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2008年11月01日

テニスの王子様

前に集英社の音田笑ちゃんのお誘いを受けて漫画「テニスの王子様」のミュージカル版=テニミュのガラ・コンサートに行ったら(5/17参照)会場でバッタリ演劇評論家の徳永京子さんとアナウンサーの中井美穂さんにお会いして、テニミュファンのお二人から是非とも本編のミュージカルを見るように勧められ、今日は集英社の横山氏も参加して池袋芸術劇場公演を見ることになった。中井さんは韓国公演も追っかけをなさって、むろん池袋の全5ステージも皆勤とのこと!私も今回は原作の漫画を10巻までしっかり読んで参加したのだった(笑)。前回の横浜アリーナ満杯状態のコンサートとは違って今回はミュージカル版なので中劇場での公演だが、チケットが買えなかったお客さんのために大劇場のほうでライブ中継も上映しており、ネットで出回るプレミアチケットは、な、なんと80万円もの高値で取引されてる!という恐るべき状態で、幕間のロビーで立ち話などを聞いてるとやはり中井さんのようにステージ数を重ねて観劇してる女性客が少なくないようである。ひとり美形で歌も巧くてダントツにスター性を感じさせるメンバーがいて、今回はどうやら彼の人気でもってるらしく、私も彼ならもっとメジャーになれそうな気がしたのだけれど、その将来性についてお二人は本人の素材はともかく周りに付いてる人がどうも……てな感じの話をなさってました。
 仙台に出張なさる集英社のお二人と夜の部もご覧になる中井さんとお別れしたあと、近所の東武レストラン街の中華料理店で徳永さんと食事しながら演劇界の話をいろいろ聞いて、この不景気で出版界も大変だけど、大劇場の運営もだんだん難しくなりそうだねえ、というようなちょっぴり暗い話に終始したのでした。

※11月7日付記

上記の文章に対してさまざまなご批判を戴いた点について、いささかの釈明を申しあげる前に、まず関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申しあげます。
私なりにミュージカル自体はかなり面白く拝見し、役者それぞれの個性が巧く発揮され、スタッフ含めたチームワークが勝利を収めた想像以上に完成度の高い舞台であり、熱心なファン支えられた公演であることを十分に認めた上で、一般にはまだそれほど知られていないのが残念だと感じて、観客のフィーバーぶりを伝えたかったのですが、そのことでチケットが80万で取引されている云々の表現を伝聞のまま使用した点は確かに不用意でした。またある役者に関しては、もっとメジャーになってもいいように思えたために、特段の持ちあげ方をしてしまったわけですが、観劇後にその場にいた数人の人たちの会話のやりとりを割愛した結果、まるで徳永・中井両氏の関係者批判のように誤解させてしまった点については、お二人に深くお詫びを申しあげます。さらにまたこのことで多くのファンの方々を傷つけたとすれば、それは
筆の至らぬゆえと反省をいたします。全くファンでもなんでもなかった私がなかなか取れないチケットであることを承知の上で観劇したことも不愉快に思われている向きがあるでしょうが、ただ閉じられたファンの間のみで語られるよりもっと大きな可能性を秘めている公演ではないかと思えばこそ、敢えて関係のないこのブログで勝手に書かせてもらったつもりなので、他意はなかったことをご承知おきください。


コメント(21)

いろいろとお腹が捩れそうになりました。

プレミアチケットで観劇出来てよかったですねv

投稿者 いち : 2008年11月05日 20:13

仮にも書籍を発行される立場の文字に携わる人が安易に第三者を不愉快にさせる記事を書かれるのはどうかと思います。
企業側がオク対策に力が及ばないことを謝罪をしている公演に対して80万円で取引されている公演と発言してしまうのはあまりにも軽率過ぎやしませんか?
一度ご自分の書かれた文を読み直してみることをお勧め致します。
そして率直な感想を述べるのは構いませんが一人の人気だけで舞台が持ってしまうほどその業界が甘くないことは舞台関係者が知人にいらっしゃるのでしたら分かることでしょう?
あなたの発言は出演者、舞台に携わった方々、及びファンに対しても大変失礼な発言ですが、それ以上に今演劇界が不景気だという話を聞いた方がされた発言とすれば、それは演劇界に携わる方々全てに失礼ですよね。
人気のある方1人を出演させれば舞台が成功するならそんな簡単な話はありません。
あなたのおっしゃった事はそういうことです。
そんなつもりはなかったのであれば釈明を求めます。
それから、あなたの書かれた記事によって中井美穂さんが一人の役者の周りについている人のせいで(この場合ファンだと読み取れました)この役者が人気が出ていくのは今後難しいというニュアンスを含ませた発言をされたことも、中井美穂さんにとってもこのような場所で公にしてほしくなかったことでもあるでしょうし、それを読んだ人にしてみたら中井美穂さんの発言に対して不快に思う要素も多大に含まれています。
ブログを書籍にされたことがある方なのでしたらもう少し考えのある発言をお願いします。
一般人なら許されます。
それが許されない立場なのにも関わらず軽率な発言をしてしまうのは意識の低さをあらわしている証拠でしょうか。
取り敢えず私はあなたの記事を読んで、今後中井美穂さんはとても軽率な発言をする方を知り合いに持った配慮の足らない発言を本人もしてしまう方なのだと認識しました。

投稿者 まゆ : 2008年11月06日 11:20

コメントは、あくまで控えめにしなければならないものでしょうか?この公演に関して、たとえそう感じられる方がいる一方、今朝子さんのコメントをありのまま伺えてやっぱりねと思えるファンもいるのです。辛口のコメントは、演劇ファンとして大いに歓迎です!!

投稿者 m : 2008年11月06日 21:32

>まゆさんへ

>あなたの書かれた記事によって中井美穂さんが一人の役者の周りについている人のせいで(この場合ファンだと読み取れましたこの役者が人気が出ていくのは今後難しいというニュアンスを含ませた発言をされたことも、中井美穂さんにとってもこのような場所で公にしてほしくなかったことでもあるでしょうし


以上の書き込みには完全な思い違いがあります。私がファンのことを「周りについている人」と表現することはまずありません。ファンはあくまでファンであって、かりに本人が「ついてる」と思っても、それは単なる思い込みで客観的な事実ではありません。「ついてる」というのは概ね関係者の意味であって、それを敢えてぼかしたニュアンスを理解できないようではちょっと困るんですが。

投稿者 今朝子 : 2008年11月06日 22:23

こんにちは。
中井さんはテニミュの公式サポーターであるにもかかわらず、
その俳優さんの周り(関係者・スタッフ)を悪く言っておられたということですか?
それを今朝子さんがブログで公にしても良かったのでしょうか?
関係者を悪く言う中井さんが一番彼にとっての足を引っ張っていることになりませんでしょうか。
中井さんのお立場が悪くなることを言うのはやめてください。お願いします。

投稿者 横浜 : 2008年11月06日 23:59

>私がファンのことを「周りについている人」と表現することはまずありません。ファンはあくまでファンであって、かりに本人が「ついてる」と思っても、それは単なる思い込みで客観的な事実ではありません。「ついてる」というのは概ね関係者の意味であって、それを敢えてぼかしたニュアンスを理解できないようではちょっと困るんですが。


「周りについてる人」とはファンのことではなく関係者のことのようですが、どちらにしろ色々と失礼な発言には変わりありませんよね。この部分だけでなくこの記事自体に言えることで、それを理解できないようではちょっと困るんですが。

投稿者 夕子 : 2008年11月07日 00:11

仮にも文章を生業になさっている方、文章の持つ力や影響力を誰よりもよくご存知であるはずの方が
裏もなにも取れていないような話(この公演は一人の人気でもっている・スターになれそうなのに…など)をご自身ではなく他者の発言として垂れ流すことについて、
不快に思っている人間がたくさんいると言うことをまったくご理解なさっていないようですね。

何千人もが熱狂したあのドリームライブ5をご覧になったのであれば、いくら人気出演者が出てたとしても「今公演は一人の人気でもっている」などという話がおかしいということに気づかれるのではないかと思いますが、いかがでしょう?
あなた方の話がどの出演者を指しているのかという予測はつきますが、彼が出ていなかった公演もチケットが入手困難なことに変わりはありません。ご存知ないのかもしれませんが。

また、仮にも名の知れた作家なのですから、誰と推測が可能な俳優への誹謗中傷とも取れるような発言は慎まれてはいかがかと思います。

投稿者 みや : 2008年11月07日 00:27

まゆさんへの返信に関してですが、

ニュアンスをわからないようで困るとおっしゃっていながら、ご自分はまゆさんの文章の一番重要だと思われるところをいくつも見落としてると思います。

作家が文脈わからないようじゃちょっと困るんですが

投稿者 砂糖 : 2008年11月07日 01:01

漏れ達が行きたくても行けなかった公演に行けてよかったね☆
でも残念だね、42巻もある原作を『しっかり』10巻読んでいったのに各当する話じゃなくって><
生理の上がったオヴァが全巻読むのも大変だろうからもうこなくていいよ^^

投稿者 あくと : 2008年11月07日 01:07

今朝子さんのまゆさんのレスに対してなのですが…
都合のいい部分だけに答えて相手を馬鹿にするような回答はできるのに、本題ともいえる「一人の人気で〜」については触れないのですね。

文章を生業になさっている方が「ニュアンス」ではなく文章の「要点」を
“理解できないようではちょっと困るんですが”
ということにはならないのでしょうか?

個人的には、中井美穂さんのファンでしたので中井さんがはじめて本公演をみる方に、誰かの関係者はよくないだと個人の思い込みを事実であるかのように教えてしまうような人だったというのがショックでした…


また該当のオークションについても調べてみましたが80万というのはイタズラ入札などで実際の価格帯はずいぶんと違うようですよ。まさか作家さんがソースもなしにでたらめは書かないと思うので私の思い違いだといいのですが。

投稿者 さやこ : 2008年11月07日 01:15

コメントを長々と書いてしまった為、本来今朝子さんに伝えたかったことが曖昧になってしまったようですみませんでした。
釈明を私が求めたい事は
【一人の人気だけで舞台が持つと本気で思っているのでしょうか】
ということです。
頂いたコメント返信にこちらの件に対しての記載がなかったのは、それを肯定しているととらえてよろしいでしょうか?
また、私の短慮な読み取りのせいで事実と違う解釈をしてしまって申し訳ありませんでした。
しかし、作家は「思わせぶりな発言」はしても良しとされますが「勘違いをさせる可能性を含む発言」はあまり得策だとは思えません。
私の読み取り不足ももちろんありますが、他にもそのように勘違いをさせてしまう可能性がある発言は控えるべきだと思います。
また、中井美穂さんが関係者を悪く言っていたという可能性を排除しての周りの人=ファンという読み取りで書き込みさせて頂いたのですが、あなたのその件に関しての弁明のせいで
中井さん=関係者の悪口を言う人
というレッテルを貼られたことにもなります。
やはり一度ご自分の文を読み返したほうが良いと思いますよ?
落ち着いて発言なさって下さい。
私の勘違いに対して、本当に中井さんを弁護する意味も含めて発言するのであれば、あなたのするべき行動は謝罪しかありませんでした。
あなたのしたことは、自分の書いた文章を勘違いされた事に対する非難であり、中井さんを追い込む発言を上乗せしただけです。

投稿者 まゆ : 2008年11月07日 02:03

皆で創り上げた舞台を一人の人気でもってると言われ、
スタッフを批判され、将来性について勝手に云々語られ、
その彼はどう思うでしょうか?
一体何の為にこの文章を書かれたのですか?

一人の人気でもってるなんてどなたの発言か知りませんが、
「演劇評論家」という肩書きの付く方がその場に居合わせたのだとしたら、
どれほどヤボ評論家ですか?

絶大な人気を誇るキャストは少なくとももう一人いるはずですし、
他のキャストにもそれぞれファンがいます。
ただテニミュが好きという人もたくさんいます。

作家という立場でありながら不適切な文章を載せてしまった事を認め、
出演者・関係者・中井さん・徳永さん・ファンに謝罪すべきだと思います。

そして、もうテニミュには来て欲しくないです。
ご存知の様に、今回観たくても観られずに涙を飲んだ人が山ほどいます。
徹夜をして並んでもチケットが取れないのです。
1席でもそんなファンの為に席を譲って下さい。

投稿者 レミ : 2008年11月07日 15:47

いつもはROMだけしています。
テニミュって熱狂的ファンがいるんだな〜と思って書き込みを見ていました。
テニミュを見たことないものとして敢えていうと、今朝子さんのコメントは普通(ちょっと辛口?)の批評以上でも以下でもないと思うのですが。。。

投稿者 chico : 2008年11月07日 22:19

わからない方はROMだけしていてください。

立場のある方がご自身の本を出している出版社の監修している作品に対しての発言内容として、不適切ではないと判断し遺憾ながらも意見として申し上げております。
演劇評論家として然るべき紙面等で述べられたなら申し上げる事はございませんが、別の方の意見を流用し関係者として入場されたにも関わらず個人的な意見として述べられ、かつ5月の日記では版権の許可を得たのかもわからない写真を掲載していることに対して、納得がいかないのです。
出版社の社員の誘い文句も大変自社の作品に対してあるまじき発言かと思います。

大変不愉快な思いをしているという事を重ねてお伝えいたします。

投稿者 つだ : 2008年11月07日 22:50

「辛口なコメント」と「事実だという根拠を自身が示せない伝聞(根拠は知ってるけど言えないの、などというのは根拠がないのと同じことです)それも他者に多大なるマイナスイメージを与えかねない内容を、さも事実のように発言すること」は根本的に違います。

コメントを寄せている人達はみなさん、
「大きな賞を取ったような著名な作家・演劇評論家と言う肩書きを自称なさる方がネット上で誰でも見える状態で発言されるには、あまりにも迂闊な内容ではないでしょうか」
「人気が一人でもっているという発言に対しての根拠や説明が欲しい」
と言っているのではないでしょうか。 
そのうえ、コメント返しがあまりにも的を外した、言い方は悪いですが「発言者の揚げ足取り」としか思えないようなことしかお返しにならないために、これだけいわれるのだと思うのですが。

評論家としての辛口なコメントは大いに結構です。ただ、それが事実を曲解されているとしか思えない内容ならば他者から反論されるのは当たり前です。
名前を出して持論を発信するということはそれだけのリスクを背負う、それは大きな賞を取られたほどの素晴らしい執筆家であるならば当然理解されているはずと思います。理解されていないのならば、素人としては驚くばかりです。
曲解しているわけではない、ご自分の発言に自信があるというのならば、曲解ではない(あるいは自信の源であるところの)根拠を示していただきたく思います。小学生でもあるまいし、「だって友達がそう言ってたんだもん」などとはおっしゃいませんよね?

テニミュ公式に関わっているはずの中井さんの短慮な発言にも驚くばかりですが、どう考えても表に出すべきではないと思われるその内容をそのまま書くということにもただただ驚愕です。

投稿者 せい : 2008年11月07日 22:54

テニミュファン、凄まじいですなあ。
ここの書き込みでダメージ受けてるのは
松井先生ではなくテニミュファンですよ…。

投稿者 奥田 : 2008年11月07日 23:16

コメントへの付記、興味深く拝見いたしました。我々の問いへのお答えもありがとうございました。

ただ、付記の
>観劇後にその場にいた数人の人たちの会話のやりとりを割愛した結果、
>まるで徳永・中井両氏の関係者批判のように誤解させてしまった点については、
>お二人に深くお詫びを申しあげます。

この文章と

>その将来性についてお二人は本人の素材はともかく周りに付いてる人がどうも……
>てな感じの話をなさってました

という文章がいまだ矛盾しているように思えてなりませんが、本当はお2人が関係者について話していたのではないのにお2人が話したと書いてしまった、ということなのでしょうか?
お答えいただけましたら幸いです。

投稿者 みや : 2008年11月08日 01:08

凄い意見にびっくりして初めて書き込みします。一人の人気で云々は単にそう見られることもあるだろうし、いつも辛口なこの欄を楽しみに見ている者としてはこんな攻撃的なコメントは、ファンだからこそとしか思えません。今朝子さんは〔なれなれしいですが〕誠実に向き合っているのに満足できないのね、子供っぽいと思うのは私だけでしょうか?
また、関係者批判・謝罪云々も中井氏など本人が謝罪を求めているならともかくブログにコメントする立場の者が謝罪を求めるのは筋違いだし、勘違いしていると思います。
意見は自由ですが、ファンだからと失礼な書き込みを送る人は自分の意見こそ見直す必要があると思います。私はこのブログを楽しみにみています。

投稿者 なおこ : 2008年11月08日 08:13

付記を掲載してくださりありがとうございました。
文章を書く上で、その事柄を知らない第三者の方々にも面白く読んでいただくためにひとつの事を大きく書く書き方は分かりますし、誠実にご返答頂きありがとうございました。
ただ、今回テニミュのファンが過剰に反応してしまい、今朝子さんのファンの方々にもご迷惑をおかけしてまで伝えたかったのは、テニミュはこの夏の公演が90公演近くありました。
特定の彼の出ていた回は、その3分の1未満です。
彼の人気は確かで、彼が出るとなると人気の程も段違いに上がるのは事実ですが、彼の出ていなかった公演もまた、チケット入手困難で(事実私は見たい公演全滅でした)人気の高い公演なのです。
会場の収容人数は各地おおよそ1200人程度の会場を使用してです。
だから、彼のみで持っているというのが、あまりにも他の役者の方々が可哀相でないかと(これはテニミュのファンならではで申し訳ないのですが)思ってしまいこのようなコメントを付けてしまった次第であります。(少なくとも私は)
他の舞台も観劇していても思うのですが、よくも悪くもテニミュはファンの意見が割と反映されやすい舞台です。役者の降板もあったほどです。
けれど、ファンのみなさんと作り上げてく舞台(以前公式より発信された言葉ですが)とは言いますが、実際観劇する側でしかない私たちは作り上げることは出来ないのです。
ただ、それでも随分前から、もっとテニミュがアングラな時代から応援している身としては、イケメン俳優の登竜門舞台と呼ばれ新しいファン層が付いていく中でも、役者達がイケメンかどうか、演技がうまいかどうか(これは役者として問題あるとは思いますが…)、そういった一般的に求められるもの以上に役者が原作のキャラクターを大事にしてくれてるかどうかを見ている節があります。
特定の彼が特別人気なのも、原作で人気の高いキャラであるのも含めて、彼が3年前に最初にその役に決まったエピソードが彼がそのキャラクターを大切にしていたということも深くあります。
一般の方がそんなエピソードまでを知るわけもないとは分かるのですが、今回諸々の気持ちが重なってしまい過剰に反応し、このような場で今朝子さんを糾弾するような形になってしまい申し訳ありませんでした。
また今朝子さんのファンの方々にもすみませんでした。
これはあくまで私個人の意見ですので、テニミュファンにはもっと良識的な人も多くおります。またその逆も然りです。
長い文面でご迷惑をおかけしました。
そして、通常このような反発的な意見をそもそも載せない方もいるなかきちんとご対応頂きありがとうございました。
私の書いた内容が(あまりにも長いですし)不適切でしたら消していただいても構いません。
それでは長々と失礼しました。

投稿者 まゆ : 2008年11月08日 14:02

初めまして。付記をご掲載下さり問題が集結に向かおうとしている中での書き込み、大変ご迷惑とは思いながらもどうして一言言いたくお書き込み失礼いたします。

私もテニミュは大好きで一ファンのつもりではありますが、実際に現在のテニミュのファンの熱狂ぶりは凄く、色々な場面で思ってもみないような論争や騒ぎに発展することもあり、時折とても戸惑ったり驚いたりすることがあります。
暫くこちらのやりとりを拝見させていただいておりましたが、一般(?)の方とテニミュファンの方との温度差を感じ、改めてテニミュのファンの特異性と熱さに驚かされました。ファンの私でさえ驚くのですから、多分、こちらを拝見されたテニミュのことをご存知のない方は本当に驚かれていると思います。
ただ、テニミュを知る身としてはこちらに書き込まれましたテニミュファンの方々のご意見や思いも多少なりとも理解もできこの一連のやり取りをとても心苦しく思いながら拝見しておりました。

まゆさんもお書き添え下さったように、テニミュの今公演は始まる前から色々複雑な事情が絡み合いファンの中にとてもナーバスで微妙な空気が漂っておりました。それは公演中、そして公演が終わった現在でもその複雑な事情によるしこりや微妙な思いが一部のファン達の中に今も影を落としている状況です。
ただこれはまゆさんも書いていらっしゃるようにテニミュのファンにしか分からない特異な問題であり、一般の方に分かるはずもないことと理解はしております。
またファンの熱意がヒステリック且つ攻撃的な暴走となっているのは明白で、これでは折角のファンの思いも受け入れていただけないのでは?と少し悲しく思いながら拝見しておりましたが、この度の付記に先生の暖かいファンへのご配慮を感じるコトが出来、些かホッと致した次第です。
付記をしたためて下さいましたコトを感謝しております。

この度、先生もご理解なさっておられますように先生のご観覧なさいました公演のチケットは本当に入手困難でしたので関係者の方の観劇に対しファンが多少なりとも複雑な想いを抱いているのは事実です。それ故、出来れば今後は関係者様が何公演も観劇されたというような関係者様内部のプライベートな記載は、今後は是非にお伏せになっていただきたければ幸いです。1公演も観られなかったファンもいらっしゃり、ファンが本当に複雑な思いになることは先生にも少しはご理解いただけることと存じます。関係者であればこそ、一般チケットでしか公演を観劇できない一般ファンへのご配慮を今後は是非に賜りたく、図々しいとは存じますがこの場でお願いを申し上げる次第です。
また付記のような暖かいご感想をお先にお書き添え下さった上での先生の貴重なご意見を頂戴していれば...と今更乍らに非常に残念でなりません。

私のような一般の人間が先生に申し上げるのは大変失礼とは存知ますが、どうぞ未熟者の戯れ言と是非に広いお気持ちでお受け止め下されば幸いです。
せっかく集結に向かう問題を新たに蒸し返すような意見にて上塗りを致しましたこと、稚拙な文章でお目汚しを致しましたこと重ねてお詫び申し上げます。

投稿者 T.F : 2008年11月09日 05:02

初めまして、私事ながら一意見を述べさせて頂きたく書き込みをさせていただきました。
今回の記事から他の閲覧者の方の書き込みの流れを拝見しておりましたが、一人のキャストでテニミュが保っているという事についての謝罪がないことが遺憾に感じております。
確かに皆さんが仰るとおり関係者の方が何度も公演を観覧に来ていたりするのはチケットが取れなかったファンの気持ちからして面白くありません。
ですが、未だテニミュを知らない人が観劇をして何かしらのキッカケがキャストさん達にあれば、例えそれが千秋楽だったとしても関係者の方が観劇をする事は構わないと、私は思っております。

しかし、今までに初代から何十回何百回と公演を重ね、様々なカラーのあるキャストさん達にはそれぞれのファンが少なからず応援をしている事は事実です。
それを、演技を熟成されたプロの視点から、まだ駆け出しで実力が伴わないかもしれないとは言え、今回の公演以外に出演したキャストさん達の努力をある意味否定的とも取れるような発言は撤回して頂きたいのです。
それにキャストさんに限らず、その人がBigになって欲しくて応援しているファンの気持ちを考えて欲しかったです。

これはテニミュだけではなく芸能のジャンルの中で様々な人に当てはまる事だと思います。
最後に、マスメディアに属する一人の人間として例え個人的なブログとは言えど、このネットやメディア社会において貴方方が発言する意味を今一度よくお考えになられてください。

投稿者 s.k : 2008年11月09日 16:08



2008年11月02日

ハンバーグステーキ、ニース風サラダ

日曜恒例の乗馬で今日初めて騎乗した馬は「かなり重いし、後退りする癖があるんで注意したほういいですよ」とか、「食いしん坊で、厩舎から出たがらないんですよ」とか注意されてたわりには結構ちゃんと走ってくれてとても気持ちよく乗れました(^^)/
クラブハウスで例によってMさんとおしゃべりをしていたら、そこにいつも同じレッスンを受けているNさんが現れ、NさんはMさんのオススメで私の本を何冊か読まれたらしく、「あの〜前からお訊きしようと思ってたんですが、(『家、家にあらず』の主人公)瑞江って一体あれからどうなっちゃうんでしょう?すごーく気になっちゃってて」と仰言ったので、それがお知りになりたいなら来春刊行予定の『道絶えずば、また』をお読み下さい、でもそれを読む前に必ず『非道、行ずべからず』も読んで下さいね、と、思いっきり自己宣伝してしまったのであった(笑)。Mさんご自身は既刊本を全部お読み下さっていて「早く次を出してくださいよ〜とくに拍子郎シリーズは人に薦めやすいんで、待ってるんですよ〜」と催促されて、こちらはそば屋の出前のようなお返事をしたのであった。バリキャリのOさんは現在休会中なので最近あまりお会いできないのが残念なのだけれど、そういえばオペラ歌手のSさんの姿も見えないのでMさんに訊いたら「今日彼女は県大会の障害レースに出場してるんですよ。すっかりこっちに入れ込んじゃって、本業のほう大丈夫なんだろうか」てな心配をなさってた。で、私が最終レッスンの馬装をしてたら「ねえ、聞いて!1位になっちゃった〜」と凱旋の歓呼をあげるSさんが登場。帰りもたまたま駅でバッタリ会ったので池袋の「つばめグリル」で一緒にお食事をして、「本業のほうはどうなってるの?」と訊いたら、「それがもうすぐオーディションのコンクールなのに、馬に夢中で気もそぞろになっちゃっててホントまずいんですよ」とのこと。翻訳家の松岡和子さんも今や外国に行くよりも、芝居の稽古場に行くよりも、馬に乗りたくて困るときがあると仰言ってたので、強烈に人をのめり込ませる何かがあるのは確かなのだろう。Sさんと食事中ほとんど馬の話しかしなかった私も決して人のことは言えません(笑)。


コメント(2)

 守口市の中学校の女性教師が学校を抜け出してレッスンに行ったのも無理はないのかもしれませんね(笑)

投稿者 花友禅 : 2008年11月03日 19:20

久しぶりに投稿いたします。遅れてきた読者の私はようやく
「今朝子の晩御飯」その二を読み直木賞受賞の様子を知る事が出来ました!(後からアーカイブで着物姿も拝見いたしました。お似合いでした)お疲れ様でした。私もなぜかお祝いのお菓子、お福わけ頂きました。美味しかったです!そして瑞江さんのその後も気に掛かっていたので来春が楽しみです!

投稿者 ねこかおる : 2008年11月03日 20:55



2008年11月03日

豚しゃぶ鍋

急に寒くなったのでコレにしたが、今から鍋に走っていては先が思いやられます(笑) 今日は世間の連休とは関係なしに通常通りの仕事モードで、買い物から帰って食事の支度をしながらBSを見たら、たまたま米国ABC放送で選挙直前の特集をやっていて、両陣営の選挙参謀の談話やら評論家の分析をしっかり聞いてしまった。出演する4人の評論家が4人ともオバマ圧勝と、上下院における民主党の躍進を予想していたのは放送局のせいなのかもしれないけれど、ロス在住の旧友モリからもメールが来て、オバマ勝利にまず絶対間違いないとのこと。この間、意外と日本のマスコミ報道には、人種問題が結局ネックとなって土壇場でマケインの逆転勝利に終わるのではないかという悲観的な論調が見られたり、オバマ暗殺を匂わせるような記事まで出てたりするのは、日本の国にとってやはり共和党政権の存続が望ましいという現実的な問題がからんでいるのだろうか。
これまでの一般論としては、民主党政権になれば保護主義的傾向のある政策を打ち出すので、輸出に依存する日本経済が打撃を受けるというが、今回はアメリカ経済そのものが破綻しているために、民主だろうが共和だろうが、貿易面で日本が有利になることは当分なさそうな気もする。それよりもひょっとしたら今後は民主党政権が長期に渡る可能性もありそうなので(それくらいブッシュの8年間にコリゴリの様子)、そのことを前提に日本経済の体質や国体の維持方法を考え直したほうがいいんじゃないのだろうかと、ABC放送を聞きながら素人ながらに思ってしまった私であります。ただし何事も結果のほどは蓋を開けてみるまでわかりませんが。


コメント(1)

共和党はもう沢山です!それに自分の庭に狩の獲物の骨を積み上げる副大統領なんてまっぴら!と言っても私に投票権があるわけではありませんがーーー明日が楽しみですね!

投稿者 ねこかおる : 2008年11月04日 23:19



2008年11月04日

ゆでワンタンのネギソースかけ

 昨日のQPで見た料理。ワンタンのあんは豚挽肉に海老と長ネギのみじん切り、おろし生姜を混ぜて酒と塩胡椒で味付し、水を少し加えて柔らかく仕上げる。ゆでたワンタンに斜め薄切りした万能ネギを添え、粗塩と粗挽き黒胡椒で味付けし、仕上げに熱したごま油をまわしかける。シンプルな味付けだが意外と美味しい。ワンタンの皮は破れやすいので、肉だねを盛り込み過ぎないこと。
日本シリーズ西武VS巨人第3戦を見ながら食事。乗馬で第2戦は見逃したものの、好ゲームが続くなかで私は西武を応援していて、今日の敗戦は残念ながら、おかわり君の復活は頼もしい限りである。なぜ西武を応援してるかというと、ナベツネ憎しでアンチジャイアンツになってるだけじゃなくて、V9戦士として実家と親しい森さんが西武の監督になられてから、シリーズのホームグラウンド全試合をご招待くださって、ネット裏の素晴らしい席で西武の黄金時代を見ることができたからである。毎回6枚の招待券を頂戴したので、現スラッシュの進藤さんをお誘いしたら、彼女はすっかりファンになって、その後もときどき球場に通って応援している。明日は逆に誘われて私も久々に西武球場に行って応援するつもりです。
ところで今日は朝から晩まで小室哲哉逮捕のニュース一色だったが、スケールの大小はあれど、芸能人の転落はありがちな話で格別に驚きはしなかったものの、著作権売却を10億円で持ちかけて5億円も詐欺できちゃうのはさすがにスゴイと思ってしまった。同じ著作権でも、小説家で今そこまでふっかけられる人っているんでしょうか(笑)。


コメント(2)

乗馬クラブであれだけおしゃべりしていたのに、松井さんがライオンズを応援していらしたとは存じませんでした。

私は出身が福岡だった事もあり、子供の頃からのライオンズファンで、偶然にも上京した頃に、球団も関東に移動して来て、埼玉県民となった今は地元の球団として応援しています。

何度も日本シリーズを観戦されているようなので、すでに体験済みとは思いますが、この時期の西武球場のナイターは心底冷えるので、体調を崩されませんように....

投稿者 M : 2008年11月05日 00:21

今日(5日)は西武球場で観戦されたのですね。良い試合をご覧になられて、よろしゅうございましたね(^o^)

16ゲームをひっくり返されたチームのファンとしましてはどちらが勝とうと・・・とは云う物の、やはり巨人には勝って欲しく無いので、とりあえず西武を応援しております。元西武監督の森氏はもうユニフォームを着られる事はないのですやろか?WBCの監督、現役監督がシンドイのなら森氏が良いのに!と思ってましたんやけど。しかし勝てる監督って西日本出身の方が多いですね。

投稿者 お : 2008年11月05日 22:13



2008年11月05日

おにぎり、焼き鳥、総菜セット

 今日は米ABCの予想通りオバマ圧勝がはやばやと決まり、進藤さん曰く「まるで映画のワンシーンのような勝利宣言」が日本のTVでも流されるなか、私は昨日の公約通り(笑)池袋でスラッシュのお二人と待ち合わせをして所沢の西武球場へ。車中では小室に取材をしたことがある守部さんの話も聞けたが、やはり概ね大統領選の話に終始して、「アメリカもこれで自国の民主主義が健在だってことを証明できたわけだし、中身はどうだかわからないとしたところで、イメージだけでもチェンジできる国はまだいいよねえ」と、イメージさえも旧態依然どころか劣化ばかりが目立つどこかの国を嘆いてしまった。
肝腎の試合は岸投手が4安打完封という素晴らしい好投を見せ、1回裏でいきなり片岡のヒット及び盗塁で1点先取。その後もオカワリ君こと中村選手の2ランが文字通りオカワリとなるなど、理想的な展開で西武の勝利に終わってバンバンザイ!わざわざ寒い球場に着ぶくれした姿で応援に行った甲斐があったのでした(^ ^)/
写真は中段は4回裏に中島のデッドボールであわや乱闘になりそうな場面。下段は直後にオカワリ君がホームランを放った瞬間をバッチリ激写したもの。


コメント(2)

 松井さんがライオンズを応援してくださって、準地元(境界線一本はさんで)に自宅のある私と致しましては非常に嬉しいです。黄金期には何度も優勝セールのお世話になりました。
 ライオンズはスターが次々と出て行ってしまって残念なのですが、そのあとちゃんと次のスターが生まれるところが頼もしいですねぇ(タカラヅカみたい…)しかもそれが生え抜きの選手たちだから。
 最近ちょっと野球観戦から遠のいている私ですが、応援するならやっぱりライオンズです!

投稿者 越 : 2008年11月06日 00:38

名前からバレバレでしょうが、野球チームの贔屓は西武と違います。
でも、子どもが小さい頃は比較的近いということで、西武の子どもファンクラブに入って西武球場に観戦に行ってました。当時の強い西武は凄かったです。関係ないですけど、子供向けの雑誌に載ってたもので今でも強烈に覚えているのは、西武のスター選手たちの愛車一覧です。清原、秋山、石毛、工藤、渡辺など皆さん、フェラーリ、BMB、ベンツと外車のオンパレードで中にたった一人、クラウンという選手がいて、誰や?と名前を見るとデストラーデでした。「デストラーデにすれば、クラウンは外車でいいのかな?だからこれは全員が外車に乗ってるって言っていいのかな?」と。
そんなちょっと昔を懐かしく思い出します。

懐かしくといえば、テツオやテツコでなくても、これは懐かしく見るのではないでしょうか。
http://www.jr-odekake.net/navi/shinkansen/0kei/?na2
6分ほどのムービーが良いです。

投稿者 虎ファン : 2008年11月06日 09:09



2008年11月06日

鮭のさんが焼き、茸のサラダ

さんが焼きは昨日のQPで見た料理。生鮭の切り身の皮と骨を除いて粗みじんにしてからしっかりと叩き、おろし生姜、卵、酒、塩を加えて練り上げ、玉ねぎのみじん切りを混ぜ込んで大葉に挟んで油をひいたフライパンで火を通す。サラダは椎茸とシメジを炒めてレタスと合わせ、自家製の玉ねぎドレッシングで食す。
もち日本シリーズを見ながら食事。涌井の先発で安心して見てられるかと思いきや、細川と中島がケガ?で途中退場などの西武に痛いアクシデントが相次いで、あげく頼りの涌井が打ち込まれての敗戦は痛い!痛すぎる(-_-);初回裏満塁で1点しか入らなかったことに始まり、不調の上原を徹底的に粉砕できなかったのが最後まで響いた感じだ。
 昼間はランチしながらBSを見たらたまたま英国BBCとフランスF2のニュース番組が立て続けに放送され、オバマ大統領誕生に関する自国の反応を報じたが、両国ともに本国に勝るとも劣らぬ物凄い歓迎ぶりで、キング牧師の映像を交えた公民権運動などを詳しく紹介しながら、アメリカがようやく人種サベツの問題を乗り越えた画期的な出来事であり、全人類の進歩として讃える姿勢が顕著だった。仏経済界も共和党政権とのパイプが非常に強いので、民主党へのバトンタッチは相当な打撃であるとしながらも、人類にとってはやはり素晴らしい選択だと結論づけた仏財界人のコメントがとても印象的である。
翻って日本は常々アメリカが最も大切な同盟国であると標榜しているにもかかわらず、小浜市の人びとを除いて(笑)淡泊すぎる反応であり、この出来事の本質的な問題をふしぎなくらいスルーしちゃってるというか、むしろ政権が変わったことに露骨な不快表明をしてる感じのアソー君のコメントなんか正直すぎて、一国の首相の器としてどうなんだろう?と思わずにはいられなかった。ハッキリいって発言に国際的な政治家としてのセンスが余りにも不足していてお粗末に過ぎ、恥ずかしい限りです。
英国やフランスは国内にも深刻な人種問題を抱えているから為政者も財界人もこの際ある程度きれい事を言わざるを得ないだろうし、そこが日本の国情とはかなり違うといっても、紛れもない有色人種である日本人がこの問題に全く他人事感覚でいられることそのものがおかしいともいえる。それにしても日本では選挙戦の報道が過熱ぎみだったわりに、選挙後の報道がTV各局とも妙に沈静化し過ぎているように感じられるが、ひょっとしたらそこには「チェンジ」を恐れる某党の圧力でも働いているのだろうか?


コメント(3)

アソウさん、今日はオバマ次期大統領と電話で話されたようで「今までの大統領とはちがう、秘書が出てこないでいきなり本人が電話に出てきた」と上機嫌だったとか。妙な事を喜ぶお方ですなあ。

しかし、アメリカ人の差別意識の緩和をホンマニ信じて良いのでしょうか?ケネデイ大統領の暗殺に衝撃を受けた世代として、アメリカ人のマイノリテイに対する意識がどこまで変革しているか?無事大統領就任式が行われる事を祈りたいです。

投稿者 お : 2008年11月07日 22:09

>ケネデイ大統領の暗殺に衝撃を受けた世代として、アメリカ人のマイノリテイに対する意識がどこまで変革しているか?無事大統領就任式が行われる事を祈りたいです。

私もそれを一番心配しております。アメリカの威信にかけて、なんとか無事に行ってもらいたいもんです。

投稿者 今朝子 : 2008年11月08日 01:01

ブッシュの顔見なくてすもだけでも良かった!絶対に暗殺なんかされませんように!でも悔しいかな日本の政治家の演説に比べて格調というか人を引き付ける魅力がありますね。たとえコーチや演出する人がついているにしても日本の政治家はどうなって行くのか怖い物があります。出来る人魅力のある人は政治家にはならない?

投稿者 ねこかおる : 2008年11月09日 22:10



2008年11月08日

平目の刺身、茄子と里芋の揚げ浸し、豆腐サラダ、味噌グラタンほか

スラッシュの守部さんんと近所の「木村商店」で食事。カウンターに座ったら横のご婦人づれのお一方に「あの〜松井さんですか?」と訊かれてビックリ。ブログ本を読んでこの店にいらしたという話で、「ほかにもそういう方よくいらっしゃいますよ」とご店主にもいわれてしまいました。
今日は夕方からスラッシュの事務所でリイドコミック社の稲村編集長、佐藤氏のおふたりとお目にかかり、『仲蔵狂乱』の漫画化についての打ち合わせをした。来春から同社のオール時代劇コミック「乱」に連載される予定で、ベテラン女性漫画家の高見まこ氏が作画をなさるとのこと。私は「マンガ歌舞伎入門」も出してるくらい昔からとても漫画好きなので、今回のお話も嬉しくお受けしたのだった。なお本日たまたま講談社の森山さんからも『仲蔵狂乱』の文庫本が増刷されるとの報せを受けてこれまた嬉しい限り。この作品については以前からなかなか手に入らないという苦情をあちこちでお聞きするので、まだゲットなさっていない方はぜひ本屋さんにご予約をなさってください。 


コメント(1)

 突然、お邪魔します。お久振りです。いつも楽しく拝見させてもらっています。少し前に名古屋の星野書店様のコメントがあったのでまたまた楽しく読ませて頂きました。 
「仲蔵狂乱」の漫画化、楽しみに待っています。うちの娘もサイン入り「マンガ歌舞伎入門」のお陰で理解し始めたらしく、マンガですが「かぶく者」を買ってきて読んでいます。
 少し宣伝になってしまうかもしれませんが、阿部出版「炎芸術」宜しければ見てくださいね。志野焼きの特集なのです。少しだけ協力させてもらっています。
 それでは、失礼します。

投稿者 かんちゃん : 2008年11月08日 09:57



2008年11月08日

鶏手羽中と野菜のグリル

 鶏手羽中に塩と粗挽き黒胡椒と油を揉んで、カボチャ、パブリカ、長芋と一緒にレンジでグリルし、レモンを絞って食す。夕方美容院に行ったので簡単な調理にした。
美容師さんとは常に近所の情報交換を欠かさないが、今日はスーパー・マルフジの跡地がどうなるか問題や、潰れたセキゼンの話をしていて、店中で盛り上がったのは最近よく行列ができてる鯛焼き屋の話で、豆乳クリーム入りがとても美味しかったという話だから一度買ってみようと思う。超ローカルな話でゴメンナサイ(笑)。
食事しながら見たのはもち日本シリーズで、あとがない西武が4回裏のピンチから、つい先日わたしが球場で観たときに完投したばかりの岸投手を注ぎ込んだのはちょっとビックリだったが、物凄く度胸のいいピッチングで後続を断ち、以後5、6、7回をピシャリと抑え,8回のピンチも切り抜けたところで、その心意気に感じて渡辺久信監督も彼との心中を決意したらしく、9回まで続投させ、期待に応えた岸がまたしても完封したのはみごと!の一語に尽きる。今シリーズ両チーム通じての真の最優秀選手はこの人ではないでしょうか。とにかく生え抜きの若い選手中心のチームで、他球団の借り物競走みたいな巨人と互角に渡り合って、これまで緊迫感のある好ゲームを展開してきた西武はアッパレ!明日はもう勝とうが負けようが構いませんので、存分に試合を楽しんで、ふたたび西武の黄金時代の幕開きとして戴ければファンとしては満足です。


コメント(1)

西武が優勝しましたね、おめでとうございます。

16ゲーム追いつかれたチームのファンとしましてはどちらが勝とうと良いようなものですが、金で面を張り飛ばして他チームの4番とセットアッパー集めるチームよりも、育て上げながら勝チームが好きです。ただ関西の某人気チームもここ数年は「阪神カープ」と言われてもしかた無い「金で面張り」して広島の4番を掻っ攫い優勝争いしてます。だから余計育て上げた選手で勝ち抜くチームが羨ましい。岸投手はよろしいなあ。一つだけ言わせてください。大事な所で打点を挙げた平尾内野手、元々は某関西のチームが育てる事が出来なくて、西武におゆずりした選手「平尾、エエチームで活躍できて良かったなぁ」

投稿者 お : 2008年11月09日 21:58



2008年11月09日

海老と茸のあんかけソバと栗ご飯のセット

乗馬の帰りに東急レストラン街で食事。
ともあれ西武優勝おめでとうございます(^ ^)/
昨日は年内入稿予定の2本のめどがようやく立った気のゆるみから8時間以上もぐっすり寝込んでしまったのが仇となり、今日はかえって朝からぐったりして、私にはよくあることなのだが気持ちが悪くて胃液と胆汁をげえげえ吐いてしまい、こういうときになまじ家で寝てると1年の疲れがどっと出て2,3日起き上がれなくなくなるを知ってるから無理して乗馬に出かけたところ、やっぱり逆にカラダがしゃんとして予約した通りに2鞍騎乗。ただしお腹に力が入らなくて皮が新しい鞍の装着には手こずりました。クラブハウスでお会いした西武ファンのMさんに「今日は観ないんですか?」と訊かれるも、最終レッスンを了えてクラブを出たのは午後7時過ぎ。バスのラジオで実況中継を途中まで聞いて、その後は携帯のネットでヤフーサイトの速報を確かめていたら(ワンセグじゃないのが残念)、ええっ!結構いい試合してるじゃん……とは思いつつ、渋谷で食事をしないとどうにもならないほどお腹が空いて、大急ぎで帰ってきてTVを点けたらちょうど渡辺久信監督の胴上げシーンが映しだされてバンザーイ!応援した甲斐がありしました〜(~.~)〜




2008年11月10日

カポナータ、ヤリイカのフリット、プチトマトとモッツァレラのピッツァ、4種のチーズのペンネ

お茶の稽古の帰りに三村さんと麹町のイタ飯で食事。
今日は思いがけず色んな人が稽古に来ていて、皆さんの様子を見ているのも面白かった。お点前はいわば一種の振り事でもあるから、日ごろ舞台芸能に勤しんでいる人のそれは経験が浅くてもきれいに見える。というわけですっかり見とれているうちに時間がたってしまい、遅い食事となったにもかかわらず、こんなハイカロリーなメニューを選んだのはわれながらどうかしてます(笑)。




2008年11月11日

ブリの照り焼きカレー風味

QPで見た料理。ブリは塩でしっかりしめてから両面にたっぷりカレー粉をつけて多めの油でフライパンで熱を通し、油をきれいに除いてから味醂、醤油、水少々を加えてフツーの照り焼きにする。カレーの香りがかすかにして生臭みが全くない。付け野菜は蕪のソテー。
食事後にTBSで故・筑紫哲也氏の追悼番組を見る。いろいろな意味でとても重い番組だった。ニュース23から筑紫哲也の名前が取れた時点でもまだそこまで重篤な状態とは見えなかったから、余りにも早すぎる死に思われたが、最後まで淡々とした語り口と笑顔に終わった映像の裏に隠された凄まじい闘病生活の模様が伝えられてさすがに胸を打たれた。
正直申しあげると、私はこの方のややもどかしいくらいに淡々とした語り口調と、視聴者に高度リテラシーを要求する主張の仕方が、TVというメディアの中でどの程度の訴求力を持っているのか疑問に感じることも多々あって、「朝日ジャーナル」の編集長時代のほうが真価を発揮されていたのではないかと思えたのだけれど、今回自らの死と引き替えに流された映像は活字の影響力をはるかに超えたことを認めざるを得ない。最後の舞台に映像を選ばれた氏が本懐を達せられたというべきか。最終回の「多事争論」には相変わらずの淡々とした語り口調にむしろ凄みが感じられた。
今日聞いて唖然とした田母神前航空幕僚長の開き直り発言に対しても、筑紫氏ならその看過できない根本的な誤謬をきちんと指摘して、この国がもはや相当に冒されてしまった深刻な病に粘り強く闘うべきだと淡々と主張されたに違いない。謹んでご冥福をお祈り申しあげる。


コメント(2)

築紫哲也氏の死去が伝えられた時に「日本の良識が叉一つ消えた」と思いましたが、今回の田母神氏の件、マスコミはもっとその根底にある人間関係を追及して欲しいと思いますが、築紫氏が存命ならどのような見解を述べられるか?聞いてみたかったと思います。

投稿者 お : 2008年11月12日 22:40

本当にかっこよい方でした。去り方までかっこよくしかもあんなに赤裸々な闘病の姿を映像に残して逝かれたとは。素敵な人は早く逝く?
田母神問題ではあんな人が防衛のトップにいるなんてあなおそろしやおそろしや!しっかり追求できない野党もだめだなあーいっそ政治家になってやろうかしら?あ!地盤 看板 かばんがなにもなかった!

投稿者 ねこかおる : 2008年11月13日 12:11



2008年11月12日

表裏源内蛙合戦

 渋谷のシアター・コクーンで井上ひさし作・蜷川幸雄演出「表裏源内蛙合戦」を観る前に近所でオムライスとヒレカツのセットを食す。
 観劇前にしっかり食事しといて大正解で、開演6:30終演10:40という相当ハードな舞台だったが、前回の「道元の冒険」と同様に、俳優陣とスタッフのハイテンションに支えられて少しも冗漫には感じさせないし、何よりもそれを生み出した蜷川演出を大いに讃えるべきだろう。
70年安保の年にこの戯曲が初演された当時、恐らく平賀源内という人物は今ほどの知名度がなかったはずで、つまりは彼を掘り起こす一つのきっかけになったとおぼしき作品でもあるし、またその後の江戸ブームの先蹤ともいえる要素がふんだんに盛り込まれている点も無視できないが、初演当時より今のほうがむしろ時代にドンピシャな作品として見えてくるのは実に面白かった。長崎留学で海外の文物に触れることによって日本の「自給自足」を早くに唱え、さまざまな分野での先駆的役割を果たした源内は、生前においてその功績が権力側にも届かず民衆の要求とも遊離して、自信と野心に満ち溢れつつもあたら才能を浪費した一介の山師に終わってしまう。それは時代の先を行き過ぎた文化人の悲劇であった一方で、彼の生きた時代がまさに「世襲政治」と「格差社会」に彩られた江戸時代であった点において、初演時よりもはるかに今日の時代とぴったり重なり合って見えるのだった。それ故に「美しい明日を持っているか」というメインテーマ曲もまた初演時とはひと味違った渋くて苦い響きを持つメッセージに聞こえる。数々の闘争や三島由紀夫の切腹事件などに象徴されるごとく、初演当時は右からも左からも批判を浴びた日米安保条約の存続そのものが今や全く疑われることもなくなって、自民党のお坊ちゃま政治がはびこる時代になろうとはまさか夢にも思わなかった往年の演劇ファンにも、そういうことをまるで知らないまま今日に至って世の中なんだかおかしい?と思っている若い人にもオススメしたい舞台である。
主演の上川隆也は正直あまり期待していなかったのだけれど、意外なほどの健闘ぶりで、ことに後半の腑分けをするシーンは実に感動的だ。勝村政信や六平直正は相変わらず達者な演技で脇を固めているし、豊原功補の好演も思わぬ拾いもので、女優陣の奮闘ぶりもみごとだった。
書きたいことはもっとあるが、明日は朝から人間ドッグに行って、そのあと講演があるので今夜はこれくらいにしておきます。


コメント(2)

「空海の冒険」ではなく「道元の冒険」では?私も裏表源内蛙合戦を23日に観に行くので楽しみにしています。

投稿者 KATIE : 2008年11月13日 08:39

またまたワーオ!と本人ものけぞるような大まちがいでした(^^);ご指摘ありがとうございます。早速本文を直しました。

投稿者 今朝子 : 2008年11月13日 18:27



2008年11月13日

味噌煮込みうどん

 鬱陶しい曇天が長々と続いた東京に素晴らしい小春びよりが訪れた本日、まず私は溜まった洗濯物を大慌てで片づけて、早々に家を飛びだし、渋谷のクリニックで年に一度の人間ドッグ入り。例によってバリウムを使用した腹部レントゲン検査と超音波検査でグッタリしたあと下剤を飲んで食事をし、次にまた大慌てで芦花公園にある
世田谷文学館に行って「花の会」で講演をした。
長年のブログ読者ならご存じかと思うが、同会は私が30代前半から講師を務めていて大変にお世話になった方々なので、今も1年に1度は必ず何らかのテーマでお話をするようにしている。メンバーの中心は世田谷区在住の主婦の方々なのだけれど、世話役の池田孝子さんを筆頭に皆さん大変な演劇愛好家で且つ教養人ぞろいだから、話の内容も毎度かなりハイレベルに設定しており、今回は「覉旅漫録」と「守貞漫稿」の引用で江戸期における東西文化の違いを語りつつ、その例証として歌舞伎のシーンをいくつか挙げると、どれも皆さんに通じてたちまち納得されるのが畏るべしである。講演後は逆にこちらが最近すっかりご無沙汰している歌舞伎公演の感想を聞かせてもらったりした。皆さんとお別れして世田谷線に乗り換えたところで、あっ、ヤバッ!と思ったのは例の下剤がようやく効いてきたからで、我慢しながらまたまた大慌てで帰宅して、幸いなんとか事なきをえたのでした(笑)。そんなわけで今日はちゃんと料理をする時間もなくて、先日頂戴した味噌煮込みうどんセット最後の一つを使い果たしました。写真は世田谷文学館の外観です。




2008年11月14日

上方寿司、30品目サラダ

整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。先生が長いあいだ背中の右側を押さえてられたので、「また肝臓が腫れてます?」と訊いたらズバリ的中し「クエン酸を多めに摂取したほうがいいですよ」とのアドバイスを得ての晩ご飯である。
ところでなまじアドバイスをしたり聞いたりするのも考え物だと政府が思っているに違いないのは例の定額給付金だ。アソー君がさすがに太っ腹なところを見せて2兆円をみんなに分けてあげようといったら、お金持ちは別にもらって有り難がるほどの額でもないからあげなくてもいんじゃないのとヨサノ君が一見常識的なアドバイスをし、それもそうだよなあとアソー君がそれを聞いたふりしたもんだから、みんなが色んな意見をいいだして、とうとう収拾がつかなくなっちゃった自民党学級会である。給付対象者にはやはり所得制限を設けるのが基本路線なのか、結局制限枠はナシになったのか、今日のニュースを見たらそれさえもよくわからなくなってる感じなのがスゴイ!うちのクラスじゃ決められないから、地方クラスの皆さん適当にやってねといわれたほうもビックリだろう。折角お金をあげようといったのに、ボロクソいわれちゃってる金持ちボンの構図はとても先進国の政治とは見えないのであります。それにしても自民党クラスではまたまた自分たちで選んだクラス委員が気に入らなくなって足を引っ張り始めてるみたいなんですけど、お前らええ加減にせーよ!と叱ってくれる担任の先生がどこかにいないんでしょうか。


コメント(3)

初めてメールさせていただきます
貴女様の著書を拝読する以前から、ご実家のファンの一人です。
勝手ながら
萩尾望都さん(ヴァンパネラ、エドガー・ポーツネルを産み出した彼女には様付けも惜しくありませんが)世代の情緒たっぷりな少女マンガ全盛期世代の私には
貴女さまの「家、家にあらず」は大和和紀さんが
「銀座」シリーズは萩尾先生か木原敏江先生というように、ストーリーが美しいコマ割り画像で浮かびます。

夜な夜な、クールで小気味よいブログをとても楽しみにしております。

自民党、情けないですね・・・では他政党は任せられるかといういうと、一気に政権を変える底力もなく、
連綿とした既得権益をいかに存続できるかで官僚は動きますし、
こういう「チャンス」にこそ石原都知事は鷹揚なところを見せてほしいのに、鬼の首でもとったかのようにここぞとばかり兵庫県知事をマスコミ迎合型でこきおろして男をさらに下げるし・・・で
江戸時代末期のように浄化作用が働きつつ、鮮烈なエネルギーが湧く世の中であればと思います。

申し訳ありません、こんな形でのファンレターです。

投稿者 KAHO : 2008年11月14日 23:38

いないと思います。国会中継みていても、「武士に二言はないといいますが」と以前発言した内容に対して質問されても「私は武士ではありませんので...」みたいな、答弁ばかりだし、「委員長がいないから変な事言わないようにしましょう」って朝の会で約束したはずなのに、「でも僕はこんなふうに思います」と勝手に言っちゃう人が出てくるし、ぐちゃぐちゃですね。今のクラスは...、よっぽど現役小学生のクラス会のほうがしっかりしているのでないでしょうか(-_-;)

投稿者 ちい : 2008年11月15日 00:13

出てくるべきだと思います。小泉さんよりは麻生さんの方がましです。消費税引き上げはどうしようもなく必要な気がします。ただし支出は?国債発行を弱い者いじめしないようすべてから10-20%ひくとか、早急に減らすべき軍事費その他国際支援費など日本がええ格好しい又は金余り日本と揶揄されるような政治の腰抜けのせいで払っているものを排して国債発行をゼロにしてほしいです。なおかつ、赤字を黒字にする世論が必要です。どうすれば、そうなるのかはわかりませんが・・。

投稿者 なおこ : 2008年11月15日 01:27



2008年11月15日

チキンカツ

昨日のQPで見た料理。皮なしもも肉を縦半分にして塩胡椒し、卵、牛乳、薄力粉をしっかり混ぜ合わせてホットケーキのタネ状にした衣をつけて低めの温度じっくり揚げる。玉ねぎとセロリのみじん切り、塩、胡椒、蜂蜜、酢、プチトマトを混ぜ合わせたソースで食す。われながら上出来の美味しさ!もも肉は大きめで揚げてジューシーに仕上げるのがポイント。ソースともよく合う。
10年以上使ってたテレビが最近さすがに画面の乱れを生じ始めたので、先日渋谷に出かけた折にようやく地デジ対応液晶ハイビジョンなるものを購入し、それが今日の午後わが家にやってきた。さっそく点けてみたらたまたまテニス全日本選手権でクルム伊達の試合が放映されていて、試合運びの巧さというか、ゲームの組み立ての面白さに思わず見入ってしまい、16年ぶり?の優勝シーンを目撃した。この人が復帰したときは確か若い選手が自分を踏み台にして伸びて行ってほしい的な発言をしたように記憶するが、踏み台になるどころか若い子をつぶしてるじゃん(笑)といいたいような完全なる現役復活には正直驚かされた。年を取ると体力や瞬発力はかなり衰えても、自分を引いて見ることや、相手に対する洞察力やなんかは若い時より上回ってもおかしくないわけだし、TVの解説を聞けば人に負けるのはジャンケンでも嫌だという性格だそうなので、結局やり始めたら中途半端では済まされなくなったに違いない。今後はまた世界ランク上位を目指して頑張ってほしいもんである。夫君とのツーショットはとても素的な笑顔で、日本にもようやくこうした大人の女子プレイヤーが誕生したのかと嬉しくなりました。




2008年11月16日

讃岐うどんとかやくご飯のセット

乗馬の帰りに東急レストラン街で食事。
今日は雨のために予約キャンセルが相次いだらしく(実際はそんなに降らなかった)
いつもより少人数でレッスンができたのはラッキーだった。1鞍目はやたらと餌のつまみ喰いをしたがる♂のセン馬、2鞍目は例のお局様チックな牝馬で、こちらも前回よりスムースに乗れた気がしたが、向こうも乗られ心地が良かったようで、騎乗後に鼻面をすりすりと押しつけて親愛の情を示してくれた。馬はこういうところがとても正直で、人間同士と違ってお互いにごまかしは全く利かないのがいいのである。
ところでインストラクターのアドバイスを聞いていると、少しずつでも確実に巧く乗れるようになるものだけれど、アドバイスの仕方は人によってもさまざまだから、クラブの皆さんは自分にとって良いインストラクターのレッスンに参加したがってらっしゃるようで、この場合の「良い」とは自分をより上達させてくれる人という明確な判断基準が設けられる。塾や予備校の先生なんかも同様に、テストの点数をあげてくれて、志望校へ入学させてくれる先生が良い先生というシンプルな基準になるのだろうが、片や学校の先生は本来そうした即効性を求められる存在ではないからして、基準の設け方が非常に難しいだろうと思わざるを得ないのだった。
 たまたま今朝の「サンデー・プロジェクト」でフィンランドとデンマークの特集を見て、両国共に教育の充実を国家の根幹に据えている点に頗る将来性を感じ、日本も見習ってほしい気がしたのであるが、こと教育に関しては財政的支援のみならず人材面での充実が不可欠だろうし、その際の根本問題として、現在の日本では一体どんな先生が良い先生だと考えられているのかを、私は全く知らないので、ふと疑問に感じたのであります。




2008年11月17日

牡蛎のチャウダー

QPで見たレシピ通りに作る。粗みじんにした玉ねぎとスライスしたマッシュルームをバターで炒めて薄力粉を加えてじっくりと練り混ぜ、牡蛎を酒蒸しにした汁とスープを足して賽の目切りにした人参と蕪を加えてしばらく煮込み、仕上げに牡蛎と別ゆでした蕪の葉とミルクを入れて塩、胡椒で調味。バター炒めで焦がさないこと。
 夕方近所のコンビニに立ち寄ったら、お店の人に「今さっき、お友だちがいらっしゃいましたよ〜」と言われて、念のために大島さんチに電話したら開口イチバン「いや〜久々に(東京)に帰ってきましたよ〜」とのことで、私は「やっぱりね〜」と言って、突然電話をした理由を明かしたのであった。「でも、あのオバサン一体なんだって知ってるわけ〜?」「あたしたち近所に住んでても別にしょっちゅう会ってるわけでもないし、あの店じゃ確か1度バッタリ会ったってくらいじゃなかったっけ」「それにしても怖いよねえ。悪いことは絶対できんし、個人情報も何もあったもんじゃないよね(笑)」てな話のあとで大島さんの近況報告をお聞きした。米團治襲名の地方公演では物販から舞台番の高座返しまで務めて、「大島さんは、舞台に出ても平気なんですねえ」と若い子に言われて元タカラジェンヌとしては大笑いだったそうである。大笑いといえば、米朝師匠にうちのカメの話をしたらメチャメチャ受けてひと晩中盛り上がったそうなので、いつかマクラに使って戴きたいもんであります。




2008年11月18日

ササミとほうれん草の春巻ゆず胡椒風味

QPで見た料理。春巻の皮にゆず胡椒を塗って、塩胡椒した鶏ササミ肉、溶けるスライスチーズ、茹でたほうれん草を巻いて揚げるだけ。意外と簡単安上がりにできる。
ほうれん草は塩と油を入れたお湯で軟らかくなるまで茹でて、水切りを丁寧にしておくこと。皮には薄力粉を水で溶いたノリを多めにつけてしっかり閉じておくこと。低めの温度で時間をかけて揚げるのがポイント。
昨日ついにオザワ君はなかなか解散してくれないアソー君に噛みついて、国会が延長されるのかどうか微妙な段階に入ったようなのだが、かりに延長したところで官僚が作った作文や計算表にマルをつける以外の何をするのか、さっぱりわからないのが日本の政治報道のスゴイところである。「政治」を決して「政局」にしてはいけないといいつつも、報道では「政局」以外の何ものも伝わってこないので、オザワ君はただ民主党の議員を増やしたいだけみたいだし、アソー君はちょっとでも長く総理大臣をしてたいだけの人みたいで、セコイ権力闘争の票田にされてしまう私たちは、結局国会議員の職安なのか?てな感じになるのがなんとも情けない。
昼間はよくBSで海外ニュースを見るようにしているが、他国の政治のほうがわかりやすいのは報道の仕方にもよるのではなかろうか。今日の英国BBCを見たら、ブラウン首相が来年度の英国がデフレに陥るとずいぶん思いきった発言をしたし、仏国F2の報道では次世代エネルギーに関して政府のサポートが風力発電から太陽光発電にシフトするようで、とにかく政治家が具体的に何を言ったりやったりしてるのか簡潔で要を得た報道になっている気がした。日本の政治家が何を言ったりやったり考えたりしてるのか、日本のTVニュースが他国で報道されて一体わかる人がいるのだろうか?まあ、極東の沈みゆく国の政治など海外の人はだれも問題にしてないのかもしれませんが(涙)。




2008年11月19日

湯豆腐、シラタキとツナの炊き込みご飯

 炊き込みご飯はQPで見た料理。経済的でヘルシーなのでオススメ。浸水した米に酒少々と塩を加え、シラタキとツナ缶と梅干しを載せてふつうに炊くだけ。シラタキは細かくしてしっかり茹でてから使うこと。炊きあがったらよく混ぜて仕上げに万能ネギをトッピング。
いつかこういうことが起きるのではないかと思っていたが、早くも実際に起きて非常に嫌な気持ちさせられたのは申すまでもなく元厚生省事務次官宅が立て続けに襲われた事件である。予断は禁物としながらも、マスコミは行政に不満を持ち報復を企てようとした輩のテロを強く匂わせており、それが事実だとすれば、いろいろな意味で今の社会の闇を象徴するような出来事だろう。犯人に思想的背景や組織的なサポートがあるのかどうかも現段階では不明だけれど、背景が何であれ常に勘違いのヒロイズムに基づくテロは断固許されざる行為である。しかしながらテロを生みだす社会にも決して問題がないといいきれないのは過去の歴史に明らかで、何らかの抜本的な改革が進行しないかぎり、ぶすぶすとくすぶり続けてさらなる大きな火種ともなりかねないのが心配される。まさか過去の歴史を繰り返すような愚かな民族ではあるまいと信じつつも、今は日本がこのまま悪い時代に突入することがないよう切に祈りたい気持ちだ。


コメント(1)

本当にまだ何も解からないとはいえ嫌な事件です。たとえ行政への恨みだとしてもそんなことして何になるになるのでしょうか?強いて言えば年金でガタガタしてるのに高級官僚達はぬくぬくとしてやがってぐらいに思っての事なのでしょうか?でも被害に遭ったのが民間だったらこんなに警察が頑張るかななんて思ったりもしちゃいますね。これってヒガミかな?

投稿者 ねこかおる : 2008年11月19日 22:51



2008年11月20日

茸のチャンプルー

 QPで見た簡単ヘルシーな一品。木綿豆腐をゴマ油で炒りつけ、別にサラダ油で炒めたシメジと舞茸に合わせて花カツオを振り混ぜ、塩、醤油、砂糖少々で味付けし、仕上げに溶き卵をまわしかける。豆腐をしっかり水切りするのがポイント。今週は月曜日に風邪を引いてしまい、予定をキャンセルして外出は控えたし、昨夜のワールドカップ最終予選カタール戦も見ないで早く寝たおかげで今日はほぼ全快に近い感じだが、食料品の買い出しだけは毎日まめにQPレシピに従っているのが我ながらおかしい。風邪を引いても薬を飲まないせいか食欲は全く落ちませんでした(笑)。もちろん仕事もちゃんとしております。
ところで昨日は久々に京都の妹と電話したら、「わたしオバマと同い年やねん」と妙な自慢をしている。次いで「うちの息子は国語の成績がようないほうやけど、それでも『踏襲』と『頻繁』と『未曾有』くらいはちゃんと読めましたで」とまたまた妙な自慢をした。アソー君よりはましだと言いたいらしい。そのアソー君から「医者には社会的常識が欠落している人が多い」なんて言われちゃったもんだから医師会がカンカンになって抗議したのは当然なのだけれど、この人の失言癖は今に始まった話でもないわけだし、それを承知の上で圧倒的な多数決によって総裁に担ぎ上げた自民党の皆さんなわけだから、今度こそ最後まで皆さんで責任を持って支持し続けてあげてほしいもんである。とにかくアソー君のバカ正直な言動よりもむしろ非常に腹立たしいのは議員職にしがみつきたいがために節操もなく党首の顔をコロコロ変えながらてんとして恥じない自民党員の根性で、いい加減に自分たちの判断の甘さに責任を感じて、しばらく下野する覚悟というものはないのだろうか。


コメント(2)

 まったく関係ないコメントで申し訳ありません。本日、O女史より私からコメントを書き込むよう承りましたので、遅くなりましたが連絡差し上げます。
 O女史様とは、今朝子さんもご存知のサクラメント在住の双子の御母さん、(そう言えば分かってくれると仰いました)今日のお昼にご来店下さいました。三軒茶屋の住所に電話を入れても繋がらないから、是非お電話下さいとのことです。24日まで日本に滞在されるそうですよ。今日は今朝子さんのことで話が大変盛り上がりました。
 それでは失礼します。

投稿者 かんちゃん : 2008年11月20日 23:38

アソー君の言葉の品格のなさには、すでに野に下った感もあります。(もちろん自ら敢えてという潔いものでなく)
一国を率いる人たる云々以前に、「子供が真似したらどうするの?」と誰しも思う言葉を平気で連発するのはもう言語が破綻しているとしか思えず、言語は国家ですから、それが破綻した人を担ぐ政党も、まさに言語道断・・・

と感じておりましたら、さすがに朝日新聞も今日の天声人語で同様の感想を述べておられました。
言葉を生業にする人には許せないことですものね。

投稿者 KAHO : 2008年11月22日 00:24



2008年11月21日

牛肉と大根の炒め煮、ヒラメの刺身、豆腐のチーズ焼き

QPで見た料理。ニンニクで香りづけした油に乱切り大根を入れて色づくまでしっかり炒め、肉を入れて色が変わったら干し椎茸と戻し汁を加えてあくを取りながら10分ほど煮込み、さらに酒、砂糖、醤油で味付けしから20分ほど煮てギンナンを入れ、仕上げに醤油とみりんで調味する。醤油を2度に分けて使うのがポイント。経済的ヘルシーなメニューが並んだ今週のQPの中ではイチバン贅沢な食材を使った一品かも。刺身等は市販のもの。スラッシュの守部さんと食事。
食後にNHKの9時のニュースを見ていたら、最近ひそかに「大回りの旅」というのが流行っているという特集をやっていて、一例としてはJR京都駅からお隣の山科駅までの切符を買って、色んな路線を乗り継ぎながら逆回りのコースを辿って風光明媚な琵琶湖畔を一周し、計6時間半以上の車内旅行をわずか180円で楽しむという、なんとも超安上がり!!!のツアーが紹介されたのだった。むろん途中下車しても改札は通れないのでお弁当やお菓子を持ち込まなくてはならないのだけれど、「これっていっそ一車両丸ごと占領して、同窓会とかできんじゃないの?」と私。「でも、NHKでこんなこと流していいのかなあ。どっと人が押しかけたらどうすんだろう?JR関係の人見てて怒んないのかなあ」と守部さん。「確かに不況の時代にもってこいの暇つぶしだし、鉄ちゃんとかが集まったりしそうだけど、電車は別に人が乗ってようが空っぽだろうが走るわけだから、まあ、いいんじゃないの」てなわけで、その昔、若くて暇なときに山手線で逆回りに乗ったりしてた私としては結構オススメな感じのツアーでした。




2008年11月22日

オムライス

今日のQPで見たチキンライスのレシピが、へえ〜こんなやり方があるんだ〜という感じだったので、その通りに作って玉子焼きをトッピングした。まず細かく切って塩胡椒した鶏もも肉を炒めて取りだしておき、ニンニクと玉ねぎのみじん切りとマッシュルームを炒めてそこにトマトの水煮とを加え、鶏肉をもどしスープとケチャップを少々入れて水気がなくなるまで煮詰めてグリーピースをプラス。炊きたての熱いご飯にバターとこの煮詰めたものを混ぜ込む。先にバターを入れてさっくり混ぜておくといい。今週は月から土までほぼ1週間QP皆勤賞でした(笑)。
来週は篠田正浩監督とお会いする予定なので、見逃していたラストフィルムの『スパイ・ゾルゲ』をDVDで拝見した。今年は春に新国立劇場で木下順二先生の『オットーと呼ばれる日本人』を見ていることもあって、戦前の日本を揺るがしたこの一大スパイ事件が改めて興味深く感じられた。CGで再現された戦前の東京の風景も非常に面白くて、私が若い頃に見ていた建物は意外に戦前からあったものも多かったのが判明し、考えて見れば自分の若い頃の出来事は今の若い人たちにとってすでにもう歴史のヒトコマなのだということも実感された。
それにしても2003年の公開時には、今さらなぜゾルゲ事件なわけ?と思って見逃してしまったのだけれど、この作品は今年に公開されたら興行的にかなりヒットしたのではなかろうか。戦前の日本は1929年のウォール街恐慌以来の世界不況に巻き込まれるかたちで国内経済が疲弊し、政界に対する不信が渦巻いて結果テロが相次ぐかたちで次第に軍部の台頭を許したわけだが、世界を眺めれば一方にソ連の赤軍、一方にナチスの勃興があって、両者に関わったゾルゲという人物を見ればその背景には同時代的な貧困が横たわっていたことが鮮明になる。日本の軍部が台頭するきっかけとなった2.26事件の精神的指導者であった北一輝もまたその思想は戦前において共産主義と指弾されたほどであり、社会的格差が広がると中道リベラルな政治が倦まれて、人心が極右や極左に振れやすくなる恐れがあることを過去の歴史にしっかりと学んでおくべきだろう。『蟹工船』がバカ売れしたり、田母神論文が世間を騒がせたりしてる程度ならまだ日本は大丈夫だとは思えるが、ネット上では不穏な空気も漂っているようだし、今後ますます政治不信が募るようだと本当にいつなんどき何が起きるかわからないのが恐ろしいともいえる。ところであのアソー君は学生時代に歴史のお勉強をちゃんとしてるんだろうか?
これを書き終えてTVを点けたらいきなりテロップで例の元厚生省事務元次官宅を襲った犯人と名乗る人物が警視庁に出頭したという速報が流れた。昭和37年生まれの男性だというばかりでまだ詳細は不明。犯行動機をどう述べたのかの報道が待たれる。




2008年11月23日

蕎麦と栗ご飯のセット

乗馬の帰りに東急レストラン街で食事。
絶好の乗馬日和とあって快適に2鞍騎乗(^ ^)/。会員の皆さんは乗馬祭のカドリールの話で盛り上がっていた。クラブでは年に何度かイベントがあって、インストラクターが模範演技やミニ競馬を披露したりなさるのであるが、プロのジョッキー出身の方や競馬学校出の方もいらっしゃるし、馬のほうも元競走馬が沢山いるので人材馬材には事欠かないのである。中にはシンボリルドルフやダンスインザダーク、ジャングルポケットの子もいたりして、名馬の子かならずしも名馬ならずという真実を突きつけられたかっこうなのだけれど、「一度あの子たちを集めて二世レースとかやったら面白そう。立派な血だけは引いてますとかいって」と女性会員がおかしそうに笑って仰言ったのを聞いたときには、まるでどこかの政党みたいだよねと思った私であります(笑)。
ところで今日は朝から夜まで例の厚生省元事務次官宅の襲撃で自首した小泉容疑者に関するニュースが続いているが、映像をぱっと見た印象では風貌にしろ態度にしろあきらかにマル暴関係者で、犯行動機が30年以上前にペットの犬を保健所で殺されたことという供述との落差には唖然とさせられるばかりである。単に心を病んだ人間の単独犯と結論づけるには謎が多すぎて、何らかの背後関係が強く疑われるも、詳細はいまだ不明だからコメントはできない。




2008年11月24日

鱈ちり

今日は昼からの雨で急に寒くなったのでこのメニューにした。
先週受けた人間ドックの結果が出て、去年6月に受けた前回の結果と比べると、まず胆嚢ポリープが多発し、胆嚢腺筋腫症の疑いが出て、高アミラーゼ血症、糖代謝異常、高コレステロール血症などなど指摘事項がどど〜っと出たのは、やはりこの1年間のストレスによるものでしょうか(- -);ともあれLDLコレステロールが増えたのはマズイ! 運動はしっかりしてるし、ことさらに体重が増えたわけでもないとしても、食生活をなんとかせねばいかんのでしょうが、食べたいものを我慢してまで長生きをする必要は感じないのでした(笑)。ともあれ緊急の治療や再検査を要する指摘がなかったのは大助かりで、これからも心おきなくしっかりと晩ご飯を食べようと思います。




2008年11月25日

懐石料理

日経新聞のお正月企画で篠田正浩監督と帝国ホテル内の「なだ万」で対談後に会食。「ちょっと近すぎて困ちゃいますよねえ」と監督も開口イチバン笑って仰言ったように、今回の対談は日経新聞のご指名によるもので、お互い全くの初対面なのだけれど、思い返せば監督とはこれまでにも非常に多くの接点があった。まず共に早稲田大学文学部の演劇科で近世演劇を専攻し、監督は故河竹繁俊、故郡司正勝両先生に学び、鳥越文蔵教授が同級生だった由。私は故郡司、鳥越、河竹登志夫教授に学んでおり、要は近世演劇に関する知識の原点が全くかぶっちゃうのである。その後は共に松竹に入社したというばかりでなく、私の直属上司であった故水沼一郎氏が元篠田組の助監督でシナリオを手がけられていた関係で、当時の話をよく聞かされていた。さらにその後、武智鉄二師とのご縁で一時期大変親しくして戴いていた作家の富岡多恵子氏が『心中天網島』や『鑓の権三』など篠田作品のシナリオを多数手がけられた関係で、それらのエピソードも色々お聞きしており、数ある日本映画の監督の中でも私には大先輩に当たって、イチバン身近に感じられる存在だったのである。
従ってこの際、正直になんでも言いたいことを言っちゃおうと思い、個人的に強烈なインパクトを受けた作品は、私が高一のときに見た『無頼漢』(70年公開)だと話したら、「あれは当時日本じゃ全然理解されなかったんだけど、海外ではとても評価されたんですよ。そうか、あれが気に入ってもらえたのは嬉しいなあ」と喜んでもらえた。監督からは『仲蔵狂乱』を賞めて戴き、あの作品が時代小説大賞を受賞したときには蛇足と指摘する向きもあった田沼政権崩壊の時代背景の書き込みを評価して戴いて、こちらも感激でした。
なにせ日経紙面に載る対談で、「グローバリゼーション後の日本社会のありようを江戸に探る」といった極めて大上段なテーマだから、丸々2時間に及ぶ話はあちこちに飛びまくり、あとでまとめられる方は大変だろうなあと思いつつ、こちらはただただ監督の豊穣な知識に裏打ちされて示唆に富んだユニークなお話を面白く聞かせていただいた。対談後の食事でも、映画界の裏話や小津安二郎、木下恵介、川島雄三といった巨匠たちのエピソード等々たっぷりサービスしてくださったので、私にとってはめちゃめちゃオイシイ会食でした(^ ^)。




2008年11月26日

鮭とブロッコリーの味噌炒め

QPで見た料理。生鮭をひと口大に切って塩胡椒し、薄力粉をつけてゴマ油でじっくり炒めてから塩ゆでしたブロッコリーと一緒に味噌ダレにからめる。タレは長ネギのみじん切り、味噌、砂糖、酒、豆板醤を合わせたもの。鮭は塩をしてからしばらく置いて水気を拭き取るのがポイント。弱めの火で皮目から焼いてかりっと仕上げること。
昨日の対談はお正月の紙面に載るわけだから、江戸をテーマになるべく明るい方向で話をすればよかったのだろうけれど、私は意外と正直な人間だから昨今の世相を見て「お江戸でござる」的ノーテンキな話はとてもできないし、また日経読者がそんなにノーテンキな人たちとも思えないので、結局あとは野となれ山となれ式でホンネの言いたい放題だった。ただ言い出してから途中でさすがにヤッバ〜という気がしたのは、現在の消費が冷え込んでいる状況について、その原因はむろん先行き不安もあるのだろうけれど、一方ではこれまでずっと過剰な生産の消費者となるべく欲望を煽られ続けた人びとが、さすがにそれに食傷し始めて「私たちは別に経済をまわすために生きてるわけじゃない!ということに気づいたんじゃないでしょうか」との発言だ。なにせ「経済」新聞なのだから「それを言っちゃァおしまいよ」と気づいたときにはすでに口が滑っちゃってたのである。まあ人選ミスと諦めて戴き事後処理はお任せするとして、超ロングなスパンで物事を考えたときには、人類は今後どうやって喰ってったらいいかという大問題にぶち当たってしまう。近代初期の時点では大量生産が可能になってより多くの人類が生きていけるようになったわけだが、生産をしないと喰ってけないので、そのためには大量に消費をしなくてはならなくなったという構造そのものがついには地球を滅ぼす感じだから、つい消費も鈍りがちになってるのではなかろうか。妹の話だと、わが甥っ子は完全な電気自動車が普及しない限り自動車を持つことは罪悪だと考えているそうで、「そのうちシロクマがいんようになるで」というような心配をしているらしい。かといってGM、フォード、クライスラーにしろトヨタ、日産にしろ電気自動車の開発をするにも今や資金繰りに困ってるのだろうし、ああ、なんだか何もかもが大変そうな時代に私たちは生きてるのだけれど、確かにこんな時代はいっそ江戸の人たちのように「来年のことをいえば鬼が笑う」と考えたほうが却って生きやすいのかもしれません(笑)。


コメント(3)

松井さんは本当に正直なお方ですなぁ「私たちは別に経済をまわす為に生きて居るのではない!と言う事に気ずいたんんじゃないでしょうか」まさに的を得たお言葉だと思います。我家の息子も大学卒業して直ぐには3ナンバーを無理してローンで買いましたが、それを廃車にしてからは、車を持ちません。「車無い!と思えば気が楽や」と言ってます。エコを唱えながら車で銀座の通りに出向き、ちいちゃい桶でぴちゃぴちゃ水撒いても何ほどの事があろうかと思いますわ。

投稿者 お : 2008年11月26日 23:04

よくぞ言ってくれたと思います。何事においても右方上がりだと多くの人が有頂天になって喜んでいた時、不安にしらけていたひねくれ者の自分が有りましたが、大きな波をただ見ているだけでした。今は、歳を重ねた者、知識人があまりにも大人気なく、分別なくとても不安です。今までの人類の歴史を冷静に見、自分の生きてきた知恵をはかり、後から生きてくる者たちの範とならねばいけないと思います。年寄が只元気だと喜んでいる時でないと思いますが、私もその実年寄りの一人何の術も力も持ちません。申し訳なく思っています。

投稿者 雀 : 2008年11月27日 03:28

おいしそうですね!
トライしてみたいと思います。

投稿者 けんじ : 2008年12月02日 20:01



2008年11月27日

豚ひれ肉と白菜のクリーム煮

 QPで見た料理。豚ひれ肉は塩胡椒し薄力粉をつけて炒めてからいったん取りだしておく。斜め薄切りにした長ネギを甘みが出るまで炒め、白菜とスープの素、酒少々を加えて蒸し煮にし、TVでは生クリームを入れたが、私は牛乳にして塩で調味してから片栗粉でとろみをつけ、肉を戻してできあがり。牛乳でも十分おいしいし安上がりなのでオススメしたい。
 生クリームを使わず牛乳にしたのは人間ドックの結果がちょっと気になったからでして(笑)、うかうかしてると「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金をなんで私が払うんだ!」とアソー君に怒られてしまいそうです。それにしても、一国の首相が健康保険や社会保障の制度について、こんな大胆なホンネトークをするのは前代未聞で、いくら言いたいこといいの私でも背筋がぞくっとするような発言でした。ところで
これってもしかしたらうっかり失言の類ではなく、航空幕僚長をクビになった人がイタチの最後っ屁みたいな開き直り発言をしたのと同じように、どうせ近いうちに総理の座を降ろされるんだったら、もうここらで日ごろ思ってるホンネを全部ぶちまけちゃおうぜ!という確信犯的な匂いもしないではありません。本当にうっかりだったら、そのほうがもっと政治家としての資質を問われそうです。


コメント(1)

イヤア、常々社会保障制度なんて理解もしておられなければ、必要だとも思っておられない方だとは思っていましたが、これだけ本音を吐かれますと、一国の首相と言うよりも成り上がりの金持ちのお年寄りだとしか思えませんわ。

投稿者 お : 2008年11月27日 22:54



2008年11月28日

ちゃんこ鍋

江戸東京博物館で『ボストン美術館浮世絵名品展』を見た帰りに両国の「巴潟」で食事。
早く見ようと思いながら、土日の混雑を避けるかたちで結局会期ぎりぎりに滑り込んだが、やはり平日でも相当な賑わいで、人気の写楽や歌麿コーナーは押し合いへし合いだった。もっとも両者は共に点数が意外と少なく、歌麿の有名な大首絵は皆無だし、また豊国もふしぎなくらい点数が少なくて、国政がなぜか比較的多いのはコレクターの趣味の問題だろうか。これまで何度か浮世絵展を見て、今回わたしが注目したのは驚くほど保存状態がいい初期の紅摺絵や春信であり、何より見応えがあったのは肉筆画も含めた磯田湖龍斎だ。湖龍斎の絵をナマで一度にこれほど多く見たのは初めてだし、ことに江戸中期の遊女の典雅な雰囲気をよく伝えた一連の作品は素晴らしく、吉原物を書くに当たってのいい刺激材料になりました。
明日は小学校の同窓会で京都に行き、月曜の昼に向こうで1本仕事をしてから帰宅しますので、次のブログは月曜の夜に更新して激写した京都の紅葉をご披露したいと存じます。


コメント(1)

私も見に行きましたが、平日なのに人が多く、また浮世絵は小さいので見にくかったです。今回のはスポルディング兄弟のコレクション(これはそもそも展示不可なのですね)ではなかったですが、それでも色が綺麗で印象に残りました。それにしても国政というのは写楽に似てますね。

投稿者 十次郎 : 2008年11月29日 20:23