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2024年04月13日

カブと厚揚げのとろみ煮

こないだのQPで見た料理。酒と塩で調味した出汁に生姜の千切りと皮ごと角切りにしたカブ、同じくらいの大きさに切った新玉ネギと厚揚げを入れて5分ほど煮てから豚肉の切り落としとカブの葉を加えて煮込み、カタクリ粉でとろみをつけて仕上げにゴマ油を回しかけた。厚揚げはペーパータオルで表面の油を拭き取ってから使い、豚肉は塩で下味してカタクリ粉をまぶしてから火を通すこと。作ってみたら意外とカンタンですよ(^^ゞ
食事しながら見たTBSの報道特集は自民党の裏金問題の余波としてクズの遠吠えや衆院補欠選挙の成りゆきを紹介する一方で、第二特集とした戦前の731部隊に少年兵として入隊していた高齢者の証言が実に衝撃的だった。日本陸軍の石井中将が指揮して人体実験を行いながら細菌兵器を製造開発していた731部隊の存在はもちろん周知の事実とはいえ、その部隊に14歳の少年兵がいて数々の実験に協力させられ、マルタと称する被験者の解剖で取りだされた臓器のホルマリン漬けを見せられ、少年兵自身も人体実験に使われて高熱を発した経験があるなど、いかに戦時下では常軌を逸した人間の行為がまかり通るかを証明するような事実に愕然とさせられたが、一方にこうした事実を全く認めたくないという人もいるのが人間社会の厄介なところかもしれない。南京虐殺にしろ従軍慰安婦にしろ、自分がやったといわれたわけではないのだし、戦時下ではそんな非道いことことをしてしまった人もいると認めるくらい何でもないことのように私なんかはふつうに思えるのだけれど、日本人は絶対そんなことはしない!というふうに思いたがる人の心理って一体どんな構造なのかが解せないところである。たぶんそういう人の心理って何も日本に限らず世界中にあるような気もするのだけれど、広義の個人主義が行き渡らなかった国はよりその傾向が強いようにも思われる。ともあれ日本は精神的にも「美しい国」だと主張していた人の下に集まってた連中が結局はクズだらけだったという事実は厳然として揺るがないんだよな〜と今日の報道特集には強く思ったのでした(-.-;)y-゜゜


コメント (2)


結局のところ、私たちは第二次世界大戦の総括をしていない、自分達の手で落とし前をつけていないのでいつまでも歴史を直視しない、戦争を宣戦した人物の責任を問わなかったことがこれほど人心をゆがめることに思い至らなかったことが元凶なのでしょう。

投稿者 ポンタ : 2024年04月13日 22:22

同感です。残念ながら負けたのだから仕方がない、でも間違ってはいなかった。と言いたいのでしょう。間違っていたのですよ。

投稿者 ミセスせつこ : 2024年04月14日 12:44

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