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2022年10月03日

伊勢行

関東から日帰りで伊勢に行くのはきっと珍しかろうと思うくらいに昨日は相当な強行軍だったので、帰宅して入浴後にすぐ就寝し、朝までぐっすり眠れたにもかかわらず、今日は執筆中にウトウトするほど心身にまだ疲れが残っておりました(^_^;)
というわけで講演では、伊勢が日本最初の観光地で日本人の観光トラベルスタイルを決定づけた土地だという話をしたにもかかわらず、今回ワタシ自身は全く観光しないどころかお土産も買えずに伊勢をあとにした次第(-。-;) 講演場所は宇治山田駅前にあるシンフォニーホールで、早朝に家を出て正午過ぎに駅に着くとKBPの関ディレクターにお迎えを戴いてすぐ会場に案内されていろいろと説明を受け、皇學館の前田先生や小林先生と簡単な打ち合わせをし、ホールの館長さんがご用意くださった手ごね鮨弁当を美味しく戴いて、14時から一時間ほど講演したあと前田先生が用意された昔の伊勢音頭の画像や音声に触れ、小林先生が用意された千束屋の歌舞伎資料の画像を拝見しながら伊勢歌舞伎の話を何かとお聞かせ戴いた。歌舞伎『伊勢音頭恋寝刃』をご存じの方は伊勢参りに大きな役割を果たした御師という存在もご承知かと思うが、会場には御師の末裔とおっしゃる方もお越しになっていたし、講演中にメモを取りながら熱心にご静聴くださっていた方々も多く、質問も結構あって短いながらも濃密な時間を過ごさせてもらった。ところで伊勢といえば昔から日本で最も有名な土産の一つ赤福の店では近年毎月の朔日餅というのを売りだしていて、これが地元で大変な人気で販売時に大行列ができるそうなのだが、館長さんは前日これを行列に並んでゲットされ「本当は買ったその日のうちに食べないといけないらしいんですが、ちょっと冷蔵庫に入れておいて」と私たちに10月の栗餡入り朔日餅も出して下さって、豪華なお弁当だけでも満腹していたにもかかわらず、朔日餅が非常にオイシイのでぺろりと2つも戴き、さらに珍しい白餡と黒糖餡の赤福を1つずつ計4つもお餅を頂戴したのでお腹ははちきれんばかりとなり、アテンドしてもらった幻冬舎のヒメともども晩ご飯はとても食べられなくてまっすぐ帰途に就いたのだけれど、それでも帰宅したのは夜の11時近くになりました(^^ゞ


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