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2024年06月24日

カメの俊寛 永眠

今夜のブログは思いっきりバカにしながら読んでください<(_ _)>
今年の5月中旬から闘病生活を送っていたカメの俊寛がとうとう死にました。
3日置きに通院し、自宅の浴室に紫外線ライトを設置して2日に1度の入浴で体温調節を図るなどして、一時は持ち直してくれるかと思ったものの、次第に重篤化して、6月になってからは明らかに延命治療だとわかりながら通院し続け、結果、余計な苦しみを長引かせたことが今にとても後悔されます。
両親の時はいかなる延命治療もしないでください!と医師にハッキリ頼めた私が、やはり目の前の生き物がゴソゴソ動いていると、少しでも楽にさせたい気持ちや藁にも縋る思いで、抗生物質と排泄促進剤とビタミン剤を注射で投与してもらう誘惑に勝てませんでした。また死にかけてもなかなか死んで楽にはなれないのが、生き物の宿命のようにも感じられました。昨晩は珍しく深更に嫌な目覚め方をして、ひょっとしてカメが……と思いながらも様子を確かめるのが躊躇され、朝もしばらく放置していた自分の勇気の無さにも気づかされ、最期まで私に何かと考えさせてくれたカメでした。ちょうど単行本の大仕事が終わった直後で、介護に時間が割けたこともこの間の色んな出来事を印象深くしております。
俊寛を飼い始めたのは2001年春なので、ほぼ四半世紀を共に過ごしたことになります。三軒茶屋のペットショップでゲットした時「コレどのくらい生きるんでしょう?」と訊いたら「自然界だと120年ほどですかねえ」と答えられて、そりゃ大変だ!私が死んだら甥っ子に飼ってもらわなくちゃ…と思い、わが人生で最も長い時間を共有する相手だと見ていただけに、こんなに早く逝かれたショックは想像以上だったし、喪失感もハンパないのを恥ずかしながら開陳しなくてはならない。三茶時代は旅行する際に必ず亀シッターをお願いするなどして大変お世話になったし、この5月にはお見舞いにも来てくださった元米朝事務所の大島さんに、取り敢えず電話で報せている最中に涙が止まらなくなって、我ながらカメごときの死に狼狽えてどうかしてるよね〜と思わざるを得ませんでした(v_v)


コメント (4)


俊寛くんのご冥福を心よりお祈りいたします。
心中お察し申し上げます。
私は6年前に、飼っていた犬2頭をほぼ同時期に亡くしたのですが、恥ずかしながら、かなり打ちのめされました。
子犬をその5ヶ月後に迎えたのですが、それでも、先住の2頭のことを思い出さない日はなく、涙が出ない日はありませんでした。さめざめ泣くのではなく、一人になった時に、特に車を運転してる時に、急に涙が止まらなくなり、危ない、危ない!でも、どうにもできませんでした。
それでも、2年半をすぎた頃から、あれ、今日は、涙が出なかった、という日がポツポツ出てきて、それからは、少しずつ、楽になってきました。

やはり、誰かお友達で、同じような経験をした人と話すのが一番かと思います。
わからない人には、わかりません。
でも、同じように、ペットを亡くした人だったら、親身になって聞いてくださるように思います。聞いてもらうだけで、少し、癒されるのは事実です。

6年経った今でも、後悔することがあり、それは、とても鮮明な痛みとして蘇ることがあります。なぜ、あの時、こうしなかったんだろうと言う後悔です。
でも、ブリーダーさんに言われた一言で、救われたこともあります。
後悔することがあれば、その経験を次のペットに注ぎ込めばいい、と。

そうぞ、ご自分に優しく、ご自愛ください。

投稿者 TANA : 2024年06月25日 04:58

お悔やみ申し上げます。

それ以外に書く言葉が見つかりません。

投稿者 ぱぐ : 2024年06月25日 06:52

俊寛さんのご冥福を衷心からお悔やみ申し上げます
カメごときの死に狼狽えて、、と書いていらっしゃいますが、彼を亡くして狼狽えて当然です
闘病のご様子をお読みして、でも鶴は千年、亀は万年、きっと回復すると信じていました
どうか存分に涙を流してください
週末はかわいい彼が待っています

投稿者 真砂 : 2024年06月25日 06:54

心よりお悔やみ申し上げます。「家族」を失った心の痛みを体験しているものとして。どうぞ存分に涙を流されますように。

投稿者 丹下 一 : 2024年06月25日 11:17

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