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2019年04月17日

ポトフ

昨夜は今ごろ風邪ひいた?と思うような頭痛と食欲不振と寒けに見舞われて早寝したら今朝は四時前に起きて執筆をするはめに(^^ゞ 元気はイマイチないものの却って仕事に集中できたのは何よりながら、相変わらず胃腸の動きが活発でないためこのメニューに。今夜の鍋にはキャベツ、玉ネギ、人参、ジャガイモ、レンコン、ブロッコリー、ソーセージのほかにニンニクと生姜を入れてスパイシーに仕上げました。
そんなわけで執筆の途中休憩で見たワールドニュースでは欧州各局がノートルダム寺院火災報道の続きをやっていて、五年以内に再建したいという仏大統領のスピーチや、あと30分消火が遅れたら全体崩壊のリスクがあったという仏閣僚の談話や、薔薇窓が完全に無事で茨の冠を始めとする宝物美術品類の90パーセントが助かったというような、まだしもの朗報が聞けたのは何よりだったが、茨の冠に関してはフランス2が「信者はキリストがかぶったものと信じている」とし「ルイ13世が莫大な資金で購入したもの」とわりあい冷めた報道をしていたのが印象的で、政教分離原則が徹底したこの国らしいと感じられたものである。片やスペインTVEはバルセロナ大聖堂など自国の教会建築物の管理状態がどうなっているのかを熱心に報じて、欧州内ではこの問題が決して観光対象が喪われたというような他国事ではないのを感じさせてくれた。それにしてもEUが揺らいでいる昨今の情勢において、今度の火災は長らく欧州中心に認識されて来た近代「世界」の終焉と映るような気がしないでもありませんでした。


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