トップページ > 海老チリ

2020年01月14日

海老チリ

今月は一年間雑誌連載した原稿を一冊の単行本にすべく改稿にかかりっきりで、この作業は一から原稿を書くよりも眼が疲れるので、きのうは眼の痛みを取るためにブログの更新はしませんでした(^^ゞ今月はこの手の眼休めが今後もあるかもです!
今日は近所のマルエツで良さげなインド産の海老を見つけて久々にこのメニューを。ワタシの作り方はニンニク生姜ネギのみじん切りと豆板醤をゴマ油&サラダ油炒めて香り立ったら酒胡椒で下味してカタクリ粉をまぶした海老を炒め合わせ、トマトケチャップ鶏ガラスープ酒オイスターソース少々を入れて仕上げに溶き卵を加えるという適当なものだがだが、けっこう美味しく仕上がりました(*^^)v
食事しながら見たのは三が日に見忘れたNHKBS「欲望の資本主義〜日本編」の再放送で、前半はとにかく異次元の金融緩和ってどうなんだろう(?_?)的な切り口で、国家はいくら赤字財政になってもお札をどんどん刷れば大丈夫みたいな昨今話題のMMT理論派の意見も取りあげていたが、これを唱える人の話し方って以前に見たダレかの感じに似てるよな〜と思ってアッと気づいたのはマルチ商法の人たちでした(^0^;)あくまで話し方の感じが似てるというだけですが。後半ではアニマルスピリッツまで持ちだしながら何とかして先行き明るい感を持ちたい感じがありありの展開でしたが、ナルホド、それは確かかも!と思われたのはケインズの名言で、過去を知らずに現代だけを知っている人と、現代を知らずに過去を知っている人とを比べたら、断然、前者のほうが保守的で、後者が進歩的というものだ。過去の歴史を知っていると意外に楽天的にもなれるし、その分より進歩を恐れずに済むのは時代小説を書いてる人間としてとても実感できるところで、だからこそ現代に対して相当に悲観的な見方にも逆にたじろがないでいられるのでした(*^^)v


コメント (2)


始めてコメントさせていただきます。師父の遺言からのファンです。武智鉄二と八代目三津五郎の対談でこのレベルが松井さんにとっては標準なのだと知りました(あと、内山美樹子?)。今日のこの記事素晴らしいですね。最後の数行、とりわけ。デフレの時はいくら負債を負っても構わないというMMT理論は、そういうことに慣れてきた人間がインフレになれば急に堅実路線を歩めるという、歴史を知らない人間の戯言ですので、それ風の怪しい顔になるというのは当然ですが、今の日本ではそれが深い洞察になるのですね。 ご健闘をお祈りいたします。

投稿者 上村達男 : 2020年01月15日 16:02

過去の歴史が参考になることもあれば、そのことが判断を見誤らせることもあります
日本でNTTが上場した時、すごく株価が上がったから、それを踏まえて、チャイナモバイルだったか上場するという時、証券会社とかすごく買うように煽ったけど、当初はそれほどでもなくて、期待はずれだったような記憶があります
まぁ、NTT上場の頃はまだまだ固定電話の時代でしたから、それが携帯電話の時代になったら、ぴょんと飛び越えることが出てきてしまって、以前の体験は役に立たないということにもなります
これから、車が主幹産業じゃなくなってしまったら、どんな日本になるんでしょう
さて、明日から始まる大河ドラマ、斉藤道三もっくんの正室は仁左衛門さんの京子さんなんですねぇ
楽しみです
『王になった男』を見ていて主演のヨ・ジング、誰かに似てると思っていたのですが、やっとわかった
顔の動き、表情が、川口春奈さんに似てるんだわ

投稿者 せろり : 2020年01月18日 23:33

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。