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2018年08月02日

鶏肉の黒酢炒め

一昨日の Q Pで見た夏向きの炒めもの。鶏もも肉は酒醤油にしばらく漬け込んで、カタクリ粉をまぶして両面をこんがりとソテーする。脂を拭き取ってから角切りしたパブリカを炒め合わせ、黒酢醤油味醂砂糖少々を混ぜた合わせ調味料を注いで煮詰めるよう火を通せば出来上がり。鶏肉は皮目から火を通すのがポイント。
今日は国立国会図書館に出かけて資料集めをしたが、本当に久々の入館だったせいで、まずは登録カードが期限切れで申請をし直すはめに(^_^; この間に入館の必要が全くなかったのは、編集者の方々が資料を揃えてくださってたこともあるし、また今やネット検索はおろか古文書のデジタルフィルムを自宅でダウンロードしてコピーすることさえ出来ちゃうからで、ただしデジタルフィルムのネット公開は古い順からしているせいか、近代の書籍はデジタル化されていても却って未公開のため、今日は自ら足を運んだ次第だったのであります。で、久々に訪れると勝手がわからないこと夥しく、館員の方々も昔に比べて随分と親切になられたようでいて、肝腎のことをさっぱり教えてもらえなかったりしたのは、こちらの戸惑いが向こうには想定外だったせいだろう。ともかく入館も検索も貸し出しもコピーも全て登録カードで一括して出来るのは非常にベンリだし、昔みたいなムダな待ち時間も一切なくなったのは素晴らしい進歩でヽ(^0^)ノ近年はネットのお陰でここに限らずあらゆる図書館でこうしたベンリさが享受できるようだ。昔みたいに国書総目録で所在先を確かめたにもかかわらず、実際にわざわざ新幹線に乗ってその図書館まで行ってみたら何故かそこには無かった(×_×)なんて悲劇はもう生まれないのである。一方で、はるか昔のワタシがまだ大学院生の頃に、東大の国語研究室にあるはずの大惣本の台帳がなくて、当時助手だった尾上圭介氏に必死に頼んで一緒に探してもらい、その本がロッカーの奥で見つかった時の歓び\(^O^)/といったようなものも生まれないのだろう。勿論こうしたことに限らず現代はあらゆるベンリさがあらゆるロマンを喪わせるのだった。ところで尾上助手のその後をネットで調べたら、既に東大を退官されて名誉教授になってらしたので、ワタシが年を取ったのも当然だよね〜(-。-;)と当たり前の事実に妙な感慨を催してしまいました(-.-;)y-゜゜


コメント (1)


そうそう、久しぶりに国会図書館に行くと、その変化に驚きますよね。私も去年、同じことを思いました。
ああ、こんなに変わってたのね、と。

在るはずの本が無い!、それ、すっごくわかります。大きい図書館でよくあることです。もちろん、教授が研究室に持ってっちゃたら、もう、うやむやだったりするし。
20世紀の終わり頃、私はあるマンモス私立大学の図書館で働いてました。そこでは定期的に、館内のリサーチがされてました。ある集団が定期的に来て、館内をチェックしてました。つまり、学生なのか院生なのかわからないけど、自身が常時必要な本を他人が貸し出されたら迷惑なので、並んでる本の後ろに隠したりとか、いろいろ工夫して隠してる。そういう本を全部、探し出して元に戻す集団です。すっごく広くて膨大な数の書棚を淡々と処理して、見つけ出していく。
私が初めて間近に見たプロフェッショナルな集団かもしれません。

投稿者 せろり : 2018年08月02日 23:32

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