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2020年08月27日

突き出し、シマアジ等のお造り、甘鯛の焼き物、冷やし鉢、鱧の天ぷら、鮭とイクラのご飯ほか

今日は大宮パレスホテル内の日本料理店「欅」で集英社の伊藤さん、伊礼さん、野田さんと会食して、昭和戦前の演劇界を背景にしたミステリー「壺中の回廊」「芙蓉の干城」に続く第3弾の新作に関する打ち合わせを。去年はかりに連載するにしてもオリンピックが済んでからにしてね!と頼んでいたのだけれど、そのオリンピックが延期だか中止だかわからん感じになってしまったし、打ち合わせするにも漠然とした段階ではリモートもね〜という感じで日延べしていたものの、とうとうシビレを切らした「小説すばる」誌の野田さんからご連絡を戴いて、お三方が大宮に乗り込んでらっしゃったわけである。で、左翼運動が盛り上がった昭和5年を舞台した第一弾、昭和8年の右翼テロ事件をからめた第2弾に続く第3弾は昭和10年の世相を背景に描くことに。いろいろと史料を読んでいると、この年に起きた天皇機関説問題が日本社会における一つの大きな転換点だという気がワタシはしていて、昨今の日本社会のガラパゴス化等が思い合わされてしまうのだけれど、このシリーズは単に世相を描けばいいのではなく一応ミステリーにしなくてはならないのだから大変である(-。-;)この年齢でミステリーを書くってホントしんどいんだよね〜と愚痴ったら、すかさず伊藤さんから「前回の『芙蓉の干城』の時も同じことをおっしゃってましたよ」と言われ(^0^;)野田さんから早ければ早いほどといわれて、何とか年内入稿をお約束した次第(^_^;)
それにしても世界の若年層が今やいずこでも何らかの社会運動に参加しているにもかかわらず、日本の若年層はそうしたトレンドから大きく外れているガラパゴスな感じなのは何故なんだろう?という話にもなって、ワタシはこの間ずっと長く自民党清和会系の政権が続いており、清和会はいわゆる文教族議員の巣窟だから、いつのまにか緩やかに国家主義的な教育が浸透してるんじゃないんだろうか?という懸念を抱いていたのだけれど、お子さんをお持ちの伊礼さんから道徳の教科書がヤバイのでは?という話を伺い、一例として「かぼちゃのつる」という物語の顛末を聞かされてナルホド!!そりゃコワイわ〜と思ったのでした(-.-;)y-゜゜


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