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2018年03月17日

京都行2018/3/13〜15その2

昨日の続きです。
「なごみ」誌の一泊二日京都旅行連載ではゲストが「一度食べてみたいと思っていた店」で晩ご飯をするという文字通りオイシイ企画だったのだけれど、取材先に祇園町があって、和食といえばやはりお馴染みの「川上」を敢えて外すわけにもいきませんでした。というわけでお造りにもお吸物にも貝がふんだんに使われた3月らしい料理を堪能しつつも、今回これぞ逸品!だったのは焼き物で、鰆のオリーブ油焼きに添えられたカラスミ餅でした(*^^)v 写真は上から順に鯛と鮪のお造りに別添えされた貝づくし、この時期ならではのノレソレ(穴子の稚魚)が添えられた春らしい八寸、鰆の焼物です。
ところで最初に私のアタマにあった「一度食べたいと思っていた店」はエッセイストの平松洋子さんに先を越されて諦めたのだけれど、全ての取材が完了した14日の晩ご飯を旧友である現大阪府大教授の河合眞澄さんとご一緒しようとしたら、なんと幸いにも偶然その店を予約してくださったのでした\(^O^)/そこはイマ京都で一番予約が取れない中華料理店「京、静華」。父が親しくしていた関係で何度も伺おうと思いながら、とにかく小さな店なので行くチャンスに恵まれず、今回はオーナーシェフの奥さんとお茶と京舞いで同門のお友だちである河合さんのおかげで何とか訪れることが出来たのでした。そして聞きしに勝る美味というか、どの皿もウ〜ンと唸りたくなるような絶品ぞろい!中でも気に入った春らしい蕗の薹入りの春巻きと、ピールやシリアルをうまく活かした中華風平目の刺身、トウチも使った絶妙の塩味が魅力の牛ミスジステーキの3点を下にPHOTO UPしておきます。久々に超オススメの名店ですが、予約は最低ひと月前にはしたほうがいいかもです。
今回は河合さんとお茶の阪本先生とご一緒し、そのあと河合さんのご自宅まで押しかけて深夜12時過ぎまで歓談に時を過ごして芝居話をあれこれしたのですが、河合さんは以前愛媛大学で教鞭を執ってらしたので、例の加計問題で何だか芝居がかったキモイ答弁をしていた加戸元愛媛県知事の話を伺ったところ「あの人は昔ワタシらの間で噂になってた国立劇場の理事長と同一人物ですがな〜」と言われてナルホドそうだったのか(^-^)/と腑に落ちた次第。
それにしても類は友を呼ぶというべきか、現政権下では何だかフシギな人がたくさん登場しておりますが、中でも妹がフシギがってるのは「アキエはん」で「アキエはんはきっと虫酸が走るほどアベのことが嫌いなんやで〜そやからわざと足を引っ張るような真似ばっかりするんよ。自殺した人まで出てるのにFacebookであんなんするんはそうとしか考えられへん」とのこと。妹にとって考えられヘン!人物は米国のトランプ君も同様で、本当に今回の旅行中には日米共にめくるめく政治情勢が変化して、ホテルで見るTVニュースだけではついて行けないものがありました(-.-;)y-゜゜
妹とは15日に母の墓参りと父の見舞いを共にしましたが、妹も父の見舞いは今年初めてなのだそうで、というのも施設のある地域でインフルエンザが猖獗したため、去年の12月から面会謝絶が今もずっと続いていて、今回は特別に面会を許可された恰好。というわけで写真のワタシがマスクしてるのは花粉症のせいではありません。
ベッドにいる父との写真を最後にアップしたのは、正月早々父が亡くなったという噂が祇園町を駈け巡って大騒ぎになり、一力亭で偲ぶ会をする段取りまで勝手になされていた話を聞いたからで、まだこの世で元気なところをブログで皆様にお伝えする次第です。最初にその話を耳に入れたのは元米朝事務所の大島さんの電話で、ワタシはちょうど長野の飯田に出張している最中だったため、ええっ!!知らないうちに死んじゃったわけ(@_@;)それにしても妹からなぜ連絡がないの(-_^:)と一瞬思ったくらいに慌てたのですが、「川上」の現オーナー加藤氏も祇園町のある方から伺って仰天し「今朝子さんから報せがないんで、僕も一瞬水くさいなあて思たんですわ」とのこと。正月早々縁起でも無い話だからワタシに直に確認するのを憚って、大島さんに電話をし、確認が取れたところで、気の毒にもまた慌ててある方が段取られた偲ぶ会の取り消しやらお詫びやらの後始末をしなくてはならなかったそうです。結局どうやら何の根拠もないただの口さがない噂だったようですが、引退して相当経つのにまだこんな大騒ぎになるんだと、本番のこともそれなりに考えとかないといけないのかもね、という話も今回は加藤氏としたのでした(^_^;)




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