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2020年10月03日

鶏肉のザーサイ炒め

前にQPで見たカンタンな炒めもの。斜め薄切りにした長ネギを炒め、棒切りにして酒醤油カタクリ粉を揉み込んだ鶏胸肉をしっかり炒め、細切りにした茹で筍とザーサイを炒め合わせて酒砂糖醤油塩の合わせ調味料を回しかけて仕上げた。
今日入院してレムデシビルを投与されたトランプ君は現代の世界を覆う反知性主義の旗手というか象徴する人物といってもいいが、この反知性主義なるコトバは反知的エリート主義としたほうがわかりやすいのかもしれない。社会のいわゆるエグゼクティブ層に対する反感が根っこにあって、エグゼクティブ=知的エリートが厳然として成り立つような米国社会に顕著なのは当然としても、日本みたいにアホでも世襲で社長や国会議員になれるみたいな国は本来の反知性主義とは無縁なのであろう。それゆえ日本では反教養主義的なニュアンスで用いることが多いし、一方でワタシがつねづね不思議に思うのは、社会にはびこるエグゼなのにアホ!に対する反感がこれまでの日本では比較的少なかったという点である。ともあれ反教養主義的なニュアンスでの反知性主義も今や世界に蔓延していて、その理由はネット社会における過剰な情報の氾濫と軌を一にしているのだろう。SNSの活用で表現の自由と平等化が達成されたおかげで、今まで潜在していたアホが顕在化したというのもあるだろう。ワタシがそれ以上に根深い理由と思うのは消費社会という問題で、つまり現代社会は生産を通して培われた智恵がない人たちの氾濫を防ぎようがないのである。もっとカンタンにいえば便利な世の中になりすぎて日常的にアタマを使う必要がなくなったというより、別にアタマを使わなくても十分生きていける社会になったということでもある。今後ますますその傾向は強まって、生産者側に回れるのは世界でもほんの一握りのスーパー知的エリートのみで、多くは消費者として頭をほとんど使わないか、あるいは趣味的に使うという状態になるのだろうと思えば、現代の反知性主義が実に牧歌的に感じられなくもありません(-.-;)y-゜゜


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