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2022年09月10日
冷やし月見うどん、甘唐辛子の焼き浸し、焼き豚
今宵は仲秋の名月に因んでこのメニューに(^^ゞ甘唐辛子はレンジグリルで軽く焼いてから醤油と味醂で調味したカツオ出汁で煮ただけ。焼き豚は市販品。
食事しながら見たTBSの報道特集は例のアベ国葬問題で海外と過去の事例を取りあげて検証。サッチャー元英首相はムダを嫌う合理主義者のご本人が国葬を拒否したものの、5億円の経費をかけた立派な葬儀となった結果、沿道に反対デモが起きていた映像を見て、この分だと今度の日本もこうなっちゃんじゃないの?という懸念が当然のごとく湧き起こったものである。戦後初の国葬となった吉田茂の場合は全国民に弔意が求められ一定の時刻に黙祷が期待されていたようだが、地方はともかく東京の銀座でその時間に黙祷していたのは交番の警官のみで、大勢の通行人がそれを冷ややかに眺めている映像に、吉田茂でもこんな感じだったんだ (!_+) と少々ビックリさせられた。今回はまして国民に弔意を求めないそうなので、黙祷するほうが勇気要りそうな感じだけど、そもそも国民に弔意を求めない国葬って何なんだろう(?_?)という疑問もまた当然のごとく湧き起こる。まるで弔問は結構だけど香典だけくれ!の葬式みたいで、これは泉下の故人や遺族にとっても実に心外な成りゆきなのではなかろうか。国葬にするならするでさっさとやっちゃえばよかったのに、現政権の何かとグズな体質が完全に裏目に出た恰好というべきか。
それにしても故人が国葬に値する功績として、在任期間が長かったということだけしかいわれないのも、もしワタシが故人だったら淋しい限りだと思うし、身内でさえそれほど具体的な評価が下しにくい人物を国葬にしようと思い立ったのは、単に政治家の身内意識でしかなかったという反省が厳しく求められてしかるべきだろう。長期に及ぶ自民党政治でみんなが苛立っているのはそうした身内意識であり、故人も身内に対しては本当にイイ人だったのだろうが、政治家はその他大勢の人のために生きている存在なのだという自覚が昨今は足りなさすぎるのではなかろうか。その意味で現代の政治家たちには故エリザベス女王の爪の垢でも煎じて飲ませたい!と思っている人が日本はもとより世界でも多いかもしれません(-.-;)y-゜゜