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2022年02月06日
トンカツ弁当
乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
立春過ぎても寒風が吹きすさぶ埼玉県下の馬場で今週末も愛馬オランダの幼稚な子クリトンに騎乗。今週は石田先生がお休みだから2鞍とも女性インストラクターA子先生のレッスンを受け、A子先生は以前ダンスの先生もなさっていた方なので騎乗姿勢をよくチェックされて、ワタシはともすれば上体を後方へのけ反らせがちになることの注意を受けるのだが、中間種のクリトンはサラブレッドとは比較にならないパワーの持ち主で制御するのが大変だからそうなるのを勿論ご承知なので、「松井さんは小柄なのによくこの馬に乗ってらっしゃいますよね〜」と感心もされて、最近はこちらも上体を真っ直ぐ起こして騎乗できるくらい体幹が整った自信もあるのだけれど、今週のクリトンは相変わらず好調をキープしているばかりでなく、めちゃめちゃ前進気勢があって伸長速歩やハーフパスのスピーディさにはこっちが完全に力負けした感じだったし、冷たい強風や突風にしばしば悩まされたので駈歩には敢えてチャレンジしませんでした(^^ゞ とにかく今週末は久々に馬場でパワフルさを見せつけたクリトン君が厩舎でも大暴れしてビックリさせられたものである。騒ぎが起きたのは1頭の若いサラ栗毛牝馬ミゾレ嬢がクリトンの馬房の前を通過して斜め向かいの馬房に入ろうとした瞬間に起きた。クリトンは首を伸ばし柵扉の上から顔を出して何とミゾレ嬢の首にいきなり噛みつこうとしたのである(@_@;)クリトンのでかい口がミゾレ嬢のタテガミに触れたかどうかの瞬間にワタシが大声で怒鳴りつけて何とか事無きを得たものの、その後のクリトンの荒ぶり方が凄まじく、壁を蹴りまくるので一体どうしたんだろう(?_?)と首を傾げることしきり。ちょうどその直前にワタシは馬場に連れ出す前のクリトンに好物のフスマ湯を飲ましていて、バケツ3杯もがぶ飲みして、なおもねだった4杯目はさすがにやらなかったので、最初はそれを怒ってミゾレ嬢に八つ当たりしたのだと思い込んでいた。しかもクリトンはおチンチンを垂らしてオシッコをしたいのに出ないみたいな感じに見えたため、ひょっとして尿路結石か何かで痛くて暴れていて、それで水分を異常に取りたがるのだろうか(?_?)と大いに心配もしたのである。ところがドッコイ、怖い目に遭わせてしまったミゾレ嬢オーナーのMaeさんに「さっきは本当にすいませんでした」と謝ったら「いいえ、こちらこそ。ミゾレはさっきシッチにも噛まれそうになったんですよ。どうもフケが始まったみたいで」と速やかに答えられて「なんだなんだ、そういうことだったのか!!」と妙に納得安堵したワタシ(^_^;)馬業界で「フケ」とは牝馬の発情を意味し、どうやらクリトンも鹿毛サラ8歳のシッチ君もそれでコーフンしたようなのである(^0^;)クリトンもシッチ君も去勢したセン馬とはいえ、セン馬でも発情の名残が見られるような個体を「まだ馬っけがある」などと馬業界ではいうらしい。クリトンやシッチ君は比較的「馬っけ」があるほうだとして、8歳のシッチ君はともかくも、いくら幼稚な子でも19歳という人間なら60〜70代の高齢者に相当するクリトンが若い牝馬にコーフンしてどうする(-_^:)とワタシはすっかり呆れてしまい、馬場でメチャ元気が良かったのも結局はそのコーフンの余韻だったのか……と妙にバカバカしく思われたのでした(-.-;)y-゜゜