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2024年04月04日

鶏肉フォーと焼きエビと春巻のセット

今日は午後から世田谷文学館で「花の会」の講座を。30年以上のお付き合いとなる同会で今回は「仮名手本忠臣蔵」の現代語訳についてのお話をし、皆さん歌舞伎や文楽に詳しい方々だから熱心にご静聴いただいて且つ鋭い質問も頂戴して大変に充実した時間が持てたのだけれど、やはり中心メンバーの高齢化は避けられず「だれかもっと若い方に参加して戴いて、お手伝い願えればいいんですけどね」と主宰者の池田さんが帰りがけにおっしゃったので「それは現在どの分野でも言われてる問題ですよね〜」とお応えし、帰りの京王線車中でも同会に参加なさっているウサコの母さんと現代の日本が抱える色んな問題について語り合ったのでした。で、JRに乗り換えてケータイを見たら旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんからメールが来ていて、急きょ大宮駅周辺で会うことになり、大宮そごう内のエスニックレストランで食事した後、大宮公園で夜桜見物を(*^^)v Sさんもこの国の若い世代として労働環境の歪さを実感される一方で友人とコンサートを開催したりと音楽活動も積極的にしてらっしゃるのだが、母校の武蔵野音大で坂東玉三郎が特別招聘教授として同校の学生に「椿姫」と「カルメン」と「トスカ」の3作品の演じ方を指導する公開講座が「ほんとビックリするほど素晴らしかったのよ〜音の掴まえ方とかヘタな専門家よりよっぽど上手だし。何せ指導がわかりやすくてすぐアタマに入って来るのよね〜こんなスゴい指導をうちの学生なんかにしてもらっていいんですか?と言いたくなっちゃった」と絶賛されて「へ〜一体どういう経緯でおたくの母校に行ったんだろうね〜(?_?)」と言いながら、それワタシも観たかったな〜と思ったのでしたσ(^◇^;)


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今回も充実したお話が伺えて、帰途もおしゃべり尽くめで、幸せな午後でした。帰宅後、「木下蔭狭間合戦」を確かめようと10数年ぶりに「そろそろ旅に」を開いたら、人形浄瑠璃、香道、蔦重・山東京伝・滝沢馬琴など出版の世界など、当時の文化の真髄が続々現れて宝の山だったのに目を見張り、再読し始めました。花の会は織田さんや松竹岡崎さん、常磐津や新内の太夫さん等、伝統芸能の専門家のお話を伺えて、気軽に講師の方々とお話できる場です。関心があっても平日午後で出席できない方もいるでしょうが、勿体ない程の貴重な機会で、毎月開催されるので、玉三郎の特別オペラ講座に勝るとも劣らないと思っています。

投稿者 ウサコの母 : 2024年04月05日 21:22

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