トップページ > 豚しゃぶゴマ豆乳めん

2020年06月13日

豚しゃぶゴマ豆乳めん

昨日見たQPの策略にしてやられたな〜(^_^;と思いつつ超カンタンにできるのでつい作ってしまった冷やし中華。茹でた豚しゃぶ肉と細切りキュウリ&トマトを茹でた中華麺にトッピングし、キューピー深煎り胡麻ドレッシングと塩少々で調味した豆乳をかけて食す。茹でる前の肉にもドレッシングをかけて柔らかく仕上げる。
こちらも昨日のブログの続きになりますが、人間として何らかのアドバンテージを有していることが今や過去にまで遡って糾弾されるようになったのは、やはりITによってあらゆる物事が可視化され、しかも映像がパーソナルになった現実によるものと思われます。簡単にいうともはや「知らぬが仏」は成り立たなくなってる現在、人間本来のというよりも動物的な欲求として公平性や平等化の希求は留まるところを知らず、もしそれが完全に無視されたら暴動が多発するのもやむを得ないわけだから、社会不安を起こさないためにも世界は概ねそちらの方向を目指すか、さもなくば常に監視下に置かれる警察国家体制みたいな方向に舵を切るしかなく、後者よりは前者のほうがワタシは望ましいと思えるのでした。
それにしても日本社会は現在のところ比較的まだ穏健な状態が保たれているほうで、理由はさまざまながら、一つには若年層と中高年層の経済格差が家族関係の甘さによって補完されている点が大きいように思われる。そのことがグローバルに見て若年層の相対的な弱さにつながる恐れも否定できないだろうし、しかしながらひょっとしたら案外それが日本の救いだったりするのかもしれない、と非常に皮肉な見方もできそうだ。以下はその理由です。
海外の先進諸国では有色人種だったり女性だったりすることでいわゆる「ガラスの天井」にぶつかることが問題視されている現在、日本もむろんその例外ではないけれど、「ガラスの天井」よりもっと目につくのは「下駄履き」問題ではなかろうか。わかりやすい例でいうと、この程度の顔や雰囲気で芸能人になれたのはきっと親が芸能人だからだよね〜的な人たちの氾濫が今やこの国を覆っていて、むろん芸能人はまだ無害なほうで、企業経営者や政治家に至っては被害の度も深刻にならざるを得ないのだけれど、それで上手く回っているケースもままあるゆえに一概に否定はできないのが現状だ。ただ下駄を履かされてる人たちしか表舞台に立てない社会となれば、下駄を履かされていない若年層で活力のある者はとっとその社会を見限って速やかに立ち去るのがふつうだろう。以前9月入学が取りざたされた際に優秀な人材が海外から日本に集まってくると超ノーテンキな主張をした人がいたが、今のような日本だとむしろ国内の優秀な人材がドオッと海外に流出しそうで、身近な友人からも孫が日本を脱出して海外留学や就職をする話が最近よく聞かれるようになった。いっぽう日本でかなり優秀だったはずの子が海外留学で異国の留学生に精神的な敗北を喫して帰国した話も聞いていて、もはや昔のようにハングリーではなくなった日本社会に生まれた若年層のひ弱さを改めて感じさせられたものである。というわけで、日本から飛び出したくてもなかなか出て行けない若年層があるということは、皮肉にもこの国の高齢者にとっての大きな救いなのかもしれない、なんて思う今日この頃です(-.-;)y-゜゜


コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。