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2018年07月31日
八寸、お造り、油目のお椀、鱒の幽庵焼き、生姜ご飯ほか
朝日時代小説大賞選考会の後に縄田一男委員と朝日新聞出版社の方々と築地の「瓢嘻」で会食。今回は意見が分かれ、結果的に難解で欠陥がありつつもかなりユニークな作品を選ぶという、今までにない冒険をする結果となったが、同社刊「トリッパー」誌に選評を発表しますので、これ以上はここでは書きません。選考会後は皆さんと映画の話等々で歓談の時を過ごしました(∩.∩)
コメント (1)
選考会、お疲れ様でした。大賞受賞作品と「トリッパー」の評を楽しみにしています。
今朝子先生の作品もそうですが、時代小説はなぜわくわくするのでしょう。死がすぐそこにあり、理不尽がまかり通っていた時代でもあると思うのですが、現代は失われてしまったものに対して良さや情緒を感じるのでしょうか。よくわからないけれど、歴史が苦手な私でも読んでいて楽しい。
先日、書店に並んだ文庫本の表紙の白い犬があまりにかわいいので、表紙につられて佐伯泰英さんの本を買いました。時代小説作家として名前は知っていても今まで作品を読んだことはありませんでした。購入した本はシリーズものだったため、どうせなら最初から、と思って「吉原裏同心」を読み始めましたが、止まらなくなってしまい、今十九巻目。「るろうに剣心」並みに面白い。通勤電車で読んでいるおじさん達は、全員主人公になりきっているはず。
今回の朝日時代小説大賞は難解な作品だとのこと、それはそれでハードルは高くとも挑戦する気まんまんです。
投稿者 マロン : 2018年08月01日 09:47