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2021年05月09日
牛ハンバーグステーキ
乗馬の帰りにハフ&アラブmix尾花栗毛ウラ嬢のオーナーOさんと、大宮そごう内のレストランでアクリルパーテンション越しに何だかヘンな感じだね〜と言いながらの食事(^^ゞ
先週は絶好調だったオランダの幼稚な子クリトンが今週始めに後肢の管や繋ぎ蹄に熱感があって冷却しているとの通知をもらい、別に跛行してるとかいうわけでもなく乗ればフツーに走行してくれるのだけれど、以前に調教してくださったS先生から「この馬がウチに来た時に後肢の蹄鉄が変わった形状をしてたので、ひょっとしたら後肢の蹄に何か問題を抱えてるかもしれないから一度獣医さんに診てもらったほうがいいですよ」と言われていて、石田先生にも「どこか悪いところがあったら乗り方で補正でもきるから、悪くなる前に診てもらったほうがいいかもしれませんよ」と言われたので、今週末は獣医のMINOWA先生が他の馬の往診をなさるのを幸いついでに診てもらうことに。すると後肢の熱感に関しては、気候の変わり目で馬が過剰に水分を取りやすい時期のため浮腫んでいる可能性があって、運動ができる状態なら別に問題ないとのこと。さらに後肢の蹄鉄はもともと前肢の蹄が潜在的にナビキュラーを患っていた当時のバランスで後肢の蹄を補強するためのものであり、ティルドレンの薬効で改善された今は不要だし、別に後肢の蹄が悪いわけではないという診断にホッとしたワタシ(^◇^;)しかしながら気になっていたもう一点、もともと右後肢に問題がある馬だったにもかかわらず、最近は右よりも左後肢の動きに力強さが足りない問題に関しては、左膝関節の軟骨がすり減ってきている可能性を指摘され、今のうちに軟骨を再生する薬ペントサンの注射を勧められて、何せクリトンのナビキュラーを完治させたMINOWA先生には全幅の信頼を置いているので今日さっそくの注射をお願いした次第。ペントサンは週1で最低4回連続で筋肉注射する必要があるとはいえ、毎週それだけのために先生に往診は頼めないからフツーはクラブのインストラクターが代行なさるのだけれど、S先生不在の今クリトンはワタシに最も懐いている状態なので「ティルドレンのような静脈注射はともかく筋肉注射ならワタシでも出来ませんでしょうか」と自ら志願してMINOWA先生から筋肉注射の仕方を伝授してもらうことに。馬の首筋の骨がない部分の皮膚をつまんでから、注射針を鉛筆握りにして手首を回すようにして針をそっと馬体に射すと、まず少しポンプを引いて血が上がってこないのを確認した上で徐々に溶液を注入してから針を抜くまでの一部始終を先生監視の下で行ったところ、この間クリトンは安心しきって微動だにせず幸いお互いの信頼関係が崩れることはありませんでした(*^^)v筋肉注射ができるようになったので新型コロナワクチンの注射が自分で出来るかもです(^-^)/写真は注射のあと丸洗いされて全身脱力モードのクリトン君σ(^◇^;)
MNOWA先生には先週クラブの皆さんにご紹介した『馬疫』というミステリー小説をご存じですか?とお尋ねしたら「読みました!」と即答され「今までも馬や獣医を取りあげた小説はよく読んでて、これは小説だからしょうがないよね〜と思うようなことが多いんですけど、この小説はさすがに獣医さんが書かれているだけあって、私が読んでもこれはおかしいと感じる点は全くなかったし、色んな点で面白く読めましたね〜」とのことでした(*^_^*)