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2011年09月01日

サンマの塩焼き、湯葉豆腐

伊勢丹クインズで見つけたピカピカの秋刀魚に北海道厚岸産と書かれているのが珍しく、はて今までサンマはどこ産のものを食べてたんだっけ?なぞと考えながら、ついゲットしてしまった。広い海域を泳ぎ回っている魚なので、そこまでピンポイントな表示って今まで無かったような気がするのですが……。
今日はまだ台風12号なんてどこ吹く風?といった感じの大宮で、明日明後日はどうなることやらだが、もともと雨がわりあい少ない土地で、TVの映像で東京の豪雨を見てしばしば驚いてしまうくらいだから、こんどの台風もそう心配する必要はなさそうである。去年も台風らしい台風は来なかったので、その点は京都と同じく内陸の安全性が確保されている土地だと思われたのだった。
ところで大正12年9月1日に起きた関東大震災は、震源地が三浦半島だったためか、大宮はほとんど被害がなかったらしく、震災後に東京染井の植木屋さんたちが大挙してこちらに引っ越してこられたのが、いわゆる盆栽村の起源らしいが、首都直下型地震が起きた場合はどうなるのかさっぱりわからない。とにかく地震は波動によって被害がゼンゼン違ってくるようだし、地球全体をぐるぐる動きまわっているプレートやマグマからすれば、このちっぽけな島国のどこで暴れだしても一緒だろうから、ここにいたら絶対安全なんて場所は日本全国どこを探しても無い!と諦観すべきだろう。 今年の東日本大震災でウチはそんなに揺れなかったので、ウチにいたらまず大丈夫だろうとは思えるのだが、概ね自宅で仕事をしているとはいっても、まるで出かけないわけにもいかないし、人間いつ何時どこでどんなことに遭遇するかもわからないのだから、それも覚悟した上で、私は日々なるべく朗らかに過ごすようにしております。


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心配しすぎは身の毒ですからね。「日々なるべく朗らかに過ごす」というのはまことにいいのではないかとおもいます(笑)。
わたしもそんなふうに心がけつつ、日々ニュースに怒ることが多いかなあ。全く観なければいいんでしょうけど、やはり関心はありますので。

投稿者 ぱぐ : 2011年09月01日 21:55

今朝の朝日新聞に女優の高橋恵子さんが大きな陸ガメを抱いた写真がアップ。元々動物好きだったそうですが、同居されているお嬢様の御主人が飼って居られて、同居される時に一緒にお引っ越し。それ以来高橋さんにも懐いて(?)いるそうですよ。お出かけの時には玄関までお見送りするらしいですが、松井さん所の俊寛君もするのでしようか(^◇^)

投稿者 お : 2011年09月01日 22:22

ひょっとしたら、とかすかな期待をしつつブログを覗いたら、うちと同じメニューだったので妙に嬉しい気分です。イトーヨーカドーで買いましたがここも北海道産で、はて?今頃は東北水揚げの表記もあったように思うけどわざわざ北海道まで船が行ったのかな?今の時期では、東北と北海道水揚げが半々だったような気がします。(私の勘違いの可能性もありますが)。
 新米も八月のお盆ごろに市場に出回るはずで、親戚や近所の人に昨年は、馬鹿安だったけど今年は違うのではないか訊くとほぼ変わらず中間搾取?という言葉が浮かんできます。東北では、風評被害だけでなく、今年の雨の多い天気では花の咲く頃に雨だと凶作になる可能性が高いので、一次産業を全く理解していない政治家と公務員に腹が立ちます。自分の経験してないことを理解するのはとても難しいことだとは感じますが。
 毎日、肉や魚や野菜が食べられるのはそれを扱う中間業者より、獲ったり育てたり作ったりしている方のおかげなのに中間業者のほうが利益が大きい印象がぬぐえません。
 ブースカが泥鰌に自分をたとえたのなら、日本の食を支える農業漁業酪農をしっかり立て直してほしいと思います。(若者が少なく都会以外の過疎が進んでいることを一番憂います)。 
 偉そうな事を言うほどきちんとした自分に厳しい人間ではないのですけど、核廃棄物が処理できないのをうすうす知っていたのに今回の事故が起きるまで関心をそらしていました。それと同様に今の一次産業は後継者が育つのがかなり難しく思っています。

投稿者 nao : 2011年09月01日 23:20

3月11日に国立劇場に向かう途中で地震に遭い帰宅難民となり、89歳の母は家で不安な一夜を過ごす羽目になりました。そのため、夜の部の観劇がしばらくできなくなりましたが、明日は国立劇場の文楽に参ります。2部は久しぶりです。地震がなくても家の中で転んで頭を打ったり、骨折する人もいるわけなので、首都直下型地震を気にしていれば外出もできません。今朝子様のように覚悟をして朗らかに日々を過ごしています。今夏はどういうめぐりあわせか、上高地の土砂災害のあと上高地に行き、松本の震度5のあと松本へ、天竜川船下り事故のあとに天竜川船下りを体験し無事に帰還しました。

投稿者 hanako : 2011年09月02日 12:04

エアコンが夜は要らなくなる9月は、サンマが合いますね。
開けぱっなしの窓からは鉦タタキがすだいてるともっとムードが出ます。
日々朗らかに・・とは小さな喜びがあれば簡単になれます。
私の場合、2~3日前に塩漬け株が買値に戻ったので、ようやく開放され、ニッコリ。人間なんて単純ですね。
今は次なる獲物を物色中で、銘柄をあれこれ研究してますと、+ホルモンが出るのか、いつものお酒がおいしく頂けたりして。(欲が少し刺激されるのがいちばんなのでしょうか)
サンマの産地は千葉の銚子か北海道の釧路が大体だと思ってました。ホントは炭をくべて一匹まるまる焼くのをしてみたいですが、今日びはムリです、残念。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月02日 19:10



2011年09月02日

大根と豚肉の炒め物

きのう大根おろしに使った残りの処理で作ったオリジナルメニュー。豚肉は細切りにして酒と醤油と胡椒で下味し、胡麻油とサラダオイルを混ぜて炒めいったん取りだしておく。油を足して、叩き潰したニンニクと鷹の爪を入れて香りを立たせ、拍子木切りにした大根をじっくり炒め、塩と味醂少々と醤油で味付けし、色合が淋しいので亀のために買ったオクラの一部を加え、肉を戻して仕上げました。
乗組員がようやく全員そろって船出をしたブースカ丸はわりあい順調な滑りだしを見せ、今日夕方に行われた首相就任会見では、政権課題を順序立てて述べた上で、中間層の充実という理念もハッキリ打ち出した極めて明解でそつのない名スピーチを披露し、さらに記者の質問にも懇切丁寧に応じながら決してヘタに尻尾をつかませないあたり、ブースカも意外にやるじゃない!!と思わせたものである。とにかく前首相の轍はゼッタイ踏まぬとばかり野党にも財界にも労組連合にも低姿勢で臨んだブースカは、党内融和にも懸命で、輿石氏に続き何かとうるさい山岡オジサンもしっかり閣内に取り込んだし、これで当面は党内外から
つつかれる要素は減らしたのだけれど、全体に若返った閣僚の顔ぶれを見るといささか不安な点がなくはない。若くてもまだ大蔵OBの古川元久氏を室長から格上げの国家戦略相兼任で与謝野氏の後がまの経済財政相に据えたのはともかくも、安住氏の財務相起用にはビックリで(@_@)、実質的にはブースカ自らが兼任するつもりだとしても、何かと感情的な失言が多かった人を財務相に据えるのは、余りにもスリリングな人事ではなかろうか。
有能かつ誠実そうな雰囲気を湛える玄葉氏も、この時期の外相起用は相当なプレッシャーがかかるだろうし、共に被災地の選出議員だから頑張ってほしいとは思うのだけれど、やはり心配は心配な人事である。同様に、新官房長官の藤村氏も、経歴からして弱者の味方に立ってくれそうな優しくて誠実な人柄が窺えるが、これまた重責に押し潰されないことを望むばかりである。まあ、お友だちタイプの官房長官としては、鳩ぽっぽのお友だちよりはずっとましでしょうが。


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今日、私の行くスーパーに初めてカルピスバターがありました!

「お一人様ひとつでお願いいたします」と書いてありましたが、こんな高価なバターを2つも3つも買えません。

10年くらい前か、いやもっとになるか、カルピスバターを初めて耳にしてから、ずっと捜し求めて、やっと手にすることができました。
ネットで買うことが出来るのでしょうが、私はケチなので送料を考えると、たださえ高価なカルピスバターを、わざわざネットで買う気にはなりませんでした。

カルピスバターで豚肉ソテーをしてみました。
美味にございますぅ~!

長年の夢がかなって幸せです。豚肉つながりで、無理やりなコメントを失礼いたしました。

投稿者 せろり : 2011年09月03日 22:14



2011年09月03日

すいとん

胃腸の調子がイマイチに思われたのでコレにしたら、なんと美味しくて4杯も食べてしまった(^_^ヾすいとんは薄力粉と白玉粉を混ぜて作ると食感がいい。のを鰹出汁ベースで塩、酒、味醂、醤油少々で味付け。鶏もも肉、大根、人参、ゴボウ、舞茸と具だくさんにしてそれぞれの旨みをたっぷり出した。
 サッカー女子オリンピック最終予選なでしこジャパンVS韓国戦を見ながら食事。余裕の勝利とはとてもいえない感じの試合でパス回しのリズムが素人目にも悪くて後半戦は押されっぱなし。前半のロスタイムに、よくぞ1点取っておいたものである。
夜はしとしと日中はほとんど降られずに済んだ大宮で、引っ越して1年にして比較的雨が少ない土地だと実感されるが、それって西部の秩父山地の影響なんだろうか?台風の時だけは狭いようでも日本は広いという気がするもので、東京と近いようでいて天気が違う日もわりとあるのだった。
先日わが家に泊まられた大阪の河合さんは「ここは蝉がミンミン鳴くのやねえ~」とビックリされて、近年の関西ではクマゼミのジージー鳴く声しか聞こえなくなったと言われたがそれはホントだろうか?私が子供のころは京都でもまだジージーのほかにミンミンも聞こえたような気がするのだけれど、ひょっとしたらネズミとかゴキブリとかと同様に蝉も西のほうから大型種がどんどんはびこって小型種が駆逐されていってるような状況なのだろうか。
ところで動物の棲息に関していえば、東京からこちらに引っ越してビックリしたのは、見かけるカラスがまだ嘴細(ハシボソ)ばかりであることで、乗馬クラブの森に巣くってるカラスの大群はハシボソでも、都市部に棲んでるのはさすがにハシブトかと思いきや、大宮の町を飛んでるカラスはハシボソが多そうなのである!!!だから河合さんに不思議がられたおかげで、東京はまだミンミンがいたんだったっけ?と妙に気になってしまったのであります。


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確かに、近年大阪ではほとんどがジージーで最後にヒグラシが鳴くのを聞くくらいです。
また、蝉の死骸が道端に転がっています。昔は蟻が解体して運ぶのを見かけたものですが。
環境の変化を表しているようでちょっと不安です。

投稿者 chisa : 2011年09月05日 00:02



2011年09月04日

ロコモコ

乗馬クラブの帰りに大宮駅ナカのフードシアターでオペラ歌手のSさんと一緒に食事。
台風の影響はほとんどなかったが、馬場は当然ながらドロンコ状態で、騎乗中に手足はもちろん顔にも泥を浴びる状態にもかかわず、お馴染みの会員さんは皆さん顔を揃える賑わいぶりで、人のことは言えないものの、いささか呆れてしまいました(^_^ヾ今月は久しぶりにハイセイコーのお孫さんを専用馬に指定しており、それというのも過日送迎バスで、この馬に近ごろやたら怖い目に遭ったという人たち同士の話が耳に入ったからである。今や当クラブでも数少なくなった昭和生まれの牝馬で、かつては名馬の誉れ高かった彼女も、寄る年波には勝てず、若干ボケたか怒りっぽくなってるのだろうと思い、半ば看取ってやりたいような気持ちで、これからはなるべく乗る機会を作ろうと思ったのであった。実際のところ2、3年前のような乗りやすさからはほど遠い状態ではあるものの、私のことはしっかり憶えてくれていたらしく、馬装中にはよく甘えるし、今日のような最悪のコンディションでもそれなりにしっかり走ってくれたのだった。彼女の父はカツラノハイセイコという長寿馬だったし、食欲はまだ衰えていないようなので、今後もせいぜい長生きしてくれるものと信じており、経済的余裕があったら、それこそ自馬にして、老後は放牧だけでゆっくり過ごさせたいくらいである。その話をSさんにしたら、何年か前にクラブを止めた中学生の少女の話になった。その少女にも非常に可愛がっていた老馬がいて、その老馬を親に買ってもらって放牧したら、その馬が物凄く元気になって幸せな余生が送れているという話は聞いていたのだけれど、彼女は親から二者択一を迫られて、その馬を買ってもらう代わりに、自分が乗馬クラブを止めたのだという。やっぱりその馬を「よっぽど愛してたんだよね~」とSさんから聞いて、少しほろっとした私であります。


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いい話を読ませてもらいました。ありがとうございます。

投稿者 ぱぐ : 2011年09月05日 09:25

初めてコメントさせていただきます。
土曜にレッスンでご一緒させていただきました。
私もブルーさんにはお世話になりましたので、彼女の年齢を考えて今後は少なくとも月に1度は乗って行こうと思っています。
彼女が最近怒りっぽくなったのは、年齢のせいだけではなくてスタッフの入れ替わりで担当者が変わったりした影響も少なからずあるのではないのかとも思っています。
少し前に辞められた私がとてもお世話になった指導員さんが、担当が替われば馬も変わりますとおっしゃっていました。
ブルーさんは長く乗っていた会員のことはしっかり覚えていてくれて厩舎に行くと声を聞いただけで首を出して待っていてくれたりするのがとても可愛いです。
私が駈歩の練習の最初にたくさんお世話になったお礼の気持ちも込めて、残りの現役生活は出来るだけストレスを与えないように乗ってあげあれれば・・・という気持ちでおります。
乱文失礼いたしました。

投稿者 ななすけ : 2011年09月05日 09:32

なんて心豊かなお嬢ちゃんかしら!!!
私 そんな究極の選択できませ~ん(;一_一)
ブルーさんは何歳ですか?
弘前馬協には29歳の現役馬がいますよ~。

投稿者 小山 雅子 : 2011年09月05日 21:48



2011年09月05日

キネマの天地

紀伊国屋サザンシアターで井上ひさし作・栗山民也演出「キネマの天地」を見る前に近所で食事。
映画「キネマの天地」の続編として25年前に初演されたことすら知らなかった作品だけれど、初演後ずっと埋もれていたのは不思議な気がするくらい面白い舞台だった。成功の一番の決め手は好配役のプロデュースにあり、井上ひさし没後もこまつ座は健在であることを印象づけた公演といってもよい。
 枠組はバックステージミステリーなのでネタバレになるからストーリーは詳しく書かないが、昭和戦前の映画界を背景にそれぞれ世代の違う4人の看板女優が一堂に顔を揃えて、お互いにパチパチ火花を散らす設定で、そのうちの3人は麻実れい、三田和代、秋山菜津子といった、いずれも芸達者を代表する女優を揃えているのだから、もうそれだけで面白くないわけがないのである。男優もこれまた芸達者な木場勝己と浅野和之が顔を揃え、浅野は体調不良を疑うほど珍しく精彩を欠いたが、木場は一番の儲け役といえそうな活躍を見せている。こうした芸達者なベテラン女優男優に挟まれて若手の大和田美帆、古河耕史がともに好演し、とにかく俳優たちが全員活き活きして見えたのは、全編に流れるテーマが井上氏の俳優論だったからかもしれない。というわけで、オーソドックスな芝居好きの方々にはオススメの舞台である。


コメント(1)

日生劇場で初演を観ましたが、面白い作品ながら
作品と劇場がミスマッチで残念だなあ
紀伊国屋ホールでやったらきっと素敵なのに
という印象を持っていました。
今回はサザンシアターとのことで、適したサイズの会場で
松井先生おすすめの好配役
これはぜひとも観てみたいですね

投稿者 秋失気 : 2011年09月06日 12:57



2011年09月06日

キュウリと豚肉の生姜炒め

昨日のQPで見た料理。酒と醤油で下味して片栗粉をまぶした豚肉を炒めていったん取りだしておき、キュウリを炒めて色鮮やかになったところで肉を戻し、拍子木切りにした新生姜と味噌味醂の合わせ調味料を加えて出来上がり。キュウリは縦半分に割って種の部分をこそげ取ってから斜め切りにするといい。清涼感のある炒め物なので、真夏に作ってもよさそうである。
NHKBSでサッカーワールドカップ3次予選日本VS北朝鮮戦を見ながら食事。後半戦は日本が押しまくって攻め込んでいたが向こうのガードが固くてなかなかゴールできず、あわやロスタイムも終了する寸前にようやく吉田のヘディングシュートが決まるという、いや~ホント痺れる試合でした。
角川春樹事務所の原重役のご実家は和歌山の田辺市にあって幸いご無事だったようだが、100m先の家は川に半分呑み込まれたそうで、農地や農作物を含めると現地の被害は相当な深刻さが想像されるからせめてはインフラその他の速やかなる復旧整備を祈るばかりである。三陸に大津波があった明治29年は9月に近畿地方で大水害が起きたのを以前から知っていたので、多少とも心配はしていたのである。単なる偶然とも思えるのだけれど、原因はさまざまながら歴史的に見ると天災は何かと重なりやすいものなので今後とも決して予断は許されない気がするのだった。
とにかく今度の台風12号に関するニュースでも「記録的な」とか「想定外の」とかいう形容詞がやたらに出てくるのだが、そもそも人類が正確な気象記録を取りだしたのは、この地球が誕生してから今日までのあいだで考えたらほんのちょっと前に過ぎないので、そういちいち驚いてもいられないはずだ。地球全体の気象が荒っぽいモードになったのは確かなのだから、とりわけ天災が多いこの国のインフラ堅牢化は急がれるだろうし、今後そのために土木建設が飛躍的に増大するのもやむを得ないと見ている。したがって新たに国交相になられた方が、見るからにギトギトした金権体質丸出しの人でなくてまずは良かったと思われたのである。国家予算で土木建設費の比重が増大するのは避けられないにしても、この手のお金が困るのは、やたらに中間搾取があって、いつの間にか膨大な金額にふくらんでしまう点だろう。もはやビンボーになりつつあるこの国の予算で、ぽっぽないないするような人たちまで養うことはできないはずで、そうした連中をなんとかスルーする新たなシステム作りはできないもんなのでしょうか。


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新十津川村の事を先日親戚と話しあった所でした。
あの頃は「ここは危ないから、北海道へ移住」という国の施策に素直に従った十津川の方達。お陰で北海道でも米を作れるようになったわけですから、明治政府は先遣の明があったと言うべきでしょうか?今ならとてもできない移住です。

龍神温泉が好きで良く行きますが、あのあたりも随分前から「がけ崩れ注意」の立て札が国道や県道に幾つもありました。でもお天気の良い時には素晴らしい景色、十津川村も山が集落の直ぐ後ろ、片側は川の側面、少し車で走ると幾つも滝があって。しかし山は手入れがされて無くて、木を間引かないので痩せた木が多く地面を支えられなかったのでしょう。復旧工事と並行して山の管理も進めなければいけないのでは?と思います

投稿者 お : 2011年09月06日 22:28

ほんとうにどうしたことでしょうか。エライ水難続きです。

新潟の地震の年にも、由良川の水害がありました(水没したバスのお客さんが、バスの上で励ましあって救出されたニュースがありました)

これ以上、災害の連鎖が無いように祈ります。

投稿者 吉田貴子 : 2011年09月07日 13:32

十津川の辺りはほんとに土地が限られた場所。普段は川の水量はそんなに無いし川底が道のだいぶん下を流れているんです。
大阪からは日帰りドライブできる距離です。
問題の国道は、普段から雨が続くとがけ崩れが決まってあるので、お弁当を拡げられる場所が少ない、ドライブ路線。
道の駅もありますが、狭くて。それでも走りっぱなしでは疲れてくるので、お茶を飲むべぇと、川と山の間に狭い橋が架かっているのでそこにクルマを停めると、<危険、崩壊>と標識が目に付いて、あまりゆっくりしてられませんでした。
民家も道からだいぶん上、山の中腹にへばり付くように点在していて、村の流行なのか、私が行った数年前はゴーヤーを自家用に植えてるお家が多かったです。
気温の高い真夏でも、熱いお茶が欲しくなるところです。
(暑がりな晩酌が言うのもおかしいですが)

きゅうりの炒め、お昼だったら麺を加えて、焼きソバにしても良さそう。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月07日 16:17



2011年09月07日

串カツ

美容院の帰りに大宮駅前の「さぼてん」でゲット。今日は早朝からほとんど休まず仕事に集中してぐったりし、美容院にも遅めに出かけたので料理はしませんでした。
ところで昨夜お風呂に入ってる最中に、ふと想いだしたのは震災前にご依頼のあったイベントで、確か9月だったんじゃ?と思って書類を見たら、思いのほか近々で、それなのに連絡のないのがちょっと気になっていたのだけれど、さほど案ずるまでもなく今日その詳しいタイムテーブルが送られてきました。
そんなわけで皆様へもお知らせが遅れてしまったのですが、来る9月11日の日曜日、日本橋室町のYUITO(野村コンファレンスプラザ日本橋)で午後1時半から「江戸遊学」の一環としてNHKの葛西聖司アナウンサーとご一緒に歌舞伎をテーマにしたトーク・ショーを行いますので、ご興味のある方はどうぞ芝居茶屋新日屋(03-5652-5403)にお問い合わせください。葛西アナとはほぼ同世代だから見ている役者や芝居が重なっていて、以前NHKで何かと楽しくお話しさせて戴きました。今回も前回と同様ほぼぶっつけ本番のフリートークになりそうです。何しろ相手は喋るプロなので、こちらは下手に考えないで、巧く流れに乗せてもらって楽しいお話ができるようにしたいものです。


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4日、新日屋の「文楽鑑賞講座」に行ってまいりました。渡辺保さんのお話を伺い、今まで自分がいかにぼーっと見ていたのかがわかりました。「先達はあらまほしきかな」ですね。その後葛西さんの「文楽のつぼ」を読み直したところです。咲大夫はもちろん燕三の三味線も最高でした。ただし一等でしたが後ろから3列目だったのが残念です。<親日屋さん、もっといい席をご案内してね> 今回今朝子さんのトークショーには伺えませんが、来年機会があれば参加したいです。

投稿者 hanako : 2011年09月08日 21:30

ここにイベント内容がありました。

http://www.yuito-nihonbashi.com/whatsnew/whatsnew02.html

葛西さんと今朝子先生の対談 強力タッグですね。
葛西さんはアナウンサーとだけの表示ですが、NHKをお辞めになったのでしょうか? いずれにせよ、同じ講座のW氏の偉そうなお話を聴くよりは、肩がこらず、リズムの良い対談になりそうで期待しております。

投稿者 八島 秀二 : 2011年09月08日 21:35



2011年09月08日

海老ととうもろこしとオクラの炒め煮

昨日のQPで見た料理。海老は酒塩胡椒で下味し片栗粉をまぶして先に炒めておく。粒にした生とうもろこしと長ネギのぶつ切りをしっかり炒めてから鶏ガラスープを入れて塩酒胡椒で味付けし、オクラを入れて少し煮てから海老を戻し入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけて仕上げに胡麻油を垂らす。
女子サッカーロンドンオリンピック最終予選日本VS北朝鮮戦の録画を見ながら食事。スポーツ競技の録画は絶対に結果を知らずに見ることで、今日はそれが出来たので試合を堪能できた。
いや~実に厳しい試合で、なんとかドローで済んだが、実質的には完全な負け試合だった。前半戦はとにかく押されっぱなしで、なでしこチームのオハコであるはずのパス回しが全く持続せず、北朝鮮のスピーディー且つアグレッシブな攻撃の巧さばかりが目立ち、ようやく日本らしいパス回しが見られるようになったのは後半戦の30分あたりから。そこでなんとか敵のオウンゴールでも1点先取できてホッとしたところで、さらに残り時間5分でまだ点が入れられるチャンスがあったにもかかわらず、早くも守りモードに入って時間潰しの戦略を取ったのは果たしてどうだったんだろう?結果ロスタイムで相手に1点入れられてのドローだから、なんとも後味が悪いというか、消化不良っぽい試合運びであった。なでしこたちは疲れが相当にたまっているのかボール奪取が常に一歩遅れてパス回しが中断しがちだし、攻撃そのものも淡泊で、全体に精彩を欠いたプレーが目に付き、怒濤の如く攻め寄せる北朝鮮チームとは対照的だった。ともあれこの試合はなまじ勝ったりせずに、引き分けられたのが将来的に見ればいいクスリだったのではなかろうか。どうやらオリンピックの出場は決まったようだし、ロンドンの本戦までには体力を回復して技術力アップや戦略の練り直しをしっかりやってもらえるだろう。それにしても主力選手5人を欠いてこのハイレベルには正直驚いてしまうし、男子のワールドカップ予選も日本が大苦戦したことを思い合わせると、やっぱり将軍様のサッカー熱は侮るべからず!というべきなのでしょうか。


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はじめまして。早速ですが、女子日本代表のニックネーム「なでしこ」はすっかり定着しておりますが、当初は耳障りなものでした。大和撫子からの連想でしょうが、その由来を鑑みるたび、なにかしっくりこなかったものです。男子代表は「サムライ」。とはいえ、テレビ中継などでは「サムライ、押し込んだ」などの表現はありません。翻って、女子は「なでしこ優勝!」……。この差は何だろうと思いつつ、このたびのW拝優勝で、もはやケチの一つもつけられない状況に。
 まあ、言葉とはこのように人々の間に膾炙しつつ定着するものだと思います。とはいえ、やっぱりどこかしら得心できないのは、私が偏屈だからでしょうか。

投稿者 sachiko : 2011年09月10日 17:49

今や「なでしこ」というのは正式なチーム名なのかと思ってしまうくらいに定着してますね。今ではかつての「大和撫子」という言葉をまったく知らないか、聞いたことくらいはあってもニュアンスまでは知らない若い人が多いのではないでしょうか。先月京都の美容室でヘアメイクをしてもらっている時に、たまたまそばに座ってらした年輩のお客さまが美容師さんに「最近の若い人は撫子の花を全く知らんて言わはる人が多いんでビックリしますわ~」と話してらしたのを聞いたので余計にそう思えるのかもしれません。私は「大和撫子」のニュアンスを辛うじて知っている世代ですから、ハンサムウーマン揃いの現なでしこチームとの語感のギャップが却って面白く感じられます。

投稿者 今朝子 : 2011年09月14日 23:43



2011年09月09日

鶏ささみとズッキーニのハーブパン粉揚げ

前にQPで見た料理。細かく刻んだ生バジルと粉チーズを混ぜ込んだパン粉を付けて中温でからっと揚げるだけ。火の通りやすい食材なので、あっという間にできる。伊勢丹クインズで、指定農家の生バジルをお安くゲットできたので作ったのだが、今日はお米も買わなくちゃと思って売り場に行ったところ、京都産のコシヒカリがド~ンと山積みされていて、それが新潟産やあきたこまちをはるかに凌ぐ量だったので、へえ~京都は米の産地だったんだ~(@_@)と驚いてしまった。豪雨の影響で新潟産の米が不足しているということもあるのかもしれないが、それにしても埼玉に京都産の米が大量に出回るとはすごく意外で、あっ、そうか今年の新米がまだ東日本では出荷されてないからなんだ!と当たり前のことに後で気づいた。京都からこっちに引っ越してきた際に、美味しくなったと感じた数少ない食品が米である。西日本の各地で食べたが、やはり米に関しては東日本のほうが上だとみているので、私はいつも通り新潟産をゲットしたけれど、京都産のも生産者のネーム入りでちょっとそそられるパッケージでした。
ところで昨日のニュースで成る程と思われたのは、地デジ化に当たってNHKの解約者が9万人も出たという話である。要するに、今どきのTVなんてあんまり見るもんないから、この際止めちゃえ!という人が多かったのではなかろうかと思うのは、うちの妹がしょっちゅうBS以外ゼンゼン見るもんない!!!と怒っているからだし、先日オペラ歌手のSさんも、地デジTVを買い忘れてしばらく見られなかったが, 「それでも平気だったんだよね。で、せっかく買っても、朝のニュースからしてあんまりヒドイんで、もうゼンゼン見なくなっちゃったのよ」と聞かされたからである。うちの妹は50歳Sさんは30代で、特に堅物とか尖ってるというわけではないごくノーマルなセンスの持ち主だから、彼女たちに見捨てられつつあるTVの将来は甚だ暗いものがあるような気がするのだった。民放に関しては広告収入の激減で「貧すりゃ鈍す」を地でゆくお粗末な制作が増えたせいか、けっこうTV大好き人間だった私もほとんど見なくなってしまった。報道番組もたしかにひどくなってきたし、熱心に見るのはせいぜいスポーツ中継くらいだろうか。ことに報道に関しては今や海外ニュースがYouTubeで見られる時代だから、原発報道の生ぬるさがイッパツでわかったりしたことも大きいように思う。
それでもNHKの報道番組はまだ見るべきものが多いのだけれど、大河ドラマの低レベル化とか、民放型のバラエティー番組の激増とか、なまじ若年層に迎合しようとしたために今まで見てきた世代層を却って遠ざけてしまったような気がするのである。若年層でも気の利いた子は今どきTVなんて見向きもしないだろうから、そうでない子を対象にしようとした結果、こんな番組ができちゃったのか?!と呆れてしまうこともある。
TVに限らず、新聞にしろ、雑誌にしろ、今まで惰性でなんとなく買い続けてきたが、何かきっかけがあれば止めちゃおうと思ってる人も少なくないだろうから、ギョーカイ人はみなこのNHK解約を他山の石とすべきだろう。
少なくとも作り手が惰性になっているようではいけない。世の中で誰にも必要とされなくても、自分だけはこれが必要だし、自分には面白いのだ!!!と思えるからこそ作るのであって、そうでないなら、本当はこうしたものを作る意味なんて全く無いのだから。


コメント(4)

激しく共感します。
お年寄はテレビを楽しみにしているのです。もうすこしまともな番組を見せて欲しいですね

投稿者 佐平次 : 2011年09月10日 09:57

家族が居ますので地デジ化された時に結局買い換えましたが、本当につまらなバラエティー番組ばかりなのにはウンザリして妹さんのようにBSで見る物を夜だけ探したりしてます。
朝も昼も殆どテレビをかける事は無くラジオで情報を得てます。ラジオだと手仕事もできますし、FM放送の音楽番組なら本も読めますから。NHK大河ドラマ、家族が見てますから仕方なく見て、家族全員で「時代公証も何もしてないん違うか?」と貶しながら見るのが家族団欒?

投稿者 お : 2011年09月10日 22:23

バラエティー番組はたまに楽しく見ていますが、何が面白いの?と思う番組はゴールデンタイムに激増しました。でも、昔私の好きだった番組は素晴らしい世界旅行と知られざる世界でした。昔のバラエティーのドッキリ番組も趣味が合わないことが多く好きでなかったのでそれよりかは今の方が見ているかも知れません。
 ドラマも基本的に好きでないのですが、昔の大河ドラマの「黄金の日々」の緒方拳が素敵でした。今の大河は見てたら癖になりますが、つこっみどころが満載でというか今にアレンジしすぎて好きでありません。(といっても篤姫の時で)。これに比べると、チャングムのほうがずっと好きでした。
 多分、私の癖で自分でわかる限りの嘘くさいドラマが好きでないのですが、生の人を観る場合は違うので歌舞伎を見てみたいけど、はまるならどっぷり嵌まりそうなので少し怖く思います。

投稿者 nao : 2011年09月11日 00:49

いつも楽しみに拝見させていただいておりまして、ありがとうございます。
さて、京都産米についてですが、亀岡の方のお米(コシヒカリだと思います)は大変美味しいのではないでしょうか。新潟県民なのですが、そう思います。確認はしていませんが、天龍寺西山艸堂でいただくのは、そうではないかと。

投稿者 でじょん : 2011年09月12日 23:20



2011年09月10日

サムギョクサル、海鮮チヂミ、トッポッギ、チャプチェ、春雨の腸詰めほか

キューピー3分クッキング編集部の志村さん、デザイナーのジョさんと石黒さん、Pメディアの三村さん、元米朝事務所の大島さん、スラッシュの守部さんと一緒に新大久保の「広東の思い出」で食事。
今日は午後からジョさんのご案内で新大久保のコリアタウン探索を敢行。ジョさんは来日8年にして日本語がペラペラで日本文化に対する理解も深い方なのだが、韓流ドラマにめちゃハマリの大島さんにそのことを話したら、一度ぜひお会いしたいとのことだったので、震災前にコリアタウン巡りを企画して、今日ようやく実現に漕ぎつけた次第。
新大久保駅はグローブ座で芝居を見た時に降りた覚えしかないが、今日久々に降りたら、改札口からして原宿の竹下口状態なのにビックリ(@_@) まずは駅近くのイケメン喫茶でお茶をするにも、志村さんがなんと1時間以上前から行列して席取りをなさるという大変さで、とても長居が出来ない雰囲気なのだ。通り沿いに韓流スターショップがずらずら並ぶあたりも竹下通りを思わせて、以前この町が感じさせた危うい雰囲気は今や微塵もない。高麗博物館ではかつての日本と韓国の危うい関係がしっかり展示してあり、それを見てから全員でチマ・チョゴリを着て撮影。韓国の伝統茶もしっかり味わってから、予約をしてもらったた有名韓国料理店でどっさり食べ、これまた有名スーパー「韓国広場」でどっさり食材をゲットして、一同は丸半日韓流を満喫した。大島さんはドラマから得た知識で今や各店の店員さんと韓国語でやりとりしたり、少しはハングル文字まで解読できるという驚きの韓国通で、片や私は最近になって「イ・サン」でやっと韓流ドラマを見始めたくらいの不案内な人間なのだけれど、ジョさんと話すうちに韓国と日本文化の共通点や相違点が次々と浮かびあがって興味が尽きないのだった。以前、韓国時代劇映画「王の男」を見たときに、その話が一体いつ頃の時代の話なのか見当もつかない自分に驚いて、考えてみたら隣国なのに韓国の歴史は学校の世界史で習った記憶がゼンゼンないし、個人的に購読した世界史の本を見てもほとんど韓国の歴史には触れていないことに気づいたのだが、その話をジョさんにしたら、「私たちも同じですよ。世界史ではヨーロッパや中国の歴史は習っても、日本はほんのちょっとだけしか」とのことで、そのほんのちょっとだけが恐らく両国にとっての不幸な時代なのだろうから、やはり不幸な時代のことも含めてお互いきちんと両国の歴史は学ぶべきでしょうねえという話になった。フランスやイギリスやドイツは互いに戦争を繰り返して
も、それをきちんと学んでいるからこそある程度の信頼関係も構築できるのだろうし、もういい加減アジア諸国もそれくらいの成熟度には達してしかるべきだろうと思う。聞けばジョさんのご両親はちょうど私の世代なのだそうで、だからもう日本に対する反感というようなものはほとんどなくて、ジョさんが日本で就職することにも反対なさらなかったそうである。日本でも私の世代だと、常識的な人ならそこまで偏見の強い人はまずいないし、かりに偏見があっても、それを表立って口にするような人はよほどの愚かな人間と判断されてしまうだろう。とにかく世界の民度は少しずつアップしているのは確かで、そうした成熟を遂げられない頑なで偏狭な民族主義は今後あらゆる地域で世界のお荷物となっていくのは間違いない。


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わあ!素敵です!私も冬のソナタなんて日本の昔のメロドラマじゃないかなんて馬鹿にしていたのですが「チャングムの誓い」ですっかり韓国時代劇にはまりました!綺麗な衣装面白い髪形、身分によって髪が段々豪華になってその重さに女優さんが腰を痛めたなんて事も。それにこんなに近くなのに歴史を何も知らないのにびっくり!韓国の歴史の勉強までしちゃいました!勿論ご贔屓の俳優さんもいます。韓国行きたいです。
今bsでトンイいう時代劇もやってます。イサンの三代前のお話と思います。

投稿者 ねこかおる : 2011年09月11日 09:08

食べ物の世界でも韓流がフツーになりましたよね、キムチ、ピビンバ。煙らないきれいな焼肉屋も当たり前に増えましたし。私が良く行く市場に松坂慶子似(それ以上かも、美に国境は無いですね)のキムチ屋があります、大陸からこちらに嫁に来て40年なそうな。
その女店主が「京都はぶぶづけ、同じ同胞でも京都に嫁入りしてる人は大変やて」とまぁ、どっぷり嫌京都人なナニワ商人を地でいってはります。よく立ち話をするので、細かい事を聞くに付け、愛憎のレベルが日本なんか可愛いもんだなと認識させられます、例えば嫁姑の話、「もし火事になったとして息子が母か嫁かどちらを助けるのか・・・」と密着度がスゴイです。
日本人からすれば、同じ肌髪背丈と最初から自分たちと一緒なんだと間違った認識で見てたから、失敗したんでしょうね。この頃は違いを楽しむ余裕が出てきたからうまく付き合えてるんでしょうね。
松井センセ、チマチョゴリ似おてはりますね、それで気付きましたが、結構なで肩派ですか(小爆)

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月11日 20:01



2011年09月11日

桃花林

新築ビルの急増で日本橋界隈が大変貌を遂げているのは知りつつも、銀座線三越前駅直通の野村不動産ビルYUITOの中に入るのは今日が初めてだった。かりに直下型地震が起きてもこれなら絶対大丈夫!と思わせる重厚堅牢なビルの5Fホール控え室でまずは葛西アナとお目にかかったら「僕はこういうトークの場合、いつも話を始めて聞くようにしたいんですよ。なまじ打ち合わせなんかしたら却って面白くなくなるんですよね」とのことで、何の打ち合わせもせずに本番に臨んだ。幸い客席は満杯でとても暖かい雰囲気だったし、歌舞伎ファンの中でもかなりコアな層が沢山来てらっしゃるように思われたのは幸いで、その分こっちは話が通じるかどうかあまり気にすることもなく、葛西アナから問われるままにどんどん答えて行くというとても楽チンなトークショーだったが、話の流れを作る側としてはいろいろと工夫があったものと想像される。もっともそこはさすがにプロで、葛西アナはときどきわざと話を混ぜっ返して笑いを取るセンスも抜群だから場内は大いに沸いていたし、傍聴された幻冬舎のヒメも「いや~すごく面白かったですよ。一杯笑えましたし」とのご感想だった。とにかく最後まで熱心に聞いてくださっているのがひしひし伝わるので、こちらも話し甲斐のあるトークショーでした。皆様ありがとうございましたm(_ _)m
 終了後のサイン会ではヒメが『吉原十二月』の物販もなさったのであるが、会場には集英社の八代さん、
伊藤さん、横山氏3人がお見えになっており、八代さんからは一昨日メールでお越しになることを知らされてビックリ(@_@)「どうしてお知りになったんですか?」と訊いたら、「たまたま渡辺保さんのブログで見て知ったんですよ~」ということだからますます驚いてしまった。で、4人でお茶をして、せっかく集英社のご一行が見えられたのだから、『小説すばる』で新連載する予定の作品について軽く打ち合わせをし、ヒメが別の著者のサイン会で抜けられたあと集英社ご一行とYUITOの中にある「桃花林」で会食と相成った。
「桃花林」は御存じホテルオークラにある中華の名店で、お腹いっぱいご馳走になって帰ろうとしたら、黒服の支配人らしい男性が私のことをじろじろ見て、「お客様には何度も何度もお目にかかったような気がするんですが……」と言われても、こっちはこの店に入ったのがまったくの初めてだから???「私はホテルオークラのほうに長くおりまして」と言われてハッと気づいたのは、その昔志村喬夫人に何度も何度も「桃花林」でご馳走になったことで、「ひょっとして志村喬夫人とご一緒の時ですか?」と訊いたら「ああ、そうです!!!志村夫人とよくいらしてましたね」と言われたことが今日一番のビックリ(@_@)/だったかもしれません。志村夫人が亡くなられてもう何年も経つのに、さすがに接客業のプロはスゴイ!!!と思われました。


コメント(4)

人の顔を覚えるのは接客のプロならではですね。
志村喬さんは好きな俳優です。夫人とはどういうご縁でお知り合いになられたのでしょうか?

投稿者 ぱぐ : 2011年09月12日 10:36

昨日の葛西アナとの対談、大変楽しく聴かせて頂きました。着物を着ている方も多くてとてもいい雰囲気でしたね。葛西先生は中央大学のエクステンションスクールで歌舞伎の見方を教えていらっしゃいますが、私はそちらの教室に通っています。また、松井さんのブログは毎日楽しみに読ませて頂いているので、以前葛西先生が松井さんのブログに電話番号を問い合わせていらした事があって、それがきっと昨日の対談に繋がったのではと思いました。今朝子さんというお名前は安倍清明神社でつけて頂いたものであるとか、また松井さんは浮世絵に描かれるような純日本風、あるいは役者風の美人顔でいらっしゃると思っていましたところ、藤十郎さんとは血が繋がっていらっしゃるとか・・・伺って納得!でした。

投稿者 ツブ : 2011年09月12日 20:38

ぱぐ様へ

志村ご夫妻はもともと実家の料理店「川上」の古くからのお客様だったのですが、実母を早く亡くしている私の母が志村夫人を母のように慕っており、私は東京に来てから孫のように可愛がってもらっておりました。ご自宅の近所のホテルオークラを応接間代わりに使っておられて、よくご馳走になりました。ご馳走になったから言うわけではなくて、本当に素敵なご夫人で、私も年を取ったらあんな風になりたいと思う憧れの人でした。

ツブ様へ

話が複雑になるのであの時は話しませんでしたが、坂田藤十郎とは血がつながっておりません。私の父が伯父の家に養子に入り、伯父の奥さんが初代中村鴈治郎の娘だったのです。素顔を間近でご覧になればわかりますが、ゼンゼン似てませんよ。

投稿者 今朝子 : 2011年09月12日 22:06

お返事いただき、ありがとうございます。「川上」のお客様、なるほどねえ。澤地久枝さんの『男ありて―志村喬の世界―』を読んだことがあります。同名の志村さん主演の映画は観ておりませんが……

投稿者 ぱぐ : 2011年09月13日 19:59



2011年09月12日

茄子と豆腐の炒り煮

QPで見た料理。茄子を胡麻油で炒めてから絹ごし豆腐を加えて、味噌酒みりん醤油を合わせた調味料で味付けし、全体に味がなじむまで煮て仕上げに七味を振りかける。茄子が柔らかくなるまでじっくり火を通すのがポイント。絹ごし豆腐はしっかり水切りしてから砕いて入れる。
あっという間の辞任劇で名前を覚える暇もなかった鉢呂氏に代わって枝野氏が新たな経産相に就任とのニュースを聞いて、まあ、この人が無役で残っていたのはブースカにとってラッキーだったと思われたものである。それにしても懲りずに何度となく無神経な失言を繰り返す政治家も政治家だが、その手の取材?ばかりしてる今どきの記者たちも如何なものかだし、まだ何もしてないうちから内閣支持率のアンケート調査をして、これまた毎度おざなりの質問を何ら責任を負う気もない人びとに発して数字だけをはじき出す国営放送もどうかしてるし、とにかくこの国のマスコミはもう死んじゃってる!!!も同然ではないかという怒りが腹の底からふつふつと湧き起こるのだった。
昨日は私も敢えて気楽なトークで通したものの、9.11からちょうど10年目、東日本大震災からもちょうど半年目に当たるという、実にいろいろなことを考えさせられる日で、大洗町に住む友人は原発事故の余波が事業収入に相当響いても従業員を解雇するわけにもいかず、国からの補填があるわけでもない地元企業の難しい現状を訴えつつも、土地を追われたかたちの福島の人びとのことを思えばもっと胸が痛むというのである。地域が近い分、また同様の被害を受けている分、福島の原発被災者に対して本当の意味での同情を覚えるのだろうと思う一方で、身近に被災者がいなければこうした問題はどんどん風化する恐れもあることを強く感じさせられた。東京にいて取材するマスコミ人の間では、震災と原発事故が早くも風化してしまった人も沢山いるのではなかろうか、と思うような今日この頃である。


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鉢呂氏の幼稚な言葉使いには「アホかいな」と思うしかないですが、まだ何もしていない首相の支持率なんて調べてどないすんねん!!何もしてない方の何を?何処を支持するのか、答える方は無責任、聞く方は暇つぶしとしか思えません。

投稿者 お : 2011年09月12日 22:26



2011年09月13日

エゴマの葉醤油漬け巻き

写真の手前に黒っぽく見えるのが元米朝事務所の大島さんのオススメでゲットした韓国産エゴマの葉の醤油漬けで、塩茹でしたインゲンと鶏もも肉の照り焼きを巻いて食す。椎茸も炒めて鶏肉と一緒に味付け。
 NHKの「クローズアップ現代」を見ながら食事。ギリシャに端を発するヨーロッパ諸国の財政危機は深刻度を増しているようで、ギリシャ自体は財政再建ののために歳出削減、公務員報酬カット、消費税アップというトリプルパンチを繰りだした結果さらに経済が悪化して歳入減を余儀なくされ、もはや債務不履行は必至という泥沼状態に陥っているらしい。その惨状に恐れをなしたイタリアは早くも歳出削減に踏み切ったところで国民のデモに遭い、へたをすると今後ヨーロッパ各国でイギリスのような暴動が起きないとも限らない雰囲気だが、先進国全体を覆うこうした財政危機の根本的な原因は一体何なんだろうか?金融経済に頼りすぎたことの破綻や、国営サービス及び公務員の過剰や、国民の高齢化やきっと色んな要素がミックスしてるのだろうけれど、ギリシャよりはるかに多くの財政赤字を抱えている日本もゼンゼン他人事ではなく、いつなんどき恐ろしい転落が始まるかわかったものではないのであった。したがって、今日の所信表明演説でブースカが婉曲的に表現した「歳入改革の道」すなわち増税は避けられないと考えるべきなのかどうか。これまでムチャクチャ無駄遣いされたのはもう全く取り返しがつかないだけに、本当に腹立たしい限りで、日本は今のところデモはともかくまず暴動までは起きそうもないと国民が政府から甘く見られている
と思うとますます余計に腹が立つのであります。




2011年09月14日

鶏手羽の唐揚げ、豆腐、茸の天ぷらほか

夕方に「クロワッサン」の取材でお見えになった船山さんと一緒に近所の「鳥良」で食事。
船山さんは旧友の劇作家、岡本蛍の小学校時代の親友で、スタジオジブリでアニメ化された『おもひでぽろぽろ』にチョクちゃんとして登場している。ほぼ同世代だから取材後も話が大いにはずんだ中で、やはり3.11を境にお互い物の考え方がガラっと変わったという意見で一致した。船山さんはちょうど前日にクリント・イーストウッド監督作の「ヒアアフター」で津波のシーンを見たあとだったから、それが現実に起きてしまったことに何ともいえない衝撃を受けられたそうである。ご両親がもともと三陸出身で、お嫂さまが福島出身ということもあって、当然ながら原発事故の話にもなり、事態はまだ何も収拾されていないにもかかわらず、「再稼働しなきゃいけないんですかねえ……」という、これまた当然の疑問が互いの口をついて出るのである。そこから近代の国家主義に代わる現代の企業論理というものについてや、消費型資本主義に冒されてしまった人類の未来は果たしてどうなるか?といった壮大なテーマに話が及んで、あっという間に
時が流れてしまった。その一方で亀を見たいと仰言ってベランダに出られたら、♂カメの俊寛がえらく興奮してあとを追いかけ回すので、「いや~人間の男はもうこんなに寄ってこないですからねえ。何だか華やいじゃいましたよ~」と妙にご機嫌な船山さんでした(^_^)


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東京電力、その他の電力会社も含め、そのやり方が暴露された今となっては、今後どこで、何が起こっても「想定内」です。

原発は、もともと、使用済み燃料棒の処理方法にも安全性が問われる中での見切り発車。
そう遠くない将来、私たちの孫、子の代に、多大な損害や恐怖を残すことも充分に想定内です。

そういう事実を踏んでも、まだ私たちは、今の自分達の快適さ、便利な生活を大事にして原発に固執するのでしょうか。
脱原発の流れをヒステリーと称した政治家もいましたが、その不安定さ、危険が明らかになってしまった今、あえてその方向に進むのは、むしろ自殺行為で、現代人のエゴであると思います。

地球のこの先のことも考えるなら、原発稼動は最小限にし、現在の電力供給のシステムを見直し別の代替エネルギーの開発を待つ、原発は、想定外が100%ない技術力を確保するまで稼動しない・・・という方向を選びたいです。

投稿者 きのじ : 2011年09月15日 10:14

きのじさんのおっしゃることは私もずっと思っていることです。
 いまさら電気を使えない生活には戻れませんが、やる気でやれば、原発を使わない生活はできそうです。それと共に企業が節電を考えた使い方をすれば、原子力は絶対に必要なものではないと思います。
 泥鰌内閣がどう立ち回るか予測はできませんが、今、現在より未来を見据えた発言であるように希望します。(絶望的?)
 蛇足ですが、前回つっこみと表記したいところをつこっみと表記してしまい申し訳ありません。お許しください。

投稿者 nao : 2011年09月15日 22:24



2011年09月15日

タイ風カレー、アスパラガスの胡麻よごし

あきらかな手抜き晩ご飯である。今日のQPはとても秋らしいメニューだったが、まだとても秋とはいえない暑さなのでコレにした。もっとも夜は涼しい風が吹き込んでおります。
ところで所信表明はとても低姿勢だったのに、わずか4日間で国会を閉会するというブースカのやり方に野党がとてもお怒りなのはごもっともだと思う反面、会期を延ばしたところで結局は経産相の任命責任や、
消費者庁長官のマルチ商法献金疑惑が問題にされるだけなのが見え見えだから、国民としては、今そんなことに時間を使うよりもとにかくやることさっさとやってくれよ!!!という反応が大方ではなかろうかと思われるので、非常時は野党も立つ瀬がないのであった。具体的な復興構想が語られて、それに対する質問や意見がどんどん出てくるなら国会も意味があろうというもんだけれど、要するにそうした具体的な政策は語るほうはもちろんのこと官僚の作文を読みあげるわけだから、突っ込むほうも官僚的な頭脳で対抗しないと話は成り立たないので、そうした能力に乏しい野党は常に政府要人のスキャンダルを突っ込むことくらいしかできず、どっちが与党になろうが野党になろうが同じことの繰り返しが延々と続くのだろうか。ああ、なんという無駄のかたまり!!!




2011年09月16日

鶏肉とジャガイモの五香蒸し

QPで見た料理。ニンニク、生姜、長ネギのみじん切りに粗塩、酒、醤油、甜麺醤、豆板醤、胡麻油、焼き米、五香粉を混ぜ合わせたタレに細かく切った鶏肉とジャガイモを漬け込んで、ラップして10分ほど電子レンジで蒸し、仕上げにまたネギのみじん切りをトッピング。焼き米はフライパンで米を色づくまで煎ってから擂り鉢で潰して加える。これがタレをよくからめてくれる。五香粉が本格中華の味わいにしてくれたし、火を使わずに意外と簡単にできて美味しいから、ご機嫌で食べていたら電話が鳴って、仕事には遅がけだしプライベートには早すぎるなあと思いながら受話器を取ったら、なんと今日予約していた整体治療をうっかり忘れていたことが判明。「今からでもいらっしゃれますか?」と言われたのが7時半で、それから大慌てで支度してなんとか8時半に滑り込んだものの、時間を超過しても最後まできちんと診て戴いて、寺門先生とアシスタントの方には大感謝でしたm(_ _)m
昨日、今日と新作の構想を練るのに熱中していて、今日はエッセイの〆切りが1本あったのは忘れずに入稿したのだけれど、整体のことはすっかり飛んでいたのである。構想段階は実際に書くことも書かないことも含めて細部のリアリティを出すべく、思いつくまま気になるままに、ありとあらゆることを調べにかかるので一番アタマを酷使する期間でもある。ことに今度の新作は昭和初期を舞台にしているために、そのころの外車はT型フォードが定番でも、クライスラーやシボレーはどんな型だったのか?とか、関東大震災で築地方面に住んでいた人たちは一体どこへ逃げたのか?とか、調べればそれなりにわかってしまうところが
近代を背景にした小説を書くときのしんどいところでもあります(-_-;)




2011年09月17日

豚肉の生姜焼き

今日はQPのレシピ本を参考に作ってみた。豚肉に薄力粉をまぶしてフライパンで両面を焼き、肉の赤みが残っているうちに皮ごとすり下ろした生姜を加え、味醂と砂糖と醤油を合わせた調味料で味付け。
京都の妹はよく「そのうちきっと(ゴルフの)遼ちゃんとか、なでしこの人らは全員大臣にならはるわ。そのほうがええのんちゃう」と言ってるが、SMAPのキムタクもドラマの中だけで総理やってる場合じゃないのかもしれないと思えるような中国公演の報道ぶりである。ここ半世紀で、何が変わったといって、世の中のステータスほど変わったものはない気がするのだけれど、政治家や役人や学校のセンセが地に堕ちた反面、芸能人やスポーツマンの向上は目を瞠るものがあることを強く感じるのは、私世代から上の人たちだろうと思う。その分、芸能人やスポーツマンは優等生的に振る舞うことを余儀なくされてなんだか気の毒な感じもするのだった。ただ、こうしたことは恐らく日本に留まらないはすで、まさに脱近代的な現象といえるのではないか。近代は人類が生産性を飛躍的に高めた時代であり、生産性を高めるために近代国家というパラダイムやマスプロ教育が必要とされたわけだから、それらが隅々まで行き渡って近代化が成し遂げられたあかつきに不要となるのは自明の理ともいえて、それらに携わる人びとが顧みられなくなる一方で、生産性のモノサシでは計れない人びとが急浮上してきたのだろう。
優れた芸能人やスポーツマンが他人に感じさせるのは動物的な優性という気がするのだが、となると人類は家柄がいいとかお金持ってるとかお勉強ができるとかほとんど意味のないアクセサリーよりも、ここに来てまたもや先祖返り的な実質本位の順位ヅケをするようになり始めたのかもしれず、それはそれでいいようなものだけれど、みんながみんな動物的に優性なわけでもないので、近代的な生産性の向上というより多くの人間が参加できる共通目標を喪った時代の若い人たちは本当に大変だろうと思う。予備校か何かのTVCMで村上佳菜子のフィギュアスケート演技を見ている少年が「俺は何で喰っていくんだろう」と呟くシーンはとても印象的だ。




2011年09月18日

ばら寿司、海老と焼きジャガのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
抜けるような青空の下、初秋とは思えない強い日射しを浴びながら、なんとか頑張って2鞍も騎乗。1鞍目のお相手は例によってハイセイコーのお孫さんで、今日のレッスンは速歩のあと珍しく方向転換して逆回りの駈歩になり、こちらはいささか戸惑って、お孫さんも逆足から踏みだす変則的な駈歩になったものの、そこは利口なお孫さんだから途中で器用に足を変えてちゃんとフツーの駈歩をしてくれた。逆足で駈歩をされると乗ってるほうもかなりの違和感があるし、馬のほうもきっと走りにくいはずなのだけれど、それでも最初の一歩を踏みだす時はつい利き足を使ってしまうというようなことがあるらしい。2鞍目のお相手は、仙台の乗馬クラブで被災して、津波にさらわれながら泳ぎ戻って救われた37頭のうちの1頭で、うちのクラブでは3頭が引き取られていて、いずれも来た当座は顔が傷だらけで痛々しい姿だったが、今やすっかり快復してレッスンにも参加している。とにかくそれだけの体験をしていたら、ちょっとやそっとのことでは動じない馬だろうと判断し先々週から専用馬に指定した。先々週は馬場がドロンコで最悪のコンディションだったにもかかわらず健気にしっかり走ってくれたから、今日も大丈夫だろうと見ていたら、意外や意外「動じない」のではなく「動かない」状態に突入したのは私の乗り方がよほどまずかったのだろう。暑かったせいか動きが重くなっていて、それで余計にこちらが焦って馬上でバタバタしたから、馬は合図がわからずだんだん混乱してきて止まっちゃうしかなかったに違いない。こうして同じ馬でもちょっと何かがくるうと全く動かせなくなるのが乗馬の怖さだし、巧く動かせなかった馬にこちらの指示をちゃんと伝えられるようになるのがまた乗馬の醍醐味ともいえて、そこらは異性を相手にするときの駆け引きと似てるかもしれません(笑)。


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1年ほど前からブログ拝見させていただいております。同じクラブで馬に乗っております。今月はめずらしく日曜日にレッスンを取りましたので(いつも平日夕方です)お会いして自己紹介するチャンスでしたが気後れしてしまいました。もっと上達して同じレッスンに出ることになりましたら再度「自己紹介」チャレンジさせていただきます!私も昨日は馬に負けてしまいました。少しずつ少しずつ、の上達を楽しんでいけたらと思います。

投稿者 ともやん♪ : 2011年09月19日 11:21



2011年09月19日

大宮盆栽村

今日は午後から園芸ライターの光武さんに大宮の盆栽村をご案内戴いた。
桜の品種ソメイヨシノの発祥地は東京駒込の染井村とされており、ここには江戸時代から多くの植木職人や造園師が住んでいたが、関東大震災で東京が焼け野原となった際に、住人が大挙して移住した先が大宮の盆栽村で、光武さんのお母様のご実家はその盆栽村創設メンバーの一軒だったという話を今日初めて伺ってビックリした私である(@_@)光武さんとはずいぶん長い付き合いだけれど、私が大宮に引っ越してこなければ、そのお話も一生伺うことがなかったかもしれないと思えば人生は面白い。ご実家はすでになくなっているが、道路に立てられた看板の古地図に「内海花園」とあるのがそれで、近所にはまだイトコの一家が住んでらっしゃるのだという。
盆栽村には盆栽美術館があって、先日取材を受けたサンケイリビングの丸山編集長からそこの入館チケットを頂戴し、折角なら園芸ライターの解説付きで盆栽を見たいものだという欲張り根性で光武さんをお誘いしたら、まずはわが家から氷川神社を抜けて盆栽村まで歩けるコースを教えて戴いた。
その昔は盆栽を10鉢以上持っていることや、必ず平屋で生け垣を持っていることなどが居住する条件とされていたらしい盆栽村も今や分譲住宅すら見受けられる近代的な住宅街になっているとはいえ、どこの家も塀の中に立派な植木が見えるし、まるで森の中の一軒家みたいな大邸宅があるのはさすがにこの土地ならではだろう。現在も営業中の植木屋さんが十数軒あって、中をわりと気軽に見せてもらえるので、光武さんの説明を受けながら、ずらりと並んだ盆栽をしばし賞翫させてもらった。
盆栽は日本が世界に誇るユニークな文化一つだが、繊細な技術の素晴らしさもさることながら、日本式庭園と同様に、自然を人間界に摂り込む方法がとても日本らしく、一鉢ずつに一つの「世界」があってそこに流れる日常とは別の「時間」が感じ取れるのである。実際に盆栽を作るにも非常に長い歳月をかけて完成させるので作者は特定できないものが多いらしく、なかには嘘か実か二千年前の作!!とされる盆栽までありました(@_@)
美術館では完成された名品の数々を堪能できたし、植木屋さんでは盆栽のタマゴやヒナのような未完成形が見られる面白さもあったが、面白いといえば、見に来ている人のほとんどが私たちより若い人たちで、敬老の日にふさわしい見学場所という感じでは全くなかったのである。もっとも考えてみれば、今どきの高齢者は、私が子供の頃のお年寄りとはゼンゼン違って、西洋文化サイコー!!!で日本文化には案外疎い世代だったんだよな~と気づいたのでした。
残念ながら美術館はもちろん植木屋さんも撮影不可だったので、素晴らしい盆栽の代わりに、いささか盆景じみた大宮公園の風景をアップしておきます。


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いっとき揉めていた盆栽美術館、ちゃんと出来ていたのですね。
2007年に他界されたMSシュレッダーの明光商会、高木禮二氏のコレクションですよね。さいたま市が5億円で買うのが高いとか無駄遣いだとか、いろいろ話題を提供してました。
私はまだ20世紀の頃、ハローワークの求人票にあった明光商会の総務課長の募集要項の中に、「盆栽に興味のある方」というような記述があったのを覚えています。
当時、市ヶ谷駅近くの明光商会のビルの中に「高木盆栽美術館」がありました。(今もあるのかな?)

投稿者 せろり : 2011年09月21日 00:22



2011年09月20日

カツカレー

広尾の東京都中央図書館内のカフェで食事。
関東大震災に見舞われた東京が完全に復興を遂げるのは7年後の昭和5年で、3月には帝都復興祭なる一大イベントが催されており、今日は午後からその詳細な資料を調べに中央図書館へ行って、それから新国立劇場で三島由紀夫作「朱雀家の滅亡」を観るという、何とも「昭和」な一日であった。大宮恵比寿間は南新宿ラインが直行するので広尾には意外に早く行けたし、広尾から初台までは大江戸線を使うとこれまた意外にベンリでとても効率の良い移動日でもあった。
「朱雀家の滅亡」は戯曲を知るばかりで舞台を観るのは今回が初めてである。ただし初演の中村伸郎と南美江を想像しながら戯曲を読んでとても優れた作品だという印象を持っていただけに、今回はちょっと観るのをためらったほどだけれど、國村準の主演が意外にハマったように感じたのは、見てくれはともかくも柔らかくて静謐な声柄のせいだろう。とにかく何よりもまずセリフを聴かせることが眼目となる三島戯曲は声柄やエロキューションで人を選ぶ必要があるが、その意味で今回成功したキャスティングは國村のみかもしれない。三島戯曲はこの作品に限らずストーリーだけを取りあげればセンチメンタルで古風なメロドラマだが、それを覆い隠すのは彼特有のロジカルなレトリックであり、レトリックをレトリックとして聴かせる技術が俳優の側にないと観客が辛い思いをする。終幕で「あなたお一人が、今そんな風に、生きのびておいでになる秘訣は何?」と息子の恋人に問い詰められる朱雀經隆に、三島は昭和天皇を重ねているはずで、情緒的には第3幕がクライマックスでも、観念的にはこの終幕がハイライトとともいうべきだから、この恋人役を演じる女優のエロキューションは非常に重要と考えなければならないにもかかわらず、演出と制作にその配慮がいささか足りなかったことは残念である。




2011年09月21日

揚げナスのカレーあんかけ

QPで見た料理。カレー粉と豚挽肉を炒め合わせて水を加え、酒、味醂、醤油、塩少々で調味して水溶き片栗粉でとろみ付けしたあんを素揚げしたナスとインゲンにかける。インゲンを先に揚げること。ナスは切れ目を入れてから輪切りにし、高温でじっくりと色づくまで揚げる。仕上げにおろし生姜をトッピング。
食事しながらNHK7時のニュースを見て、渋谷道玄坂の街路樹が根元からポッキリ折れてる映像にビックリ(@_@)
今日は文藝春秋社の山田氏と山口さんがわが家をご訪問になる予定だったが、台風15号の首都圏直撃報道を受けて見合わせられたのは当然だろう。もっとも、大宮はたぶん東京よりも台風の影響が少ないはずだとは思いつつ、ちょっと心配だったのは、真向かいの大きなマンションがメンテナンス工事のための足場を高々と組んだばかりだったことで、その鉄板が吹き飛ばされたりしたらマズイなあと見ていたのだけれど、別にさしたることもなく通過してしまった。何しろわが家は建物の向きも良かったせいか、風速がMAXと思しき時間帯ですら書斎とリビングの窓を開け放していて平気だったのである!!! 雨もそこそこに降りはしたが、凄まじいというほどの感じはしないままに降り止んで、今は穏やかに虫の音が聞こえている。ただこのあと台風が震災と原発の被災地へ向かって進んでゆくのはとても心配されるのだった。
それにしても、こうあちこちが天災に見舞われるとマスコミ報道も次から次へと追っかけていくから、以前に
報道された被災地が今はどうなっているのかを逐次報道する暇はあまりないようだけれど、現実には新燃岳周辺の地域は今もなお危険な状態だったりするわけだろうし、今や日本列島どこもかしこもいわば絆創膏だらけの状態で、今後もさまざまな災害に見舞われることを覚悟するしかないのだとすれば政府や自治体にはそれなりの信頼感があってほしいものである。


コメント(1)

本当に日本列島継ぎ接ぎ状態ですが、関西、特に大阪は3日の台風の時にも早くから警戒警報が発令されましたが、静かなものでした。今回も昨日から大阪府下の公立学校は休校、至る所に警戒警報、堺市などは「各地区の小学校に避難できる体制を整えましたので、強制では無いですが、危険だと思ったら各自避難して下さい」と防災メールが入った頃から薄日が射し、全く普段と変わらないお昼下がりが来て、そのまま風も吹かず、雨も普通に降っただけでしたので、彼岸の入りのお参りも済ませました。
まさか関東から東京が全線ストップするような事になっているとは思いませんでした。
大阪は被害の少ない土地ですが、こう何度も予報が違うと、本当に警戒するような嵐が来た時には油断してしまいそうで、返って恐いです。

投稿者 お : 2011年09月21日 21:58



2011年09月22日

椎茸と長ネギと豆腐の炒め煮

QPで見た料理。生姜の薄切りとネギの斜め切り、椎茸のそぎ切りを順に炒め合わせて水を注ぎ、酒、醤油、砂糖少々と胡椒で味付けしてから絹ごし豆腐を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけて仕上げに香り付けの胡麻油を垂らす。QPの先生が「あっという間にできます!!!」を何度も繰り返された即席料理で、胡椒をよく効かせるのがポイント。
日米首脳会談におけるブースカとオバマ大統領のツーショットは、お互い今やあまり頼りにならない国であることがわかりつつも、同盟はもちろん維持するしかないという、なんとも正直な雰囲気が滲み出ていたように感じたのだけれど、共に凄まじい財政赤字を抱える両国は現在その名も共に「民主党」政権であるのはいうまでもない。だからなのかどうか、オバマは財政赤字の削減策としてついに金持ち増税をハッキリと打ち出し、片や日本では民主党の税制調査会も相続税の増税を視野に入れた政策を検討し始めたようである。譲り受けるような財産が全くない私個人は相続増税賛成で、ことに大王製紙の三代目みたいな人種からは、世間に出てこられないくらいにドンドン搾り取ればいいように思うが、税制であまりにも露骨に金持ちをターゲットにしたら、金持ちはなにせ金を遣ってどこへでもさっさと逃げてしまう恐れのあることくらいはむろん承知しているのだった。オバマもむろん承知の上で金持ち増税を前面に打ち出したのは、やはり選挙対策の一つとみるべきなのだろうか。それにしても米国で金持ち増税を打ち出したのはなかなかキケンな賭けといえそうだ。日本では、財産を守るためには国籍を捨てても平気な人の割合が今のところはまだ米国よりは低いのではなかろうか。


コメント(2)

相続税を上げる事には大賛成!!ついでに消費税が無かった頃にあった物品税も復活させ、消費税は廃止とまでは言わないですが3%に戻すくらいの英断が欲しいです。煙草税の値上げも賛成!!
確かに経済状態が悪い時に税を上げる事は余計に買い控えが増えると言う見方もありますが、復興財源の確保の為にも何処からか財源を確保しなければ、無い袖は振れないですから。
国民の購買欲をかきたてようと思うならば雇用の確保が一番効果があると思います。高利益、株式の高配当ばかり考えて海外に生産拠点を移す事に歯止めをかける法改正が必要なのでは?しかしこの様な事を口にすれば、又管政権と同じで何処からか圧力がかかりブースカさんの悪評ばかりが流されるのでしょうけど。

投稿者 お : 2011年09月22日 22:48

日本で相続税をきつく取ったところで、たかが知れた額しか収納できないから、無策に等しいと思います、なぜなら相続税対策をとらなければいけない非相続人は年間死亡者のわずか2パーセントに満たないからです。
政府がこれを持ち出すのは、庶民の妬みに付けいっての人気取りしてるのがミエミエで素直に賛成できません。
政治家がそんなに平等主義がお好きなら、政治家しかできない相続税を免れる方法を禁止しなきゃ。
どういう風な免れ方をとっているのかと言えば、死ぬ前前から計画的に私有財産を自ら管理している政治団体にプールして、死んだ後に子供らが無税で親の財産を受け継げるやり方なのです。
(政治活動の実態がどうかなんて傍からはわからないですから)
もちろんたっくさんある所から税を取ればいいというのは、良いとおもいます。
それならば、税制上妙に優遇されすぎている業種(宗教法人、他にもあると思いますが、これが真っ先に思い浮かびましたので)の見直しをした方が有効じゃないかしら?と思いますが、いかがでしょうか。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月22日 23:05



2011年09月23日

御献茶

神仏や宗祖に抹茶を献げる御献茶という儀式は南北朝時代からあったようで、現在では各流派家元が有名寺社で定期的になさっているのは知っていながら、実際に拝見する機会はなかったのだけれど、お茶の阪本先生は私が引っ越した際に氷川神社でも表千家の御献茶が行われているのを想いだされて「今朝子ちゃんにはいっぺん見といてほしい」というお気持ちになられたそうである。今日はそのお招きを有り難くお受けして、午前中にまずは氷川神社の社務所にご一緒し、そこで表千家同門会の埼玉支部の方々にとても親切なおもてなしを戴いたのも、わざわざ遠くからお越しになった賓客をもてなそうという心意気だったのだろう。なにしろ阪本先生は京都から、お姉様の星野先生は軽井沢から大宮にお越しになったので、関係者は恐らく一体なぜわざわざここまで???という感じだったのではなかろうか。実は私は歩いて10分もかか
らない場所に住んでいることを申しあげるのは気が引けるくらいだった(^_^ゞ
御献茶のお点前をなさったのは次期家元の若宗匠で、本殿に向き合うかたちで建てられた舞殿で行われたそれを、なんと中央最前列で拝見できたのもご一緒戴いた阪本星野両先生のおかげであろう。もちろん本番中は撮れないので、事前の撮影をアップするかたちだが、四方から丸見えになる舞殿という空間で、一般の参詣もひっきりなしにあるという悪条件にもかかわらず、若宗匠は淡々としかもあたりを鎮めるだけの集中力を持って成し遂げられた。お点前は上半身だけで見せる日本的な所作ともいえるが、舞いなどと同じくお点前も見比べると人によってずいぶんと違うような気がするし、私も全流派の家元と若宗匠を見比べているわけではないけれど、表千家の若宗匠は変に力んだところが少しもなくて所作がさりげなく見え、動きの流れがスムースで柔らかみがあってとても美しく感じられたのだった。
お点前を拝見したあとは社務所で点心を戴き、神社に附属したのお座敷と立礼でそれぞれ一服ずつ戴くという催しで、関東近県から何百人ものお弟子さんが詰めかけての一大イベントながら、全体に混乱もなく
穏やかで温かい雰囲気に終始していたのは何よりだった。
晩ご飯は両先生とご一緒に近所のイタ飯「ヴァーリオ」でたっぷり戴きました。


コメント(1)

先日、氷川神社の献茶式でご来賓の皆様の接待を務めさせていただきました小関啓子と申します。

その節はわざわざお越しいただきまして誠にありがとうございました。

早速松井先生の著書を拝読したいと、サイトを散歩しておりましたら、な、なんとこのページに・・・
お献茶のことを取り上げていただいた上に、私ども支部関係者のことまで触れていただき、「感激」の一言です。

このページのことは支部役員、お弟子さんに是非とも伝えたいと思います。
阪本先生、星野先生も私の中では伝説の方で、まさかお目にかかれるとは夢にも思っておりませんでした。

松井先生も、改めて大変な作家でいらっしゃると知り、顔から火の出る思いでございます。
また、私も先生と同じ1953年生まれ。とても嬉しく思いました。
江戸や歌舞伎など和の文化を題材になさった先生の作品はどれも興味をそそられます。
早速、拝読したいと存じます。

私は、お茶の稽古場である大宮の実家、自身が代表を務める音楽事務所兼自宅のある浦和を行ったり来たりしております。

お近くですので、何かございましたら是非お声をお掛けください。

阪本先生、星野先生にもくれぐれもよろしくお伝えください。

      表千家支部幹事   小関 啓子

投稿者 小関 啓子(こせきけいこ) : 2011年09月25日 12:38



2011年09月24日

茄子とミョウガの炒め物

 生姜とニンニクの薄切りを入れた油で乱切りした茄子を炒め、豚バラ肉とミョウガを炒め合わせて酒、砂糖、味醂、醤油、塩少々で味付け。豚バラ肉を先に炒めてもいい。味付けする前に、フライパンたっぷりのの油脂をしっかり拭き取るのがポイント。
明日行われる上関の町長選挙は原発の是非を問うものとして町内外の注目を集めているが、こうした重要な問題を、町長選挙に委ねようとするあたりは、沖縄の基地問題と同様に、中央政府の卑怯なやり方だという気がしてならない。本当は原発をどうしたいのかという点について、ブースカの発言が国内外で相当に異なるのは、むろん対外関係においてやむを得ない面があるにしても、彼自身の本音としては、産業界の要請からも原発推進に舵を切りたいところだけれど、現実的には地域住民の反対があって難しいだろうという見方に終始しているので、結局は極めて限定的な地域住民に是非の判断を求めることになるのだった。政府のトップから脱原発のホンキが見えてこない以上、計画中の11基はともかく建設中の3基はいずれまた工事再開の恐れがあるのは八ッ場ダムや朝霞公務員住宅の例を挙げるまでもなく、役人のいわば「慣性の法則」に基づいたサガを如何ともしがたいためである。上関町民は一方で、今後自分たちは一体何で喰っていくのかという即ち経済の根本的な大問題を抱えているわけだろうし、それはそっくり日本全体に当てはまる問題でもある。地方自治体にしろ国家にしろそれが成り立つためには経済を無視できないという考え方が主流だし、世界全体も経済を中心に回っている現在、その現実に異を唱えることは社会の敵と糾弾されても致し方ないというような覚悟も反原発派には必要になってくるかもしれない。そして、その時は決然として、経済こそが人類の敵であり、地球の敵である!!!と言い返すくらいの度胸があってしかるべきなのだろう。


コメント(3)

茄子と茗荷の炒めは、半生かそれより少し火を通したくらいの炒め方でしょうか?お子様味覚で恥ずかしいのですが、ナスは子どもの頃大嫌いでじっくりしっかり火を通したものが好きなので、お写真を拝見した限りでは半生っぽく思うのですが、茄子って火の通し方で別物のように味が違う気がします。 
 経済は二十年前くらいの共産的な考えの国がまだ力を持っていた時に、攻撃的に資本主義を批判していました。その全てが正しいとは思いませんが(少ししか見聞きしていないと思われます)、今は[地球の敵である]と言わざるをえない状況になってきているように思います。全世界の1%にも満たない富裕層のために他のものが振り回されるのが、資本主義の欠点ではないのか?と思います。今は新たな環境主義とでも名付けるような新しい経済の考え方を知りたいです。 
 このブログで仲蔵狂乱の増刷を知ってから長らく手にできませんでしたが、昨日本屋に注文したものを手にし、夢中に読み、また読み返しています。今まで手に入れた中の一番になりそうです。できれば、東洲しゃらくさしも手に入れたいのですが、古本屋めぐりをしたほうがいいのでしょうか?古本も嫌いじゃないのですが、匂いが違うので、できれば古本屋関係で手に入れずほぼ新刊か、増刷の本が欲しいのです。いつも、不躾なコメントですみません・・・。 
 

投稿者 nao : 2011年09月26日 21:42

「東洲しゃらくさし」は今年の12月に再文庫化で新刊が出ますから、それまでお待ち下さい。
写真の茄子は油で揚げたくらいにじっくり火を通しています。

投稿者 今朝子 : 2011年09月27日 01:03

お答えいただきありがとうございます。 
 茗荷を炒めるとどんな味?と興味深く作ってみました。主人の好みで砂糖を使わず、にんにくを切らしていたのですが、たっぷりゴマ油を使ったのにさっぱりした炒めものになったので吃驚でした。残念なことに、お写真のように美しい仕上がりにはならず茶色っぽくなったのですが、美味しくできました。 
 「東洲しゃらくさし」楽しみに12月を待ちます。仲蔵狂乱がリアルに基づいたフィクションであるのに秀鶴さんに惚れて何度も読み返さずにいられません。

投稿者 nao : 2011年09月27日 21:53



2011年09月25日

バラ寿司、蛸とジャガイモのグリルマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
いよいよ乗馬シーズン到来!といった感じの馬場で2鞍騎乗。1鞍目は仙台から来たデカくて重くて動じないベリー君で、なかなか加速できなくて苦労したが、それでもだんだんコツが呑み込めてきたので次回はリベンジを期したい。2鞍目は例のごとくスーパー氏で、今日は拍車を除いて騎乗したから駈歩の発進に手こずるも、最後はしっかり快走してくれたので気持ちよくレッスンが終えられました。
レッスンの合間にはクラブハウスで常連の皆さんと楽しくお喋りするのはいつものことだが、今日は高校生から大学生になったナッちゃんも久々に顔を出していて、「松井さんがときどき行かれる軽井沢の乗馬クラブの名前って何ていうんです?」と、いきなり訊かれて不思議に思いながら、「浅間クレールだけど」と答えたら、「やっぱり!!!実は私そこでバイトしたんですよ~」とのこと。
ナッちゃんが所属する大学の馬術部では、競馬場とか乗馬クラブとか馬に関係のある場所で部員が揃ってアルバイトして部活動費をプールするシステムで、浅間クレールは2年ほど前からバイト先になったのだと聞いて、「そういえば、これから夏場の忙しい時は大学の馬術部の子がバイトに来てくれることになったという話は聞かされたし、馬装とかいろいろ手伝ってくれるバイトの子がいるのも知ってたけど、それってナッちゃんの大学だったんだ!!!」 ああ、いつもながらに世間は狭いとしかいいようがない(@_@)で、ナッちゃんは浅間クレールがとても素敵な乗馬クラブで、私から聞かされていた話と一致するため、たぶんそうではないかと考えて、「よっぽど自分のほうから、私は松井さんのブログに書いてある高校生のナッちゃんなんですよ~と言っちゃおうかと思ったんですけど、違ってたらマズイから」と躊躇なさったようだ。それでもオーナーの石田ご夫妻にはずいぶん気に入られたらしく、「体験乗馬の教え方がけっこう巧いって、賞められちゃって、真理先生に、いっそウチに来ないかって言われちゃったんですよ」とのこと。ナッちゃん自身、乗馬を教えることの面白さに目覚め、大学卒業後は給料が安くても乗馬インストラクターになってもいいかなあくらいに思い始めたようで、埼玉と軽井沢いずれのクラブにしろ、ひょっとしたら数年後には、私はナッちゃん先生に乗馬を教わることになるのかもしれません(^_^)


コメント(1)

すみません、またコメントさせていただきます。
高校生から大学生になったナッちゃんはお友達だと思います。
娘を2人連れて、3人で乗馬をしていた母、って言えば、ナッちゃん、分かりますよね?
娘たちと仲良くしていただきました。
下の娘は1年半で、上の娘は3年で乗馬クラブを退会しましたが、母は居残り、のんびりやらせていただいております。
なかなか再会できないのでこの場をお借りしてナッちゃんにご挨拶させていただきました。
元気にがんばってるんだね!馬術部に入ったこと、とっても嬉しいです。

投稿者 ともやん♪ : 2011年09月26日 19:17



2011年09月27日

グリーンサラダ、ナポリタン、アンチョビとガーリックのピッツア、仔牛のチーズカツレツ

26日は午後から広尾の東京都中央図書館で調べ物をして、そのあと六本木の老舗イタリアン「シシリア」で元米朝事務所の大島さんと食事。この店に来たら、やっぱりキュウリのサラダと四角いピザとナポリタンでしょ~という超オーソドックスなお馴染みのオーダーになってしまう。店内は満員でいつもながらにオールドファンの巣窟といった雰囲気である。
新連載のバックステージミステリーを執筆するに当たって、大島さんには伺っておきたい話が山ほどあり、
メモを片手に次々と質問したが、この人は劇場内部の構造に関してもこんなに詳しいんだ!!!とビックリしたくらいである。で、私のほうは構想の一部を明かして、このシチュエーションで無理がないかどうかを訊いたのだった。いくらフィクションでも、あまりに突飛すぎるとマンガチックになるし、今どきはマンガよりも突飛なノベルスだってアリなのかもしれないけれど、私はさすがにそうなるのを避けたいし、できれば業界人が読んでも堪えられるだけのリアリティーを有するフィクションに仕立てたいという思いがある。
ところで業界人といえば、大島さんは最近になって久々に業界人の飲み会に参加したところ、「松井さんのブログを読んで、大島さんは健在なんだと安心してたんですよ~と言われたのよ。雅叙園に行ったことも新大久保に行ったことも知られててもうビックリしちゃったわよ」とのこと。米朝事務所を辞めてかれこれ一年半も隠遁生活をしている大島さんだが、「松井さんとひと月にいっぺんでも会ってれば、みんな安心するわけか~」と思ったらしい。「それにしてもブログってホント怖いわよ~他にもあなたに書かれた人がきっと色んなとこで色んなこと言われてるわよ~」と聞いて(^_^;


コメント(3)

池波正太郎がエッセイにたびたびご自身の御母堂さまをネタにするとお母さんが「また私の事を書いたね、小遣いおよこし」なんて言われると書いてありましたが、何かそれに似た話ですね。
物書きの周りの人間はそうなるのが宿命ですね。ですから出来る限りユニークな人達が集まると
それだけ読み手は楽しめるのでうれしい限りです。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月27日 17:01

夕方のニュースで<猿之助の息子の香川照之が市川中車を襲名>と聞いて、びっくりというより??????でした。今朝子さんのコメントをお待ちしています。

投稿者 hanako : 2011年09月27日 21:25

偶然にも、同じ26日の夕方、シシリアで胡瓜サラダと四角いピザを食べましたので、記念に書き込み!
私が行ったのは5時前だったから、さすがにまだお客さんは少なかったですが、あっという間に混んできました。ちょっとつまんでお喋り、という時にいいですね。

投稿者 サンド : 2011年09月28日 09:16



2011年09月27日

鶏手羽とサツマイモの甘辛煮

QPで見た料理。手羽中に切れ目を入れて酒と醤油で下味し、フライパンで両面をこんがり焼いてから乱切りしたサツマイモと潰したニンニクと生姜とを炒め合わせ、水、酒、砂糖、醤油を加えて20分ほどじっくりと煮込んだ。切り取った手羽先でスープを取って適当に味付けし、豆苗と春雨を加えた。
食事しながら見たNHK7時のニュースでは亀治郎の4代目市川猿之助襲名を大きく取りあげていた。昨日も米朝事務所の大島さんと、歌舞伎座の再オープンを再来年に控えた今の時期にこそ、松竹は何かと話題作りをしておくべきでしょ~てな話をしたばかりで、タイミングとしてもバッチリだし、まずは文句が出そうもない襲名だといえる。香川照之の中車襲名も、本人が息子ともども歌舞伎役者に成りたがっているという噂を前に聞いた通り(誰から聞いたかも想いだせないくらい昔の話)だったんだ~と妙に納得させらてしまった。彼はどちらかといえばお母さん似の芸達者で、とてもクレバーな優れた俳優だけに、歌舞伎役者になるのは勿体ない気がするくらいだけれど、ひょっとしたらシェイクスピア劇も現代劇も同等に高水準で演じられる英国の名優のような役者が誕生するかもしれないという淡い期待も抱かせてくれる。もっとも不思議にそんな役者は現れないもので、当代の幸四郎だって歌舞伎さえ演じなければ掛け値なしの名優なのに……と思えてしまうところが問題なのである。
それにしても中車とは懐かしい名前で、先代は顔立ちからしてシャープな感じの名優だった。上品な色気があって実に整った容貌の持ち主ながら、気むずかしくて怖いような人相でもあったから、たとえば忠臣蔵の吉良上野介といえば、私は彼の顔が真っ先に浮かぶのだった。2代目猿之助を長兄とする3兄弟ではまだ「市川小太夫」が残っているけれど、その名跡は復活させないのだろうか。


コメント(8)

思わず笑ってしまいました、

当代の幸四郎だって歌舞伎さえ演じなければ掛け値なしの名優なのに……と思えてしまうところが問題なのである。

やはり役者松本幸四郎を継いでいる以上は歌舞伎を演じなければいけないのでしょうか。弟の中村吉右衛門丈が人間国宝になられましたが、その辺はどうなんでしょう?当然なのですが、兄としてどう感じられているのかな?と思います。
勘太郎が勘九郎を襲名するより亀治郎が猿之助を次ぐほうが歌舞伎ファンとしては妥当で嬉しい。彼の芸、歌舞伎に対する情熱は若手随一?のように思えるので。私は他の役者が贔屓ですが。

投稿者 お : 2011年09月27日 22:23

その幸四郎だって歌舞伎の宗家とか言われてる團十郎よりは100倍もましな歌舞伎をしてると思いますけどね。

亀治郎は段四郎のほうが似合ってるとは思いますが今の状況では猿之助襲名は妥当でしょう。香川照之の中車襲名は話題作りにもいいし、彼は映像も続けるようなので大丈夫でしょう。

投稿者 よしお : 2011年09月27日 22:34

実はこの襲名ニュースを知って真っ先に思った事は
「右近さんどーなるの」
段治郎くんが抜擢された時期あたりから必要以上に割をくっている感のある右近さんをこのまま飼いごろしはもったいない。ひょっとして猿之助になっていたかもしれない人材なのにね。特別ファンではない私でさえそう思う。日舞のそれほど大きくない一流派の家元で上がりの双六はあんまりだ。本人はどこに自分の道を見出そうとしているのだろうか?。叶うなら座頭という名の演出家?

投稿者 芋蛸南京 : 2011年09月28日 10:52


 香川照之は 昨年のインタビューで、市川家に繋がることを使命と決めて、海老増の妹の ぼたんさんに、長男を稽古に出していると云っていたので、今朝の朝刊の写真を見て、久々に感動しました。 今朝子先生の師の武智先生がこの時にいたらとと夢想しました。

中車は猿之助が椿説弓張月を演じた時に見たのが最後でした。 あれから、もう42年! 抜擢された玉三郎も、もう大女形です。

投稿者 八島 秀二 : 2011年09月28日 14:42

歌舞伎は今や絶滅危惧種かも、男子、血筋を重んじる世界だから。
昔みたいに歌舞伎役者の妻は7~8人産んでその中から歌舞伎に向いている息子を梨園にいれるというのは今はムリですし。
ただし、それだけでは危うくなりそうなので、一般家庭の子もいれて、なんとか持ちこたえてますやん。
今回の香川クンの梨園デビューも自身のお子が男の子だったから迎え入れられたんでしょう。
歌舞伎役者の条件を男というのはそのままにするのは良いとして、もっと一般家庭の子をコーラスラインだけに使うのでなくデキル子を主役に登用するのを当たり前な世界になったなら、もっと観客層が変わるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
古式ゆかしい型ももちろん素晴らしいですが、もっとフツーの商業演劇なんだという面を出さないと、若い人らには嫌われちゃうかも。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月28日 17:41

お誕生日おめでとうございます。すっきり晴れた爽やかな1日で、良い誕生日を過ごされた事でしょうが、伊達公子さんの他、当代金原亭馬生さんもお祝いしているはずです。
澤瀉屋の電撃ニュース、歌舞伎ファンだけでなく関係者にも驚きだったようですが、革命児の澤瀉屋らしく、かつては映画界と歌舞伎界を行き来した俳優もいた訳ですし、このところ、新鮮味の薄かった歌舞伎の世界に風穴を開けるみたいで、来年6月が楽しみです。新中車は果たして、何を演じるのでしょうか。久々に切符の争奪戦になりそうです。

投稿者 ウサコの母 : 2011年09月28日 21:49

澤瀉屋のニュースには私もびっくり。
歌舞伎座さよなら公演バブルがはじけた今、客を呼ぶために劇場関係者が集まって知恵を出し合っている姿が浮かびます。
襲名もよいですが、一代で大名跡になる役者はもう出てこないのでしょうか?

投稿者 tucci : 2011年09月28日 23:08

お誕生日おめでとうございます。
本当にさわやかな秋の清々しいお天気で、
太陽も祝福モードでした。
ますますのご健筆をお祈り申し上げます。

投稿者 彩の女 : 2011年09月28日 23:20



2011年09月28日

鯛の刺身、イナダの刺身、鯛のあら炊き、イナダのあら炊き、鯛の天ぷら、鯛茶漬けほか

今日は私の誕生日ですが何歳になったかは申しあげません(笑)例年は実家から岩手産の松茸が送られてくるのだけれど、今年は震災の影響で瀬戸内海産の鯛に代わった。それも祇園の「川上」が水口さんというプロ中のプロの仲買さんから仕入れていた極上の天然物で、今朝漁れたての鯛とイナダが空輸で運ばれてきて、さすがに自分では手早く捌けないので伊勢丹クインズ鮮魚コーナーに持ち込んだところ、「鯛はもちろんですが、こんな素晴らしいイナダを見たのは初めてですよ。こっちの太平洋で漁れるものなんかとは全然違いますねえ!!!」とビックリされて、こいつ一体ナニモノ?という目つきだったので、実家が料理屋であることを打ち明けたのだった。で、例年通りごく少人数のお友だちを招いて会食し、鯛とイナダの刺身を口にしたとたん、さすがに水口さんの持ってくる魚は違う!!!ことが改めて実感された。生の鯛1尾だけが送られてくるものと思ってお招きする人数を少なめしておいたら、別に立派な塩焼きが送られてきて、それはとても食べきれないので分けてお持ち帰り戴いたものの、刺身とあら炊きと天ぷらで大きな鯛を丸ごと1尾とイナダ1尾を4人で完食したのは我ながらスゴイ(^_^ゞとはいえ、脂がのっていても胃にもたれたり食べ飽きたりしないのは、やはり養殖物とは決定的に何かが違うからだろう。思えば子供のころ毎日のように食べていたのがこの手の魚だったのだから、口が奢っているのは無理もないといえる。ともあれ自分は何だか物凄くバチアタリな人間のような気もするくらいにめちゃめちゃオイシイ一日でしたm(_ _)m上段の写真は一昨日米朝事務所の大島さんに頂戴したケーキで、これは昨日うちに1人で完食。ああ、なんてバチアタリな私(-_-;)


コメント(5)

遅まきながら、、

お誕生日 おめでとうございました。

それにつけても ご馳走の美味しそうな事!!
また イマジンして、今朝のご飯の妄想おかずにします。

お誕生日 こんな方々と今朝子先生の時の符号が会っていたかと、不思議に思います。

紀元前551年 - 孔子、儒家思想家(+ 紀元前479年)
1573年 - ミケランジェロ・メリージ(カラヴァッジオ)、画家(+ 1610年)
1803年 - プロスペル・メリメ、作家(+ 1870年)
1912年 - 大原富枝、小説家(+ 2000年)
1924年 - マルチェロ・マストロヤンニ、俳優(+ 1996年)
1925年 - シーモア・クレイ、スーパーコンピュータ設計者(+ 1996年)
1931年 - 森谷司郎、映画監督(+ 1984年)
1934年 - ブリジット・バルドー、女優
1936年 - ミレーヌ・ドモンジョ、女優
1952年 - シルビア・クリステル、女優、モデル
1967年 - 貴闘力忠茂、元関脇、元大嶽親方
1968年 - ナオミ・ワッツ、女優
1970年 - 伊達公子、テニス選手
1972年 - グウィネス・パルトロー、女優

投稿者 八島 秀二 : 2011年09月29日 07:38

誕生日おめでとう、というよりも旨そうな鯛とイナダに目が泳いでいます。

投稿者 佐平次 : 2011年09月29日 11:16

今頃、ですが「円朝と女」を読みました。
とても面白かったです。

投稿者 佐平次 : 2011年09月29日 14:00

今日なぜテーブルクロス日?と思えば、お誕生日おめでとうございます。ぼちぼち紅葉鯛に近づく季節なお生まれでイイですね。
そう魚はぜっ~たい天然もんに限ります、最近の養殖もんは向上してると言う方はいてはりますが、天地ほどの差がありますよね。
身の引き締まり具合(噛むほどにじわじわ出る油感)、香り(養殖もん独特なエサ臭が無いいい感じ)色(鯛の場合は特に天然もん特有の身の色白さ)とまぁとにかく100点満点。
私は魚は天然もん限定主義者なので乱暴に言わせてもらえば鯛鰤ふぐは特に天然養殖の差が開く魚3位と思ってます。
養殖もんは口に運ぶ時にプンとエサの不自然な臭いがあるからすぐわかってしまって食べられませんよね。
妙に鼻が利く因果な性分なんで、困る場合もあります。
この頃はよっく表示を確かめないと間違ってしまうほど、これまで養殖しているの?というぐらい手広くなってますね。
メガネ持参で魚屋さんにGO~でっせ。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年09月29日 16:05

おめでとうございます。

うわあ、美味しそう。ケーキは一人で完食ですか(^◇^)
昔は鯛の刺身やいなだの刺身って普通の家庭では頻繁に口には入りません。なんぞごとがある日、いわゆるハレの日にしか食べさせて貰えませんでしたが、必ず活けの天然ものでした。
今はしょっちゅう食べようと思えば食べれますが、養殖で我慢せんならん時もありあます、どちらが幸せなんでしょう?

投稿者 お : 2011年09月29日 21:51



2011年09月29日

松茸のホイル焼き、松茸と播州穴子のお吸い物、松茸と播州穴子と南瓜と三つ葉の天ぷら、松茸と伯耆和牛のすき焼き、松茸ご飯ほか

もう最初からゴメンナサイm(_ _)mしちゃいます。けさ加藤氏の経営する祇園「川上」から宅急便で松茸がどっさりプレゼントされてビックリ(@_@)/慌てて昨日と別グループに連絡し急遽5人の友だちにお越し願って松茸の山を食べ尽くしました。昨日今日と立て続けにこんなスゴイご馳走にありつくなんて、何だか天変地異の前ぶれみたいという表現が全くギャグにはならない今日の日本であり、また、こうした山の幸、海の幸に恵まれた日本ならではの豊かな食生活が今後いつまで維持できるかどうかも全くわからないという現実をしみじみ感じさせられた、めちゃめちゃオイシイ2日間でした。


コメント(3)

ワァオ~、昨日に続いて・・・今日のブログは昨日が軟やったから硬かしらねとブログを開けたら軟、中でもグルメの部でしたから予想が外れちゃいました。
川上のご主人は2回に分けてセンセにビックリさせたろと思ったか、それともホントは昨日のお魚と一緒に松茸をまとめて送ろうと思ったけど松茸採りの名人が「今日は採れない不作の日ですだ」なんて言われてしまって2連発になったのか、なんて勝手に想像しました。
5人分たっぷりある量といえばすごい、
毎晩晩酌子なんかがケチケチ2本ほど買ってきて、石附を細心の注意を払って削ぐなんてせんで済みそうでうらやましいです。お料理する傍らええ香りに酔いそう。

投稿者 毎晩晩酌  : 2011年09月30日 16:23

写真から秋のよい香りがしてきそうです。
目で、ごちそうになります!
さて、
リビング新聞さいたま中央版、拝見しました。
今朝子さまの、やさしい笑顔のお写真が嬉しくて
何度も何度も読み返したり、眺めたりしています。
これまで恥ずかしながら、それほど地元愛って
なかったのですが、今朝子さまのおかげで
案外住みやすくていい街なのかも・・・と、
さいたま市がどんどん好きになっていきます!
大好きな作家さんと同じ時代に、同じ街に住めるなんて
なんと幸せなことか・・・本当にうれしいです!

投稿者 彩の女 : 2011年09月30日 18:11

わぁ~
明日、京都へ行きます。
夜はあこがれの祇園「川上」へ行きます(^o^)
それだけ。。。

投稿者 きゃら : 2011年09月30日 18:28



2011年09月30日

おにぎり、しそ餃子、コロッケ

近所の高島屋地下でゲット。
連日の食べ疲れ+おもてなし疲れのせいばかりでなく、今日は夕方からNHKラジオとテレビの打ち合わせが入ったので料理はカットした。
ラジオのほうは夕方に放送される「ラジオ井戸端会議」という番組で、時代小説をテーマにした3日連続放送の1回分を受け持つらしく、今日はディレクターの方から電話を頂戴してインタビューされるような形での打ち合わせをして、キャスターの方とはホンバン収録前に打ち合わせをするのだそうで、50分もあるラジオ番組なのに、ゲスト1人でしかも生放送だと聞いてちょっとびびってしまった(-_-;)
テレビのほうはディレクターがわが家にお越しになっての打ち合わせだったが、収録が週明け5日の水曜日というなんとも急な話で、その原因のひとつは私が引っ越して連絡先不明になっていたせいらしいのだけれど、「日めくり万葉集」に出演したのは確かこちらに引っ越してからのはずで、組織が大きいほど内部連絡が悪いのは出版社でも同じことのようである。
番組は「にっぽんの芸能~芸能百花繚乱」で、「車引」をテーマにした放送である。地デジ化に伴って始まったこの番組を、私はなぜだかずっと見損なっていて(たぶん金曜日の放送なので、出かけることが多かったり、キリのいいところまで仕事を続けてしまうせいかも。今晩初めて見るつもり)、今日ラフな構成台本を初めて見せてもらったところ、ずいぶんバラエティーっぽい作り方になっているのにちょっとびっくりした。
マニアな古典ファンに偏った番組にしたくないという局内の意向を反映しているのだそうだけれど、「ぴあ歌舞伎ワンダーランド」や「マンガ歌舞伎入門」を作った私から言わせてもらうと、古典をカジュアルにかみ砕いて伝えるのは、作り手によほどのマニアな知識がないと難しいはずだから、制作側はなかなか大変なのではなかろうかと拝察した次第。
同じNHKでもラジオとテレビで全く関係のない番組から、ほぼ同時期に出演依頼を受けたことは以前にもあったけれど、今回は6~9日に遅ればせの夏休みで旅行する予定を組んでいて、出発直前の5日がTVの収録、帰宅直後の11日がラジオの収録という、なんとも慌ただしいお仕事であります。