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2021年03月15日

寿ぎの宴 やまと古事抄

このブログで何度か紹介している日本博共催イベント「寿ぎの宴」で上演される不肖私作詞「やまと古事抄」の今日は本番当日で、Pメディアの岡野夫妻、アニメーターのミミさん、集英社の伊藤さん、眞田さん、畠山さん、野田さん、幻冬舎のヒメこと木原さんがお越し下さったが、何せ作詞を正式にお頼まれしたのが去年の師走4日で、脱稿して提出したのが今年の正月20日過ぎだったか (?_?) というようなドタバタバぶりにもかかわらず、そこは和モノのプロ集団だからきっちりと帳尻を合わせた舞台成果を見せられて、コロナ禍を押していらした皆様にお歓び戴けたようだったのは何よりでした(*^^)vワタシ自身最初で最後といっていいような特殊なお仕事ながら、長唄、清元、常磐津、箏曲それぞれに書き分けた自分の作詞が当代一流の演奏家に作曲及び生演奏をしてもらうという大変な贅沢を味わうことができた。タイトル通り「古事記」などで有名な日本神話を江戸風の洒脱な味わいに仕立てたつもりの作詞だからして、書き分けた時点でむろん清元ならこんな感じ(?_?)常磐津なら、こう(?_?)とかいうふうに旋律もある程度は想像してたりするのだけれど、当然ながら実際に作られた曲は想像をはるかにうわまわる手の込んだ面白さであり、それでいて唄の部分のみならず合方すなわち楽器のみの間奏部分でさえも、ワタシの書いた詞章に引きずられているというか、インスパイアーされているかが如実にわかって感動を覚えたほどである。たとえばバレエと比較すると日本舞踊がいかにコトバに依拠しているものかがよくわかるけれど、邦楽もまた西洋のオーケストラなどに比べてコトバに非常に影響を受けるものだということを、今回の仕事ではっきりと認識できた気もする。ともあれ今日のたった一回の演奏で終了という点がまた大変な贅沢を感じさせてワタシ的には大いに満足するも、コロナ禍で劇場に来られなかった方々のために一応オンライン配信もするようなので、邦楽にご興味のある方はどうぞ右の写真をご参考にご受信なさってください!


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