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2023年05月18日

海老とアスパラガスの炒めもの

近所のマルエツでむきエビがリーズナブルだったのでこのメニューに。ゴマ油で新生姜とニンニクの千切りを炒めてアスパラガスと海老を炒め合わせ、酒と塩と隠し味程度の砂糖と胡椒で調味。むきエビは炒める前に塩と酒で下味し、カタクリ粉をまぶしておいた。
今日は猿之助の事件で気が散って執筆が鈍り始めたために、途中から「明清闘記」という江戸時代の史料を原本のコピーで読むことに集中した次第。第一報を下さったのは意外にも、というよりお仕事がら当然かもな旧クラブの馬トモ人事部のSさんで、その後いろんな方からメールが入って元米朝事務所の大島さんやPメディアの三村さんとは電話でお互い大変ショックな胸の内を語り合ったのだった。自殺未遂だか無理心中未遂だかは捜査中なのだろうが、「どっちにしても公演中にというのが一番信じられない!」と大島さんは仰言るし、それが事実だとしたら精神的に病んでいる状態だったのだろうとわたしは想像するしかないのだけれど、もしそのトリガーとなったのが本日発売の週刊誌記事だったとすれば、ジャニーさん問題の飛び火という気がしないでもなく、その問題は昨夜NHKのクロースアップ現代までが取りあげるに及んで、来るところまで来ちゃった感じを強く受けたものである。わたしは問題の火種となったBBCのドキュメンタリーも本年3月18日の配信開始日にちゃんと見ていてブログにも書いており、BBC記者のいわゆるキャンセルカルチャー的な論法が日本の芸能界にどう斬り込むかをその後もずっと気にしていたのだけれど、ジュリー現社長の謝罪映像が流れてNHKまでが扱うことによって、もはや日本もキャンセルカルチャーから逃れられないのだとしたら、旧態依然とした芸能界は果たして今後どうなっちゃうんだろう?と昨夜は強く懸念せざるを得なかったのだ。むろん芸能界ばかりでなくスポーツ界や学界などでも最近はこの種のキャンセルカルチャー的な記事が散見されるので、身に覚えのある人たちは今や戦々恐々といった感じにならざるを得ないだろうし、さまざまな業界でタブーや悪しきサンクチュアリが消えること自体は可としたいものの、四代目市川猿之助という、歌舞伎のみならず舞台俳優として稀有な才能の持ち主を喪うことは非常に惜しまれてならない気持ちを今はここに記すのみである。御父君の段四郎丈は兄猿翁の陰に隠れがちだったものの、古典歌舞伎の役者としては腕が上だったところもある人だっただけに、長い休演のまま舞台復帰が叶わずに逝かれたのを惜しみ謹んで御冥福をお祈り申し上げる。


コメント (1)


私も昼前に知り、落ち着かない1日でした。明日昼の部を見る予定で、宝塚風というし久々の明治座で楽しみにしてたのが、信じたくない展開で衝撃が続いています。引き金になった週刊誌記事は確かにセンセーショナルで、大きな痛手となるのは明白とは思いつつも、あまりの悲劇に動揺しています。歌舞伎役者としては勿論、蜷川シェークスピアでも高い評価を得て、大河ドラマ等でも存在感は抜群で、新作では若手を活かす演出力も優れているのは周知の事実で、何とも惜しい才能だったのに…。勿論、段四郎さんも舞台復帰は難しいとは思っていたものの、こんな形で旅立つとはお気の毒で仕方がなく、ご冥福をお祈りするしかありません。

投稿者 ウサコの母 : 2023年05月18日 22:31

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