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2019年12月04日

『料理通異聞』幻冬舎時代小説文庫より12月5日発売!

日本料理が大きく花開いていた寛政九年。蔦屋重三郎の法要の膳を出すことになった福田屋善四郎。この日に賭けた善四郎の料理は見事に座の賞賛を呼び、大田南畝、山東京伝ら時代の寵児との知己を得る。やがては料理の道で天下が取れる。その南畝の言葉通り、料亭「八百善」の名は日に日に高まって行く。
酒井抱一、亀田鵬斎、谷文晁……当代一の文化人らが集う八百善には、江戸一の茶漬けを所望する珍客なども訪れ、いよいよその名が轟く中、「料理本を出さないか」という版元が現れる。善四郎が著した『料理通』は、江戸市中の大評判を呼ぶ。そしてある日、ついに店に将軍の御成を告げる使いがやってくるのだった――。
口に入れ、胃の腑に落ちて消える。刹那のいのちである料理に一身を投じて生きた福田屋善四郎の一代を、鮮やかに描き出す傑作長編! 平松洋子さんの解説も読み応え十分です。
度重なる天災にも見舞われながら、江戸一、天下一の料理屋として将軍を迎えるまでになった善四郎の生涯を、ぜひご一読ください。

2019年12月5日発売
定価:本体770円+税
ISBN 978-4-344-42934-5


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