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2021年12月04日
豚肉卵とじうどん
こないだのQPで見た料理。昆布&煮干し出汁(ワタシは手抜きで顆粒の煎り子だしを使用)で豚肉となめこを煮てアクを引いてから薄切り玉ネギと椎茸を加えてじっくり煮込み、うどんを入れて温めてからカタクリ粉で軽くとろみをつけ、溶き卵を回しかけて万能ネギの小口切りをトッピングして仕上げる。
今週はどこもかしこもオミクロン株の報道一色だったのでさすがに飽きてしまったせいか、思わぬインパクトで心にひっかかったのは、メルケル首相の退任式で演奏された曲がニナ・ハーゲンだった件である。へ〜(*_*)意外に尖った曲が好きだったんだ〜と妙に感心しつつ、考えてみたらワタシより一つ年下の同世代だったんだ〜と改めて再認識させられたものである。彼女が去ったドイツの政界はたちまち不安定になるのか、案外すんなり行くのかも今はまだコロナ禍の混乱にかき消されている感じながら、社会民主党と緑の党と自由民主党の連立政権なんてホントに成り立つんだろうか (?_?) と当初は疑問視させつつも、何とか無事にスタートはしたみたいだから、やはりドイツの政界は侮れない。3党とも国家観どころか世界観からして全く違う政党かと思いきや、それでも議論を通じて接点や折り合いを見つけることにドイツの政治家は長けているというべきなのか、いや、それが出来ないような政治家ばっかりじゃ議会制民主主義自体が成り立たないというべきなのだろう。なんてことをつい考えてしまうのは、先ごろの総選挙で立憲民主党と共産党の共闘を、国家観が違う政党の共闘なんてあり得ない的な発言をするバカな政治家やバカなコメンテーターや、それを報じるバカなマスコミが余りにも多いからで、だったら公明党は自民党と国家観が一緒なわけ(?_?)とツッコミを入れたくなろうというものである。共産党に関してはワタシなんかも、中国共産党の強烈なイメージが浸透する今となっては党名をいっそ変えたほうがいいんじゃないの?的な気持ちがあったりもするのだけれど、共産党パージのムードを煽るようなマスコミの報道姿勢には断固反対であり、というのも今度はそこからあらゆる思想の自由をパージしにかかるようなアホが生まれてこない保証は絶対ないからである。とにかく共産党をパージしたり、自民党を批判するより前に、いつの時代も世の中のアホに迎合して彼らをのさばらせやすいマスコミの安直な姿勢の芽をこそ早く摘んでおくべきだろうと思うのであります(-.-;)y-゜゜
コメント (3)
以前の選挙の時には「清濁合わせのんで、もっと野党が一体となって共闘すべき」って多くのマスコミが言っていたのに、いざ選挙に負けたら「理念が違う共産党との共闘は失敗だった」と掌返しをしたのは、私も本当に驚きました。
マスコミの中で、一体何が起きたのかと。ぶれまくってるのは、立憲民主党ではなく、マスコミですよね。(連合に批判されたからでしょうか???)
個人的には、中国共産党と日本の共産党はあまりにも性質が違いすぎるので、同一視はできないですし、国会質問の質の高さではやはり共産党の調査力の高さに日々感心しています。なので、世の中の人はそんなに日本共産党に対するアレルギーが強いのか、と思っております。
逆に日本維新の党は、あれほど与党と同じ理念なら、なぜ違う政党なのかと思うくらいです。
投稿者 ちゅんへい : 2021年12月04日 21:33
おはようございます。
お久しぶりです。
松井さんのおっしゃる通りで、政治は相撲と同じ。相手に寄せてどうするのか、嫌がることを研究してそこを突く以外やりようはないだろうと思っています。
みんなして流れに乗りすぎですよね。バランスが悪いのは良くないです。
投稿者 ぱぐ : 2021年12月05日 06:09
どちらかというと、タイトルのおかしさに惹かれて読み始めた『御社のチャラ男』が、面白くて、何気に深いというか、地方の小さな会社のことなのに、今の日本そのもののようでもあり、初めて読む作家さんですが、絲山秋子さんは、すごいなぁと感心しました
「会社もクズだし俺もクズだ。
絶えがたいというほどではないが、いつか見切りをつけなきゃとは思っている。・・・
偉い連中のやり方がもう通用しなくなってきてるのはわかるけれど、俺はそれでも変化が怖い。」
ああ、そういうこともあるのかなぁ
選挙のたびに、こんなに国民のことバカにしてる連中に今度こそ」と思うのに、なかなか変化が出てこない
それは、こういう風に「変化が怖い」という人たちが多くいるということなんだろうか?
という日々のイライラとは別に
今月の歌舞伎座もよかったです
歌舞伎座12月の第三部の信濃路紅葉鬼揃 (しなのじもみじのおにぞろい)は、
衣装がすばらしく美しい
玉三郎さまはじめ侍女の五人の打ちかけがきらびやかで高価な感じで、うっとりです
そして、七之助さんの維茂の衣装がまた、すばらしいのです
アイボリーの袴にも金糸が織り込んであって控えめにゴージャスですが、着物は朱色と鳥の子色?の大きな市松になったのに金糸が入って、やはりきらびやかです。その上に着ている狩衣が鈍色というのか鉛色というのか、とにかく灰色で、あの模様なんだろう、三重襷?わからない
胸紐や背中の結び菊綴じ、もの字は袖とか5つくらいあるのかな、その紐すべてが朱色で全体の中に美しい差し色になってました
着付けがユニークで、歌舞伎的にいうと龍神巻というのでしょうか、私から見た感じは阿波踊りの片肌脱ぎというのがしっくりします
ひと言で言うと、羽織った狩衣が片肌脱いだ形で、全体の色のバランスがめっちゃキレイ!そして、そこに七之助さんのきれいなお顔があって、ほんとにビューティフル!
私、前の方の席でしたけど、花道にも一番近い席でホント幸せでした
お衣装の質感は、近くで見れた者の福です・・・うふふ
今月の舞台写真が、楽しみです
七之助さんには、歌舞伎の楽しみだけでなく、着物の知識ももらえてる気がします、遊女の赤衿を返す着方も七之助さんで知りました
美しいお衣装で、玉三郎さまはじめ侍女といっても後には鬼女たちになるのですが、みなの息の合った踊りに、見入ってしまいました
とても幸せなひとときでした
投稿者 せろり : 2021年12月07日 01:09