トップページ > 麻婆茄子
2019年04月05日
麻婆茄子
近所のマルエツで熊本産の春茄子がお買い得だったので適当に料理した。生姜とニンニクのみじん切りを入れた油で豚ひき肉を炒め豆板醤を加え茄子とピーマンとエリンギを炒め合わせて酒、甜麺醤、トウチ醤、オイスターソース、醤油で調味。うちにあるだけの中華調味料を使った感じ(^0^;)
昨夜京都の妹と電話したら「4月1日のブログに書いたあったさかい、てっきりエイプリルフールやと思てたわ〜」というのは第4回渡辺淳一文学賞受賞の件で、今どきエイプリルフールなんてする人いる(?_?)そしたら令和もエイプリルフールなわけ (-_^:) とか思いつつも、ひょっとしてそう思ってらっしゃる方があるかもなので、念のために今週末を控えてまた改めて書いておきます(^^ゞ
妹がそんなふうに思ったのは先日こちらに来た際にワタシがそのことに全く触れなかったからなのだそうだが、それは当然でワタシだって妹が帰った翌日の3月29日に初めて知らされたのでした。それも夜の8時くらいだったかに集英社の伊礼さんからメチャ暗い声の電話だったので、これはてっきり人事異動で担当を外れるという話だ!と思い込んだのは、同日に幻冬舎のヒメからの電話で、こちらはしばらく離れていた編集部にまた復帰するというご挨拶があったせいである。で、伊礼さんの異動を残念に思いながらこちらがつい暗いトーンの受け答えになるのは仕方がなかったのだけれど、伊礼さんのほうは緊張なさっていたせいだろうか一貫して妙に暗いトーンで受賞の件も「お受け戴けますでしょうか?」とまるで受けてはいけない賞みたいな感じで仰言るのをふしぎに思いながら、謹んでお受けしますと即答したのでした。別に恐る恐る訊かれなくても、ワタシは人生で一度だってどんな賞も辞退したことなんてないのだけれど、授賞式の招待状とかが来ても全て封を切らずにスルーしちゃうから(それで萩尾望都さんの朝日賞授賞式に危うく欠席するとこだったことも)、文壇にどんな賞があるのかもほとんど知らない人間なので、受賞を受諾(っていうのかなあ?)してから渡辺淳一文学賞は一体全体どういう賞なのかを伊礼さんにも尋ね、ネットで調べもし、第1回の受賞は川上未映子さん、2回は平野啓一郎さんと芥川賞系の作家が続き、3回目で東山彰良さんが受賞されているのを知って、なぜワタシなんかに(?_?)という気もしつつ、受賞作『芙蓉の干城』はワタシが好きで書き続けてきた「時代ミステリー」シリーズの中でも、やっとこのシリーズの到達すべきカタチがこれで少しは見せられたかなあという思いがあったので、評価してもらえたことは非常に素直に歓べたのでした。そんなわけで、この作品をまだお読みになってらっしゃらないブログ読者の皆様にもこれを機にご購読を賜れば幸いです。ただし「失楽園」で知られた方がタイトルに冠せられた賞を受賞したにもかかわらず「松井さんの中ではH度が低めの作品なのがちょっとフシギですよね」と言ってこられた友人もありますσ(^◇^;)
コメント (2)
受賞、おめでとうございます。とても、おもしろく、読みました。私の中で、今年のヒットでしたので、とてもうれしいです。
投稿者 中川 明子 : 2019年04月06日 15:42
受賞、おめでとうございます。とても、おもしろく、読みました。私の中で、今年のヒットでしたので、とてもうれしいです。
投稿者 中川 明子 : 2019年04月06日 15:42