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2025年05月27日
レタス豚しゃぶ青じそ醤油ダレ
今日のQPで見た料理。この時季にしゃぶしゃぶ(?_?)と思ったけど、今日は涼しいというより肌寒いくらいだったので実にもってこいのメニューでした。昆布出汁でさっと茹でた豚ロース肉をレタスの千切りと斜め薄切りした長ネギとエノキ茸を添えて、生姜と大葉のみじん切り酢醤油砂糖少々を合わせたタレで食す。レタスは一枚ずつ剥がして千切りすること。
食後に見たのは久々のNHKの「クローズアップ現代」で、今日は乗馬クラブの仲間とよく話題に出るアニマル・ウエルフェアネス=動物福祉の問題を取りあげた。グリーンピースやシーシェパードといったいささか偏狭的で傍迷惑な行為も辞さない環境活動家の延長線上に、最近は日本でも馬を使った地方の伝統行事を動物虐待として告発するケースが見られ、SNS発信によって行事に無関係な人びとから抗議が殺到して行事中止に追い込まれることもあるのだとか。一時非難ゴウゴウだったのが馬に急坂を登攀させて事故が相次いだ三重県桑名市の「上げ馬神事」がクラブでも話題になったが、当時わたし個人はサラブレッドみたいな競争馬にあんな急坂を登らせるのは確かにムリクリだし、本来なら木曽馬やドサンコ等の山登りの得意な日本の在来種馬を使うべきではないかという意見だったものの、会友のFさんは競馬界で生き残れなかったサラブレッドが余生を送る場として温存すべきだと主張され、それもナルホドと思われたのだった。「馬に実際乗ったことも触ったこともない人たちは、自分たちが非難してあの行事を止めさせたら、それで行き場をなくした馬たちが命を喪う結果につながることを想像もできないんですよね」とFさんが憤慨して言われたように、馬の行事を非難するSNS発信者は「馬は人間のために生きているわけではない」としてひたすら可哀想だと訴えるけれど、世界中にいるほとんどの馬は自然に発生して自然に生きてるわけではなくて、人間が作りだして生かし続けている動物すなわち古来の家畜であることを決して忘れてはいけないのである。だから虐待してもいいというわけではゼンゼンないものの、可哀想だの何だのと騒ぐ前に、家畜として生みだされた動物は人間が何らかの形で使うことによって彼らの食い扶持をも稼ぎ出して生き続けさせなくてはならないという宿命的な構造はしっかりと理解しておく必要があるだろう。馬1頭を養うのにどれほどの食糧が要って今やそれがどれほど高額になってるのかも、また馬に日頃どれだけ手を焼き手をかけているのかも知らずに、馬の行事関係者をただ非難するのは浅はかに過ぎるというものでありましょう(-.-;)y-゜゜
コメント (2)
どっちもどっちの言い分だなあと思ってテレビはみていましたが、確かにそうですね。
もう一段深い見方ができました。ありがとうございます。
投稿者 はっち : 2025年05月28日 17:39
上げ馬神事の方法が見なおされたことはとてもよかったと思います。
以前のままだと、神事自体が廃止に追い込まれてしまったのではないかしら。
それは、引退競走馬の生きていく場が1つ減ってしまうことを意味しますから。
投稿者 Shironeko : 2025年05月30日 18:00