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2021年06月13日

冷麺、チヂミ

乗馬の帰りにイケイケ芦毛レール君ママのMamiさんと川越アトレ内の韓国料理店で食事。
梅雨入り直前の今週末もオランダの幼稚な子クリトンに騎乗。歯の治療をしてから乗り心地が大変良くなったクリトンだが、今週は馬装の段階から妙に温和しいので急に暑くなってバテたのかしら(?_?)と 思いきやレッスンになると非常に集中して推進気勢のある歩様でサクサク走行し、全ての脚扶助に反応がスムースで、一貫してしおらしいくらいに従順な態度だったため、「ちょっと気持ち悪いですよね。このウマもう死んじゃうんじゃないのかしら?って心配になりますよ」と石田先生に申し上げたら「ウマも大変だよねえ。調子が悪くても良くても何だかんだ言われて」と笑われてしまいましたf(^ー^;それにしても一頭の馬と長く付き合っていると、お互いの信頼関係が一直線に高まって行くかといえば決してそうではなくて、ある程度付き合いが長くなるとウマのほうが非常にワガママになりだすのは、他の方を見ていてもよくわかることであった。どのウマも初対面からしばらくは従順なのに、その後は付き合いの長い人のほうに甘えるのは当然としても、ワガママも激しくなりだすのがフシギというべきか。たとえば蹄にたまった泥を掻きだすウラ掘りを頑としてさせなかったり、頭絡のハミをくわえさせようとして手こずらせるのは、大概そのウマに一番よく乗ってる人だったりして、しかもその人の乗り方が悪いとわけでは全然ないし、扱いも丁寧で優しいのに一体ナゼ(?_?)というシーンをよく目撃するのだった。幸いクリトンはその種のワガママは全くしない子で、蹄も脚を叩けば自ら上げて裏を見せてくれるし、大勒ハミも自らすっとくわえてくれるからいいようなものの、騎乗の際にちゃんと乗れたつもりでも手入れの際にワガママされて凹んでしまう方が結構いらっしゃるのは事実で、思うにそれが人間の犬とは違ったウマとの関係なんだろうな〜という気がするのだった。上野動物園と横浜ズーラシアの元園長さんで乗馬エンデュランス競技の先駆者でもあった故増井光子さんが、ラジオで対談した折に「ウマと人間の関係はやはり友だち関係以外の何ものでもありませんね」と断言されたのが今でも印象に残っているのだけれど、人間の家来になる犬とは違って、友だちだから親しくなればなるほどワガママになるんだろうな〜と以来ずっと思っていて、クリトンのワガママも激しくなる一方で、ワタシが他の馬におやつをあげると激怒して厩舎の壁を叩くし、近ごろはワタシがクリトンの手入れ中に他の人とおしゃべりしても腕をがぶっと噛んで邪魔するくらいにワガママなので、今週みたいに温和しくて素直だと却って不安な気持ちにさせられるのでした(-。-;)不安といえば東京オリンピックに出場する馬場馬術の競技者がつい先ごろ決定した話を石田先生から伺って、オリンピックに出場するくらいのレベルの馬場馬だと日本チームでも海外で飼育されているケースがほとんどなのだが、現在ヨーロッパでは馬のヘルペスが流行していて、日本チームで出場するはずだった最も優秀なウマがそのヘルペスに感染して出場できないのだとか。近刊ミステリー小説『馬疫』でもウマの感染症がオリンピックを契機にパニックを巻き起こすリアルな展開だっただけに、そうしたことが現実のものとならないよう祈るのみです(-.-;)y-゜゜


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