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2020年07月17日
ナスと豚肉の煮もの
7月も半ば過ぎでこの涼しさ(!_+)なので煮物を。酒砂糖醤油味醂で調味した出汁でナスと豚ロース肉とシシトウと油揚げを煮ただけ。ナスは切れ目を入れてゴマ油で皮目から焼いておいた。豚肉と油揚げは湯通した。
今日は本来なら京都祇園祭の山鉾巡行がある日なので、久々に妹に電話をしたら「ほんま笑てしまうわ〜」とGoToトラベル騒動を評した上で「正直ワタシなんかは他所の人に来ていらんけど、ゼッタイ来はるやろから四条通りとか行かんようにするしかない思てるねん」とのことで、これが観光地に住む観光に関係ない市民のホンネだろうと思われた。で、そもそもコロナ後に観光業って成り立つんだろうか?果たして元に戻るんだろうか(?_?)という話になり、まず当分はダメだろうし、世界的に復活するのは相当先の話になるだろうし、二人共ひょっとしたらもう元通りにはならないかもね(v_v)という気がしなくもないのであった。
日本で観光立国推進基本法が出来たのはたしか小泉政権下だったと思うが、とにかくモノヅクリがメジャーで「男は黙ってサッポロビール」みたいだった日本の国が、サービス業主体にシフトチェンジすべくそれなりの努力を重ねた結果、随分と違う国情や民族になったのをよく知ってる世代の人間としては、また変わるのもありかな?と、つい思ってしまうのである。欧州でも観光業で食べてる国は、あれだけ人が死んでも既に観光を復活させ、それゆえ再感染が広がるはめになってるようだし、パリでは市民がひっきりなしにPCR検査を希望して多くの検査所が満杯状態、もはやパリを脱出して地方に移住する人びとが4割にも達しているという話である。つまりはグローバル化した世界の観光は今後も大きなリスクを抱えるのが必至でも、先進諸国が観光でも食べられる方向に舵を切った背景には、むろんグローバル化の中で製造業に就業するのは割に合わなくなったという問題があるのだろうし、日本もそうやすやすと昔ながらのモノヅクリ国に復帰できるとは思えない。ところで、けさはオーストラリアのABCニュースを見ていたら、観光業に従事する人が多そうなオーストラリアでは既に100万人もの失業者が出ていて、ことに若年層の失業が深刻なようだし、コロナ危機は今後かなり長引くであろうことを前提に、そうした若年層の失業者の雇用維持のみならず再就職のスキルを学習させる資金として1兆5千億円ほど、ちょうどGoToキャンペーンと同じくらいの予算を割いたという報道があって、お金の使い途も将来の射程距離も国によって随分と違うもんだな〜と思ったのでした(-.-;)y-゜゜