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2024年04月30日

魚介の前菜、季節のサラダ、ローストビーフ、海老のペンネ

今日は元歌舞伎チャンネルの前川さんが久々にわが家へお越しになって近所のイタ飯で食事。前川さんは早稲田演劇科の後輩でもあり、武智鉄二師の秘書もなさっていて、松竹百年史の編集にも当たられた方なので共通の知人が山ほどあって、その方々の消息や思い出話をするだけでも1日ではとても済まないのだが、今日は旧歌舞伎座の建築構造についても意外なほど詳しいのがわかって、その話を非常に興味深く聞かせてもらったのである。ワタシも松竹に勤めていた頃は旧歌舞伎座の目的不明な空間がいくつもある奇妙な構造に戸惑った経験があったのだけれど、それはどうやら戦前から焼け残った部分を活かしたり増築や改築を繰り返した結果のようで、そうした奇妙な構造が奇妙な集音効果を生むらしく「まるでオペラ座の怪人の声みたいにゼンゼン関係のない声が聞こえちゃう所もあったんですよ」と前川さん。「そいういえば今じゃ考えられないけど、昔は歌舞伎座に限らず松竹系の劇場って、どこでもトイレを通って客席から楽屋に回れる造りになってたよね〜国立劇場もそうだったけど。ああいう構造は一体いつどこから始まったのかしらねえ?江戸時代の芝居小屋からではないと思うんだけど」とワタシが積年の疑問をぶつけたら、フランス留学していた演出家のダンナさんとパリで暮らしていた経験もある前川さんは「そういわれてみたら確かオペラ座も掃除道具が収納してある場所を通って客席と楽屋が往き来できるようになってましたね〜」とのことだから日本で近代になって劇場建築をする際に西洋のどこかの劇場の構造を真似たのかも?と思われました(^^ゞ


コメント (1)


この記述には、全然関係ないのですが、「パリの便所」という大杉栄の書いたのを読んだばかりだったので、なんか奇妙な係わりを感じて、書いてます

大杉栄は政府から監視されていて、自宅に引きこもっていると見せかけて、フランスまで行ってたことがあった

そのトイレの記述が、現代人からすると想像できないひどさで、大杉栄はあまりの汚さに、そのトイレでは使う気になれなくて、さて、どうしたんだっけ
まぁ、ベルサイユ宮殿のトイレ事情とか、いろいろ読んだことあるから、まぁ日本人には驚きだったのかな
とにかく、その記事が、日日新聞に出て、大杉がフランスにいることがわかってしまった
というようなことだったかな
そうそう、私は、瀬戸内寂聴『美は乱調にあり』を読んだことあって、伊藤野枝と大杉栄が政府からひどい虐待されたのは知ってた。
『風よあらしよ』は読んでなくて、たまたまテレビをつけた時に、最終回の最後の方を見ただけだった
その作品が、イオンシネマで映画としてやっていたのに驚いた
思わず、パンフレットを買った
でも、内容がつらいものと知ってるので見なかった
そのパンフレットが、A5サイズくらいので、それが1100円というのにびっくりしたけど、買った
その1年前くらいに、『キングダム』の2だったか、映画館に入場する時に、チケット見せるとくれる冊子が、やはりA5サイズで、でもその冊子は、内容がものすごーく充実していて、無料でもらえるのが、こんなに良くてうれしかった
それに引きかえ、あのパンフレットは1100円も支払って、内容が・・・
だいたい、NHKでやってたのを、劇場でもやるって、どういうこと?
わからない

投稿者 せろり : 2024年05月03日 22:24

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