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2020年10月17日

レンコンとアンチョビーのスパゲティ、合鴨の燻製

パスタは先日のQPで見た料理。豚バラ肉をじっくり炒めて脂を拭き取ってからニンニクのみじん切り、鷹の爪、アンチョビーを加えて薄イチョウ切りしたレンコンを炒め合わせ、茹でたパスタとサラダほうれん草を合わせて塩胡椒で調味。合鴨の燻製は翻訳家の松岡和子さんから頂戴した富澤精肉店製を美味しくいただきました∈^0^∋
食事しながら見たTBSの報道特集では学術会議会員任命拒否事件の黒幕というか、黒衣の役割を果たしたとされる杉田内閣官房副長官の経歴を事細かに辿った上で、この典型的な警察官僚がアベ政権を支えてきた事実を報じ、併せて昭和初期に「学問の自由」を侵害した京大滝川事件を詳しく紹介した。滝川事件というとかなり昔の出来事の気がするが、拙著『師父の遺言』でも触れたように、わが師匠の故武智鉄二師は滝川事件の際に経済学部の学生委員として授業ボイコットの声明文を自ら書いて読みあげたのが反権力活動の出発点だったというのだから、ワタシ世代からするとそんなに大昔の話でもないのであった。でもって滝川事件をモデルにした黒澤明監督・原節子主演の映画「わが青春に悔いなし」を見ても、学生たちがデモする風景はワタシの学生時代とさほど違っておらず、むしろ若者が物凄く変わったのはワタシたち以降の世代であることを改めて感じさせられたものである。したがって今回の問題に対する危機感も若年層は高齢者ほど強くはなさそうで、滝川事件のように京大のみならず各大学の学生たちが決起する騒ぎも起きそうにないからして、逆に今後の社会の行方が気にかかるところである。それにしてもこの問題に関連してスガドンと会談した日本学術会議現会長の梶田氏は余りにも弱腰というか腰が引けてた印象を否めませんが、それはやはり専門がニュートリノで、観測装置カミオカンデの建設で政府から莫大な資金援助を得られたことに恩義を感じ、後継の学者も同様の恩恵に与ることを願ってらっしゃるせいでしょうか(-.-;)y-゜゜


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