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2021年12月14日
豚肉&タラのちり鍋
今日は急に寒くなったのでこのメニューに (^^ゞ寄せ鍋ではなく、昆布だしで煮ておろしポン酢で食すちり鍋に。
食事しながら見たBS-TBS報道1930は台湾有事の最前線に立たされつつある西南諸島に取材。中でも最西端に位置する与那国島をワタシが訪れたのは2015年の春で、当時は既に自衛隊のレーダー基地が建設中だったが、それでも写真のように、島のあちこちで野良犬ならぬ野良馬を見かける大変のどかな島だったのを想い出す。ワタシでも騎乗で全島一周できるくらいの小さな島で、駐在所にお巡りさんが2人しかいない状態ではいくら何でも物騒だという判断もあったらしく、住民投票の僅差で自衛隊誘致が決まって、翌年2016年には200人弱の自衛隊員が配備されたのだとか。平成天皇が退位直前に同島を訪問された時は、ワタシの時と同じヨナグニウマのトレーナー兼ガイドさんが案内している映像を偶然TVで見て、ああ、まだ元気でやってらっしゃるんだな〜と安心したものである。しかしながら今日の報道だと、自衛隊基地配備は今や与那国島に留まらず南西諸島ほぼ全域に及んで、現在ミサイル基地建設中の石垣島では反対や疑問の声も上がりつつ、中米の対立激化によって西南諸島全体が最前線基地となるのを避けられそうもない雰囲気なのが非常に懸念された。基地ができれば島民が守られるばかりでなく、敵の基地攻撃の巻き添えを喰う公算が高いにもかかわらず、その時の避難場所や避難方法がどうやら具体的には全く想定されていないらしい現状にも義憤を覚えるばかりだ。第二次大戦時に沖縄が本土の犠牲にされたのと同様の仕打ちに遭いかねないという意識も現地ではむろんあるだろうし、片や中国の圧力に屈して領海侵犯をさせてはならない!と本土で息巻いている人たちは実際にいきなりの直接攻撃に遭うことはまずないはずで、そのため地理的に最前線の住民となる人たちのリスキーさを想定したり想像すらできないほどの短絡的なアタマの持ち主が得てして多いような気がするのは困ったもんであります(-.-;)y-゜゜