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2021年03月13日
中華あんかけ焼きそば
何の理由もなく今晩はこのメニューに(^^ゞ前にもやった気がするテキトーな調理だが、フライパンを2枚駆使した一応のレシピを。まず潰したニンニクと縦薄切りの玉ネギとざく切りのキャベツ、キクラゲ、むきエビを炒めて取りだしておき、生姜汁塩酒で下味してカタクリ粉をまぶした豚肉を炒め、もやしを炒め合わせて先に炒めた野菜類を戻す一方で、胡麻油を入れた別のフライパンで中華蒸し麺を両面焼きつけて火をとおしておき、具を炒めたフライパンに鶏ガラスープを入れて酒オイスターソース味醂醤油胡椒で調味し、カタクリ粉でとろみをつけ、両面焼いてほぐした中華麺にかけて仕上げた。酢をかけ辛子を添えて食す。
食事しながら見たTBSの報道特集では3.11の被災地を取材したが、市役所さえ津波に呑み込まれ、今や「進撃の巨人」並の巨大堤防と土地のかさ上げで復興を果たそうとしている陸前高田市で、被災した建物のほとんどを取り除いて悲惨な過去を消そうとしていることに意を唱える被災者の女性がインタビューに応じ、過去にチリ地震の津波でも大変な被害をこうむったはずの同市が、それを忘れて教訓を活かせなかったことに警鐘を鳴らし「前を向いて生きるというのは、わたし嫌なんだよね。後ろをキチンと見て、前に進むというのが本当だと思う」と言い切られたのが実にごもっともだ!という気がした。
嫌なことは早く忘れようとするのが人間の本能だし、地球の3つのプレートがぶつかった場所に出来た地震と噴火のデパートみたいな島国に住み続けてきた民族としては、喉元過ぎれば熱さ忘れる体質にならざるを得ない面があるにしても、「後ろをキチンと見る」ことなしに前には進めないのが本当だと思うし、今後間違いなく来るであろう首都直下型地震や南海トラフ地震に関しても、過去を知ってそれを上まわる想定をしておく必要があるはずだ。
もっとも過去にはなかったモノが増えてるのも事実で、その一つが原発だったわけだし、超高層ビルも同様で、たとえばふだんでもビル風が激しいような地域で火災旋風が起きたら一体どうなっちゃうんだろう、とワタシは心配で堪らないのです(-.-;)y-゜゜