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2020年05月17日
鯛兜のあら炊き、茄子とミョウガとおかひじきの和え物
近所のマルエツで長崎産の天然真鯛の頭が新鮮そうで超リーズナブルだったのでゲットし、ほかの素材もお買い得品ばかりで、和え物は塩もみした茄子と茹でたおかひじきと薄切りしたミョウガをゴマ油と醤油で和えて煎り胡麻を振っただけ。あら炊きは湯通しのあと血合いやウロコをしっかり除く下処理と調味料をケチらないことがポイント。大きな頭を2つ入れるには鍋が小さすぎたので見た目が悪い仕上がりながら、生臭みなく意外とおいしくできました∈^0^∋
今年の新型コロナ禍は約1世紀前のスペイン風邪と比較されることが多いが、人類の対応はもちろん1世紀前とはゼンゼン違っているから、 5 億人が感染し5000万人の死者が出る大惨事に至るというようなことはまずなさそうだ。具体的な違いを実感するため試みに芝居興行の状況を比べてみようと思い立ち「松竹百年史」を繙いたら、日本におけるスペイン風邪流行の第2波に見舞われた大正8年は東京関西共に各劇場が休演するどころか概ね大盛況だったようで、何故ならこの年は第一次大戦が終了し尚且つ日本がまだ戦争景気で潤っていたため市民の懐が暖かくて娯楽に十分なお金を費やせたという事情が手伝ってもいたのである。要するに当時はたちの悪い風邪が流行って人混みでうつりやすいという程度の認識はあったものの、はっきりした原因は不明のまま、皆さん怖がりながらもマスクしてせっせと劇場に通い、そこで運悪く感染して亡くなった人もいれば、感染しなかった人や罹って重症に至らなかった人もいたということで済まされたのであろう。そう考えると人類はこの百年で大変な進化を遂げたことが改めて実感されるが、色んなことがわかってもまだパーフェクトに解明されていないコロナウイルスの恐怖や不安は、全く原因不明だった当時の恐怖や不安より必ずしも小さくなったとはいえないような気がするし、また知らぬが仏で劇場や飯屋に平気で足を運んでた人たちと「新しい生活様式」で感染しないように努める私たちのどちらが人間として幸いなのかも断定しかねるところがありそうだ。ともあれ、こうした問題は何も今度のコロナに限らずあらゆる局面や事象において顕著になっているのが現代の情報化社会であり、その時代を生きる私たちは先祖どころか父母の代とも随分と違う人生を余儀なくされてしまうのだろうか(-.-;)y-゜゜
コメント (2)
情報通では無く、疑問な事でコメントしているので、確信は持てませんが。今回のコロナ禍は、スペイン風邪と違うのかは分からない。免疫の無いコロンブスの時代のアメリカ大陸よりは穏やか??か?位に思う。
明らかに政府の対応が遅すぎる。現在進行形の「新しい生活様式」を詳しく見ていないが。まるで、人類皆引きこもれ!にならないのだろうか?。
ここまでは、同じ考えの方もいるかも?ですが。劇場や飯屋に平気で足を運ぼうが、スーパーだけに行こうが感染確率は同じと思う。滅茶くそ混んでいますよ!スーパー。だから、籠が無ければ待って♡みたいな入場制限をするようです。
でも、民主主義は多数決とかいかに上手く賛同者を得るかに集約しそうですから。新たな生類憐みの令があるのかもと?諦めながら見ています。
投稿者 nao : 2020年05月18日 01:19
こんにちは。
スペイン風邪は島村抱月がかかって急逝し、主宰していた芸術座の主演女優で抱月の彼女でもあった松井須磨子が後を追って自死したというので、覚えていました。
まだテレビもラジオもない頃なので、新聞でこの事件が大騒ぎになったのだというのを、スペイン風邪のことを取り上げたテレビ番組で言っていました。
投稿者 ぱぐ : 2020年05月18日 11:50