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2020年09月14日

カボチャ、ピーマン、豚肉のきんぴら

今日のQPで見た料理。棒状に切った南瓜をこんがりと炒めて取りだしておき、豚肉と細切りにしたピーマンを炒め合わせて南瓜を戻し、醤油味醂砂糖で調味するだけ。南瓜を崩さないように火を通すのがポイント。
図らずもあからさまなアベ後継政権が誕生する前夜にわが家でお泊まりになった翻訳家の松岡さんとは夜遅くまでお話しして、コロナ禍にある演劇界の現状や何かも伺ったのだけれど、イヤ〜な感じの世相について語り合うことも多く、やはりアベボンが投げだした途端に内閣支持率が急上昇したのには松岡さんも大変に驚かれた(!_+)という。 ワタシはちょうどその時たまたまNHK大河ドラマ『太平記』の再放送で北条氏の滅亡を見ていて、絵に描いたような「驕る平氏は久しからず、盛者必衰の理」的なシーンで妙に感情移入してしまい、ああ、日本人は昔からこうしたストーリー展開に共感するような精神構造なのかもね〜(?_?) 的な見方の延長線上に自民再浮上の想定があり得なくもないように思えたのだった。海外におけるアベボンの評価が意外と高かったのも国内の再評価につながった向きがあるだろうし、いずれにせよたとえばキリスト教に基づく哲学とか確固たる信念や価値観が人にない場合は何事も情緒的な判断に流れてしまって当然なのかもしれない。とにかく自民党が実にグッタイミングで「世襲」から「叩き上げ」へと看板のかけ替えに成功し、チョロい国民がそれにまたころっと乗せられた結果がスガドン圧勝モードに流れたのは間違いなく、「私の周りにはアベ支持してる人なんて誰一人いないのにね〜」と松岡さんが仰言たのを受けて「ワタシは子供の頃から自分は変わり者で少数派だという意識が強くあったから、世間の大勢と意見が合わなくても当然と思うんですけど、松岡さんは小学生の頃どんな子だったんですか?」と訊いてみたら「ウーン………混ざらない子かなあ」という名文句に「ああ、なんだ、やっぱりワタシと一緒じゃないですか〜」と言い返し、この混ざらない子、混じれない子の問題をひとしきり話した上で人生の立ち位置は小学校で概ね決定するのかも?と話したのでした。でもって類は友を呼ぶというから、周りの友だちと何人集まって話そうが、世間の大方の意見とは異なることになっちゃうのかもでした(^_^;


コメント (1)


出来レースというか茶番というか、アベからスカへの移譲は腹立たしく、TVも観る気がせず、ずっと憤慨してますが、このブログで少し気が晴れました。私も小さい頃から変わり者で友達も少ない少数派で、今朝子さんのコメントに心強く思っている者です。アベ政権の遺産(悪行と呼びたい)は官僚支配とマスコミ支配なそうで、弱い者いじめは以前からでしたが「自助共助公助」と自分の様に這い上がれと公言したスカ。新編成の野党も期待薄で、どうすればよいのか…。
さて「本の雑誌」最新号の<図書カード3万円使い放題>、拝見しました。教文館は私も歌舞伎座の前後に寄りますが、何ともうらやましい企画です。立ち読みで、目の老化が激しく読み切れませんでしたが、ハッとしたのは小笠原恭子先生です。学生時代、一般教養で民俗芸能の授業を受け、歌舞伎は無縁で民俗芸能にも特に関心ない無気力な学生でしたが、今も印象に残る断片があります。田舎の祖父母は乞食を「ほいと」と呼びましたが、「ことほぐひと」から変移したものとか正月飾りの意味など、今なら興味深い講義だったはずで、半世紀近い昔の苦い記憶です。

投稿者 ウサコの母 : 2020年09月14日 22:36

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