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2020年04月14日

フリッタータ

フリッタータはイタリアの茶碗蒸しというか、玉子プディングというか、スパニッシュオムレツみたいな料理で、中に何を入れてもいいみたいだから、好きなものを適当に入れてへルーシーに仕上げた。フライパンにオリーブ油を入れて玉ネギスライスをじっくり炒めて薄切りマッシュルームを炒め合わせたものをベースに、電子レンジで火を通して食べやすく切ったジャガイモとアスパラガスと湯剥きして切ったトマトとモッツァレラチーズを加えて塩胡椒し、牛乳少々とマヨネーズ塩胡椒で調味した溶き卵を流し込んで蒸しあげ、仕上げに粗挽き黒胡椒を振った。玉ネギスライスをたっぷり使ってベースにすると焦げつかずに済むのでオススメ。
晩ご飯が済んでTVを見てたら珍しく集英社の眞田さんからお電話を頂戴し、今時分に何だろう(?_?)と思ったら「前に松井さんに書評をお願いした河崎秋子さんの『土に贖う』が新田次郎文学賞を受賞したんでお知らせを」と聞いて「わ〜ほんとに良かったね!」と心から喝采した次第。河崎秋子さんは私よりはるかに年齢の若い作家ながら、毎度その成熟した筆致に唸らされる畏友であり、北海道を舞台に近代産業の消長とそれに揺さぶられる人生をリアルな筆致で描いた表題作の迫力には頗る圧倒されたものである。相当にシビアな内容も含んでいて気楽に読める小説ではないけれど、こんな時期だからこそずっしりした読み応えのある作品を求められる方には是非ともお薦めしたい!ただ、こんな時期なので授賞式も出来ないそうだから、河崎さんにお目にかかるチャンスがないのは残念だけれど、この大変な時期に遭うことで必ずや彼女の中に醸成されるであろう新たなテーマに基づいた次回作に目を通すのが楽しみでもある。
ところで久々に声を聞いた眞田さんとは、やはり当然の如くコロナ話に「花が咲いた」という言い方をしていいのかどうか、休刊になった雑誌のことやテレワーク事情などなど身近なネタから世界情勢まで
多岐に及んだが、「それにしても40パーセントを割らないアベの岩盤支持層って一体どんな人たちなんだろう(?_?)」てな互いの疑問からひとまず自説を述べたら「ああ、なるほど、そうなのかも。でもそれだったら説得して変えさせられない感じだから結構大変ですねえ(-。-;)」と暗い気持ちにさせちゃってゴメンナサイでした(-.-;)y-゜゜


コメント (1)


もう少しで、アンコール大河ドラマ『太平記』が始まります。
今日は、ついに後醍醐天皇が登場です
37歳の後醍醐帝に扮するのは、片岡孝夫です(たぶん、40代後半?)
「あの人、死なすの、惜しいな」と脚本の池端氏が言った長崎円喜、フランキー堺も。

投稿者 せろり : 2020年04月19日 05:46

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