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2019年02月14日

穂の国とよはし芸術劇場の古典講座

昨日は午後3時半過ぎに家を出て大宮から新幹線で豊橋に向かい、車中で寿司弁当を食べたり、講座のメモを読み直したり、〆切り前の原稿に手を入れたりしながら6時前には現地到着。同劇場のプロデューサー中島晴美さんと豊橋駅改札口で落ち合って駅と地続きな感じの劇場に。ロビーで集英社の伊藤さんとお目にかかった後、木ノ下歌舞伎の主宰者木ノ下裕一氏と軽く10分ほど打ち合わせをしてから講座に臨んだ次第。そもそも同劇場では2016年の9月に翻訳家の松岡和子さんとシェイクスピアVS歌舞伎対談をしたのが最初で、そのご縁により今度は単独で「摂州合邦辻」の講座を依頼されて、それが木ノ下歌舞伎の公演にちなんだものだと聞いて「木ノ下さんは以前からよく存じあげてるんですよ。文庫の解説もお願いしたし」と中島さんに話したところ、それを木ノ下さんに伝えられて、それなら一緒にしましょう!ということになったのだった。とはいえシェイクスピア作品と違って「摂州合邦辻」は認知度がかなり低そうだし、対談みたいにすると二人で勝手に盛り上がって聴講者を置いてきぼりにする可能性大なので、やはり二人で分担して作品紹介を優先したほうがいいのかも?と思いつつ、何しろ正味10分ほどの打ち合わせしかしていないために、どちらが何をどう受け持つかも決めないままぶっつけホンバンで木ノ下さんに話を振ることになり、文字通りのムチャ振りともいえるやりとりでも即座に応じてきちんと受けて立たれた木ノ下さんはさすがでした(^_^)vもっとも木ノ下さんもご自身でいろいろとご用意なさっていたようだから、私の仕切りだと話しにくかったり、話し足りない気分でもやもやなさっていたのではないかと申しわけなく思うし、やっぱり私としてもこの際に折角だからお互いもっと遠慮なく突っ込んだ対談にしたかったな〜という思いもないではありませんでした。ただ二人で突っ込んだ話をしたらとても一時間半では収まらなかっただろうし、ともあれ今回は聴講者の方々が皆さん大変に熱心で話に集中して下さっていたことが何よりだと思われました。講座は8時に終了し、その後聴講して下さったW後輩の前川さんとお目にかかって伊藤さんともども駅に向かい、8時46分発のひかりに乗車して、車中でまたサンドイッチを食べたりしながら伊藤さんと色んなお話しをして、帰宅したのは午後11時ぴったり。いやはや新幹線が停まる町に住んでるってやっぱベンリだよな〜と改めて感じる今回のお仕事でした(*^^)v


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