは幸せな余生を送れているという話で、あのままずっとクラブにいたら、私のほうが先にくたばったかもしれないと思えるほどの元気な姿で別れたのが今は却ってよかったような気もしている。
ともあれ今月一杯は今のクラブでお世話になり、HさんやMさんの指導の下ヤブサメ君やリュウ君に騎乗する予定。ヤブサメ君は先月あたりでようやく手の内に入った気がするものの、リュウ君はまだ今一コツをつかみ切れていない感じだったが「今日あたりは随分いいほうだったんじゃないですか」とHさんにいわれ、「ただアブミをだんだん深く履いちゃうもんでお尻が鞍の後ろに行って、それで駈歩のはずが途中から速歩に落ちるんですよ」との注意を聞いて、何とか最終レッスンまでにきっちり帳尻を合わせたいものであります。


コメント(2)

中内さんから聞いて、ブログを確認しました。
よろしかったら近々お食事ご一緒しましょう。バリキャリOより(^.^)

投稿者 モイラ : 2015年09月13日 18:34

ぜひぜひ(^o^)

投稿者 今朝子 : 2015年09月13日 18:47



2015年09月14日

ガパオライスセット&クイティアオ

大宮ルミネで乗馬クラブの馬友オペラ歌手のS さんと食事。 S さんとは野田秀樹演出のオペラ「フィガロの結婚」を一緒に観る約束をしていて、今日は系列のクラブの帰りにそのチケットをご持参になり、「昨日のブログ読んで、もうわかってることなんだけど、やっぱりズキッと来ちゃった。淋しくなるなあと思って」と仰言るのはとっても意外で「何いってんのよ〜アナタはこうして私を呼びだしてるし、家も知ってて前に泊まりに来てたりもするじゃん。私がクラブを離れるほうがよっぽど淋しいわよ〜」と応じながら、とにかく今月2 7 日には荷物も全部引き上げるので、それまでに親しい皆さんとご一緒にお食事でもしようね〜という話になったのでした。今日は系列のクラブで鎖骨を折って一度お辞めになった方がお越しになり復帰を決められたとかいう話で、とにかく一度でも乗馬にハマった人は代替の感触が得られるスポーツを他に見いだせないためか、骨を折ろうがどうしようが結局またなさるのだからコワイ(^_^;もう死ぬまでやってろ!という感じで、実際どさんこ外乗をよくなさっていた後期高齢者の女性は確か10月まで乗ってらして12月の始めにはお亡くなりになったと聞かされて、そんなに幸せな最期はないように思われたのでした。というわけで私もクラブは辞めても乗馬そのものはまだまだ続けるつもりです(^^ゞ
ところで今の日本は却ってそんな暢気な話をしていたくなるほどに全国各地で天変地異が続発し、みんな明日の自分が一体どうなるかわからない状態のなかで、安保関連法案は早くも成立目前のせめぎ合いに入っていて、NHKの世論調査では安倍内閣支持が前回よりも数ポイント増えているそうなのだけれど、1088人から回答を得て回答率66パーセントという数字にふつふつ疑問が湧いてしまい、それって一体最初は何人にアンケートしてる形なんだろう?でもってなんでそんな中途半端な数にしてるんだろう?てなことがメチャメチャ気になったのでした。




2015年09月15日

豚肉とズッキーニのコチュジャン煮

QPで見た料理。コチュジャン砂糖醤油ニンニクのすり下ろし胡麻油を併せたタレに豚肉を漬け込んで中華鍋で焼き、ズッキーニとジャガイモと塩少々を加えて混ぜ合わせ、水を入れてジャガイモに火が通るまで炒め蒸し煮するだけ。豚はブロック肉を使って表面に切れ目を入れて味が浸みやすくしてから適当な大きさに切ること。ズッキーニもジャガイモも大きめの乱切りでOK。
安保法案の審議もいよいよ大詰めで今日は弱小野党の協力を得たといっても、ほぼ与党だけの賛成多数で参議院通過を図るつもりのようだが、これに関しては消費税の軽減税率導入と引き換えに自民党案を呑んだ形の公明党がまず創価学会員からその真意を問われるところではなかろうか。世間では池田大作氏に何かよほど後ろ暗いところがあって与党内に留まりたいのだと見られている面がないとはいえないわけだし、また軽減税率も結果的に財務省案で骨抜きにされてしまう可能性大だけに、そうなれば公明党の存在理由を問われかねない事態だろうから、学会内部で一度きちんと総括をして戴いたほうがいいのではないかと他人事ながら思ってしまうのだった。
自民党議員はオール安部支持にまわったわけなので、もう今後はいかなる弁明もせずに来るべき選挙に臨んでほしいものである。昔はもう少しリベラルな会派もあったのだけれど、最悪な右派の清和会系でまとまっちゃった以上、今度のような法案を通そうとしたがるのは見え見えだったわけだし、それを前回の選挙でバカ勝ちさせた有権者に最大の責任があるわけで、法案を覆そうとするには、再び選挙で問い直して新たに誕生させた政権の下でまた新たな法案作りをするという、非常に根気の要る長期の活動を通じてしか実現しないのが代議制民主主義社会の基本というものであろう。
ともあれ今度の法案を通じて目にするさまざまな事例や現象について、そこに非常に東アジア的なものを感じるのは私だけなんだろうか。何よりもいまだに「寄らしむべし知らしむべからず」的な発想でしか国民に相対せない政府という点では中国共産党も日本の自民党もそう大差がないのである。国民の理解が一向に進まないのは、一方で政府が肝腎なところを知らせようとしないためであり、一方で国民が肝腎のところを本当は知りたくないためなのかもしれない。その肝腎のところとは、日本が軍事的にはいまだにというべきか、もはやというべきか、米国の属国状態でしか活動できない事実を無視しては認識できないはずのものであり、その点をあからさまにして米国の属国であることをはっきりさせるのは、政府と国民が一丸となって忌避しているように思えるのであった(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

私も全くそう思います。多分近々安保法案は議決されそれを覆すのはこれまでの三倍以上の努力が必要になるのでしょう。
 私が今回の安保法案について理解できないのは、明らかに米国が戦争するからついて来い犬!というような事態に出動すると言う案件だからです。
 沖縄の米軍基地に反対の措置については触れていない事が多いのでしょう。ネットで見る限り沖縄のことは軽んじられているようです(その上マスコミが流すことは与党よりっぽいです)。
 それと同じように今回の法案が通ったら、国民はお政府様のすることに何も反対しませんよという過去例を作ってしまうことになりそうで・・言葉になりません。
 この後で憲法改正に着手するのならどうやったら阻止できるのか?考えを溜め込みます。そして何かのヒントが無いか、探し続けます。

投稿者 nao : 2015年09月15日 23:51



2015年09月16日

茄子と玉ネギの酢鶏

QPで見た料理。蒸し炒めにした茄子と、塩胡椒酒で下味して薄力粉とカタクリ粉の両方をまぶして胡麻油とサラダ油で炒め焼きにした鶏もも肉と、生姜のみじん切り、鷹の爪の輪切り、櫛切りにした玉ネギを炒め合わせ、砂糖醤油酢水カタクリ粉を混ぜ合わせた調味料をかける。茄子は大きめの乱切りにし、少なめの油で先に炒めておく。鶏肉から出た脂はしっかり除いてから炒め合わせること。
ロシアのプーチン大統領はシリアでの戦闘においてISを排除するためにはアサド政権を支持し支援する方向性をはっきりと打ち出したが、米国は当然ながらこの独裁政権支持を強く非難して、これが米ソ冷戦構造の時代ならたちまち代理戦争に突入するところなのだろうけれど、米国でもさすがに自国民が戦死することには昔とは比較にならないほど抵抗や非難が強いようだし、自国の予算にも限りがあるので無謀な開戦は控えるようになっているの確かだろう。にもかかわらず一方で軍需産業への依存度が相変わらずだとすれば、紛争地域に兵器を売りつけたり、兵器を売りつけるために紛争が起きやすくしたりするようなことはまだまだやりそうである。今は民主党の大統領だからというのもあるだろうし、さすがにイラク戦争で懲りちゃってるのですぐにどうこうというようなことはないにしても、共和党からまたアブナイ大統領が登場したりすると、アサド政権に鉄槌を下すというような判断をしかねないわけだし、日本からは遠い中東の情勢に関与するかどうかはともかく、もし北朝鮮で内乱が起きたとしたら、あくまで金正恩体制維持にまわる中国VS反体制側支持の米国なんて図式が生まれないとは限らず、そうなった時はもうこれからの日本にはそれが対岸の火事では全然なくて、積極的に消火活動を行うどころか逆に米国の軍需産業のために火をつけて回ることにもなりかねないような事態に直面しつつあることを忘れるわけにはいきません(-.-;)y-゜゜




2015年09月17日

中華前菜盛合わせ、フカヒレスープ、白身魚のチリソース、牛すね肉の煮込み、海老と秋野菜のカレー炒め、チャーハンほか

外交官夫人の旧友モリと大宮そごう内の銀座アスターで食事。
安保法案がついに参議院の特別委員会で強行採決された今日、久々に帰朝したばかりのモリがたまたま大宮ソニックシティのコンサートに来てわが家に泊まることになったので、「飛んで火に入る夏の虫ってこういうことをいうのよね〜」と私。「ホントそうよ。私なんかこの間アメリカにいること自体に肩身の狭い思いをしてて Facebook にもそれが書けなかったくらいよ〜」とモリ。というわけで、まずはお互いこの問題に関する情報を交換し、忌憚のない意見を述べながら、政府与野党共に国会運営の拙劣さには呆れざるを得ず、それにつけても相変わらずこの国ではちゃんと現実に立脚した議論を冷静に出来る人が余りにも少ないことに驚くばかりで、やっぱりアジアなんだよね〜台湾の国会と変わらないもんね〜発展途上の独裁国でデモしてるみたいだもんね〜何だか恥ずかしいよね〜と言い合うこと頻り。とにかくモリからアメリカでの話を聞くたびに、日本はいいかげん明治以来の猿まねで名誉白人に成り上がったことから脱却し、アジアの国としての自覚を持った上でないと、本当の意味での民主主義なんて実現しないという思いを新たにせざるを得ないのでした。この間、世界は激動しており、欧州の難民問題やら米国の金利値上げがどうなるかやら、久々に会ったので話の種はまだまだ尽きず、今夜のブログは早めに切りあげさせてもらいますが悪しからず\(__ )




2015年09月18日

生ハムとフルーツトマトのサラダ、帆立貝と秋野菜のサラダ

整体治療の帰りに大宮エキュートでゲット。
昨夜は久々に旧友モリと話し込んでアタマがヒートしたせいかほとんど眠れずに午後からお茶のお稽古に行って、これまた久々にP メディアの三村さんや「夜想」の今野さんとお目にかかって何かとお話をしてから整体治療に行ったらさすがにグッタリして帰宅したので今夜もまたまたブログは早めに切りあげます<(_ _)>




2015年09月19日

カレーパスタ、レタスとトマトのサラダ

カレーは幻冬舎のヒメから頂戴した五十六カレーの牛肉入りニューバージョン。サラダは自家製フレンチドレッシングで食す。
とうとう今週中に成立した安保法案に関しては海外のニュース(といってもアジア・オセアニア地域限定だが)でも意外に大きく扱われていて、中で最も欧米の平均的な認識に近そうな( といっても欧米自体はほとんど無関心だが )オーストラリア放送では、先進諸国ではごく当たり前にも思えるこの法案が戦後 70 年も経た日本で多くの人びとから忌避された理由は何だったかを分析していて、それがまた意外に当を得てるように思えたのだった。とにかく一番の理由は安倍首相の説明不足にあったとし、一方で日本が平和憲法の下で大変な経済発展を遂げ、戦争による死者もほとんど出さなかったという好いことずくめだったにもかかわらず、なぜ今さらそれを放棄しなくてはならないのか国民の多くが理解できなかったのだろうという、日本のどんな識者の分析よりも端的にわかりやすあっけらかんとした分析だったのである。
確かに政府の説明不足は甚だしくて、一番の理由はこの複雑にこんがらがった法案を咀嚼して、官僚の作文棒読みでなく自分のコトバできちんと説明できる頭脳の持ち主が国会答弁をする人びとには皆無だったことである。はっきりいうとアベボンも中谷ハンもアホすぎてお話になりませんがな(×_×)
中谷ハンの答弁では、防大出ってこのレベルなんだろうか?だとしたら幕僚長とかもまともな作戦とか立てられそうにないよね。だから米軍の指揮下に属するしかないわけか。まあ昔は陸大出のエリートが暴走しちゃったわけだし、暴走できるほどの頭脳の持ち主でないだけましなのかも?と思ったりもした。
アベボンに関しては、私が国を変えるんだ的なアピールを国内外でしちゃったことが、良識ある国民には関西弁でいう「アホのイキリたがり」にしか見えず、多大な反発を招いたところも大きいように思う。もっとさらっと、これまでの海外派兵におけるネックを具体的に挙げて単にそれを解消するための法整備です的なごまかし方をしたら、ここまで反対運動が起きることはなかったであろう。ともあれアホのイキリたがりのおかげで、結果的に憲法改正がそんなに簡単には進まなくなりそうなことや、今や日本人の多くが平和主義にどっぷり浸かっていることが国外にアピールできたことは可としなくてはなるまい。でもって今後はこの法案をことあるごとにチェックして、さまざまな危険性を排除する追加法案を加えて、当初の法案を廃案に近い形に持って行くべく、国民としては選挙の場を通じて根気強く投票権を行使しなくてはならない。忘れっぽいアホや無関心すぎるアホも、イキリたがりのアホに負けず劣らす困ったもんなのである。
オーストラリア放送がいう通り、平和憲法の下だからこそ得られた幸福をたやすく手放すわけにいかないのは、戦争は一度始めちゃったらイイ感じで終わらせることが今や不可能だからであって、そのことは集団的自衛権の対象国である米国を見れば一番よくわかることなのであった。そもそも第二次大戦以降、米国がイイ感じで終わらせた戦争があっただろうか?ベトナム戦争からして泥沼化しちゃってどうにもならず、中東はメチャメチャにしちゃうし、よくぞまあそんな国と組んでたら絶対安全神話なんてのを信じられる人がいたもんだと思う(@_@;) 
戦争に限らず、人類は今や色んなことに歯止めがかけられない状態になることを本当に憂慮しなくてはいけないはずだ。たとえばFRBのバーナンキが推進した金融ジャブジャブ政策なんかもいまだ収拾のメドが立たないのは、人口爆発と経済のグローバル化とイノベーションの促進がいっぺんに押し寄せた結果、タイムラグによる民度の開きや個々人の格差が甚だしくなって、イイ感じのところで収束を図ることが非常に難しくなっているからにほかならない。今後もこうしたカタストロフィーはさまざまな面で起こりやすくなるだろうし、中でも戦争なんてのはもはや絶対にイイ感じで終わらせられない要素を余りにも多く含んでいることを政府要人は肝に銘じて欲しいものである。



コメント(3)

「アホのいきりたがり」久しぶりにききましたわ、(^◇^)
安倍ボンのアホは北朝鮮拉致問題の時から分かってましたけど中谷はんまでアホとはねえ。安倍ボンは多分仰山のお金かけて家庭教師頼みはって、あの大学。中谷はんは日本で東大以上に難しいと言われる防衛大学卒業しはってあの程度とは(@_@;)
アメリカは政権が代われば直ぐに戦争を始めたがる国。そんな所とこれ以上防衛的に付き合って自衛隊をこき使われ、殉職者出す必要が無い。それを有ると思わせるだけの説明を誰も出来ない。
中には北朝鮮や竹島問題で中国が責めてきたら自衛隊だけでは塞がれない。アメリカの力を借りる為にこの法案はベスト!とインタビューに答えるオッサンが居ますが、アメリカは一番中国に気使ってる、あそことだけは絶対に揉めたくない。日本と戦争状態に入っても絶対に日本側には付きません。北朝鮮はアメリカとしては自然崩壊を待ってる。しかし中国も韓国、ロシア、日本は難民が押し寄せる事を危惧してる、「半島をい出よ」状態は困る。だから何処も手が出せない。アメリカがどうしてくれるわけでは無い。あの法案はどう考えても自衛隊をアメリカの戦争の助っ人要員、としか考えられない。

投稿者 お : 2015年09月20日 10:30

日経新聞の明日への話題で想い出の誤謬の記事についてお知らせしたいと思います。わたくしに父は終戦時京都(祇園)におりました。飛行機乗りの教官をしていたそうです。舞鶴から出撃することになっていたと申しております誤謬ではないことをお知らせしたくてメールしました。

投稿者 磯野洋子 : 2015年09月21日 23:26

磯野様へ
この件についてはもう一度きちんと調べなくてはいけないと思っておりましたので、お知らせ戴いて大変有り難く存じました。

投稿者 今朝子 : 2015年09月22日 22:05



2015年09月20日

生春巻き、揚げ春巻き、青パパイヤのサラダ、フォー、ベトナム風焼き鳥、ベトナム風あんかけご飯ほか

今週末も相変わらずいつもの乗馬クラブに出かけて、アイドル系鹿毛ヤブサメ君と神経質な二枚目鹿毛のリュウ君に騎乗。リュウ君はインストラクターHさんとの最後のマンツーマンレッスンで、ヤブサメ君には最後の騎乗と相成って淋しさもひとしおの中、径路の直線コースでは久々の流鏑馬走りを見せて猛スピードで駈け抜けたため途中で「松井さん止めて!」とH さんの指示が一度ならず耳に飛び込んだ。馬場レッスンではスピードを出し過ぎるとこうして注意を受けるのだけれど、乗ってるほうはスリリングでも結構気分爽快なので、Hさんには申しわけないけど最後だから声を無視して突っ走ってしまった(^^ゞ最後にやっぱりヤブサメ君らしい走りが堪能できて満足しつつ馬装を解いたところで、彼を可愛がってらっしゃる自馬持ち会員のAさんが体を洗ってやるべく引き取りにいらっしゃって、いつもならさっさと行っちゃうヤブサメ君なのに、なぜか今週に限って傍を離れず私の腋の下に鼻先を埋めようとするので「この子は今朝子さんがクラブからいなくなっちゃうのがわかって淋しいのよきっと」とAさんに言われたとたん、眼から涙がぽろぽろと溢れ出して止まらず、本当にクラブを離れがたい気持ちでいっぱいになりました(;。;)上段の写真はキュートに舌を出しちゃってるそのヤブサメ君です。
別れづらいといえば、今週は先週のブログをお読みになった親しい会員の皆様も別れを惜しんで下さって何かと声をかけてくださる中で、同じお孫さんびいきの仲間だったTさんには贈り物を頂戴したり、S木ご夫妻には送別会として晩ご飯をご馳走になるなどして大変に恐縮しております<(_ _)>送別会といっても本来は今日のコンサートを無事に終えたオペラ歌手のSさんを慰労する会でたまたま私がそこに乗っかっちゃった恰好なのだけれど、そもそもオペラ歌手のSさんとはかなり長い付き合いなのに、実のところは今まで一度も舞台を拝見しておらず、クラブを辞める寸前に初めてコンサートに伺うのも何だかヘンな話だし、おまけにクラブのレッスンを終えてから駆けつけたら彼女の出番に間に合わず、アンコール曲を聴くのみだったのだから世話がありません…>_<…驚いたのは余りにも多くの会員さんがクラブを休んで彼女のコンサートに駆けつけてらっしゃったことで、私も今のクラブで過ごすのがいよいよカウントダウンに入った時期でなければ休んで駆けつけたところでしょう。ともあれ総勢十数人の会員さんがコンサート会場になったすみだトリフォニーホールの客席にずらりと二列にわたって並んでらっしゃる姿にはビックリで(!_+)皆さんいずれもクラブで見かけるSさんとはまるで人が違っちゃってることに新鮮な驚きを感じてらっしゃるようでした。コンサート自体オペラの有名歌曲を中心にしたプログラム構成の妙もあって飽きずに聴けて意外なほど楽しめたし、Sさんのステージングにも華があったのは何よりで、終演後はそれぞれ飲める派と飲めない派に別れての会食となり、私はSさんご自身とS木ご夫妻のほかに日ごろクラブで親しくお話をするTさんSさんYさんらと送別の宴を共にして色々とお話が尽きませんでした。それにしても会員の皆さんいずれも気の良い方ばかりなので、それもまたクラブを去りがたくさせている原因でしょうか。




2015年09月21日

中華風ポークソテー

美容院で見たオレンジページのレシピを見覚えて作った。まずニンニクの薄切りをこんがり油炒めして取り出しておき、胡麻油を足して薄くカタクリ粉をまぶしたトンカツ用の豚肉をソテーし、酒ウスターソース醤油少々を混ぜた合わせ調味料をからめ、焦がしたニンニクと白髪葱をトッピングして仕上げる。付け野菜は好みでアスパラガスのソテーと冷蔵庫に眠っていたトマト。酒ウスターソース醤油胡麻油の組み合わせは確かに中華風の味わいになるのでお試しあれ。
今日は朝からフツーに執筆の仕事をしていて、夕方美容院に行って一体何の祝日なんだろう?と思って敬老の日と改めて確認し、昨今これほどビミョーな祝日も珍しいような気がしたものである。恐らく先進国では日本以外にないような祝日ではなかろうか。そもそも敬老の対象になる年齢っていくつくらいなんだろう?昔なら私だって敬われてもいいような年齢かも?戦後の農村で発祥したらしく、国民の祝日として制定されたのは1964年東京オリンピックの年のようで、当時の平均寿命は男性67歳女性72歳なのだから70過ぎたらまず敬われていいような年齢だったとおぼしい。100歳以上の人は全員新聞の一面に氏名が載っていたのを記憶している。長生きしてるだけでもエライような感じが確かにあった。今この祝日を心から喜べるお年寄りってどれほどいらっしゃるのだろう?心からお祝いしてる中年若年層ってどれくらいなんだろう?てなことがいろいろ気になってしまったのでした(^_^;




2015年09月22日

アオリイカのカルパチョ、原木舞茸の天ぷら、海鮮サラダ、小鴨のロースト、コロッケ、稲庭うどん

乗馬クラブの旧友バリキャリのOさんと大宮駅前の「とらぬ狸」で食事。
Oさんは私が今のクラブを辞める旨ブログに書いた直後にご連絡下さって、それというのもOさんの友人で八王子乗馬クラブ所属のNさんがまずブログをご覧になって即Oさんに報せが行ったとのこと。ホントこの乗馬界も演劇界以上に狭い世界なのでした(^◇^;)Oさんは私とほぼ同時期に入会し、三、四年ほどで退会された後もご自宅がクラブに近いのでちょくちょく遊びに来られ、またときどき映画やお食事のお誘いを受けたりして長くお付き合いが続いており、今月で私もとうとうクラブを去るに当たって何かと想い出話が尽きないのでした。
思えばオペラ歌手のSさんやソフトウエア開発のMさんらクラブの旧い友人は皆Oさんを介して知り合った方たちであり、こうした人間関係のパイプだけ作って自分がさっと消えるあたりはさすがに営業のバリキャリさんというべきかもしれません。ともあれクラブで憶えているのは人間の名前より馬の名前のほうが多いようで、エスパーやらアレキサンダーやらスノーホワイトやらコスモやら今はもういなくなった馬たちの名前がボロボロ出て来て、私も懐旧の情を新たにさせられました。「でも今朝子さんがいなくなるとあのクラブへ遊びに行くことも少なくなるような気が。で、次に行くクラブはもう決まってるんですか?」と訊かれて、内緒だけどね、といいながらも話したら、「じゃ今度はまたそっちに遊びに行きますね〜」ということでお別れしたのでした。


コメント(1)

次に行くクラブはどこなのか楽しみにしています。乗馬だったらお試し乗馬もありそうでまた時にはこちらのクラブにもいけるのかな?行かないのかな?とおもいつつ。
 たまたまこの間国立競技場関係者と話す機会があり、「で、どうなの?モリ君って関係者の評判はいいの?」と聞いたら皆「早く辞めてくれ!!」と思っている人が大半の悪評紛々状態らしいです。
 予想はしていたけど思っていた以上に悪評でもう表舞台から引退したら?(もう年金貰っているんでしょ。名誉欲のためにあちこちに名を出して金儲けしているの?よくわからないので想像ですが)と思っています。

投稿者 nao : 2015年09月23日 00:36



2015年09月24日

スパニッシュオムレツ、焼き野菜のサラダ、ムール貝の白ワイン蒸し、パエリヤほか

2 3日は朝から三軒茶屋でクラブの馬トモ人事部のSさんと待ち合わせをして馬事公苑に行きJRA主催「愛馬の日」のイベントを観覧。馬にナンバ走り(側対歩 )をさせて10メートルの母衣を棚引かせて駈け回る母衣引き( 写真上 )やスピード感のある流鏑馬( 写真中 )、ラクロスに似た打毬など日本古来の馬術の他にも帯広からやって来た輓馬レースやアンダルシアンのダンス、騎馬警官隊のカドリールなどを存分に楽しみつつも、お互いやっぱり馬を見れば見るほど乗りたい!気持ちが強まっていて、なんと長い行列待ちで輓馬のデカ馬に乗らせてもらったのでした(^^ゞ ペルシュロンやブルトンといった重種の馬にまたがるチャンスは滅多にないので好い機会だったかもしれません。
ところで馬事公苑では翻訳家の松岡和子さんと待ち合わせをしていたのに、なんと私がこういう日にゼッタイしちゃいけないケータイを家に置き忘れるというドジを踏んだため、さいたま芸術劇場に電話して松岡さんの連絡先を教えて貰うなどという大変なご迷惑をおかけしてしまった\(__ )おかげで無事に会えたものの、松岡さんは近くのご自宅に一旦お帰りになり、Sさんと会場をうろうろしていたら「松井さん」と男性に声をかけられ、確実に知った顔なのにすぐには誰なのかが想い出せないでいたら「玉男です」と言われて、げげっ(!_+)最近襲名なさったばかりの文楽の人形遣い吉田玉男さんだと判明した次第。私が現在所属する乗馬クラブのテーブルに玉男襲名のチラシがどんと置かれていたのがフシギで仕方がないという話を以前このブログで書いたこともよくご存じで、その経緯まで丁寧にご説明を戴いて恐縮しきり(^_^;馬事公苑はご近所なのでいらしてたそうなのだが、それにしても何かと馬がらみでフシギなご縁を感じずにはいられませんでした。
渋谷のスペイン料理店でSさんと晩ご飯をご一緒した後は駒場のアゴラ劇場で松岡さんと再会し、文春の内山さんと合流。お二人とも現在上り調子の木ノ下歌舞伎をご覧になりたいと仰言ったので『心中天の網島』初日にお誘いし、観劇後は近所のカフェバーで11時過ぎまで過ごして、私は大慌てで湘南新宿ラインの終電に乗って帰宅。早朝から深夜までハードな一日で、さすがにぐったりしてブログを書かずに寝てしまいました<(_ _)>肝腎の芝居についてはこれから書きます。




2015年09月24日

木ノ下歌舞伎版「心中天の網島」

人形浄瑠璃も一応音楽劇なので、その作品をミュージカル仕立てにしようという思いつきはそう突飛でもないから、割と自然にこなれた舞台になるように私も思い込んでいたのだが、実際は西洋発のミュージカルと人形浄瑠璃とは方向性が180度違うドラマツルギーで成り立つものだという認識を新たにし、皮肉ではなくそのことをわからせてくれた点で今公演の試みは可としたいようなところがある。端的にいうと、ふつうミュージカルでは登場人物がそれぞれの真情や内面の葛藤を自ら歌い上げるシーンがハイライトになるが、浄瑠璃は太夫が客観的に物語るのがキホンで、登場人物の内面はドラマチックに展開する場面の心情を除いて前後が全く空白に置かれている。従って、この浄瑠璃でもたとえば紙屋治兵衛とおさん夫婦が実際はどういう関係なのか、幼馴染みの従兄妹同士であること以外は原作に書き込まれておらず、なぜ冷え込んだ仲なのにおさんがあそこまで献身的なのか、また献身的なおさんを治兵衛が本当はどう思っているのか、幾重にも解釈の仕方があるところを、今公演の台本は原作にない回想シーンなどを交えてある程度の人物造形をほどこした上で、バラード風の歌曲をちりばめて抒情的に進行させ、それも本人が歌い上げるよりも多くを周囲に委ねる方法で浄瑠璃のキホンを外してはいないから、主人公らの内面はやはりわかるようでいてわからない曖昧なままに放置されるのがいかにも日本のドラマらしいと改めて感じさせられた。またそれらの歌詞がいかにも現代に等身大的な日常を感じさせる点で、松岡さん曰く「近松は世界で初めて庶民を主人公にした悲劇を創ったという説がコレ見て本当に納得させられたわよ!」ということにもなるのだった。しかしながらミュージカルと銘打つ以上、まず全員が歌をきちんと聴かせられないようではお話にならない。これまた松岡さんのコトバを借りれば「あんまりヘタだとパロディにしか見えなくなっちゃう」わけだし、わざと不協和音を多発してこの作品が結果アンチミュージカル的であることを打ち出すにしても、それならそれでもっと正確に外した音を聴かせなくてはならないはずだ。固定した劇団ではなく毎回そのつどキャスティングで成り立つプロデュース公演だけに、今回はまず最低限ちゃんと歌える俳優を揃える姿勢が欲しかった。ちゃんと歌えている俳優もいただけに全体としての舞台成果が惜しまれるのだ。非常に面白かったのは、歌も歌えて且つ義太夫の三味線の旋律をヴァイオリンで再現させた女優で、ミュージカル仕立てにする以上はこうした音感や音楽性に長けた俳優の起用が必須であろうと思う。


コメント(1)

私は歌はそこそこではないかと思うのですが、主人に言わせると音を外していて良くないと言われます。悔しかったので、カラオケの採点を入れてみたら、主人より私のほうが低い得点でなかったので、「ケッ」「勝った」と思っています。
 不協和音は面白く刺激になることもありますが、狙った不協和音はそれほど不快ではないですがそれ以外は大抵不快です。上手く歌うのも難しいですが、わざと外すことはそれ以上に不快にさせない心配りが必要と思います(だから出演者全てが練習不足でそれを監督する人が和音を理解する人だったのか少し疑っています。又は適切に指示したのか)。よくわからないので単なる私的な印象なのですが。
 話が変わりますが、今日発売の雑誌を見てまたかと思いました。見出しが興味深かったので、思い切って買ってみたのですが、見切り発車はともかく、想像の範囲で記事を作り上げているので皇室を敬っているのか飯の種にしているのかよくわからない記事だと思いました。

投稿者 nao : 2015年09月24日 21:08



2015年09月25日

回鍋肉

しょっちゅう作ってるのでレシピは不要だろう。今日は近所のマルエツでパブリカを安売りしてたので加えてみた。
連休中にちょい遊んでしまっため昨日今日はオニのように仕事をしているにもかかわらず、世間も連休明けとあってか、次から次へとまた新たなオファーやら〆切りの催促やらが重なってあたふたしてしまったワタシ(^_^;) 昨夜は整体の寺門先生に「こんなに張りつめてるからまあ仕事が出来てるんだろうけど、このまま放っておいたら脳の血管に影響が出ますよ」と言われて頭や顔に鍼を打たれ、おかげで熟睡できたらしく、今日は昼間ウトウトもせずにしっかり執筆仕事をして、さらに明日の講演の用意もなんとか出来たところで、こういう時こそ気を落ち着かせるためにウチで料理しよう! と思ったのでした。それにしても6 2 歳の誕生日を前にして結構バタバタするもんだよな〜これが4、50代ならまた話は別なんだけど……と思いながら食事してN H K のニュースを見てたら、アベボンが「一億総活躍社会」なるものを提唱してるらしいので、それって国民全員をもっともっと働かせて税金をどんどんふんだくって、その税金をあんたらのような役立たずの二世三世議員の給料とか、わけわからん政党の助成金とか、安保法案で増大必至の軍事費とかに回すわけかい!と何だか無性に腹が立ちまくったのでした(-_^:)




2015年09月26日

浅草

今日は台東区生涯学習センターのミレニアムホールで講演をするため、少し早めに家を出て亀十でどら焼きを買おうと思ったら既にとんでもない行列が出来ていて (@_@;) 諦めざるを得ず、尾張屋の天せいろで昼食を済ませてすぐ現地に向かい、まずは池波正太郎記念文庫の鶴松氏と菅谷さんに同文庫をご案内戴いてから会場入りしたところ、これまた既に聴講される方々の行列が出来ているのでびっくり(!_+) いちいちお名前は書きませんが、ブログ読者でわざわざ遠方からお越しになったり、プレゼントを頂戴した方にはこの場を借りて厚く御礼を申し上げます<(_ _)>
大勢の皆様にお越し戴いた甲斐のある話が出来たかどうかはわかりませんが、なんとか無事に終了し、私としてはほっとひと息で、一応メモは用意していても、どこかの国の政治家みたいに人の作文を棒読みするわけではなく、自分のコトバを頭の中に長時間ストックしておく状態になるので、書くことでそれを頭から放り出せる執筆よりもある面では神経がくたびれるのでした。
ともあれ今日は会場に八百善さんのご一族もお越しになっていて、終演後に楽屋をお訪ねになり、親しくお話をして写真もご一緒に撮らせて戴きました。


コメント(2)

昨日の講演会もとても聞き応えがあり、当選してラッキーでした。私も、献立を見ただけで胸がときめく人間なので、来年春の「料理通異聞」発刊がより一層待たれます。お昼は尾張屋で天せいろを召し上がったと知って、ビックリ。私も久々の浅草で尾張屋で天せいろを食べた後、合羽橋の店を見て回って会場に向いました。海老天がカットされていたのは興ざめでしたが、外国人も多い当世は仕方ないのか。

投稿者 ウサコの母 : 2015年09月27日 10:23

江戸の食文化には特に興味があり、時代小説を読む楽しみの一つでもありますので、28日の講演会に当選し拝聴できてよかったです。オフ会でお目にかかった方がいらっしゃらないかキョロキョロしてみたのですが、見つけられませんでした。
質疑応答での二番目の方のふたつめの質問は、八百善で修業した料理人たちの独立後についてお尋ねになりたかったのかな?と思いました。そもそも現代のスターシェフのように、店や店の主人のみならず料理人個人が有名になることはあったのか、興味を持ちました。

投稿者 K : 2015年09月28日 11:46



2015年09月27日

ラストラン

クラブで過ごす最後の日となる今日は正午前に始まる90分レッスンでリュウ君に騎乗。雨が降らないだけましとはいえ、とても残念な馬場コンディションで巻乗りは結局どうにもならなかったが、最後の直線コースではこれぞラストラン!とばかりに脚を強く使ってリュウ君を責め、悔いの残らぬ走りが出来たのは何よりでした\(^O^)/
レッスン終了後は M y 鞍などの大荷物を宅配便で送ってもらうよう荷造りをし、クラブの方や大勢の会員さんとお別れのご挨拶をする一方で、今までに騎乗した馬たち一頭一頭にお名残のニンジンを配り歩いていたら、クラブで過ごしたさまざまなことが想い出されて感無量となり、アイドル系鹿毛のヤブサメ君や以前の超お馴染み鹿毛アラブ紳士スーパー氏の馬房の前ではまたしても涙がぽろぽろこぼれてしまい、近年こんなにも私を涙もろくさせた場所が他にあるだろうか?と思うこと頻り(+_;)私もこれまでの人生で相当いろんな別れを経験して来ているので、まさか趣味のクラブを辞めるくらいでこうもセンチメンタルになるとは思いも寄らなかったのですが、十年以上もの間ほぼ毎週通い続けた場所に沈殿堆積した想い出や人間関係及び馬との関係は本人が意識する以上に濃厚だったようです。このクラブに通わなければ出会わなかった馬たちとのご縁もさることながら、一方で人とのご縁にも大変恵まれたことが乗馬を長続きさせた秘訣かもしれません。クラブで沢山の良き馬トモに出会えたことにはただただ感謝するのみで、今夜はオペラ歌手のSさん、お孫さんファン仲間のTさん、ソフトウエア制作のMさん、ラン君ママのMさん、ヤブサメ君ママの自馬持ち会員Aさんらが送別会を催して下さった上で<(_ _)>何かと馬バナシに花が咲きました。「来週から松井さんがクラブに来ないってことがちょっと信じられない感じだよねえ」と言われた私のほうも、来週からもうあのクラブに行かないということが自分でもまだぴんと来ない感じもあって、「とにかく早く松井さんの復帰プロジェクトを考えなくちゃね」とMさんに言われたら、なんだかすぐにも復帰しそうなところがコワイ(^_^;ともあれ乗馬を辞めるわけではありませんので、今後も週末は何かと馬バナシを継続する予定です。来週はすでに釧路外乗のを予定が入っております(*^^)v


コメント(1)

お誕生祝いは先日伝えましたが、今日はスーパームーンも重なり、おめでたい気がしていたら、吹石さんも同じ日なんですね。テニスの伊達公子さんも誕生日のはずで、自我をしっかり持ったチャーミングな女性というのが共通してるかも、などと思ってしまいました。

投稿者 ウサコの母 : 2015年09月28日 22:53



2015年09月28日

誕生日はジュラシックに!

スーパームーンの今日62歳の誕生日を迎えた私は昼間ベランダにいるリクガメの姿を見ているうちに年甲斐もなくやっぱ理想郷は「ジュラシック・ワールド」 だよね〜てな感じでPメディアの三村さんと夕方5時過ぎから浦和のシネマで観た帰りに、恐竜の肉はやっぱ鶏肉に似てるに違いないよね〜 と思いながら晩ご飯は鶏の水炊きに致しました(^^ゞ
「ジュラシック・ワールド」は4D体験がしたさに以前から三村さんと行く約束をしていたのだけれど、瞬殺で売り切れる状態がず〜っと続いているうちにとうとう4Dが打ち切りになってしまって3Dで観るはめに。映画自体はいかにもB級とはいえ結構笑えたし、最終的には第一作と同様Tレックスかっけええ!!の幕切れに十分満足したものの4Dで見損なったのはザンネン至極。これに関して三村さんは「東宝が超駄作としかいいようのない『進撃の巨人』実写版で何がなんでも営業成績を上げようとして4Dを押さえにかかって『ジュラシック』のほうを打ち切っちゃったんだよね、きっと。ほんと許せない気分だよね〜」とえらくお怒りでした。それがホントなのかどうか三村さんのように『進撃の巨人』を観たわけではない私には全くわかりませんが、ある種の映画では今や4Dシステムが奪い合いになるほどに吸引力のあることだけは理解できたのでした。


コメント(1)

お誕生日おめでとうございます!
スーパームーンでパワー充電なさって
ますます充実した一年をお過ごしになられますように

投稿者 yukari : 2015年09月29日 00:09



2015年09月29日

秋刀魚と茄子のサラダ、大根の煮物、肉団子の甘酢だれ、高野豆腐

大宮ルミネの総菜売り場でゲット。明日から盛岡に出張のため今宵は料理をしなかった。とにかく出張前に入稿が何かと重なる上に、帰って来たらすぐにまた釧路に行っちゃうので結構テンパってます(^_^;) この歳になると活動のタイムリミットが見えて仕事も遊びも人づきあいも人生で同等の比重をもってくるため、何をセーブすればいいというふうには簡単に決められないところがネックなのかもしれない。今年の後半は少しゆっくりして次の仕事に向ける英気を養おうとしていたはずなのに、細かい仕事をやたら引き受けすぎたせいか、この余裕の無さは一体何なんでしょうか(×_×)
それにしても今や老いも若きも♂も♀もみんなテンパって働いているにもかかわらず、世界的に景気は上向かないどころかまたもや低迷期を迎えつつあるようで、ついにEUの頼みの綱ドイツにまで暗雲が垂れ込めてきたのだから、ただでさえ難民問題で揺れる欧州不安はいや増すばかりだし、そもそも企業収益の拡大に向かう動きが決して止まらない、誰にも止められないという資本主義社会の構造自体がいよいよ限界点に達して来たような感じすら受けるのだった。案の定この分だとバーナンキが世界中に流行らせた金融ジャブジャブ政策収拾のメドが立ちそうもないし、そもそもジャブジャブにしちゃってるからこそすぐに株価が大きく変動することにもなってるわけなので、バーナンキの真似っこした黒田さんも今後一体どう収拾するんだろうか(-.-;)y-゜゜
てな心配よりも、私が目下大変心配しているのは台風21号により最大瞬間風速81メートルにも達した与那国島で、 ヒロ君、マリさん、ミドリさん、シェナを始めとする馬たちの無事を祈らずにはいられません。 
明日からの出張で、ブログの再開は10月2日となりますが悪しからず<(_ _)>


コメント(3)

明日から盛岡への講演旅行とのこと、今春まで高校の国語教師だった友人が聴けると良いのですが…。

投稿者 ウサコの母 : 2015年09月29日 22:29

何度かコメントを入れようとしたのですがミスしてしまい入りませんでした。一回ミスしてもどうしても入れたい内容でなければ今回はいれないほうが良いと天から言われていると受け止める事にしていますので、遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。
 金融ジャブジャブ政策は世界中に蔓延しているのですね。これにより受けるメリットよりデメリットのほうが大きいのではないかと思うのですが、全く根拠を持ち合わせていません。
 台風の風速81メートルは途方も無く強い風で、私が知っている限りでは大体台風に伴う風は50メートルでした。多分、台風に慣れているので無事である可能性は高いですが、どうか頑張ってくださいと思います。
 私はこの三週間ばかりの洪水の報道に戸惑っています。災害に遭った方が一刻も早く普段の生活を取り戻して欲しいとは思いますが、今までの台風に遭った他の県の被害はここまで掘り下げて報道されませんでした。
 首都圏近辺の人間は全く台風被害の現実を分かっていず、これまでに慣れているとはいえ被害を最小にすべく動いていた庶民の事は全くマスコミは認識していなかったのか?と失望しています。
外れているかもしれませんが、十中八九馬は大丈夫と思います。
 多分に台風を舐める事が出来ない人が対応しているはずですので、最悪を考えて行動しているので余程の想定外(東電の言い訳とは内容が全く違いますが)が無い限り大丈夫だと思います。

投稿者 nao : 2015年09月30日 22:16

日本でも株が乱高下しましたが、中国の景気の影響なのか?福山さん、吹石さんカップルの関係する企業イメージが影響したのか?という分析をするニュースを見ても、素人にはギャグとしか思えません。
官房長官がこれ幸いと「若い人が子供を産んで国家に貢献してくれれば」と発言し、待ってましたとばかり「不妊の人の気持ちを理解しない発言」と報道されていますが、政治家もマスコミ関係者も、今妊娠している人がどこで産もうか、どこに預けようか仕事を辞めようかと悩んでいる現状、1人育てている人がもう一人産むか産まないか悩んでいる現状を全く分かっていないことに失望しています。
台風被害も水害被害も、住む所や家財一式を無くした困難さを想像すると、国家が支援しなければいけないのではと思います。被災者もまた高齢者が多い時代になっているのですから、せめて地震保険に税金が投入されるのと同様のしくみができないものかと考えます。
それにしても、風速80mとは、建築を頑丈にしても対処できない恐怖を感じます。高層建築など、地震とは違う負荷にどこまで対応できる設計になっているのでしょうか。強大台風の頻度が増えませんようにと願い、せめてもの節電をしたり・・・です。

投稿者 TAKA : 2015年10月01日 14:43