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2018年11月16日

サツマイモ、牛肉、キノコの塩炒め

先週のQPで見たのはみじん切りにしたパセリ炒めだったが、好きでもないパセリが近所のマルエツでバカ高かった(!_+)ので単なる塩炒めにしてクレソンをトッピング。1センチ 角に切ったサツマイモをじっくりと炒めていったん取りだしておき、それに合わせて細かく切った牛肉に塩胡椒して炒めてこれも取りだしておき、同様に細かくした玉ネギと四つ割にした椎茸とマッシュルームを色ずくまでしっかり炒め合わせて軽く塩胡椒し、肉とサツマイモを戻してさらに炒め合わせ塩胡椒するだけという超シンプルな調味の料理。
今日はお昼に幻冬舎の新担当といっても昔から知ってる鳥原氏がお越しになり、同社刊行『料理通異聞』の文庫化についての打ち合わせ。刊行は来年末で、鬼が笑いそうな打ち合わせをざっとしたあと出版業界のあれやこれやをへ〜ヾ(℃゜)々てな感じで伺ったりした次第。
ところで来年の刊行よりも先に、いよいよ来月に久々の新作『芙蓉の干城(たて)』が集英社から刊行されますので詳しくは右のお知らせ欄をご覧下さい。『非道行ずべからず』以降かなり長きに渡って書き続けている歌舞伎のバックステージミステリーで、昭和初期の労働争議を背景にした前作『壺中の回廊』に続く今作は前作の3年後に設定して同時代の右翼テロ事件が背景に。というわけで北一輝や大川周明の著作にも目を通し、イマドキのネトウヨからは想像がつかないホンモノの日本の右翼思想についてもいろいろと勉強させられました。
探偵の役まわりは『壺中の回廊』と同様に早大の河竹繁俊博士がモデルかも?の桜木治郎。今回は治郎の親類の娘、大室澪子が前回以上の活躍を見せます。また歌舞伎をよくご存じの方ならにこれってゼッタイあの役者のことだよね〜とすぐにわかって且つ前回とは全く違う大正昭和期の大名優もぞくぞく登場。
ただ、そうした歌舞伎のマニアックなファンではない方にも是非お読み戴きたいのは、このシリーズで模索し続けたスタイルが、この先の年齢的な限界も含めて、今回でやっと一つの到達点に至ったように思えるからでもあります。



コメント (2)


「芙蓉の干城」入手のカウントダウンが始まり、文字通り指折り数えて待っています。表紙も素敵ですね。手前に浮かび上がる芙蓉の花(ですよね?)が何かを象徴しているかのよう。
 新作を心待ちにしている今が一番楽しいかもしれません。読み終わった後バーンアウト症候群になるのではと心配です。

投稿者 マロン : 2018年11月17日 07:21

あぁ、いよいよですね。ネット予約もできますね。
少し早いクリスマスブレゼント、と、ワクワクして待っています。

投稿者 彩の女 : 2018年11月17日 22:20

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