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2012年09月01日

豚肉と茄子と茹で筍の味噌炒め

夏の定番料理。味噌に砂糖、味醂、酒、醤油をプラスした合わせ調味料で味付けするだけ。油につぶしたニンニクを入れてまず茄子を炒めていったん取りだし、豚肉、豆板醤、茹で筍を加えて炒め合わせる。
今日9月1日の前後はTV番組でもその手のことを取りあげるため、どうしても大地震のことを考えてしまう。
私は東京に移住した直後から、あまりにも地震が多いのにびっくりし(関西からこっちに来た人は誰でもそうだったのでは?)ずっと地震のことを気にしていて、それを話すたびに長唄の故杵屋花叟師から「 今朝子さんみたいなこと言ってたら、日本国中どこにも住めねえぜ」と笑われたのだが、その時はまさかホントにそんなことになるとは思わなかったものである。でもって、ずっと気にしているから、バリ島に旅行した直後にインドネシアで立て続けに地震が起きた時も、こうした地殻変動がまっすぐ北上して日本を襲ったらマズイよな〜とすぐ考えてしまったのだけれど、それがまさかこんなに早くやってくるとはさすがに思いもしなかったのである。でもって昨日のフィリピン沖地震でまたドキッとして、フィリピンプレートが動いたら、いよいよ南海トラフが危ないのかも?と、今度はそんなに遠い話でもなさそうに思えてしまうことが我ながら恐ろしい(@_@;)
ともあれ30年以内に起きる確率が80パーセントといわれたって、実際問題、日本全国どこに住んでも、そこならゼッタイ無事な場所というのもなければ、そう簡単に日本を脱出できるわけでもないから、だったらどうせえちゅうの!と誰しも開き直ったあげくに、今のうちに好きなことをやっとこう!!!という気持ちになるのは、不安で暗くなる一方よりもまだマシなのではなかろうか。
吉村昭氏の『関東大震災』を読むと、当時も市民は別に完全な不意打ちを食らったという感じではなく、どうも大地震が起きそうだという予感に怯えていて、結局やっぱり起きちゃったという感じだったらしいことがわかるのだけれど、安政大地震の時の「なゐの日並」という日記を読んでも、ゆさゆさ揺れた瞬間「すは例の地震にこそ」という感想なのは、その前年の南海、東南海、東海の連動地震が江戸に伝わっていたからであった。そして直後の流行歌では、この地震が人びとの「心得違へ」に対する天罰というとらえ方がされたくらいに、当時はすでに幕末の行き詰まり感が広く世間を覆っていたらしいのである。安政大地震の約150年前の元禄大地震もまたいわゆる元禄バブルがはじけて幕府の財政が破綻した段階で起き、続けて南海トラフの破壊による宝永大地震と富士山の爆発が起きるわで、もうどないもこないもならんような状態になってから暴れん坊将軍吉宗が登場し、享保の改革で財政と民心の引き締めを計ろうとしたのだった。要するに江戸の二大地震は共に政治体制の破綻が庶民の目にも見えた段階で起きたという点が現在と重なってますます恐ろしくなるのでした(O_O)


コメント(1)

そうですか・・・・。
余りにも今の私達にかぶってしまい・・・
しかし、私達には暴れん坊将軍もやって来ないですから。勘違い暴れん坊将軍系はチョロチョロしても。
・・・(溜め息)・・・。

まだお暑うございますが、どうぞお体お大切に。御両親さまご心配でしょうが、お妹様ご夫妻もいらっしゃり心強いですね。私も新幹線で実家に通っては、老人問題で孤軍奮闘していた時期が長くあります。そんな行き帰りなどに、松井さんのお作品を読んで精神だけは解放しておりました。松井さんの小説の主人公はみな、何かを成しはするが、心根はどこにも属さないという、そこが何とも助かりました。  ではまた。

投稿者 かぶきまま : 2012年09月02日 09:25



2012年09月02日

トマトラーメン、スモークチキンと茸のサラダ

サラダは乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。ラーメンは乗馬クラブでお馴染みオペラ歌手のSさんから頂戴したキットで作った。「この店ゼンゼン有名じゃないんだけど、とても美味しかったんで、松井さんなら面白がって食べてくれるかと思って」とSさんが仰言った通り、妙にあとを引く味で、ラーメンというよりはスープパスタに近い感じのヘルシーさが私も気に入りました∈^0^∋
馬場でのお相手もお馴染みハイセイコーのお孫さんで、彼女は径路をしっかり走ってくれるのだけれど、ウォーミングアップの段階で特に常歩の輪乗りは必ずヨレヨレになるので、私のバランスが悪いのかと思い、今日は同じカメ好きで信頼しているインストラクターの方に乗り方をどうしたらいいのか訊いたところ、「ああ、それは単にワガママですから、思いきって蹴飛ばしてムチを使ってください」とのこと。今日はひと雨した後だから、涼しいとはいえ、馬場がぐちゃぐちゃで、ともすれば内側に入ってショートカットしそうになるお孫さんに長鞭を振るい、内側の脚でガンガン蹴飛ばしたら、だんだんキチンと回り出して、隅角などは前の馬よりも深く回れるようになったくらいだから、な〜んだ、やれば出来るんじゃん(!_+)!と私はただただ呆れる始末。とにかく人間だと百歳の高齢馬だという思い込みがこちらにはあるから、ついつい遠慮してしまうのだが、相手はどうもそれを知って最初はわざとゼイゼイしたりヨレヨレしたりして、自分の判断で決めるところはちゃんと決めるといった、とんだ手抜き婆さんなのである(-_-;) いや〜人間のお年寄りにもこの手の方がいらっしゃるだろうから、ゆめゆめ油断してはなるまいと思われましたf(^ー^;
往き帰りは送迎バスの運転手さんともよく何かと話すのだけれど、今日は暑い日にシャワーを浴びている馬たちの話になり、「あれはどうも馬のほうが要求してるらしいんですよ」と聞いていささか驚いてしまった。運転手さんが厩舎の中を見ていたら、馬の世話をする係の人に何か独特の声を出している馬がいて、係の人が「ああ、これはシャワーを浴びたがってるんですよ」と言ってシャワー室に連れていったそうなのである。そのことで運転手さんは「いや〜お馬さんたちも生きるのに必死なんだなって、つくづく思いましたねえ」というご感想にも、何だか妙に心を打たれた私であります(^ニ^)


コメント(1)

馬もお芝居するんですよね~!!!
私の馬は先生が近ずくと鼻をふくらまし、呼吸を荒くして今日は走れませ~んとアピールしますし、
大会に出たくない馬は1週間前から脚を引きずって歩くという話を聞きました。

投稿者 小山 雅子 : 2012年09月02日 22:59



2012年09月04日

桃とサンマのサラダ、サザエの壺焼きエスカルゴ風、真子鰈のフリット、テリーヌ、生ハム6種盛り合わせ、イカスミ練り込みカッペリーニのかぼすソースほか

幻冬舎のヒメと大宮駅前のBuonViaggioで食事。
今日は夕方からソニーのリーダーストアの飯沼さん、エディターの酒井さん、幻冬舎のコンテンツビジネス室の林氏がお見えになり、リーダーストアのリニューアルに当たっての著者インタビューを二時間に渡ってお受けした。まず、なぜ私にインタビューを?と不思議に思ったのだけれど、各社が出している電子書籍端末の中でも、ソニーのリーダーのユーザーは四、五十代の男性が多く、実際に時代小説の人気が高いのだそうで「うちの読者層とバッチリ重なりますので」というお答えに、なるほど、と納得した次第。私はもともとIPad2で青空文庫をやたらと読んでいたのだが、IPadは車内で読むにはともかく、ベッドに持ち込むのは重すぎるし、また画面の縦横が勝手にくるくる変わって読みにくいのが難で、その後リーダーを頂戴して、軽くて持ち運びに便利だし、画面が勝手にひっくり返ることもないのでベッドでも読めるし、書籍を読むだけならやはりこちらのほうがいいな〜とは思っていたのだった。それにしても、私の周囲では、旧友モリの娘が楽天でコボの部署に配属替えとなり、講談社の神保さんがデジタルコンテンツ営業部の部長に異動されるなど、このところ電子書籍に関連する話を相次いで聞いているせいか、楽天のコボが参戦した結果、電子書籍戦線はいやが上にも活気づいてきたという印象で、これが出版業界全体にとっての追い風になることを願いたいものである。私はもちろん紙の本の良さを重々承知している世代だけれど、なにせCD=ROMで歌舞伎事典を作ったこともある人間なので、電子出版物の可能性も高く評価しており、双方の棲み分けや共存が巧く出来ればそれに越したことはないと思っている。ソニーのリーダーでは時代小説の人気が高いと聞いて、それなりに意を強くしつつ、紙と電子双方になるだけいいコンテンツを供給すべく日夜筆をふるう、ならぬ今やキーボードを叩くことに集中しております。


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CD-ROMの歌舞伎事典、なつかしいですね。買いましたよ!たしか松緑さんの弁慶の飛び六方があったと記憶していますが…
歌舞伎事典は重宝に活用していました。(今探したのですが見つかりません。探すのをやめたときにどこからか出てくるでしょう)

投稿者 hanako : 2012年09月06日 17:03



2012年09月04日

白魚ポン酢、生野菜、稚鮎の唐揚げ、おでん各種、知覧鶏の黒焼き、稚鮎ご飯ほか

新潮社の小林姐さんと田中ノリオ氏と大宮駅西口の「基」で食事。おでんと魚菜が売り物のこの店は、なかなか予約が取れないらしく、姐さんはかなり早めに2度もチャレンジしながらいずれも満席で断られ、こうなったらもう何が何でもというわけで、今宵の会食と相成りました∈^0^∋
わが家では昨日ソニーの方に取材を受けた話をして、頂戴した電子書籍端末リーダーを見せていたら、「いいなあ〜これって欲しいと思ってたんですよ〜」と仰言るので、以前頂戴していた分と併せてウチには二つもあるから一つ差しあげることにしたら「わ〜ホントですか〜すっごいウレシイ!!!最近こんなウレシイことってなかった気がする〜」とクールな姐さんにしては珍しく昂奮気味に歓ばれたのが頗る意外だった(^o^)それでいながら食事の途中で姐さんは例によって急に口調を改め「それで松井さん、お仕事のほうなんですが、ウチのはいつからやってもらえるんでしょう?」と攻め寄せてくるのはもうお約束というべきなのだろう(^_^;) 私はNHK出版のWEB連載を仕上げてからゆっくり構想を練るつもりだったのだけれど、姐さんは「来春には始めてもらえますよね」という相変わらずの急かしようで、「う〜ん、それはまだ早いかも。他の仕事もあるし〜」と、たじろぐ私。「でも、ウチはずいぶん間が空いてますので、春にはなんとか」と喰いさがる姐さん。「でも、さっき姐さんにリーダーあげたじゃない。あれでしばらく勘弁してよ」と私はグズグズ。「あれとこれとは話が別です!」と姐さんキッパリ(`ヘ´)というようないつものパターンでした(>_<)最後はそれにしても政治家がどいつもこいつもヒドすぎる!!!選挙になっても誰に投票したらいいかサッパリわからないという意見で一致し、ひょっとしたら今や日本人の心を一つにするのは政治家に対する嫌悪感なのかも?と思われました(×_×)




2012年09月05日

胡麻ダレ五目冷麺

整体治療に行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。
寺門先生の治療院は代々木駅の近所にあるのだが、今日は駅前にどこかの神社(まさか代々木八幡?)のお祭提灯が飾られていて、それを見ていたら「山野美容学院」とか「山水楼」とかの提灯と並んで「日本共産党」と一字ずつ書かれた提灯が中央にデカデカと見えたので思わず笑ってしまった。ひょっとしたら神社のお祭りではなかったのだろうか。何せ唯物論のはずなので。
ともあれ今度の選挙では、いっそ共産党にでも票を入れるしかないんじゃないかという意見を昨日会った小林姐さんからも聞いたのだけれど、私の世代は「反代々木系」と呼ばれた新左翼の台頭を知っていて、共産党は古くてダサイ左翼のイメージだし、おまけに小選挙区では死に票になる確率があまりにも高くて、比例代表で投票するしかないのが困ったものなのである。とはいえ左翼系支持者の唯一の受け皿といった観があるのも確かで、欧州圏では左翼右翼双方の台頭が見られるのに、日本では右寄りばかりの発言が目立つのは何故なんだろう。今は世界中が1930年代と似ているようにいわれ、グローバリゼーションによる労働不況で人心が右と左に大きく振れるなか、穏健なリベラル派が退潮を余儀なくされるのは当然としても、日本で左翼の台頭が見えづらいのはちょっと不思議なくらいで、昭和初期ののほうがずっと左の勢いはあったようである。要するに現代の年収に乏しい若い人たちは経営者に搾取されているという感覚が薄く、実際問題まだ日本の国自体が豊かなおかげで、それほど追いつめられてはいないと見るべきなのだろうか。私自身は今後も右や左にブレることなく、一貫してリベラルを標榜したいところだけれど、その受け皿も本当に見えづらくなったことに困っております(-_^:)


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こんばんは。
「死に票」という言葉が気になったのですが、落選した候補に入れた票ということでしょうか。それとも、最初から当選の望みのない候補にあえて入れた票ということでしょうか。
私には、どちらも死んだ票とは思えないのです。落選した人の得票数は、当選した人に「自分を支持していない人の数」として認識されると思うのです。
そう考えて自民も民主も嫌だからと当選の見込みのない共産党に投票してきました。共産党に政権を取ってほしいなんてこれっぽっちも思いませんでしたが、マイナス投票の制度がないので。
これからは、橋下を阻止するために自民や民主も使うつもりです。

投稿者 ぷみ : 2012年09月05日 23:43



2012年09月06日

メバルのカルパチョ、アワビのソテー、ウニのせイカ墨練り込みフェデリーニ、サマートリュフの大麦リゾット、牛三筋肉のステーキバルサミコソースほか

文春文庫の山口さん、「オール読物」の山田編集長、武田デスクとご一緒にうちの近所にある老舗イタリアン「リストランテ・ベネチア」で会食。烏骨鶏の生卵を添えたトリュフの大麦リゾットは食感が面白く、なかなかの逸品でした。
今日は来年の新春号から「オール読物」でシリーズ連載するお約束をして、大まかな設定はお話ししたものの、構想はまだほとんど出来ていないので、これからが大変だ(◎-◎;) お仕事もなければないで困るのだけれど、そんなに簡単にすらすら書けるものではないし、書く前にはいろいろと構想を練ったり、資料調べをして、書いたあとはゲラをチェックしなくてはならず、本当にちっとも気の休まらない商売である。「いや〜作家の方も僕らの若い頃とはゼンゼン違ってきましたよね〜」と、山田氏は昔のようないわゆる無頼派の作家が昨今は全く姿を消した話をなさったが、別にそれほどの売れっ子でもない私でさえこんなにタイトなスケジュールに追われちゃってるわけだから、現代の作家はそうそうワイルドには生きられないはずである。ともあれ編集者も昔に比べるとまるで堅気の会社にお勤めするような優等生タイプが増えてきちゃってる現状の問題点を山田氏が指摘されたので、今の時代は作家や俳優といった表現者までがたぶん職業の対象として認識されていたりするのだろうし、とにかく何もかもが仕事をすること自体よりも、食べるための職に就くことのほうが強く意識されていて、その最悪の例が政治家なんじゃないの〜(--#) てな話を私はしたのだった。
武田氏とは久々の再会で、以前N賞のパーティの時に中村京蔵丈から熱〜い眼差しを送られていたのが印象的だったのを想い出しました(*^^)v
山口さんは以前「オール」の編集者としてN賞受賞後の初エッセイを担当してくださっていて、それを読んで面白く思われたNHK出版の加納さんから自伝エッセイWEB連載のオファーを頂戴したのだが、いよいよその連載も明日の午後2時以降に配信スタートとのこと。なので明日のブログにはサイトのアドレスをUPするつもりです\(^O^)/




2012年09月07日

えぼ鯛の干物、茄子と揚げの煮物、寄せ豆腐

昨日がカロリーオーバーの美食だったので質素な晩ご飯に\(__ )
さて、今日からいよいよNHK出版のサイトで「師父の遺言」と題したWEB連載の配信がスタートしましたので、ご興味のある方はご高覧ください。このHPの右上欄にあるタイトルをクリックして戴くとNHK出版のサイトにジャンプして、今はタダで読めます(笑)。ただし毎回400字×20枚程度の分量で一年間12回分配信し、その後かなり書き足して紙の本として出版されるので、いわばお試し版のようなものであることを予めお断り申しあげておきます。
タイトルでご想像される通り、故武智鉄二師との交流を主に書く予定ながら、編集部のご意向により私の生い立ちから書き始めたため、自伝のような体裁になっているのは我ながら恥ずかしいのですが、まあ、毎日食べたものをブログに書いてるくらいなので、WEBの恥は掻き捨てといったところでしょうかf(^ー^; 自伝といっても何でもかんでも書くわけではなく、もちろん後に武智師との交流につながるのを前提に拾いあげた事柄を綴るつもりとはいえ、それでも半世紀以上生きておれば、さまざまな出来事があったことに本人も改めて気づかされました(^ニ^)
今回はまたWEB連載ならではの試みとして、本文に注を沢山つけ、本文の色づけした部分をクリックすれば注の文章にジャンプするようになっているのでご活用ください。自分が言い出しっぺなので注も私が書いていて、こちらのほうがむしろ調べに手間取ることもあったりするのですが、現代の読者には届きにくい内容も多々含まれているので、やはり注のあったほうが読みやすいかと思われました。
なお第一回は今日9月7日スタートですが、今後は毎月1日に更新されます。


コメント(4)

師父の遺言を読みました。とても面白かったです。歌舞伎、文楽、能などの古典芸能が大好きなので、武智鉄二の出てくる章が待ち遠しいです。

投稿者 佐藤徹 : 2012年09月08日 05:12

電子書籍初体験が松井先生の自伝とはうれしい限りです。お試し版とおっしゃっていますが、出だしから興味深く楽しみです!索引も多様な読者に対応できて親切だと思いました。1カ月に一度ということで待ち遠しいです♪

投稿者 横田冨美代 : 2012年09月08日 11:12

早速読ませていただきました。
今後の展開がとっても楽しみです。タイトルの「師父」は何と
読んだらいいのでしょうか?
読みたい時にすぐ読めるのはとってもありがたいですが、
目が疲れます。パソコン用のメガネがほしいと思いました。

投稿者 すみれ : 2012年09月08日 14:24

【管理人様:お手数ですが、前のコメントを削除願えませんでしょうか。真に申し訳ございません。】

「待ってました!」

以前からのお知らせで、今か今かと待っておりました。

わたしは河原町幼稚園(現・信愛)の後輩で、あの近辺に土地勘が有り一気に夢中で拝読致しました。ご両親のことも何となく存じてはいましたが、詳細は知りませんでした。

まさしく「私事」が語られているのですが、センチメンタルな回顧録ではなく、いつも以上に松井様ならではの硬質な筆致で、精巧な彫刻を見るよう。綿密な脚注は、学術論文のようです。

そして、精巧な彫刻がふわっと柔らかくなる瞬間、例えば、おはるさんの顔をじっと見るなど、言葉には出さない子供心の機微を描写したいくつかのエピソード、心に染み透ります。

円山公園馬場に通い、若い頃歌舞伎ファンでしたので、そのお話を伺えそうなのもまた楽しみです。

次回10月1日が待ち遠しいです!


投稿者 waysea : 2012年09月09日 02:06



2012年09月08日

トマトラーメン、一口餃子

トマトラーメンは先週オペラ歌手のSさんに頂戴したキットで作ったもの。餃子は市販のもので超手抜きの晩ご飯でした(^^ゞ
食事しながらNHK7時のニュースを見ていたら、APECで訪露中のブースカがプーチンと会談し、北方領土問題に関する協議で今年の12月頃にロシアを再訪問すると約束したようで、となると年内解散はない!というのを国内外に宣伝したことになるわけだが、つまりは問責決議可決で国会審議がストップした状態をあと3ヶ月以上も続ける気なんだろうか(!_+)
とにかく民主党は細野氏が党首立候補を見送ったので、ブースカの再選はまず揺るがないところだけれど、それにしても細野氏の立候補はうちの妹が「もうこうなったら政治家は顔しかないで〜」と言ってたのを真に受けたような感じで、民主党議員の狼狽えようにも程が有るというべきだろうか。片や自民党も現執行部から二人立つという矛盾に満ちたお粗末さで、この分だと安倍ボンと石破氏と維新の会が合体した超右寄り
政権が誕生しそうな気配だから、それくらいならまだブースカの続投のほうがましじゃないかと思えるほどヒド〜イヒド〜イ日本の政治状況は一体どうしたらいいんでしょうか(>_<)アメリカの大統領選でも現職のオバマが相変わらず苦戦のようだが、応援演説に立ったクリントン氏は「弱肉強食を良しとする考えならどうぞ共和党へ行ってください」というようなコメントをしていて、これを受けたオバマ氏も今回の選挙は国のあり方の「選択」がテーマだと主張するなど、共和民主それぞれ根本理念の対決をハッキリと打ち出しているから、そりゃ投票だってしやすいだろうと思うのである。安倍ボン石破ハシモトのグループは極めて共和党に近い考え方がハッキリしてるけど、安倍ボンなんかは血筋を除けばかなり弱肉っぽい存在だったりするのはブッシュJrといい勝負のようで、とにかくこういう人たちにとっては自身のキャパシティーとは無関係に、自主自立の強者たらんとする心意気?が肝腎なのだろうか。心意気はあってもお腹を壊しちゃったら困るのだけれど。民主党でも、松下政経塾出身の人たちはこちらに近い感じだし、一方で旧社会党系や市民運動出身の人たちや、自民党のバラマキ系の人たちも同床異夢で乗り合わせていたのがこの党の理念を非常にわかりづらくというより無茶苦茶にしているのだった。国家観なり社会観なりのスローガンが他国人にもハッキリと別れて見える米国の選挙は、きっとそれなりに問題もあるのだろうけれど、少なくともわかりやすいだけでもいいよな〜と思ってしまう昨今であります
(-.-;)y-゜゜




2012年09月09日

柿の葉寿司、イカのマリネ、ローストチキンと茸のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週も日中はまだまだ暑いけれど、4時からのレッスンで1鞍騎乗。お相手のお馴染みハイセイコーのお孫さんは前のレッスンも出ていたから、2鞍連続で疲れてないかと案じつつ騎乗し、意外にちゃんと走ってくれたのでシメシメと思っていたら、駈歩で輪乗りをしている最中に、インストラクターの方から「松井さん、もっとムチを使ってダイナミックに駈けさせて!」との指示が飛んだ。何度かムチを振るってかなりスピードアップしたつもりでももまだ足りないといわれ、そのあとインストラクターが自らがお孫さんに乗ってお手本を見せられたところ、まあ走るわ、走るわ、とんでもなく長いあいだダイナミックな駈歩を続けて別に疲れた様子も見せず、再び私が乗り代わると今度はこれまでになく軽快な駈歩をしてくれたのでビックリ\(◎o◎)/ そのあと疲れ果てているかと思いきや、別にそういう様子でもゼンゼンなくて、むしろ昔のお孫さんに戻ったようにシャキッとした表情が印象的で、厩舎に帰したあとしばらくして様子を見に行ったら餌を完食していた。いやはや人間なら百歳を越す高齢馬とはとても思えない元気さで、人間も含めて動物には年齢による衰えの個体差って物凄くあるんだということを痛感した次第。それにしても、お孫さんは
昔に比べて駈歩を続けさせるのが難しくなったというのは単なるこちらの思い込みで、要するに彼女のMAXを知らなかった私が今までそれだけの力を引きだせなかっただけなのである。
馬には怯まず多くを求めて前進気勢を出させ、その上で初めて巻乗り等での制御が可能になるという方法を今日は教わったのだけれど、教わるこちらも今日のレッスンではいつもより多くを求められて満足したように、お孫さんも久々にレッスンで思いきり走れて満足そうであった。思えば仕事でも何でも他から多くを求められたほうがやる気になるのは人間のというよりも動物の本能であるのかもしれない。もっとも多くを求めるのが限度を超えれば馬も跳ねるし、人間もキレたりするから、その塩梅が難しいのはどちらもいっしょであります(^^ゞ


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馬には怯まず多くを求めて前進気勢を出させ…
つい、小手先で馬をまとめようとしてしまう私の最大の課題です。。

投稿者 N : 2012年09月09日 22:29



2012年09月10日

豚肉とアスパラガスのカレー炒め

QPで見たのは牛肉とインゲンバージョンだったが、近所のスーパーでインゲンが売り切れだったため(QP恐るべし!!)豚肉とアスパラガスに替えた。豚肉と玉ネギとアスパラガスを炒め合わせてカレー粉、酒、醤油
を混ぜた合わせ調味料を加えるだけ。
本当にもうどうでもいいような日本の政治だが、今月の二大政党の総裁選挙で少しはましになりそうなどころか、ますます期待が持てなくなるような雰囲気が何とも言えない(-_-;)民主党は四人が立候補するも、これだったらまだブースカの続投が望ましいと誰しも思うのではなかろうか。片や自民党は、まだ人柄は良さそうだった谷垣現総裁が出馬を見送ったことで、顔や、人柄や、アタマや、カラダが悪そうな人ばかりが候補者になっていて、何よりも一流の人物といった雰囲気が誰ひとりとして感じられないくらいに、今やもう昔と違って人材難が明々白々であるにもかかわらず、ふたたびこの党を政権与党に復帰させたいと願う有権者が多いらしい現実には愕然としてしまう。一方で日本維新の会を支持する方たちは、捨て牌だらけの政界で、いっそ国士無双狙いに走るような感じなんだろうか。いくらなんでもこの党の候補者をここまで不見転で支持しようとする人たちも理解を絶していて、とにかく一国の政治は国民のレベルに見合ったものとはいえ、ここまで国民のレベルはひどくな〜い!!!と叫びたい方も多かろうと存じます(v_v)


コメント(3)

大阪生まれ、今も大阪府に住んでますが、橋下市長の維新の会、「何年かかるねんな?」と思うような公約を掲げ、人気にすり寄ってきた各政党の現役議員と討論会をして討論ならぬ持論の正しさを身内の有名人に肯定させて喜んでるような人を押す気持ちはさらさらおまへん。知事選でも橋下さんには投じませんでした。

しかし、石原のボンボンにも呆れたもんやし、又その息子を堂々とメディアの前で庇う親ばか都知事。二人が似てるのは恥を全然知らない強さですね。本当に普通の政治家、任してもええな、と思える政治家が居なくなり、政治家とは「恥知らず」の代名詞になりそう。

投稿者 お : 2012年09月11日 13:42

はじめまして。
ご本&ブログはずいぶん前から愛読させていただいておりますが、初めてコメントさせていただきます。

"国士無双"には拍手、拍手でございます。

さっさと総選挙やってよと思いながら、で、誰に入れる?何処に入れる?と言う点で固まってしまう今日この頃、ご炯眼は一筋の光明、まさかほんとうに顔で決めるしかないのでしょうか。
国民のレベルはここまでひどくな~いと叫びます、私も。

投稿者 nori : 2012年09月11日 16:31

本当にどうでもいいのですが、それは政治家に関してで、政治に関してはこのままではいかんじゃないか!!と憤り困っています。おとといの内容はふむふむなるほど!と勉強になりました。
 師父の遺言も待ってましたと拝見しました。複雑な家庭関係は多分、昭和30年ごろまでは当たり前だったと思うのにたった50年ほどでありえない世界になっていますね。愛人と同居はなかったけど戦後の混乱期は田舎で似たようなお話を聴きました。高度成長期に入ってからそんなことは全く無かったような雰囲気ですが、自分が子どもだったから知らなかっただけで結構転がっているようです。(自信はありませんが母から聞くと女やもめになった方たちがお盛んだったり祖父は三回結婚しています。)しかし今朝子様はかなり複雑でもう二回は読み返しましたが、縁戚関係が頭に入りません。
 それはともかく、web連載の大きさを全ての行が入るぎりぎりの大きさには作って貰えませんか?小さいと老眼で読みづらく、大きいと全ての行が見切れてしまい読みにくいのです。出来ない相談になりそうですが。
 本文の中で一番好きなのが里親さんの描写です。子どもの容赦ない目線を楽しく感じました。
 ブログに癒されていますが、死に票も嫌なのに選ぶ人に苦悩しています。けれども、国民のレベルに関しては似たり寄ったりな印象です。高額納税者が逃げる国の政治も噴飯ものですが、逃げる人も褒められないような気がします。(教育・政治・個人の価値観で私も金持ちなら逃げ出す可能性が高いですが、その考え方は間違っているような気がします。)

投稿者 nao : 2012年09月11日 23:18



2012年09月11日

厚揚げと茸のうま煮

QPで見た料理。斜め薄切りにした長ネギを炒め、エリンギとシメジを炒め合わせて水を注ぎ、オイスターソース、酒、鶏ガラスープの素を入れ、厚揚げを加えてしばらく煮込み、さらに茹でた鶉卵を入れて醤油で調味し、水溶き片栗粉でまとめ、仕上げに胡麻油で香り付け。やさしい味でヘルシーな一品。
ワールドカップ最終予選日本VSイラク戦を見ながら食事。試合開始早々息つく暇もないスピーディな展開でイラクに攻め込まれて川島のファインセーブでなんとか凌いだ感じの日本だが、岡崎のシュートを前田が頭で合わせたワンチャンスで前半に1点先取。これを守りきって勝ち点3をゲットしたのはラッキー!と思えるくらいにイラクのカウンター攻撃はスピーディで力強く、とにかくスリリングなシーンが結構あって緊迫感のある面白いゲームだった。日本チームもひと昔前とは比較にならないほど全体にスピードアップして、当たり負けしてない感じがとても頼もしい。今日のメンバーは香川を欠き、本田は決定力がイマイチだったにもかかわらず、それでもきちんと勝てたのだから今後がますます楽しみである。それにしても、近ごろの日本では、スポーツを見てる分には進化や成長が感じられてホッとさせられるのですがσ(^◇^;)


コメント(1)

待ちに待ったWEB連載、早速、開いたのですが、すらすら読めるものではなかったので、時間がかかり、やっと初回分を読み終えました。オリジナルでは字が小さ過ぎ、拡大すると上下が切れてしまい、終始移動させながら字面を追うので、目が疲れて、読み通すのに時間がかかりました。倍率を自由に(又は、ある程度の幅で)変更できると有難いのですが…。オリジナルだと字が薄いのも難点で、勿論、自分のPCの画面濃度を変えれば良いのですが、通常は快適な環境なのを、この時だけ変更するのも面倒でして。あいにく、ウィンドウ7に買い替えたばかりで、普段でも操作にまごつき、新機能とかで、勝手に(と私には思えます)画面サイズが変わってイラつく事があり、今回も読んでる最中に何度も文字が動き回り、手間取って、一息には読めませんでした。
私のPC環境のせいもあるでしょうが、愛読しているWEB連載が数件あるものの、読むのに難儀はせず、期待していて、内容も非常に興味深い分、余計に残念です。正直な所、活字を追うので精いっぱいで、「読む楽しみ」に至らず、改めて読むつもりですが、まずは初見で感じたことをお知らせしようと思いました。

投稿者 ウサコの母 : 2012年09月12日 16:29



2012年09月12日

ズイキの胡麻和え、鱧落とし、鯛とメバルのお造り、鱧と松茸のお椀、甘鯛の焼き物、鯛兜の酒蒸し、鯛茶漬けほか

漫画家の萩尾望都さんとマネージャーの城さんとご一緒に池袋芸術劇場の野田マップ公演「エッグ」を観た帰りに銀座の割烹「あさみ」で食事。
豪華キャスティングと椎名林檎の音楽で話題を呼んでいるこの公演。現代の大衆を動かすのはスポーツと音楽だというテーゼに基づくドラマと聞いて、きっとナショナリズムの問題が扱われるのだろうというふうに
漠然と思ってはいたのだが、想像以上に日本の近現代史における闇に真っ向から取り組んだ極めてシリアスな作品だった。エッグという卵を使ったスポーツゲームの起源とオリンピック参加をめぐってストーリーはどんどんとタイムスリップして、時は現代から1964年の東京オリンピックに遡り、さらには戦前の東京オリンピックが中止となった経緯によって日本が建国した満州国における関東軍731部隊の人体実験や生物兵器の製造の事実が暴き出される。つまりエッグは731部隊でワクチンの製造に卵を使っていたところから発祥したスポーツという設定で、これを縦糸とすれば、その部隊で指導的立場にあった医師の身替わりにされる男と彼の妻になる歌姫との心のすれ違いが横糸をなすドラマといえる。ドラマの構成はきっちりしているし、満州国を牛耳るエッグチームのオーナーの娘でかつ歌姫の役を演じる深津絵里も、農家の三男坊で満州国滅亡の際に身替わりで責任を取らされる男を演じた妻夫木聡も、トップアスリートの肉体と最先端医療の現場を担う医師の頭脳を備えた指導者を演じた仲村トオルもそれぞれに魅力的だし、エッグチームのオーナー役の秋山菜津子や監督役の橋爪功は達者だし、ほかにも藤井隆や大倉孝二が個性的な演技で芝居の厚みを増しており、演出面でも装置の使い方やスピーディな転換が大いに評価できるにもかかわらず、観劇後に今ひとつ物足りない感じがしたのは何故だろう?と考えてしまった。やっぱり肝腎のセリフがそれほど書けていないという点が大きいのではないか。野田作品の魅力は抒情的であれ叙事的であれ作品全体のイメージを喚起しさらには突き破るといえるほどのセリフが今回はなかったような気がするのである。とはいえ仲村トオルファンの私は彼の鍛え抜かれた上半身の裸体が見られただけで十分満足だったのですが(^^ゞ
萩尾望都さんとは久々にお会いして、紫綬褒章ご受章のお祝いに「あさみ」へお誘いしたのだが、やはり受賞後はどっとお仕事が増えられたらしく、お忙しいなかで時間を割いてくださった上に、ゆったりとした雰囲気でいろいろと楽しいお話を伺えたのが嬉しかった。手塚治虫氏が紫綬褒章をお断りになった理由は、ご本人が二つほど歳を多めにサバを読んだ年齢詐称がバレるからだったというお話や、「テルマエ・ロマエ」の原作者ヤマザキマリさんご自身からお聞きになった撮影体験談など、漫画業界の話題のみならず、原発問題や地震の話題、さらには尖閣問題にも話が及び「あの島はやっぱりヤギのもんでしょう!」という意見で
城さんと一致しました(^◇^)




2012年09月13日

フレッシュトマトの海老チリ

QPで見た料理。酒、塩、胡椒で下味して片栗粉をまぶした海老を先に炒め、青唐辛子と炒め合わせていったん取りだしておく。同じ油で粗みじんにした玉ネギを炒め、豆板醤とニンニクと生姜のみじん切りを加えて炒め合わせ、湯剥きしてざく切りにしたトマトとをハチミツと酒を加えてしっかり煮込み、海老と青唐辛子を戻して醤油、粗塩、胡椒で調味。水溶き片栗粉でまとめて胡麻油で香り付け。
WEB連載の画面の見づらさについて色々とご意見を頂戴しておりますが、これに関してはNHK出版サイドが現在調整中で、試行しながら完成形を模索するそうなので、その旨ご期待の上、今後もご意見をお聞かせください。何せまだまだ開発中のメディアですので長い目でご覧くださいますよう<(_ _)>
ところで昨日は「エッグ」という芝居を観たせいか、萩尾さんのマネージャー城さんから「カメの卵はどうなりました?」とご質問を戴き、「残念ながら無精卵でした」と答えた私(;。;) カラスに食べられないようネットまで張って、何だか殻に亀甲模様が透けて見えるような気がして大いに孵化を期待していたのだけれど、結局それは気のせいだったようで、先日殻を持ちあげてみたら軽いのでガックリでした(´д`)今回はキッチリ合体してるシーンを目撃しなかったので、まあ、無精卵でも仕方が無いというところ。「ペアで飼ってても無精卵ということがあるんですか?」と再びご質問を受け、「それがリクガメの場合は甲羅が丸いんで、乗っかっても滑り落ちちゃうんですよね。♂は滑り落ちないように、甲羅の腹にだんだん凹みができてくるんですよ。うちの俊寛はまだツルンとしてて駄目なんですよね」てな具合に観客席で得々と説明していたのが今になって恥ずかしい私f(^ー^;というわけで今後のベビーの誕生も長い目で見ていくしかありません。




2012年09月14日

焼き鳥、さつま揚げ、山芋のサラダ、稲庭うどんほか

講談社のデジタルコンテンツ営業部長の神保さんと大宮東口の「比内や」で食事。
以前文庫の担当だった神保さんは常に大変そうな部署を転々としている方で、今度もようやく仕事が順調にまわりだして少しは楽できるかと思った矢先に現在の部署に異動となり、最初は少し様子見でのんびりできるかと思いきや、電子書籍の分野がにわかに活気づいてきたために、またまた仕事をいっぱい抱えて大変そうで、それもある種の賑わし神だから「結局あなたはそうなる運命なのよ〜」と申しあげるしかないのであった∈^0^∋で、私としては電子書籍の現在と未来の話をここぞとばかりにたっぷりと披露してもらったのだが、ほかにも高齢者問題などさまざまな話が出て、つい最近被災地の気仙沼や陸前高田に訪れた話などを興味深く伺った。彼女が気仙沼を訪れたのは、同市にある宮脇書店のオーナーが全出版人大会の講演で話されたことに心打たれたからだそうで、そのオーナーは一方で車のディーラーとして活躍なさっており、震災後は車の供給にも力を傾けて市民から感謝されていたが、本屋を再開した時に喜んでくれた人たちの顔が、車を供給した時のそれとはまたゼンゼン違うものだということに気づき、廃業してもいいように思っていた本屋を今後は何がなんでも続けたいと感じられたのだそうである。私も「それっていい話だよね〜」と相づちを打ちながら、本の供給側としては、本がまだそれほど必要とされているらしい現実にホッとする一方で、やはりそれだけに少しでも読者に満足してもらえるよう心すべきなのだと感じられたのでした。


コメント(1)

おはようございます。

ご参考までに。
「被災地の青空書店 6日間で3000人訪れ解雇従業員も手伝う(2011年6月26日)」
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20110626/Postseven_24052.html?_p=1
「ほぼ日刊イトイ新聞〜「東北の仕事論ー気仙沼三菱自動車販売篇」
http://www.1101.com/tohoku_shigoto/mitsubishi/2012-03-12.html

昨年のオフ会に参加して、帰りの東京駅でブックスタンドを見た時「あ〜、今は立ち読みもできないんだよなぁ」と思ったのでした。
規模としては震災前より小さくなってしまいましたが、実物を手に取る事のできる書店が近くにあることは本当にありがたいと思います。

電子書籍という形態にに慣れる必要がありますが(^^ゞ、「師父の遺言」、次回が待ち遠しいです。

投稿者 yosi : 2012年09月15日 08:30



2012年09月15日

ポークソテー

今日は2本まとめて400字詰め約80枚の入稿を済ませてホッとひと息である。1本は週明けの入稿でもよかったのだろうけれど、来週末から再来週にかけて遅がけの夏休みを取る予定で、その前に校正を済ませたいので、とにかく早めに入稿しておいたのだった。それにしてもいざ休みを取ろうとすると、仕事のスケジュールが結構立て込んでるのに気づくのだが、編集者の方も仕事がどんどん大変になっているようで、昨日も神保さんと、昔に比べて世の中何でもベンリになってるはずなのに、仕事が大変になる一方なのは何故なんだろう(-_-;) というような話をして、これは恐らく仕事をしてる多くの方が感じてらっしゃることにちがいないと思われるのだった。たとえばケータイなんてものが生まれたばっかりに、どこに行っても連絡がついちゃうから、つい仕事に追いかけられたり、自分が手放せなかったりする人も多いのではなかろうか。メールで簡単に連絡がつくようになったことも、移動手段がスピーディになったことも、人間をラクにしたどころか、ただ忙しなくさせてるだけのような気もする。
また仕事のグローバル化によって、忙しい人はモーレツに忙しくなる一方だし、片や企業競争によるコストカットで雇用は減少し、高齢層も若年層も常に失職の危険にさらされ、そのことが世界各地にデモや暴動という世情不安をもたらしている元凶ともいえそうだ。とにかく忙しすぎても仕事がなくても現代は超ストレスフルな社会のようで、これはやはりIT革命及びグローバル化のもたらした結果であるのは言うを俟たない。歴史的に見ても、新しいテクノロジーが生まれた直後は必ずこうした過渡期特有のしんどさが人類につきまとうのであった。これ以前に人類に襲いかかったのは機械化の波である。たとえば有名なスタインベックの小説「怒り葡萄」は農業の機械化に伴う大規模経営化によって土地を追われた農民が雇用を求めざるを得なくなり、その人数が増えるに従って必然的に雇用条件が悪化し、農村的な家族が崩壊していくありさまを実にリアルな筆致で描いているが、70年前当時の資本と労働のプリミティブな関係は、今日のそれと根本的に少しも変わらないことが、いわば神話的に読めてしまう点で現代において非常に意味深い作品であろう。私は最近たまたまこれを読んで、世界的に雇用不安が増大するなかではいわば米国の共和党的な対応と民主党的な対応とに分かれるのは必至であり、その解決は人類が抱える永遠の課題といえそうな気がしたのである。




2012年09月16日

ちらし寿司、海老とジャガイモのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
九月も半ばだというのに、まだ夏空の下に広がる馬場で今日も1鞍騎乗。今日は台風の加減で蒸し暑かったせいもあってか、いつものお相手ハイセイコーのお孫さんは厩舎で後ろ向きになって、名前を何度呼べど叫べど振り向きもせずに寝ていたから、大丈夫かしら(◎-◎;) と心配しつつも、脚とムチでかなり強めの合図をしたら駈歩がわりと長く続けられて、おまけに右手前の駈歩も珍しくちゃんとしてくれた\(^O^)/出来たと思っても逆足の恐れがあるので念のためにインストラクターの方に訊いたくらい、ふだんは非常に右足から出るのを苦手としているお孫さんなのである。それが今日意外と巧く出せたのは、インストラクターの号令で発進前に馬上体操をしてこちらの体勢を変えたからだろう。こちらもふだんあまりしない右手前なので、体重のバランスがそれ用にならず、お孫さんの苦手ぶりを助長している気味があったのだけれど、今日でようやくちょっとコツがつかめた感じだ。それなのに来週は旅行でクラブをお休みするのがちと残念だが、とにかく今月は思いきって強めの合図を出すことで、お孫さんのパワーを限界に近く引き出す方法が教われて満足でした。馬ばかりでなく、乗り手も自らの限界をどこかで打ち破る必要があることを教わった気がしてます。
ところで今日はクラブへ出かける前にTVで中国の反日暴動の報道を見て、私が十年ほど前に泊まった西安のホテルがメチャメチャに破壊されている映像にちょっとビックリした。当時はまだ日本との経済格差がずいぶんあったが、国内の経済格差も深刻になりつつあるという印象を受けたもので、北京はオリンピック前の整備事業が盛んに行われていた一方で、そこからバスでわずか二、三十分ほどの距離にある農業地帯では、地平線が見えるほどの広大な農地をまだ全く機械を使わずに耕していると聞かされたのを想い出す。農村部から逃げだして北京の街角で浮浪者となっている若者も沢山いたし、上海の高層ビル群とその裏通りの雰囲気のあまりの違いにショックを受け、日本の昭和三十年代から1980年代までが一体となったような状況にはさすがに無理を感じて、そうした国内矛盾がいつかは破綻を来すようにも思われたのだった。
そんなわけで、反日暴動自体は概ね昨日も書いたような経済発展から落ちこぼれた人びとの欲求不満のはけ口であり、政府側にとってはガス抜きなのであろうが、何も中国だけに限らず今や世界中に欲求不満とストレスを抱えた人たちが爆発的に増えていることを考えると、本当に世界の先行きが思いやられるのであった。不満のはけ口を結果として排外に向かわしめる構造にも気をつけないといけない。国内のエグゼクティブ
が自分たちへ向けられそうな矛先を逸らしている場合を往々にしてわるわけで、それは何も中国政府ばかりとは限らないから、今後日本の政治家の言動にも要注意であろう。




2012年09月18日

ボクの四谷怪談

17日の夜はシアターコクーンで上演の橋本治作・蜷川幸雄演出「ボクの四谷怪談」を観る前にドウ・マーゴで食事。
橋本治は東大紛争の渦中にあって「男東大どこへ行く」のポスターで一躍世に知られた、つまり全共闘団塊世代でありながら同世代にシニカルな眼差しを向けたことで、むしろポスト全共闘の私たちシラケ世代の共感を得る作品を一貫して生み続けた作家だが、彼がまだ作家としては無名に近い28歳で、70年代の真っ只中に書かれたこの戯曲はそれを端的にわからせてくれる。今回はこの幻の戯曲を記憶して発掘した蜷川幸雄が現代に通じるビビッドなロックミュージカルとして蘇らせた非常に面白い舞台だった。何しろ長年「演劇界」の扉絵も手がけているくらい歌舞伎に大変造詣が深い橋本治だけに、鶴屋南北のオリジナル「東海道四谷怪談」を細部まで綿密に踏まえた上でパロディ化している点が凄いのだけれど、民谷伊右衛門はまさに忠臣蔵の仇討ちに参加しないシラケ世代として登場し、東大紛争をやりながら企業戦士にもなれた全共闘世代を髣髴とさせる佐藤与茂七に「お前何やってんだ」と言われ続けるのである。そして伊右衛門はお岩という名の自意識の幽霊に取りつかれて「俺が何をしたっていうんだ!」と自意識に格闘せざるを得ない点が、まさに自意識の牢獄に閉じ込められた現代人の共感を得るのだった。
とにかく鬼才橋本治の面目躍如たる破天荒なパロディは「隠亡堀」で、朗々と「マイウエイ」を歌いあげる与茂七に対して、伊右衛門と直助権兵衛が「ザッツ・エンターテインメント」風に70年代ソング次々と繰りだしながら、最後は全共闘的な与茂七に向かって「みんないっしょに死んじまーえ」と歌い続けるシーンだろう。また「深川・三角屋敷」では直助とお袖が70年代の上村一夫的な「神田川」的な同棲生活に描かれて哀れを誘う。伊右衛門がお岩とふたりきりでレーザー光線に閉じ込められた「夢の場」では美しいバラードが流れ、お岩と思われた顔が伊右衛門に変わる瞬間にこの戯曲の持つ意味がはっきりと伝わってくる。
鈴木慶一の音楽は70年代ロックを蘇らせ、また衣裳も70年風俗を活かしているが、それらがただノスタルジックなだけでなく、今日と同様に行き場を失っていた当時の若者の真情がひしひしと伝わることで、現代に意義深い上演となっている。
戯曲の性格もあって今回の出演者は若い男優陣が光っており、伊右衛門のナイーブさを演じきった佐藤隆太、前回の「あゝ荒野」とは打って変わって今回ヒールに徹して達者ぶりを発揮した小出恵介が共に魅力を存分に発揮している。映画「阪急電車」で注目していた勝地涼が直助の哀しさをしみじみと伝えた点や、伊右衛門の弟のホモ青年を演じた三浦涼介の登場も頗る印象的だった。驚かされたのはお岩を演じた歌舞伎役者の尾上松也で、歌舞伎の所作を踏まえたカラダの動きが美しいのみならず、ロック曲を歌いきる声の良さと音感の確かさで、今後もミュージカルに起用できる逸材を感じさせた。ほかにも麻実れいや勝村政信や瑳川哲朗といった主役級が脇を固める贅沢な舞台でもあった。
ともあれ原作をここまでしっかり踏まえて、ここまで無茶苦茶なパロディにできるか!と唸らせる点で歌舞伎通にもオススメだし、これを観て怒りだすような人は歌舞伎ファンにあるまじき野暮の骨頂といえる。



コメント(2)

今朝の劇評を読んで、すぐ切符を購入してしまいました。「四谷怪談」と70年代ロックの融合と聞くと、見ずにはおれません。松也君の活躍もうれしく、最近、歌舞伎では難しい位置だな、と思っていただけに、蜷川さんと今朝子さんに認めてもらい、今後の活動の幅が広がりそうで、喜んでいます。現代演劇には疎いのですが、なじみのある俳優達の名前が並び、とても楽しみです。
「しみじみ日本・乃木大将」の時も、昔、つかこうへい演劇に親しみ、乃木将軍にも関心があったので、ブログ読後、観劇しましたし、このブログは私の良い演劇ガイドにもなっています。
先日、ウェブ連載の感想を記しましたが、姉から、「PCがノート型だからじゃないの、デスクトップだと楽に読めた」と言われました。15.6型画面で、特別、小型でもないでしょうが、縦書きウェブでも、スクロール式だと途切れず、スムーズに進めますが、和本の形式では、めくるのがウェブページの方向と逆で、左端をめくるのに<右向き矢印>を押すのが、頭の中で納得してないのかもしれません。

投稿者 ウサコの母 : 2012年09月18日 22:33

 はじめまして。朝早く失礼したします。いつも,読まして頂いています。橋本治さんの「ボクの四谷怪談」とても,良い形で蜷川幸雄さん演出で舞台化されたようですね。うれしいです。本も発行されると,聞きました。橋本さんの作品はとても,好きなのでうれしいです。私は団塊の方々に教師として、教えて頂いた世代で、橋本さんの戦い方を参考に生きてきました。演劇には疎い私ですが、江戸時代が興味深く、とても,楽しみに拝見させて頂いています。

投稿者 epo : 2012年09月23日 07:54



2012年09月18日

揚げ豚と茄子の生姜だれ

QPのレシピ本で見た料理。茄子と豚肉を揚げて、おろし生姜と酢、醤油、胡麻油、鷹の爪の輪切り、胡椒を混ぜ合わせたタレで和えただけ。豚肉は生姜汁と酒と塩で下味し片栗粉を薄くまぶして揚げること。仕上げに大葉をちらす。NHK「クローズアップ現代」で中国の反日デモ激化とその背景についての考察を聞きながら食事。
私は高校の歴史で柳条湖事件を柳条「溝」事件と教わった世代だが、日付までは教わらなかったような気がする。ともあれ事件の起きた日である今日は非常に警戒されていただけに、大きな被害が出ずに済んだのはまだしも幸いだった。それにしてもブースカが尖閣諸島の国有化を決めた時は、まさかここまでの騒ぎになるとは思ってもみなかったのだろうか。如何せん、根回しをしない拙速の決断が想像以上の結果をもたらすのは、この人のパターンではないかとすら思えてくる。私は別に直接の被害を受けたわけではないからまだ落ち着いてもいられるが、被害を受けた企業や個人の中には泣くに泣けない人たちも多かろうと思う。つい2、3ヶ月前だったか、京料亭の「美濃吉」が中国のセレブを相手に提供している超高級料理の映像を見た覚えがあったから、この間の激変には唖然とする一方で、国内矛盾の大きさの一例として今回その映像が改めて想い出されたのだった。もし私が中国に何か出店でもしていて、今度の騒ぎで多大な損害をこうむったとしたら、都庁や石原宅に電話をかけまくって「大体お前が要らんこと言うたさかいやないかー!!!」と毎日怒鳴りつけても気が済まないかもしれない。財界人は本音のところでどう思ってるんだろうか。むろん業界によっても違うだろうけど、尖閣の保有で得する人と、日中関係の悪化で損する人とではどっちが多いんだろうか。損得をあまり正直に口にすると、却って日本のウヨク坊やたちを刺激することにもなるので今はおとなしくしてるんだろうか。済んだことは仕方ないとしても、今後の対応はどうするつもりなのだろうか?これまた勇ましいことばっかり口にしている自民党の坊ちゃん政治家たちを、本当のところ、あてにしていいもんやらどうやらで、毅然とした対応をすると口でいって、その手の行動を少し取ってみた結果が大騒ぎになったのが今回のブースカなわけだから、同工異曲の二の舞をされても困るというのが本音ではあるまいか。それとも中国進出は当分あきらめるつもりで、ここは毅然とした対応を取って欲しいと本気で思ってる財界人って一体どれほどいるんだろうか?毅然とした対応をするといったって、所詮はアメリカべったりになるのが関の山だったりするのがなんとも哀しい国であるのはウヨクの坊やたちもきっとご存じではあるのだろう。だからといって徴兵されてもいいと思っているネトウヨの坊やたちはどれくらいあるんだろうか?てな風に考えだすと、この国を担う政権の選択を今後どうするべきかという問題をホントに真剣に考えてる人って一体どれくらいいるんだろう?という疑問に逢着するのでした。


コメント(2)

私も石原のおっさんに「この始末どないつけるねん」と電話したい気分です。
昨日経済連のお歴々が記者会見で「政府は早く事態の収拾を図ってほしい」と言ってましたが、先に石原都知事に「あんた、この始末どないつけるつもりや」と言うべきでしょう。
石原のボンボンも「お互いにクールダンウンして」あんたの親父がいつも燃やしてるのに、良く言いますわ。呆れて民主もアカンけど、こんなん押す長老さんがまだ沢山いる自民はもっとあきまへんわ。

投稿者 お : 2012年09月19日 15:20

わたしもそう思いますっ!!!
・・・ってこういうとき、関西弁って、
とげとげしくならなくて、ほんとうらやましいです、、、
(^-^)

投稿者 こつ : 2012年09月19日 15:32



2012年09月19日

サバの煮付け、万願寺とうがらしのグリル

新鮮そうな秋サバを見つけたのでコレにしたが、脂がのって美味しうございました∈^0^∋
NHK7時のニュースを見ながら食事。今日は民主党の党首選が間近とあって放送時間を延長し、ブースカ以下各候補者の主張を伝えたが、どうでもいいような気がして、後片付けをしながら聞き流してしまった。自民党の候補からは町村氏が緊急入院でイチ抜けしそうだし、あとの4人の中にもこの人だけは勘弁だよな〜てな感じのバカボン顔が多いのは如何なもんでしょうか(-.-;)y-゜゜ と思いながら見てたら、韓国の大統領選に立候補した安哲秀氏の映像が出て、この人なら投票しがいがあるかもね〜と思える極めて知性的な顔だったことに少なからずショックを覚えた。ほかの候補者には女性もいるし、あっちの大統領選のほうがなんだかメジャー感があるのである。私は別に国粋主義者ではないけれど、それでも日本は世界的にというより東アジアの中でも本当にダメになってきたことが政治家の顔でわかるのは悔しい!!と思いました(>_<)


コメント(1)

たしかに、顔つきがなんかねえ。
すこし前の日本映画を見ると、男女ともきりっとしていますね。

投稿者 ぱぐ : 2012年09月22日 07:33



2012年09月20日

野菜入りマーボー豆腐

QPのレシピ本で見た料理。定番のニンニク生姜長ネギの香味野菜をまず炒めて豚肉の細切れを炒め、豆板醤を入れて、レンコンとモヤシの粗みじんを加えて炒め合わせ、オイスターソースと醤油、砂糖少々で味付けした鶏ガラスープを注ぎ、煮立ったら豆腐を入れて、仕上げに水溶き片栗粉でまとめ、長ネギの青い部分をちらす。豚肉の細切れはよく叩いてから入れるといい。豆腐は角切りにしてから電子レンジで水を切って温めておく。やさしいお味のマーボーでヘルシーな感じもするのでオススメ!
今朝は4時半起きで暗い内に仕事を始め、昼寝もせずに夕方までずっと書き続けられたくらい元気だったのは、明後日から夏休みが取れるという気持ちのせいでしょうか?やっぱり人間には年に2度の長休みが必要なのかもしれませんf(^ー^;
ところで今日はWEB連載の何回か先の分で大学時代の話を書いていて、あの時代が妙に懐かしく思えたのは先日「ボクの四谷怪談」を観たせいもあるのかもしれないが、とにかく70年代初頭の日本は色んな意味でみんながパワフルだったのをまざまざと想い出してしまった(詳しくはWEB連載に書きます)。でもって、今やそれらの想い出が、わがことながら、時代小説のように感じるくらいに、時は流れたということなのであろう。NHKの7時のニュースでは、メールの出現によって、人のコミュニケーションのあり方が著しく変わった問題を取りあげていたが、考えてみれば、ある時期からさまざまツールがあまりも膨大に急速に私たちを通過していってるような感じだから、若い人たちは想い出さえも混乱しちゃうか、とても憶えてられなかったりするんじゃなかろうか?と思われました。




2012年09月21日

蟹ウニイクラ弁当

大宮高島屋の北海道展で、前回も出店していて確かに美味しかった弁当なので、ついゲットして、バカじゃなかろうかと思ったのは、明日から北海道へ行くからです(^◇^;) また例の馬か〜とお思いでしょうが、今回は別の目的もあって、まあ、それも馬なんですがf(^ー^;クラブのお友だち人事部のSさんから、「帯広のばんえい競馬見に行きませんか〜?」と誘われて、前から一度見たかっただけに、行く行く!!と、つい乗ってしまいました。というわけで26日に帰宅してから画像をアップしますので、大型動物好きの皆さんは楽しみにしてください。
今日は民主党の党首選で予定通りブースカが圧勝し、帰宅予定日には自民党総裁も決まるわけで、その間に
民主党の離党者が増えて解散が早まるという可能性も大いに孕んでいるが、ああ、もうしばらくはそんなことを全く考えずにいられる!!!と思っただけでも幸せな気がする。それくらい今の日本の政治は国民にストレスを与えているってことを政治家全員に自覚してほしいもんである(`ヘ´)
ともあれ旅先でブログを更新するのも結構ストレスなので、26日まではお休みいたします。26日夜か27日には再開しますので、またよろしくお願い致します<(_ _)>


コメント(1)

 web連載数回また読みましたが、小さくても大きくても格段に読みやすくなっていました。とても嬉しく感謝しています。
 本当はもう少し欲があり、拡大できっちり一行が入る大きさにして貰えると助かるのですが、これは諸刃の剣かな?と思いました。
 これ以上読中環境が良いと、少なくとも私は単行本を買って読まなくても満足してしまいそうです。
 これ以上読みやすくして貰えるなら、少なくとも五十円以上のお金をとって欲しいです。
 高いと気軽に読めないし、只だと紙の本になったとき買う楽しみがなくなりそうに思います。
 今朝子様が次にアップされる文と写真が楽しみです。しっかりじっくり充電して大好きなこのブログをもっともっと続けてください。

投稿者 nao : 2012年09月25日 23:27



2012年09月26日

道東旅行 帯広編その1

22日は早朝のJALで午前中に帯広到着。レンタカーですぐに帯広競馬場に向かい、まずは帯広名物の豚丼を食べ、午後2時開始の第1レースから夜8時半の第12レースまで観戦しつつ、合間にバックヤードツアーにも参加するなどして、今や道内唯一になった、というより世界唯一のばんえい競馬を堪能した。競馬場には引退した馬たちと触れ合える公園や、グッズや道内物産を扱うおしゃれな販売所もあるし、子供連れや女性同士の観戦がごくふつうに見られて意外なほどアットホームな雰囲気である。また今のシーズンはトゥインクルレース開催中でもあり、陽が落ちて冷え込んでくると馬はやはり雰囲気がガラリと変わってパドックで暴れやすくなるし、第1から第12レースまで走行距離はいずれも同じ200メートルとはいえ、後半になれば馬とソリの重量があがるにつれて迫力も増すからいっそう面白くなるのだった。ちなみにサラブレッドの重量が4、500キロであるのに対し、ばんえい競馬に出場する馬たちは1トン以上もあるのがざらで、サラを見馴れている人間はそのデカさにビックリさせられる。またソリも馬に匹敵する重量がある。
レース展開は下の動画をご覧戴けばわかるが、コースに二つの障害が設けられ、第1障害を越すまではほぼ横一線で突進し、そのあと騎手の合図で馬は何度か停止し、息を整えた上で高い第2障害に挑むのが見どころとなる。第2障害のあとも馬はゆるやかな登り坂を越え、ふつうの競馬はゴールにどの馬の頭が先に入るかで勝敗が決するけれど、ばんえい競馬はソリのお尻を先に入れた馬の勝ちなので、勝負の行方は文字通り最後の最後までわからない。観客は馬が第2障害を越えたあと馬と一緒に併走してワアワア叫んで応援するのもばんえい競馬ならではの醍醐味であろう。 で、もちろん私も同行のSさんも第1レースからちびちびと賭け始め、さすがに情報が乏しいからせいぜいが騎手の成績や、パドックで見た馬の感じに頼る一方で、「オレハスゴイっていう馬名が面白いからこれにしよっか〜」てな超いい加減な張り方をしたにもかかわらず、前半はそこそこ当たったので気をよくし、つい最終レースまで居残ったら、結局全部すってしまって夜も遅くなったので、晩ご飯はた市内のラーメン屋で済ませましたf(^ー^;
写真上段 パドックからレース場へ移動する際は騎手が鞍を置かないハダカ馬にまたがっている。
写真中段 競馬場のナイター
写真下段 ナイターのパドック
動画はムチに追われて大変そうなデカ馬たちのレース風景と打って変わってのんびり放牧されているイマドキの幸せなユトリ系デカ馬たち




2012年09月27日

道東旅行 帯広編その2

23日は釧路を正午に発車する湿原列車ノロッコ号に乗るつもりで帯広を早朝に発ったが、ドライブ途中で
「競走馬のふるさと十勝案内所」と書かれた看板を発見し、馬好きの私たちはナニナニ?と色めき立って道をそれ、屋根に大きく「十勝種馬所」と書かれた厩舎?を見つけてますます色めき立つ(笑)。何しろ早朝なので誰もいないかと思いきや「おーい、馬はこっちだぞー」との声につられて奥へ進んで、管理人?の中川さんから現役を引退したエアジハードとダイナマイトダディを見せてもらった。2頭は数々のG1レースで優勝し競馬ファンなら誰でも知ってる名馬なのだけれど、信じられないくらい人なつっこくって初対面の私たちにも愛想を振りまいてエサを要求。しかもその辺の草をむしってやっても食べようとはしないので仕方なく前日にどさん子たちのために買った2キロで198円!のニンジンを車から取りだして与えたら当然のごとくむしゃむしゃ食べだしてしつこくおかわりを要求(笑)。とにかく大切にされている馬たちなのが非常によくわかる放牧だし、彼らを訪ねてくるファンに対して中川さんは常日ごろ親切に接しておられるからだろう、何も知らずに訪れた私たちまで歓待して快くツーショット撮影を許可してくださった。中川さんは牧場の経営者でもあって、昔からばんえい競馬のこともよくご存じだから、面白いお話をいろいろと聞かせてもらえたのも有り難かった。もともとは北海道開拓のために輸入された耕作馬ペルシュロンと食肉用のブルトンと馬車挽き用のペルジャンという別種の馬だったのに、それらが混血して現在のばんえい競走馬となっていること。昔は馬たちを追うのに鉄条網を巻いた棍棒を使うなどしたかなり過酷なレースだったが、現在はさすがにそんな酷い扱いはせず、オーナーにも可愛がられている馬たちだが、その結果「馬たちは怠けて働くなったんだよね。昔は1トンのソリを曳いたのに、今はその重さを曳ける馬がほとんどいないんだよね」との話を聞いて、「なるほど、馬もゆとりっ子になっちゃったわけだよね〜」と私たちは妙に納得してしまいました(^◇^;)
その後は予定を変更して帯広周辺をドライブし、午後から釧路方面に向かって山越えする途中、車内で突然の豪雨に見舞われたものの、落雷はなかったのがまだしもである。今年は本州と同様に北海道も気象異常であるらしく、TVを見ていたら記録的短気大雨警報なるものがしょっちゅう現れるし、9月下旬であるにもかかわらず帯広は長袖だと暑いくらいで、空には「天空の城」みたいな超巨大な入道雲が見えていた。

写真上段はエアジハードとのツーショット初対面のサラブレッド(しかも現役の種牡馬)とこんなにフリーな状態で接近できたのは信じられない!中段は近くのひまわり畑でこのシーズンに咲き残っているのはいかに残暑が厳しいかの証明でもある! 下段はドライブ途中にあった北海道らしい白樺並木の前で。 
動画は360度パノラマの十勝平野でデカ馬のゆとりっ子たちが点景に。




2012年09月27日

道東旅行 釧路編

23日の夜は釧路市内の炉端焼き店「ひょうたん」で晩ご飯。釧路に来たら絶対ココと定めていたのに電話で予約したら休業とのことでガッカリしたものの、「前に来た人?」と訊かれて名乗ったら、臨時で開店してくださるとのことでラッキー!で、おかあさんと息子さんともども歓待してもらえたわけは、「松井さんのブログを読んだっていうお客さんがあれから3組もあったんだよね〜だからお会いして御礼を言いたかったのよ〜」とのことだったのでビックリしてしまいました\(◎o◎)/!どなたかは存じませんが、おかげで助かりました<(_ _)> なにしろこの店で前回戴いたメンメの酒蒸しがあまりにも美味しかったので、電話でも予約しておいたのだけれど、おかあさんはマルマルしたメンメをご用意くだすって、ほかにもハタハタの新物や秋鯖、サンマ、鰯、真イカ、鯨の刺身等々相変わらずオイシイお料理の数々を堪能させてもらった。ここの干物を食べたら、当分市販の干物や他店のものは食べられなくなるという意味で、大変罪作りなお店であります😘

24日25日は例のごとく鶴居村のどさんこ牧場で外乗を存分に楽しんだ。朝9時から午後2時までの5時間ほとんど乗りっぱなしでも疲れをさほど感じないのは側対歩の速歩ができるどさんこならではで、季節によってコースによって風景がずいぶん変わるのもここの外乗の魅力だろう。今回はやたらと鹿に遭遇し、またタンチョウヅルのカップルにも出会えてラッキーでした。
24日は牧場の宿泊施設に泊まって晩ご飯を美味しく戴き、25日早朝の美しい牧場風景に接して心を癒され、25日は近くのホテルTAITOに泊まって釧路湿原ならではのモール温泉でカラダを癒したにもかかわらず、26日はホンモノの鶴たちに別れを告げて鶴マークの飛行機に乗り込む直前、自民党総裁決定のニュースを見て、「ああ、やっぱりお腹痛いちゃんか〜(×_×)」「日本は一体どうなるんでしょうねえ(-。-;)」と二人してどっと疲れてしまいました。
写真上段はガイドのチーフ川崎さんとのツーショット。中段は牧場の朝の風景。動画は牧場の馬たちと近くの畑にいっぱいいる鶴たち。高台から見た釧路港の風景です。




2012年09月27日

鶏のソテー野菜のバター煮添え

QPのレシピ本で見た料理を参考に作った。バター煮はジャガイモ、ニンジン、玉ネギ、インゲンに水とバター、塩、胡椒を加えて軟らかくなるまで煮込むだけ。写真のサツマイモみたいに黄色いジャガイモは帯広のホテルで食べたポテトフライが驚くほどの甘みがあって非常に美味しかったので、同行したSさんと探しまわってなんとかゲットした「インカのめざめ」というブランド品種であります(^^ゞ
自民党は予想通りアベボンとキモコワ茂クンのカップリングで、アベボン単独よりも危なげない発進をして、世論の支持をある程度ガッチリつかんだ感じだが、キモコワ茂クンはあの見てくれで支持されてるのだから、自民党支持者もそれほどのバカではないということなんだろうか。とにかく空疎できれい事的なアベボンの言い回しよりも、ねちっこいのは癇に障るけど、はるかに説得力がある物言いをする人だと認識されてはいるらしい。この人が防衛庁長官として登場した時は、あまりのキモコワなキャラに触発されて、私は自作の重要な登場人物のモデルにしたくらいだけれど、農水相に起用された時から少しは見直してもいて、今回の党首選ではやはり一番マシな候補であるような気さえしたのだった。ただしアベボンとこの人の政治理念は多分に一致していて、共に保守的な国家主義者であり、中国との関係が非常にマズイことになっている現在、彼らの強気の姿勢が世論の支持を受けるのはある意味当然ともいえる成りゆきなのであろう。
ただ実際問題、日本は未曾有の国難にあると、もちろん私も思っているし、中国との領土問題なんかもその一つだろうが、所詮それは現在の日本が直面するほんの一部のトラブルに過ぎない気がするのである。私なんかは今回の原発事故で出た汚染ゴミの処分場の引き受け手がどこにもないにもかかわらず、今後もどんどんゴミを出し続けるしかない現状のママで、いつなんどき次なる大天災に見舞われないとも限らないという現実のほうが尖閣問題なんかよりもはるかに恐ろしい事態に思えるのだった。折悪しく中国が政権交代に及んで日本側にカゲキな対応をせざるを得ない状況がますます国内外の目を尖閣に向けさせてしまうのだけれど、それのみに気が向いている政治家を信用できるわけがないということを、改めて想い出す必要があるだろうし、その点をキッチリ抑えにかかる気構えがないよう健忘症のマスコミはもはや相手にしないことであろう。




2012年09月29日

還暦直前の誕生日

誕生日の昨日は国立小劇場「徳彌の会」を観た帰りに元米朝事務所の大島さん、踊るビジュアルこと翻訳家の安達紫帆さん、スラッシュの守部さんと一緒に西麻布の「龍」で会食。ここのお総菜は何を戴いてもオイシイのでオススメである。
第十八回を迎えた「徳彌の会」は有吉佐和子作『藤戸の浦』と文学座の瀬戸口郁作・演出『白蓮耨多羅』の二本立て。前者は能の『藤戸』をベースに、源平の合戦で佐々木盛綱に浅瀬を渡る方法を教えて源氏を勝利に導きながら、その秘密を守ろうとする盛綱によって無惨に殺された子供の母親を通して「反戦」の思想がみごとに謳われた名品で、先代喜左衛門の作曲も素晴らしく、偶然とはいえ妙にキナ臭くなってきた今日にいみじくもタイムリーな上演と感じられた。盛綱役の当代勘右衛門はとても気の入った踊りでこの人の意外なほどの成長ぶりを感じさせるも、目の表情がいささか激しすぎるのは却って興を削ぐ。今や躰の動きだけでも十分に表現力があることを関係者の誰かが自覚させてあげるべきだろう。母親役の徳彌もまた確かな表現力でその哀しみを十分に伝えるが、盛綱に詰め寄るあたりは憤りの表現が一瞬もう少し鋭く手強くあってもいいのではないかと思わせた。
『白蓮』は芥川の『羅生門』を思わせる老女の登場に始まり、その女の一生を綴るかたちで遊女や女盗賊の
姿が描かれ、恋に落ちて破滅し、「必ずやいつか逢ひ見む」男のために「吾れ生きむ、ただ生きむ」身と成り果てた妄執とその救いが、わずかの詞章で非常にわかりやすく語られ、現代的な美術や照明によってショーアップされた舞踊劇である。遊女で且つ女盗賊でもある女の若い時代を演じる徳彌が、『藤戸の浦』と打って変わって、実年齢からは想像もできない若々しさをみごとに感じさせることにまず驚いた。「吾れ生きむ」の詞章のあたりでは全身がぐっと大きくも見えて、表現力の豊かさと芸の力といったものを感じさせる。本来ならもう少し若い時期に演じてもよさそうな作品ながら、これを今の年齢でやれるところが徳彌ならではの魅力というべきか。女盗賊にからむ手下を演じる花柳一門も日本舞踊家とは思えないくらい表現力があるし、文学座の富沢亞古が老婆の役で付き合って全体を締め、この種の舞踊劇としては少しも飽きずに面白く見せてもらえた。
驚いたのは私と大島さんの真後ろの席がなんと坂田藤十郎ご夫妻で(!_+) 久々にお会いして親しくおしゃべりし、WEB連載で「近松座」のことを書く旨ご報告もできたのは何よりだった。
幕間のロビーでバッタリ会ったのは踊るビジュアルこと安達さんで、彼女は吉村流の名取りとしていつの間にかお弟子を八人も抱えていると聞いてこれまたビックリするもヾ(℃゜)々本来は文学座とゆかりのある翻訳家だから、『白蓮』の作者である瀬戸口氏をご紹介戴き、西麻布での会食にもお付き合い戴いた。とにかく幕間のロビーは坂田藤十郎丈が「まるで同窓会だねえ」と仰言るくらい各界の方が大勢おいでになっていて、私も色んな方とお会いできて還暦直前の誕生日にふさわしい?夜となりました>^_^<
来年はまさに還暦だから、大島さんはもっと大々的にお祝いしよう!ということで、「またオフ会をやったらどう?」というご提案を戴いた。この分だと来年には400万アクセスを突破するので何かイベントを考えてはいたのだけれど、皆さまのご賛同を戴ければオフ会の準備を進めてもいいかな〜という気持ちでおります(^^ゞ



コメント(5)

お誕生日おめでとうございます。
ますますのご活躍を。
NHK出版のWEB掲載、拝読しております。

投稿者 ぱぐ : 2012年09月29日 09:19

お誕生日、おめでとうございます!
2度目のオフ会!ぜひ実現させて頂きたいです!生のお話を伺える貴重な機会で、前回涙をのんだ方も多いでしょうから。前回以上の大人数だと、設定など難しいでしょうが、還暦のお祝いにはピッタリですね。
「ボクの四谷怪談」、とても面白く、特に隠亡堀はサイコーに楽しくて、一緒にメロディーをなぞっていました。歌舞伎通でも、若い世代には受け入れ難かった様だし、前列の年配の方達は幕間後は消えてましたが、70年代を体験して歌舞伎好きな私にはドンピシャリの企画で、また見たい程です。エンターテインメントとして楽しめ、これまで「タレント」と軽く見てた若手俳優達の演技に感心し、お岩役の松也君も(スリムな佐藤隆太や小出恵介たちと並ぶと、一世代昔みたいな体型でしたが)、歌舞伎役者としての確かさに加えて、商業演劇でも通じる演技力をうれしく思いました。

投稿者 ウサコの母 : 2012年09月29日 10:48

お誕生日おめでとうございます。
いつも、ブログに、Web連載、楽しみにしております。
毎日、うれしい気持ちをいただいているのに、
還暦お祝いのオフ会!?
なんて!末席でもお祝いさせていただくことができたら・・・などと、あれこれ一人勝手に想像して、
嬉しさに胸がどきどきしております。
いつも、ご多忙の中、ファンと近い距離でいてくださること
とてもありがたく、ますます大ファンになっていきます。
ありがとうございます。

投稿者 彩の女 : 2012年09月29日 11:45

お誕生日おめでとうございます。
(実は私も9月28日生まれです。)

還暦お祝いのオフ会、ぜひぜひ実現させてください。
前回のオフ会でお会いした常連の皆様との再会も楽しみです。

人数が多くて抽選になったら、どうしょう。クジ運があまりよくないので・・・。

投稿者 うだがわ : 2012年09月29日 22:12

一日遅れのコメントで、二日遅れですが、お誕生日おめでとうございます。

「オフ会」という言葉に条件反射してしまいました。
来年の楽しみが一つできます。
是非ともご検討をお願いいたします。

投稿者 yosi : 2012年09月30日 07:42



2012年09月29日

挽肉ともやしの味噌炒め

前にQPで見た簡単安上がりな料理。生姜汁と酒で下味した豚挽肉に片栗粉をまぶしてパラパラになるまで炒め、豆板醤を加えてさらに炒め、もやしを入れて炒め合わせて、味噌酒醤油砂糖の合わせ調味料で味付けする。
今日9月29日がちょうど日中国交40周年の日だそうで、日中国交が回復した1972年は札幌オリンピックや浅間山荘事件もあって、思えば何かと出来事が多かった年に、私は早稲田大学に入学したのでした。それにしても日中国交40周年に当たっては、さまざまなイベントや出版等が企画されて、ずいぶん前から準備していただろうに、それらが全部パアになって、泣いてる電通マンとか出版人とかイッパイいそうである。ともあれ、まさかここまで事態が悪化するとは誰も思ってなかったわけで、同様に誰もそこまで悪化するとは思わないうちにバタバタっと戦争が始まってしまう例は世界中の過去に多々あるので要注意だろう。昨日か一昨日の朝の報道番組で、誰か女性のコメンテーターが、最近の週刊誌を見ると「今にも戦争が起きそうというか、起こしたがってるみたいな記事の見出しがばかりが目について本当に心配になります」というような発言をされていたが、昨日電車の中吊り広告を見て、なるほど、この手の記事か〜と肯けるものがあった。ハッキリいって、今や出版各社が貧すりゃ鈍す状態のなか、特に週刊誌が主力商品になってるような出版社ほど経営の先行きが不透明だから、勢い売らんかな主義で、俗受けする見出しをつけているのだと判断すべきだし、そういう不届きな出版物は断固買わないことでマスコミに襟を正させるしかないのだけれど、うだつがあがらず欲求不満を抱える人間に限ってそういうものに手を出したがるのもまた昔からの通例で、その点は日中双方同様のことがいえるのだろう。もっとも、今どきは週刊誌の影響力なんて所詮微々たるもので、ネットの影響力のほうがはるかに勝っていそうだが。
私は「円朝の女」の最終章で日清戦争を背景にしたため、当時の新聞を読み込んで、いかにマスコミが戦争を煽るか実感し、小説の中でもそれについて触れたし、日清戦争を背景にしたのも、いずれは日中が衝突を余儀なくされるであろうことが念頭にあったからだとはいえ、書いた時点ではまさかこんなに急速に険悪なムードになるとは思ってもみなかったのである。いずれ衝突を余儀なくされるだろうとしたのは、明治維新の時点で国際的には英国の影響下に置かれた日本が、英国側から中韓を攻めるよう何度もそそのかされている事実があるので、対アジア的な見地からして、日本はまたしてもアングロサクソンの手先に使われる危険性が非常に高いと感じていたからである。つまり日米安保が中国に警戒心を抱かせるのは歴史的に理由の無いことではないのであって、日米間の集団的自衛権を認める方向に突き進めば、中国をますます刺激するだろうし、それでいて実際に局所的な衝突が起きた時は、米軍が何から何まで助けてくれるというふうに考えるのは余りにもおめでた過ぎて、むしろそんなことは絶対にありえないと認識しておくべきだろう。国際的には昔から甘ちゃんなニッポンである上に、昨今の政治家がまた昔とは比べものにならないほど甘ちゃんな人間の集団であるため、本当に外交の行方が心配でならない。日本の国難とは、あんたら自身の存在そのものだ!!!と私はアベボンだのイシハラだのに言ってやりたいのであります(`ヘ´)




2012年09月30日

水餃子、インゲンとザーサイの炒め物、中華風鶏の唐揚げ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
台風が関東を直撃するといわれた今日はさすがにレッスンをキャンセルしようと思ったのだが、昼間は穏やかに晴れていたので、つい出かける気になった私であります(^^ゞ 北海道旅行をご一緒したSさんは、遠すぎて帰りが心配だからクラブヘは行かずに大宮へお越しになって、現地で撮った写真をプレゼントしてくださった∈^0^∋駅ナカの茶店で写真を見ながら「やっぱり楽しかったね〜」「ゼッタイまた行きましょうね〜」と行ったばかりでお互い言うのもなんだけれど、翻訳家の松岡さんはどさんこ友の会のFさんとご一緒に来月早々いらっしゃるみたいだし、年末にはまた私がお誘いを受けているという話をしたら、「要するにあそこはリピーターの巣なんですよね〜」とSさんも呆れ顔であった。
とにかくいったん馬にハマると、キレたら苦しいヤク中みたいな感じになっちゃうのだろうか、今日はレッスンのキャンセルが相次ぎ、うまく行ったらマンツーマン状態でレッスンが受けられるかも?という期待は全くハズレて、いつも来てる人はやっぱりほとんど来てたのでした〜(゜◇゜)で、上の写真は騎乗前の空、下の写真は騎乗後の空で、レッスン途中から急に風が強まって黒雲が集まりだすも、雨には降られずにレッスンが終えられたのは何より。お相手はお馴染みハイセイコーのお孫さんで、馬は風を切って走るのが好きなせいか、いつもよりノリノリで駈歩をしてくれました(^_^)風雨が強まる前に帰宅できたのも何よりだが、もっとも、わがマンションは建ってる向きもいいのか、今コレを書いている午後九時の時点で、ベランダ側の窓を大きく開けていても雨が吹き込んでくる気配は全くないから、私は対向側の寝室の窓も開けて風通しをよくしている。去年の台風もいったい何時頃がピークなんだろう?と気にしているうちに、いつの間にか通り過ぎてしまい、TVニュースで渋谷の街路樹が根こそぎひっくり返ってる映像を見て仰天したものだ(゜;) 低気圧の影響を受けにくいのはやはり内陸の強みで、大阪が暴風雨でも京都は文字通りどこ吹く風といった感じだったのが想い出される。
読者の皆さまもどうぞご無事でありますように。


コメント(1)

同じ関東なのに、随分違うのですね。うちのほうは、午後七時頃より十時過ぎごろまで、これぞ嵐といった風と前半は雨がどばばばっといきなり降りこんで、ベランダはびっしょりでした。
 大変遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。今年は当日に書き込みたい心積もりでいましたのに、翌日になってから気づく失態で、豪華な夕ご飯も楽しみでしたのに見逃したように思います。
 オフ会が来年あるかも?と思うと楽しみで毎日が少し楽しくなりました。

投稿者 nao : 2012年10月02日 00:34