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2012年05月01日

さようなら有王(;O;)

思い返せば2009年夏、私が♂カメ俊寛と♀カメ千鳥を連れて軽井沢で避暑をしている隙に、当時住んでいた三軒茶屋の家のベランダで勝手に孵化して誕生していた有王であった。発見したのは9月11日で、上段がその時の写真である。当時はまだ500円玉くらいの大きさで♂か♀かもわからなかったのが、この3年弱の間にすくすくと成長し、最近は立派に♂としての性徴も見られるようになった。だがそうなればなったで新たな心配が生じる。このまま母親と同居させておいたらいずれオイディプス化は避けられず、やはりカメでも血が濃くなるのは遺伝学上あまりよくないような気がするので、この際他家へ養子に出すことにした。里親になってくださるのはその昔、私が大阪の朝日放送が出資した情報誌の編集をしていた時に同じ会社に勤めていた西尾クンで、もう長い間お会いしていなかったのに、去年FaceBookを通じて連絡が取れ、その時に私がたまたまUPしていた亀ファミリーの写真にえらく反応されたのがきっかけである。
以前リクガメを飼うつもりでその手の本まで入手されたというお話を伺って、こちらもそれなら有王の里親になって戴こうという気になったのだった。去年はまだ初心者には育てづらい段階のようにに思われたけれど、冬眠をしっかりさせて無事に目覚めた今年はもう大丈夫なので、季節の良いこの時期に連れて行ってもらうことに決め、明日はあいにく雨のようだが、引き取りにいらっしゃる予定である。
有王はとにかく誕生からして奇跡的で、プランターに埋めておいた8個の卵のうちの1個がで孵ったあと自力でプランターから降りたらしく、発見時にはベランダを走りまわっていて、その間どうやって命をつないでいたのかがまるでわからなかった。親たちと同居するようになってからは余計に大変で、母親の巨体の下敷きになって、ソフトシェルの甲羅がぺしゃんとなってモナカが潰れたみたいな状態で発見されるも、ひと晩置けば元通りに復活を遂げ\(◎o◎)/何と生命力の強い子か!!と感心させられたものである。
俊寛を育てた時は最初だったからこちらも要らぬ神経を使い、エサを食べなかったら心配して、好みのモノ
で釣ったり、手で与えるようにしたのが大失敗で、とんでもなく手のかかるワガママなカメになってしまった。その轍を踏まないよう、有王は甘やかすことを極力避けたので、エサも置いておけば自らついばんで食べるし、好き嫌いも全くない。養子に出しても恥ずかしくないとてもけなげな子ガメである。
カメはとてもつけあがる動物で、人間が手でエサを与えると、首を曲げてエサをついばむよりも楽ちんだから、手からしか食べないようになる。また好きなモノを与えると図に乗って、俊寛はイチゴだとあまおうしか食べないが、飼育している人の本を読むと、マスクメロンしか食べないという不届きなカメもいたようである。従って、子供の時のシツケが肝腎なのは人間といっしょである。また、つけあがるというのも人間に限ったことでは全然なくて、物凄くプリミティブな生物的本能として認識されるべきなのである。
ともあれ、きちんと躾けて立派に育った有王がいなくなるのは淋しいけれど、俊寛夫婦にまたせっせと励んでもらって、新たな生命の誕生を期待したいものであります。
そんなわけで今日のブログは有王の成長過程をたどるPHOTO及び近日の映像をUPしておきます。PHOTO
上段は発見時の姿。中段は半年後。下段は最近の様子で、母親に甘えているのではなく劣情を催しているシーンであります。


コメント(2)

有王、ついに巣立ちですか。
今日のブログの文面の端々に今朝子さんの愛情と惜別のお気持ちが偲ばれました。(T T)
以前乗馬クラブで会った時の可愛い姿が思い出されます。
育ての母を忘れずに逞しく育つことでしょう。
春は出会いと別れの季節。
有王よ、元気で。

投稿者 モイラ : 2012年05月02日 20:51

有王が居なくなると母親は寂しい?事は無いのでしょうか?
母に劣情を催す息子は、もう息子ではなく一匹の♂なんでしょうね。爬虫類は苦手でしたが、松井様のブログで以外と可愛いものだと思ったのは有王が生まれた事を読んだ時からなので、少し寂しい。

つけあがるのも、甘えさすと無精になるのも動物の習性なんですね。人間の子育てにも大いに参考にしなければ。

投稿者 お : 2012年05月02日 23:01



2012年05月02日

カポナータ、鶏肉と白インゲン豆の煮込み、海老とスナップエンドウのパスタ

園芸ライターの光武さんとコピーライターの西尾クンをお招きして、イタリアンの手料理で会食。パスタは先日作ったQPのレシピ通り、それに合う料理で前夜に仕込んでおけるものを2品追加。カポナータはニンニクを入れたオリーブ油でパプリカ、ズッキーニ、茄子、セロリ、玉ネギ、ニンジンをを炒め合わせてフレッシュトマトを加えて煮込んだだけ。インゲン豆は2日前に水に浸けてある程度もどしてから煮た。玉ネギとセロリとニンジンのみじん切りをじっくり炒めていわゆるソフリットをまず作り、骨付きの鶏もも肉を炒め合わせてから白ワインをふりかけ、既に煮ておいたインゲンを加え、鶏肉が自然に骨からはずれるまでこれまたじっくりと煮込んで、塩少々で調味しただけ。これが案外おいしく食べられました。
光武さんと西尾クンは共にその昔大阪の朝日放送が出資した関西の情報誌(関西ぴあの前身)で仕事をしていた時の仲間であり、光武さんとはその後もずっとお付き合いを続けていたが、西尾クンとは今日が二十数年ぶりの再会で、開口イチバン「いや〜松井さんはゼンゼン変わってませんね〜」という彼も光武さんも私から見たら別にゼンゼン変わっていない感じである。それでも二十数年の歳月は確実に経っているわけで、この間お互いなんとかフリーランスで生き延びられたのは本当に良かったよね〜というしかない。西尾クンは大手企業のクライアントを抱えるコピーライターとして活躍する一方で、高校生と中学生の息子を持つパパとして理想的な家庭人の側面が話の端々に窺えた。以前は夫人と一緒にスキューバダイビングに凝っていたが、サッカーを始めた長男のために自らサッカー審判の資格を取得して土日はボランティアで少年チームの
指導に当たっているとのこと。カメを飼うことは次男坊と約束したのだそうで、実際に飼う前からビックリするほど色々と情報を仕入れてらっしゃるし、お住まいは陽当たりのいい庭付きのマンションだそうで、カメが暮らすにも理想的な環境だから、こちらも安心して有王を託することができました(*^^)v 下段の写真はわが家で最後の食事をする有王です。


コメント(2)

他家に養子に出すのはさぞやつらいお別れかなと思っちゃいます、じゃぁ元気でねと玄関から見えなくなるのを想像するとなんだか泣けてしまう。
ボク、このごろ一人前になったせいで母者びとに妙な気持ちになるのを抑えるのも限界な矢先、先生が良い婿入り先を見つけてくれて感謝してるねん、ありがとうございます。
新しい人も良さそうでイジメなんかはない、ボクのことを皆でかわいがってくれそう、うふふ新しいお家ではいちばんコやさかい甘やかしてくれるやろね、お父ちゃんみたいにグルメに挑戦できるかも。
両親の下にいたほうが苦労はせんですむやろけど人間界でのパラサイトになるのはかっこ悪いやん?
この世に男と生まれたからには一本立ちして、ええ嫁はんを迎えての勇姿を添付ファイルでもしてもらいます。有王

投稿者 毎晩晩酌 : 2012年05月03日 20:03

いよいよ御養子となりましたか(涙)。スリッパ朝礼一家が欠けるのは寂しいですが、生き物はやはり近親が密に過ぎるのは禍のもとですから仕方ありませんね。
 
 (ところで極めて個人的な話で恐れ入りますが、『その昔大阪の朝日放送が出資した関西の情報誌(関西ぴあの前身)』←に私は勤務しておりました。といってもフリーランスではなく社員ですが。本当に世間は狭くてビックリです。)

投稿者 かぶきまま : 2012年05月04日 11:19



2012年05月03日

牛肉と新玉ネギのトウチ炒め

昨日のQPで見た料理。塩胡椒で下味した牛肉を生姜の薄切りを入れた油で炒め、新玉ネギを炒め合わせて
玉ネギが透き通ったらさらに絹さや(私は好みでスナップエンドウにした)を加えてさっと炒め、トウチのみじん切りと酒、醤油、砂糖少々、粗塩、胡椒、片栗粉を合わせた調味料で味付け。簡単にできるのでオススメ。
今日はいつも通り執筆をし、お勤めの人はせっかくの休日なのに雨で気の毒だよな〜と思いながら、でも何の休日だっけ?と一瞬考えちゃったくらい、TV各局では憲法記念日らしいニュースがほとんど流れないので却って気になってしまった。今年は自民党が念願の新自主憲法の草案を発表したばかりだから、突っ込みどころ満載のそれについてちょっとでも触れられるかと思いきや、マスコミはあまりのことに完全スルーしちゃった感じなんだろうか。その草案がニュースとして流れた当初は、天皇を「元首」とすることがハッキリ謳われたので、それってご本人はどう思ってらっしゃるのだろう?「象徴」という位置づけを真剣に模索しながら長い歳月を歩んで来られて理想的な姿にたどり着かれた御二方にとっては今さら迷惑な話なんじゃなかろうか?何かというとお上を御輿に担ぎあげて利用したがる田舎モンの政府が現れるのはもうご免やで、と京都人らしく言いたくもなる私であった。
ともあれ昨日、原発反対のハンガーストライキをなさった瀬戸内寂聴、澤地久枝両氏が現代の日本をとても
憂いてらっしゃるのは、いつの間にか時代遅れの富国強兵的な国家主義が蔓延し、その延長線上に国民の生活や生命を無視した原発再開問題があることだろうと思われるのだった。
そもそも松下村塾の顰みに倣ったふしがある松下政経塾にしろ、維新の会にしろ、近代の国家主義を是認したようなネーミングからして如何なモノかと思えるのであるが、ブースカにしろハシモトにしろ、我々よりはるかに年下の坊やたちが、なんだって今さら妙な国家主義に取りつかれちゃってるのかが不思議だというような話を昨日は西尾クンや光武さんともしたのであった。で、「彼らは僕らよりずっとよくなった時代の日本に生まれたはずなんですけどねえ」という西尾クンの発言で、なるほど、つまりはジャパンアズナンバーワンがしみ通りすぎたために、今やそこから凋落しちゃった感じを私たちよりも強く受け取っているせいかもしれない。それは何もブースカやハシモトに限らずむしろマスコミの現場トップクラスが今みんなそうしたバブル世代なので、せめてアジアの中だけでもなんとか負けまいとして、ことさらに国家主義的な気分を蔓延させているに違いないと思われたのだった。
 豊かな国で甘やかされて育った若者たちは、そのことによって自らが能力を欠いてしまったという正しい認識を持つよりも、他国や他民族に対する被害者意識や優越性を募らせることになり、結果として国家主義的な気分が蔓延しやすくなるのは、世界中いつの時代も同じである。近代はそのことが戦争に直結したけれど、世界の先進国すべてが高齢化し、女性の社会的地位が大きく変化した今日では全く事情が異なるだろうし、また異ならせなくてはならないのである。
近代において、近代国家の成立は、そのことによる弊害がまるでなかったとはいえないが、それでも人類にとっての必然だったのだと、私は当時の史料を読んで確信している。だからこそ現代における必然は近代的な国家観とは別次元で成立しなくてはならないと感じてもいて、それが時代小説を書く人間としての歴史観
であり、時代を俯瞰して眺めることを通じて読者に現代を相対化してもらえる機会になればいいと思って時代小説を書いているのである。時代小説を読んで、なりきり鬼平やなりきり龍馬みたいになる男は可愛くていいけれど、そういうおめでたい感じで現実にコミットされてはやはり叶わないと思うのである。
ちなみにこのHPの右欄に紹介した近日発売の文庫『円朝の女』の最終章では、日清戦争でマスコミがいかに人心を煽ったか当時の史料を読んで痛感したので、そのことにも少し触れた内容になっております。


コメント(2)

天皇を元首にするなんて全く何を考えているのでしょう?おしゃるとうりそんなことはご本人達が一番嫌われるのでは?でもいつの世も利用しようと手ぐすね引いている人達もいるし油断なりませんね。東京の声の大きいお爺さんも大阪の坊やもとても信頼出来ません。煽られず流されず生きていく事の困難さよ!

投稿者 ねこかおる : 2012年05月04日 13:04

「聞き分けの ないまま育ち フリーター」私の先輩の川柳ですが、石原爺さんは戦前の我が民族が世界に範をたれるべき、で幼少時代を過ごし、そこから全く進歩しないまま。橋本君は力こそ全て、人も国も力を蓄える事に全力を注ぐべき。
どちらも「聞く耳を 持たずに オンリーワン」
しかし、その男達について行けば「楽ちんやわ」と思い、扇動される大衆という、その他大勢が一番問題ではないかと思います。
とにかく、今上天皇ご夫妻は「国民が平和に暮らせる」事を願って二人三脚で、あの御年まで現役で頑張って来られたのに「元首」などという役職を引っ張り出して御心を煩わせる事は一番してはいけない事です。

投稿者 お : 2012年05月04日 22:40



2012年05月04日

タヴェルナ・アリーチェ

馬事公苑のホースショーを見た帰りに翻訳家の松岡さん、どさん子友の会のFさん、元ミセス副編の福光さんと一緒に宮の坂のイタリアンR「アリーチェ」で食事。世田谷の住宅街にぽつんと建っているこの店は松岡さんがご自宅の近所で発見されて大変ご愛用になっているらしく、まだ若い中田シェフが孤軍奮闘ながら実に手際よく行き届いた料理を披露している。写真上段はトリッパと新玉ネギのサラダで、臭みを完全に消してレモンと黒胡椒を巧く利かせたとても上品な前菜に仕立てており、空豆のオレキエッテやホタルイカとスナップエンドウのタリオリーニのほかトランペット茸のリゾット、ホワイトアスパラガスのビスマルク、自家製ソーセージといった主菜のみならず、手作りのパンからドルチェに至るまで何を食べてもおいしく感じられ、久々にオススメしたい隠れた名店といったところだから、ご興味のある方のために電話番号を記しておきます(03-3439-7713)
例年5月3〜5日に開催されるホースショーだが、今年は豪雨によって昨日のイベントは中止になったそうで、今日も午後から沛然と降り出した雨によって、グラスアリーナにさえ水たまりができ、目の前で馬が足を滑らせるシーンも相次いで、観るほうもひやひやするくらい馬場コンディションは最悪のなか、みごとなジャンプやダンスを披露した人馬一体の映像を下にUPしておきます。




2012年05月05日

野菜カレー

昨夜は美食したので今日は慎ましく「中村屋」のレトルトカレーで済ませました。
今週は連休中とあって、私には関係ないといいつつも、OFF日があった分いつもより余計に早く過ぎちゃうせいか、週明け〆切りの一部がこぼれそうな気もしてきた中で、他にもボロボロこぼれちゃうことがあるのは困ったもんです(>_<)ゞ。昨日、翻訳家の松岡さんとお会いして、ボロボロの発覚その1は、蜷川演出「海辺のカフカ」を3日にご招待いただきながら完全にアタマから抜けちゃってたこと。発覚その2は萩尾望都さん紫綬褒章受章を松岡さんから伺うまで全く知らなかったこと。私はその漫画について多くを語るほどの知識を持ち合わせてはいないのだけれど、萩尾さんがたまたま『仲蔵狂乱j』を読んで「週刊朝日」で取りあげて下さったところから不思議なご縁が出来て3度も一緒に旅行し、お人柄のファンといってもいいような間柄なので、遅ればせながら本当に心からおめでとうを申しあげます\(^O^)/松岡さんから話を聞いた直後、萩尾さんが後進に与えた影響力の大きさを考えても受賞は当然ですよね〜というような言い方をしたら「うちの泉(お嬢様である舞台美術家の松岡泉さん)なんか、私が萩尾さんとパーティで話してたら、目を円くして、ねえ、ねえ、お母さんはなんで知ってるの??!!ってうるさかったのよ」と笑って仰言ったものである。
松岡さんも、萩尾さんも、私にとってはお仕事のみならず人間的にも尊敬できる同性の先輩で、こういう方々とのご縁に恵まれたことを何かにつけて感謝しているし、自分もまた後輩に対してはあんなふうに大らかな態度を取りつつ、且つきちんとした姿を見せるように心がけないといけないんだろうなあ、それがなかなか出来ないんだけど(^0^;)と常づね思っているのだった。
晩ご飯を食べたあと、試写会でも見た映画「阪急電車」を今夜のテレビ放映で再度見て、これも年代の違う女性たちの縁のいわばバトンリレーが、世の中捨てたもんじゃないと感じさせるハートウォーミングなストーリーだっただけに、今夜は余計にそんなことが思われたのでした。


コメント(3)

毎日、楽しみに拝読しております。
昨日、ちょうど『海辺のカフカ』(タイトル、間違われていたようですが)観てきました。
今朝子先生の感想、ぜひ伺いたかったです。

投稿者 わだじゅんこ : 2012年05月06日 08:16

「海辺のカフカ」タイトルご指摘戴き有難うございました。我ながら大ボケの間違いで面目ない次第です😝

投稿者 今朝子 : 2012年05月06日 08:56

『海辺のカフカ』、3日の初日に観てきました。今朝子先生もいらしているかな、などと思いながら…。わださん同様、今朝子先生のご感想をぜひうかがいたいです。機会がありましたら、ぜひご覧になってください!

投稿者 ヒロコ : 2012年05月07日 10:39



2012年05月06日

もんじゃ焼き、お好み焼きほか

大山駅前のお好み焼き屋でスラッシュの守部さん、進藤さんと食事。
お母様の介護にかかりっきりの進藤さんと最近は連絡も取りづらくなっていて、連休最終日の今日は駄目元で守部さんと一緒にご自宅まで押しかけ、なんとか近くの店まで引っ張り出して晩ご飯をご一緒した。優秀な看護師さんの発案で注射器をチューブ代わりに使った給仕方法で、点滴でなく喉を通した食事が出来るようになって以来、お母様の意識が元通りに復活したという朗報も聞けたのは何よりで、「要するに胃瘻とか点滴とかじゃなくて、口と喉を通してちゃんとモノの味がわかる食事を取れてるあいだは、人は人間らしくいられるみたいよ」という含蓄のある感想が彼女から洩れていた。ただし、だからといって介護の大変さは
軽減できるわけでもなく、本当に今やこの問題は誰も他人事でなくなっているし、制度上のサポートだけではどうにもならない精神的な問題をも含めた重いものを受け取って帰宅した次第。


コメント(2)

私は母も姑、舅も50歳代に見送り非常に恵まれていると最近思うようになりました。
子供の同級生のお母様、私にとってはママ友のような方が老齢の御両親と同居、介護までは行って無かったのですが、それでも食事の世話、生活上の世話で明け暮れで、御両親よりも先に亡くなられました。又最近御近所で10年近く脳梗塞の後遺症でほぼ寝たきりの奥様を介護されていた御主人が先に心臓疾患で亡くなられました。介護サービスも受けておられたのですが、やはり病人は家族を頼られますから、長い闘病の世話になると世話をするほうが健康を害してしまいます。どちらのケースも子供も近くに住んで居られるのですが、最近は子供家族は共働きが多いですから、手伝ってもらえない。子供がいるから安心でも無ければ、介護保険があるから負担が減るものでもないのです。どうすれば良いのか?と考えは堂々巡りするばかりです。

投稿者 お : 2012年05月06日 22:44

あわわわわー。さーてゆっくりブログに浸ろうと思ったら、今朝子様のブログがいつもと違う。矢印もなぜか大きくなっている。間違えて何か私が操作したのだろうか?原因はわかりませんが泡を食った心持です。
 介護の大変さは少しはわかっているつもりですが、介護保険の適用内で利用してもしなくてもお世話をする家族が余程自分を客観視出来なければ、介護保険を利用しない方もいるし、そばにいる家族に負担を強いるばかりのプランが横行しているのではないかと思います。
 こだわりや自身の良心で親を在宅介護するのは現在のところ大変に負担が大きいように思います。ショートステイや入所していても一生懸命な家族は毎日や週一回以上面会をして本人以上に疲れきるのではないでしょうか?
 どうしても全て世話をしたいと思っているのなら、余計なお世話とは思いますが、全て自分(家族)がしなくてはいけないような気持ちになっているなら、行政や介護保険の犠牲になっていると思います。私の知る限り約十五年前まで高齢者のお金を当てにして働かないぐーたらな家族はいました。しかし今は在宅介護のために仕事を続けられない状況でも不十分なサービスをしっかり選んでも、生活が苦しくなるのは避けられないでしょう。時世はあれど今の介護者を抱える家庭に負担を押し付けて、予算をどんどん年内に使い切ることを実行したのは行政なのではないかと思います。
 つけが回ってきているなら、それの帳尻をあわせるのはそれぞれの介護者では決してないと思うのですが。
 小沢君の裁判と一緒でしらをきれば罪を問われないのは、変だなあと思うのですが、どう行動すれば良いのかはなかなか思いつかず困っています。

投稿者 nao : 2012年05月07日 00:44



2012年05月07日

ジャガイモとアスパラガスの炒め物

QPで見た料理。ジャガイモ、ベーコン、玉ネギ、アスパラガスの順に炒め合わせてカレー粉、塩少々、醤油で味付けするだけ。ジャガイモとベーコンは表面がカラッするまで炒め、アスパラガスは蒸し炒めにするのがポイント。
お仕事をしてらっしゃる皆さんそうだったと思うが、今日は電話やメールの連絡が相次ぐ1日で、それを見越して昨日の昼間はうちでずっと机周りや書類の整理等をしていた。すると外が急に暗くなってきたので朝干した洗濯物を早めに取り込んだものの、うちの辺は遠雷と小雨がぱらつく程度で済んでしまい、別に取り込むまでのことはなかったな〜と思いながらテレビを点けてビックリした竜巻の映像である。竜巻は生まれてこの方ずっとアメリカの専売特許のように思い込んでいたのだけれど、文献を見ればもちろん日本にも昔からあることはあったようで、今はなまじ映像がしっかり残るから強く印象づけられるのだろう。アメリカの映像との違いは通過地域の家屋の多さで、この点は今日たまたま電話でしゃべった旧友のモリも、長年アメリカ暮らしをしていただけに「日本はやっぱり狭いから、何が起きても人が住んでる場所に当たるんだなあってつくづく思った」らしく、だから何事も被害が深刻にならざるを得ないのである。「それにしても過去にこれほど天災が続くことってあったの?」と訊かれたので、江戸時代だけを取っても災難はいっきに押し寄せるパターンだし、むしろ私たちが生まれ育った半世紀が例外的に天災の少なかった時代であり、日本人は何度も何度も襲いかかる天災を何度も何度も乗り越えて今日に生き延びている、世界でも稀なたくましい民族なのかも、というような話をしたのだった。
ところでグローバル化されても、民族性が存外しぶとい証拠はフランスの大統領選にも見えており、左派のオランド氏がサルコジ氏に取って代わったことは、この国がやはり革命の本場であることを物語っているともいえそうだ。日本ではロシア革命が真っ先に浮かぶが、実はそれ以前のパリコミューンのほうが社会主義革命第1号といって間違いない。フランスの社会福祉がめちゃめちゃ手厚そうに見えるのも、この国は何度となく民衆が立ちあがって革命を起こしてきたからだろうと思う。 
今度の件も民衆がサルコジにはっきりとNonを突きつけたわけで、その結果、内外ともに非常に混乱することがわかっていても、かつて何度も何度もそうした混乱を経験してきたこの国の人たちは、混乱を承知の上で権力にNonを突きつけることを厭わないのだろう。そうしてまたドイツ人をげんなりさせることにも割と平気なんだろう。それにしても極右のルペン候補が敗北後に自らの支持者を自由投票にさせて、サルコジ支持を敢えて表明しなかったのが選挙の勝敗を決定づけたわけだけれど、それって何故だったんだろう?極右にとって左派はもちろん嫌だけど、ユダヤ系の移民二世も嫌よ!ということだったんだろうか?
ともあれこの国とギリシャの選挙結果でユーロ経済の不透明感が増したのは間違いないので、ドドーンと株安になったが、財政の健全化が先か経済の活性化が先かの選択はいずこも同じのようだから、ブースカにとってこの選挙結果はどういう影響を与えるんだろうか?と思ったりもしたのだけれど、私の若い頃からは考えられないほど内向きになったでこの国の人びとにとって、今やはるか遠い国の出来事なぞには何ら影響されないのかもしれません。





2012年05月08日

豚の生姜焼き

今日の夕方は日刊ゲンダイ原田記者の取材を受けたので、晩ご飯はシャッシャッと出来るメニューに。NHKの「クローズアップ現代」を見ながら食事。一昨日の竜巻が早くも取りあげられて、コメンテーターの気象学専門家が「いや〜ビックリしました。まるでアメリカのトルネードみたいでしたからね」と私とあまり変わらない感想を洩らされたのでビックリした(・o・) 竜巻の発生についてはまだまだわからないことが多いらしく、発生要因の一つとされるスーパーセルという凶暴な積乱雲のメカニズムが説明されて、ゲリラ豪雨の原因でもあるこうした凶暴な積乱雲が最近増加している原因は日本周辺海域の水温上昇であるとの指摘があったものの、なぜ海水温が上昇しているかのコメントはなかったから、それって日本周辺のマントルとかマグマの活動が激しくなってるせいじゃないんだろうか(-。-;)と余計な心配をしてしまうのだった。とにかく明日も上空に寒気が流れ込んで大荒れの天気が予報されるなか、夕方出かける予定があるのは直近の心配事であります。


コメント(1)

本文に関係ないことなので、申し訳なく思いますが、最近私は高速バス事故のことが一番不思議な気がして新聞雑誌に注目しています。一番安いバス料金を選びたいのは、己も一緒だったし当然安全だと思っていました。しかし実態はとことん違っていたことに慄きますが、今までの活字になったものを追っていると不思議が更に募ります。
 一日670キロ九時間以内なら運転手一人でいいという安全基準に疑問符とことん付いてしまって内容がよくわからないのです。杜撰すぎるけれども、何故、トラックの運転、バスの運転で基準が別々にないのか?昼の基準ならこれで良さそうだけど、夜間は必ず二人の運転手がバスでは必要である規定が何故ないのか?
 郷里に帰るとき夜間に高速を走ったことがあるので、眠くなったときに備えて人を運ぶ車は当然二人運転手が乗る法律があるのかと思っていました。二人でも一人でも良いのだろうか?これに関して夜間は当然二人必要だし法整備されてないなら役人の怠慢だ!という論調が一個も見つけられないのは私の目がとことん見逃しているのでしょうか?とてもとても、不思議です。

投稿者 nao : 2012年05月09日 21:45



2012年05月09日

海辺のカフカ

数ある村上作品の中でも「海辺のカフカ」に私が格別の印象を持ったのは、作中に登場する佐伯さんという女性の過去が、あきらかに私の知っている事件をモデルにしたものと感じられたためである。時は1972年
学園紛争末期のセクト争いで早稲田文学部の一年生が革マル派に惨殺された川口君事件で、私は被害者と同学年だったので当時のことをよく憶えているが、佐伯さんの幼なじみの恋人が虐殺されて発見された時の生々しい屍体の描写はまさしく事件を踏まえたものと思しい。つまり、この作品はそうしたリアルな世界の出来事が極めて写実的に描かれる一方で、村上作品らしい幻想的かつ寓意的な世界のメタフォリカルな表現さえも近作「1Q84」のスカスカした感じとは全く違った濃密な文体で構築されており、そういう意味で小説という表現ならではの作品と感じられて、映像化ならまだしも舞台化なぞ思いも寄らなかったので、今回の蜷川演出による舞台化は実に待望の上演だったのだ。にもかかわらず招待日をうっかり間違えて初日に見損なったのだけれどf(^ー^;有り難いことに再度ご招待を戴いて本日やっと拝見した次第。
で、実際に観た舞台はどうだったかといえば、 台本は15歳の僕カフカ少年とナカタ老人の世界がパラレルに進行しつつ、共にいわば凝縮されたエロスとタナトスを彷徨するストーリーを手際よくまとめてはいるが、原作の持つ過剰な妄想エネルギーことに性的なそれといったものが抜け落ちている観は否めない。私の記憶には精液の噴出を想わせるイメージ的なシーンをメタフォリカルに表現した文章が鮮明に残っていて、原作のエロチシズムやバイオレンスは妄想シーンの凄まじくリアルな描写に頼る面、つまりは村上春樹の文章力によるところがやはり大きいことを改めて感じさせられたのだけれど、それを補うためもあってか想像以上に蜷川色の強い舞台になっているのが印象的である。ことにナカタ老人が猫殺しジョニーウオーカーと対峙するバイオレンスなシーンにはどきっとさせられ、カフカ少年と佐伯さんが交わるエロチックなシーンの
美しさには完全に酔わされて、原作とはまた別の視覚的な満足が得られた点は舞台としての大きな成果だろう。一方で、あらゆるシーンが可動式のアクリルボックスの中に閉じられた空間として展開する舞台設定は原作の持ち味を巧く表現したものといえそうだ。ただし幕切れはきっかけがビシッとしなかったのか、ずるっと流れてしまった感じを受け、もう少し印象的にする工夫はあってもしかるべきように思われた。主演の柳楽優弥は表情によって本当に15歳の少年に見えるのがとてもよかった。田中裕子は相変わらず不思議な魅力で佐伯さんという不思議な女性の存在にリアリティーを持たせている。




2012年05月10日

カツオのたたきガーリックソース

一昨日のQPで見た料理。ソースはニンニクの薄切りをじっくり炒めて漉したオリーブ油にケッパーのみじん切りとレモン汁、塩、粗挽き黒胡椒を混ぜて作る。ニンニクの薄切りは焦がさないように火を通すこと。
しんなりしていても油から引き揚げるとパリッとする。カツオのサクは皮目をじっくり焼いて、あとはさっと火を通す。氷水で冷やすのは一瞬で水っぽくならないようにし、切ってから表面に塩をする。新玉ネギ、キュウリの薄切りを下に敷いて青じそと油通したニンニクスライスをトッピング。ソースが美味しいのでオススメ。
今日の関東の天気は大荒れの予報だったので用心していたが、結局、雷はおろか雨一滴降らずじまいに済んだ大宮である。昨日は劇場にいたので降ったのを見ていないし、竜巻の時もパラつく程度で、とにかく非常に雨が少ない地域であるのは引っ越してすぐに気づいて何度かブログにも書いている。ことに低気圧の影響をほとんど受けないので、ときどき東京の映像を見てビックリするのは、京都で大阪の映像を見ていた時とよく似ていて、内陸安全神話がますます強固になりつつある私だが、京都市の場合は盆地なので山にガードされてる観があったのだけれど、大宮は盆地でなく周囲がどこまでも見通せる平べったい町なので、何にガードされてるのかさっぱりわからない。地層的には台地に分類されるらしく、だから水に浸かる恐れはまずない土地とはいえ、標高15メートルほどの低い台地なので、雨があまり降らない理由にはならないような気がする。この町に昔から住んでいる人はきっと他の土地より雨が少ないなんて思ってもいないはずで、そそもそも自分が住んでいる土地の地勢的な問題なんて、これまで誰も考えることなく暮らしてきたはずだ。東日本大震災以来それが一転して、あちこちに新たな活断層が見つかったりして、そのつど周辺地域の住人を騒がせているのだろうけれど、とうとう富士山の直下にも活断層があるという今日のニュースにはさすがにどきっとさせられました(@_@;)


コメント(1)

 この料理は鰹のたたきではないと思います。どちらかと言えばサラダのような気がします。ソースはとても美味しそうに思いますし、鰹の火の通し方や下ごしらえはたたきの方法ですが、私にとってのたたきは酢醤油に浸っていないものは、イタリアン風とかサラダとかの名前のほうがぴったりな気がします。料理の語源を考えたら私の感覚がおかしい可能性は高いのですけれども。

投稿者 nao : 2012年05月10日 23:26



2012年05月11日

焼き魚定食

整体治療に行く前に大宮ルミネの「寅福」で食事。
内蔵は別にどこといって悪い感じはしませんが、アタマが非常に疲れていて、電車の中でも本がほとんど読めずに寝こけてました〜と整体のアシスタントの青年に訴えた私である。週末は大概こうなるので世間のニュースネタはパスして、代わりにこのHP右欄のNewsで初めて取りあげた電子書籍について説明しておきます。ほかにも自著の電子書籍は出ているのですが、すでに紙の本が出版された段階で紹介してあるので取りあげずに済ましており、今回は紙媒体で出版された時点で紹介しなかったマンガ本なのでUPしました。表紙写真の下に書いてある配信元をクリックしてくだされば、そちらのサイトに飛んで、そこに内容の説明もしてあります。試し読みもできますのでご興味のある方はアクセスしてみてください。
それにしても紙媒体の場合は版元が大概1社なのに、電子書籍は配信元が何社もあるのが面白く、これって出版そのものの考え方を大きく変えるような気がします。公共図書館のソフトウエアに関するお仕事をなさっているバリキャリのOさんが、以前、「本屋さんて出版社別に本を並べてるのが嫌なんですよね〜本が凄く探しにくくて」と仰言った時もショックを受けたものですが、出版社って今後どういう役割をして、どういう位置づけになるのか、ちょっとわからないような気がします。編集者は必要な職業として残るとしても、会社としては最後に何が残るんだろう?経理部門かしら?てなことを考えてしまいました。




2012年05月12日

万代シティバスセンターのカレー、アスパラガスとトマトのサラダ

サラダはこないだカツオのたたきに使ったガーリックソースn残りをドレッシングにした。「万代〜」というレトルトカレーは幻冬舎のヒメから頂戴した新潟土産で、いつも頂戴する五十六カレーにプラスされた分である。ネーミングからして超ローカルなB級グルメだが、口にした途端、そう、確かにこれが子供の頃に食べてたカレーよ!!と叫びたくなる昭和の味でした。
ギリシャは一体どうなるんだろう?なんて他国の心配をしてるどころではない日本の政治だが、今週はフランス大統領選の結果といい、ギリシャ総選挙の結果による政権の漂流といい、ユーロの先行きが非常に不透明になったことがやはり世界としては大きな問題だろう。それにしても、両国とも緊縮財政やグローバル化による雇用不安の反動として、左派勢力が躍進したことは、そりゃそうだろうなあ、と納得される。一方でフランスのペロン氏のような極右勢力が台頭してくるのもまた当然で、グローバル化の反動は常に右と左に大きく振れるのが戦前からの世界の常識といえそうだが、日本の場合、維新の会にしろ石原にしろ右派の人たちは結構張り切ってるみたいだけど、左派の人たちの影が非常に薄く感じられるのは一体なぜなんだろうか?たとえば憲法の日の左派系の集会なんかも高齢者ばっかりみたいだったし、フランスにしろギリシャにしろ左寄りの若年層が右寄りの若年層に負けず劣らず勢力を保ってる風に見えたことが、却って日本の現状を不可解に感じさせたのだった。
私自身は保守系の右派なんかはさすがに問題外だが、基本的には個人主義者なので、リベラルではあっても左派に与する立場にはないのだけれど、55年体制が崩れて以降、左派の退潮ばかりが目立ち、ことに若年層を取り込めていない感じはどうも解せないのである。それはマスコミの取りあげ方のせいなんだろうか?
教育の問題だったんだろうか?私の世代ならこうした疑問を持ってる人が他にも沢山いておかしくない気がするのだけれど。
そういえば、たまたま見ていた報道番組で、福島瑞穂社民党党首に2閣僚の問責決議について質問したあと、ついでに「二股男」についての意見を求めたバカヤローな記者がいたが、それに答えるほうも答えるほうだし、そんな質問をされるスキを作ること自体いかがなものかで、土井党首ならまさかそんな質問は出せなかっただろうし、また当時はそこまでパアな記者も、そんな映像をTVに垂れ流すバブリーなデスクもいなかったわけだと思い、すべてがお子ちゃま化したこの国の些末な現象にホトホトうんざりしてしまったのでありました(×_×)


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万代シティバスセンターのカレー!
新潟に来られたのかと、一瞬、思いました。
今度は、是非、新潟の万代シティバスセンターで本物をお召し上がりください。黄色の具合は同じですが、レトルト版よりも、もうちょっと辛くて大人の昔カレーです。

投稿者 でじょん : 2012年05月13日 09:36

あの、大変恥ずかしいのですが、左派と右派といううのはどういう意味だと捉えればよいのでしょうか?なんとなく、共産党関係が左派、街宣車でうるさいのが右派と捉えているのですが、天皇を奉って存続したいのが右派で、天皇なんて要らないと思うのが左派なんでしょうか?
 生まれてからずっとなじんでいる言葉なのですが、自分では逆立ちしても説明できないよくわからない言葉です。
 自民党はばりばりの右派だったような気もするのですが、それよりも極端なのが右派なのでしょうか?
 お馬鹿すぎるかもしれませんが、教えていただけると嬉しいです。
 

投稿者 nao : 2012年05月14日 02:57



2012年05月13日

バラ寿司、鶏肉と根菜のサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今日のレッスンは超満員の10名!!とあって、一瞬こりゃダメかも(__;)と思われたが、駈歩は一応2班に分かれて発進したことや、きびきびした指図によって意外とスムーズに進行し、お馴染みのお相手スーパー氏も快走してくれて「いいじゃありませんか、その調子で」と珍しくインストラクターの方にも賞められたのでした(^◇^) ところが停止した途端にスーパー氏が耳を伏せて怒りだしたので、何がマズイんだろうと思ったら、ハエを気にしてるのだとわかり、ああ、いよいよこの問題で悩まされるシーズン到来か(-。-;)と少しユーウツになる。馬にたかるハエは人間にとっての蚊のように血を吸うので嫌がるのは当然なのだけれど、スーパー氏の嫌がり方は尋常でなく、怒りのあまりコーフンして頭を振りまくったり、ひどくなると跳ねちゃったりするのが困りものなのだ。オトナな雰囲気の馬なのに、ことハエにかけてはめちゃめちゃ大人げないスーパー氏なのである。それにしても、今年は明らかに気象異常で急に暑くなったと思ったらまた寒さがぶり返したりするせいか、ハエがたかるシーズンになってもスーパー氏はまだ冬毛が抜けきっていない状態なので、レッスンの前後は入念にブラッシングをしてやった。人間と同様に馬も高齢によって新陳代謝が悪くなるから、スーパー氏のようなお年寄りは人間がまめにブラッシングをしてやらないと、冬毛が抜けきらないまま夏を迎えて躰に良くないそうなのである。
ともあれ人間に飼われている動物は、やはり野生とは違って、自ずと人間の手を頼るような肉体になってしまうのだろうか。羊も人間が毛を刈ってやらないと暑くて死んでしまうらしい。わが家でネコを飼っていた時は、人間が出産の場を見たらネコが生まれた子を殺すからゼッタイ見てはいけないようにいわれていたので、馬の場合は出産まで人に手伝わせるのがちょっと不思議な気がしたものだ。しかしわが家のカメはもっと始末に悪くて、便秘した時や排卵前でもその苦しみを訴えるように私にまとわりつくのだから全く嫌になってしまいます(-.-;)y-゜゜


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人間が手助けしてやると野性味が失われてしまうのでしょうか。手助けしてやると寿命が延びるから悪いことばかりではないですね。
それと迷信もたくさんある、ネコにイカ蛸を食べさせると腰が抜けると言われてますが、うっとこのは蛸は嫌いですがイカは大好きで、シコシコしてるからかなりアゴを振りながら食べており大好物のうちのひとつに入っているみたいです。
動物も着の身着のままなんのかまいもなしというのは、大昔のお話になっちゃってます。
以前新聞の広告に犬猫の服(?)を手作りする型紙本が載ってました。専用ハンガーなんかも存在するのでしょうか。

投稿者 毎晩晩酌 : 2012年05月14日 17:23



2012年05月14日

棒々鶏

QPの教えるコツは塩で下味した鶏肉を沸騰したお湯に入れてまず表面に膜を作ってジューシーに仕上げるというものだ。お湯には酒と生姜の皮とネギの青い部分を入れておくこと。白練り胡麻に酢、砂糖、醤油、ラー油、ネギと生姜とニンニクのみじん切りを入れてタレを作る。添えるキュウリは切るより叩いたほうがタレにからみやすいというのもQPの教えである。
東電の値上げも困ったものだが、関電管内に15パーセントの節電要請がなされるという話も、京都に老いた両親がいる私にとっては他人事ではない大変な問題である。先月実家に帰った時に、電気料金の3万円という請求額を見てひっくり返りそうになり、ひょっとしたら漏電でもしてるんじゃないかと心配もしつつ、安全性を考えて冷暖房や台所周りがオール電化になったことや、冷蔵庫等の家電類が旧式のままであることや電動ベッドを使っていることなどを考えると果たしてそれくらいの額になるのかしら?と思ったりもしている。私自身は引っ越しの際に家電を買い換えた結果、去年の夏の電気料金は節電もあって一昨年の3分の1以下に減ったので、実家もいっそ省エネ家電に全部換えたら相当の節電になるとは思うのだけれど、先立つものはともかくも、高齢になると使い勝手が変わるのは却って負担になると想像もされるために、こちらも逡巡してしまうのである。高齢者の家庭の場合、どこのお宅もこうした悩みを抱えることになるのではなかろうか。それにしても、夏場の関西で冷房を控えるのは関東圏よりも厳しいはずだ。今は東京も暑くなったが、私が東京に出て来た頃は冷房なんてほとんど必要なかったし、片や京都では冷房を入れていても汗が顔に滲み出る日がいくらもあったのである。その関西の電力会社が他のどこの地域にも増して原発依存度の高かったのは皮肉としかいいようがない。


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多分ぬかりは無いと思われますが、照明はLED又は蛍光灯ですか?八年前くらいに引越しした折、照明以外それまでとほとんど変わりのないはずなのに、約2.5倍くらいの電気料金に腰を抜かし、ほぼLEDに変えたらその半額くらいの料金に落ち着きました。確か7-8千円位も違い驚きました。

投稿者 nao : 2012年05月15日 21:03



2012年05月15日

モヤシと挽肉のナムル

QPで見た料理。酒、砂糖、醤油、胡麻油、胡椒を加えた合挽肉混に火を通してそぼろにし、炒り卵と塩ゆでしたモヤシとネギのみじん切り、すり白胡麻、胡麻油と混ぜ合わせて塩で味付けした。NHKのクローズアップ現代を見ながら食事。
沖縄返還40周年の今日、同番組では沖縄自身がいかにして基地に依存する体質から脱却するかについての問題を取りあげたが、軍用地使用料に頼る特殊性はともかく、巨額の資金を投じたハコモノを増やす地域振興策に振りまわされている現実は、日本の他の地方とほとんど変わらないようだった。少女暴行事件を契機に巨額の資金が落とされたことや、結果それが地域振興に結びついたどころか堕落の温床ともなった現実が露わであった。今後沖縄に対してはアジア交流のハブとして活性化することを祈りたいし、原発事故被災地には沖縄の轍を踏むことがないように祈りたいのだけれど、高齢化が進む地方にはどこもこうした陥穽が待ち受けているといえそうだ。それにしてもとにかく何でもいいからハコモノを作って目に見える形の結果が欲しいというのは果たして役人特有のメンタリティーなのか?はたまた日本がまだ貧しかった時代に生まれたジイさんたち特有の成金趣味的メンタリティーなのか?一体どうしてそんなことがどこにでも起きるのか私にはさっぱりわからないし、さすがにそんなことが今後もまだまだ続くとは思えないのですが……。




2012年05月16日

パエリヤ、ポークピカタ

わが家の東向きのベランダは横幅がそこそこあってカメ夫婦にとっては恰好の運動場なのであるが、園芸ライターの光武さんには「こんなに広いんだったら何か植えないと勿体ないですよ」と言われ、そう言われてもカメらは思いのほか力持ちで、大きめの植木鉢でもすぐにひっくり返して土を掻き出すのだと話したら「なら室外機カバーの上におけばいいですよ」と教えられた。それを早速ネットでゲットしたことを伝えると、光武さんも早速ご自分の苗をご持参くださり、またわが家の近所にある有名園芸店にもご案内を戴いて何種類かをゲットした上で、それらすべての植えつけまでしてくださったのは大感謝です こちらはその間に写真の手料理をご用意しておりました。
「松井さんが育てるならきっとお料理に使えるハーブ類がいいでしょう」とのことで光武さんからはローズマリーとスイートバジルに加えてペチュニアの花苗まで頂戴し、こちらはそれにプラスして青ジソ、チャービル、アップルミント、ラベンダーのほかに観賞用というよりカメらの大好物である多肉植物(サボテン類)を何種類かゲットした。確かに言われるように私は花より団子で「食」に結びついた植物を育てたいタイプなのだろう。
ところでハーブに関しては昔おかしな想い出がある。今から四半世紀以上前、まだ世の中に「ハーブ」という言葉が「ハーブキャンディー」でしか知られていなかった時代に、ある小さな出版社でハーブの本を出版する企画が持ちあがり、その本のゴーストライターをバイトで引き受けたことがあった。何しろハーブというものが薬草香草の総称であることすら知らなかった私は、当時某有名食品会社の商品開発をなさっていたハーブの先生からいろいろとお話を伺ってそれをまとめたのだけれど、いざ出版する段階でその先生は自分の名前で出版すると業界で何かと差し障りがあるので、なんと私の名前で出版してほしいといわれてしまった(?_?)エ? もちろん私も出版社の社長もびっくりして、そんなバカな話はないからと言って、その先生をさんざん説得したのだけれど、結局その先生は自分の名前を出すことはどうしても避けたいの一点張りで、出版自体が流れてしまったのである。それでもゴーストライターを務めた分の原稿料はちゃんと頂戴したので、こちらは笑い話で済んだのだけれど、出版社は丸損という恰好だった。日経のヒット商品番付に「ハーブ」が登場したのはその2年後くらいだから、出版の企画自体は非常に良かったのである。あのハーブの先生を尻込みさせた業界の差し障りって一体何だったのか、それが私は今でも気になる。ともあれ私の出版デビューは危うくハーブの本になるところだったのでありますσ(^◇^;)


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先日は、「海辺のカフカ」の記事を大変興味深く拝見させていただきました。私も初日に観て、ぜひ今朝子先生のご感想をうかがいたいと思っていたので、本当に贅沢な気分でした。うれしかったです。
歌舞伎は時々観に行きますが、このような“演劇”は久しぶりでした。まずはアクリルボックスという仕掛けに驚き、そしてやはり生身の人間が目の前で演じることのすごさを感じました。一人ひとりの俳優が異なるオーラというか、違うものを発しているんだなー、とか……。映像では感じられないものを感じました。
千秋楽のチケットが入手できたので、また行ってきます。

投稿者 ヒロコ : 2012年05月16日 21:35

ついにハーブ栽培でびゅーですね。
レタスも植えるとサラダの材料に困りませんよ。
オススメです。

投稿者 モイラ : 2012年05月16日 21:48

ついにハーブ栽培でびゅーですね。
レタスも植えるとサラダの材料に困りませんよ。
オススメです。

投稿者 モイラ : 2012年05月17日 08:08



2012年05月17日

肉団子、アスパラガスの素揚げ

肉団子はQPで見た通りに作った。豚挽肉にネギのみじん切りとおろし生姜、酒、塩、醤油、卵、片栗粉を入れて混ぜ合わせるが、一つずつ順番に加えるごとにしっかりと練り混ぜるのがジューシーに仕上げるコツだそうである。肉種は空気抜きをしてから手に油をつけて丸めるのもポイント。揚げた肉団子はケチャップ、砂糖、酒、醤油、片栗粉、水を混ぜ合わせて火にかけたタレをかけて食す。
今日のNHKクローズアップ現代は食事しながら見るのはシンドイ胃瘻の延命治療を取りあげて、この問題は進藤さんから聞かされた時も思ったのだけれど、もちろん息をしてそこに存在するだけでもありがたいと感じられる相手がいる場合もあるだろうから一概にはいえないものの、人間は今や簡単に死ねなくなっている現実を深刻に考えなくてはならない気がしてしまう。私自身はつねづね京都の妹に、もし両親が倒れたら、私の到着を待つようなことは絶対にしないように言ってあるし、自分の場合でもためらわずにさっさと見殺しにしてほしいのだけれど、なまじ延命治療の方法があると、判断を委ねられる側が人によっては大変な精神的苦痛を強いられることになるのだろう。医学は何だか余計な治療をどんどん発明してるようにも思えるが、どこまでが必要で、どこからが余計なことなのか、今は医学に限らずありとあらゆる分野にこの問題が突きつけられているような気がする。そんなわけで、もうこの歳まで生きたら十分と満足してあまりジタバタしないようにしたい気持ちもある一方、先立つ不孝は避けたいので明日は人間ドックに行く予定の私であります(^^ゞ




2012年05月18日

なし

人間ドックのあと遅めのランチをたっぷり摂ったので、晩ご飯はお菓子をつまむ程度にした。
人間ドックを受けようと決める時は、いつも体調が思わしくないからそういう気になるのだけれど、いざ受ける段階では「あれっ?なんでこんな検査をしてもらうんだろう....(・o・)」 てな気分に、これまたいつもなってる私で、今日も1点を除いてほぼパーフェクトだったようである。その1点とはだいぶ前から抱えている胆石で、画像を見せられるとかなりショッキングな大きさの石がふたつあって、最初に診断された内科のドクターは「いつか必ず切ることになるでしょうが、それをいつにするかですね。放っておいて胆嚢炎を起こすと却ってすぐには切れなくなるし、もしそれが胆嚢癌だったらアウトだから、早い目に切っておいたほうがいいと思うけど」と言われて(゜◇゜)ガーン、で、とにかくそのドクターが外科のドクターと相談されることになって、外科のドクターは「別にまだ痛くないんだったら、切りたくはないでしょうね。ただし痛くなったらすぐに切らなきゃ駄目ですよ」と理解のあるところを示された上で、「寝た子を起こさないように油モノは極力控えてください。悪玉コレステロール値も高いから、それで一石二鳥ですよ」と言われてまた(゜◇゜)ガーン確かにブログを見ている妹に言わせると「お姉ちゃん、その歳でようそんなに油もんが食べられるなあ。感心するわ」とのことだし、禁煙をしてからずっと過食気味でもあるので、少し控えめにするようにはしてみるが、そうした食生活が果たして長続きするかどうか(^◇^;) 人間ドックに時間を割く分けさは5時起きで原稿を書き始めたものの、途中で猛烈にお腹が空いてアタマが回らなくなった私は、やはり歳の割に胃腸が丈夫すぎるのかもしれません(^^ゞ


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胆石ってそんなに性質の悪いものだろうか?うちの主人も胆石もちですが、そんなに手術が必要と脅されているのだろうか?
 もしも脅されていたなら、お前のせいだと私が責められると思うので、ひょっとしたら胆石って、切らなきゃ危ないと言われるまでそれほど危険じゃないのかも?
 子宮筋腫のようにぎりぎりまで置いてもいいのかしら?と思っています。(だって悪性じゃないし)。胆のう癌を疑うのだったらきっちり血液検査をして腫瘍マーカーを調べればすぐに手術が必要といわれると思います。
 私は完璧にメタボにはいる体型ですが、似たような体型の母と叔母は健在です。そうでない父のほうが先に死にました。
 多分推測ですが、太り気味や肥満の体型のほうが、痩せぎすな体型より長生きしているのでは?
 私は、痩せて健康的な方は長生きしそうな気がして、義母に後悔しない対応をとれませんでした。今は痩せていようが、メタボだろうが何も関係なく本人の寿命と思うし、それよりは手相の方がまだあてになるのではないかと思っています。

投稿者 nao : 2012年05月18日 23:00

今朝子さまいつも楽しくブログ読ませていただいております。
昨年のオフ会から1年もたってしまい、月日のたつのは早いなぁ、と実感しております。

さて、胆石ですが私も胆嚢炎で入院、摘出手術をしたのですが
手術よりも胆石を調べる検査(MRPとかなんとかいう胃カメラを一番奥までいれてからレントゲンを取るやつ)が相当キツイものでして検査で体力を消耗してしまった事を一番覚えています。

胆石が暴れない限りは手術は選択肢の1つやと思いますが、暴れてしまったら絶食&入院の方が周りも安心ですね。

どうぞお大事に、これからも楽しく読ませていただきます。

投稿者 akiyuki : 2012年05月21日 09:23



2012年05月19日

五十六カレー、冷蔵庫の残り物いろいろ

ヒメからもらった新潟のお土産だが、相変わらず好みの味である。香辛料のからみと玉ネギの甘みのバランスがちょうどいい感じだからだろう。NHK7時のニュースを見ながら食事。史上最高齢の73歳で世界最高峰のエベレスト登頂に成功した日本人女性渡辺さんの映像を見てお若いのにビックリ\(◎o◎)/! 登頂後に8000mまで降りての記者会見だったらしいが、その高さでふつうに落ち着いて記者会見ができるのもやっぱりスゴイな〜と思ったのは、以前標高3000mのキトで高山病にやられて参ったからで、その倍以上の高さの薄い空気の中であんなに平気でいられるなんて、乗馬やってて競馬のジョッキーが神様みたいに見えるのと同じような感じがしたものである。それにしても乗馬といえば法華津さんも若く見えたし、今どきの
70代は本当にお若い\(^O^)/昔は老人のイメージだったが、今や自他共にそういう呼び方はふさわしくない感じである。そう思うと東京都の知事は急に老け込んじゃってる感じがするのは何故なんだろう?とつい思ってしまった。権力の座にしがみつく人はある時期から急速に老け込んじゃうのかも。権力を手放すと誰も大切にしてくれないどころか邪魔扱いされるのが予感されて、それでますます権力を手放したくなると
いう精神的な構造に自分でも知らず知らず気づいて必要以上に老いを意識するために老け込んじゃうのではなかろうか?てなことを思っちゃうくらい、その手のタイプの人ってある時期から急に老けちゃうのを身のまわりでいろいろ見ているせいかもしれない。山登ったり、馬乗ったり、勝手に好きなことに熱中している人はある意味で社会性を意識する時間が少なくて済む分きっと若々しくいられるという、本当に幸せな人びとなのであろう。


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今日のブログに本当にそうだなあととても共感してしまい、最近小学校の仲間との連絡に始めたFacebookのように思わず「いいね!」を押したくなりました(笑)

投稿者 mayumi : 2012年05月20日 16:41



2012年05月20日

バラ寿司、グリーンサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。今日の部班レッスンは駈歩の時間が長く続いてお相手のスーパー氏も気持ちよく走ってくれたので大いに満足したのだけれど、洗い場で会ったオペラ歌手のSさんから、もう一頭の愛馬であるハイセイコーのお孫さんが「ねえ、知ってる?口籠になっちゃったのよ」と聞いてビックリ(!_+)クラブハウスに行ったら私と一緒にお孫さんを贔屓にしている女性会員の方も「そう、昨日乗ったら口籠になっちゃってたんですよね〜」と言われたので、慌てて厩舎に行ったら、ちょうどペンギンのOさんが馬房から洗い場へお孫さんを曳き出そうとしているところで、お孫さんは私の顔をじっと見て立ち止まるから心配になってついて行った。口籠はよく噛んだりする馬がはめられる猿ぐつわみたいなもので、はめられた馬は息苦しそうだからとても可哀想なのである。お孫さんは曳き馬をしている時にじゃれて噛むクセがあり、向こうは悪ふざけでも噛まれるとやっぱり痛いので、私も噛まれた瞬間に叩いたりしてケンカになることもあったのだけれど、だからといって別にお互い仲が悪くなるような関係でもなく、なるべく噛まれないように用心してればいいやくらいの感じで接していた。たぶんお孫さん贔屓の方は皆さんそうだと思う。しかしながらビギナークラスの方だと噛まれたりしたら怖くなっちゃっても不思議はないので、クラブ側が用心のために口籠をはめちゃったらしい。とても利口でプライドの高い牝馬なので、ああ〜ん、可哀想だよ〜(;O;)と思って、今日はスーパー氏に与えるはずだったニンジンをお孫さんにあげちゃった私(..;)
そもそもお孫さんを長らく愛馬にしていた私であるが、彼女ばかりに乗っていると他の馬に対処できなくなるのも困るし、彼女自身も人気馬なので遠慮して、最近は専用馬の予約を控えていたのだけれど、ときどき馬房を覗きに行くと、滅多にしないぐいっぽをして拗ねたそぶりを見せるのも気になっていて、やっぱり次はまた専用馬にしようかと思いつつ、ただ高齢馬なので真夏にハードなレッスンをさせるのも可哀想だし、ビギナークラスのラク〜な走りをさせといてやったほうが彼女のためかもと思ったりもする。自馬(マイホース)の場合でも同じ馬をずっと持ち続けるよりも、乗り手は自分の技量があがるに従って馬を乗り換えていくのがふつうであるらしいが、自馬の場合はなおさら別れ時を見つけるのが難しいにちがいない。
ところでお孫さんに限らず、近ごろは口籠をはめられる馬がとても増えて本当に可哀想だと仰言るペンギンの0さんは、アルバイトでクラブのお手伝いをいろいろとなさっているのであるが、馬が噛んだり暴れたりする時は人間のほうが悪いケースも多いわけなので、むしろ人のほうを注意すべきなのではないかと思っても、今どきはそれもなかなか難しいようで、「最近ちょっとしたことでもすぐに文句をつける人がいたりするんで大変なんですよ」とのこと。「ええっ、それってクレイマー?とうとうモンスター会員が出てきちゃったわけ!! 」と愕然とする私(゜◇゜)今のところ身のまわりで接する人は皆さん礼儀正しくて控えめで親切で気のいい方ばっかりなのであるが、考えてみればどこにでも出てくるモンスターが乗馬クラブには絶対出てこないという保証など無いのであった(-。-;)そういえば先々週はライターのSさんが、今まで顔を見たことのない人にとても感じの悪い接触のされ方をしてアタマに来たというような話をされた憶えもあるので、今後クラブがあまり嫌なムードにならないよう願うのみである。クラブも客商売だから会員にそうそう厳しいことはいえないのだろうけれど、馬たちが可哀想な目に遭うことだけはなるべく避けて欲しい気がしております。


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初めてコメントさせて頂きます。
同じクラブに通っているものですが、平日会員なので松井様とはお会いしたことがありません。日曜日はブログに乗馬クラブの記事が出るので見せていただいておりました。

ブルーさんとうとうくち籠ですか?
この頃よく洗い場で人を噛んでいたので心配していました。それにおっしゃるとおりグイッポも頻繁にしてるのでかなりストレス溜まっているんじゃないかと思っていました。
慣れてくると可愛いのですが、はじめの時はどの馬もそうですが人を試しますよね?私もブルーさんに認めてもらうまで時間がかかりました。私はブルーがいないと困ってしまいますが、同い年のラベンダーポイントが養老牧場にいったのでそろそろゆっくりさせてあげたほうがいいのかなぁと思ってしまいます。

投稿者 ハンナママ : 2012年05月21日 14:07



2012年05月21日

トマトと牛肉と卵の炒め物

QPで見た簡単な炒め物。溶き卵を塩で味付けして先にさっと炒めてとりだしておく。斜め薄切りしたネギ、酒醤油を揉み込んで片栗粉をまぶした牛肉、トマトの順に炒めてオイスターソース、醤油少々で味付けし
卵をもどして胡麻油で香り付けするだけ。
今日は皆さま日蝕をご覧になったでしょうか?私は2009年に萩尾望都さんのお誘いを受けて奄美大島まで皆既日蝕を見に行ったくらいの人間ですから(^^ゞ当然それ用のメガネをしっかりゲットして朝を迎えました。といっても天気予報は曇りだったし、昨夜はかなり雲が厚めに感じられたのであまり期待をしていなかったら、大宮の朝はきれいに晴れて東向きのベランダから陽がさんさんと射し込んで、窓を開けたら6時の時点では真正面に太陽が見えてヤッタ〜\(^O^)/陽がのぼるにつれて隣のマンションの陰に入ってしまったものの、玄関を出たらマンション隙間からバッチリ見えて、近所の人たちと仲良く見ておりました。で、結構長く続いたので、これはIPadで撮せるかも、と思い、慌てて部屋へ取りに戻った時に、意外に暗くなっていないことに気づきました。皆既日蝕と同じように空は夕方っぽくなっていても、奄美大島ではたまたま
家の中に戻られた矢内さんのご主人が真の闇を体験なさったと聞かされていたので、電気を点けないとダメかと思いきや、今回は別にそんなことはゼンゼンなくて、リングでも太陽が見えてるとやはり明るさは残るのだということを体験したというべきでしょうか。で、IPadに取りつける望遠レンズはすでにゲットしていたものの、直接それを太陽に向けるわけにもいかず、日蝕メガネをかざして向けるのは難しく、再度部屋に戻って日蝕メガネをこわし、中のフィルターを取りだして望遠レンズにセロテープでとめて撮したのが下の映像です。すでに金環日蝕は終わって太陽が元の形に戻ろうとしているところで、こんなことならメガネを2つゲットして最初から用意しておけばよかった(>_<)ゞと残念でなりません。ともあれ肉眼では想像以上
にきれいに見えたのでとても満足でしたヽ(^0^)ノ


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松井 今朝子 様

はじめまして。
佐藤雄貴と申します。

会社員をしております。
今、遅ればせながら、今朝子さんの「吉原手引草」を読んでおります。

勉強にもなるのに面白いという、吉原を題材にした作品では到底辿り着けないような境地にまで達していらっしゃる作品の力に、ただただ感動しております。
私のような人間が言えたことではありませんが・・・。

実は私、今、ある舞台の脚本の準備をしておりまして、今朝子さんの作品に辿り着きました。
そう、題材が吉原だからです。

史実に忠実に作る訳ではないのですが、あまりにかけ離れた設定も良くないだろうと、自分なりに、いろいろと調べております。
上演予定は、年末から来年初頭です。

もしもご縁があり、今朝子さんに観劇して頂く機会がありましたら、大変嬉しく思います。

それでは、これからも素敵な作品を世に送り出してください。
お元気で。

投稿者 佐藤雄貴 : 2012年05月21日 23:00

舞台はどうしても限られた期間になるので、拝見するチャンスを見つけるのが難しいと思いますが、どうぞいい脚本をお書きになってください。

投稿者 今朝子 : 2012年05月22日 18:34



2012年05月22日

真ほっけの干物、ジャガイモと京九条ネギと仙台麩の煮物

京都の九条ネギがクインズ伊勢丹で安く売られていたのでゲットして、うちにあった仙台麩とジャガイモと合わせて肉じゃが風の味付けで炊いてみた。真ほっけは北海道産。
昨日は日蝕、今日はスカイツリーで、なんとか暗くないニュースをお届けしたい気持ちが山々な感じのTV報道だが、日本の政治は完全に膠着状態だし、欧州連合の成りゆきも已然として不透明だし、アメリカの景気回復もイマイチおぼつかないなか、昨日のNHK「クローズアップ現代」はがぜん中国に対する懸念を増大させる内容だった。まずは奥さんの殺人容疑でびっくりさせられた薄煕来氏失脚の問題を取りあげていたが、相変わらずの共産党内部の権力闘争もさることながら、一方で貧困層も抱えつつ経済的に豊かになった民衆の政治に対する欲求不満を封じることがそろそろ困難になりつつある中国の現状は、今後経済的な行き詰まりが顕在化してくる段階で、再び非常にドラスティックな変革が生まれるかもしれない不安を感じさせる。そもそも古くから易姓革命の国で、今後も極端な政変が起きて何ら不思議はないだけに心配されるのだが、かりに共産党の一党独裁が終わったとして、こんな巨大な国がひとつにまとまっていけるのかどうか、まとまらないとしたら一体どんな風になっちゃうのか、考えただけでもそら恐ろしくなるのだった。とにかく国内矛盾を外圧に転化するのはどこの国でも同じだろうから、日本との領土的な摩擦は今後も避けられないだろうけれど、一方で日本は今や経済的な依存度を相当に高めているわけだから、中国の混乱はなんとしても避けたいところだろう。
それにしても中国は共産党政権だといっても今やいわゆる「左翼」的な民衆政治とはかけ離れて、絵に描いたような国家主義的な国家になっているわけで、先日ブログの投稿で左派と右派についてのご質問も頂戴しているが、事ほど左様に、現代ではフランス革命に発祥する平等主義的な「左翼」と自由主義的な「右翼」の概念が世界的に入り乱れた状態にあるといえそうだ。日本の民主党でも、松下政経塾グループはどちらかといえば国家主義の右派的な政治理念をお持ちのようだし、片や旧社会党出身者や市民運動家から出発して左派的といえる人たちも沢山いるので、どちらに顔を向けているのかようわからん政党になってしまっている。その点、自民党は小沢クンたちの元経世会グループが出て行ってくれたので、右派的な理念をより鮮明に掲げることができるようになったのではないか。なので、松下出のブースカと経世会出の小沢クンは理念的に対立するところも全くないとはいえないのだけれど、それよりもただ自党の候補者を選挙で落としたくないだけという肚があまりにも見え見えなので、ふたりの話し合いに対する期待はほとんど持ちようがないのでした(-.-#)


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左翼右翼という概念は、フランス革命が発祥なのですね。教えていただきありがとうございました。
 日本近辺では、中国と北朝鮮が左翼に入ると思っていたのは間違いでなさそうですが、現在では左翼の思想というものは古すぎるのではないでしょうか?キューバは社会主義の国としては成功しているのではないかと印象がありますが、情勢をわずかしか知らないので実態は全くわかりません。
 もっと己の知識欲を満たさないと、年を食っているのに何も知らないと馬鹿にされかねないと思いますが、何故日本はこんな現状になっているのか腹立たしく思います。私よりも確実に、日本の憂える状況や世界の情勢に詳しく長けている方が多々居るのははっきりわかります。しかしその方たちが、もっと日本が良くなるように動ければ、もう少しわずかでも日本の行く末が変わるのではないかと思えます。
 動かない己も人のことが言えた義理ではないのですが、国民とか世論とかで一まとめにされて、労働者や生活している人の目線が反映される活動が日本ではほとんど力を持たないのは、政治家や官僚やメディア(有力企業が操る?)がそうなるようにやんわりと国民を家畜のように扱っているのではないかと思えます。

投稿者 nao : 2012年05月24日 01:02



2012年05月23日

和洋中バイキング

Pメディアの三村さん、アニメーターのミミさん、スラッシュの守部さんと大宮ムービックスで「テルマエ・ロマエ」を観た帰りに近くのバイキングレストランで食事。
話題沸騰の映画とあって平日でも館内はほぼ満員の盛況で、どう見ても低予算っぽい作りだから、配給会社の東宝はホクホクではないかと思ってしまう。マンガやアニメがヒットしてるといっても、実写の映画が製作段階でここまでヒットするとは誰も思わなかったのではなかろうか。風呂を通じて古代ローマから現代の日本にタイムスリップを繰り返すというマンガならではの奇想天外なストーリーもさることながら、なんといっても顔の濃い日本人に古代ローマ人を演じさせた製作者の着想が傑作である。阿部寛も北村一輝も宍戸開も確かに西洋人のエキストラと並んでほとんど違和感が無いのはスゴイ\(◎o◎)/!ハドリアヌス皇帝に扮した市村正親はさすがにタッパが足らない気はするけれど、演劇人ならではの大仰な芝居が役にぴったりハマっている。それにしてもこの映画の製作陣にはよほどの演劇通がいらっしゃると見え、外波山文明とか神戸浩とか物凄くマニアックな演劇人が出演してるのもビックリだった。音楽がこれまたヴェルディやプッチーニのオペラ曲で大仰に盛りあげてくれて、なかなかに笑えた超おバカ映画でした(^◇^)




2012年05月24日

マグロのぬた

昨日のQPで見た料理。味噌に砂糖と酒を混ぜて電子レンジで加熱し、冷ましてから酢でのばし、食べる直前に練り辛子を加えて辛子酢味噌を作る。わけぎを茹で、塩を除いた塩蔵ワカメを湯通しし、マグロを霜降りにして辛子酢味噌と和える。思ったよりも見た目よりも美味しくできました\(^O^)/マグロは湯に入れてすぐに氷水に取りだして素早く引き揚げ、しっかり水を拭き取ること。
NHKの[クローズアップ現代]を見ながら食事。今日のテーマは「眠れる熱エネルギーを活用せよ」と題し、たとえば火力発電では発生する熱の4割だけが電気に変えられて、残り6割の熱はただ放出されているだけなので(!_+)そうした排熱をもっとちゃんと利用すれば、新たなエネルギー資源を国外や原発に求めずに済むという、まるで夢のような熱エネリサイクルの考え方が紹介されたのだった。本当にそれがそんなに巧く行くのかどうかはわからないけれど、エネルギー問題に関しては世界的に見てそうした方向性が望ましいのは確かだろう。現在日本は原発の件でエネルギーに困っている時だからこそ、現場でも何かエネルギーリサイクルに関するいい知恵やアイデアが沸くいいチャンスではないかと、少しは楽天的に考えてみてもいいように思われた。人間ホンキで頭を使い知恵を絞るのが困っている時であるのは個人レベルでもいえることで、だから本当に困ったことのない人はどんなにお勉強をしていい学校に行っても本当の意味で頭が良い人間にはならないということは、鳩ぽっぽ兄弟の例を待つまでもなかろう。日本人がこれまで比較的優秀だとされてきたのは、大昔から天災の多い島国で困ることが多々あったせいで、ここ半世紀ほどは豊かな国としてあまり困ることもない時代が続いたからこそ優秀な人材が払底するようになったのかもしれず、ひょっとしたら原発で困ることが今後日本の新たな地平を開くことにつながるかもしれないというふうに信じてみたい
気もするのでした。


コメント(1)

なんとなく納得できます。今日も例の人気漫才師の母親が生活保護を受けていた事を取り上げていましたが、その時に生活保護制度の成り立ちを説明していました。この法律ができた戦後すぐの困窮時よりも、最近のほうが受給者が増えているそうです。確かに今は若い人も職探しが大変ですし、勤めていても昇給は望めないですから。しかし昭和20年代ってもっと大変でしたけど、大人達は一生懸命頭をめぐらして最低限の必要な物を自分で手に入れ、使える物は工夫に工夫を重ねて使いこなしてました。あの頃の大人は学力は無い方が多かったけど、きっと今の政治家より頭は良かったと思います。

投稿者 お : 2012年05月25日 22:20



2012年05月25日

海老とアスパラガスの塩麹炒め

QPのレシピ本で見た料理。今号は待ってました!の塩麹特集で、まずは簡単そうな中華風の炒め物にチャレンジ。海老に塩と酒で下味して片栗粉をまぶして炒め、さらにニンニクの薄切り、セロリ、ネギ、鷹の爪
、アスパラガスを炒め合わせてオイスターソースと塩麹で味付けし、仕上げに胡麻油で香り付け。熱したフライパンに海老を入れてからすぐフタをして弱火で火を通すとひっつかずきれいに仕上がる。単に塩で味付けするよりコクがあってオイシイ。
食事しながらBSフジの「プライムニュース」を見ていたが、ギリシャの国情が古代から現代までの歴史を踏まえた上で解説され、ほとんど知らないことばかりだったので、この番組が久々に面白く感じられた。ローマ帝国に支配され、その後は長らくオスマントルコの支配下にありながら、ギリシャ語を話す民族が残ったというのはある意味で奇跡的だけれど、その結果、為政者や支配階層は常に外国と手を握ってるという印象が近代以降もずっと付きまとって、国民からは根本的に信頼されない関係に陥っているというような解説を聞いて、う〜ん、そういえば日本も近代以前はず〜っと中国文明の支配を受けて公文書や教育は漢文中心だったし、近代以降はず〜っとアングロサクソン文明の支配下にあるので、だから政府は自分たちの代表であるという感じがちっとも持てずに、「お上」のいうことなんて信用できないという風潮になっちゃうのかもね〜と思われたのだった。で、ギリシャ人の若者が一番なりたい職業はやっぱり公務員と聞いて、う〜ん、今やそれも日本は同じなのかも〜という感じだし、生活保護を受けている人が働いている人よりも収入が多いと聞くと、ますます似ている気がして心配になりました(×_×)


コメント(1)

ギリシャの若者が公務員になりたがるわけは、ポルシェに乗れるから(笑い)
人口密度から計算するとポルシェの世界売り上げナンバー1国はギリシャです。
それと脱税国でもあるし。
税金払わんでええのなら、なんでもアリですよね。
将来国がどうなるのか知らんけれど。
自営業らはレジスター導入に猛反対で未だに手書きの紙伝票なんですて。
これから先進国基準に合わせてレジを義務付けられたら、日本のレジスターメーカーさんは少しバブルになるかも・・・争奪戦は熾烈そうですね。

投稿者 毎晩晩酌 : 2012年05月26日 22:54



2012年05月26日

鯵の塩麹和え、ジャガイモとワカメの炒め物

塩麹和えはQPのレシピ本を参考に作った。生姜の千切りと塩麹お酢少々を混ぜてしばらく置いてから鯵に和えて青ジソを散らした。QPは三つ葉だったが、私はここぞとばかりにわが家の青ジソを使用。ジャガイモとワカメの炒め物は昔よく作ったお総菜で、味付けは酒と醤油だけでも意外に美味しくできるのでオススメ。NHKスペシャル「未解決事件ファイル オウム真理教17年目の真実」を見ながら食事。何より17年も経ったことに感慨無量だが、それにしても、麻原がなぜあそこまで多くの人を操れたのか、宗教的体質がなくカリスマ的な人とも無縁な人間にとってはやはり永遠のナゾのような気がする。
ところで今週は東電が収益の9割を家庭向けの電気料金から得ていたというニュースが結構オドロキで、なぜそんなことになるかといえば、企業向けの電気料を高くすると、企業が自主的に電源を他に求めて逃げちゃうからなのだろうが、それって法人税を上げると企業が他国へ逃げちゃうので、国が消費税を上げようとするのと全く同一の構図であるのが腹立たしい(-_-#)とにかく一方は節電で対抗するにしても、片や物を買わないという対抗手段を取れば結果お金が回らなくなって、みんなますます困ることになるのが見えているのは悩ましいところである。それでも国債が格下げされ、消費税UPの法案が通過しないと、暴落のキケンさえ取りざたされる中ではブースカも必死だろうし、小沢クンとの物別れはこれまた目に見えているわけだけれど、とにかくまた延々と年末まで時間つぶしをされたりしたら、国民は踏んだり蹴ったりされた上におぼれ死にさせられるのではないかと気が気ではありません。




2012年05月27日

日本ダービー

いつもは乗馬に行く日曜日ですが、今日は競馬です。先月の日経新聞に書いたエッセイがJRAの目に留まって競馬界屈指のイベント日本ダービーにご招待を戴き\(^O^)/馬トモである翻訳家の松岡和子さんをお誘いして行って来ました。オークスには何度かご招待戴いているものの、ダービーはさすがにこちらも少し緊張しつつメモリアルスタンド7Fの来賓室に向かい、そこでテーブルをご一緒したのは浅田次郎ご夫妻。
知る人ぞ知る競馬狂の浅田氏は観戦歴40年を誇って、土日は必ず朝4時起きで新聞を総チェックして競馬場入りし、第1レースから最終レースまですべて買われるというようなお話を奥様から伺っている間にもご夫君はホンキモードで観戦されており、今日は第7レースにご自身の持ち馬が出走するとあって来賓室と馬主席を行ったり来たりのご様子。私たちも第7レースからはベランダの最前列に陣取って、馬券をゲットした上でしっかり観戦しました。で、いよいよ第10レースの日本ダービーが始まる前には入場者数も12万人超\(◎o◎)/とかで、競馬場全体が異様な雰囲気に包まれ、こちらも身を乗りだして観ることのみに心を奪われてとても撮影をするような余裕はありませんでした。なので以下の画像は今日催された別レースのパドックの様子とゲート入りとレース展開です。なお詳しい観戦記は競馬専門誌「優駿」の7月号に書く予定ですので、ご興味のある方はどうぞそちらをご高覧下さいm(__)m





2012年05月28日

豚肉とピーマンとこんにゃくのピリ辛炒め

QPで見た料理。豆板醤、生姜とニンニクのみじん切りを炒めて香りが立った油に塩と酒で下味した豚肉を入れて、肉の色が半分変わったあたりで茹でた薄切りこんにゃくを加え、細切りしたピーマンを炒め合わせてネギのみじん切りを散らし、砂糖、酒、醤油、酢、塩少々、胡椒を合わせた調味料に片栗粉を混ぜてまわしかけ、仕上げに胡麻油を垂らす。初夏らしい爽やかな炒め物で、簡単且つリーズナブルに出来て意外とオイシイのでオススメする。
消費税がこけて国債が暴落しようが、年金が破綻しようが、そんなこともうどうでもいいような気がしてしまう福島原発4号機の映像だった。ことに使用済み燃料を入れたプールの惨状を見たら、あそこに竜巻が行ったらと想像するだけでもぞっとしてしまう…>_<…細野大臣が現地入りしたところで、またしても当面は大丈夫的な東電側の発言が余計に不安を煽るかたちではなかろうか。来年末までには燃料を取りだす予定といわれても、その間にまた地震や津波が来たら完全にOUTだし、取りだした燃料をどうするかも決まってない中で、新たなエネルギー対策のケースが提出されても正直どうよ!という気持ちにならざるを得ない。ところで、これは福島でなく他の原発に関して、たとえば稼働している時に巨大地震に襲われるのと、停止中に襲われるのとでは、リスキーさがどの程度違うのかという極めてシンプルな疑問が当然湧いてくるのだけれど、その点について誰もきちんとした疑問を発したり説明しようとしないのは何故なんだろう?とにかく原発に関しては、なかなか捨て所が見つからない超有害ゴミをどうするかが最優先の問題であるにもかかわらず、それを曖昧にしたまま脱原発を唱えたところで所詮は絵に描いた餅に過ぎない。プリミティブな市民運動レベルならともかく、政府としては何よりも先にその話を公に持ちだすべきだし、震災瓦礫の受け入れさえ拒否される中で、そうした超有害ゴミを実際のところ具体的にどうできるのかをオープンで話し合う場こそ、脱原発を唱える自治体や市民団体もまたまず要求すべきものなのではなかろうか。





2012年05月29日

油淋鮮魚セット

お茶の稽古に行く前に大宮ルミネ内の「石庫門」で食事。今日は仕事が押せ押せで出遅れてしまい、帰宅後すぐにTVを点けたら既にテレ朝のニュース番組が始まっていて、原子力規制庁設置法案に関する与党案と自公対案の比較が示されたが、日本では結局どんな政党であれ与党になったら官僚が作成した通りの政策を推進するしかないのだということがハッキリわかるほど、自公案よりも民主党案のほうが官僚寄りの案であることに今さらながら驚いた。面白いから、今度はいっそ共産党を与党にしてみたらどうなんだろう(-。-;)
次いで原発稼働住民投票条例の直接請求に対して、「そんなことは一地方住民の判断することじゃなくてねえ、国が判断することですよ」と都知事は一蹴するようないい方をしたが、「尖閣問題も一地方自治体の首長が首を突っ込むことじゃなくて国の判断に任せることじゃないんでしょうか?」と何故どこの記者も突っ込まなかったんだろうか凸(ーーメ


コメント(1)

 松井様
  
 「円朝の女」大変面白く読了させていただきました。
五厘稼業の芸人の絶妙な語りで展開する物語は、「吉原手引草」を思い返しながらテンポよく読みました。また、激動期の歴史や事件が、随所にわかり易く入っていたのは、さすがです。

 いつの世であれ、男として円朝のような生き方が出来れば、最高の夢だなと思いました。

 千尋が死んだ時の円朝の涙、二回目読んだ時に共感出来ました。私は、小説や映画はハッピーエンドで終わるのを期待しているせいか、「お里」の終わりの方は、ハラハラしながら読んでいましが「露八」と一緒になってひと安心。
 いい小説でした。      からすやまのぶひろ
  

投稿者 烏山信弘 : 2012年05月30日 21:02



2012年05月30日

舌ビラ目の塩麹ソテートマト塩麹ソース

QPのレシピ本を参考に作ってみた。魚の表面に塩麹と胡椒をまぶしてしばらく置いてからオリーブ油でソテーする。トマトの角切り、ニンニクのすり下ろし、バジルのみじん切り、塩麹、オリーブ油、胡椒を混ぜ合わせたソースは美味しいのでオススメ。付け野菜はスナップエンドウ。夕方仕事が一段落して久々に氷川神社にお詣りしたら、鳥居前の「一の家」という料亭の前で誰かが撮影をしているのでつい立ち止まって見たところ、あらゆるTVドラマに出てる船越英一郎だったので何の番組かわかりませんでした(笑)。
小沢クンとブースカの会談はお互い貴方の考えはわかりますけど同意しかねますの応酬で幕を閉じるという予定調和的な展開に終わったようで、「国の仕組み」を言いだした小沢クンはやっぱりハシモトにラブコールを送って新党の旗頭にしたいのだろうか?でもさすがにハシモトはもその誘いには乗るまい、などと思いながら直後の会談記者会見をたまたまランチしながら見てしまった私である。別れるならさっさと別れてとにかく先に進んでほしいという風な気持ちに国民をさせているのは、ひょっとしたら民主党の遠謀深慮な戦略が当たった?と考えるのはたぶん深読みで、ブースカは恐らく後年ダレにも出来なかったことを俺はやり遂げた的な満足感に浸るべく消費税UPに邁進してるのだろうけれど、社会保障関連を自民党案を丸呑みする形で法案成立に漕ぎつけたら、官僚にとってこんなに使い勝手のいい人物もいないわけだし、自民党もやりたくなかった一番の汚れ役を買って出て、なおかつ結果的に政権を返してくれる可能性も出てくるわけだから本当に大恩人ともいうべき人物なのではあるまいか。やはりどう考えても社会保障問題に関して完全に譲るようであってはおかしいので、この点は今後も注視しなくてはならないように思う。議員定数の問題やら何やらとにかく色んな事が決まらない中でジリジリさせられるあまり、せめて消費税UPが決まっただけでもよかったじゃない、というような勘違いのホッとし方だけは決してしないことであります(-.-#)




2012年05月31日

ミモザサラダ、春キャベツと桜エビのパスタ、四種のチーズのピッツァ

東京国際フォーラムで立川志の輔の独演会を聴いてから近くで福光さんと食事。
元ミセス副編の福光から急に電話があって、「お忙しいのはわかってるんですけど、志の輔のチケットが1枚余ってるんで如何ですか?」とのお話に即「わ〜ありがとう!行きま〜す!」とお返事したのは何しろチケットの取れにくさで当代一、二を争う噺家さんと聞いていながら、まだ一度も聴かせてもらったことがなかったせいで、キャパ1500人の巨大ホールがぎっしり埋まった状態を見て、やっぱりね〜、聴き終わってまた、やっぱりな〜と思うくらいに面白くてゲラゲラ笑いっぱなしだった。最初は新作「バールのようなもの」で速射砲的に時事ネタの小話をハイテンションで連発するマクラに圧倒され、中入り後の古典落語「井戸の茶碗」ではそれぞれの人物の立て方がリアルなことや、話の運びの緩急が際立って構成的であることに感心させられた。そういう点は立川流の特色なのかも知れないが、人物の立て方は恐らく師匠とはゼンゼン違った志の輔ならではのものがありそうで、たぶん庶民というもののイメージが両者は全く異なるのではなかろうか。志の輔の描こうとする、善良な、あまり意気地の無い、しかしどこかで何かにこだわってしまいがちな庶民像は現代に多くの共感を呼ぶのだろうな〜と妙に納得できた独演会でした。


コメント(1)

 29日の内容はむはははーと笑いました。しかし、その前は、笑えません。
 今の報道は偏っています。
 原発問題で、再稼動に躍起しているのは、勝手にすればいいと思いますが。許したら歯止めは利かなくなる可能性が強くなると思うだけです。なぜ、福島4号機について意見が少ないのか解せません。
 私の記憶が狂っていないならば、収束宣言を出したのは半年以上前ではないのでしょうか?それを手付かずに何もせず、再稼動を議論するのは何も現実を見ていない証拠では?
 再稼動をするなという気はありませんが、今日も地震があり近いうちに大きな地震があれば今の政府は機能不全に陥り、膨大な被災者が出て死者も予測の十倍は固いだろうと(素人の勝手な予測ですが)思います。
 政府はきっちり、ニュースでも何でもいいから、四号機の処理がどうなっているのか、この後どう処理するのかもう一年以上経っているのですから、説明して欲しいです。
 説明出来るほどまともな対応はこの一年一切していないのに、ほっかむりして原発再稼動をごり押ししているのに、なぜだれも説明責任を果たせといわないのでしょうか?
 小沢と泥鰌の会談やら、再稼動がこうなりそうと云う記事より追求し続けて、昨年の終息宣言を撤回させることが一番大事ではないかと思う今日この頃です。

投稿者 nao : 2012年06月01日 22:01