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2020年09月11日
豚肉と茄子と万願寺唐辛子の炒めもの
近所のマルエツで埼玉産のおいしそうな茄子と京都産の万願寺唐辛子がとてもリーズナブルだったので簡単な炒めものに。最初はシンプルな塩味にするつもりだったが、塩と酒を振って蒸し焼きにしたあと味醂と醤油で調味。
食事しながら見たBS-TBSの報道1930は再び東大先端研の児玉名誉教授がゲストで、新型コロナワクチン開発の問題点等を相変わらず明解に説明されたのが有り難かった。とにかく交差免疫なるものがあるらしい東アジアを除いて世界ではまだまだ感染収束の光が見えてこない状況の中で、けさのワールドニュースでは人けのないN.Y.ブロードウエーの映像を見せながら世界的にヒットしたミュージカル「キンキーブーツ」のプロデューサー川名康浩氏のインタビューを放送。ブロードウエーに蝟集する40館ほどの劇場はいずれも今年いっぱい休業で再開は年明けを待たねばならず、現在は役者が集まって稽古もできないため、脚本家に台本のシェープアップや作曲家に新曲を依頼することくらいしかできないらしいが、それでも再開した暁にはこれまで溜めに溜めていたエネルギーをいっきに爆発させるような素晴らしい舞台ができるはずだ!という前向きな発言が頼もしかった。コロナ禍でいっきに明るみに出たアメリカ社会の問題たとえばBlack Lives Matter運動や何かももまた新作舞台の良き糧になるはずだとしていて、ミュージカルであれストレートプレイであれその時代の顔といえるような作品は何らかの形で同時代の現実が反映されてしかるべきなのだろうが、そうした演劇のシーンといったものが日本では近ごろ余り聞かれなくなったな〜という気がしたものである。現実に取り組まなくてはならない大きな問題が何もない!というわけでは決してないにもかかわらず、文芸にしろ演劇にしろ色んな文化が次第に社会性を喪うというか内向きになって行く昭和10年前後の世相を史料で眺めていると、昨今の日本がちと心配になるようなところもあります(-.-;)y-゜゜