トップページ > メヒカリのフリット&蒸しアワビ花椒和え&蒸し鶏の前菜、小籠包&蟹爪フライ、海老チリ、太刀魚の唐揚げ香味ソース、牛ステーキのトウチソース、担々麺
2021年10月26日
メヒカリのフリット&蒸しアワビ花椒和え&蒸し鶏の前菜、小籠包&蟹爪フライ、海老チリ、太刀魚の唐揚げ香味ソース、牛ステーキのトウチソース、担々麺
今夜は翻訳家の松岡和子さんとご近所の「ビストロ・チャイニーズ・オオサワ」で食事。ここは松岡さんが前回とても気に入られて今回もご希望で「本当にオイシイし良い店よね〜」とのことでした。
日本人で坪内逍遙から数えて3人目となるシェイクスピア戯曲全37作完訳の快挙達成で、お嬢さんの泉さんから「完訳バブル」と言われるほど、色んなお仕事やら受賞が殺到して大変な思いをなさっている松岡さんだが、「来年の春にはわたし80歳になるのよ〜」とご本人がいくら仰言っても、気が張ってらっしゃるせいか一時より若返られたのでは?と思っちゃうくらいお元気そうなのは何よりでした(^◇^)
そもそもワタシが松岡さんとご縁ができたのは文化出版社の今はなき「ミマン」という雑誌で、シェイクスピア作品と近松作品に関するエッセイの交互連載を始めてからで、連載1周年記念で故蜷川幸雄氏との鼎談をしたことから蜷川さんとのご縁も生じたのだけれど、それ以前にワタシはそのムカシ渋谷パルコで上演されたキャリル・チャーチル作「クラウド・ナイン」の翻訳者として松岡さんの名前を記憶に留めていた。その芝居は現代のジェンダー崩壊を予見したともいえる当時としては画期的で斬新なドラマだったが、松岡さんと同年代らしいキャリル・チャーチルもまた今なお現役の劇作家として筆を執っているらしいというお話を伺って、洋の東西を問わず高齢でも凄い仕事ができる女性っているもんだよな〜\(◎o◎)/とご本人を前に思ったものであります(^^ゞ今日はそのキャリル・チャーチルの話に始まって色んな翻訳の話や本の話題になり、最後はいつものように一体これからの日本はどうなっちゃうんだろう(-_-;)と憂国の話に沈んで、それからいっきにまたお互いしっかりカラダを鍛えて馬に乗りに北海道へ行きましょうね!と盛り上がってお別れしたのでした(^o^)/~~~