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2019年03月11日

ラムロースのグリル

先日、大藪春彦賞を受賞された河崎秋子さんから内祝い?に彼女が手塩にかけた仔羊の肉が今日どっさりと送られて来たので、まずは骨付きのロース肉をグリル。ハーブ塩をすり込んでおろしニンニクとオリーブ油に漬け込んで焼いたが、柔らかくてクセのない肉の甘みに魅せられてとても美味しく戴きました∈^0^∋付け野菜は今日たまたま近所のマルエツでゲットできたしたインカのめざめとクレソン、こないだ大量にゲットした長野産のエリンギです。
今日はやはり八年前の日のことを想い出さないわけにはいかず、朝起きてすぐに当時のブログを見たら、ちょうど前々日にオフ会を催す予定を立てていたため、震災の翌々月にそれを敢行したところ、被災地から参加して下さった方々もいらした事実が改めてアタマに蘇り、ああ、皆様その後いかがお過ごしなんだろうか?と思うこと頻りだった。
被災地の復興は進んだとはいえ、原発問題がまだ一向に解決のメドがつかない感じであるのは週末にTBSが割合しっかりと報じていたけれど、たとえば比較的放射線量の低い汚染土の再利用といったものが進まない背景には、影響の基準値も個々には通用しなかったりすること以上に、いかに権威のある関係諸機関が安全を認定しても、その発表をもはや誰も信じられなくなっていることのほうが大きいように思う。政府であれ、大企業であれ、マスコミであれ、およそ巨大な組織のいうことなら黙って信じられた時代がとうに過ぎ去ってしまったのは世界的な潮流だろうし、それが経済優先社会の生んだ歪みであることはいうを俟たない。人類がこんなにも他者を信じられなくなった時代に権威もクソもあったもんではなく、デブリの取りだしもままならない事故遺産を承知の上で、原発の再稼働をどんどんやるべきだと主張するような経済界のトップを抱える国の将来は一体だれが責任を取れるというのだろうか。とにかくジジイだけに、というより、ジジイだけには!未来を決めさせてはならない(`ヘ´)という気持ちが強まる一方の日本社会は不治の病を抱えながら改元やオリンピックダンスに興じる、まるでメメント・モリの絵みたいな雰囲気なのがなんともえいません(-.-;)y-゜゜


コメント (1)


久々にラム肉が食べたくなってしまう、グっと来る美味しそうなお写真です。

全くだと頷きながら読み、放射性物質線量の安全基準の出鱈目さに憂慮しています。今日のテレビ番組では、浪江町だか大熊町への非難制限解除についてのものを少し見ましたが、問題点も視点もジジイにすり寄った忖度された内容でした。放射性物質線量の年間の延べ量は震災以前の医療施設内などの放射性物質取り扱い技術者の年間許容量をはるかに上回るのではないかと思われました。そこに帰還を勧めるのも論外な気がするのに、生活に必要なもの(食料・仕事・店)などが不十分すぎる気がするのに、これから徐々に整え復興しようと意欲や希望を持たせるような内容のものでした。・・・避難解除するのなら政治家が移り住んでその地の活性化を図れば良いのに・・・国会議事堂や議員宿舎を移して政治家主導で避難解除した地は安全ですとアピールすれば良い。農産物や海産物を食べる映像で安全をアピールするみたいに。実質は安全とは言い難いと思う。騙しや騙りであり問題の隠蔽や避難生活の賠償金をケチる為に避難解除しているような気がしてしまう・・・。

投稿者 nao : 2019年03月12日 01:56

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