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2021年06月25日
海老チリソース
久々に作ったら結構おいしく出来ました(*^^)vワタシの作り方はニンニク、生姜、長ネギのみじん切りをサラダ油&胡麻油で香り立つまで炒め、豆板醤を炒め合わせ、皮を剥いて塩胡椒酒で下味してカタクリ粉をまぶした海老を加えて火を通し、ケチャップ味醂醤油少々で調味し、レタスと溶き卵を混ぜ込んで、今回は仕上げにスイートチリソースを少し垂らしました∈^0^∋
今日は李麗仙の訃報に接して、ああ、李さんが享年79歳なんだからワタシも年を取るはずだよね〜と感慨深いものがあったが、別に故人と何ら交渉があったわけでもない。ただ一度、李さんがワタシの膝に降って来てびっくりした想い出があるばかりだ (@_@;) たしかそれが初めて状況劇場を観に行った時のことで演目は『夜叉綺想』ではなかっただろうか。とにかく当時の紅テントには2時間近くも並んで入場し、入場したら今度は「セーノ」の声がけで一斉に前の方に押し込まれてとんでもない「密」状態で観劇するはめになった。その時ワタシは後ろからどんどん詰められて舞台を最前列で観るはめになり、血がしたたる牛か豚の臓物(ホンモノ)がばらまかれた舞台の臭気に閉口させられていた。でもって乱闘シーンか何かで李さんが舞台から突然ドサッと落ちて、ワタシと横の友人の膝に乗っかったので慌てて2人で押し上げたのが今も懐かしいアングラ体験である。李さんはお世辞にもウマイ女優さんとはいえなかったが当時のスター性は抜群で、李さんでなければ出せないふしぎな味わいがあって、後にも先にもあんな感じの女優さんはいなかったように思うし、最近NHKでアンコール放送している「黄金の日々」で見ても同様の感想を持った。歌舞伎の「三日月お仙」という役なんかは李さんを彷彿とさせたし、李さんのパートナー唐十郎の芝居は歌舞伎に最も気脈を通じるエッセンスがぎっしり詰まっていたし、それは歌舞伎のど真ん中に生まれた故中村勘三郎も感じ取っていたことのようだった。ともあれワタシには青春時代を懐かしく想い出させてくれた女優さんのご冥福を謹んでお祈り致します。